JP2008192062A - 自動車盗難監視装置 - Google Patents

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靖貴 賀来
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Abstract

【課題】契約自動車の盗難を、低価格構成で通報できる自動車盗難監視装置の提供。
【解決手段】上記課題は、マンション居住者の契約自動車の駐車場の出入口に設けたカメラ4の映像信号を記録する記録装置5と、契約自動車に常時取り付けられて電波を出力する自動車用発信機6と、マンション居住者が契約自動車を運転する際に携帯して電波を出力する居住者携帯用発信機7と、駐車場の出入口に設けられて自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7からの電波を受信する駐車場出入口用受信機8と、マンション居住者の居室に設けられて居住者携帯用発信機7からの電波を受信するマンション居室用受信機9と、このマンション居室用受信機9が居住者携帯用発信機7からの電波を受信しているときに、駐車場出入口用受信機8が自動車用発信機6からの電波を受信すると、マンション居住者の居室へ通報する通報手段10とを包含する構成で、達成できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、契約自動車の駐車場からの盗難を防止するのに好適な自動車盗難監視装置に関するものである。
従来、自動車盗難監視装置としては、自動車に設けられて自動車の物理的変化や状態変化を検出する検出手段と、自動車に設けられて前記検出手段の検知に基づく出力信号を空中に出力するとともに送信されてくる指令信号を受信する送受信手段と、自動車とは別体であって前記指令信号を空中に出力する運転者用送信手段と、前記送受信手段からの出力信号を自動車外にて受信してその出力信号を出力した自動車を特定して記憶するとともに警報信号を出力する受信手段を備えた構成とすることにより、自動車に設けられた前記送受信手段を介して前記検出手段にて警戒可能とし、しかも、自動車外に設けた受信手段では、前記送受信手段から指令された特定の自動車に対応する認識用のIDコードが受信でき、その自動車に設けられた検出手段の検知に基づく警報用の信号を受信できるため、自動車自体若しくは自動車内の物品の窃盗並びに自動車へのいたずらを実行した者に知られることなく、自動車外からこれらの事態を監視するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−329650号公報
しかしながら、上述した特開平10−329650号公報に記載された自動車盗難監視装置では、マンション駐車場の場合には、そのマンション駐車場の構造が複雑であるために、そのマンション駐車場の各所に受信手段等を、数多く設置しなければならず、低価格化を図ることが困難であるという問題があり、しかも、駐車場を入庫する自動車に対して、契約車両か契約外車両かの見分けがつかず、契約外の不審な自動車の侵入に対する安全対策が疎かになってしまうという問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、低価格化を図り得る構成で、駐車場の契約自動車に対する盗難を確実に通報できる自動車盗難監視装置を提供することにある。また、本発明のさらなる目的は、駐車場に入出庫するところの、非契約自動車を簡単に特定できる自動車盗難監視装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、マンション居住者が使用する契約自動車の駐車場の少なくとも出入口に設けたカメラと、このカメラの映像信号を記録する記録装置と、前記契約自動車に常時取り付けられて電波を出力する自動車用発信機と、前記マンション居住者が前記契約自動車を運転する際に居室より携帯して電波を出力する居住者携帯用発信機と、前記駐車場の出入口に設けられて前記自動車用発信機及び居住者携帯用発信機からの電波を受信する駐車場出入口用受信機と、マンション居住者の居室に設けられて前記居住者携帯用発信機からの電波を受信するマンション居室用受信機と、このマンション居室用受信機が前記居住者携帯用発信機からの電波を受信しているときに、前記駐車場出入口用受信機が前記自動車用発信機からの電波を受信すると、少なくとも前記居室へ通報する通報手段とを包含する構成としたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記通報手段の通報先を、前記居室に設けられる電話若しくは警報機、予め登録される携帯電話、前記マンションを警備する警備会社又は警察署の少なくとも1ヶ所にしてなることを特徴としている。
