JP2008176970A - 圧着端子 - Google Patents

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Hiroisa Yamazaki
啓功 山▲崎▼
Takefumi Fukumoto
武文 福本
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Abstract

【課題】 溶融したホットメルトが接触取付部に付着するのを防止することができ、しかも、圧着端子としての強度を高めることができ、常に完全なる固定状態で接触取付部を電気的な接続対象物に対して強固に固定することができる圧着端子を提供する。
【解決手段】 側面視でクランク形状に屈曲した形状の圧着端子1は、接触取付部3、連結部4、及び載置部5を備えている。配線材2を圧着して固定する加締め部9、10は、載置部5に形成され、凹状の第1屈曲部12及び凸状の第2屈曲部13には、それぞれ突起部14及びディンプル15が形成されている。載置部5には、突出形状の芯線係止部6と流出防止部7とが形成され、第1屈曲部12を挟んだ接触取付部3と連結部4との両側縁部には、突起条17a、17bがそれぞれ形成されている。載置部5に被せた熱圧縮チューブ21を過熱圧縮させたときに、熱圧縮チューブ21の内面に塗着してあるホットメルト22が溶融して載置部5から流れ出ても、流出防止部7によって接触取付部3まで流れ出てしまうのを防止できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電装品の配線材を電気的な接続対象物に接続するときに用いられる圧着端子に関し、特に、ホットメルトを内装した熱収縮チューブで被覆される圧着端子に関するものである。
従来から、例えば、車両ボディやバッテリ等に対してボルト、ナット等の固定手段を介して締結される圧着端子には、圧着端子の載置部に形成した加締め部によって、電装品に接続した配線材が圧着固定されている。そして、載置部に載置した配線材の芯線部における防水性を付与するため、内部にホットメルトを配した熱収縮チューブが用いられている。配線材の芯線部を含めた加締め部を被覆した熱収縮チューブを熱収縮させることで、配線材の芯線部を液密状態で密封することができる。
しかし、熱収縮チューブを被覆するために加えた熱で溶融したホットメルトが、加締め部から流れ出てしまい、電気的な接続対象物に接続する圧着端子の接触取付部にまで辿り着くと、そこに付着して固化してしまうという問題があった。
尚、熱収縮チューブ内に配されているホットメルトは、常温では容易に熱収縮チューブから外へ流れ出さない程度の高粘度を保ち、熱収縮チューブを熱収縮させるのに必要な温度まで加熱すると、溶融して粘度が低下して容易に流動化し、溶融した状態から温度がある程度まで低下すると固化する性質を有している。
ところで、例えば、圧着端子をアース用の端子として用いた場合には、車両のボディなどが電気的な接続対象物として用いられることになる。以下では、圧着端子をアース用の端子として用い、接続対象物を車両のボディとした場合を例に挙げて説明を続けていくことにする。
溶融したホットメルトが、接触取付部におけるボルトやナットとの当接面側に付着して固まると、ボルトやナットと接触取付部との間には固まったホットメルトによる隙間が形成されることになる。そして、圧着端子に固まったホットメルトが付着した状態のまま、圧着端子はボディに固定されることになる。また、溶融したホットメルトが、接触取付部におけるボディとの当接面側に付着して固まると、固まったホットメルトによって圧着端子は一部が浮き上がった状態となってボディに固定されることになる。
このようにホットメルトが付着して固まった状態のまま、ボルトやナットによって圧着端子がボディに取り付けられると、圧着端子は正規の締め付け力で締め付けられることがなく、正規の締め付け力よりも弱い締め付け力で締め付けられることになる。即ち、接触取付部をボディに対して密着させた状態で固定しておくことが困難となり、圧着端子は不完全な接触状態のまま、ボディに固定されることになる。
