JP2008185848A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射型光学センサの出力波形を安定させて精度良くセンサ出力値を得ることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】光学センサ1は転写ベルト4の被検出面4aが従動ローラ2の曲率面上となるように、配設されており、光学センサ1は、断面L字状のブラケット8に取り付けられており、ブラケット8は、ホルダ11上で矢印L方向に移動可能なように案内支持されている。DCモータ9の回転軸には、偏心カム10が取り付けられており、偏心カム10の回転に伴い、偏心カム10の外面と係合する係合孔15はブラケット8を左右方向(矢印L方向)に移動させる。このようにして、光学センサ1は、転写ベルト4に対して左右方向に移動され、DCモータ9の回転を停止させることによって所望の位置に光学センサを設定することが可能となっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、感光体に形成されたトナーの基準画像が転写された少なくとも2個のローラに張架された無端状の転写ベルト上に、当該基準画像からの反射光を検出する反射型の光学センサを備え、当該光学センサで検出された当該基準画像からの反射光によるセンサ出力によって画像形成条件を制御する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いた複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置においては、常に安定した画像濃度が得られるようにするため、感光体や中間転写体等の像担持体上に濃度検出用トナーパッチ等のトナーの基準画像を作成し、そのパッチ濃度を光学的検出手段によって検出し、その検出結果に基づいて露光強度や帯電バイアス、現像バイアス等の画像形成条件を調整するようになっていた。
このような濃度検出用パッチの検出手段としては、発光手段としてのLED(Light Emitting Diode)等の発光素子と、受光手段としてのフォトダイオード(PD)やフォトトランジスタ(PTr)等の受光素子とを使用して、発光素子からの発光光線を濃度検出用のトナーパッチに照射し、その反射光を受光素子で受光してトナー濃度に対応するセンサ出力を得る反射型光センサが一般的に知られている。
しかし、反射型の光センサにおいて、発光及び受光の各素子における感度のばらつきがあると、トナー濃度に対応する正確なセンサ出力を得ることが困難となり、正確なトナー付着量の割り出しを行うことができない場合がある。
このようなトナー付着量の割り出し不良を改善するために、正反射光用の濃度検出用トナーパッチから得られた正反射光のセンサ出力値を基準にして、拡散反射光の出力レベルを決定するための調整を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−337749公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、各素子の感度バラツキに対してセンサ出力レベルを適切に補正することが可能であるが、光学的センサが中間転写ベルトの平面部分に配置されているため、中間転写ベルトの波動状の振動によって出力波形が不安定になるという問題を招き易い。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、反射型光学センサの出力波形を安定させて精度良くセンサ出力値を得ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、少なくとも2個のローラに張架された無端状の転写ベルトを有し、前記転写ベルト上に転写されたトナーの基準画像からの反射光を検出する反射型の光学センサを備え、前記光学センサの出力に基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置において、前記光学センサによる反射光の被検出面が、前記ローラの少なくとも1個のローラ上となるように、前記光学センサを配設すると共に、前記光学センサの位置を調整する移動手段を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記移動手段は、駆動モータと、前記駆動モータの回転軸に取り付けられた偏心カムと、前記偏心カムと係合する係合部を有するブラケットとを備え、前記偏心カムの回転によって、前記ブラケットを介して取り付けられた前記光学センサの位置を調整することