JP2008160370A - データ伝送システム及び方法、データ送信装置並びにデータ受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
低速のデータ信号と高速のデータ信号を効率良く伝送する。
【解決手段】
多重装置48は、バッファ34からの低速下りデータ信号の後のIFGに続いて、高速伝送識別情報発生装置40から出力される高速伝送識別情報IDHighを挿入する。高速伝送識別情報IDHighは、これ以後に続く高速下りデータ信号の長さ又は期間を示す。ONU14−1は、高速伝送識別情報IDHighを受信すると、高速伝送識別情報IDHighが示す期間、発振器64を外部同期から内部同期に切り替える。多重装置48は、高速伝送識別情報IDHighに続けて、バッファ36からの高速下りデータ信号を多重し、高速下りデータ信号のフレーム間には、高速アイドル信号発生装置39からの高速アイドル信号をIFG(インターフレームギャップ)として挿入する。
【選択図】 図1
低速のデータ信号と高速のデータ信号を効率良く伝送する。
【解決手段】
多重装置48は、バッファ34からの低速下りデータ信号の後のIFGに続いて、高速伝送識別情報発生装置40から出力される高速伝送識別情報IDHighを挿入する。高速伝送識別情報IDHighは、これ以後に続く高速下りデータ信号の長さ又は期間を示す。ONU14−1は、高速伝送識別情報IDHighを受信すると、高速伝送識別情報IDHighが示す期間、発振器64を外部同期から内部同期に切り替える。多重装置48は、高速伝送識別情報IDHighに続けて、バッファ36からの高速下りデータ信号を多重し、高速下りデータ信号のフレーム間には、高速アイドル信号発生装置39からの高速アイドル信号をIFG(インターフレームギャップ)として挿入する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、伝送レートの異なるデータ信号を時分割多重方式で伝送するデータ伝送システム及び方法、データ送信装置並びにデータ受信装置に関し、より具体的には、GE−PONと10GE−PONのように、伝送レートの異なる下りデータ信号を時分割多重伝送するデータ伝送システム及び方法、データ送信装置並びにデータ受信装置に関する。
アクセス回線として、複数のユーザで光ファイバ伝送路を共有するPON(Passive Optical Network)システムが知られている。データ伝送レートは、当初、10Mbps程度であったものが、100Mbps、1Gbpsと順次、高速化しており、最近では、10Gbpsのシステムも検討されている。
GE−PONシステムでは、内部的に8B/10B変換が行われており、光信号のビットレートは1.25Gbpsであるが、データ自体のレートと光伝送路上の光信号のレートの相違は、本発明にとって本質的では無いので、以後、伝送データ自体のレートで表記する。
既存ユーザへの影響を最小限に抑えつつ柔軟な帯域拡大を実現するため、1Gbpsシステムを部分的に10Gbpsに増速する方法が検討されている。具体的には、ユーザ側の光終端装置であるONU(Optical Network Unit)として1Gbps対応のものと、10Gbps対応のものを混在可能にする。センター局に配置される光終端装置であるOLT(Optical Line Terminal)は、個々のONUが1Gbsp対応か10Gbps対応かを予め調べて記憶しておき、1Gbps対応のONUには1Gbpsで下りデータ信号を送信し、10Gbps対応のONUには10Gbpsで下りデータ信号を送信する。OLTはまた、宛先に1Gbps対応のONUを含む下りデータ信号のマルチキャスト又はブロードキャストは、1Gbpsで送信し、宛先全てが10Gbps対応のONUである場合に下りデータ信号を10Gbpsで送信する。
E−PONでは、ONUの個々のサービス(例えば、VoIP(Voice over IP),VOD(Video On Demand)及びインターネット)を論理リンクで管理しており、OLTは、各ONUに1又は複数の論理リンクを設定できる。OLTは、論理リンク設定プロトコル中で、各ONUが1Gbps対応か10Gbps対応かを確認する。
従来、提案されている、E−PONシステムにおいて速度の異なる下り信号を多重する方式は、10GbpsベースのMACフレームを伝送する度に、1GbpsベースのプリアンブルとIFGおよび10Gbpsへの同期用信号を時間軸上で多重する(例えば、非特許文献1)。
石川真弓他、「異速度フレーム混在PONシステムの一検討」、2006年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、p.180