そして、不完全な接触状態のまま圧着端子がボディに取り付けられると、車両のボディと接触取付部との間における接触面積が小さくなり、接触抵抗が増大してアースとしての電気特性を悪化させることになる。また、車両から受ける振動等の影響によって、隙間が更に大きくなったりすると、圧着端子とボディとの間での接触不良を生じさせてしまう原因ともなる。
例えば、車両からの振動等の影響によって隙間が拡大すると、隙間に雨水等が付着し易くなり、隙間部に腐食を発生させたりする。また、圧着端子が拡大した隙間の間を自由に移動したりする。一般的に配線材は車体フレーム等に固定されているので、圧着端子の一端側は、車体フレーム等に固定されている配線材によって支持され、他端側は、車両からの振動等によって隙間内を自由に移動する状態となる。このため、拡大した隙間内を接触取付部が移動し出すと、圧着端子を折り曲げる力が圧着端子に対して繰り返し加えられることになる。
特に、圧着端子は加締め部を有する構成であるため、一般的に比較的柔らかな金属材を用いて構成されている。このように、圧着端子は繰り返し加えられる曲げ応力に対して弱い構成であるため、最悪の場合には、圧着端子は途中で破断してしまうことになり、アース端子としての機能を奏することができなくなってしまう。
また、圧着端子が大容量の電力を流す電装品に接続している場合には、このような接触不良や圧着端子の破断等によってアース状態が外れたりして、アースが行われない状態になると、電装品から火災が発生したり、電装品又は電装品で制御されている機器に誤動作が生じてしまうといった問題が発生する。まして、作業車両では、振動の影響が特に大きく、しかも、悪影響の出やすい環境で用いられることになるので、圧着端子とボディとの密着状態が不十分の状態のままで固定されていると、圧着端子とボディとの間での接触不良が頻繁に発生してしまうことになる。
溶融したホットメルトが接触取付部に付着しないようにするものとしては、溶融したホットメルトが流れ込む流入孔を接触取付部と加締め部との間に設けて、溶融したホットメルトが接触取付部まで流れ出ないようにした端子金具(例えば、特許文献1参照。)や、流入規制凹部と流入規制堰とを接触取付部と加締め部との間に設けて、溶融したホットメルトを流入規制凹部内に貯めてしまうアース用端子金具(例えば、特許文献2参照。)などが提案されている。
特許文献1に記載された端子金具を本発明の従来例1として、図7にはその斜視図を示している。特許文献1に記載された端子金具40は、互いの接触取付部を組み合わせて使用する一対の組合せ端子金具として構成されているものではあるが、図7では、一対の組合せ端子金具のうち一方の端子金具だけを示している。又、図8には、加締め部43を覆った熱収縮チューブ46を加熱収縮させたときの断面図を示している。
尚、一対の組合せ端子金具は、互いに組み合わせる接触取付部の形状が異なるのみで、その他の部分については同一の構成となっている。
図7で示すように、端子金具40における加締め部43(芯線加締め部43a)を形成した基板部41と接触取付部42との間には、溶融したホットメルトが流れ込む流入孔44が設けられている。流入孔44の直径は、約5mm幅の基板部41に対して約2mmの径として形成されている。
流入孔44の両側には、基板部41に連続する一対のガイド壁45がそれぞれ連成して形成されている。各ガイド壁45は、それぞれ流入孔44の両側で流入孔44に向かって傾斜した構成となっており、一対のガイド壁45は、溶融したホットメルト47を流入孔44に案内する役割を果たしている。
このような構成からなる端子金具40を用いて、加締め部43を覆った図8に示す熱収縮チューブ46を加熱収縮させると、熱収縮チューブ46の内部に配したホットメルト47が溶融して、加締め部43を防水シールすることができる。このとき、溶融したホットメルト47が接触取付部42側に流出しても、溶融したホットメルト47は流入孔44に流れ込むことになるので、接触取付部42に付着することが阻止されるとしている。
特許文献2に記載されたアース用端子金具を本発明の従来例2として、図9には加締め部を覆った熱収縮チューブを加熱して熱収縮させたときの断面図を示している。特許文献2に記載されたアース用端子金具50も、特許文献1の端子金具と同様に、互いの接触取付部の形状のみが異なり、互いの接触取付部を組み合わせることができる一対の組合せ端子金具として構成されている。そこで、図9においても、一方のアース用端子金具50だけを示している。