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記光学センサの出力が最大となる位置に、前記光学センサが配置されたことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置において、前記光学センサは複数個配設され、各光学センサごとに前記移動手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、反射型光学センサの出力波形を安定させて精度良くセンサ出力値を得ることが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明においては、光学センサの被検出面を、駆動ローラ又は従動ローラ上に設定したので、転写ベルトの波動状の振動による影響を受けにくく、安定した光学センサの出力波形を得ることが可能となる。
しかし、このように、ローラの曲面上で光学センサによる反射光を検出する場合、受光素子に入る反射光は減少し、その結果、受光素子の出力は低下するという問題を招く。転写ベルトの平面上を被検出面とする場合に比べ、転写ベルトの平坦面がより少ないためである。また、時間経過に伴う転写ベルトの汚染による転写ベルトの光沢度変動や、光学センサのトナーによる汚染等によっても受光素子の出力は低下する。
そのため、所定の使用時間間隔ごとに、前述のような受光素子の出力低下に対応させて発光素子の光量を上げる等、発光素子の光量を調節して、転写ベルトの被検出面に対する受光素子の出力が所定の出力になるようにする必要がある。
しかし、反射型光学式センサの発光光量を上げるためのLEDへの入力電流は、LED回路が許容する上限値電流を超えないように制御する必要がある。上限値電流を超えるとLEDが破損してしまうためである。そのため、時間経過に伴ってLEDへの入力電流が上昇することを見込んで、初期ではなるべく入力電流値を小さくする必要がある。
図1は、LEDを使用した反射型光学センサの初期及び経時変化における電圧変化要因と、その要因による電圧低下量と、電圧回復のために必要な入力電流値を示している。図1では上限値電流を40mAとするLED回路を用い、転写ベルトの平面部分を被検出面とした場合の基準電圧を4Vとして、その結果を示している。初期において電圧変化が生じる要因としては、(1)直径19mmのローラ上で反射光を検出した場合の電圧低下、(2)センサの取り付け位置のバラツキ等のメカ的なバラツキによる電圧低下が考えられる。(1)においては、ローラ間の平坦面を検出面とした場合の基準電圧Vsg=4Vに対し0.76V低下して3.24Vの出力となり、(2)においては、0.65V低下して2.71V(3.24×(4−0.65)/4)の出力となる。また、経時においては、(3)中間転写ベルトの光沢度が下限品(初期)による出力低下、(4)中間転写ベルトの経時の光沢度の変化による出力低下、(5)センサのトナー付着による出力低下が考えられ、また、(6)出荷時のGaiaセンサ(リコー計器製反射型光学センサ)LED素子の電流バラツキによる出力低下が考えられる。(3)については、中間転写ベルトの光沢度の中心値が85.0に対し下限品の光沢度は75.0となり、0.39Vの電圧低下が生じ、出力電圧は、2.45V(2.71×(4−0.39)/4)となった。また、(4)については、本試験においては、経時において、中間転写ベルトの光沢度が上がり、(3)における75.0が中心値85.0まで上昇し、出力低下は0Vとなり、出力電圧は、2.45Vとなった。さらに、(5)については、センサの清掃機構を取り付けているため、出力低下が抑制されて0Vとなった。また、(6)について、LEDの電流バラツキが24mAあり、これらのLEDの電流を総和すると39.4mAとなり、LED回路電流上限規格電流40mA以内に入っていた。
しかし、(2)のメカ的バラツキが大きい場合には、上限規格電流40mAを超えてしまうので、メカ的バラツキを可及的に抑制する必要がある。このメカ的なバラツキとしては、図2に示すように、中間転写ベルトを張架するローラ、例えば、従動ローラ2の中心軸Oと光学センサ1の中心とを結ぶ線に対して、(A)上下方向(図2のM方向)の位置ずれ、(B)左右方向(図2のL方向)の位置ずれ、(C)回動方向(図2のθ方向)での位置ずれ等がある。LEDの上限値電流は40mAであり、経時での低下分(ベルト光沢度変動やセンサトナー汚れ)を考慮した場合、初期での反射型光学式センサの位置ずれの許容範囲は、(A)については、±0.3mm、(B)については、±0.2mm、(C)については、±1度である。これらの位置ずれが許容範囲内となるように光学センサの位置を調整することによって、上限規格電流値内とすることが可能である。なお、図2中、1は反射型光学センサ、2は中間転写ベルト移動用従動ローラで、中間転写ベルトは、図上省略している。
