JP2008168403A - ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法 - Google Patents

ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サークリップや外側環状溝を破損させることなく,ベアリングハウジングにベアリングを圧入し得るようにする。
【解決手段】ベアリングハウジングHに挿入した拡張子53によりサークリップCを拡張して,サークリップ全体を外側環状溝3に没入させる際に,拡張子53の外側面に突設した規制突起53aをサークリップCの両工具係合爪7,7間に係合した後,規制突起53aが両工具係合爪7,7を伴って切欠き7の中央部に来るように拡張子53をベアリングハウジングH内で回転させる。かくして,次にサークリップや外側環状溝を破損させることなく,ベアリングハウジングにベアリングを圧入パンチにより圧入することが可能となる。
【選択図】 図9

Description

本発明は,ベアリングハウジングの内周面に形成した切欠き付きの外側環状溝と,ベアリングの外周面に形成した内側環状溝とに亙り,前記切欠きに受容される一対の工具係合爪を有するサークリップを装着するに当たり,前記サークリップを,その工具係合爪を前記切欠きに収めながら前記外側環状溝に挿入する第1工程と,拡張子により前記サークリップを拡張して,該サークリップを外側環状溝に没入させる第2工程と,拡張状態の前記サークリップを前記拡張子から前記ベアリング外周面に受け渡す第3工程と,前記外側環状溝及び内側環状溝が一致したとき,前記サークリップをそれ自体の弾性力で縮径させて前記内側環状溝に係合させる第4工程とを順次実行する,ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法の改良に関する。
かゝるベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法は,特許文献1に開示されるように,既に知られている。
特開2003−165034号公報
従来,かゝるベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法において,前記第2工程を実行する場合,複数の拡張子によりサークリップを単に拡張していたが,サークリップの工具係合爪の外側環状溝内での位置によっては,工具係合爪の根元の内隅部が切欠きの開口縁に干渉して,サークリップが外側環状溝に完全に没入しないことがあり,こうした状態で前記第3工程に進み,ベアリングハウジングにベアリングを圧入パンチにより圧入すると,サークリップや外側環状溝を破損させる虞がある。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,前記第2工程で複数の拡張子によりサークリップを拡張したとき,サークリップ全体を外側環状溝に確実に没入させ得るようにして,次の第3工程では,サークリップや外側環状溝を破損させることなく,ベアリングハウジングにベアリングを圧入パンチにより圧入すること可能にした前記ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,ベアリングハウジングの内周面に形成した切欠き付きの外側環状溝と,ベアリングの外周面に形成した内側環状溝とに亙り,前記切欠きに受容される一対の工具係合爪を有するサークリップを装着するに当たり,前記サークリップを,その工具係合爪を前記切欠きに収めながら前記外側環状溝に挿入する第1工程と,拡張子により前記サークリップを拡張して,該サークリップを外側環状溝に没入させる第2工程と,拡張状態の前記サークリップを前記拡張子から前記ベアリング外周面に受け渡す第3工程と,前記外側環状溝及び内側環状溝が一致したとき,前記サークリップをそれ自体の弾性力で縮径させて前記内側環状溝に係合させる第4工程とを順次実行する,ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法において,前記第2工程では,前記拡張子の外側面に突設した規制突起が両工具係合爪を前記切欠きの中央部まで伴って来るように該拡張子を前記ベアリングハウジング内で回転することを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記第2工程では,当初,前記サークリップの内周面に圧接させた拡張子を,前記規制突起が前記切欠きから外れた初期位置から一方の工具係合爪が前記切欠きの一方の内側壁に当接すると共に,前記規制突起が前記切欠き内の両工具係合爪間に係合する正転停止位置まで一定方向に回転し,次