図9に示すように、アース用端子金具50の電線載置部52は、端子本体51の後縁から後方へ延出するように一体成形されており、端子本体51に近い側の芯線加締め部53aと端子本体51から遠い側の電線加締め部53bとを備えている。電線加締め部53bには、アース用の電線54の端末の樹脂被覆54aで覆われた部分が圧着され、芯線加締め部53aには、その電線54の樹脂被覆54aを剥いて露出させた芯線54bが圧着されている。
電線載置部52と、電線54の電線載置部52での加締め部53と、電線54の電線載置部52からの延出部分は、熱収縮チューブ57とホットメルト58とによって被覆された状態となることができる。熱収縮チューブ57は、圧着前の電線54に予め外嵌されており、ホットメルト58は、熱収縮チューブ57の内周に塗布されている。
電線載置部52における端子本体51と接続される帯状の領域には、その一部を皺寄せるように曲げることにより、その全幅に亘って左右方向に伸びる流入規制堰55が形成されている。また、この流入規制堰55よりも電線載置部52側の領域が、電線載置部52よりも低くなった流入規制凹部56として形成されている。
電線54の樹脂被覆54aで覆われた部分と樹脂被覆54aを剥いて露出させた芯線54bとを、それぞれ芯線加締め部53aと電線加締め部53bとで圧着して電線載置部52に固定させることができる。加締め部53で芯線54b及び電線54を圧着した状態で、予め電線54に外嵌しておいた熱収縮チューブ57を、電線54に沿ってスライドさせ、電線載置部52及び電線54の電線載置部52からの延出部を囲むように位置させることができる。
この状態から、電熱器などの加熱手段により熱収縮チューブ57を加熱すると、熱収縮チューブ57は熱収縮を行い、電線載置部52、電線54の電線載置部52への圧着部分、及び電線54の電線載置部52からの延出部分を締め付ける。同時に、熱収縮チューブ57を熱収縮させるために加えた熱によって、溶融状態となっているホットメルト58は、熱収縮チューブ57の収縮力によって電線載置部52、芯線54b及び樹脂被覆54aに密着する。
このとき、加熱されて溶融状態となったホットメルト58が端子本体51側へ過剰に流れ出たとしても、流れ出たホットメルト58は流入規制凹部56内に貯め込まれることになり、端子本体51に達することが防止されるとしている。しかも、流れ出したホットメルト58の量が流入規制凹部56から溢れる程多くなったとしても、流入規制堰55によって端子本体51への流入を確実に規制することができるとしている。
特開2000−182688号公報 特開平10−289745号公報
特許文献1に記載された端子金具では、従来の端子金具における次のような問題を解決することも課題の一つにしている。即ち、従来の端子金具では車両ボディをリサイクルする際に、ボディに固定していたボルトを外して、接触取付部とボディとの締結を解除しなければ、電線を車両ボディから排除することはできなかった。そのため、端子金具の取り外しに手間がかかり、リサイクル性に欠けるという問題があった。
この問題を解決するため、特許文献1の端子金具40では、接触取付部42と基板部41との間に流入孔44を設けておくことで、接触取付部42と基板部41との間における強度を低下させている。即ち、基板部41の幅方向に対して約4割の幅を占める流入孔44が形成されている。
そして、ボルト又はナットで締結された接触取付部42と、加締め部43が形成された基板部41とを、流入孔44を境にして容易に切断分離できるように構成している。これにより、ボルト,ナットを回さなくても電線48を車両ボディから排除することが可能になっている。
従って、接触取付部42と加締め部43との間における基板部41の強度を低下させるためには、流入孔44を構成しておくことが必要不可欠の条件となっている。このため、電線48が車体フレーム等に固定されている圧着端子に対して、車両からの振動等によって繰り返し荷重が加えられると、圧着端子は強度の弱い流入孔44の周辺において集中荷重を受けることになり、流入孔44の周辺から容易に破断し易くなる。
特に、大きな振動が加えられる作業車両等に対して特許文献1の端子金具40を、例えば、アース端子として用いたりすると、振動によって流入孔44の周辺で容易に破断し易くなり、端子金具40をアース端子として長期にわたって使用することができなくなる。
