JP2008190877A - 原子炉内目視点検装置および点検方法 - Google Patents

原子炉内目視点検装置および点検方法 Download PDF

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Abstract

【課題】沸騰水型原子炉の点検時に原子炉圧力容器内のシュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポートプレート等を容易、確実に、かつ短時間で点検することができるようにする。
【解決手段】原子炉圧力容器内底部にほぼ垂直に吊下げられ、下端部がシュラウドサポートレグ105と再循環ポンプ107との間に臨む位置に配置されるポール2と、このポールの下端位置に設けられ、シュラウドサポートプレートの下方位置に向って伸展可能なアーム13と、このアームに設けられ前記シュラウドサポートシリンダ、シュラウドサポートプレートおよびその周辺構造部を目視点検する目視方向が可変な遠隔目視検査手段14とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は沸騰水型原子炉の点検時に原子炉圧力容器内のシュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポートプレート等を点検するための原子炉内目視点検装置および点検方法に係り、特にシュラウドサポートプレートの下方に検査手段をアクセスさせて遠隔目視検査を行う原子炉内目視点検装置および点検方法に関するものである。
原子力発電プラントでは原子炉内健全性確認のため定期点検が行われ、この点検には原子炉圧力容器内の炉心シュラウドを支持するシュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポートプレートなどの炉底部近傍に対する点検が含まれる。従来では、この点検に関してアクセスが困難であるとの理由で先送りされるケースが散見されてきたが、近年では当該部に対する健全性確保の観点から遠隔目視などの点検要求が非常に大きくなっている。
しかしながら、当該部は原子炉圧力容器の上部から真下へ向かって直接にはアクセスできない部位であり、炉心側からアクセスする際にはシュラウドサポートシリンダの下部を潜り抜けてアクセスする必要があるため、複雑な構造を有する装置が必要となる。特に、従来の沸騰水型原子炉(BWR)に比べてシュラウドサポートシリンダと炉壁との間隙が小さい改良型沸騰水型原子炉(ABWR)の点検においては、遊泳型ロボット等専用の装置を適用しなければシュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポートプレート等の点検ができないと解され、種々の提案がされている。
ところで近年では、このような遊泳型ロボットを用いない装置も提案されている(例えば、特許文献1等参照)。この提案では巻上機からロープでポンプ装置を吊下げ、このポンプ装置に可撓性に富むホースにより検査ヘッドを吊下げる構成となっている。そして、ポンプから検査ヘッドの噴射ノズルに加圧水を給水し、ホースに曲げを与えて各方向に検査ヘッドを制御することにより、遠隔操作に熟練を要しないで簡便な操作で点検を行うことができるとされている。
特開2003−194730号公報
加圧水を給水してホースに曲げを与え、各方向に検査ヘッドを制御する操作は遊泳ロボットの操作に比して簡便性を有するが、シュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポートプレートなどの狭隘空間を通過して点検操作を行うためには複雑な流体制御が必要となる。原子炉内構造物の点検作業を実施する場合には、発電所の停止期間を可能な限り短くする必要があり、上記のように複雑な装置を必要とする点検では期間が長期化するという欠点がある。また、複雑な装置を狭隘部に設置するため、装置が操作不可能となる場合など非常時の回収が困難になるというリスクもある。
特にABWRプラントでは上述したように、従来のBWRと比べてシュラウドサポートレグが短く、シュラウドサポートシリンダ下面から制御棒駆動機構ハウジング(CRDハウジング)およびインコアスタビライザまでの間隙が小さいため、これらの炉内構造物との干渉を避けることは極めて困難である。
ABWRの炉内構造物の配置構成について、図9および図10を参照して具体的に説明する。図9はABWRの炉底部構造を概略的に示す横断面図であり、図10は図9のA−A線に沿う縦断面図である。なお、これらの図においては原子炉圧力容器を開蓋して上部機器、燃料棒および制御棒等を取外した状態を示している。