いで前記拡張子を先刻とは逆方向に所定角度回転することで,前記両工具係合爪を伴ないながら前記規制突起を切欠きの中央部に移動させることを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記第2工程では,前記拡張子を,前記初期位置から前記正転停止位置まで前記一定方向に回転し,そして前記逆方向に前記所定角度回転する間,該拡張子を,これが前記ベアリングハウジングの内周面に圧接しない範囲で拡張して前記サークリップの内周面に圧接させ,前記拡張子が前記正転停止位置から前記逆方向に前記所定角度回転した位置で前記サークリップを外側環状溝に没入させるように拡張子を拡張することを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は,第2又は第3の特徴に加えて,前記第2工程では,サーボモータにより拡張状態の前記拡張子を前記初期位置から一定方向に回転して,一方の工具係合爪を前記切欠きの一方の内側壁に当接させると共に,前記規制突起を前記切欠き内の両工具係合爪間に係合させ,このとき前記サーボモータの負荷の急増を検知して該サーボモータの作動を停止し,次いで該サーボモータを逆転作動することを第4の特徴とする。
尚,前記サーボモータは,後述する本発明の実施例中の第2サーボモータ21に対応する。
さらにまた本発明は,第1〜第4の特徴の何れかに加えて,前記第2工程で前記拡張子の規制突起を前記切欠き内の工具係合爪間に係合させる際には,該拡張子及び規制突起間に介装されて該規制突起を半径方向外方に付勢する弾性部材の弾発力を利用することを第5の特徴とする。
尚,前記弾性部材は,後述する本発明の実施例中のばね68に対応する。
本発明の第1の特徴によれば,第2工程では,一つの拡張子の外側面に突設した規制突起をサークリップの工具係合爪に係合した後,該規制突起が両工具係合爪を伴って切欠きの中央部に来るように拡張子をベアリングハウジング内で回転するので,拡張子の拡張作用によりサークリップを外側環状溝に確実に没入させることができ,したがって次の第3工程では,サークリップや外側環状溝を破損させることなく,ベアリングハウジングにベアリングを圧入することができる。
本発明の第2の特徴によれば,第2工程では,サークリップの内周面に圧接させた拡張子を,規制突起が前記切欠きから外れた初期位置から一方の工具係合爪が前記切欠きの一方の内側壁に当接すると共に,規制突起が前記切欠き内の両工具係合爪間に係合する正転停止位置まで一定方向に回転し,次いで拡張子を先刻とは逆方向に所定角度回転することで,両工具係合爪を切欠きの中央部まで確実に移動させることができる。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記第2工程では,前記拡張子を,前記初期位置から前記正転停止位置まで前記一定方向に回転し,そして前記逆方向に前記所定角度回転する間,該拡張子を,これが前記ベアリングハウジングの内周面に圧接しない範囲で拡張して前記サークリップの内周面に圧接させ,前記拡張子が前記正転停止位置から前記逆方向に前記所定角度回転した位置で前記サークリップを外側環状溝に没入させるように拡張子を拡張することを第3の特徴とする。
本発明の第3の特徴によれば,前記第2工程で,前記拡張子を,前記初期位置から前記正転停止位置まで前記一定方向に回転し,そして前記逆方向に前記所定角度回転するまでは,拡張子を,これが前記ベアリングハウジングの内周面に圧接しない範囲で拡張して前記サークリップの内周面に圧接させるので,拡張子とベアリングハウジング内周面と間の摩擦抵抗や,サークリップと外側環状溝底壁と間の摩擦抵抗を回避しながらサークリップを拡張子の回転に確実に追従させ,両工具係合爪を前記切欠きの中央部へと確実に移動することができる。
本発明の第4の特徴によれば,サーボモータによる両工具係合爪の切欠き中央部への移動を自動的に行うことができる。
本発明の第5の特徴によれば,拡張子によりサークリップの拡張状態と,規制突起の工具係合爪間への係合状態を確実に両立させ,工具係合爪の切欠き中央部への移動を確実に行うことができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて説明する。
図1はサークリップによるベアリングハウジング及びベアリングの連結構造を示す縦断面図,図2は図1の2矢視図,図3は上記サークリップのベアリングハウジング及びベアリングへの装着に使用するサークリップ装着装置の側面図,図4は図3の4−4線断面図,図5は図4の要部斜視図,図6はベアリング圧入パンチ周辺部の縦断面図,図7は図6の7−7線断面図,図8は図6の8矢視図,図9は拡張子の作用説明図,図10は拡張子及び圧入パンチの作用説明図,図11は本発明の別の実施例を示す,図9との対応図である。