特許文献2に記載されたアース用端子金具50では、電線載置部52は、端子本体51の後縁から後方へ延出するように一体成形されている。しかも、図9で示すように、端子本体51及び流入規制凹部56の各裏面側は、略同一の平面状態となるように構成されている。このため、流入規制凹部56の裏面側に溶融したホットメルト58が回り込んで固まると、端子本体51の裏面側には固まったホットメルト58が付着した状態となり、取り付け時には端子本体51の一端部側はボディから浮き上がった状態となる。
この状態のままでアース用端子金具50が、ボルト又はナットによってボディに固定されると、アース用端子金具50は不完全な密着状態のままでボディに固定されることになる。そして、車両等からの振動を受けることによって、不完全な固定状態が更に悪化してしまうことになる。このように、アース用端子金具50とボディとの間で接触不良が生じてしまい、アース用端子金具としての信頼性に欠けてしまうことになる。
本願発明では、上述したような溶融したホットメルトによって発生する従来の圧着端子における問題を解決することを目的とするものであって、溶融したホットメルトが接触取付部に付着するのを防止することができ、しかも、圧着端子としての強度を高めることができ、常に完全なる固定状態で接触取付部を電気的な接続対象物に対して強固に固定することができる圧着端子を提供することにある。
本願発明の課題は請求項1〜4に記載された各発明により達成することができる。
即ち、本願発明では、電気的な接続対象物に固定手段を介して取り付けられる接触取付部と、電装品の配線材を載置固定する載置部と、前記接触取付部と前記載置部との間を連結する連結部と、前記載置部に形成され、前記載置部に載置された前記配線材の端末を固定する加締め部とを備え、前記加締め部による前記配線材の圧着後に、前記載置部が内部にホットメルトを配した熱収縮チューブで被覆されてなる圧着端子であって、
前記接触取付部と前記連結部と前記載置部とが、側面視でクランク形状に屈曲した板状体の各部位として構成され、前記配線材の芯線先端位置を規制する芯線係止部と、溶融した前記ホットメルトが前記接触取付部にまで流出するのを防止する流出防止部とが、それぞれ前記載置部に突起形状で形成されてなることを最も主要な特徴となしている。
また、本願発明では、側面視でクランク形状に屈曲した板状体における屈曲部の構成、及び流出防止部の構成をそれぞれ特定したことを主要な特徴となしている。
更に、本発明では、接触取付部と連結部とを連結する屈曲部を挟んだ部位における、接触取付部と連結部との両側縁部における構成を特定したことを主要な特徴となしている。
本願発明では、圧着端子を被覆した熱収縮チューブを加熱収縮させるときに溶融して流出するホットメルトが、突起形状として形成した流出防止部によって、接触取付部にまで流出してしまうのを防止できる。特に、流出防止部はホットメルトに比べて冷却し易い材質で構成されているので、流出防止部に接触している部位からホットメルトは冷却していくことになり、流出防止部を超えたホットメルトの流出を抑えることができる。
このように、接触取付部にまで溶融したホットメルトが流れ出て、接触取付部にホットメルトが付着してしまうのを防止することができる。従って、常に完全なる密着状態で接触取付部を電気的な接続対象物に対して確実に固定することができる。
また、流出防止部は、予め配線材に外嵌しておいた熱収縮チューブを、配線材に沿ってスライドさせ、載置部及び配線材の先端部を囲むように位置させるときの位置決め部材又は位置決め用の目印として利用することもできる。しかも、配線材の芯線先端位置を芯線係止部によって位置決めすることができるので、熱収縮チューブを被覆するときには、熱収縮チューブの先端位置と配線材の芯線先端位置との関係を、常に一定の位置関係に保つことができる。
このため、複数の圧着端子にそれぞれ熱収縮チューブを被覆する場合には、熱収縮チューブの先端位置と配線材の芯線先端位置との関係を常に一定の位置関係となるように規制することができる。仮に、溶融したホットメルトが、熱収縮チューブの先端から流出したとしても、熱収縮チューブの先端から流出する流出量は、どの熱収縮チューブを被覆した圧着端子についてみても、常に略一定の流出量に抑えておくことができる。