まず、図9により機器の平面配置構成を説明する。図9に示すように、原子炉圧力容器101の炉壁102の内方に炉心シュラウド103が炉壁102と同軸配置で設置されている。炉心シュラウド103は炉壁102の底部104上にシュラウドサポートレグ105を介して支持されている。シュラウドサポートレグ105は炉心シュラウド103の周方向に沿い、36°ピッチの等間隔で10体配置されている。炉心シュラウド103の下端側における各シュラウドサポートレグ105同士の間は窓状の空間となっている。また、炉壁102と炉心シュラウド103との間の円筒状空間であるダウンカマ部106には原子炉内再循環ポンプであるインターナルポンプ(RIP)107が設置されている。このインターナルポンプ107は炉心シュラウド103を支持するシュラウドサポートプレート108に支持されている。インターナルポンプ107は周方向に沿い、シュラウドサポートレグ105と半ピッチ(18°)ずれた位置に36°ピッチの等間隔で設置されている。炉心シュラウド103の炉心側には格子状に配列された多数の制御棒案内管(CR案内管)109、制御棒駆動機構ハウジング(CRDハウジング)110、インコアスタビライザ111等が設けられている。炉心シュラウド103の内周側に接近した位置にはRIP差圧検出配管112、CP差圧配管113等が配置されている。
次に、図10により機器の側面配置構成を説明する。図10に示すように、シュラウドサポートレグ105の上端部にシュラウドサポートシリンダ114が連結され、このシュラウドサポートシリンダ114の上端に炉心シュラウド103が設けられている。インターナルポンプ107は炉壁102とシュラウドサポートシリンダ114との間に水平に配置されたシュラウドサポートプレート108に支持されている。シュラウドサポートレグ105の内周側にはCRDハウジング110が配置され、その上方に制御棒案内管(CR案内管)109、図示省略の炉心支持板、インコアスタビライザ111、CR案内管109等が配置されている。このように構成されたABWRでは、炉壁102の底部周縁の傾斜角度が小さくなっている。また、インターナルポンプ107は炉壁102の底部外周近傍の上方に低い配置で設けられ、シュラウドサポートプレート108に支持されている。このシュラウドサポートプレート108は、シュラウドサポートレグ105の上端に設けられたシュラウドサポートシリンダ114と、炉壁102との間に水平に支持されている。さらに、ABWRではBWRと比べてシュラウドサポートレグ105が短く構成されている。そのため、ABWRではシュラウドサポートシリンダ114の下面からCRDハウジング110およびインコアスタビライザ111までの間隙が小さくなっている。したがって、これら炉内構造物との干渉を避けて原子炉内目視点検装置をシュラウドサポートシリンダ、シュラウドサポートプレート108などの炉壁の底部104の近傍にアクセスさせることは、極めて困難な状況となっている。
また、ABWRにおいてはシュラウドサポートシリンダ114の下面レベルが従来のBWRよりも低く、CRDハウジング110の上端や下側のインコアスタビライザ111とほぼ同じ高さになっている。さらに差圧検出配管112、CP差圧検出配管113などの構造物も存在するため、遠隔目視点検装置を設置する際にはこれらの機器との干渉に注意が必要となる。
さらにまた、従来のBWRにおいては遠隔目視点検装置をジェットポンプ上方からアクセスすることが比較的容易に可能であったが、ABWRにおいてはインターナルポンプ107等の内部構造物との干渉によりアクセスが非常に困難である。このように炉内構造物の構造および配置のため、従来のBWRプラントで適用してきた方法では、ABWRのシュラウドサポートプレート108下方の点検は極めて難しい。なお、従来のBWRにおいてもシュラウドサポートプレート下方に目視点検装置をアクセスし、点検を実行することには多くの操作、時間を費やしており、点検についてABWRの場合と同様の課題が残っている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、沸騰水型原子炉の点検時に原子炉圧力容器内のシュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポートプレート等を容易、確実に、かつ短時間で点検することができる原子炉内目視点検装置を提供することを目的とする。特に、シュラウドサポートシリンダ下方の間隙が従来のBWRと比較して小さいABWRの炉底部における各遠隔目視点検について、目視方向が可変となる遠隔目視検査手段を上部格子板、炉心支持板を通過させて炉心側からシュラウドサポートシリンダ下方に容易にアクセスさせ、格別の熟練を必要とすることなく取扱いおよび操作を極めて容易、確実に、かつ迅速に行うことができ、シュラウドサポートプレート下面側に位置決めして炉内検査を簡便かつ短時間で行うことができる原子炉内目視点検装置を提供することを目的とする。
