JP2008171185A - 降圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷回路に供給される内部電源電圧の変動を抑制する。
【解決手段】第1の電源を用いて、この第1の電源より低い第2の電源を生成する降圧回路であって、負荷回路が接続される出力端子25と、第1の電源と出力端子25との間に接続され、かつ第1のノードに接続されたゲート端子を有する出力トランジスタ24と、第1の電源と第2のノードとの間に接続され、かつ第1のノードに接続されたゲート端子を有する第1のMOSトランジスタ17と、第2のノードの電圧が分割された電圧と基準電圧との差に応じて、出力トランジスタ24のゲート電圧を設定する帰還回路11とを含む。前記第1のMOSトランジスタのサイズは、負荷回路の動作モードに応じて切り替えられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、降圧回路に係り、特に外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成する降圧回路に関する。
外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成する降圧回路が知られている。降圧回路は、外部電源と、内部電源電圧が供給される負荷回路との間に接続された出力トランジスタと、この出力トランジスタのゲート電圧を設定する回路とを備える。
半導体製品は、微細化が進むとデバイスの信頼性確保といった理由から、電源電圧の降圧が必要となる。外部電源電圧と内部電源電圧との低電圧化が進むと、両電源電圧の電位差が僅差となる。このため、降圧回路に含まれる出力トランジスタのドレイン−ソース間電圧Vdsが小さくなり、内部電源電圧が供給される負荷回路に流れる負荷電流が減少する。従って、通常、出力トランジスタとして電流供給能力の大きなMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタが必要となる。
ところで、出力トランジスタのゲート電圧は負荷電流によらず常に一定に設定される。このため、内部電源電圧は、負荷電流に依存して変動してしまう。負荷電流の変動量は製品の仕様にもよるが、大別するとデータ書き込み、データ読み出し、或いはその他のファンクションモードでデバイス内部の回路動作が大きく異なるために生じる。内部電源電圧の変動は回路動作を不安定にし、動作タイミングや電流スペックに影響を与える。今後、さらにデバイスの低電圧化及び高速化が進んだ場合には無視できない問題となる。
また、この種の関連技術として、負荷回路に電圧を供給する出力トランジスタのサイズを変更することで、負荷電流に応じて出力トランジスタの電流供給能力を切り替える技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005-107948号公報
本発明は、負荷回路に供給される内部電源電圧の変動を抑制することが可能な降圧回路を提供する。
本発明の一視点に係る降圧回路は、第1の電源を用いて、この第1の電源より低い第2の電源を生成する降圧回路であって、負荷回路が接続される出力端子と、前記第1の電源と前記出力端子との間に接続され、かつ第1のノードに接続されたゲート端子を有する出力トランジスタと、前記第1の電源と第2のノードとの間に接続され、かつ前記第1のノードに接続されたゲート端子を有する第1のMOSトランジスタと、前記第2のノードの電圧が分割された電圧と基準電圧との差に応じて、前記出力トランジスタのゲート電圧を設定する帰還回路とを具備し、前記負荷回路の動作モードに応じて、前記第1のMOSトランジスタのサイズを切り替える。
本発明によれば、負荷回路に供給される内部電源電圧の変動を抑制することが可能な降圧回路を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る降圧回路の構成を示す回路図である。降圧回路は、帰還回路11、モニター回路16、及び出力トランジスタ24を備えている。
出力トランジスタ24は、MOSトランジスタから構成され、例えば、PチャネルMOSトランジスタより電流駆動力の高いNチャネルMOSトランジスタが用いられる。出力トランジスタ24のドレイン端子には、外部電源電圧Vccが供給されている。出力トランジスタ24のゲート端子は、ノードAに接続されている。出力トランジスタ24のソース端子は、出力端子25に接続されている。すなわち、出力トランジスタ24は、ソースフォロアである。外部電源電圧Vccを降圧した内部電源電圧Vintは、出力端子25から出力される。出力端子25には、内部電源電圧Vintを供給する対象である負荷回路が接続される。