さらに、本発明は、前記契約自動車が前記駐車場の出入口を通過時に、前記自動車用発信機及び前記居住者携帯用発信機の少なくとも一方の電波を、前記駐車場出入口用受信機が受信できなかったとき、前記記録装置にトリガ信号を送信する構成にしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記駐車場出入口用受信機が前記自動車用発信機及び前記居住者携帯用発信機の電波を受信したとき、前記居室に帰宅通知信号を送信する構成にしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記帰宅通知信号が送信されてから所定時間経過しても前記マンション居室用受信機が前記居住者携帯用発信機の電波を受信しない場合、及び前記マンション居室用受信機が前記居住者携帯用発信機の電波を受信しなくなってから所定時間経過しても前記駐車場出入口用受信機が前記自動車用発信機及び前記居住者携帯用発信機の電波を受信しない場合に、前記居室に遅延通知信号を送信する構成にしたことを特徴としている。
本発明によれば、契約自動車の盗難判断を、自動車用発信機及び居住者携帯用発信機と駐車場の出入口に設けられた駐車場出入口用受信機及びマンション居室用受信機の受信状況の組合せによって行うことができるので、マンション駐車場の各所に受信機を設置しなくとも、盗難を確実に通報することができ、低価格化を可能にする自動車盗難監視装置が得られた。また、本発明によれば、駐車場に入出庫するところの、非契約自動車を短時間で特定できる自動車盗難監視装置自動車盗難監視装置が得られた。
以下、本発明に係る自動車盗難監視装置の一実施形態を、図1〜図3に、基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係り、自動車盗難監視装置の機能ブロック図である。図2は、本発明の一実施形態に係り、自動車盗難監視装置の動作手順を示すフローチャートである。図3は、本発明の一実施形態に係り、自動車盗難監視装置における駐車場出入口用受信機の動作手順を示すフローチャートである。
図1に示す本発明の一実施形態に係る自動車盗難監視装置は、マンション1及びこのマンション1の隣接地若しくは地下や屋上に設けられた駐車場2に設置されている。駐車場2には、マンション1の各居室に居住するマンション居住者Aが使用する契約自動車3を駐車するようにしている。なお、本実施形態の説明で、契約自動車3とは、駐車場2の管理会社等と契約して駐車場2内での駐車を許可されたマンション居住者Aが使用する車を意味しており、また、非契約自動車とは、駐車場2の管理会社等と契約しておらず、駐車場2内での駐車を許可されていない車を意味している。
本発明の一実施形態に係る自動車盗難監視装置は、図1に示すように、駐車場2の少なくとも出入口に設けたカメラ(監視カメラ)4と、このカメラ4の映像信号を記録する記録装置(レコーダ)5と、契約自動車3に常時取り付けられて電波を出力するところの自動車用発信機(第1の発信機)6と、マンション居住者Aが契約自動車3を運転する際に携帯して電波を出力する居住者携帯用発信機(第2の発信機)7と、駐車場2の出入口に設けられ、かつ、自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7からの電波を受信する駐車場出入口用受信機(第1の受信機)8と、マンション居住者Aの居室に設けられ、かつ、居住者携帯用発信機7からの電波を受信するマンション居室用受信機(第2の受信機)9と、このマンション居室用受信機9が居住者携帯用発信機7からの電波を受信しているときに、駐車場出入口用受信機8が自動車用発信機6からの電波を受信すると、少なくともマンション居住者Aの居室へ通報する通報手段10とを包含する構成としてある。
駐車場2の出入口には、その出入口を出入する契約自動車3及び非契約自動車を含む自動車を検出するためのセンサー(図示せず)と、このセンサーが契約自動車3若しくは非契約自動車を検出すると開閉する出庫ゲート11及び入庫ゲート12が設けられている。カメラ4は、駐車場2の出入口に設けられて、その出入口を出入する契約自動車3若しくは非契約自動車及びその契約自動車3若しくは非契約自動車の出入する際の周囲を、連続して監視撮影するようにしてある。記録装置5には、カメラ4によって撮影された映像の映像信号が連続して記録されるように、カメラ4が接続されている。記録装置5に記録された映像を分析することで、駐車場2の出入口を出入する契約自動車3若しくは非契約自動車並びにマンション居住者A若しくは不審者が特定することができる。
自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7は、無線タグなどから構成されている。駐車場出入口用受信機8は、駐車場2の出入口に常設されており、自動車用発信機6と居住者携帯用発信機7のいずれか一方若しくは両方からの電波を受信すると、後述するコントローラ13に信号を出力するように構成されている。マンション居室用受信機9は、マンション居住者Aの居室内に設置してもよいし、マンション居住者Aの居室の外に設置してもよい。通報手段10は、予め登録される携帯電話、居室に設けられる電話若しくは警報機、マンション1を警備する警備会社又は警察署の、少なくとも1ヶ所に通報できる構成であればよく、本実施形態では、マンション居住者Aの居室に対して通報するようにしてある。