また、本発明では、沸騰水型原子炉の点検時に原子炉圧力容器内のシュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポートプレート等を容易、確実に、かつ短時間で点検することができる原子炉内目視点検方法を提供することを目的とする。
本発明では上述した課題を解決するために、沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内底部にほぼ垂直に吊下げられ、下端部がシュラウドサポートレグと再循環ポンプとの間に臨む位置に配置されるポールと、このポールの下端位置に設けられ、前記シュラウドサポートプレートの下方位置に向って伸展可能なアームと、このアームに設けられ前記シュラウドサポートシリンダ、シュラウドサポートプレートおよびその周辺構造部を目視点検する目視方向が可変な遠隔目視検査手段とを備えたことを特徴とする原子炉内遠隔目視点検装置を提供する。
本発明において望ましくは、前記遠隔目視検査手段が設けられた前記アームを前記シュラウドサポートシリンダと原子炉下鏡部との間の空間に展開させる展開機構と、展開した前記アームに取付けられた前記遠隔目視検査手段を前記シュラウドサポートプレートの下方で前記原子炉圧力容器の炉壁側に移動させる伸展機構と、前記遠隔目視検査手段を展開可能な位置および炉心支持板通過のために収納可能な位置に昇降させる上下機構とを備えた構成とする。
また、本発明では前記の装置を使用して、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の原子炉内遠隔目視点検装置を使用して、前記原子炉圧力容器のシュラウドサポートプレートの下側中央位置に遠隔目視検査手段を位置決めし、この位置で前記遠隔目視検査手段の目視方向を対象位置に応じて変え、またはアームを旋回させることにより、前記シュラウドサポートプレートの下面、前記シュラウドサポートシリンダの外面および前記シュラウドサポートレグ外面全面を目視検査することを特徴とする原子炉内遠隔目視点検方法を提供する。
本発明によれば、沸騰水型原子炉の点検時に原子炉圧力容器内のシュラウドサポートシリンダおよびシュラウドサポートプレート等を容易、確実に、かつ短時間で点検することができる。特に、シュラウドサポートシリンダ下方の間隙が小さいABWRのシュラウドサポートプレート下面、シュラウドサポートシリンダ外面およびシュラウドサポートレグ外面に対し、炉内構造物との干渉を回避して容易にアクセスし、遠隔目視点検を実施することができるようになる。
以下、本発明に係る原子炉内目視点検装置および点検方法の実施形態について図1〜図8を参照して説明する。
[第1実施形態(図1〜図7)]
本実施形態ではABWRの原子炉圧力容器内底部に配置されたシュラウドサポートシリンダ、シュラウドサポートプレートおよびその周辺構造部を目視点検するための原子炉内遠隔目視点検装置および方法について説明する。
図1は原子炉内目視点検装置1の構成を概略的に示す説明図であり、原子炉内目視点検装置1を原子炉圧力容器101の炉内底部に導入し、遠隔目視観察位置に配置した状態で示している。
図1に示すように、原子炉内目視点検装置1は原子炉圧力容器101の上方から炉内底部まで垂直に吊下げることができる昇降操作用のポール2を有している。このポール2は例えば図1中に連結部2aを示すように、複数のポール要素を連結して所定長さに設定できる構成となっている。ポール2の所定高さ位置には吊下げ用のフック3が設けてあり、このフック3に昇降用のワイヤ4が装着されている。ワイヤ4は例えば原子炉圧力容器101の上方に設置された図示省略の巻上げ装置等に連結してあり、この巻上げ装置によってポール2を原子炉圧力容器101の上方から炉内底部まで昇降することができるようになっている。ポール2の上端は原子炉圧力容器101の上方に配置してあり、機械的操作または作業者の操作によってポール2を軸心回りに回動できるようになっている。
また、ポール2の下端部にはこのポール2を炉内底部に固定するための位置決め手段5が設けられている。この位置決め手段5は例えばポール2の下端部に一体に設けられた逆円錐形のブロック体6により構成してある。ブロック体6は、上端部がCRDハウジング110の上端開口部の内径よりも大きく、下端側がCRDハウジング110の開口部の内径よりも小さく形成されている。そして、このブロック体6を、炉内底部に多数設置されている円筒状をなすCRDハウジングのうち、一つのCRDハウジング110の上端開口部110aに上方から挿入して着座させることにより、CRDハウジング110の中心線にポール2の中心を一致させた状態で、炉内底部の所定位置に位置決めすることができる。
