JP2008177115A - シールドパイプ - Google Patents

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Yoshihiro Hisamatsu
義博 久松
Keizo Nishitani
啓三 西谷
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Abstract

【課題】ハイブリッド電気自動車(HEV)のフロアなどに敷設される高圧ケーブルにおいて、ハンドリング時や輸送時に容易に取り扱えるようにする。
【解決手段】高圧ケーブル1は、所定の配索経路に沿って折れ線形状に屈曲した所定の長さの金属からなるシールドパイプ2を有している。このシールドパイプ2は、3本の円筒状のパイプ分割体3A、3B、3Cがシールドパイプ2の屈曲部位で稲妻形に折り畳み自在に接合された構造を備えている。高圧ケーブル1のハンドリング時や輸送時には、3本のパイプ分割体3A、3B、3Cを稲妻形に折り畳む。すると、高圧ケーブル1は、その長さが車両配索時(伸長時)の約1/3の長さに短縮されて小型化し、ハンドリング時および輸送時の取扱いが容易となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド電気自動車(HEV)のフロアなどに敷設される高圧ケーブルのシールドパイプに関するものである。
従来、この種のシールドパイプは、所定の配索経路に沿って屈曲したメインシールド部を備えていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−171952号公報(段落〔0018〕の欄、図1)
しかし、これでは、メインシールド部が所定形状に固定されたリジッド構造であるため、必然的にシールドパイプが大型化してしまう。その結果、シールドパイプをハンドリングしたり輸送したりするときに、シールドパイプの取扱いに困難を伴うという課題があった。
本発明は、このような事情に鑑み、こうした課題を解決することが可能なフォールディング型のシールドパイプを提供することを目的とする。
まず、請求項1に係るシールドパイプの発明では、複数個のパイプ分割体が所定の接合点で折り畳み自在に接合されていることを特徴とする。
また、請求項2に係るシールドパイプの発明では、前記接合点は、屈曲部位であることを特徴とする。
また、請求項3に係るシールドパイプの発明では、前記接合点には、当該接合点を介して隣接するパイプ分割体同士を伸長状態で互いに固定するパイプ保持機構が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、シールドパイプが折り畳み可能であるため、高圧ケーブルのハンドリング時や輸送時には、複数個のパイプ分割体を折り畳んでシールドパイプを小型化することにより、シールドパイプを容易に取り扱うことが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明に係るシールドパイプの第1の実施形態を備えた高圧ケーブルの車両配索時の状態を示す平面図、図2は図1に示す高圧ケーブルのハンドリング時および輸送時の状態を示す平面図である。
高圧ケーブル1は、図1に示すように、所定の配索経路に沿って折れ線形状に屈曲した所定の長さ(例えば、3m)の金属からなるシールドパイプ2を有している。このシールドパイプ2は、3本の円筒状のパイプ分割体3(第1のパイプ分割体3A、第2のパイプ分割体3B、第3のパイプ分割体3C)が当該シールドパイプ2の屈曲部位で稲妻形に折り畳み自在に接合された構造を備えている。
すなわち、第1のパイプ分割体3Aの前側(図1右側)には前方連結片5Aが固着されているとともに、第2のパイプ分割体3Bの後側(図1左側)には後方連結片6Bが固着されており、これらの前方連結片5A、後方連結片6Bは互いに回動自在に連結されて回動連結部材4Aを構成している。また、第2のパイプ分割体3Bの前側には前方連結片5Bが固着されているとともに、第3のパイプ分割体3Cの後側には後方連結片6Cが固着されており、これらの前方連結片5B、後方連結片6Cは互いに回動自在に連結されて回動連結部材4Bを構成している。なお、回動連結部材4Aにはデテント8Aが組み込まれており、このデテント8Aにより、パイプ分割体3A、3B同士を伸長状態で互いにリジッドに固定することができる。また、回動連結部材4Bにはデテント8Bが組み込まれており、このデテント8Bにより、パイプ分割体3B、3C同士を伸長状態で互いにリジッドに固定することができる。なお、回動連結部材4A、4Bとしては、導通および防水を確保できるものである限り、どのようなタイプでも使用可能である。