マンション1に設置されたコントローラ13には、図1に示すように、記録装置5、駐車場出入口用受信機8、出庫ゲート11、入庫ゲート12及び威嚇装置14が接続されている。威嚇装置14は、駐車場2の適宜の場所に設置されて、契約自動車3の盗難などが発生すると、音声や光などによって不審者を威嚇する機能を有している。コントローラ13には、図1に示すように、ネットワーク15を介して監視センターシステム16に接続されており、監視センターシステム16にて、コントローラ13によるところの、記録装置5、駐車場出入口用受信機8、出庫ゲート11、入庫ゲート12及び威嚇装置14の制御状態などを、遠隔地で監視できるようにしてある。記録装置5に記録された映像は、コントローラ13及びネットワーク15を介して監視センターシステム16に送信されるようにしてある。
マンション1には、図1に示すように、エレベーター17が設置されている。マンション1の各居室の玄関ドア18に隣接する位置には、コントローラ13に接続されたマンション居室用受信機9が設置されている。マンション居室用受信機9は、居住者携帯用発信機7からの電波を受信すると、玄関ドア18を開放可能にする機能を有している。なお、マンション居室用受信機9は、居住者携帯用発信機7からの電波を受信してコントローラ13に信号を出力できるようにしてあればよく、玄関ドア18を開放可能させる機能を有しないものであってもよい。
本発明の一実施形態に係る自動車盗難監視装置では、契約自動車3若しくは非契約自動車が駐車場2の出入口を通過時に、自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7の少なくとも一方の電波を、駐車場出入口用受信機8が受信できなかったとき、コントローラ13から記録装置5にトリガ信号が送信されるように構成されている。これにより、記録装置5に記録された映像にトリガ信号が付されることで、そのトリガ信号が付された映像、すなわち、盗難等に係る映像を短時間で見つけ出すことができる。
さらに、本発明の一実施形態に係る自動車盗難監視装置では、駐車場出入口用受信機8が、自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7の電波を受信したとき、コントローラ13からマンション居住者Aの居室に帰宅通知信号が送信されるように構成されている。これにより、マンション居住者Aの居室の同居人等が、駐車場2内にマンション居住者Aが到着したことを知ることができる。
さらに、本発明の一実施形態に係る自動車盗難監視装置には、帰宅通知信号が送信されてから所定時間経過しても、マンション居室用受信機9が居住者携帯用発信機7の電波を受信しない場合若しくはマンション居室用受信機9が居住者携帯用発信機7の電波を受信しなくなってから所定時間経過しても駐車場出入口用受信機8が自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7の電波を受信しない場合に、コントローラ13からマンション居住者Aの居室に遅延通知信号が送信されるように構成されている。これにより、マンション居住者Aが駐車場2にて何らかの事件等に遭遇して、マンション居住者Aが居室に戻れないこと若しくはマンション居住者Aが駐車場2から出て行けないことを、マンション居住者Aの居室の同居人等が知ることができる。
次に、上記構成からなる一実施形態に係る自動車盗難監視装置の動作手順を、図1及び図2に基づき、説明する。
まず、駐車場2の出入口に契約自動車3が近づき、その契約自動車3をセンサーが検知すると、コントローラ13によって制御されて入庫ゲート12が開くとともに、契約自動車3が入庫したか否かが、コントローラ13によって判定される。すなわち、契約自動車3に常設されている自動車用発信機6から出力されている電波とマンション居住者Aが携帯している居住者携帯用発信機7から出力されている電波の、両電波を駐車場出入口用受信機8が受信するとコントローラ13に信号が送信されることで、図2のステップS1に示すように、契約自動車3が入庫したと判定される。
次いで、契約自動車3が入庫したと判定されると、契約自動車3を運転するマンション居住者Aの居室にある電話若しくはインターホンなどの通報手段10に対してコントローラ13から帰着通知信号が、図2のステップS2に示すように、発信されて、マンション居住者Aの居室にマンション居住者Aの帰着が知らせられると同時に、カメラ4によって撮影された契約自動車3の映像信号が記録装置5に記録される。
次いで、マンション居住者Aが契約自動車3を所定の位置に駐車した後、そのマンション居住者Aが、居住者携帯用発信機7を携帯した状態で、エレベーター17に乗った後、自分の居室に近づくと、居住者携帯用発信機7からの電波をマンション居室用受信機9が受信したか否か、換言すると、自分の居室にて居住者携帯用発信機7からの電波が検出されたか否かが、図2のステップS3に示すように、判定される。
