JP2008188366A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP2008188366A
JP2008188366A JP2007028673A JP2007028673A JP2008188366A JP 2008188366 A JP2008188366 A JP 2008188366A JP 2007028673 A JP2007028673 A JP 2007028673A JP 2007028673 A JP2007028673 A JP 2007028673A JP 2008188366 A JP2008188366 A JP 2008188366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
point
center
less
heel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007028673A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Oyama
仁志 尾山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dunlop Sports Co Ltd
Original Assignee
SRI Sports Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SRI Sports Ltd filed Critical SRI Sports Ltd
Priority to JP2007028673A priority Critical patent/JP2008188366A/ja
Priority to US12/007,009 priority patent/US7946931B2/en
Publication of JP2008188366A publication Critical patent/JP2008188366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0466Heads wood-type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0408Heads characterised by specific dimensions, e.g. thickness
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0408Heads characterised by specific dimensions, e.g. thickness
    • A63B53/0412Volume
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2209/00Characteristics of used materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0416Heads having an impact surface provided by a face insert
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0458Heads with non-uniform thickness of the impact face plate

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)

Abstract

【課題】飛距離と打球方向性とを向上しうるゴルフクラブヘッドの提供。
【解決手段】トウ側からヒール側に向かう水平方向がX方向とされ、鉛直上向きの方向がY方向とされ、打球面中心の座標が(0,0)とされ、スイートスポットの座標が(x1,y1)とされ、打球面のうち最高反発点の座標が(x2,y2)とされる。このゴルフクラブヘッドにおいて、x1が+3mm以上+8mm以下であり、且つx2が−5mm以上+2mm以下である。好ましくは、シャフト穴の軸線とヘッド重心Gとの最短距離D1が33mm以上44mm以下とされる。好ましくは、打球面中心を通り且つY方向に沿った平面によりフェース部がトウ部分とヒール部分とに分割されたとき、トウ部分の面積平均厚さTtは、ヒール部分の面積平均厚さThよりも小さい。
【選択図】図4

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
ゴルフクラブヘッドは質量分布を有するため、フェース面上の各位置における反発係数は一様ではない。フェース面には、最高反発点が存在する。打点が最高反発点に近い場合、大きな飛距離が得られうる。特開2004−267438公報は、最高反発点の位置を工夫することにより、ゴルファーごとのスイングフォームに適合しうるゴルフクラブヘッドを開示する。
ゴルフクラブヘッドでは、飛距離とともに打球方向性も重要である。打球方向性は、ヘッドの重心位置や慣性モーメントに影響される。特開2004−195005公報は、重心深度及び慣性モーメントを適切に限定することにより、打球方向性を向上しうるゴルフクラブヘッドを開示する。特開2004−188190公報は、重心距離及びスイートスポットの位置を適切に限定することにより、打球方向性を向上しうるゴルフクラブヘッドを開示する。
特開2004−267438公報 特開2004−195005公報 特開2004−188190公報
本発明者は、従来とは全く異なる技術思想により、飛距離と打球方向性とを更に向上しうるゴルフクラブヘッドを見出した。従来、最高反発点はスイートスポットの近傍に位置していることが当業者にとって当然の技術常識であった。本発明者は、この技術常識を覆すことの有効性を新たに見出した。
本発明の目的は、飛距離と打球方向性とを向上しうるゴルフクラブヘッドの提供にある。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、トウ側からヒール側に向かう水平方向がX方向とされ、鉛直上向きの方向がY方向とされ、打球面中心の座標が(0,0)とされ、スイートスポットの座標が(x1,y1)とされ、打球面のうち最高反発点の座標が(x2,y2)とされたとき、x1が+3mm以上+8mm以下であり、x2が−5mm以上+2mm以下とされている。
好ましくは、上記ヘッドにおいて、シャフト穴の軸線とヘッド重心Gとの最短距離D1が33mm以上44mm以下である。