しかし、このような位置精度を保つことは非常に厳しく、部品精度だけで確保することは難しい。このような位置精度を確保することができないと、初期のLEDの電流値が高くなり、経時では転写ベルト光沢度変動やセンサ汚れによりセンサ出力が低下するので、装置でのLED光量調整時にLEDの電流値が上限値を超えてしまうことがある。そうなると発光素子のLEDが故障したり、またLEDの上限電流値で装置がエラー検出するように設定されている場合には装置が故障状態となったりする。また、LEDの上限電流値をリミッタとしている場合には、LED電流が上限値以上にはならないが受光素子の出力が低下する。そのような場合には、濃度検出用のパターンの検出出力も不安定になり、安定した濃度制御ができなくなる。また、位置精度を確保できないと出力波形が乱れてしまうので、色合わせ用のパターンの検出精度が悪化し、色がずれた異常画像が発生してしまう。
本発明においては、上記事情の観点から、光学センサを、転写ベルトの当該光学センサによる反射光の被検出面が転写ベルトを張架するローラ上となる位置に配し、移動手段によって光学センサの位置を調整するようにしたものである。
以下、図面を参照して、本発明による実施形態を詳細に説明する。
図3は、本発明による一実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。図3中3はドラム状の感光体で、Y、C、M、BKはそれぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラック用感光体を示している。4は無端状の中間転写ベルトであり、駆動ローラ5及び従動ローラ2に張架されており、駆動ローラ5の回転によって矢印A方向に移動される。
まず、この画像形成装置による画像形成方法について説明する。矢印方向に回転するそれぞれの感光体3は、帯電装置12及び現像装置13を備えており、感光体3の表面が一様に帯電装置12によって帯電され、帯電された感光体は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックに対応する画像情報に基づいたレーザ光Rによって露光され静電潜像が形成される。続いて、静電潜像は、現像装置13からそれぞれの色トナーが供給されて可視化されたトナー像が形成される。感光体3上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ6によって中間転写ベルト4に転写される。中間転写ベルト4上に形成されたトナー像は、転写用紙S上に、二次転写ローラ7によって転写される。転写用紙S上に転写されたトナー像は、定着装置14によって、加熱、加圧されて定着され、しかる後、排紙される。なお、図3中、帯電装置12及び現像装置13は、C、M、BKのいずれの感光体3も備えているが、Yの感光体3についてのみ図示し、他の感光体3では省略している。
このようにしてフルカラーの画像が形成されるが、前記感光体3におけるトナー像の形成時に、濃度検出用トナーパッチや色合わせパターン等の基準画像を感光体3上に形成し、基準画像を中間転写ベルト4に転写し、この転写された基準画像の濃度や色合いを反射型光学センサ1で検出することによって、トナー濃度等を検出して、この検出結果に基づいて露光強度や帯電バイアス、現像バイアス等の画像形成条件を調整するようになっている。
図4は、反射型光学センサ1の概略構成を示す図である。1aは発光素子、1bは正反射光受光素子、1cは拡散反射光受光素子である。発光素子1aから放射された光線は転写ベルト4のトナー像に照射される(被検出面)。トナー像や転写ベルト表面で反射された反射光を、正反射光受光素子と拡散反射光受光素子で検出する。これら受光素子からの出力電圧を検出してトナー濃度を検知し、適切なトナー濃度となるように、前述の画像形成条件を調整するようになっている。
本実施例では、この反射型光学センサ1を特定の位置に設定すること及び設定位置調整手段を備えている点に特徴がある。この光学センサ1は、図3に示すように、転写ベルト4の被検知面4a(図4参照)が従動ローラ2の曲面上となるように、配置されており、また、DCモータ9によってL方向に移動可能なようになっている。