ポール2の下端部から一定高さ位置には、横向きに突出するブラケット7が設けられている。このブラケット7は例えば断面四角形状の棒材等により構成してあり、ポール2に長手方向一端が支持され、他端側がポール2から水平に突出したものである。ブラケット7の上端面は平坦であり、ポール2から突出した先端部の縦端面は垂直に形成されている。このブラケット7の突出側の先端部には縦長なガイドロッド8の上端部が取付けてあり、ガイドロッド8の下端側はCRDハウジング110の外周面に接近した位置に垂下している。そして、ガイドロッド8の下端部が炉底104に接近した位置まで伸びている。なお、ブラケット7の横方向への突出長さは炉心支持板115(図3等参照)および上部格子板(図示省略)の開口部の幅よりも十分短く設定してあり、ポール2の昇降時にブラケット7が炉心支持板115および上部格子板に接触することなく、炉心支持板115および上部格子板の開口部内を上下方向に通過できるようになっている。また、ブラケット7の突出部分の先端上部、例えば先端から少しポール2側にずれた位置には、係止具9として例えばフックが設けてある。この係止具9は下記の遠隔目視検査手段を保持するアームを原子炉圧力容器101の上方から炉内に挿入する場合や、その逆に上方に取外す場合、あるいは炉内での各方向への移動等の際に、アームを折畳んだ状態に保持するためのものである。また、ブラケット7の先端部には、後述の非常時回収機構を構成するワイヤを挿通するワイヤガイド10が設けてある。このワイヤガイドは上下方向に貫通する孔を備えたループ状のものである。
次に、ブラケットに設けられたガイドロッド8はポール2の下端部よりも下方に長く突出しており、このガイドロッド8の下端部には鍔状のストッパ11が設けられている。このガイドロッド8に昇降部材、例えば筒状のコマ12が装着されている。このコマ12はブラケット7とストッパ11との間で上下方向に沿ってスライド移動できるようになっている。コマ12の外周面部には、遠隔目視検査用構成部材であるアーム13の一端が支持されている。このアーム13は後に詳述するように、原子炉圧力容器内底部(炉底104)に配置されたシュラウドサポートレグ104と再循環ポンプであるインターナルポンプ107との間を介してシュラウドサポートプレート108の下方位置まで伸展動作可能となっている。このアーム13の先端部には遠隔目視検査手段14が設けられている。遠隔目視検査手段14は目視方向が可変な構成のものであり、シュラウドサポートシリンダ114、シュラウドサポートプレート108およびその周辺構造部の目視点検が可能となっている。
このような構成のもとで、本実施形態では遠隔目視検査手段14が設けられたアーム13をシュラウドサポートシリンダ114と原子炉下鏡部(炉底104)との間の空間に展開させる展開機構15と、展開したアーム13に取付けられた遠隔目視検査手段14をシュラウドサポートプレートの下方で原子炉圧力容器の炉壁側に移動させる伸展機構16と、遠隔目視検査手段14を展開可能な位置および炉心支持板通過のために収納可能な位置に昇降させる上下機構17とを備えている。
また、遠隔目視検査手段14が設けられたアーム13の展開時に下面となる面には突起状のガイド部18が設けてあり、このガイド部18を原子炉圧力容器101下鏡面(炉底104上面)に接してアーム13を移動させることにより、遠隔目視検査手段14を原子炉圧力容器下鏡面に沿って移動または旋回することが可能となっている。
さらに、遠隔目視検査手段14を設けたアーム13が検査中にシュラウドサポートプレート108の下面側に設置された状態で回収不能となった場合に、伸展機構16を回収時の状態に復旧するスプリング、ワイヤ等により常に回収方向に力が働く非常時回収機構19が備えられている。
次に、図2を参照して原子炉内目視点検装置1の構成を詳細に説明する。図2は図1に示した原子炉内目視点検装置1の主要部分を拡大して示す拡大図(側面図)であり、この図2にはアーム13、遠隔目視検査手段14、展開機構15、伸展機構16、上下機構17、非常時回収機構19等の部材構成が示してある。
図2に示すように、ガイドロッド10に昇降可能に支持されたコマ12の側面部には軸受部材20が設けてあり、この軸受部材20に水平な支軸21を介してアーム13が支持され、上下方向に回動可能に支持されている。このアーム13は複数のアーム部材をテレスコピック構造として伸縮可能に構成したものであり、例えば軸受部材20に支持される基部アーム13aと、この基部アーム13aの先端側に支持されて長手方向に沿ってスライド可能な先端アーム13bとからなっている。