石川真弓他、「異速度フレーム混在PONシステムの一検討」、2006年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、p.180
しかしながら、従来の方法では、10GbpsベースのMACフレームを伝送する度に、1GbpsベースのプリアンブルとIFGと10Gbpsへの同期用信号が必要となるため、10Gbpsでの伝送時間が相対的に小さく、オーバーヘッドも大きくなることから、下り信号の実効レートが低下する。
本発明は、このような問題点を解決し、異種レートのデータ信号をより高密度に配置可能なデータ伝送システム及び方法、データ送信装置並びにデータ受信装置を提示することを目的とする。
本発明に係るデータ伝送システムは、第1のデータレートの第1のデータ信号及び当該第1のデータレートより高速の第2のデータレートの第2のデータ信号を時分割多重して伝送し、当該第1のデータ信号を受信でき当該第2のデータ信号を受信できない1以上の第1の通信端末と、当該第2のデータ信号を受信できる1以上の第2の通信端末とを有するデータ伝送システムであって、当該第2のデータ信号に先行して、当該第2のデータ信号の長さを示す識別情報を伝送することを特徴とする。
本発明に係るデータ伝送方法は、第1のデータレートの第1のデータ信号を受信でき、当該第1のデータレートより高速の第2のデータレートの第2のデータ信号を受信できない1以上の第1の通信端末と、当該第2のデータ信号を受信できる1以上の第2の通信端末とを有するデータ伝送システムにおいて、当該第1のデータ信号と当該第2のデータ信号を時分割多重して伝送する方法であって、当該第2のデータ信号に先行して、当該第2のデータ信号の長さを示す識別情報を伝送することを特徴とする。
本発明に係るデータ送信装置は、第1のデータレートの第1のデータ信号を一時記憶する第1のバッファと、当該第1のデータレートより高速の第2のデータレートの第2のデータ信号を一時記憶する第2のバッファと、当該第2のデータ信号の長さを示す識別情報を発生する識別情報発生装置と、当該第1のバッファからの当該第1のデータ信号、当該第2のバッファからの当該第2のデータ信号、及び当該識別情報発生装置からの当該識別情報を多重する多重装置であって、当該第1のデータ信号と当該第2のデータ信号の間に、当該識別情報を配置する多重装置とを具備することを特徴とする。
本発明に係るデータ受信装置は、第1のデータレートの第1のデータ信号及び当該第1のデータレートより高速の第2のデータレートの第2のデータ信号を時分割多重して伝送し、当該第1のデータ信号を受信でき当該第2のデータ信号を受信できない1以上の第1の通信端末と、当該第2のデータ信号を受信できる1以上の第2の通信端末とを有するデータ伝送システムにおいて、当該第1の通信端末に含まれるデータ受信装置であって、入力信号からクロックを当該第1のデータレートに対応するクロック成分を再生するクロック再生装置と、当該第1のデータレートに対応する周波数で発振し、当該クロック再生装置の再生クロックに同期動作する発振器と、当該発振器の出力に従い、当該入力信号からデータを再生するデータ再生装置と、当該データ再生装置の再生データから、当該第2のデータ信号の伝送期間を示す識別情報を検出すると、当該識別情報の示す当該伝送期間の間、当該発振器を当該クロック再生装置の再生クロックに同期する状態から、自走状態に切り替える制御装置とを具備することを特徴とする。
本発明では、第2のデータ信号の前にその識別信号を先行して伝送するので、第1の通信端末は、第2のデータ信号の受信又は誤同期を避けることができる。これにより、第1の通信端末は、第1のデータ信号が入力するときに迅速に且つ、正しく受信できる。即ち、第1のデータ信号と第2のデータ信号を時間軸上で高密度に配置できるようになり、実効レートが上がる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図であり、具体的には、1GbpsベースのGE−PONシステムと10Gbpsベースの10GE−PONシステムが混在するPONシステムの下り伝送系部分を図示してある。
OLT10は、光ファイバ及び光カップラ等の受動素子からなる光伝送路12を介して、ONU14−1,14−2に接続する。OLT10はセンター局に配置され、ONU14−1,14−2はユーザ宅に配置される。ONU14−1はGE−PONに対応し、ONU12−4は、10GE−PONに対応する。他にも、GE−PON対応の1又は2以上のONU又は10GE−PON対応の1又は2以上のONUが光伝送路12に接続可能であるが、図1では省略してある。