光学センサ1は、断面L字状のブラケット8に取り付けられており、ブラケット8は、ホルダ11上で矢印L方向に移動可能なように案内支持されている。DCモータ9の回転軸には、偏心カム10が取り付けられており、偏心カム10は、図5に示すように、ブラケット8の屈曲片に形成された矩形状の係合孔15内に係合されており、DCモータ9の回転軸9aの回転に伴い、偏心カム10の中心が偏心しながら回転する。偏心カム10の回転に伴い、偏心カム10の外面と係合する係合孔15はブラケット8を矢印L方向に移動させる。このようにして、光学センサ1は、転写ベルト4に対して副走査方向に移動され、DCモータ9の回転を停止させることによって所望の位置に光学センサ1を設定することが可能となっている。
光学センサ1の出力電圧を観測することによって、光学センサ1をL方向における適正位置に設定することが可能である。図6は光学センサ1の出力電圧とL方向における位置(オフセット量)との関係を示すグラフである。この図から明らかなように、出力電圧のピーク位置P1が被検出面に対する光学センサ1の最適な位置となる。このピーク位置P1を求めてDCモータ9の回転を停止することによって、最適位置に光学センサ1を設定することが可能となる。
このように、本実施例では反射型の光学センサ1の位置調整をするために、偏心カム10を利用したので、微調整が可能である。また、画像形成装置には、回転軸9a上に偏心カムを取り付けたDCモータ9だけを設置すればよいので、画像形成装置のレイアウト上、簡単に設置可能となる。これにより反射型光学式センサ1の出力から自動的に最適な位置に光学センサ1の位置を調整することができるので、初期のLEDの電流値を低くし、経時でLEDの電流が上限値を超えることを抑制することが可能となるのでセンサの故障を防止することができ、安定した画像濃度制御をすることができる。
また、複数の反射型光学センサを設置することも考えられるが、レイアウト上の問題、あるいはコスト面の問題から、これらセンサが一つの基板上に設置される場合がある。しかし、それぞれの光学センサ1は、発光素子と受光素子の感度バラツキや、基板上への設置位置精度のバラツキもあるために、一体型としたのでは、設置された全てのセンサを最適な位置にすることは難しい。それ故、本実施例においては、図5に示すように、2個の光学センサ1それぞれに対応したDCモータ9を設け、それぞれのセンサが独立して調整されるようにした。画像両端等の複数個所に形成された色合わせ検出用のパターン等の基準画像4bを、それぞれ独立して調整される光学センサ1で検出するように、光学センサ1が配設されている。このように、転写ベルト4の複数個所に基準画像4bを形成し、これらの基準画像4bに対して、それぞれ対応する光学センサ1を設置し、これらの複数の光学センサ1を独立して調整可能とする場合には、それぞれの光学センサ1を最適位置に調整可能となるため好ましい。このように、設置された全ての光学センサ1を最適な位置にするために光学センサ1一つ一つを独立して位置調整をするようにしたので、初期のLEDの電流値が最も低く、また出力波形が安定する位置に反射型光学センサの位置精度を確保することが可能となる。これにより反射型光学センサ1の出力から自動的に最適な位置にセンサ1を調整することができるので、初期のLEDの電流値を低くし、経時でLEDの電流が上限値を超えることを抑制し、センサ1の故障を防止することが可能となり、安定した画像濃度制御をすることができる。
以上のように、本実施例による画像形成装置においては、その転写ベルト4上の色合わせ検出用のパターンや画像濃度検出用のパターン4bを従動ローラ2の曲面上で反射型光学センサ1によって検出するように光学センサ1を配設したので、転写ベルト4の波動状の振動が生じても適切な安定した出力波形を得ることが可能となり、色合わせパターンの検出精度も良く、色ずれ画像の発生も防止することができる。
また、本実施例による画像形成装置においては、反射型光学センサ1の位置を駆動モータ等の移動手段によって調整可能にし、その位置精度を確保するようにしたので、初期のLEDの電流値を低く抑えることが可能となり、経時でLEDの電流が上限値を超えることがなく、光学センサ1の故障を防止することができ、安定した画像濃度制御をすることが可能となる。
なお、上記実施例においては、転写ベルト4の被検出面4aを従動ローラ2上となるように光学センサ1を配設したが、従動ローラ2に限らず、駆動ローラ5上であってもよく、また、転写ベルト4を張架する他のローラ上であってもよい。
また、本実施例においては、フルカラーの画像形成装置について説明したが、モノクロの単色の画像形成装置であっても同様な効果を奏することが可能である。