基部アーム13aの一端は軸受部材20の支軸21に連結具22を介して支持してあり、この基部アーム13aは支軸21を中心として他端側が上下方向に回動することができる。先端アーム13bは基部アーム13aの他端側の上面に接して、長手方向に沿ってスライド可能に支持されている。これにより、アーム13は全体として長手方向に伸縮可能な構成となっている。上述した炉底104への接触用ガイド部18は、基部アーム13aの先端部下面から下方に突出している。
軸受部材20には図示省略のモータ、ギア等からなる回転駆動部が設けてある。この回転駆動部を遠隔操作することにより、アーム13を上下方向に回動させ、アーム13の先端側を横方向に展開し、また上向きの縦方向に戻してアームを収納状態にすることができる。これにより、アーム13の展開機構15が構成されている。
連結具22の上部にはワイヤ装着用耳片22が設けてある。そして、このワイヤ装着用耳片22には原子炉圧力容器101の上方から吊下された操作用のワイヤ25が接続してある。この連結具22の上部に設けたワイヤ装着用耳片22に接続したワイヤ25を引上げ、あるいは緩めることにより、アーム13全体を上下方向に移動させることができる。これにより、アームを昇降させるための上下機構17が構成されている。
また、基部アーム13aと先端アーム13bとはピストン・シリンダ機構27によって連結してある。すなわち、基部アーム13a側に駆動源であるシリンダ部27aが設けてあり、シリンダ部27aから突出したピストンロッド27bが先端アーム13bに連結してある。このピストン・シリンダ機構27を操作することにより、基部アーム13a上で先端アーム13bをアーム13の長さ方向に伸展および収縮することができる。このピストン・シリンダ機構27には水圧、気圧その他各種液圧を適用することが可能である。なお、ピストン・シリンダ機構27の操作用ホースについては図示を省略している。これにより、アームを伸展させる伸展機構16が構成されている。
また、基部アーム13aの長さ方向中間位置にはワイヤ装着用耳片23が設けてある。そして、このワイヤ装着用耳片23には原子炉圧力容器101の上方から吊下された操作用のワイヤ26が接続してある。このワイヤ装着用耳片23に接続したワイヤ26を引上げたり緩めることにより、アーム13全体を支軸21を中心としてアーム展開方向に回動させることができる。これにより、非常時回収機構19の一つが構成されている。
さらに、基部アーム13aと先端アーム13bとの間には両者を引き寄せる方向の力を発生させる引張りコイルばね28が設けてある。この引張りコイルばね28により常時先端アーム13bが基部アーム13a側に引寄せられ、アーム13全体の長さが短縮される方向に付勢力が働くようになっている。この引張りコイルばね28はピストン・シリンダ機構27が何らかの原因により駆動不能となったような場合に、強制的に基部アーム13aと先端アーム13bとを引寄せてアーム長さを短縮することができる。これにより、非常時回収機構19のもう一つが構成されている。
先端アーム13bの他端(先端)の上面には遠隔目視検査手段14が設けてある。遠隔目視検査手段14は遠隔画像を取り込むカメラ装置31を備えている。このカメラ装置31は防水ガラス製カバーで覆われるとともに、パン機構およびチルト機構を備えた自在動作機構を用いたカメラ支持部33により、アーム3上方の空間に向って全ての方向を遠隔目視することができるようになっている。この遠隔目視検査手段14による検査情報は図示省略のケーブルを介して原子炉圧力容器1上方の監視機器により取得される。
また、先端アーム13bの他端(先端)側位置の上面には、上方に向って突出する係止具34が設けられている。この係止具34は原子炉内目視点検装置1の収納時にアーム13をガイドロッド8側に保持するためのものである。すなわち、展開機構15によりアーム13を上向きに回動して起立状態とし、上下機構16によって所定高さまで上昇させた後に、上述したブラケット7の上面に設けられた係止具9に着脱可能に係止できる構成となっている。
次に、以上の構成を有する原子炉内目視点検装置1を使用する方法を、図3〜図7を参照して説明する。これらの図には、遠隔目視点検装置1を検査対象部位にアクセスする工程を順次に示してある。
図3は、原子炉内目視点検装置1を原子炉圧力容器101内に導入する工程を示す説明図である。図3に示すように、装置導入時には予め展開機構15により支軸21を中心としてアーム13を回動させ、アーム13がガイドロッド8とほぼ平行となる折畳み状態としておく。この時、ガイドロッド8に沿ってコマ12の位置を上方位置に設定し、遠隔目視検査手段14はブラケット7の上端部に位置させ、かつポール2側に保持しておく。さらに、アーム13に設けた係止具34をブラケット7に設けた係止具9に係止させ、不要にアーム13が開動することを防止する状態にしておく。