しかも、流出したホットメルトの大部分は、流出防止部によってそれ以上先への流出が抑えられることになる。更に、流出防止部によってホットメルトの流出を抑えることによって、流出防止部と芯線先端との間にホットメルトを強制的に充満させておくことができるようになり、芯線先端側にホットメルトが充填されていない気泡などの発生が防止できる。
また、流出防止部を超えて流出したホットメルトが多少あったとしても、所望の長さを有する連結部上でホットメルトは冷却してしまうことになり、接触取付部まで流れ出てしまうことが確実に防止できる。
また、連結部上で冷却して固化したホットメルトが、連結部の表裏どちらの面に付着して固化したとしても、連結部は接触取付部に対して傾いて配設されているので、連結部上で固化したホットメルトが、接触取付部を電気的な接続対象物に固定する上での障害にはならない。
また、側面視でクランク形状に屈曲した板状体から圧着端子が構成されているので、載置部と接触取付部との間に段差を持たせることができ、上下方向において異なる位置関係に配置することができる。しかも、連結部の長さを調整することによって、圧着端子を電気的な接続対象物に固定する際にも、取り付けの利便性を発揮させることができる。
更に、取り付け後における配線材と接触取付部とを、上下方向にずらせた状態で配置することができ、しかも、載置部と配線材との配置関係を略直線状に配置することができる。この配置構成により、配線材と載置部、特に、配線材と加締め部との配置関係が良好になり、振動等が加わったとしても、配線材と加締め部との間での加締め状態が外れてしまうことがなくなる。
更にまた、接触取付部から流出したホットメルトを冷却固化させるのに充分な長さを、連結部に持たせておくことができるので、溶融したホットメルトが接触取付部にまで流れ出てしまうのを確実に防止できる。
また、加締め部を折り曲げて配線材を圧着させるため、圧着端子としては一般的に比較的柔らかな金属材を用いて構成されることになる。本発明では、側面視でクランク形状に屈曲した板状体での、凹状の屈曲部には凸形状の突起部を形成し、凸状の屈曲部には凹形状のディンプルを形成しておくことができるので、屈曲部における強度を大幅に向上させることができる。
しかも、屈曲部に形成した凹形状のディンプルや凸形状の突起部によって、溶融したホットメルトの流れを阻害することができ、溶融したホットメルトの冷却固化を早めることができる。また、連結部と載置部との間における屈曲部に形成した凹形状のディンプルを利用して、予め配線材に外嵌しておいた熱収縮チューブを配線材に沿ってスライドさせるときには、熱収縮チューブの先端部を規制する位置決め部材として利用することもできる。
更に、屈曲部に形成した凹形状のディンプル、凸形状の突起部や流出防止部の形成は、プレス加工等を行うことで簡単に形成することができる。このため、本発明の圧着端子の製造工程を単純化させることができ、しかも、製造コストを下げることができる。
本発明では、連結部における強度を向上させるため、接触取付部と連結部とを連結している屈曲部を挟んで、接触取付部と連結部との両側縁部には、それぞれの側縁部に沿った突起条や立設したリブを形成しておくことができる。これにより、比較的柔らかな金属材を用いて圧着端子を構成し、接触取付部と載置部との間を連結部によって段差を形成したとしても、前記突起条やリブによって連結部の強度を高めておくことができる。
しかも、接触取付部の屈曲部側における周辺囲に形成した突起条やリブによって、接触取付部の面強度を高めておくことができる。特に、屈曲部に形成した凹形状のディンプル、凸形状の突起部、接触取付部と連結部との両側縁部に形成した突起条やリブによって、強度を高めることができるので、圧着端子を構成する板厚を薄く構成することもできる。
接触取付部と連結部との両側縁部に、それぞれの側縁部に沿った突起条を形成する場合には、屈曲部に形成した凹形状のディンプル、凸形状の突起部や流出防止部、芯線係止部を形成するときに行うプレス加工で、同時に突起条を形成することができる。
また、接触取付部と連結部との両側縁部におけるそれぞれの側縁部に沿って立設したリブを形成する場合には、接触取付部と連結部との両側縁部を折り曲げて形成することも、溶接、接着等によりリブを形成することもできる。
