JP2008195150A - 車両用駆動制御装置、車両用駆動制御方法及び過電圧保護回路 - Google Patents

車両用駆動制御装置、車両用駆動制御方法及び過電圧保護回路 Download PDF

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Abstract

【課題】過電圧保護回路の消費電力をより適切なものとすること。
【解決手段】モータ5と並列に接続された過電圧保護回路3のトランジスタ12のゲート端子にパルス信号を入力し且つパルス信号のキャリア周波数fを制御するようにしたため、過電圧保護回路3のトランジスタ12のスイッチング周波数fを制御することで、トランジスタ12のスイッチング損失を調整できるので、放電抵抗13の消費電力が変化しても、過電圧保護回路11全体として消費電力をより適切なものとすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータの出力を制御する車両用駆動制御装置、車両用駆動制御方法及び過電圧保護回路に関する。
従来、この種の技術としては、前輪をエンジンで駆動するとともに、そのエンジンで発電機を駆動し、その発電機の出力電力によって後輪をモータで駆動する(出力電力をそのままモータに供給する)車両用駆動制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−239852号公報
ところで、上記従来の技術にあっては、発電機の出力電力が過剰となったときに、モータへの供給電力が増大することを防止できるように、モータと並列に接続されて出力電圧の過剰分を消費する過電圧保護回路(放電抵抗)を用いることが考えられる。
しかしながら、放電抵抗を用いる方法にあっては、放電抵抗の温度が変化すると、放電抵抗の消費電力が変化し、モータへの供給電力が変化してしまう恐れがあった。
本発明は、上記従来の技術に鑑みてなされたものであって、過電圧保護回路全体として消費電力をより適切なものとすることが可能な車両用駆動制御装置、車両用駆動制御方法及び車両用駆動制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両用駆動制御装置は、主駆動輪を内燃機関で駆動するとともに、その内燃機関で発電機を駆動し、その発電機の出力電力によって従駆動輪をモータで駆動し、さらに、互いに直列に接続された放電抵抗及びトランジスタを含み前記モータに印可される電圧を低減する過電圧保護回路の当該トランジスタのゲート端子にパルス信号を入力し且つ前記パルス信号のキャリア周波数を制御することを特徴とする。
本発明の車両用駆動制御装置にあっては、過電圧保護回路のトランジスタのスイッチング周波数を制御することで、スイッチング損失を調整できるので、放電抵抗の消費電力が変化しても、過電圧保護回路全体として消費電力をより適切なものとすることができる。
以下、本発明を適用した車両の実施形態を図面に基づいて説明する。
<構成>
図1は、本実施形態の車両の概略構成を示す構成図である。この図1に示すように、車両用駆動制御装置は、エンジン1、発電機2、過電圧保護回路3、インバータ4、モータ5、抵抗温度検出センサ6、インバータ温度検出センサ7、モータ温度検出センサ8、及び4WD(Wheel Drive)制御回路9を含んで構成される。
エンジン1は、運転者のアクセル操作に従って駆動力を発生し、その駆動力によって前輪10及び発電機2を回転駆動する。
発電機2は、エンジン1によってロータが回転駆動され、その回転速度と界磁の磁束とに応じた電力を発生して過電圧保護回路3及びインバータ4に出力する。
過電圧保護回路3は、図2及び図3に示すように、モータ5と電気的に並列に接続され、互いに直列に接続されたトランジスタ12及び放電抵抗13を含んで構成される。
トランジスタ12は、4WD制御回路9から出力されるゲート駆動信号(パルス信号)がゲート端子に入力され、発電機2から出力される電力のうち前記入力されたパルス信号のデューティ比及びキャリア周波数に応じた電力を消費し、また、前記パルス信号のデューティ比に応じた電力を放電抵抗13へ供給する。
放電抵抗13は、トランジスタ12から供給される電力を消費し、発電機2の出力電圧(モータ5に印加される電圧)を低減する。
ここで、トランジスタ12及び放電抵抗13による全損失Plossは、放電抵抗13による損失Pr、トランジスタ12の定常損失Pon、トランジスタ12のスイッチング損失Psw、トランジスタ12のオン抵抗Ron、過電圧保護回路3に流れる回生電流Ir、放電抵抗13の抵抗値Rdis、4WD制御回路9から出力されるパルス信号のデューティ比duty、トランジスタ12のターンオン時間Ton、トランジスタ12のターンオフ時間Toff、トランジスタ12のドレイン−ソース電圧Vds、4WD制御回路9から出力されるパルス信号のキャリア周波数f、トランジスタのターンオン時の損失Pton、ターンオフ時の損失Ptoffに基づき、下記(1)式のように表される。