好ましくは、上記ヘッドにおいて、打球面中心を通り且つY方向に沿った平面によりフェース部がトウ部分とヒール部分とに分割されたとき、上記トウ部分の面積平均厚さTtは、上記ヒール部分の面積平均厚さThよりも小さい。
好ましくは、上記ヘッドにおいて、重心深度DGが36mm以上44mm以下である。
インパクトにおいてフェースが開きにくく、飛距離の大きいゴルフクラブヘッドが得られうる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブヘッド2の斜視図であり、図2はヘッド2をクラウン側から見た図である。
ヘッド2は、フェース部4、クラウン部6、ソール部8、サイド部10及びホーゼル部12を有する。サイド部10は、クラウン部6とソール部8との間に延在する。フェース部4は、打球面14を有する。打球面14は、フェース面とも称される。フェース部4の外面は、打球面14である。打球面14を外面とする部分が、フェース部4である。打球時において、打球面14がボールと接触する。図2が示すように、ホーゼル部12は、シャフト穴16を有する。シャフト穴16には、シャフトが挿入接着される。ヘッド2にシャフト及びグリップが取り付けられて、ゴルフクラブとなる。
図3は、ヘッド重心GとスイートスポットSSとを含む平面による断面図である。図3が示すように、ヘッド2は中空である。ヘッド重心Gは、中空部に位置する。スイートスポットSSは、ヘッド重心Gから打球面14に下ろした直線L1と打球面14との交点である。直線L1は、スイートスポットSSにおける打球面14の法線である。
図4は、図1のヘッド2が示された正面図である。この図4には、シャフト穴16の軸線が鉛直平面内に位置し、かつライ角及びフック角が設定値となるように水平な地面上にヘッド2が置かれた状態(基準状態)におけるフェース部4が示されている。この図4において左から右に向かう方向(水平方向)がX方向であり、下から上に向かう方向(鉛直方向)がY方向であり、紙面に垂直な方向が打撃方向である。なお、ライ角及びフック角の設定値は、例えば製品カタログに記載された値とされうる。
この図4において二点鎖線Aで囲まれた領域は、打球面である。打球面は、その周縁が明瞭な稜線等によって目視で特定されうる場合は、その周縁で囲まれた領域として定義される。フェース部4と他の部分との境界が丸められる(アールがつけられる)ことによって周縁が明瞭でない場合は、まず図4において二点鎖線で示されるように、ヘッド重心GとスイートスポットSSとを結ぶ直線L1を含む多数の平面P1、P2、P3、・・・、Pnが想定される。これら平面に沿ったそれぞれの断面において、図5に示されるように、ヘッド2の外面の曲率半径rが測定される。曲率半径rは、打球面14の中心から外方向(図5における上方向及び下方向)に向かって連続的に測定される。測定において曲率半径rが最初に200mm以下となる地点Eが、周縁と定義される。多数の平面P1、P2、P3、・・・、Pnに基づいて決定された周縁Eによって囲まれた領域が、打球面14である。曲率半径rの測定では、フェースライン、パンチマーク等は存在しないと仮定される。
図6は、図4のヘッド2が示された拡大図である。この図6において符号Tで示されているのは、トウ側点である。このトウ側点Tは、打球面のうち最も左(トウ側)に位置する点である。直線Ltは、トウ側点Tを通過して鉛直方向に延びている。符号Hで示されているのは、ヒール側点である。このヒール側点Hは、打球面のうち最も右(ヒール側)に位置する点である。直線Lhは、ヒール側点Hを通過して鉛直方向に延びている。直線Lcは、直線Lt及び直線Lhと平行である。直線Lcと直線Ltとの距離は、直線Lcと直線Lhとの距離と等しい。符号PUで示されているのは上側点であり、符号PLで示されているのは下側点である。上側点PU及び下側点PLは、いずれも直線Lcと二点鎖線Aとの交点である。符号Cで示されているのは、打球面中心である。中心Cは、点PUと点PLとを結ぶ線分の中点である。この図6では、中心CがXY座標系の原点とされる。換言すれば、中心Cの座標は、(0,0)である。XY座標系のX軸は、X方向に沿っている。XY座標系のY軸は、Y方向に沿っている。ヒール側にいくほどX座標の値が大きくなる。クラウン側にいくほどY座標の値が大きくなる。
ヘッド2は、最高反発点Mcを有する。図4が示すように、最高反発点Mcは、打球面14上に存在する。図4が示す最高反発点Mc及びスイートスポットSSの位置は、本発明の一例である。
最高反発点Mcは、打球面14上の点のうち、反発係数の最も大きな点である。反発係数は、U.S.G.A.(全米ゴルフ協会)のCOR測定方法(Procedure for MeaSureing the Velocity Ratio of a Club Head for Conformance to Rule 4−1e,Revision 2 (February 8, 1999))により測定される。測定点は、例えば、X座標の値(mm)及びY座標の値(mm)が整数値となるあらゆる点とされうる。最高反発点Mcは、これらの測定点のうち反発係数が最も大きな点とされうる。
ヘッド2において、スイートスポットSSと最高反発点Mcとは異なる位置に存在する。ヘッド2において、スイートスポットSSの座標が(x1,y1)とされ、最高反発点Mcの座標が(x2,y2)とされている。このとき、x1が+3mm以上+8mm以下とされ、x2が−5mm以上+2mm以下とされている。
従来、最高反発点McがスイートスポットSSの近傍に位置することは、当業者にとって技術常識であった。この技術常識に反し、本実施形態では、スイートスポットSSの座標及び最高反発点Mcの座標が上記の如く規定されている。スイートスポットSSは、最高反発点Mcよりもヒール側に位置している。
本願の発明者は、最高反発点McがスイートスポットSSの近傍に位置していることによる問題を見出した。本発明は、スイートスポットSSと最高反発点Mcとを離すことにより、従来技術と比較した異質な効果を有している。
前述の通り、x1は+3mm以上+8mm以下とされる。スイートスポットSSは、打球面中心Cよりもヒール側である。ヘッド重心Gをヒール側に移動させることにより、スイートスポットSSもヒール側に移動しうる。スイートスポットSSをヒール側に移動させると、最高反発点Mcもヒール側に移動するというのが従来の技術常識であった。ヘッド2は、この技術常識を覆す。即ち、x1が+3mm以上+8mm以下とされているにも関わらず、x2が−5mm以上+2mm以下とされる。最高反発点Mcは、スイートスポットSSよりもトウ側に位置している。