OLT10のCPU20は、OLT10の全体を制御する。上り信号の伝送系を省略してあるが、OLT10は、ONU14−1,14−2の起動時に、ONU14−1,14−2とのメッセージ交換によりONU14−1,14−2に1以上の論理リンクを設定する。設定された論理リンクの識別子(LLID)と、ONU14−1,14−2との対応が、LLIDテーブル22に格納される。このとき、CPU20は、各ONU14−1,14−2がGE−PON対応か10GE−PON対応かを調べ、その情報もテーブル22に格納する。以後、CPU20は、LLIDテーブル22を参照することにより、10Gbpsベースの高速伝送か、1Gbpsベースの低速伝送かを識別できる。
アップリンクポート24には、図示しない上位ネットワークから下り信号が伝送フレーム単位、通常はMACフレーム単位で入力する。下り信号はバッファ26に一時格納されて、逐次、分配装置28に読み出だされる。CPU20は、分配装置28から各フレームの宛先情報を受け取り、各受信フレームの宛先に応じたLLIDを分配装置28に供給する。分配装置28は、各受信フレームのヘッダ又はプリアンブルに宛先に応じたLLIDを埋め込み、その後、LLIDに応じて予め用意されたキュー30−1〜30nに受信フレームを供給する。
OLT10は、宛先に1Gbps対応のONUを含む下りデータ信号のマルチキャスト又はブロードキャストを1Gbpsで送信し、宛先全てが10Gbps対応のONUである場合にはその下りデータ信号のマルチキャスト又はブロードキャストを10Gbpsで送信する。ブロードキャストとマルチキャストを一律に1Gbpsで伝送しても良い。
CPU20は、キュー30−1〜30−nに記憶される低速下りデータ信号(1Gbps対応ONUへの下りデータ信号)を低速データ用バッファ34に供給し、キュー30−1〜30−nに記憶される高速下りデータ信号(10Gbps対応ONUへの下りデータ信号)を高速データ用バッファ36に供給するように、クロスコネクト装置32を制御する。これにより、キュー30−1〜30−nに記憶される低速下りデータ信号は、フレーム単位で低速データ用バッファ34に書き込まれる。また、キュー30−1〜30−nに記憶される高速下りデータ信号は、高速データ用バッファ36に書き込まれる。
低速アイドル信号発生装置38は、低速下り信号のフレーム間を埋めるインターフレームギャップ(IFG)となる1Gbpsベースの低速アイドル信号を発生する。バッファ34が、低速下りデータ信号のペイロードに続けてIFGを出力してもよい。この場合、バッファ34が低速アイドル信号発生装置38の機能又はIFG発生装置の機能を兼ねることになる。
また、高速アイドル信号発生装置39は、10Gbpsベースの高速のアイドル信号を発生する。この高速アイドル信号は、詳細は後述するが、低速下りデータ信号の間に高速下りデータ信号を挿入した場合の余り分に充填される充填信号として利用され、高速下りデータ信号のフレーム間のIFGとしても利用される。バッファ36が高速下り信号のペイロードに続けて充填信号を出力しても良い。この場合、バッファ36が、充填信号発生装置の機能を兼ねることになる。
高速伝送識別情報発生装置40は、高速下りデータ信号の直前に配置される高速伝送識別情報を発生する。詳細は後述するが、1Gbps対応のONU14−1は、高速伝送識別情報を受信すると、当該高速伝送識別情報で指定される期間、データ再生のための発振器を外部同期から内部同期に切り替える。
発振器44は、1GbpsGE−PONのデータを内部処理する周波数fLのクロックを発生する。逓倍装置46は、周波数fLのクロックを逓倍し、10GbpsGE−PONのデータを内部処理する周波数fHのクロックを発生する。低速クロックfLは低速データ用バッファ34、高速データ用バッファ36、低速アイドル信号発生装置38及び高速伝送識別情報発生装置40に供給される。高速クロックfHは、高速データ用バッファ36及び高速アイドル信号発生装置39に供給される。
多重装置48は、低速データ用バッファ34、高速データ用バッファ36、低速アイドル信号発生装置38、高速アイドル信号発生装置39及び高速伝送識別情報発生装置40から出力される信号を時間軸上でCPU20により指示される順で多重し、多重信号を電気/光変換器50に供給する。
CPU20は、低速データ用バッファ34及び高速データ用バッファ36の記憶データ量を逐次、モニタし、そのモニタ結果に従い、低速データ用バッファ34、高速データ用バッファ36、低速アイドル信号発生装置38、高速アイドル信号発生装置39及び高速伝送識別情報発生装置40の出力タイミングと多重装置48の多重動作を制御する。
光伝送路上で1.25Gbpsの伝送速度を持ち8B10B変換を行うGE−PONと、光伝送路上で10.3125Gbpsの伝送速度を持ち64B66B変換を行う10GE−PONを混在させる場合、10GE−PONの下り信号の長さを、1.25Gbpsの伝送速度を基準とした際のビット区切りに可能な限り一致させようとすると、10GE−PONの下り信号を挿入する期間は、32nsの整数倍になる。1.25Gbpsの40bitを伝送するのに必要な時間と、10.3125Gbpsの330bitを伝送するのに必要な時間が、32nsだからである。
