JP2011070638A - 駐車車両監視システム - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は駐車車両監視システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る駐車車両監視システムは駐車領域に設置され、車両の映像をキャプチャーするための撮影装置と、撮影装置に接続され、車両に異常状況が発生していないかを監視するための演算ユニットと、演算ユニットに接続され、車両の異常状況を処理、防止するための処理ユニットを含み、この処理ユニットはさらに異常状況が発生すると、異常状況に反応する異常状態通報サブシステムを有する。
【選択図】図１

Description

本発明は、インテリジェント車両監視システムに関し、より詳しくは、車両を安全で、心配せずに駐車させることを目的とする駐車車両監視システムに関する。

従来、現在使われている駐車場に設置される撮影機等が幅広く知られている。

しかしながら、これらの撮影機はただ異常状況を記録し、事が起こった後の処理をするだけであり、異常状況が発生すると、すぐに警報が鳴る、あるいは対外に通報するといったことができず、またある一車両のみを指し示して異常通報を行うことができないといった問題があった。

本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本発明は駐車車両及び、車両四方の状況を監視することによって、車両の安全を確保し、駐車場の安全を大いに増加させるだけでなく、全面的に自動化がなされているので、不必要な人力を節約することもさらに可能な駐車車両監視システム及び、その異常状態通報サブシステムを提供することを主目的とする。

本発明によれば、
駐車領域に設置される駐車車両監視システムであって、
前記駐車領域内の映像をキャプチャーするための撮影装置と、
前記撮影装置に接続され、車両に異常状況が発生したかどうかを監視するための演算ユニットと、
前記演算ユニットに接続される処理ユニットを含み、
前記処理ユニットはさらに、前記演算ユニットによって監視される車両に異常状況が発生すると、すぐに前記異常状況に反応する異常状態通報サブシステムを有することを特徴とする、駐車車両監視システムが提供される。

本発明によれば、車両及び車両四方の状況を監視し、車両の安全の確保が得られる。

本発明に係る好ましい実施例の駐車車両監視システムのブロック図である。

以下、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。本発明の実施形態に係る駐車車両監視システム１０は図１に示されているように、撮影装置１２、撮影装置１２に接続される演算ユニット１４、演算ユニット１４に接続される処理ユニット１６を含む。

本実施形態によれば、駐車車両監視システム１０は駐車領域に設置され、撮影装置１２はＣＣＤ（Ｃｈａｒｇｅｄ Ｃｏｕｐｌｅｄ Ｄｅｖｉｃｅ）カメラである。この撮影装置１２を用い、駐車領域内の映像をキャプチャーし、連続的にキャプチャーされた映像は演算ユニット１４に伝送される。

演算ユニット１４は駐車領域を監視し、駐車領域内の車両に異常状況が発生していないかを検知し、より詳しく述べるならば、演算ユニット１４は撮影装置１２が撮影した映像画面の中から可動物体と背景を判断し、これにより、駐車領域に車両が駐車しようとしている時、あるいは、人や異物が駐車領域に進入した時、可動物体が検知される。そして、可動物体の特性により、それは車両か、人か、異物かを判断し、また、車両の形状、色、ナンバープレートなどの特徴を判断する。演算ユニット１４は検知、分析の結果を処理ユニット１６に伝送する。

処理ユニット１６は照明補助装置１１、車両選択インターフェース１３、及び異常状態通報サブシステム１７を備える。例えば夜間など、天候が良好でない時間帯では撮影された映像の品質は大幅に下がり、識別率の不良はシステムが正確な判断結果を出す妨げになる。照明補助装置１１は撮影装置１２に良好な照明を提供し、劣悪な天気の状況を克服し、識別率を増加させ、演算ユニット１４が正確に判断できるようにさせる。

車両選択インターフェース１３は車両のオーナーに自分の車両を選ばせ、自分の連絡方法を入力させることによって、車両監視サービスの選択手順を完成させる。車両のオーナーに自分の車両を確認させ、車両監視サービスが受理された後、演算ユニット１４は撮影装置１２がキャプチャーした映像から、監視下にある車両に歩行者や異物が接近したかどうか検知し、この歩行者や異物の状況を追跡し、これが脅威になるかどうか、潜在的に危害を加えるかどうかを分析する。

もし演算ユニット１４が人および異物が不合理に長時間とどまり、監視下にある車両に、例えば窃盗あるいは、危険物が放置されたなどの異常状況が発生したと判断した場合、異常状態通報サブシステム１７はすぐにこの異常状況に反応し、例えば警報信号を発生させ、警備員の注意を喚起させ、映像の確認と処理を行わせ、あるいは車両のオーナーの連絡方法に基づき、既に発生した異常状況を車両のオーナーに通知し、迅速な判断と処理が実行される。

本発明は背景判断及び、物体追跡技術と組み合わされ、撮影機を通じて人や車両の状況を追跡し、監視下の車両に異常状況が発生したかどうか検知し、また、すぐに画面の中の異常状況に効果的に反応し、通知がなされ、オーナーの愛車の安全が確保される。

上述の実施例は本発明の技術思想及び特徴を説明するためのものにすぎず、当該技術分野を熟知する者に本発明の内容を理解させると共にこれをもって実施させることを目的とし、本発明の特許範囲を限定するものではない。従って、本発明の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、後述の請求項に含まれるものとする。

１０ 駐車車両監視システム
１１ 照明補助装置
１２ 撮影装置
１３ 車両選択インターフェース
１４ 演算ユニット
１６ 処理ユニット
１７ 異常状態通報サブユニット

Claims (6)

1. 駐車領域に設置される駐車車両監視システムであって、
   前記駐車領域内の映像をキャプチャーするための撮影装置と、
   前記撮影装置に接続され、車両に異常状況が発生したかどうかを監視するための演算ユニットと、
   前記演算ユニットに接続される処理ユニットを含み、
   前記処理ユニットはさらに、前記演算ユニットによって監視される車両に異常状況が発生すると、すぐに前記異常状況に反応する異常状態通報サブシステムを有することを特徴とする、駐車車両監視システム。
2. 前記演算ユニットは前記撮影装置によって連続的にキャプチャーされた映像の中から可動物体と背景を判断することを特徴とする、請求項１に記載の駐車車両監視システム。
3. 前記演算ユニットは人間と車両を判断できることを特徴とする、請求項２に記載の駐車車両監視システム。
4. 前記演算ユニットは車両の形状、色、ナンバープレートなどの特徴を判断できることを特徴とする、請求項３に記載の駐車車両監視システム。
5. 前記処理ユニットは、車両のオーナーに自分の車両を選ばせ、自分の連絡方法を入力させることにより、前記車両のオーナーの車両を監視下にある車両の車両選択インターフェースをさらに有することを特徴とする、請求項４に記載の駐車車両監視システム。
6. 前記処理ユニットは、前記撮影装置に良好な照明を提供する照明補助装置をさらに有することを特徴とする、請求項１に記載の駐車車両監視システム。

Images