Ploss=Pr+(Pon+Psw)
Pr=Ir×Rdis
Pon=duty×Ron×Ir×(1−Ton+Toff)×f)
Psw=Vds×Ir+f×(Pton+Ptoff)
∴Ploss=Ir×Rdis+duty×Ron×Ir×(1−Ton+Toff)×f)+Vds×Ir+f×(Pton+Ptoff) ・・・(1)
すなわち、トランジスタ12及び放電抵抗13による全損失Plossは、トランジスタ12のキャリア周波数fが高いほど大きくなる。
また、放電抵抗13がt℃のときの抵抗値Rdisは、放電抵抗13が0℃のときの抵抗値R0、放電抵抗13の温度係数αに基づき、下記(2)式のように表される。
Rdis=R0(1+αt) ・・・(2)
すなわち、放電抵抗13による損失Prは、図4及び図5に示すように、放電抵抗13の温度が高くなるほど大きくなる。
インバータ4は、4WD制御回路9から出力されるモータ駆動信号に従って、発電機2から出力される電力を用いてモータ5に交流電流を供給する。
モータ5は、インバータ4によって駆動されて駆動力を発生し、その駆動力によってクラッチ14を介して後輪15を回転駆動する。
抵抗温度検出センサ6は、放電抵抗13の温度を検出し、その検出結果(放電抵抗温度検出値)を4WD制御回路9に出力する。
インバータ温度検出センサ7は、インバータ4の温度を検出し、その検出結果(インバータ温度検出値)を4WD制御回路9に出力する。
モータ温度検出センサ8は、モータ5の温度を検出し、その検出結果(モータ温度検出値)を4WD制御回路9に出力する。
なお、放電抵抗13の温度を検出する方法としては、放電抵抗13の温度を直接検出する方法や、放電抵抗13の電流値から算出する方法が挙げられる。
4WD制御回路9は、運転者による操作(アクセル量、シフト位置)と車両の状態量(車速、エンジン1の回転数、前後輪10、15の回転速度差)とに基づいてモータ5を駆動させる(モータ5の出力を制御する)モータ駆動信号をインバータ4に出力する。
また、4WD制御回路9は、所定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに全損失調整処理(後述)を実行し、登り勾配の坂道発進時であって車両がずり下がっている状態にあり(ロールバック運転をしており)、そのロールバック運転によるモータ5の回生電力がインバータ4による損失及びモータ5による損失の総和より大きい場合には、放電抵抗13の抵抗値Trがしきい値Tth以下であると駆動FETフルON制御(デューティ比100%のパルス信号をトランジスタ12に出力し、発電機2から出力される電力の一部を放電抵抗13に消費させる制御)を実行し、放電抵抗13の抵抗値Trがしきい値Tthより大きい場合には放電抵抗駆動FETのデューティ制御(トランジスタ12及び放電抵抗13による全損失Plossで消費したい電力と放電抵抗13の温度とに基づき、制御マップに従ってパルス信号のデューティ比及びキャリア周波数を設定し、その設定されたデューティ比及びキャリア周波数のパルス信号をトランジスタ12に出力し、トランジスタ12のスイッチング損失を変化させる制御)を行う。
ここで、制御マップは、放電抵抗13の温度毎に設けられ、トランジスタ12及び放電抵抗13による全損失Plossで消費したい電力に応じてパルス信号のデューティ比及びキャリア周波数を規定するマップである。
<全損失調整処理の説明>
次に、4WD制御回路9で実行される全損失調整処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。この全損失調整処理は、所定時間が経過するたびに実行される処理であって、まず、そのステップS1で、ロールバック運転をしているか否かを判定する。そして、ロールバック運転をしている場合には(Yes)ステップS2に移行し、ロールバック運転をしていない場合には(No)この演算処理を終了する。
前記ステップS2では、抵抗温度検出センサ6から出力される放電抵抗温度検出値に基づいて放電抵抗13(過電圧保護回路3)の温度を検出し、インバータ温度検出センサ7から出力されるインバータ温度検出値に基づいてインバータ4の温度を検出し、モータ温度検出センサ8から出力されるモータ温度検出値に基づいてモータ5の温度を検出する。
次にステップS3に移行して、前記ステップS2で検出された放電抵抗13の温度、インバータ4の温度及びモータ5の温度に基づいて、ロールバック運転によるモータ5の回生電力がモータ5による損失及びインバータ4による損失の総和より大きいか否かを判定する。そして、インバータ4による損失及びモータ5による損失より大きい場合には(Yes)ステップS4に移行し、インバータ4による損失及びモータ5による損失より小さい場合には(No)ステップS7に移行する。