モニター回路16は、出力トランジスタ24の状態をモニターし、出力トランジスタ24から供給される内部電源電圧Vintと同等の電圧を生成する。また、モニター回路16は、ノードAの電圧(出力トランジスタ24のゲート電圧)を調整する。モニター回路16は、NチャネルMOSトランジスタ(NMOSトランジスタ)17、抵抗18、19、NMOSトランジスタ20、スイッチ素子としてのトランスファーゲート21、及びインバータ回路22を備えている。
NMOSトランジスタ17及び20は、ソースフォロアである。具体的には、NMOSトランジスタ17のドレイン端子には、外部電源電圧Vccが供給されている。NMOSトランジスタ17のゲート端子は、ノードAに接続されている。NMOSトランジスタ17のソース端子は、ノードBを介して抵抗18の一端に接続されている。抵抗18の他端は、抵抗19の一端に接続されている。抵抗19の他端には、接地電圧Vssが供給されている。
NMOSトランジスタ20は、NMOSトランジスタ17に並列に接続されている。NMOSトランジスタ20のドレイン端子には、外部電源電圧Vccが供給されている。NMOSトランジスタ20のゲート端子は、ノードAに接続されている。NMOSトランジスタ20のソース端子は、トランスファーゲート21の一端に接続されている。トランスファーゲート21の他端は、ノードBに接続されている。トランスファーゲート21は、PチャネルMOSトランジスタ(PMOSトランジスタ)とNMOSトランジスタとが並列に接続されて構成されている。
また、モニター回路16には、負荷回路の動作モードを切り替える切替信号FMが端子23を介して入力されている。この切替信号FMは、負荷回路やこの負荷回路を制御する回路などから供給される。動作モードとしては、例えば、データ書き込み動作、データ読み出し動作、その他のファンクションモードなどがある。例えば、データ書き込み動作とデータ読み出し動作とで動作モードを切り替える場合、ライトイネーブル信号或いはリードイネーブル信号が切替信号FMとして使用される。
切替信号FMは、トランスファーゲート21に入力される。具体的には、切替信号FMは、トランスファーゲート21のNMOSトランジスタのゲート端子に入力される。また、切替信号FMがインバータ回路22によって反転された反転信号は、トランスファーゲート21のPMOSトランジスタのゲート端子に入力される。従って、切替信号FMがハイレベルの場合、トランスファーゲート21は導通状態であり、切替信号FMがローレベルの場合、トランスファーゲート21は非導通状態である。
帰還回路11は、差動増幅器12、PMOSトランジスタ13、及び抵抗14を備えている。帰還回路11には、端子15を介して基準電圧Vrefが供給されている。この基準電圧Vrefは、差動増幅器12の負側入力端子に供給されている。差動増幅器12の正側入力端子は、抵抗18と抵抗19との間に接続されている。差動増幅器12は、2つの入力電圧の差を増幅して出力する。差動増幅器12の電源端子には、外部電源電圧Vccが供給されている。
差動増幅器12の出力端子は、PMOSトランジスタ13のゲート端子に接続されている。PMOSトランジスタ13のソース端子には、外部電源電圧Vccが供給されている。PMOSトランジスタ13のドレイン端子は、ノードA及び抵抗14の一端に接続されている。抵抗14の他端には、接地電圧Vssが供給されている。
降圧回路は、ノードAの電圧を安定化するためのキャパシタ26を備えている。キャパシタ26の一方の電極は、ノードAに接続されている。キャパシタ26の他方の電極は、接地されている。
このように構成された降圧回路の動作について説明する。降圧回路が外部電源電圧Vcc及び基準電圧Vrefの供給を受けると、NMOSトランジスタ17は、ノードAの電圧に応じて、ノードBの電圧を設定する。このノードBの電圧は、内部電源電圧Vintと同等の電圧に設定される。例えば、内部電源電圧Vintが1.8V、基準電圧Vrefが1.2Vに設定される場合を一例として説明する。外部電源電圧Vccは、内部電源電圧Vintより大きく、例えば3Vに設定される。この場合、抵抗18の抵抗値をR1、抵抗19の抵抗値をR2とすると、R1:R2は1:2の比率に設定される。
ノードBの電圧が抵抗18と抵抗19とで分割された分割電圧は、差動増幅器12の正側入力端子に供給される。差動増幅器12は、2つの入力電圧の差に基づいて、PMOSトランジスタ13のゲート電圧を設定する。この時、ノードBは内部電源電圧Vintと同等の1.8V程度に設定され、上記分割電圧は1.2V程度に設定される。この制御により、ノードAが所定電圧に設定されることで、出力端子25から負荷回路に1.8Vの内部電源電圧Vintが供給される。