ちなみに、光伝送路上で1.25Gbpsの伝送速度を持ち8B10B変換を行うGE−PONと、光伝送路上で2.5Gbpsの伝送速度を持ち8B10B変換を行う2GE−PONを混在させる場合、2GE−PON信号のバイト数は偶数であればよい。2GE−PON信号のバイト数が奇数の場合は、最後に1バイト分の2Gbpsの高速アイドル信号を補充する。
図2は、多重装置48から出力される下りデータ信号のフレーム構造例を示す。多重装置48は、低速下りデータ信号の後の低速のIFGに続いて、高速伝送識別情報発生装置40から出力される高速伝送識別情報IDHighを挿入する。高速伝送識別情報IDHighは、これ以後に続く高速下りデータ信号の長さ又は期間を示す。詳細は後述するが、ONU14−1は、この高速伝送識別情報IDHighを受信すると、高速伝送識別情報IDHighが示す期間、データ再生に使用する内部発振器を外部同期から内部同期に切り替える。これにより、ONU14−1は、高速下り信号の入力の間の同期外れを解消でき、高速下り信号の後に入力する低速下り信号に容易に追従でき、低速下り信号のデータを再生できる。
多重装置48は、高速伝送識別情報IDHighに続けて、バッファ36からの高速下りデータ信号を多重し、高速下りデータ信号のフレーム間には、高速アイドル信号発生装置39からの高速アイドル信号をIFGとして挿入する。低速下りデータ信号に切り替える直前の高速下りデータ信号の長さが、低速下りデータ信号のビット同期に不適切な場合、多重装置48は、高速アイドル信号発生装置39からの充填信号を多重し、その後に、バッファ34からの低速下りデータ信号を多重する。
電気/光変換器50は、多重装置48から下りデータ信号を光信号に変換する。電気/光変換器50から出力される光信号は、光伝送路12を伝送して、ONU14−1,14−2に入射する。
ONU14−1では、光/電気変換器60が、光伝送路12からの光信号を電気信号に変換し、その電気信号をクロック再生装置62とデータ再生装置66に供給する。クロック再生装置62は、光/電気変換器60からの電気信号の低周波数fL成分からクロックを再生する。低周波数fLで発振する発振器64は、クロック再生装置62の再生クロックに同期する。データ再生装置66は、発振器64からのクロックに従い、光/電気変換器60からの電気信号から低速下りデータ信号のプリアンブルとペイロードを再生する。分離装置68は、データ再生装置66で再生されたデータのプリアンブルを制御装置70に供給し、制御装置70は、自己宛てのデータ信号のみをLANインターフェース72に出力するように分離装置68を制御する。LANインターフェース72は、分離装置68からのデータを出力端子74から外部のコンピュータ等(図示せず)に出力する。
分離装置68はまた、ONU14−1の制御に必要なデータ部分、例えば、高速伝送識別情報IDHighを分離して制御装置70に供給する。制御装置70は、分離装置68から高速伝送識別情報IDHighを受信すると、高速伝送識別情報IDHighが示す時間だけ、発振器64を外部同期状態から自走状態(内部同期状態)に切り替える。発振器64を一時的に自走状態に制御することで、発振器64は、高速下りデータ信号の後の低速下りデータ信号に即座に同期することができる。これは、高速下りデータ信号とこれに続く低速下りデータ信号との間の空き期間を短くできることを意味する。同時に、データ再生装置66の再生動作を一時的に停止しても良い。
ONU14−2では、光/電気変換器80が、光伝送路12からの光信号を電気信号に変換し、その電気信号をクロック再生装置82とデータ再生装置86に供給する。クロック再生装置82は、光/電気変換器60からの電気信号の低周波数fL成分からクロックを再生する。低周波数fLで発振する発振器84は、クロック再生装置62の再生クロックに同期する。逓倍装置85は、発振器84の出力クロックの周波数を逓倍し、高周波数fHのクロックを生成する。
データ再生装置86は、発振器84からの低速クロックfL及び逓倍装置85からの高速クロックfHに従い、光/電気変換器80からの電気信号から低速下りデータ信号及び高速下り信号のプリアンブルとペイロードを再生する。分離装置88は、データ再生装置86で再生されたデータ信号のプリアンブルを制御装置90に供給し、制御装置90は、自己宛てのデータ信号のみをLANインターフェース92に出力するように分離装置88を制御する。LANインターフェース92は、分離装置88からのデータを出力端子94から外部のコンピュータ等(図示せず)に出力する。