スイートスポットSSがヒール寄りとされることにより、フェースが返りやすくなる。「フェースが返る」という用語は、当業者の一般用語であり、「開いているフェースが閉じる」ことを意味する。ダウンスイングにおいて、インパクトよりも前の段階ではフェースは開いている。インパクトにおいてフェースがスクエアとなるためには、インパクトの前にフェースが十分に返る必要がある。スクエアなインパクトは、ストレートな打球を生む。スクエアなインパクトは、打球方向性を高め、飛距離を増大させる。フェースが十分に返らない場合、インパクトにおいてフェースが開く。インパクトにおいて開いたフェースは、スライスを発生させる。スライスは、飛距離及び打球方向性を低下させる。x1が+3mm以上+8mm以下とされることにより、フェースが返りやすくなり、インパクトにおいてフェースがスクエアとなりやすい。
一方、最高反発点Mcに関し、x2は−5mm以上+2mm以下とされる。前述の通り、打球面中心CのX座標は、0である。よって、X座標に関し、最高反発点McはスイートスポットSSよりも打球面中心Cに近い。
当然ながら、ゴルファーの打点はばらつく。一方、X方向に関し、ゴルファーは、できるだけ打球面中心Cにボールを当てようとする。結果として、X方向に関し、ゴルファーの打点の分布の中心は、打球面中心C付近となりやすい。最高反発点McのX座標が0に近いほど、高い反発係数が得られやすい。反発係数が高いと、大きな飛距離が得られやすい。x2が−5mm以上+2mm以下とされることは、平均飛距離の増大に寄与する。
従来の技術常識では、最高反発点McはスイートスポットSSの近傍である。従来の技術常識では、スイートスポットSSがヒール寄りとされると、最高反発点Mcもヒール寄りとなる。この場合、フェースは返りやすくなるが、最高反発点Mcは打球面中心Cから離れやすい。最高反発点Mcと打球面中心Cとが離れると、ゴルファーの打点と最高反発点Mcとが離れやすい。最高反発点Mcと打球面中心Cとが離れることにより、飛距離が低下しやすい。従来の技術常識では、フェースの返りやすさと飛距離との両立が難しい。本発明は、この問題を解決しうる。
スイートスポットSSがヒール寄りとされることは、更なる効果を生じうる。スイートスポットSSでの反発係数は、最高反発点Mcでの反発係数よりは低いが、最高反発点Mc以外の各地点の中では比較的高い。スイートスポットSSでの打球は、飛距離が大きい。本発明に係るヘッドでは、反発係数の高い部分が最高反発点McとスイートスポットSSとに分散しうる。ゴルファーの打点にはばらつき(分布)がある。このばらつきに起因して、ゴルファーの飛距離は一定ではない。最高反発点McとスイートスポットSSとが離れることにより、ゴルファーの平均飛距離が高められうる。平均飛距離は、複数回の打撃による飛距離の平均値である。
同一のスイング中において、フェースのヒールにおけるヘッドスピードは、フェースのトウにおけるヘッドスピードよりも小さいことが一般に知られている。これは、スイングにより生ずる回転の回転半径が、ヒールよりもトウのほうが大きいことに起因する。よって、同一のゴルフクラブにより同一のスイングで打撃される場合において、打点がヒールの場合と打点がトウの場合とで比較すると、その打点におけるヘッドスピードは、ヒールの方がトウよりも小さい。このヘッドスピードの差異に起因して、ヒールにおける打撃の飛距離は減少しやすい。本発明は、この問題を解決しうる。スイートスポットSSがヒール寄りとされることにより、ヒールにおける打撃の反発係数が高まり、ヒールにおける打撃での飛距離が高まる。
クラブヘッドとボールとの衝突の際に、ヘッドは回転しうる。このヘッドの回転に起因して、ヘッドは、ボールに、ヘッドの回転とは逆方向の回転をさせるモーメントを与える。この現象は一般にギア効果と称されている。打点がトウ又はヒールである場合、ギア効果によりサイドスピンが生じうる。このサイドスピンは、フックやスライスを生じさせる。とくに、打点がヒールである場合、ギア効果に起因してスライスが生じやすい。打点がスイートスポットSSから離れると、ギア効果が大きくなる。x1が上記範囲とされることにより、打点がヒールの場合におけるギア効果が低下する。ギア効果の低下により、サイドスピンが減少し、飛距離が増大しうる。
一方、スイートスポットSSがヒール寄りであり且つ打点がトウである場合、打点がスイートスポットSSから離れやすい。よって、打点がトウである場合、ギア効果が大きくなりやすい。この大きなギア効果は、大きなフックスピンを生む。フックスピンとは、フックを生ずるサイドスピンである。このフックスピンにより、ドローボールが生ずる。ドローボールは、飛距離の増大に寄与する。また、打点がスイートスポットSSから離れる場合、ヘッドの回転が大きく、ボールはスライス方向に打ち出される。スライス方向とは、ボールがスライスした場合に向かう方向を意味し、右利きのゴルファーの場合、右方向を意味する。スイートスポットSSがヒール寄りであり且つ打点がトウ寄りである場合、ボールはスライス方向に打ち出され且つドローボールにより目標方向に落下しやすい。本発明のゴルフクラブヘッドは、打点がトウである場合も飛距離及び打球方向性に優れる。なお、ドローボールが飛距離を増大させる上で有利であることは当業者の技術常識である。
図3において両矢印DGで示されているのは、ヘッド2の重心深度である。本願において、重心深度DGは次のように測定される。基準状態のヘッドにおいて、直線L1を含む鉛直面によるヘッド断面Sが特定される。図3はこのヘッド断面Sである。ヘッド断面Sにおいて、ヘッドの最も前方の点Fpとヘッド重心Gとの水平距離が、重心深度DGとされる。
シャフト穴の軸線z1とヘッド重心Gとの最短距離D1は、当業者において重心距離とも称されている。以下において、最短距離D1を、重心距離D1ともいう。
重心距離D1は、スイートスポットSS位置及び重心深度DGと相関する。重心深度DGが大きいほど、重心距離D1は大きくなりやすい。スイートスポットSSがトウ側にいくほど重心距離D1が大きくなりやすい。重心距離D1が過度に小さいと、スイートスポットSSがヒールに寄りすぎたり、重心深度DGが小さくなりすぎたりする傾向となる。スイートスポットSSの座標x1及び重心深度DGを好ましい範囲とする観点から、重心距離D1は33mm以上が好ましく、35mm以上がより好ましく、37mm以上が特に好ましい。シャフト軸回りのヘッド慣性モーメントの過度な増加を抑制し、ヘッドの返りを良くする観点から、重心距離D1は44mm以下が好ましく、43mm以下がより好ましく、40mm以下が更に好ましい。