この状態でポール2をほぼ垂直にして原子炉圧力容器101内に吊下す。原子炉内目視点検装置1の横幅は炉心支持板115および図示省略の上部格子板の開口部よりも幅狭い設定とされていて、炉心支持板115および上部格子板と干渉することなく開口部を通過して下降させることができる。
図4は原子炉内目視点検装置1を炉内下部に挿入し、予めCR案内管109の取外しを行ったCRDハウジング110に位置決めおよび固定を行った状態を示している。この工程においては、ポール2の下端に設けた位置決め手段5のブロック体6が逆円錐状であるため、ポール2を下降することにより円筒状のCRDハウジング110と中心一致し、位置決め点が確定する。したがって、アーム13を回動させるための支点(支軸21)の平面上での位置決めも同時に行われる。ただし、本発明では支点の位置決めと固定について、必ずしもCRDハウジング110の頂部への着座とする必要は無く、他の特徴的な形状の炉内構造物を利用しても良い。また、装置着座後には支点を中心として旋回させ、装置の向きをシュラウドサポートレグ105およびインターナルポンプ107との干渉が無い位置に合うようする。この旋回について図示の例ではポール2を回転させる方法で行うが、装置本体に旋回駆動機構を具備して旋回を行うようにしても良い。
図5はポール2を位置決めした状態で、展開機構15によりアーム3を少し展開させ、ガイドロッド8に沿ってアーム3を検査位置まで下降させた状態を示している。この工程においては、図4および図5に示すように、まず展開機構15を駆動することによりアーム13を展開方向に回動させ(図5の矢印a方向)、これによりブラケット7の係止具9からアーム13の係止具34を離間させてこれらの係止状態を解除する。この回動範囲は、図5に示すように、遠隔目視検査手段14がブラケット7の先端から離れて下降できる位置までの範囲である。アーム13をガイドロッド8から離間させた後に、図5に矢印bで示すように、上下機構17であるワイヤ25を緩めてアーム13を自重によってガイドロッド8に沿って下降させる。
図6はアームを下鏡面(炉底104)まで展開させた状態を示している。この工程においては、矢印cで示すように、上下機構17を利用してアーム13および遠隔目視検査手段14を下げ、かつ展開機構15を展開側に操作してシュラウドサポートシリンダ114の下側を通過させ、シュラウドサポートプレート108と原子炉圧力容器9の下鏡との間の空間へ遠隔目視検査手段14を設置する。このとき、アーム13の下面に取付けたガイド部18を炉壁102の下鏡面に接触させることで上下機構17と展開機構15とは固定される。
図7は、図6の状態からアーム13を伸展させ、遠隔目視検査を行う状態を示している。この工程では、伸展機構16により先端アーム13bを伸展側に駆動させ、遠隔目視検査手段14をシュラウドサポートシリンダ114と炉壁102内面との間のほぼ中央付近まで移動させる。装置据付完了後は、遠隔目視検査手段14のカメラ支持部33におけるパン機構、チルト機構を操作して、シュラウドサポートプレート108の下面、シュラウドサポートシリンダ114の外面およびシュラウドサポートレグ105の外面を順次点検する。遠隔目視検査手段14の駆動機構だけでは点検ができない範囲や、より見やすい角度にて点検を実施するためには、装置全体を旋回させることによって向きを変更して検査することができる。このとき、アーム13の下面に取付けたガイド部18が炉壁102の下鏡面に接触していることによってスムーズな旋回移動が可能となる。
なお、装置の駆動については、上下機構17および展開機構15による下降範囲がアーム13下面のガイド部18により固定されることから、アクチュエータを不要とすることも可能となり、ワイヤやロープ等により手動操作可能なまで装置を簡素化することができる。したがって、機械的トラブルによる装置の回収が不可となるリスクを低くすることが可能となる。また、アーム13の伸展機構16にはシリンダなどのアクチュエータが必要であるが、常に収納側へ力が加わった状態となるように、スプリングとしての引張りコイルばね28やワイヤなどによる非常時回収機構19を設け、万一アーム13が伸展状態で動かなくなった場合でも伸展側への力を解除することにより装置回収が可能となり、回収不能によるリスクを回避することができる。
本実施形態によれば、沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器101の内底部にほぼ垂直に吊下げられ、下端部がシュラウドサポートレグ105と再循環ポンプであるインターナルポンプ107との間に臨む位置に配置されるポール2と、このポールの下端位置に設けられ、シュラウドサポートプレート108の下方位置に向って伸展可能なアーム13と、このアーム13に設けられシュラウドサポートシリンダ114、シュラウドサポートプレート108およびその周辺構造部を目視点検する目視方向が可変な遠隔目視検査手段14とを備えているので、シュラウドサポートシリンダ114下方の間隙が従来のBWRと比較して小さいABWRプラントにおいて、目視方向が可変となる遠隔目視検査手段14を上部格子板および炉心支持板115を通過して炉心側からアクセスさせることが可能で、かつシュラウドサポートプレート108の下面側に容易に位置決めすることができる。