ここで、モニター回路16には、NMOSトランジスタ17以外に、ノードAにゲート端子が接続された1つ又は複数のNMOSトランジスタ(本実施形態では、NMOSトランジスタ20)が用意されている。そして、モニター回路16は、負荷回路の動作モードに応じて、ノードAにゲート端子が接続されたNMOSトランジスタのサイズ(すなわち、ゲート幅(チャネル幅))が変更できるように構成されている。
具体的には、負荷回路に流れる負荷電流が大きい動作モードでは、切替信号FMがローレベルに設定される。これにより、NMOSトランジスタ20がノードBから切り離され、ノードBに接続されたNMOSトランジスタは、NMOSトランジスタ17のみとなる。すなわち、ノードAの電圧を調整するNMOSトランジスタ(ノードAとノードBとに接続されたNMOSトランジスタ)のサイズが減少する。このとき、NMOSトランジスタのドレイン電流は一定であるため、ノードAの電圧が上がる。これにより、出力トランジスタ24は、オン抵抗が低くなるため、電流供給能力が高くなる。
一方、負荷回路に流れる負荷電流が小さい動作モードでは、切替信号FMがハイレベルに設定される。これにより、2つのNMOSトランジスタ17,20がノードBに接続される。すなわち、ノードAの電圧を調整するNMOSトランジスタのサイズが増加する。このとき、NMOSトランジスタのドレイン電流は一定であるため、ノードAの電圧が下がる。これにより、出力トランジスタ24は、オン抵抗が高くなるため、電流供給能力が低くなる。
このようにしてモニター回路16を構成することで、ノードAに接続されるNMOSトランジスタのサイズを変更するのと同じ効果を得ることができる。この結果、負荷回路の動作モードに起因した内部電源電圧Vintの変動量を低減することが可能となる。
以下に、降圧回路に用いられるNMOSトランジスタのレイアウトについて説明する。モニター回路16に含まれるNMOSトランジスタ17及び20は、ノードAの電圧を調整するために用いられるので、電流供給能力が小さく設定される。すなわち、NMOSトランジスタ17及び20には、小さいサイズのNMOSトランジスタが用いられる。
一方、出力トランジスタ24は、出力端子25に接続される負荷回路に大きな電流を供給する必要があるため、電流供給能力が大きく設定される。すなわち、出力トランジスタ24には、大きいサイズのMOSトランジスタが用いられる。そこで、本実施形態では、出力トランジスタ24を複数のNMOSトランジスタで構成し、この複数のNMOSトランジスタのそれぞれのサイズを、NMOSトランジスタ17(或いは、NMOSトランジスタ20)と同じにしている。
まず、モニター回路16に含まれるNMOSトランジスタのレイアウトについて説明する。モニター回路16に含まれるNMOSトランジスタ17及び20は、同じレイアウトで構成される。すなわち、NMOSトランジスタ17及び20は、ゲート幅W(チャネル幅)、ゲート長L(チャネル長)、ソース及びドレイン領域としてのN+拡散領域が同じ大きさに設定される。図2は、NMOSトランジスタ17(或いはNMOSトランジスタ20)のレイアウト図である。
P型半導体基板(或いはP型ウェル)内には、ソース領域31及びドレイン領域32が設けられている。これらソース領域31及びドレイン領域32は、高濃度のN型不純物が導入されて形成されたN拡散領域から構成される。P型半導体基板上でソース領域31とドレイン領域32との間には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極33が設けられている。NMOSトランジスタ17のゲート幅はW、ゲート長はLに設定される。NMOSトランジスタ17のチャネル幅方向は、Y方向に対応する。NMOSトランジスタ17のチャネル長方向は、X方向に対応する。
ゲート電極33は、コンタクトを介してノードAに接続されている。ソース領域31は、コンタクトを介してノードBに接続されている。ドレイン領域32は、コンタクトを介して外部電源電圧Vccが供給される配線に接続されている。このようにして、NMOSトランジスタ17が構成されている。NMOSトランジスタ20のレイアウトも、図2と同じである。
次に、出力トランジスタ24のレイアウトについて説明する。図3は、出力トランジスタ24の一部を示すレイアウト図である。出力トランジスタ24は、NMOSトランジスタ17(或いはNMOSトランジスタ20)のサイズと同じサイズの複数のNMOSトランジスタが並列に接続されて構成されている。出力トランジスタ24を構成するNMOSトランジスタの数は、負荷回路に流れる負荷電流に基づいて決められる。