また、第3のパイプ分割体3Cの前側には、図1に示すように、筒状の編組線7がカシメリング9によって加締め付けられており、編組線7の前側にはシールドシェル10が接続されている。
さらに、シールドパイプ2の内部には、図1に示すように、複数本の電線12が配設されている。
高圧ケーブル1は以上のような構成を有するので、この高圧ケーブル1をハンドリングしたり輸送したりするときには、デテント8A、8Bの抵抗に打ち勝つ力を加えることにより、図2に示すように、3本のパイプ分割体3A、3B、3Cを稲妻形に折り畳む。すると、高圧ケーブル1は、その長さが車両配索時(伸長時)の約1/3の長さ(例えば、車両配索時の長さが3mの場合、約1m)に短縮されて小型化し、ハンドリング時および輸送時の取扱いが容易となる。
また、3本のパイプ分割体3A、3B、3Cの接合点がシールドパイプ2の屈曲部位となっているので、すべてのパイプ分割体3A、3B、3Cを直管から構成することができる。したがって、高圧ケーブル1の折り畳み時のコンパクト性が一層良好なものとなると同時に、パイプ分割体3、ひいては高圧ケーブル1の製造コストが安価に抑えられる。
しかも、3本のパイプ分割体3A、3B、3Cの折り畳み形状が稲妻形であるため、パイプ分割体3A、3B、3C同士が折り畳み時に干渉する恐れはない。
なお、高圧ケーブル1の車両配索時には、デテント8A、8Bにより、シールドパイプ2を所定の折れ線形状にリジッド状態で固定することが可能であるため、高圧ケーブル1を配索経路に沿って支障なく配索することができる。
また、シールドパイプ2はパイプ分割体3に分割されているので、高圧ケーブル1の製造時に、電線12をシールドパイプ2内に挿通する工程を最後に回すことが容易となる。
<その他の実施形態>
なお、上述の実施形態においては、3本のパイプ分割体3を有するシールドパイプ2について説明したが、パイプ分割体3の本数は3本に限るわけではなく、複数本(2本以上)であれば何本でも構わない。パイプ分割体3の本数が増えれば、それに反比例して高圧ケーブル1の折り畳み時の長さが短くなるので、ハンドリング時および輸送時の取扱いがますます容易となる。
なお、上述の実施形態においては、パイプ分割体3同士を伸長状態で互いに固定できるデテント8A、8Bを備えた高圧ケーブル1について説明したが、伸長状態のみならず折り畳み状態でもパイプ分割体3同士を互いに固定できるようにすることも可能である。この場合、特別な固定治具を取り付けなくても、高圧ケーブル1が不意に伸長して大型化する事態を回避することができるため、高圧ケーブル1のハンドリング時および輸送時の取扱い容易性が一層向上する。
なお、上述の実施形態においては、パイプ保持機構としてデテント8A、8Bを採用した場合について説明したが、デテント8A、8B以外のパイプ保持機構を代用することもできる。例えば、パイプ分割体3の両側にフランジ(図示せず)を設け、これらのフランジ同士を重ねて、さらに、ねじることにより、パイプ分割体3を保持することも可能である。
本発明は、自動車、航空機、電車、製造プラント、電化製品、OA機器など各種の産業分野に広く適用することができる。
本発明に係るシールドパイプの第1の実施形態を備えた高圧ケーブルの車両配索時の状態を示す平面図である。 図1に示す高圧ケーブルのハンドリング時および輸送時の状態を示す平面図である。
符号の説明
1……高圧ケーブル
2……シールドパイプ
3……パイプ分割体
4A、4B……回動連結部材
5A、5B……前方連結片
6B、6C……後方連結片
7……編組線
8A、8B……デテント(パイプ保持機構)
9……カシメリング
10……シールドシェル
12……電線

Claims (3)

  1. 複数個のパイプ分割体が所定の接合点で折り畳み自在に接合されていることを特徴とするシールドパイプ。
  2. 前記接合点は、屈曲部位であることを特徴とする請求項1に記載のシールドパイプ。
  3. 前記接合点には、当該接合点を介して隣接するパイプ分割体同士を伸長状態で互いに固定するパイプ保持機構が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシールドパイプ。
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