前記ステップS4では、前記ステップS2で検出された放電抵抗13の温度に基づき、前記(2)式に従って放電抵抗13の抵抗値Trを算出し、その抵抗値Trがしきい値Tthより大きいか否かを判定する。そして、放電抵抗13の抵抗値Trがしきい値Trより大きい場合には(放電抵抗13の温度が設定しきい値より高い場合には)(Yes)ステップS5に移行し、放電抵抗13の抵抗値Trがしきい値Tth以下である場合には(No)ステップS6に移行する。
前記ステップS5では、放電抵抗駆動FETのデューティ制御を行ってから、この演算処理を終了する。
一方、前記ステップS6では、駆動FETフルON制御を行ってから、この演算処理を終了する。
<具体的動作>
次に、本実施形態の車両用駆動装置の動作を具体的状況に基づいて説明する。
まず、登り勾配の坂道発進時であって車両がずり下がっている状態にあり(ロールバック運転をしており)、そのロールバック運転によるモータ5の回生電力がモータ5による損失及びインバータ4による損失の総和より大きいときに、4WD制御回路9で全損失調整処理が実行されたとする。すると、図6に示すように、まず、そのステップS1の判定が「Yes」となり、ステップS2で、抵抗温度検出センサ6から出力される放電抵抗温度検出値に基づいて放電抵抗13の温度が検出され、インバータ温度検出センサ7から出力されるインバータ温度検出値に基づいてインバータ4の温度が検出され、モータ温度検出センサ8から出力されるモータ温度検出値に基づいてモータ5の温度が検出され、それら放電抵抗13の温度、インバータ4の温度及びモータ5の温度に基づいてステップS3の判定が「Yes」となる。また、放電抵抗13の温度に基づいて放電抵抗13の抵抗値Trがしきい値Tthより大きかったとすると、ステップS4の判定が「Yes」となり、トランジスタ12のデューティ制御が行われ、この演算処理を終了する。
そして、発電機2から出力される電力の余剰分(余剰電力)と放電抵抗13の温度とに基づいてパルス信号のデューティ比及びキャリア周波数が設定され、図7に示すように、その設定されたデューティ比及びキャリア周波数のパルス信号がトランジスタ12に出力され、トランジスタ12のスイッチング損失が変化し、トランジスタ12及び放電抵抗13による全損失Plossで余剰電力が消費され、発電機2の出力電圧が低下する。
以上、図1のエンジン1が特許請求の範囲に記載の内燃機関を構成し、以下同様に、図1の4WD制御回路9がパルス入力手段及び周波数制御手段を構成し、図1の抵抗温度検出センサ6が温度検出手段を構成する。
<作用・効果>
(1)このように、本実施形態の車両用駆動制御装置にあっては、モータ5と並列に接続された過電圧保護回路3のトランジスタ12のゲート端子にパルス信号を入力し且つ前記パルス信号のキャリア周波数fを制御するようにした。そのため、過電圧保護回路3のトランジスタ12のスイッチング周波数fを制御することで、トランジスタ12のスイッチング損失を調整できるので、放電抵抗13の消費電力が変化しても、過電圧保護回路11全体として消費電力をより適切なものとすることができ、例えば、モータ5の出力過多による各種部品の機械的破損や、モータ5の電気的破損を防止することができる。
例えば、放電抵抗13の温度に応じてトランジスタ12に入力するパルス信号のデューティ比及びキャリア周波数fを調整することで、図8及び図9に示すように、トランジスタ12及び放電抵抗13による全損失Plossを一定値とすることができる。すなわち、放電抵抗13の消費電力の変化をキャリア周波数fによって調整することができる。
ちなみに、放電抵抗13の温度と関係なく、発電機2から出力される電力がインバータ4による損失及びモータ5による損失より大きい場合には、トランジスタ12にハイレベルの信号を入力する従来の方法にあっては、図10に示すように、放電抵抗13の温度が高くなるほど放電抵抗13の消費電力が増大して全損失Plossが増大する。
(2)また、放電抵抗13の温度に基づいてパルス信号のキャリア周波数fを制御するようにした。そのため、過電圧保護回路3の放電抵抗13の温度が上昇し、放電抵抗13の消費電力が増加しているときに、パルス信号のキャリア周波数fを低減することで、トランジスタ12のスイッチング損失を低減することができる。
(3)さらに、放電抵抗13の温度が設定しきい値より高い場合(Tr>Tth)にパルス信号のキャリア周波数fを制御するようにした。そのため、放電抵抗13が高温状態であるときに、スイッチング損失を増加させ、過電圧保護回路11の通電量を低減し、放電抵抗13の温度上昇を抑え、放電抵抗13の寿命を向上することができる。
ちなみに、放電抵抗13は、一般に、内部にニクロム線を有しているが、許容温度以上の高温状態となるとニクロム線が溶断したり寿命低下したりする恐れがある。