図3に示すように、P型半導体基板(或いはP型ウェル)内には、N拡散領域からなるソース領域34−2及びドレイン領域34−1が設けられている。P型半導体基板上でソース領域34−2とドレイン領域34−1との間には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極35−1が設けられている。
ゲート電極35−1は、コンタクトを介してノードAに接続されている。ソース領域34−2は、コンタクトを介して出力端子25に接続されている。ドレイン領域34−1は、コンタクトを介して外部電源電圧Vccが供給される配線に接続されている。このようにして、出力トランジスタ24を構成する複数のNMOSトランジスタのうちの1つのNMOSトランジスタ24−1が構成されている。NMOSトランジスタ24−1のチャネル幅方向は、Y方向に対応する。NMOSトランジスタ24−1のチャネル長方向は、X方向に対応する。
また、P型半導体基板内には、N拡散領域からなるドレイン領域34−3が設けられている。P型半導体基板上でソース領域34−2とドレイン領域34−3との間には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極35−2が設けられている。ゲート電極35−2は、コンタクトを介してノードAに接続されている。ドレイン領域34−3は、コンタクトを介して外部電源電圧Vccが供給される配線に接続されている。このようにして、出力トランジスタ24を構成する複数のNMOSトランジスタのうちの1つのNMOSトランジスタ24−2が構成されている。NMOSトランジスタ24−2のチャネル幅方向は、Y方向に対応する。NMOSトランジスタ24−2のチャネル長方向は、X方向に対応する。
同様に、図3に示すように、NMOSトランジスタ24−1のX方向及びY方向にはそれぞれ、NMOSトランジスタ24−1に並列に接続されるように、複数のNMOSトランジスタが形成されている。
また、出力トランジスタ24を構成する複数のNMOSトランジスタ(NMOSトランジスタ24−1及び24−2を含む)はそれぞれ、ゲート幅及びゲート長がNMOSトランジスタ17のそれらと同じに設定される。また、NMOSトランジスタ17と出力トランジスタ24を構成する複数のNMOSトランジスタとは、同じレイアウトを有し、さらに、同じ向き(例えば、ゲート電極、ソース領域、及びドレイン領域が同じ向き)に配置される。
このようなレイアウトにすることで、降圧回路を構成する複数のNMOSトランジスタが同じ特性を有することになる。すなわち、プロセスの条件や誤差が同じになるため、これら複数のNMOSトランジスタが同じ変動量を有するように形成される。これにより、出力トランジスタ24とNMOSトランジスタ17(或いは、NMOSトランジスタ20)との特性を合わせることができるため、高精度、かつバラツキの少ない降圧回路を形成することができる。
以上詳述したように本実施形態によれば、負荷回路の動作モードに応じて出力トランジスタ24のゲート電圧を調整することができる。これにより、負荷回路の動作モードが切り替わった場合でも、内部電源電圧Vintの変動を抑制することができる。
また、負荷回路に流れる負荷電流に応じて出力トランジスタ24のゲート電圧を調整しているため、小さいサイズの調整用NMOSトランジスタを付加すればよい。従って、本実施形態を適用した場合でも回路面積の増加を抑制することができる。具体的には、出力トランジスタを複数用意する場合に比べて、降圧回路のサイズを小さくすることが可能となる。
また、降圧回路を構成する複数のNMOSトランジスタが同じ特性を有するように構成している。これにより、高精度、かつバラツキの少ない降圧回路を形成することが可能である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、動作モードに基づくNMOSトランジスタ20の接続/非接続の切り替えを、NMOSトランジスタ20のゲート端子、或いはドレイン端子を用いて行うようにしている。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る降圧回路の構成を示す回路図である。NMOSトランジスタ20は、NMOSトランジスタ17に並列に接続されている。NMOSトランジスタ20のドレイン端子には、外部電源電圧Vccが供給されている。NMOSトランジスタ20のソース端子は、ノードBに接続されている。
NMOSトランジスタ20のゲート端子は、トランスファーゲート21−1を介してノードAに接続されている。また、NMOSトランジスタ20のゲート端子は、トランスファーゲート21−2を介して接地されている。