また、本実施形態によれば、上下機構はアクセス時には炉心支持板115との干渉を避けるために遠隔目視検査手段14を上方に保持し、かつ検査実施時にはシュラウドサポートシリンダ114下方までその位置を変更することができ、展開機構15はシュラウドサポートシリンダ114とシュラウドサポートレグ105の外側面に遠隔目視検査手段14を挿入することができ、伸展機構16はシュラウドサポートプレート108の下側面、シュラウドサポートシリンダ114の外面およびシュラウドサポートレグ105の外面の対象検査範囲全域を検査可能な位置へ遠隔目視検査手段を設置することができる。
さらに、本実施形態によれば、遠隔目視検査手段14を取付けたアーム3の下側面に取付けたガイド部18は原子炉圧力容器101の下鏡部に接触させることにより、その形状に倣って円滑に装置を伸展、旋回移動させることが可能であり、任意の位置に遠隔目視検査手段14を設置することができる。
また、本実施形態によれば、万一シュラウドサポートプレート108の下方に遠隔目視検査手段14が設置された状態で伸展機構16が可動しなくなった場合においても、引張りコイルばね28からなるスプリング、またはワイヤ26の引張力により遠隔目視検査手段14を回収方向に移動することができ、安全に装置を回収することができる。
さらにまた、本実施形態によれば、従来比較的困難とされてきたシュラウドサポートプレート108の下面、シュラウドサポートシリンダ114の外面およびシュラウドサポートシリンダ114外面の全範囲に亘り、遠隔目視検査手段14を炉心側からアクセスすることで容易に点検することができる。
[第2実施形態(図8)]
本実施形態では、従来のBWRにおける原子炉圧力容器内底部に配置されたシュラウドサポートシリンダ114、シュラウドサポートプレート108およびその周辺構造部を目視点検するための原子炉内遠隔目視点検装置について説明する。なお、際1実施形態と同一または対応する構成部分については図1〜図7と同一の符号を付して説明する。
図8はBWR用の原子炉内目視点検装置の構成を示す説明図である。図8に示すように、従来のBWRでは炉壁102の底部が緩やかな円弧状になっていて、シュラウドサポート105が長い。したって、シュラウドサポート105がABWRに比して上下方向に長く、ジェットポンプ116を支持するシュラウドサポートシリンダ114と炉底部との上下間距離も大きく、ABWRに比して1aを接近させ易い。
そこで、本実施形態の原子炉内目視点検装置1aにおいては、原子炉圧力容器120の上方から炉内底部まで垂直に吊下げる昇降操作用のポール2に対し、ガイドロッド8の上端部を上下2段ブラケット7a,7bにより、また下端部を下ブラケット41によりそれぞれ支持する構成となっている。そして、ガイドロッド8にはコマ12をスライド可能に設け、このコマ12には軸受部材20および支軸21を設け、アーム13は一体構造とし、このアーム13の先端に遠隔目視検査手段14を設けた構成となっている。そして上下機構17としては、アーム13の先端側に設けたワイヤ42により構成し、このワイヤ42をワイヤガイド10に通して原子炉圧力容器120の上方に導く構成となっている。この実施形態においては、第1実施形態における伸展機構は設けられていない。
このような第2実施形態においては、遠隔目視点検装置1aがアーム13に取付ける遠隔目視検査手段14を最適なものに変更可能であることから、シュラウドサポートプレート108、シュラウドサポートシリンダ114およびシュラウドサポートレグ105だけでなく、シュラウドサポートプレート108下側に存在するジェットポンプ116のディフューザやシュラウド支持タイロッドの下端部などの炉内構造物に対して詳細な目視点検が可能である。