先ず,図1及び図2により,サークリップによるベアリング及びベアリングハウジング間の連結構造について説明する。符号Wは,例えば自動車のミッションケースであり,それが有するベアリングハウジングHにボールベアリングBのアウタレース1が圧入される。その際,ベアリングハウジングHとアウタレース1とを軸方向に相互に連結すべく,ベアリングハウジングHの内周面に形成された外側環状溝3と,アウタレース1の外周面に形成された内側環状溝4とに亙りサークリップCが装着される。サークリップCは,その内周縁を弾性縮径力をもって内側環状溝4の底面に圧接したとき,その外周縁が外側環状溝3内に留まるようになっており,また外側環状溝3は,サークリップCを拡張させたとき,その全体を受容し得る深さを有している。サークリップCは,互いに合口6を挟んで対向して半径方向外方に張り出した一対の工具係合爪7,7を有しており,これらを受容する円弧状の切欠き5がベアリングハウジングHの内周面に形成されている。一対の工具係合爪7,7は,これらに拡張用工具を掛けてサークリップCを拡張させる際に使用するもので,サークリップCの拡張によれば,これをボールベアリングBの内側環状溝4から離脱させ,ボールベアリングBをベアリングハウジングHから取り外すことができる。ボールベアリングBのインナレース2には,例えば変速入,出力軸等の伝動軸が嵌挿される。
さて,図3〜図8により,上記サークリップCのベアリングハウジングH及びベアリングBへの装着に使用するサークリップ装着装置Dについて説明する。
図3及び図4において,基台10に固定されるケーシング11には,その前面において昇降台12を上下動可能に支持する鉛直方向のガイドレール13と,昇降台12を昇降させるボールねじ機構14と,このボールねじ機構14を駆動する第1サーボモータ15とが設けられる。ボールねじ機構14は,ケーシング11内の鉛直方向の隔壁11aに固設される上下一対の軸受16,16′に回転自在に支承されるねじ軸17に,昇降台12に固着される雌ねじ部材18を螺合して構成される。第1サーボモータ15は,前記隔壁11aの下端部から後方へ水平に延びる支持板11b上に支持され,この第1サーボモータ15の,下方に突出した出力軸15aが伝動装置19を介して前記ねじ軸17の下端部に連結される。伝動装置19は,図示例ではベルト式に構成されるが,ギヤ式に構成することもできる。而して,第1サーボモータ15の作動により伝動装置19を介してねじ軸17を正・逆転させれば,昇降台12をガイドレール13に沿って昇降させることができる。
昇降台12には,鉛直方向に配置される支持筒20と,これに平行に配置される第2サーボモータ21とが取り付けられる。支持筒20は中空の外側スピンドル22が回転自在に支承しており,第2サーボモータ21の,下方に突出する出力軸21aと,外側スピンドル22の下端部とがタイミング伝動装置24を介して連結される。タイミング伝動装置24は,図示例ではギヤ式に構成されるが,歯付きベルト式に構成することもできる。
外側スピンドル22には,これを上下に貫通する内側スピンドル23が摺動自在にスプライン嵌合される。内側スピンドル23の下端部には,外側スピンドル22の下端面に対向する下部フランジ26が取り付けられ,また内側スピンドル23の上端部には,外側スピンドル22の上端面に対向する下部フランジ26が力覚センサ28を介して取り付けられ,通常,下部フランジ26を外側スピンドル22の下端面に当接させるべく内側スピンドル23を上方に付勢するセットばね27が力覚センサ28と外側スピンドル22との間に縮設される。而して,第2サーボモータ21の作動によりタイミング伝動装置24を介して外側スピンドル22を支持筒20の軸線周りに正・逆転させることができ,それにスプライン嵌合した内側スピンドル23も同時に正・逆転させることができる。その際,内側スピンドル23に加えられる所定値以上のトルクが力覚センサ28により検知され,その検知信号により前記第2サーボモータ21の作動を制御するようになっている。
次に図4及び図5に進み,内側スピンドル23の上端に第1支持枠30が固着され,この第1支持枠30には,連結部材34を介して第2支持枠31が一体に連結され,さらにこの第2支持枠31の上端には第3支持枠32が一体に連結される。したがって,第1〜第3支持枠30〜32は内側スピンドル23と共に回転する。