次いで、居住者携帯用発信機7からの電波をマンション居室用受信機9が受信すると、玄関ドア18を開錠状態にするとともに、図2のステップSS4に示すように、マンション居室用受信機9から信号がコントローラ13に送信されて、そのコントローラ13によって、駐車場2の所定の位置に駐車した契約自動車3に対する監視が開始され、図2のステップS5に進む。
次いで、図2のステップS5において、契約自動車3の出庫条件が欠けているか否かが判定される。すなわち、契約自動車3に常設されている自動車用発信機6及びマンション居住者Aが携帯している居住者携帯用発信機7の両方から出力される電波を、駐車場出入口用受信機8が受信していない場合には、契約自動車3の出庫条件が欠けていると判定される。
契約自動車3の出庫条件が欠けている場合とは、例えば、駐車場2に侵入した不審者が、契約自動車3の窓ガラスを割るなどして何らかの方法で契約自動車3を動かして駐車場2の出入口に契約自動車3が近づけたとしても、自動車用発信機6の電波のみが駐車場出入口用受信機8に受信されて、居住者携帯用発信機7の電波が駐車場出入口用受信機8に受信されない場合をいう。そして、契約自動車3の出庫条件が欠けていると判定された場合には、図2のステップS6に進み、コントローラ13から威嚇装置14及び携帯電話等の通報手段10に、警報信号が出力(警報出力)されるとともに、コントローラ13から記録装置5にトリガ信号が送信される。これにより、コントローラ13からの警報信号を受信した威嚇装置14では、警報音を鳴動させ、コントローラ13からの警報信号を受信した携帯電話等の通報手段10では、契約自動車3の盗難等が発生した旨の表示若しくは音声で報知し、コントローラ13からのトリガ信号を受信した記録装置5では、盗難等が発生した映像にトリガ信号が付される。
次いで、図2のステップS3において、居住者携帯用発信機7からの電波が検出されないと判定された場合には、図2のステップS7に進み、契約自動車3が出庫してないか否かを判定する。そして、図2のステップS7において、契約自動車3が出庫したと判定された場合には、マンション居住者Aが居室に行かずに、再度、契約自動車3を運転して、駐車場2の出入口に近づくと、その契約自動車3をセンサーが検知することで、コントローラ13によって制御されて出庫ゲート14が開き、マンション居住者Aの運転により、契約自動車3が駐車場2の出入口から外に出ることで、監視動作を終了させる。この場合には、契約自動車3に常設されている自動車用発信機6から出力されている電波とマンション居住者Aが携帯している居住者携帯用発信機7から出力されている電波の、両電波を駐車場出入口用受信機8が受信するので、その駐車場出入口用受信機8からコントローラ13に信号が送信されて契約自動車3が出庫したと判定し、コントローラ13から外出通知信号が通報手段10に送信されて、マンション居住者Aの居室の同居人等に対してマンション居住者Aが外出したことが知らせられる。
さらに、図2のステップS7において、契約自動車3が出庫しないと判定された場合には、図2のステップS8に進む。図2のステップS8においては、帰宅通知信号が送信されてから所定時間(例えば、約15分)経過してもマンション居室用受信機9が居住者携帯用発信機7の電波を受信しない場合若しくはマンション居室用受信機9が居住者携帯用発信機7の電波を受信しなくなってから所定時間(例えば、約15分)経過しても駐車場出入口用受信機8が自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7の電波を受信しない場合に、図2のステップS9に示すように、コントローラ13からマンション居住者Aの居室に遅延通知信号が送信される。これにより、帰宅通知信号が送信されてから所定時間(例えば、約15分)経過してもマンション居室用受信機9が居住者携帯用発信機7の電波を受信しない場合には、駐車場2に入ったマンション居住者Aが、気分が悪くなって動けなくなったり、何者かの暴行によって動けなくなったりしたことが、マンション居住者Aの居室の同居人等に対して知らされる。また、マンション居室用受信機9が居住者携帯用発信機7の電波を受信しなくなってから所定時間(例えば、約15分)経過しても駐車場出入口用受信機8が自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7の電波を受信しない場合には、マンション1の自分の居室から駐車場2に向ったマンション居住者Aが、途中で、気分が悪くなって動けなくなったり、何者かの暴行によって動けなくなったりしたことが、マンション居住者Aの居室の同居人等に対して知らされる。
次に、上記一実施形態の自動車盗難監視装置における駐車場出入口用受信機8の動作手順を、図1及び図3に基づき、説明する。
