JP2008213986A - デカール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デカール部材の押圧/離反する動作を手動で行うことなく、かつ、その動作を行う一部の機構を省略することができる。
【解決手段】本発明に係るデカール装置は、記録紙ロール2から引き出された記録紙2aを搬送する搬送ローラ4と、記録紙2aを搬送ローラ4との間で押圧/離反する加圧ローラ5とを備える。そして、記録紙ロール2から引き出され搬送ローラ4、加圧ローラ5へと搬送される記録紙2aを押圧するデカールローラ1と、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧/離反駆動する機構を用いてデカールローラ1をも記録紙2aに押圧/離反駆動する駆動機構とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録紙ロールから引き出された記録紙のカールを低減させるデカール装置に関するものである。
デカール装置は、記録紙ロールから引き出された記録紙のカールを低減する装置である。特許文献1に記載されたデカール装置は、デカール部材であるデカールローラの押圧/離反に、専用の機構を備えている。特許文献2に記載されたデカール装置は、常設の付勢バネにより押圧するような構造をとっている。
特開2006−193315号公報 特開2005−075618号公報
従来のデカール装置では、記録紙を容易に装着するために、特許文献1に記載のデカール装置のように、キャプスタンローラを押圧/離反する駆動機構と、デカールローラを押圧/離反する駆動機構とを備えている。そして、デカールローラの押圧/離反する機構は、専用のモーターが設けられており、キャプスタンローラの押圧/離反する機構と独立している。あるいは、記録紙を容易に装着するための記録紙自動送り機構が設けられている。しかしながら、いずれの機構も、異なる動力機構をそれぞれ独自に有する必要があり、その分コストが高くなるという問題があった。
また、特許文献2に記載のデカール装置において記録紙を装着する場合には、デカールローラの移動機構を係止爪により固定しているので、この係止爪を解除する必要がある。そのため、手動にてわざわざ係止爪を外して、移動機構を移動させる必要があり、手間がかかる。あるいは、爪を解除するための機構が必要となる。こうして、手間あるいはコストがかかることになるという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、デカールローラの押圧/離反する動作を手動で行うことなく、かつ、その動作を行う一部の動力機構を省略することを目的とする。
本発明に係る請求項1に係るデカール装置は、記録紙ロールから引き出された記録紙を搬送する第1の搬送部材と、前記記録紙を前記第1の搬送部材との間で押圧/離反する第2の搬送部材とを備える。そして、前記記録紙ロールから引き出され前記第1、第2の搬送部材へと搬送される前記記録紙を押圧するデカール部材とを備える。そして、前記第2の搬送部材を前記記録紙に押圧/離反する機構を備え、前記機構により前記デカール部材をも前記記録紙に押圧/離反する駆動機構とを備える。
本発明のデカール装置によれば、デカール部材の押圧/離反する動作を手動で行うことなく、かつ、その動作を行う一部の機構を省略することができる。
<実施の形態1>
本実施の形態では、本発明に係るデカール装置を備える記録装置、例えば、サーマルプリンターについて説明する。図1は、本実施の形態に係る記録装置を示した斜視図である。本実施の形態に係る記録装置のデカール装置は、第1の搬送部材である搬送ローラ4と、第2の搬送部材である加圧ローラ5と、デカール部材であるデカールローラ1と、ガイド部材であるガイドローラ3と、駆動機構とを備える。
図2は、本実施の形態の記録装置の側面図を示した図である。図2に示すように、搬送ローラ4は、記録紙ロール2から引き出された記録紙2aを搬送する。加圧ローラ5は、記録紙2aを搬送ローラ4との間で押圧/離反する。
デカール部材であるデカールローラ1は、記録紙2aに接して回動可能なローラである。デカールローラ1は、記録紙ロール2から引き出され搬送ローラ4および加圧ローラ5へと搬送される記録紙2aを押圧する。この記録紙ロール2から引き出され搬送ローラ4および加圧ローラ5へと搬送される記録紙2aは、記録紙ロール2の巻き方向と反対方向にデカールローラ1に巻きつけられる。