第1支持枠30の天井板30aには第3サーボモータ33が取り付けられる。第2支持枠31の天井板31a及び底板31bには,内側スピンドル23と同軸に配置される摺動軸受35及び回転軸受36がそれぞれ設けられており,摺動軸受35は昇降軸39を軸方向のみ摺動自在に支承し,回転軸受36は,前記第3サーボモータ33の出力軸33aにカプリング37を介して連結した駆動軸38を回転自在に支承する。これら駆動軸38及び昇降軸39間は,第2ボールねじ機構40を介して連結される。この第2ボールねじ機構40は,駆動軸38の上端に一体に連設されるねじ軸41を,昇降軸39の中心部に形成されるねじ孔42に螺合して構成される。而して,第3サーボモータ33の作動により駆動軸38,即ちねじ軸41を正・逆転させれば,昇降軸39を上下動させることができる。
第3支持枠32天井板32aには互いに平行して水平に延びる一対のガイドレール45,45が敷設され,これらガイドレール45,45に,互いに対向する一対の拡張ブロック46,46が摺動自在に係合され,これら拡張ブロック46,46は,連動機構47を介して前記昇降軸39に連結される。上記連動機構47は,第3支持枠32の,相対向する一対の側壁33b、33bに枢軸48,48を介して揺動自在に支持される一対のベルクランク49,49で構成される。枢軸48,48にそれぞれ支持されるベルクランク49,49の支持孔50,50は,水平方向に延びる長孔に形成されて,ベルクランク49,49の水平方向の移動を許容している。各ベルクランク49は,両枢軸48,48間の中央に先端を向かわせる第1アーム49aと,両枢軸48,48の上方に先端を向かわせる第2アーム49bとよりなっており,両ベルクランク49,49の各第1アーム49a,49aの先端部は,昇降軸39の上端部に共通の第1連結ピン51を介して連結され,両ベルクランク49,49の第2アーム49b,49bの先端部は,前記両拡張ブロック46,46の下面に形成された逆U字状の連結溝52,52にそれぞれ係合される。而して,昇降軸39の上・下動によれば,枢軸48,48を水平方向に変位させつゝ,ベルクランク49,49を揺動させ,両拡張ブロック46,46を相互に離反・近接方向に作動することができる。
上記拡張ブロック46,46の上端には,前記サークリップCの内周面に当接してそれを半径方向に拡張し得る拡張子53,54が固設される。図7に示すように,これら拡張子53,54は,サークリップCの周方向に長い断面長方形をなしていて,その両端の2点でサークリップCを拡張するようになっており,これによれば直径の異なる各種サークリップCの拡張に対応することができる。
一方の拡張子53の外側面中央部には,サークリップCの内側から,サークリップCの合口6,即ち両工具係合爪7,7間に係合可能な上下方向に延びる規制突起53aが取り付けられる。この規制突起53aの拡張子53への取り付け構造について,図6〜図8により説明する。
拡張子53の内側面には,ガイドシリンダ61がボルト62により固着され,このガイドシリンダ61のシリンダ孔61aに,規制突起53aの背面に一体に形成されて拡張子53を貫通する円形断面のピストン63(図8参照)が摺動自在に嵌装される。このピストン63は,側面にキー溝64(図7参照)を有しており,このキー溝64に,ガイドシリンダ61に螺着されるボルトよりなるキー65が係合して,ピストン63の回り止めを果たしている。ガイドシリンダ61には,そのシリンダ孔61aの後方開放端を閉鎖する蓋板66がボルト67で固着され,この蓋板66と規制突起53aとの間には,ピストン63を貫通して規制突起53aを外方に弾発するばね68が縮設される。その際,キー65がキー溝64の後端壁に当接することで,ばね68による規制突起53aの外方への突出限界が規定される。
以後,規制突起53aを備える拡張子53を第1拡張子53と呼び,規制突起53aを持たない拡張子54を第2拡張子54と呼ぶ。
図6に示すように,第1及び第2拡張子53,54の上方にワーク支持台55が配設され,このワーク支持台55上には,ベアリングハウジングHを前記昇降軸39と同軸上に配置するようにしてミッションケースWが支持されるようになっている。またワーク支持台55の更に上方には,昇降軸39と同軸上で昇降する圧入パンチ57が配設される。この圧入パンチ57は,ボールベアリングBのアウタレース1を押圧して,前記ベアリングハウジングHに圧入するものであって,図示しない圧入機械の昇降ラムに連結される。
この圧入パンチ57の下端中心部にはベアリング保持軸58が突設される。このベアリング保持軸58は,外周に環状溝59を有しており,これに上記ボールベアリングBのインナレース2の内周面に弾発係合してボールベアリングBを摩擦力で保持するピストンリング状の保持リング60が嵌め込まれている。
次に,この実施例の作用について説明する。