図7は、本発明による他の実施形態の光学センサ1の移動手段の概略構成を示す。この実施例においては、光学センサ1を従動ローラ2に対して上下方向(矢印M方向)に移動可能に取り付けた。この実施例においてもDCモータ9の回転軸9aに、偏心カム10が取り付けられ、偏心カム10は、直片状のブラケット8の端部に形成された前述の図5で示すような矩形状の係合孔15内に係合され、偏心カム10の回転によってブラケット8が上下動するようになっている。ブラケット8を上下動させる場合には、係合孔15の配置が前述の図5で示す位置に対して長孔15aが直交するように配置し、ホルダ11に上下方向に案内支持するガイド溝などを形成することよって容易になし得る。
このように、偏心カムを使用することで簡単な構造で、自動的に上下方向の光学センサ1の位置決めが可能となる。
図8は、本発明による他の実施形態の光学センサ1の移動手段の概略構成を示す。この実施例においては、光学センサ1を従動ローラ2に対して回転可能(矢印θ方向での回転)に取り付けた例を示している。この例においてもDCモータ9の回転軸9aに、偏心カム10が取り付けられ、偏心カム10は、前述の図5で示すようなブラケット8の矩形状の係合孔15内に係合され、ブラケット8はホルダ11に形成されたブラケット8の回転支点11aを中心に回転されるように案内支持されている。従って、偏心カム10の回転によってブラケット8は、回転支点11aを支点としてθ方向に回転され、DCモータ9の回転を停止させることによって所望の角度で光学センサ1を位置決めすることが可能となる。
このように、偏心カムを使用することで簡単な構造で、自動的に所望角度で回転された位置に光学センサ1の位置決めが可能となる。
なお、上記実施例1〜3においては、光学センサ1の移動方向をL方向、M方向及びθ方向のそれぞれ単独方向としているが、必要に応じて、これらL方向、M方向及びθ方向の複数方向または全ての方向に調整可能とすることは言うまでもない。
LEDの出力低下要因と出力電圧及び電流の総和値を示す関係を表で示す図。 本発明による反射型光学センサの要求位置精度を説明するための光学センサの取り付け位置関係を示す概略図。 本発明による実施例1の画像形成装置の概略構成を示す側面図。 本発明による実施例1で使用される光学センサの概略構成を示す断面図。 本発明による実施例1のブラケットと偏心カムの係合関係を示す平面図。 本発明による実施例1の光学センサ位置と出力電圧の関係を示すグラフ図。 本発明による実施例2の光学センサの移動手段による光学センサの移動関係を示す概略構成図。 本発明による実施例3の光学センサの移動手段による光学センサの移動関係を示す概略構成図。
符号の説明
1…反射型光学センサ、1a…発光素子、1b…正反射光受光素子、1c…拡散反射光受光素子、2…従動ローラ、3…感光体、4…転写ベルト、4a…被検出面、5…駆動ローラ、8…ブラケット、9…DCモータ、9a…回転軸、10…偏心カム、11…ホルダ、11a…回転支点、12…帯電装置、13…現像装置、14…定着装置、15…係合孔

Claims (4)

  1. 少なくとも2個のローラに張架された無端状の転写ベルトを有し、
    前記転写ベルト上に転写されたトナーの基準画像からの反射光を検出する反射型の光学センサを備え、
    前記光学センサの出力に基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置において、
    前記光学センサによる反射光の被検出面が、前記ローラの少なくとも1個のローラ上となるように、前記光学センサを配設すると共に、
    前記光学センサの位置を調整する移動手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記移動手段は、
    駆動モータと、
    前記駆動モータの回転軸に取り付けられた偏心カムと、
    前記偏心カムと係合する係合部を有するブラケットとを備え、
    前記偏心カムの回転によって、前記ブラケットを介して取り付けられた前記光学センサの位置を調整することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記光学センサの出力が最大となる位置に、前記光学センサが配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記光学センサは複数個配設され、
    各光学センサごとに前記移動手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の画像形成装置。
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