図6において符合Pcで示されるのは、打球面中心Cを通り、Y方向に対して平行で且つX方向に対して垂直な平面である。この平面Pcは、直線Lcを含む。平面Pcは、フェース部4をトウ部分4t及びヒール部分4hとに分割する。トウ部分4tの面積平均厚さTtは、ヒール部分4hの面積平均厚さThよりも小さい。即ち、Tt<Thである。薄い部分は、打撃時において撓みやすい。厚い部分は、打撃時において撓みにくい。この撓み量の差異に起因して、最高反発点Mcが厚みの薄い側に移動しうる。更に、Tt<Thとされることにより、ヘッド重心Gがヒール側に移動しやく、これに伴いスイートスポットSSもヒール側に移動しやすい。Tt<Thとされることにより、スイートスポットSSをヒール寄りとしつつ最高反発点Mcを打球面中心Cに近づけることが可能となる。Tt<Thとされることにより、座標x1及び座標x2が上記範囲とされうる。
なお、面積平均厚さTt及び面積平均厚さThの測定においては、フェース部4とフェース部4以外の部分との接合部は除外される。フェース部4以外の部分とは、ソール部8、クラウン部6、サイド部10等である。面積平均厚みは、測定部位の外面の面積S1、測定部位の内面の面積S2及び測定部位の体積V1より、下記式に基づき計算されうる。
(面積平均厚み)=V1/[(S1+S2)/2]
スイートスポットSSをヒール寄りとしつつ最高反発点Mcを打球面中心Cに近づけうる構成としては、上記の他、以下の構成(1)及び(2)が採用されうる。下記構成(1)及び(2)により、トウ部分がヒール部分よりも撓みやすくなる。
(1)フェース部4のトウ部分の高さを、フェース部4のヒール部分の高さよりも高くする。
(2)フェース部4のトウ部分のヤング率を、フェース部4のヒール部分のヤング率よりも小さくする。
上記構成(2)を実現する方法として、下記の(2a)及び(2b)が考えられる。
(2a)フェース部4のトウ部分とフェース部4のヒール部分とで材料を異ならせる。
(2b)フェース部4のトウ部分とフェース部4のヒール部分とを一体成形するとともに、トウ部分とヒール部分とで熱処理の仕様を異ならせる。
異なる材質間の接合を回避しフェース部の強度を高めうる観点からは、上記(2a)よりも上記(2b)が好ましい。なお、(2b)における熱処理の仕様とは、熱処理温度、熱処理時間等である。熱処理の手法としては、加熱炉による加熱等の全体加熱や、レーザー、バーナー等による局所加熱が採用されうる。フェース部の一部を冷却しながら全体加熱がなされてもよい。熱処理の仕様を部分的に異ならせるのが容易であるため、局所加熱が好ましい。また、局所的な熱処理をより効果的に行う目的で、局所加熱が行われない部分を冷却しながら局所加熱がなされるのも好ましい。
スイートスポットSSをヒール寄りとする構成としては、以下の構成(3)から(7)が採用されうる。
(3)ヘッド全体の重量配分が調整される。例えば、ヘッドのヒール寄りの部分が厚くされたり、ヘッドのトウ寄りの部分が薄くされたり、ヘッドのヒール寄りの部分にウェイト部材を配置したりといった構成が採用されうる。
(4)フェースの輪郭形状において、ヒール寄りの部分をトウ寄りの部分よりも膨らませる。
(5)ヘッドのトウ寄りの部分が比重が軽い材料とされる。又は、ヘッドのヒール寄りの部分が比重の重い材料とされる。
(6)ヘッドのトウ寄りの部分に比重の軽い材料が複合される。又は、ヘッドのヒール寄りの部分が比重の重い材料が複合される。
(7)前述したように、面積平均厚さTtが面積平均厚さThよりも薄くされる。
スイートスポットSSをヒール寄りとしたことによる上記効果を高める観点から、上記座標x1は、+3mm以上が好ましく、+3.5mm以上がより好ましく、+4.0mm以上が更に好ましい。過度のギア効果により過度のサイドスピンが発生すると、打球が大きく曲がり、飛距離や打球方向性が低下しやすい。トウ寄りで打撃された際における過度のギア効果を抑制して飛距離や打球方向性を高める観点から、座標x1は、+8mm以下が好ましく、+7mm以下がより好ましく、+6mm以下が更に好ましい。
最高反発点Mcを打球面中心Cに近づける観点、及び、ヒール寄りで打撃した際の反発性能を高める観点から、座標x2は−5mm以上が好ましく、−4mm以上がより好ましく、−3mm以上が更に好ましい。最高反発点McをスイートスポットSSから離す観点、及び、トウ寄りで打撃した際の反発性を高める観点から、座標x2は、+2mm以下が好ましく、+1.5mm以下がより好ましく、+1mm以下が更に好ましい。
スイートスポットSSと最高反発点Mcとを離す観点から、差(x1−x2)の値は、3mm以上が好ましく、4mm以上がより好ましい。スイートスポットSSと最高反発点Mcとが離れすぎる場合、スイートスポットSSがヒールに寄りすぎてしまいやすく、又は最高反発点Mcがトウに寄りすぎてしまいやすい。この観点から差(x1−x2)の値は、8mm以下が好ましく、7mm以下がより好ましい。
前述したギア効果は、サイドスピンに関するギア効果である。これに対して、バックスピンに関するギア効果も生じうる。このギア効果は、打点が上下方向にずれた場合に生じうる。バックスピンを増減させうるギア効果が、以下において縦ギア効果とも称される。打点が下にずれると、縦ギア効果によりバックスピンが増大しうる。打点が上にずれると、縦ギア効果によりバックスピンが減少しうる。
本発明者が検討したところ、ティーアップして打球する場合、ゴルファーの打点は、Y座標が0mmから+3mmの範囲に多く分布していることが判明した。この打点からスイートスポットSSのY座標が離れすぎると、過度の縦ギア効果が生じうる。座標y1が小さすぎると過度の縦ギア効果によりバックスピンが過度に低下しやすい。バックスピンが過度に少なくなると、弾道が過度に低くなり、いわゆるドロップ球となって飛距離が低下する。この観点から、座標y1は−3mm以上が好ましく、−2mm以上がより好ましく、−1mm以上が更に好ましい。過度の縦ギア効果によりバックスピン量が過度に大きくなると、弾道が高くなりすぎて飛距離が低下する。この観点から、座標y1は+7mm以下が好ましく、+6mm以下がより好ましく、+5mm以下が更に好ましい。なお、いわゆるドライバー(1番ウッド)は、通常ティーアップして打球される。ドライバー用ヘッドのリアルロフトは、通常6度〜15度である。ドライバーの長さは、通常43インチ〜48インチである。