切替信号FMは、トランスファーゲート21−1のNMOSトランジスタのゲート端子、及びトランスファーゲート21−2のPMOSトランジスタのゲート端子に入力される。また、切替信号FMがインバータ回路22によって反転された反転信号は、トランスファーゲート21−1のPMOSトランジスタのゲート端子、及びトランスファーゲート21−2のNMOSトランジスタのゲート端子に入力される。従って、切替信号FMがハイレベルの場合、トランスファーゲート21−1は導通状態であり、トランスファーゲート21−2は非導通状態である。また、切替信号FMがローレベルの場合、トランスファーゲート21−1は非導通状態であり、トランスファーゲート21−2は導通状態である。
このように構成されたモニター回路16の動作について説明する。負荷回路に流れる負荷電流が大きい動作モードでは、切替信号FMがローレベルに設定される。この場合、トランスファーゲート21−1は非導通状態、トランスファーゲート21−2は導通状態に設定される。これにより、NMOSトランジスタ20のゲート端子には接地電圧Vssが供給されるため、NMOSトランジスタ20がオフする。この結果、ノードAにゲート端子が接続されたトランジスタがNMOSトランジスタ17のみとなる。すなわち、ノードAの電圧を調整するNMOSトランジスタのサイズが減少し、ノードAの電圧が上がる。これにより、出力トランジスタ24の電流供給能力が高くなる。
一方、負荷回路に流れる負荷電流が小さい動作モードでは、切替信号FMがハイレベルに設定される。この場合、トランスファーゲート21−1は導通状態、トランスファーゲート21−2は非導通状態に設定される。これにより、NMOSトランジスタ20のゲート端子がノードAに接続される。この結果、ノードAにゲート端子が接続されたトランジスタがNMOSトランジスタ17及び20となる。すなわち、ノードAの電圧を調整するNMOSトランジスタのサイズが増加し、ノードAの電圧が下がる。これにより、出力トランジスタ24の電流供給能力が低くなる。
このようにして降圧回路を構成した場合でも、第1の実施形態と同じ効果を得ることができる。なお、ノードAの電圧を調整するNMOSトランジスタのサイズを変更する手段として、NMOSトランジスタ20のドレイン端子と外部電源電圧Vccとの接続を切り替えるようにしてもよい。図5は、降圧回路の他の構成例を示す回路図である。
NMOSトランジスタ20のドレイン端子には、トランスファーゲート21を介して外部電源電圧Vccが供給されている。NMOSトランジスタ20のソース端子は、ノードBに接続されている。NMOSトランジスタ20のゲート端子は、ノードAに接続されている。
切替信号FMは、トランスファーゲート21のNMOSトランジスタのゲート端子に入力される。また、切替信号FMがインバータ回路22によって反転された反転信号は、トランスファーゲート21のPMOSトランジスタのゲート端子に入力される。従って、切替信号FMがハイレベルの場合、トランスファーゲート21は導通状態であり、切替信号FMがローレベルの場合、トランスファーゲート21は非導通状態である。
このように構成されたモニター回路16では、切替信号FMにより、NMOSトランジスタ20のドレイン端子への外部電源電圧Vccの供給及び遮断を切り替えることができる。これにより、ノードAの電圧を調整するNMOSトランジスタのサイズを変更することが可能となる。このようにして降圧回路を構成した場合でも、第1の実施形態と同じ効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、ノードAの電圧設定を高速に行うためのアシスト回路をノードAに接続することで、降圧回路での内部電源電圧Vintの供給動作を高速化するようにしている。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る降圧回路の構成を示す回路図である。降圧回路は、アシスト回路41を備えている。降圧回路の出力トランジスタ24のサイズは、大きな負荷電流を供給するために数mm〜数cmになる場合が多く、さらにノードAに電圧安定を目的としたキャパシタ26を接続する場合、ノードAの電圧変更には時間がかかる。アシスト回路41は、ノードAの電圧を強制的に所定電圧まで引き上げ、或いはノードAの電圧を強制的に所定電圧まで引き下げる機能を有している。
アシスト回路41は、キャパシタ42、インバータ回路43、及び端子44を備えている。端子44には、外部からの制御信号であるアシスト信号ASが供給されている。アシスト信号ASは、インバータ回路43を介してキャパシタ42の一方の電極に接続されている。キャパシタ42の他方の電極は、ノードAに接続されている。
また、インバータ回路43の電源には、内部電源電圧Vint及び接地電圧Vssが用いられる。すなわち、インバータ回路43の電源として、外部電源電圧Vccに依存しない電圧を用いている。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