本発明によって、配線材の芯線における外周面だけでなく、芯線の前端面も気泡を生じさせずに完全にホットメルトによって覆うことができるので、配線材に対する防水処理を確実に施すことができる。しかも、圧着端子として必要な強度を持たせておくことができる。また、熱収縮チューブの先端から流出したホットメルトは、流出防止部や連結部によって接触取付部にまで流れ出てしまうのを確実に防止できる。
本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて以下において具体的に説明する。本願発明の圧着端子の構成としては、以下で説明する形状、配置構成以外にも本願発明の課題を解決することができる形状、配置構成であれば、それらの形状、配置構成を採用することができるものである。このため、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、多様な変更が可能である。
図1には、本発明の実施形態に係わる圧着端子の斜視図を示しており、図2には圧着端子の平面図を示している。図3には、配線材の先端部を覆うように熱収縮チューブをスライドさせたときの、熱収縮チューブの断面図と圧着端子の側面図を示している。また、図4には、加締め部で配線材の芯線及び被覆部を圧着する前の状態を斜視図で示している。図5には、ボルトでの締結前の状態を断面図で示している。尚、実施例に係わる図は、部材の構成を明確にするため、誇張した状態で示している。
図1〜図5を用いて、圧着端子1の構成について説明する。図1、図3に示すように、圧着端子1は、板状体を側面視でクランク形状に屈曲しており、屈曲した各部位によって接触取付部3、連結部4、及び載置部5を構成している。接触取付部3は、ボルト、ナット等の固定手段によって電気的接続の対象物に締結される部位であって、中央にはボルト等が挿通されるネジ孔11と、周辺部には電気的接続の対象物に対する圧着端子1の取り付け位置を規制する回り止め片20が形成されている。
回り止め片20は、図5で示すように、電気的接続の対象物25に形成した係合穴27等と係合させることで、電気的接続の対象物25に対する圧着端子1の取り付け位置を規定し、圧着端子1の回り止めを兼ねることができる。図5において、圧着端子1のネジ孔11を通したボルト26を、電気的接続の対象物25に形成したボルト穴28に螺合させることで、圧着端子1を電気的接続の対象物25に固定することができる。
図1〜図4に示すように、載置部5は、図示せぬ電装品に接続した配線材2の端末が載置される部位であって、載置した配線材2の芯線2aを圧着して固定する芯線加締め部9と、配線材2の被覆部を圧着して固定する配線材加締め部10とが形成されている。また、載置部5は、図示例のように平面状に形成する以外にも、載置する配線材2の外周形状に合わせて、横断面形状が凹状となるように形成しておくこともできる。
接触取付部3と載置部5との間には、両者を連結する連結部4が形成されている。連結部4は、凹状の第1屈曲部12を介して接触取付部3と一体的に形成されているとともに、凸状の第2屈曲部13を介して載置部5と一体的に形成されている。
凹状の第1屈曲部12には、表面側に突出する突起部14が、幅方向に少なくとも1つ以上形成されており、凸状の第2屈曲部13には、裏面側に突出するディンプル15が、幅方向に少なくとも1つ以上形成されている。突起部14及びディンプル15を形成することによって、第1屈曲部12及び第2屈曲部13における曲げ強度を高めておくことができる。
載置部5における第2屈曲部13と芯線加締め部9との間には、表面側に突出する芯線係止部6と流出防止部7とが形成されている。流出防止部7は、芯線係止部6よりも載置部5の幅方向において、幅広の構成として形成されている。流出防止部7は、図示例のように連続した突起条形状として構成することも、載置部5の幅方向に沿って複数の突起部が離間して突出した形状として構成することもできる。
また、第1屈曲部12を挟んだ接触取付部3と連結部4との両側縁部には、それぞれの側縁部に沿った突起条17a、17bが形成されている。このように構成されている圧着端子1は、板状体をプレス加工等によって成形した構成となっている。圧着端子11の側面視でクランク形状にする構成、及びネジ孔11、加締め部8、突起部14、ディンプル15、芯線係止部6、流出防止部7、各突起条17a、17bをそれぞれ成形する構成は、プレス加工等を複数回行うことによって成形することができる。