例えば、放電抵抗13の温度が100℃であり、放電抵抗13の許容損失(放電抵抗13の溶断や寿命低下を伴わない損失)が1500wである場合には、キャリア周波数fを30kHzとし、デューティ比を50%とし、トランジスタ12による損失を150W(FET損失比10%)とすることで、放電抵抗13による損失を許容損失(1500W)以下に抑えつつ、全損失Plossを増大(1630Wと)することができる。
すなわち、放電抵抗13が高温状態であり、放電抵抗13が大きな電力を消費し、放電抵抗13の温度が上昇すると、ニクロム線が溶断したり寿命低下したりする恐れがある場合には、パルス信号のキャリア周波数fやデューティ比を調整することで、放電抵抗13による消費電力を維持しながら、全損失Plossを増大することができる。
(4)また、本実施形態の車両用駆動制御方法にあっては、モータ5と並列に接続された過電圧保護回路3のトランジスタ12のゲート端子にパルス信号を入力し且つ前記パルス信号のキャリア周波数fを制御するようにした。そのため、過電圧保護回路3のトランジスタ12のスイッチング周波数fを制御することで、トランジスタ12のスイッチング損失を調整できるので、放電抵抗13の消費電力が変化しても、過電圧保護回路11全体として消費電力をより適切なものとすることができ、例えば、モータ5の出力過多による各種部品の機械的破損や、モータ5の電気的破損を防止することができる。
(5)さらに、本実施形態の過電圧保護回路では、制御対象である機器(モータ5)と並列に接続された過電圧保護回路3のトランジスタ12のゲート端子にパルス信号を入力し且つ前記パルス信号のキャリア周波数fを制御するようにした。そのため、過電圧保護回路3のトランジスタ12のスイッチング周波数fを制御することで、トランジスタ12のスイッチング損失を調整できるので、過電圧保護回路11全体として消費電力をより適切なものとすることができ、例えば、前記機器(モータ5)の出力過多による各種部品の機械的破損や、前記機器(モータ5)の電気的破損を防止することができる。
車両の概略構成を示す構成図である。 図1の過電圧保護回路、インバータ、モータ及び4WD制御回路を拡大して示す要部拡大図である。 図2の過電圧保護回路を拡大して示す要部拡大図である。 放電抵抗の温度と放電抵抗の抵抗値との関係を示すグラフである。 放電抵抗の温度と全損失との関係を示すグラフである。 全損失調整処理のフローを示すフローチャートである。 トランジスタのスイッチング損失を説明するための説明図である。 過電圧保護回路の動作を説明するための説明図である。 過電圧保護回路の動作を説明するための説明図である。 従来技術の動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1はエンジン、2は発電機、3は過電圧保護回路、4はインバータ、5はモータ、6は抵抗温度検出センサ、7はインバータ温度検出センサ、8はモータ温度検出センサ、9は4WD制御回路、10は前後、11は過電圧保護回路、12はトランジスタ、13は放電抵抗、14はクラッチ、15は後輪

Claims (5)

  1. 主駆動輪を駆動する内燃機関と、前記内燃機関で駆動されて発電する発電機と、前記発電機の出力電力が供給されて従駆動輪を駆動するモータと、互いに直列に接続された放電抵抗及びトランジスタを含み前記モータに印加される電圧を低減する過電圧保護回路と、前記トランジスタのゲート端子にパルス信号を入力するパルス入力手段と、前記パルス信号のキャリア周波数を制御する周波数制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用駆動制御装置。
  2. 前記放電抵抗の温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記周波数制御手段は、前記温度検出手段で検出された前記放電抵抗の温度に基づいて前記パルス信号のキャリア周波数を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動制御装置。
  3. 前記周波数制御手段は、前記温度検出手段で検出された前記放電抵抗の温度が設定しきい値より高い場合に前記パルス信号のキャリア周波数を制御することを特徴とする請求項2に記載の車両用駆動制御装置。
  4. 主駆動輪を内燃機関で駆動するとともに、その内燃機関で発電機を駆動し、その発電機の出力電力によって従駆動輪をモータで駆動し、さらに、互いに直列に接続された放電抵抗及びトランジスタを含み前記モータに印可される電圧を低減する過電圧保護回路の当該トランジスタのゲート端子にパルス信号を入力し且つ前記パルス信号のキャリア周波数を制御することを特徴とする車両用駆動制御方法。
  5. 保護対象である機器と電気的に並列に接続されたトランジスタと、前記トランジスタのゲート端子にパルス信号を入力するパルス入力手段と、前記パルス信号のキャリア周波数を制御する周波数制御手段と、を備えたことを特徴とする過電圧保護回路。
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