先ず図6に示すように,圧入パンチ57を,ベアリングハウジングHより上方の上昇位置に保持した状態で,ミッションケースWをワーク支持台55上の定位置に載置して,ベアリングハウジングHを昇降軸39と同軸上に配置する。このベアリングハウジングHの外側環状溝3にサークリップCを挿入して,その一対の工具係合爪7,7を外側環状溝3の切欠き5内に収める。このサークリップCの自由状態では,その外径は,ベアリングハウジングHの内径より大きく且つ外側環状溝3の直径より小さく,またその内径は,ベアリングハウジングHの内径より小さい。
一方,上昇位置に保持される圧入パンチ57のベアリング保持軸58には,ボールベアリングBのインナレース2を嵌装して,それをOリング60との摩擦により保持させると共に,アウタレース1の上端面を圧入パンチ57の下端面に当接させる。
次に,第1サーボモータ15の作動により昇降台12を上昇させて,図9(A)に示すように,収縮状態の第1及び第2拡張子53,54をサークリップC内に挿入する。このとき,第2サーボモータ21は,先ず,第1拡張子53の規制突起53aが前記切欠き5から一定角度ずれた所定の初期位置aに来るように,内側スピンドル23を回転する。
次に,第3サーボモータ33の作動により昇降軸39を上昇させて,図9(B)に示すように,両拡張子53,54を拡張させて,これらをサークリップCの内周面に圧接させることにより,サークリップC全体を外側環状溝3内に完全に押し込む。このとき,第2拡張子54の規制突起53aは,サークリップCの内周面に当接することにより,ばね68を圧縮した状態で保持する。
その後,第2サーボモータ21の作動により第1〜第3回転支持枠30〜32を一定方向R1に回転させる。すると,両拡張子53,54は当初,サークリップCを伴って同方向R1に回転するが,図9(C)に示すように,サークリップCの,回転方向R1前方側の工具係合爪7が切欠き5の内側面に当接する位置bまで来ると,サークリップCの回転が阻止され,両拡張子53,54のみがサークリップCの内周面を滑りながら更に回転する。
そして図9(D)に示すように,第1拡張子53の規制突起53aが両工具係合爪7,7間の位置に来るや否や,規制突起53aは,ばね68の圧縮反発力をもって外方に突出して,サークリップCの両工具係合爪7,7間に係合することになる。
両拡張子53,54が,規制突起53aを両工具係合爪7,7間に係合させて,回転方向R1前方の工具係合爪7を切欠き5の対応する内側面に当接させるようになると,第2サーボモータ21の負荷が急増し,内側スピンドル23に所定値以上のトルクが加わるため,力覚センサ28がその所定値以上のトルクを検知して,その検知信号を第2サーボモータ21に入力する。すると,第2サーボモータ21は,即座に逆転作動して,図9(E)に示すように,両拡張子53,54をサークリップCと共に逆方向R2に,規制突起53aが切欠き5の略中央位置を占める所定位置cまで所定角度回転させる。
こうして両工具係合爪7,7間に係合した規制突起53aが所定位置cに保持されることで,両工具係合爪7,7も切欠き5の略中央位置に保持される保持されることになる。かくして,第1及び第2工具係合爪7,7の根元の内隅部と切欠き5の開口縁部との干渉を回避して,サークリップC全体を外側環状溝3に確実に押し込むことができる。
そこで,今度は図10(A)に示すように,圧入パンチ57を下降させて,ベアリング保持軸58に保持させたボールベアリングBのアウタレース1をベアリングハウジングH内に圧入していくと,これに伴ないアウタレース1が拡張状態の第1及び第2拡張子53,54の上端に当接して,これらを下方へ押圧する。圧入パンチ57の両拡張子53,54への押圧力は,連動機構47,昇降軸39及びボールねじ機構40を介して第2及び第1支持枠31,30に伝達して,セットばね27を圧縮させることになるから,圧入パンチ57より押圧されるアウタレース1は,両拡張子53,54と共に下降していく。
そして図10(B)に示すように,両拡張子53,54が拡径状態のサークリップCより下方へ離れるときには,サークリップCは,両拡張爪7,7の上端に続くアウタレース1の外周面に受け渡される。即ち,前述のように,第1及び第2工具係合爪7,7が切欠き5の中央部に保持されることで,拡張状態の両拡張子53,54によりサークリップC全体が外側環状溝3に完全に押し込められているから,両拡張子53,54がサークリップCの内周面を下方へ滑るのに伴ない,アウタレース1がサークリップCの内周面にスムーズに嵌合することができる。
続いて,図10(C)に示すように,アウタレース1の内側環状溝4がサークリップCの位置に来ると,サークリップCは,それ自体の弾性力をもって収縮して内側環状溝4に係合することになる。こうして,サークリップCは,外側環状溝3から内側環状溝4に渡り装着され,ボールベアリングBのベアリングハウジングHへの圧入作業は完了する。