接触取付部3と連結部4との両側縁部に形成する各突起条17a、17bは、プレス加工によらずに押出し成形によって形成することも、接触取付部3と連結部4との両側縁部をそれぞれ折り曲げ成形によって形成することもできる。また、回り止め片20は、接触取付部3を形成するときに、接触取付部3と同一面上に形成しておき、その後、折り曲げ等の加工によって回り止め片20を形成することもできる。
また、接触取付部3の第1屈曲部12側における一部周囲に形成した突起条17aや連結部4の両側縁部に形成した突起条17bの代りに、図6に示すように接触取付部3の一部周囲を折り曲げて形成したリブ18a、連結部4の両側縁部を折り曲げて形成したリブ18bを形成しておくこともできる。リブ18a、リブ18bは、折り曲げ形成で形成する代りに、溶接、接着等によって形成しておくこともできる。尚、図6において、図1で示したのと同じ構成部材に関しては、同一の部材符号を用いている。
接触取付部3の第1屈曲部12側における一部周囲に突起条17aやリブ18aを形成しておくことによって、接触取付部の面強度を高めておくことができる。このため、固定手段を介して接触取付部3を電気的な接続対象物に固定する際に、接触取付部3がねじれてしまうような不測の事態を招くことなく、常に安定してしかも強固に固定することができる。
次に、図2、図3を用いて、配線材2を載置部5に圧着する方法及び、内側にホットメルト22が塗布されている熱収縮チューブ21を被覆する方法について説明する。最初に、先端側の被覆部を剥いて芯線2aを露出させた配線材2に、熱収縮チューブ21を予め遊嵌状態で挿入しておく。次に、露出させた芯線2aの先端部を芯線係止部6に当接させて、載置部5に載置する配線材2の位置決めを行う。
芯線加締め部9及び配線材加締め部10を加締めて、芯線2a及び配線材2を載置部5に圧着する。この状態では、まだ、芯線2aは露出した状態のままである。
次に、熱収縮チューブ21を配線材2に沿ってスライドさせ、図3で示すように熱収縮チューブ21の先端を、流出防止部7又は第2屈曲部13に形成したディンプル15における載置部5の裏面側に突出した部位に当接させて、あるいはこれらの部位を目印として熱収縮チューブ21の先端を位置決めする。このとき、熱収縮チューブ21は、配線材2における芯線2aの先端部よりも接触取付部3側に突出しており、芯線2aの先端部を覆う形で載置部5を囲むことになる。この状態で、電熱器などの加熱手段を用いて熱収縮チューブ21を加熱する。
すると、図5に示すように、熱収縮チューブ21は熱収縮を行って、配線材2の先端部を載置部5とともに締め付ける。これに伴って溶融したホットメルト22は、熱収縮チューブ21の収縮力によって芯線2aの先端より先の部分から加締め部8、載置部5の後端部を密着する。しかも、加熱により溶融したホットメルト22は、粘度が低下して流動化しているので、上述した各部材との間に大きな隙間を空けることなく満遍なく埋めることができ、上述した各部材を液密状態で密着させることができる。
溶融したホットメルト22の一部は、熱収縮チューブ21の前端から接触取付部3側へ流れ出るが、流れ出たホットメルト22は、流出防止部7によって流出が阻害されることになる。そのため、芯線2aの外周面だけでなく、流出防止部7と芯線2aの前端面との間に空隙部を形成することなく、ホットメルト22を充満させておくことができる。
また、流出防止部7を超えて流れ出たホットメルト22は、第2屈曲部13に形成したディンプル15によって流出が阻止されることになる。ディンプル15を超えて更に流出するホットメルト22があったとしても、その流出量は極めて少なくなり、連結部4を超えて接触取付部3まで到達することなく、連結部4において冷却固化してしまうことになる。
上述のように、本発明に係わる圧着端子1を用いることで、載置部5に載置固定した配線材2の芯線2a、配線材2を圧着する加締め部8を外部に露呈させることなく、熱収縮チューブ21とホットメルト22とによって外部から覆い隠すことができ、しかも、液密状態にて密封しておくことができる。