ガイドローラ3には、記録紙ロール2から引き出されデカールローラ1へと搬送される記録紙2aが、記録紙ロール2の巻き方向と同じ方向に巻きつけられる。このガイドローラ3は、記録紙2aに接して回動可能となっており、記録部ユニット21に記録紙2aを送り出すように記録紙2aを保持する。ここで、記録部ユニット21には、例えば、サーマルヘッドが該当する。
このガイドローラ3は、図1に示すように、記録紙2aの幅方向の移動を規制する幅方向規制部材である幅方向規制ガイド3aを備える。本実施の形態では、幅方向規制ガイド3aは、ガイドローラ3の軸上に、例えば、移動可能に設けられ、記録紙2aの幅に合わせてその両端側に配置される。
駆動機構は、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧/離反駆動する機構を備え、その機構によりデカールローラ1をも記録紙2aに押圧/離反駆動する。次に、この駆動機構の構成について説明する。なお、駆動機構は、図1に示す右側フレーム18と左側フレーム19それぞれに設けられているものとする。
駆動機構の構成のうち、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧/離反駆動する構成の一部を図1を用いて説明する。本実施の形態に係るデカール装置を構成する駆動機構は、加圧レバー10と、加圧バネ11と、カムレバー12と備える。
加圧レバー10は、加圧ローラ5を回動可能に保持する。この加圧レバー10が、自己に設けられた回動軸を中心として図1の上下方向に回動することにより、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧/離反駆動する。この加圧レバー10には、カムレバー12からの動力を受ける加圧レバー受圧部10aが設けられている。
加圧バネ11は、加圧レバー10と接続しており、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧する方向(下向き)に付勢する。カムレバー12には、カムフォロワーと、カムレバー加圧部12aが設けられている。カムフォロワーはカム13と係合しており、カム13の回動に応じて、カムレバー12は回動する。カムレバー加圧部12aは、加圧レバー10の加圧レバー受圧部10aと係合する。このカムレバー12が、カム13の回動に応じて回動し、カムレバー加圧部12aが加圧レバー受圧部10aを上向きに押し上げることにより、加圧レバー10は上向きに押し上げられる。
図3は、駆動機構の構成のうち、デカールローラ1を記録紙2aに押圧/離反駆動する構成の一部を示す斜視図である。本実施の形態に係るデカール装置を構成する駆動機構は、保持部材6と、付勢バネ8と、切り替えレバー9とを備える。
保持部材6は、デカールローラ1を回動可能に保持する。この保持部材6が、保持部材回動軸18bを中心として図3の上下方向に回動することにより、デカールローラ1を記録紙2aに押圧/離反駆動する。保持部材6には、切り替えレバー9からの動力を受ける係合ピン6aが設けられている。位置決め部材7は、右側フレーム18、および、左側フレーム19のそれぞれに固定されて設けられており、保持部材6の回動を所定の位置で制止する。
図2に示すように、付勢バネ8は、係合ピン6aに対して保持部材回動軸18bと反対側の位置で保持部材6と接続している。そのため、付勢バネ8は、保持部材6を下向き、つまり、位置決め部材7に向かって付勢する。保持部材6が位置決め部材7に向って付勢される向きは、デカールローラ1を記録紙2aに押圧する向きと同じである。
図3に示される切り替えレバー9は、例えば、右側フレーム18上に設けられた切り替えレバー回転軸18aを中心として回動する。この切り替えレバー9には、カムフォロワーピン9aと、押圧部9bが設けられている。
このカムフォロワーピン9aは、カム13に設けられたカム溝13aと嵌合しており、カム13の回動に応じて、切り替えレバー9は回動する。切り替えレバー9が回動する大きさ、および、加圧ローラ5の押圧/離反に対して切り替えレバー9が回動するタイミングは、カム溝13aの形状によって決定される。押圧部9bは、保持部材6の係合ピン6aと係合する。切り替えレバー9が、切り替えレバー回転軸18aを中心に回動して、押圧部9bが係合ピン6aを上向きに押し上げることにより、保持部材6は上向きに押し上げられる。