まず、マンション居住者Aが契約自動車3を運転して、駐車場2の出入口に近づくと、図3のステップS10に示すように、自動車用発信機6からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信したか否か(常設用無線タグが読み取られたか否か)が判定される。そして、自動車用発信機6からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信したと判定された場合には、図3のステップS11に進む。
次いで、図3のステップS11において、居住者携帯用発信機7からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信したか否か(携帯用無線タグが読み取られたか否か)が判定される。そして、居住者携帯用発信機7からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信したと判定された場合には、駐車場出入口用受信機8からコントローラ13に帰着した旨若しくは外出した旨の信号が送信される。
次いで、非契約自動車であるところのトラック(図示しない)が、マンション居住者A以外の人(不審者)の運転により、駐車場2の出入口に近づけることで、そのトラックをセンサーが検知し、コントローラ13によって制御されて入庫ゲート12が開くので、トラックが駐車場2内に入ってくる。
トラックが駐車場2内に入ってくると、図3のステップS10に示すように、自動車用発信機6からの電波を、駐車場出入口用受信機8が受信したか否か(常設無線タグが読み取られたか否か)が判定される。ところが、トラックには、自動車用発信機6が搭載されていないため、自動車用発信機6からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信しないと判定されて、図3のステップS12に進み、コントローラ13に、契約自動車以外の車が入庫した旨の信号が出力される。
図3のステップS10において、自動車用発信機6からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信した判定された場合、例えば、居住者携帯用発信機7を携帯せずに契約自動車3を搭載したトラックが、駐車場2内に入ってくると、自動車用発信機6からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信するので、図3のステップS11に進む。
図3のステップS11において、居住者携帯用発信機7を携帯せずに契約自動車3を搭載したトラックが駐車場2内に入った場合につき、居住者携帯用発信機7からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信したか否か(携帯用無線タグが読み取られたか否か)が判定される。ところが、トラックには、居住者携帯用発信機7が搭載されていないため、居住者携帯用発信機7からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信しないと判定されて、図3のステップS12に進み、コントローラ13に、居住者携帯用発信機7を携帯せずに契約自動車3を搭載したトラックが入庫した旨の信号が出力される。
以上のように、上記一実施形態に係る自動車盗難監視装置によれば、契約自動車3と契約自動車3以外の車との区別を、自動車用発信機6と居住者携帯用発信機7の両方からの電波を駐車場出入口用受信機8が受信するか否かで行うことができ、かつ、契約自動車3以外の車、すなわち、非契約自動車が、駐車場2の出入口を出入した際には、その旨の通報を通報手段10によって、マンション居住者Aなどに通報することができ、しかも、駐車場2の出入口を出入する非契約自動車がカメラ4によって撮影されてその撮影された映像がトリガ信号付で記録装置5に記録されるので、駐車場2に入出庫するところの、非契約自動車を短時間で特定できる。
さらに、上記一実施形態に係る自動車盗難監視装置によれば、駐車場2に侵入した不審者が契約自動車3を盗難しようとして、その契約自動車3を駐車場2の出入口に近づけると、不審者が居住者携帯用発信機7を携帯していないために、コントローラ13から威嚇装置14及び携帯電話等の通報手段10に警報信号が出力されて、威嚇装置14が警報音を鳴動させ、かつ、携帯電話等の通報手段10が契約自動車3の盗難等が発生した旨の表示若しくは音声で報知されるので、盗難を抑止することができる。
さらに、上記一実施形態に係る自動車盗難監視装置によれば、駐車場2の出入口に自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7からの電波を受信する駐車場出入口用受信機8を1つ設置するだけで、駐車場2の各所に受信手段を数多く設置する必要がないので、低価格化を図ることが可能である。
さらに、上記一実施形態に係る自動車盗難監視装置によれば、コントローラ13から帰着通知信号、遅延通知信号及び外出通知信号を、マンション居住者Aの居室の同居人等に送信されるようにしたので、駐車場2内やマンション1内にて不審者に襲われて動けなくなる若しくは病気で倒れて動けなくなるなどの事故が発生しても、その事故を、マンション居住者Aの居室の同居人等が迅速に知ることでき、適切な対応を行わせることができる。