ゴルファー打点の近傍に最高反発点Mcが位置することにより平均飛距離が向上しうる。ティーアップして打球する場合において打点と最高反発点Mcとを近づける観点から、座標y2は−3mm以上が好ましく、−2mm以上がより好ましく、−1mm以上が更に好ましく、0mm以上が更に好ましい。ティーアップして打球する場合において打点と最高反発点Mcとを近づける観点から、座標y2は+7mm以下が好ましく、+5mm以下がより好ましく、+3mm以下が更に好ましい。
座標y1が小さすぎると縦ギア効果により弾道が過度に低くなる恐れがあり、座標y2が大きすぎると打点と最高反発点Mcとが離れて反発係数が低下する恐れがある。これらの観点から、差(y1−y2)は−6mm以上が好ましい。座標y1が大きすぎると縦ギア効果によりバックスピン量が過度に多くなり飛距離が低下する恐れがある。また、座標y2が小さすぎると打点と最高反発点Mcとが離れて反発係数が低下する恐れがある。これらの観点から、差(y1−y2)は+6mm以下が好ましい。
ギア効果を高めて、トウ寄りで打撃されスライス方向に打ち出されたボールが目標方向に戻るようにする観点から、重心深度DGは36mm以上が好ましく、38mm以上がより好ましく、40mm以上が更に好ましい。ヘッド重心Gがフェース部から離れすぎると、フェースの安定性が低下して方向性が悪くなることがある。この観点から、重心深度DGは55mm以下が好ましく、50mm以下がより好ましく、44mm以下が更に好ましい。
フェース部の強度を高める観点から、面積平均厚さTtは、1.5mm以上が好ましく、1.8mm以上がより好ましく、2.0mm以上が更に好ましい。差(x1−x2)を大きくする観点及び反発係数を高める観点から、面積平均厚さTtは3.0mm以下が好ましく、2.6mm以下がより好ましく、2.4mm以下が更に好ましい。
差(x1−x2)を大きくする観点及びフェース部の強度を高める観点から、面積平均厚さThは、1.5mm以上が好ましく、1.9mm以上がより好ましく、2.3mm以上が更に好ましい。フェース部の過度な剛性増加を抑制して反発係数を高める観点から、面積平均厚さThは3.5mm以下が好ましく、3.0mm以下がより好ましく、2.7mm以下が更に好ましい。
差(x1−x2)を大きくする観点から、差(Th−Tt)は0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上がより好ましく、0.4mm以上が更に好ましい。面積平均厚さTtが過度に薄くされたり、面積平均厚さThが過度に厚くされたりすることを抑制する観点から、差(Th−Tt)は1.0mm以下が好ましく、0.8mm以下がより好ましく、0.6mm以下がより好ましい。
アドレス時における見た目上の安定感を高めるとともに、重心深度DGや慣性モーメントを大きくする観点から、ヘッド体積は350cc以上が好ましく、380cc以上がより好ましく、400cc以上が更に好ましく、420cc以上が更に好ましい。日本ゴルフ協会の定めるゴルフ規則(付属規則II−b)を遵守する観点から、ヘッド体積は470cc以下が好ましく、460cc以下がより好ましい。
ヘッドを大型化しつつ強度を高める観点、スイングバランスを適切とする観点及び反発係数を高める観点から、ヘッド重量は、180g以上が好ましく、185g以上がより好ましい。振り切りやすいゴルフクラブとして飛距離や方向安定性を高める観点から、ヘッド重量は220g以下が好ましく、215g以下がより好ましい。
ヘッドは、複数の部材を接合することにより作製されうる。2つの部材を接合して得られるヘッドの構造が、2ピース構造と称される。3つの部材を接合して得られるヘッドの構造が、3ピース構造と称される。4つの部材を接合して得られるヘッドの構造が、4ピース構造と称される。本発明において、ヘッドの構造は限定されない。ヘッドの構造は、2ピース構造でもよく、3ピース構造でもよく、4ピース構造でもよく、5ピース以上の構造でもよい。2ピース構造として、ヘッド本体とフェース部材とからなる構造、ヘッド本体とソール部材とからなる構造、ヘッド本体とクラウン部材とからなる構造等が例示される。3ピース構造として、ヘッド本体とフェース部材とネック部材とからなる構造、ヘッド本体とフェース部材とクラウン部材とからなる構造、ヘッド本体とフェース部材とソール部材とからなる構造等が例示される。4ピース構造として、ヘッド本体とフェース部材とクラウン部材とネック部材とからなる構造が例示される。各部材(各ピース)の製法は限定されない。各部材の製法として、鋳造、鍛造、プレス又はこれらの組み合わせが採用されうる。
ヘッドを構成する材料は限定されない。この材料として、ステンレス鋼、マルエージング鋼、チタン、チタン合金、マグネシウム合金、アルミニウム合金及び繊維強化樹脂よりなる群から選択される1種以上が採用されうる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[比較例A]
ヘッド本体とフェース部材とを用いて、2ピース構造のヘッドを作製した。ヘッド本体は、精密鋳造法により作製された。ヘッド本体の材料は、Ti−6Al−4Vとされた。フェース部材は、(α+β)系のチタン合金とされた。フェース部材は、チタン合金の圧延材をNC加工した後、プレス加工することにより作製した。フェース部材の材料は、JFEスチール社製のSP700とされた。このSP700は、(α+β)系のチタン合金である。このSP700は、4.00質量%以上5.00質量%以下のアルミニウム、2.50質量%以上3.50質量%以下のバナジウム、1.80質量%以上2.20質量%以下のモリブデン、1.70質量%以上2.30質量%以下の鉄等を含むチタン合金である。
ヘッドの形状は、図1が示す通りとされた。このヘッドは、右利き用である。ソール部の厚みは、0.9mmとされた。サイド部及びクラウン部の肉厚は、0.7mmとされた。フェース部の厚さは、その中央部において3.2mmとされ、その周縁部において2.2mmとされた。ヘッド本体とフェース部材とを溶接してヘッドを得た。溶接は、プラズマ溶接とされた。ヘッド重量は、195gとされた。このヘッドのリアルロフト角は、11度であった。このヘッドは、いわゆるドライバー用のヘッドである。スイートスポットSSの座標(x1,y1)は、(0,+3)とされた。最高反発点Mcの座標(x2,y2)は、(0,+2)とされた。座標の単位は、mmである。このヘッドにシャフト及びグリップを装着して、長さ45インチのゴルフクラブを得た。比較例Aの仕様と評価結果が、下記の表1で示される。
[実施例1〜9及び比較例1〜3]