次に、駆動機構の構成のうち、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧/離反駆動する動力となる動力機構について説明する。この動力機構は、図1に示されるモーター17と、ウォームギヤ16と、駆動ギヤ14,15と、カム13とを備える。
モーター17は、動力を発生する。ウォームギヤ16は、モーター17の動力を駆動ギヤ15に伝達する。駆動ギヤ15は、ウォームギヤ16から伝達されたモーター17の動力を駆動ギヤ14に伝達する。駆動ギヤ14は、駆動ギヤ15から伝達されたモーター17の動力をカム13へ伝達する。カム13が駆動ギヤ14からの動力によって回動することにより、上述したカムレバー12のカムフォロワーと、切り替えレバー9のカムフォロワーピン9aは動力を受ける。
本実施の形態では、駆動ギヤ14は、同期回転軸20と接続されている。この同期回転軸20は、右側フレーム18と左側フレーム19を貫通して回転可能に保持されており、左右に設けられた動力機構の回動を同期させる。そのため、駆動機構は、フレーム左右で一対となっており、左右がともにバランスを保ちながら駆動することによって、安定して押圧/離反の動作を行えるようにしてある。
次に、図2を用いて、本実施の形態のデカール装置の動作のうち、従来装置と共通する動作を説明する。記録紙ロール2から引き出された記録紙2aは、搬送ローラ4と、加圧ローラ5との回動により、記録部ユニット21へと搬送される。ガイドローラ3は、記録紙ロール2から引き出され搬送ローラ4へと搬送される記録紙2aの片面と接して回動可能となっており、記録紙2aを保持する。記録紙ロール2から引き出された記録紙2aは、印字中に、搬送ローラ4と加圧ローラ5との回動により、記録部ユニット21側へ搬送され、必要に応じて逆側に搬送される。記録部ユニット21は、記録紙に画像を形成・出力する。
一般的に、記録紙ロール2を使用すると、記録紙2aには巻き方向の巻き癖が発生する。この巻き癖を低減させるため、ガイドローラ3と搬送ローラ4との間で搬送される記録紙2aを押圧するデカールローラ1が設けられている。このデカールローラ1は、ガイドローラ3が記録紙2aと接する面と反対面において記録紙2aと接するように配置される。そして、図7に示すように、記録紙2aが、記録紙ロール2の巻き方向と反対方向にデカールローラ1に巻きつけられることにより、巻き癖が低減する。
ここで、記録紙ロール2を交換した直後には、記録紙2aをガイドローラ3やデカールローラ1や、搬送ローラ4と加圧ローラ5に沿った経路に配置するという作業が必要となる。この作業を容易にするために、図5に示すように、デカールローラ1や加圧ローラ5を、離反させた位置、あるいは、さらに離反させた退避位置へ移動させる必要がある。
従来の記録装置が備えるデカール装置では、デカールローラ1を記録紙2aに押圧/離反する動作を、加圧ローラ5を押圧/離反駆動する駆動機構とは別の駆動機構を用いるか、手動によって行っていた。本実施の形態に係る記録装置は、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧/離反駆動する駆動機構と同じ駆動機構を用いて、デカールローラ1を記録紙2aに押圧/離反駆動する。
本実施の形態に係るデカール装置の上記動作について以下説明する。まず、図1を用いて、加圧ローラ5について、記録紙2aを押圧している状態から離反する状態へ移行する動作を説明する。加圧ローラ5の記録紙2aへの押圧は、加圧バネ11が、加圧レバー10を加圧方向に付勢することにより行われる。このようにして行われる押圧状態から、加圧ローラ5が離反状態に移行するためには、加圧レバー10が上向きに押し上げられることが必要である。その動作は次のように行われる。
モーター17の動力により、ウォームギヤ16、駆動ギヤ15、駆動ギヤ14を介して、カム13が回動する。そうすると、カム13の回動に応じて、カム13と係合するカムレバー12のカムフォロワーが移動する。そして、カムレバー12が回動し、カムレバー12のカムレバー加圧部12aが、加圧レバー10の加圧レバー受圧部10aを押し上げる。こうして、加圧レバー10が押し上げられることにより、加圧ローラ5が記録紙2aから離反する。
次に、図3を用いて、デカールローラ1について、記録紙2aを押圧している状態から離反する状態へ移行する動作を説明する。デカールローラ1の記録紙2aへの押圧は、付勢バネ8が、保持部材6を図3の下方向に付勢することにより行われる。ただし、保持部材6の回動は、位置決め部材7により適正な所定の位置で制止され、これにより、デカールローラ1が最も押圧する位置が決まる。この押圧状態から、デカールローラ1が離反状態に移行するためには、保持部材6が上向きに押し上げられることが必要である。その動作は次のように行われる。