その後は,第3サーボモータ33の作動により昇降軸39を下降させて両拡張子53,54を収縮させてから,第1サーボモータ15の作動により昇降台12を下降させて,両拡張子53,54をミッションケースW下方の原位置に戻す一方,圧入パンチ57を上昇させ,ボールベアリングBを装着したミッションケースWをワーク支持台55から取り外す。
次に,図11に示す本発明の別の実施例について説明する。
この別の実施例では,図11(A)に示すように,先ず第1サーボモータ15の作動により昇降台12を上昇させて,収縮状態の第1及び第2拡張子53,54をサークリップC内に挿入する一方,第2サーボモータ21の作動により,第1拡張子53の規制突起53aが前記切欠き5から一定角度ずれた所定の初期位置aに来るように,内側スピンドル23を回転しておく工程は,前実施例の図9(A)に示す工程と変わりがない。
次に,図11(B)に示すように,第3サーボモータ33の作動による昇降軸39の上昇ストロークを調節することにより,両拡張子53,54がベアリングハウジングHの内周面に圧接しない範囲で両拡張子53,54を拡張させてサークリップCの内周面に圧接させる。したがって,この段階では,サークリップCは外側環状溝3内に完全には押し込まない。またサークリップCの内周面に圧接する第1拡張子53の規制突起53aは,第1拡張子53の両端がサークリップCの内周面に当接するように,ばね68を圧縮するようにピストン63を後退させることになる。
その後の図11(C)及び(D)の工程は,前実施例の図9(C)及び(D)の工程と同様に推移し,そして図11(E)に示すように,両拡張子53,54間に係合した規制突起53aを切欠き5の略中央位置を占める所定位置cまで運ぶまでは,両拡張子53,54の,ベアリングハウジングHの内周面に非圧接状態を維持する。こうすることにより,両拡張子53,54とベアリングハウジングH内周面と間の摩擦抵抗や,サークリップCと外側環状溝3底壁と間の摩擦抵抗を回避しながらサークリップCを両拡張子53,54の回転に確実に追従させ,両拡張子53,54間に係合した規制突起53aを切欠き5の略中央位置を占める所定位置cへと確実に移動することができる。
尚,この実施例では,拡張子53,54のサークリップC内周面への圧接力が比較的弱いため,図11(B)の工程から図11(D)の工程に至る間において,サークリップCの,回転方向R1前方側の工具係合爪7が切欠き5の内側面に当接する前に,R1方向に回転する拡張子53,54がサークリップCに対し滑って規制突起53aがばね68の付勢力をもってサークリップCの両工具係合爪7,7間に係合することがあるが,この場合は,その係合状態で拡張子53,54がR1方向に回転して図11(D)の状態となるので不都合は生じない。したがって,その後は,前実施例の場合と同様に,図11(D)から図11(E)へと,両拡張子53,54をサークリップCと共に逆方向R2に所定位置cまで所定角度回転させることにより,両拡張子53,54間に係合した規制突起53aが切欠き5の略中央位置に運ぶことができる。
こうして,両拡張子53,54間に係合した規制突起53aが切欠き5の略中央位置を占める所定位置cに来たとき,図11(E)に示すように,第3サーボモータ33の作動により昇降軸39を充分に上昇させることにより,両拡張子53,54がベアリングハウジングHの内周面に接するまで両拡張子53,54を拡張させて,サークリップC全体を外側環状溝3に確実に押し込む。その後の作業工程は,前実施例と同様であるので,その説明は省略する。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,第3サーボモータ33自体が,内側スピンドル23に加えられる所定値以上のトルクを検知し得る機能を具備する場合には,前記力覚センサ28を省略することができる。
サークリップによるベアリングハウジング及びベアリングの連結構造を示す縦断面図。 図1の2矢視図。 上記サークリップのベアリングハウジング及びベアリングへの装着に使用するサークリップ装着装置の側面図。 図3の4−4線断面図。 図4の要部斜視図。 ベアリング圧入パンチ周辺部の縦断面図。 図6の7−7線断面図。 図6の8矢視図。 拡張子の作用説明図。 拡張子及び圧入パンチの作用説明図。 本発明の別の実施例を示す,図9との対応図。
符号の説明
B・・・・・ベアリング(ボールベアリング)
C・・・・・サークリップ
H・・・・・ベアリングハウジング
3・・・・・外側環状溝
4・・・・・内側環状溝
5・・・・・切欠き
7・・・・・工具係合爪