本実施形態によれば、ABWRよりもシュラウドサポートシリンダ114の下方の間隙が広いBWRプラントにおいても、目視方向が可変となる遠隔目視検査手段14を保持したアーム13を炉心側より2つのシュラウドサポートレグ105の間を通過するように展開させてシュラウドサポートプレート108の下にアクセスすることにより、シュラウドサポートプレート108下方の任意の位置に位置決めして遠隔目視検査を行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、上下機構17はアクセス時には炉心支持板との干渉を避けるために遠隔目視検査手段14を上方に保持し、かつ検査実施時にはシュラウドサポートシリンダ114の下方までその位置を変更することができ、展開機構15はシュラウドサポートシリンダ114とシュラウドサポートレグ105の外側面に遠隔目視検査手段14を挿入することができ、遠隔目視検査手段をBWRの原子炉圧力容器内におけるシュラウドサポートプレート108の下側面、シュラウドサポートシリンダ114の外面およびシュラウドサポートレグ107の外面の対象検査範囲全域の検査可能な位置へ設置することができる。
本発明の第1実施形態による原子炉内遠隔目視点検装置を示す縦断面図。 本発明の第1実施形態による原子炉内遠隔目視点検装置を示す拡大縦断面図。 本発明の第1実施形態による原子炉内遠隔目視点検装置を使用した点検方法を示す説明図。 本発明の第1実施形態による原子炉内遠隔目視点検装置を使用した点検方法を示す説明図。 本発明の第1実施形態による原子炉内遠隔目視点検装置を使用した点検方法を示す説明図。 本発明の第1実施形態による原子炉内遠隔目視点検装置を使用した点検方法を示す説明図。 本発明の第1実施形態による原子炉内遠隔目視点検装置を使用した点検方法を示す説明図。 本発明の第2実施形態による原子炉内遠隔目視点検装置を示す縦断面図。 ABWRの原子炉圧力容器内構成を示す横断面図。 ABWRの原子炉圧力容器内構成を示す縦断面図(図9のA−A線断面図)。
符号の説明
1‥原子炉内目視点検装置、2‥ポール、5‥位置決め手段、6‥ブロック体、8‥ガイドロッド、11‥ストッパ、13‥アーム、14‥遠隔目視検査手段、15‥展開機構、16‥伸展機構、17‥上下機構、18‥ガイド部、19‥非常時回収機構、101‥原子炉圧力容器、102‥炉壁、103‥炉心シュラウド、105‥シュラウドサポートレグ、107‥インターナルポンプ、108‥シュラウドサポートプレート、110‥CRDハウジング、シュラウドサポートシリンダ。

Claims (5)

  1. 沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内底部にほぼ垂直に吊下げられ、下端部がシュラウドサポートレグと再循環ポンプとの間に臨む位置に配置されるポールと、このポールの下端位置に設けられ、前記シュラウドサポートプレートの下方位置に向って伸展可能なアームと、このアームに設けられ前記シュラウドサポートシリンダ、シュラウドサポートプレートおよびその周辺構造部を目視点検する目視方向が可変な遠隔目視検査手段とを備えたことを特徴とする原子炉内遠隔目視点検装置。
  2. 請求項1記載の原子炉内遠隔目視点検装置において、前記遠隔目視検査手段が設けられた前記アームを前記シュラウドサポートシリンダと原子炉下鏡部との間の空間に展開させる展開機構と、展開した前記アームに取付けられた前記遠隔目視検査手段を前記シュラウドサポートプレートの下方で前記原子炉圧力容器の炉壁側に移動させる伸展機構と、前記遠隔目視検査手段を展開可能な位置および炉心支持板通過のために収納可能な位置に昇降させる上下機構とを備えた原子炉内遠隔目視点検装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の原子炉内目視点検装置において、前記遠隔目視検査手段が設けられた前記アームの展開時に下面となる面にガイド部を設け、このガイド部を前記原子炉圧力容器下鏡面に接して前記アームを移動させることにより、前記遠隔目視検査手段を原子炉圧力容器下鏡面に沿って移動または旋回可能とした原子炉内遠隔目視点検装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の原子炉内遠隔目視点検装置において、検査中に前記遠隔目視検査手段を設けた前記アームが前記シュラウドサポートプレートの下面側に設置された状態で回収不能となった場合に、前記伸展機構を回収時の状態に復旧するスプリングまたはワイヤにより常に回収方向に力が働く非常時回収機構を備えた原子炉内遠隔目視点検装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の原子炉内遠隔目視点検装置を使用して、前記原子炉圧力容器のシュラウドサポートプレートの下側中央位置に遠隔目視検査手段を位置決めし、この位置で前記遠隔目視検査手段の目視方向を対象位置に応じて変え、またはアームを旋回させることにより、前記シュラウドサポートプレートの下面、前記シュラウドサポートシリンダの外面および前記シュラウドサポートレグ外面全面を目視検査することを特徴とする原子炉内遠隔目視点検方法。
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