モーター17の動力により、ウォームギヤ16、駆動ギヤ15、駆動ギヤ14を介して、カム13を回動させる。そうすると、カム13のカム溝13aに応じて、カム13と嵌合するカムフォロワーピン9aが移動し、切り替えレバー9が切り替えレバー回転軸18aを中心として回動する。この切り替えレバー9が回動すると、切り替えレバー9の押圧部9bが、保持部材6の係合ピン6aを押し上げられる。こうして、保持部材6が上向きに押し上げられることにより、デカールローラ1が記録紙2aから離反する。
上述したように、切り替えレバー9が回動する大きさ、および、加圧ローラ5の押圧/離反に対して切り替えレバー9が回動するタイミングは、カム溝13aの形状により決定される。そのため、デカールローラ1が押圧/離反する大きさ、および、加圧ローラ5の押圧/離反に対してデカールローラ1が押圧/離反するタイミングは、カム13のカム溝13aの形状により決定される。つまり、カム13のカム溝13aの形状をうまく形成することにより、デカールローラの大きさ、タイミングを様々組み合わせた動作モードの選択が可能となる。
そこで、本実施の形態に係るデカール装置を構成する駆動機構は、図4に示すように、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧する駆動を行った後に、デカールローラ1を記録紙2aに押圧する駆動を行うものとして以下説明する。
記録紙2a装着時には、駆動機構は、カム13のポジションを、図4の「記録紙装着」にする。この場合、加圧ローラ5、および、デカールローラ1は、図5に示されるように、ともに記録紙2aから離反している。
印画動作が開始されると、駆動機構は、モーター17からの動力によりカム13を回動し、カム13のポジションを、図4の「デカールOFF」にする。この場合、加圧ローラ5、および、デカールローラ1は、図6に示される位置に移動する。図に示されるように、加圧ローラ5は、記録紙2aを押圧しているが、デカールローラ1は、記録紙2aから離反している。この状態を、記録紙2aの巻き径が大きく、巻き癖が発生しにくい場合や、記録紙2aを高速で搬送する場合に適用すれば、必要以上に記録紙2aに付加を与えることなく、記録紙2aを搬送することができる。
そして、記録紙2aの巻き径が小さくなった場合には、駆動機構は、モーター17からの動力によりカム13を回動し、カム13のポジションを、図4の「デカール−1」にする。この場合、デカールローラ1は、図7の実線で示される位置に移動する。図に示されるように、加圧ローラ5、および、デカールローラ1は、ともに記録紙2aを押圧している。記録紙2aは、記録紙ロール2の巻き方向と反対方向にデカールローラ1に巻きつけられて搬送されるため、記録紙2aの巻き癖が軽減される。なお、巻き径の検知は、例えば、記録紙ロール2の軸回転の速さにより検知すればよい。
一般に、記録紙ロール2の記録紙2aの巻き径が小さいほど、記録紙2aの巻き癖が発生しやすくなる傾向にある。そこで、記録紙2aの巻き径が小さい場合には、駆動機構は、モーター17からの動力によりカム13を回動し、カム13のポジションを、図4の「デカール−2」にする。そうすると、デカールローラ1は、図7中のA方向に押し込まれ、点線で示される位置に移動する。こうして、デカールローラ1に対する記録紙2aの巻きつけ角が増大するため、カール軽減効果もより大きくなる。
以上のように構成された本実施の形態に係る記録装置は、デカールローラ1の押圧/離反する動作を手動で行うことなく、その動作を、加圧ローラ5を押圧/離反駆動する駆動機構により行うことができる。そのため、デカールローラ1を記録紙2aに押圧/離反する動作を、安価な構成で容易に行うことができる。
また、デカールローラ1の近くに、ガイドローラ3を設けると、デカールローラ1による押圧により、記録紙2aのガイドローラ3への巻きつけ角が大きくなる。そのため、記録紙2aの巻き癖を軽減することができる。
また、ガイドローラ3の幅方向規制ガイド3aにより、記録紙2aの搬送方向への斜行を防ぐことができる。なお、記録紙2a装着時には、デカールローラ1は、加圧ローラ5と共に記録紙2aから離反可能であるため、幅方向規制ガイド3aがあっても、容易に装着することができる。