熱収縮チューブ21の先端から流れ出たホットメルト22は、流出防止部7、ディンプル15、連結部4によって、接触取付部3まで流れ出てしまうのを確実に防止できる。従って、接触取付部3は、常にホットメルト22が付着していない状態で、電気的接続の対象物に固定されることになる。従って、接触取付部3の取付強度を所望の取付強度で固定することができるので、接触取付部3にホットメルト22が付着することに起因して生じる接触不良の発生を確実に防止できる。
尚、上述における実施例の説明では、アース用の圧着端子を例に挙げて説明を行ったが、本発明は、アース用の圧着端子に限定されるものではない。本発明は、電装品の配線材を電気的な接続対象物に接続するときに用いる圧着端子であれば、例えば、電源に対する接続等の圧着端子としても好適に適用することができるものである。
本願発明は、本願発明の技術思想を適用することができる装置等に対しては、本願発明の技術思想を適用することができる。
圧着端子の斜視図である。(実施例) 圧着端子の平面図である。(実施例) 熱収縮チューブを被覆した圧着端子の断面図である。(実施例) 熱収縮チューブを遊嵌した圧着端子の斜視図である。(実施例) 圧着端子を電気的接続の対象物に取り付ける状態を示す断面図である。(実施例) 圧着端子の変形例を示す斜視図である。(実施例) 端子金具の斜視図である。(従来例1) 端子金具の断面図である。(従来例1) アース用端子金具の断面図である。(従来例2)
符号の説明
1・・・圧着端子、
3・・・接触取付部、
4・・・連結部、
5・・・載置部、
6・・・芯線係止部、
7・・・流出防止部、
12・・・第1屈曲部、
13・・・第2屈曲部、
14・・・突起部、
15・・・ディンプル、
17a、17b・・・突起条、
18a、18b・・・リブ、
21・・・熱収縮チューブ、
22・・・ホットメルト、
40・・・端子金具、
41・・・基板部、
42・・・接触取付部、
43・・・加締め部、
44・・・流入孔、
45・・・ガイド壁、
46・・・熱収縮チューブ、
47・・・ホットメルト、
50・・・アース用端子金具、
51・・・端子本体、
52・・・電線載置部、
53・・・加締め部、
55・・・流入規制堰、
56・・・流入規制凹部、
57・・・熱収縮チューブ、
58・・・ホットメルト。

Claims (4)

  1. 電気的な接続対象物に固定手段を介して取り付けられる接触取付部と、電装品の配線材を載置して固定する載置部と、前記接触取付部と前記載置部との間を連結する連結部と、前記載置部に形成され、前記載置部に載置された前記配線材の端末を固定する加締め部とを備え、
    前記加締め部による前記配線材の圧着後に、前記載置部が内部にホットメルトを配した熱収縮チューブで被覆されてなる圧着端子であって、
    前記接触取付部と前記連結部と前記載置部とが、側面視でクランク形状に屈曲した板状体の各部位として構成され、
    前記配線材の芯線先端位置を規制する芯線係止部と、溶融した前記ホットメルトが前記接触取付部にまで流出するのを防止する流出防止部とが、それぞれ前記載置部に突起形状で形成されてなることを特徴とする圧着端子。
  2. 前記側面視でクランク形状に屈曲した板状体における、凹状の屈曲部には、凸形状の突起部が形成され、かつ、凸状の屈曲部には、凹形状のディンプルが形成され、
    前記流出防止部が、前記連結部と前記載置部とを連結する屈曲部と、前記芯線係止部との間で前記載置部の幅方向に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の圧着端子。
  3. 前記接触取付部と前記連結部とを連結する屈曲部を挟んだ、前記接触取付部と前記連結部との両側縁部には、それぞれの側縁部に沿った突起条が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の圧着端子。
  4. 前記接触取付部と前記連結部とを連結する屈曲部を挟んだ、前記接触取付部と前記連結部との両側縁部には、それぞれの側縁部に沿って立設したリブが形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の圧着端子。
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