ヘッド各部の厚みを調整して表1に示す仕様とした以外は比較例Aと同様にして、実施例1〜9及び比較例1〜3のヘッド及びゴルフクラブを得た。最高反発点Mcの座標は、フェース部をトウ−ヒール方向に6等分し、これら6つの部分の厚みを適宜変えることにより調整された。図6には、フェース部を6等分する線が二点鎖線で示されている。スイートスポットSSの位置は、ソール部及びサイド部の厚みを全体的又は部分的に変更することにより調整された。各例の仕様と評価結果が、下記の表1で示される。
[スイングロボットによる評価]
各例のゴルフクラブをスイングロボットに取り付け、ヘッドスピード40m/sで打撃させた。フェースの向きは、打球面中心Cで打球させたときに概ね目標方向に飛ぶように設定された。3種類の打点で10球ずつ打撃させて飛距離を測定した。3種類の打点の座標は、(−20,0)、(0,0)及び(+20,0)とされた。座標(−20,0)での打撃が、「トウ20mmでの打撃」として下記の表1で示される。座標(0,0)での打撃が、「打球面中心での打撃」として下記の表1で示される。座標(+20,0)での打撃が、「ヒール20mmでの打撃」として下記の表1で示される。飛距離は、打球の停止点における飛距離(トータル飛距離)である。10球の平均値が、「飛距離」として下記の表1で示されている。
打球方向性を評価する目的で、目標地点と打撃地点とを結ぶ直線と打球停止点との距離が測定された。この距離は、目標方向に対して右方向である場合にプラスの値とされ、目標方向に対して左方向である場合にマイナスの値とされた。10球の平均値が、「左右ズレ」として下記の表1で示されている。「左右ズレ」は、値がマイナスで且つぞの絶対値が大きいほど、目標方向に対して左側にずれたことを示す。「左右ズレ」は、値がプラスで且つぞの絶対値が大きいほど、目標方向に対して右側にずれたことを示す。
[テスターによる評価]
ハンディキャップが15以上30以下のゴルファー10名により評価がなされた。各ゴルファーが各例のクラブを打撃し、捕まり易さ及び球筋について評価した。全てのテスターは、右利きである。
「捕まり易さ」について、5点法により5段階評価がなされた。評価基準は以下の通りである。10名による評価点の平均値が下記の表1で示される。
5点・・・捕まり易い。
4点・・・やや捕まり易い。
3点・・・どちらとも言えない。
2点・・・やや捕まりにくい。
1点・・・捕まりにくい。
なお、「捕まりにくい」とは、インパクトでフェースがスクエアに戻りにくく、フェースが開いた状態でインパクトがなされやすい状態を意味する。「捕まりにくい」クラブは、打球がスライスしやすい。一方、「捕まり易い」とは、フェースが返りやすいことを意味する。大多数のゴルファーは、打球がスライスする悩みを抱えている。多くのゴルファーにとって、「捕まり易い」クラブは、打球が目標方向に飛びやすい。多くのゴルファーにとって、「捕まり易い」クラブは、評価が高い。「捕まり易さ」は、点数が高いほど評価が高い。
「球筋」について、5点法により5段階評価がなされた。評価基準は以下の通りである。10名による評価点の平均値が下記の表1で示される。点数が3点に近いほど評価が高い。
5点・・・フックする。
4点・・・時々フックする。
3点・・・概ね真っ直ぐ飛ぶ。
2点・・・時々スライスする。
1点・・・スライスする。
Figure 2008188366
表1に示されるように、実施例は、比較例に比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明は、ウッド型ゴルフクラブヘッド、アイアン型ゴルフクラブヘッドなど、あらゆるゴルフクラブヘッドに適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブヘッドの斜視図である。 図2は、図1のヘッドをクラウン側から見た図である。 図3は、図1のヘッドの断面図である。 図4は、打球面の境界について説明するための図である。 図5は、打球面の境界について説明するための断面図である。 図6は、図1のヘッドをフェース側から見た図である。
符号の説明
2・・・ヘッド
4・・・フェース部
6・・・クラウン部
8・・・ソール部
10・・・サイド部
12・・・ホーゼル部
14・・・打球面
DG・・・重心深度
G・・・ヘッド重心
SS・・・スイートスポット
C・・・打球面中心

Claims (4)

  1. トウ側からヒール側に向かう水平方向がX方向とされ、鉛直上向きの方向がY方向とされ、打球面中心の座標が(0,0)とされ、スイートスポットの座標が(x1,y1)とされ、打球面のうち最高反発点の座標が(x2,y2)とされたとき、x1が+3mm以上+8mm以下であり、x2が−5mm以上+2mm以下であるゴルフクラブヘッド。
  2. シャフト穴の軸線とヘッド重心Gとの最短距離D1が33mm以上44mm以下である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 打球面中心を通り且つY方向に沿った平面によりフェース部がトウ部分とヒール部分とに分割されたとき、上記トウ部分の面積平均厚さTtは、上記ヒール部分の面積平均厚さThよりも小さい請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 重心深度DGが36mm以上44mm以下である請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
JP2007028673A 2007-02-08 2007-02-08 ゴルフクラブヘッド Pending JP2008188366A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028673A JP2008188366A (ja) 2007-02-08 2007-02-08 ゴルフクラブヘッド
US12/007,009 US7946931B2 (en) 2007-02-08 2008-01-04 Golf club head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028673A JP2008188366A (ja) 2007-02-08 2007-02-08 ゴルフクラブヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008188366A true JP2008188366A (ja) 2008-08-21

Family