なお、上述したデカールローラ1は、記録紙2aと接する表面に粘着部材を備えるようにしてもよい。
その場合には、記録紙2a上についたゴミ等を除去する清掃ローラとして機能を同時に持たせることができる。なお、記録紙2aを交換して装着する場合には、上述したように、デカールローラ1を記録紙2aと接触しない位置まで離反させるようにする。そのようにすれば、デカールローラ1の粘着部材の粘着性により、記録紙2aが貼りついて装着できなかったり、記録紙2aを搬送される所望の経路にスムーズに配置できなかったりする不具合を回避することができる。
また、駆動機構は、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧する駆動を行った後に、デカールローラ1を記録紙2aに押圧する駆動を行う。そのため、必要以上に記録紙2aに付加を与えることなく、記録紙2aを搬送することができる。
なお、本実施の形態では、デカール装置を構成する駆動機構は、加圧ローラ5を記録紙2aに押圧する駆動を行った後に、デカールローラ1を記録紙2aに押圧する駆動を行うものとした。しかし、これに限ったものではなく、デカールローラ1を記録紙2aに押圧/離反駆動するタイミングを様々組み合わせた動作モードが可能であり、例えば、デカールローラ1、および、加圧ローラ5を、同じタイミングで押圧する駆動を行ってもよい。
実施の形態1に係る記録装置の斜視図である。 実施の形態1に係る記録装置の側面図である。 実施の形態1に係る記録装置の斜視図である。 実施の形態1に係る記録装置の動作を説明する図である。 実施の形態1に係る記録装置の動作を説明する側面図である。 実施の形態1に係る記録装置の動作を説明する側面図である。 実施の形態1に係る記録装置の動作を説明する側面図である。
符号の説明
1 デカールローラ、2 記録紙ロール、2a 記録紙、3 ガイドローラ、3a 幅方向規制ガイド、4 搬送ローラ、5 加圧ローラ、6 保持部材、6a 係合ピン、7 位置決め部材、8 付勢バネ、9 切り替えレバー、9a カムフォロワーピン、9b 押圧部、10 加圧レバー、10a 加圧レバー受圧部、11 加圧バネ、12 カムレバー、12a カムレバー加圧部、13 カム、13a カム溝、14 駆動ギヤ、15 駆動ギヤ、16 ウォームギヤ、17 モーター、18 右側フレーム、18a 切り替えレバー回転軸、18b 保持部材回動軸、19 左側フレーム、20 同期回転軸、21 記録部ユニット。

Claims (6)

  1. 記録紙ロールから引き出された記録紙を搬送する第1の搬送部材と、
    前記記録紙を前記第1の搬送部材との間で押圧/離反する第2の搬送部材と、
    前記記録紙ロールから引き出され前記第1、第2の搬送部材へと搬送される前記記録紙を押圧するデカール部材と、
    前記第2の搬送部材を前記記録紙に押圧/離反駆動する機構を備え、前記機構により前記デカール部材をも前記記録紙に押圧/離反駆動する駆動機構とを備える、
    デカール装置。
  2. 前記記録紙ロールから引き出され前記第1、第2の搬送部材へと搬送される前記記録紙は、前記記録紙ロールの巻き方向と反対方向に前記デカール部材に巻きつけられる、
    請求項1に記載のデカール装置。
  3. 前記デカール部材は、
    前記記録紙に接して回動可能なローラを含み、
    前記ローラは、前記記録紙と接する表面に粘着部材を備える、
    請求項1または請求項2に記載のデカール装置。
  4. 前記記録紙ロールから引き出され前記デカール部材へと搬送される前記記録紙が、前記記録紙ロールの巻き方向と同じ方向に巻きつけられるガイド部材をさらに備える、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデカール装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記記録紙の幅方向の移動を規制する幅方向規制部材を備える、
    請求項4に記載のデカール装置。
  6. 前記駆動機構は、
    前記第2の搬送部材が前記記録紙に押圧する駆動を行った後に、前記デカール部材が前記記録紙に押圧する駆動を行う、
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデカール装置。
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