28・・・・力覚センサ
53・・・・規制突起を持つ拡張子
53a・・・規制突起
68・・・・弾性部材(ばね)

Claims (5)

  1. ベアリングハウジング(H)の内周面に形成した切欠き(5)付きの外側環状溝(3)と,ベアリング(B)の外周面に形成した内側環状溝(4)とに亙り,前記切欠き(5)に受容される一対の工具係合爪(7,7)を有するサークリップ(C)を装着するに当たり,前記サークリップ(C)を,その工具係合爪(7,7)を前記切欠き(5)に収めながら前記外側環状溝(3)に挿入する第1工程と,拡張子(53)により前記サークリップ(C)を拡張して,該サークリップ(C)を外側環状溝(3)に没入させる第2工程と,拡張状態の前記サークリップ(C)を前記拡張子(53)から前記ベアリング(B)外周面に受け渡す第3工程と,前記外側環状溝(3)及び内側環状溝(4)が一致したとき,前記サークリップ(C)をそれ自体の弾性力で縮径させて前記内側環状溝(4)に係合させる第4工程とを順次実行する,ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法において,
    前記第2工程では,前記拡張子(53)の外側面に突設した規制突起(53a)が両工具係合爪(7,7)を前記切欠き(5)の中央部まで伴って来るように該拡張子(53)を前記ベアリングハウジング(H)内で回転することを特徴とする,ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法。
  2. 請求項1記載のベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法において,
    前記第2工程では,当初,前記サークリップ(C)の内周面に圧接させた拡張子(53)を,前記規制突起(53a)が前記切欠き(5)から外れた初期位置(a)から一方の工具係合爪(7)が前記切欠き(5)の一方の内側壁に当接すると共に,前記規制突起(53a)が前記切欠き(5)内の両工具係合爪(7,7)間に係合する正転停止位置(b)まで一定方向(R1)に回転し,次いで前記拡張子(53)を先刻とは逆方向(R2)に所定角度(b〜c)回転することで,前記両工具係合爪(7,7)を伴ないながら前記規制突起(53a)を切欠き(5)の中央部に移動させることを特徴とする,ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法。
  3. 請求項2記載のベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法において,
    前記第2工程では,前記拡張子(53)を,前記初期位置(a)から前記正転停止位置(b)まで前記一定方向(R1)に回転し,そして前記逆方向(R2)に前記所定角度(b〜c)回転する間,該拡張子(53)を,これが前記ベアリングハウジング(H)の内周面に圧接しない範囲で拡張して前記サークリップ(C)の内周面に圧接させ,前記拡張子(53)が前記正転停止位置(b)から前記逆方向(R2)に前記所定角度(b〜c)回転した位置で前記サークリップ(C)を外側環状溝(3)に没入させるように拡張子(53)を拡張することを特徴とする,ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法。
  4. 請求項2又は3記載のベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法において,
    前記第2工程では,サーボモータ(21)により拡張状態の前記拡張子(53)を前記初期位置(a)から一定方向(R1)に回転して,一方の工具係合爪(7)を前記切欠き(5)の一方の内側壁に当接させると共に,前記規制突起(53a)を前記切欠き(5)内の両工具係合爪(7,7)間に係合させ,このとき前記サーボモータ(21)の負荷の急増を検知して該サーボモータ(21)の作動を停止し,次いで該サーボモータ(21)を逆転作動することを特徴とする,ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法において,
    前記第2工程で前記拡張子(53)の規制突起(53a)を前記切欠き(5)内の工具係合爪(7,7)間に係合させる際には,該拡張子(53)及び規制突起(53a)間に介装されて該規制突起(53a)を半径方向外方に付勢する弾性部材(68)の弾発力を利用することを特徴とする,ベアリングハウジング及びベアリングへのサークリップ装着方法。
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