ID=39749014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007028673A Pending JP2008188366A (ja) 2007-02-08 2007-02-08 ゴルフクラブヘッド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7946931B2 (ja)
JP (1) JP2008188366A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119483A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Sachiaki Takanashi ゴルフクラブ
JP2010279431A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Bridgestone Sports Co Ltd ゴルフクラブヘッド
JP2011025020A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの設計方法
JP2011025019A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの選定方法
JP2011059996A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッドの設計方法
JP2011229903A (ja) * 2010-04-06 2011-11-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッド
JP2014180531A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Fusheng Precision Co Ltd ゴルフクラブヘッド用合金および上記合金を用いたゴルフクラブヘッドの製造方法
US11554298B2 (en) 2019-09-13 2023-01-17 Karsten Manufacturing Corporation Golf club heads having a localized heat affected zone

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8235844B2 (en) 2010-06-01 2012-08-07 Adams Golf Ip, Lp Hollow golf club head
US8900069B2 (en) 2010-12-28 2014-12-02 Taylor Made Golf Company, Inc. Fairway wood center of gravity projection
US7771291B1 (en) * 2007-10-12 2010-08-10 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head with vertical center of gravity adjustment
US9943734B2 (en) 2004-11-08 2018-04-17 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club
US7753806B2 (en) 2007-12-31 2010-07-13 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club
US8715107B2 (en) * 2009-11-04 2014-05-06 Sri Sports Limited Golf club head
US8821312B2 (en) 2010-06-01 2014-09-02 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head having a stress reducing feature with aperture
US8827831B2 (en) 2010-06-01 2014-09-09 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head having a stress reducing feature
US10639524B2 (en) 2010-12-28 2020-05-05 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club head
US8888607B2 (en) 2010-12-28 2014-11-18 Taylor Made Golf Company, Inc. Fairway wood center of gravity projection
US9707457B2 (en) 2010-12-28 2017-07-18 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club
US10653926B2 (en) 2018-07-23 2020-05-19 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club heads
US11759685B2 (en) 2020-12-28 2023-09-19 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club heads
US11406881B2 (en) 2020-12-28 2022-08-09 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club heads

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5629475A (en) * 1995-06-01 1997-05-13 Chastonay; Herman A. Method of relocating the center of percussion on an assembled golf club to either the center of the club head face or some other club head face location
US5851160A (en) * 1997-04-09 1998-12-22 Taylor Made Golf Company, Inc. Metalwood golf club head