上記一実施形態に係る自動車盗難監視装置では、駐車場2の出入口に設けたセンサーが契約自動車3若しくは非契約自動車を検出すると出庫ゲート11若しくは入庫ゲート12が開閉するようにしているが、これに限定されない。自動車用発信機6の電波及び居住者携帯用発信機7の電波の、両方の電波が駐車場出入口用受信機8に受信された場合のみ、コントローラ13によって制御されて出庫ゲート11及び入庫ゲート12が開閉するようにすることも可能である。また、上記一実施形態に係る自動車盗難監視装置では、カメラ4で駐車場2の出入口を連続して撮影した映像を記録装置5に記録するようにしているが、これに限定されない。自動車用発信機6及び居住者携帯用発信機7の少なくとも一方の電波を、駐車場出入口用受信機8が受信できずに、コントローラ13から記録装置にトリガ信号が送信された際における映像のみを、記録装置5に記録されるようにすることも可能である。
本発明の一実施形態に係り、自動車盗難監視装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係り、自動車盗難監視装置の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係り、自動車盗難監視装置における駐車場出入口用受信機の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 マンション
2 駐車場
3 契約自動車
4 カメラ(監視カメラ)
5 記録装置(レコーダ)
6 自動車用発信機(第1の発信機)
7 居住者携帯用発信機(第2の発信機)
8 駐車場出入口用受信機(第1の受信機)
9 マンション居室用受信機(第2の受信機)
10 通報手段
11 出庫ゲート
12 入庫ゲート
13 コントローラ
14 威嚇装置
15 ネットワーク
16 監視センターシステム
17 エレベーター
18 玄関ドア
A マンション居住者

Claims (5)

  1. マンション居住者が使用する契約自動車の駐車場の少なくとも出入口に設けたカメラと、このカメラの映像信号を記録する記録装置と、前記契約自動車に常時取り付けられて電波を出力する自動車用発信機と、前記マンション居住者が前記契約自動車を運転する際に居室より携帯して電波を出力する居住者携帯用発信機と、前記駐車場の出入口に設けられて前記自動車用発信機及び居住者携帯用発信機からの電波を受信する駐車場出入口用受信機と、マンション居住者の居室に設けられて前記居住者携帯用発信機からの電波を受信するマンション居室用受信機と、このマンション居室用受信機が前記居住者携帯用発信機からの電波を受信しているときに、前記駐車場出入口用受信機が前記自動車用発信機からの電波を受信すると、少なくとも前記居室へ通報する通報手段とを包含する構成としたことを特徴とする自動車盗難監視装置。
  2. 前記通報手段の通報先を、前記居室に設けられる電話若しくは警報機、予め登録される携帯電話、前記マンションを警備する警備会社又は警察署の少なくとも1ヶ所にしてなることを特徴とする請求項1記載の自動車盗難監視装置。
  3. 前記契約自動車が前記駐車場の出入口を通過時に、前記自動車用発信機及び前記居住者携帯用発信機の少なくとも一方の電波を、前記駐車場出入口用受信機が受信できなかったとき、前記記録装置にトリガ信号を送信する構成にしたことを特徴とする請求項1若しくは2記載の自動車盗難監視装置。
  4. 前記駐車場出入口用受信機が前記自動車用発信機及び前記居住者携帯用発信機の電波を受信したとき、前記居室に帰宅通知信号を送信する構成にしたことを特徴とする請求項1、2若しくは3記載の自動車盗難監視装置。
  5. 前記帰宅通知信号が送信されてから所定時間経過しても前記マンション居室用受信機が前記居住者携帯用発信機の電波を受信しない場合、及び前記マンション居室用受信機が前記居住者携帯用発信機の電波を受信しなくなってから所定時間経過しても前記駐車場出入口用受信機が前記自動車用発信機及び前記居住者携帯用発信機の電波を受信しない場合に、前記居室に遅延通知信号を送信する構成にしたことを特徴とする請求項4記載の自動車盗難監視装置。
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JP2011044099A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 集合住宅用セキュリティシステム
JP2011070638A (ja) * 2009-09-23 2011-04-07 Utechzone Co Ltd 駐車車両監視システム

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JP2011044099A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 集合住宅用セキュリティシステム
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