このように構成された降圧回路の動作について説明する。ノードAの電圧を引き上げる場合、アシスト信号ASはローレベルに設定される。これにより、キャパシタ42の電極には内部電源電圧Vintが印可される。この結果、ノードAの電圧が引き上げられる。
ノードAの電圧を引き下げる場合、アシスト信号ASはハイレベル電圧に設定される。これにより、キャパシタ42の電極には接地電圧Vssが印可される。この結果、ノードAの電圧が引き下げられる。ノードAの最終的なレベル調整は、帰還回路11及びモニター回路16により行なわれる。
以上詳述したように本実施形態では、アシスト回路41を付加したことで、ノードAの電圧変更を高速に行うことができる。これにより、降圧回路の内部電源電圧Vintの供給動作を高速化することができる。また、アシスト回路41の電源として、外部電源電圧Vccに依存しない電圧を用いているため、ノードAの電圧のアシスト量を一定にすることができる。なお、本実施形態を第2の実施形態に適用してもよいことは勿論である。
また、各実施形態では、出力トランジスタ24としてNMOSトランジスタを用いているが、これに限定されるものではなく、出力トランジスタ24としてPMOSトランジスタを用いてもよい。この場合、電源電圧及び各ノードの電圧の極性を変えることで、各実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化できる。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る降圧回路の構成を示す回路図。 NMOSトランジスタ17のレイアウト図。 出力トランジスタ24の一部を示すレイアウト図。 本発明の第2の実施形態に係る降圧回路の構成を示す回路図。 第2の実施形態に係る降圧回路の他の構成例を示す回路図。 本発明の第3の実施形態に係る降圧回路の構成を示す回路図。
符号の説明
Vcc…外部電源電圧、Vint…内部電源電圧、Vref…基準電圧、11…帰還回路、12…差動増幅器、13…PMOSトランジスタ、14…抵抗、15…端子、16…閾値電圧モニター回路、17,20…NMOSトランジスタ、18,19…抵抗、21,21−1,21−2…トランスファーゲート、22…インバータ回路、23…端子、24…出力トランジスタ、25…出力端子、26…キャパシタ、31,34−2…ソース領域、32,34−1,34−3…ドレイン領域、33,35−1,35−2…ゲート電極、41…アシスト回路、42…キャパシタ、43…インバータ回路、44…端子。

Claims (5)

  1. 第1の電源を用いて、この第1の電源より低い第2の電源を生成する降圧回路であって、
    負荷回路が接続される出力端子と、
    前記第1の電源と前記出力端子との間に接続され、かつ第1のノードに接続されたゲート端子を有する出力トランジスタと、
    前記第1の電源と第2のノードとの間に接続され、かつ前記第1のノードに接続されたゲート端子を有する第1のMOSトランジスタと、
    前記第2のノードの電圧が分割された電圧と基準電圧との差に応じて、前記出力トランジスタのゲート電圧を設定する帰還回路と
    を具備し、
    前記負荷回路の動作モードに応じて、前記第1のMOSトランジスタのサイズを切り替えることを特徴とする降圧回路。
  2. 前記第1の電源と前記第2のノードとの間に接続され、かつ前記第1のノードに接続されたゲート端子を有する第2のMOSトランジスタと、
    前記動作モードに応じて、前記第2のMOSトランジスタと前記第2のノードとの接続/非接続を切り替えるスイッチ素子とをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の降圧回路。
  3. 前記第2のノードの電圧を分割する直列に接続された第1及び第2の抵抗をさらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の降圧回路。
  4. 前記出力トランジスタは、複数の第3のMOSトランジスタから構成され、
    前記第1乃至第3のMOSトランジスタは、それらのサイズが同じであることを特徴とする請求項2又は3に記載の降圧回路。
  5. 前記動作モードに応じて、前記第1のノードの電圧を強制的に引き上げ、或いは前記第1のノードの電圧を強制的に引き下げるアシスト回路をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の降圧回路。
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