JP2000126340A (ja) 1998-10-23 2000-05-09 Daiwa Seiko Inc ゴルフクラブヘッド
JP2001286586A (ja) * 2000-02-04 2001-10-16 Bridgestone Sports Co Ltd ゴルフクラブヘッド
JP2002325867A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd ウッド型ゴルフクラブヘッド
JP2004008345A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴルフクラブ
US7147572B2 (en) * 2002-11-28 2006-12-12 Sri Sports Limited Wood type golf club head
JP4423435B2 (ja) * 2002-12-19 2010-03-03 Sriスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP3974055B2 (ja) * 2003-03-07 2007-09-12 Sriスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP2005124745A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴルフクラブヘッド

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119483A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Sachiaki Takanashi ゴルフクラブ
JP2010279431A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Bridgestone Sports Co Ltd ゴルフクラブヘッド
JP2011025020A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの設計方法
JP2011025019A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの選定方法
JP2011059996A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッドの設計方法
JP2011229903A (ja) * 2010-04-06 2011-11-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッド
JP2013048963A (ja) * 2010-04-06 2013-03-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフクラブヘッドの設計方法
JP2014180531A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Fusheng Precision Co Ltd ゴルフクラブヘッド用合金および上記合金を用いたゴルフクラブヘッドの製造方法
US11554298B2 (en) 2019-09-13 2023-01-17 Karsten Manufacturing Corporation Golf club heads having a localized heat affected zone

Also Published As

Publication number Publication date
US20090036229A1 (en) 2009-02-05
US7946931B2 (en) 2011-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008188366A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP4326559B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
US8727908B2 (en) Golf club head
JP5174129B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP4365871B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
KR101881170B1 (ko) 골프 클럽 세트
JP4674866B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
US8317636B2 (en) Golf club head with improved aerodynamic characteristics
JP4944830B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP5583827B1 (ja) ゴルフクラブヘッド
US8038546B2 (en) Wood-type golf club head
JP5087328B2 (ja) ウッド型ゴルフクラブヘッド
JP2008099903A (ja) ウッド型ゴルフクラブヘッド
JP5715520B2 (ja) ゴルフクラブヘッド及びその評価方法
US10850168B2 (en) Golf club head
JP6472161B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
US9387372B2 (en) Golf club set
JP4340561B2 (ja) ゴルフクラブヘッド及びこれを備えたゴルフクラブ
JP2021100461A (ja) ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブ
JP2015033474A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2018202222A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2010099504A (ja) ウッド型ゴルフクラブヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090915