ONU14−2は、低速下り信号及び高速下り信号のどちらも受信可能であるので、発振器84の外部同期/自走を制御する必要が無い。
図3は、本発明の実施例2の概略構成ブロック図を示す。図1と同じ機能の構成要素には同じ符号を付してある。本実施例では、高速対応のONUによる高速下りデータ信号の受信を容易にするために、高速同期用信号を伝送する。図4は、本実施例による伝送フレーム構成例を示す。
OLT110は、以下の点でOLT10から変更されている。即ち、多重装置148は、CPU120からの切替え指示に従い、高速アイドル信号発生装置39から出力される高速アイドル信号を、図6に示すように、高速伝送識別情報の後に高速同期用信号として多重する。高速伝送識別情報が示す時間情報には、勿論、高速同期用信号の期間も含める。
ONU114−2は、高速同期用信号を利用できるように、高速同期用信号及び高速下りデータ信号から高速クロックfHの成分を抽出再生するクロック再生装置182と、高周波数fHで発振する発振器184を具備する。発振器184は、クロック再生装置182の再生クロックに同期した高速クロックfHをデータ再生装置186に供給する。逓倍装置85は削除される。データ再生装置186は、発振器84からの低速クロックfL及び発振器184からの高速クロックfHに従い、光/電気変換器60からの電気信号から低速下りデータ信号及び高速下りデータ信号を再生する。
本実施例では、高速同期用信号を伝送するので、ONU14−2は、高速下りデータ信号をより正しく受信できる。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
10、110:OLT
12:光伝送路
ONU14−1,14−2,114−2:ONU
20、120:CPU
22:LLIDテーブル
24:アップリンクポート
26:バッファ
28:分配装置
30−1〜30−n:キュー
32:クロスコネクト装置
34:低速データ用バッファ
36:高速データ用バッファ
38:低速アイドル信号発生装置
39:高速アイドル信号発生装置
40:高速伝送識別情報発生装置
44:発振器
46:逓倍装置
48,148:多重装置
50:電気/光変換器
60:光/電気変換器
62:クロック再生装置
64:発振器
66:データ再生装置
68:分離装置
70:制御装置
72:LANインターフェース
74:出力端子
80:光/電気変換器
82,182:クロック再生装置
84,184:発振器
85:逓倍装置
86,186:データ再生装置
88:分離装置
90:制御装置
92:LANインターフェース
94:出力端子
12:光伝送路
ONU14−1,14−2,114−2:ONU
20、120:CPU
22:LLIDテーブル
24:アップリンクポート
26:バッファ
28:分配装置
30−1〜30−n:キュー
32:クロスコネクト装置
34:低速データ用バッファ
36:高速データ用バッファ
38:低速アイドル信号発生装置
39:高速アイドル信号発生装置
40:高速伝送識別情報発生装置
44:発振器
46:逓倍装置
48,148:多重装置
50:電気/光変換器
60:光/電気変換器
62:クロック再生装置
64:発振器
66:データ再生装置
68:分離装置
70:制御装置
72:LANインターフェース
74:出力端子
80:光/電気変換器
82,182:クロック再生装置
84,184:発振器
85:逓倍装置
86,186:データ再生装置
88:分離装置
90:制御装置
92:LANインターフェース
94:出力端子
Claims (11)
- 第1のデータレートの第1のデータ信号及び当該第1のデータレートより高速の第2のデータレートの第2のデータ信号を時分割多重して伝送し、当該第1のデータ信号を受信でき当該第2のデータ信号を受信できない1以上の第1の通信端末(14−1)と、当該第2のデータ信号を受信できる1以上の第2の通信端末(14−2)とを有するデータ伝送システムであって、
当該第2のデータ信号に先行して、当該第2のデータ信号の長さを示す識別情報を伝送する
ことを特徴とするデータ伝送システム。 - 当該第1の通信端末(14−1)は、当該識別情報の受信に応じて、当該識別情報が示す期間、データ再生のための発振器(64)を外部同期状態から自走状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送システム。
- 当該識別情報と当該第2のデータ信号との間に、当該第2のデータレートに対応する同期信号を伝送することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ伝送システム。
- 第1のデータレートの第1のデータ信号を受信でき、当該第1のデータレートより高速の第2のデータレートの第2のデータ信号を受信できない1以上の第1の通信端末(14−1)と、当該第2のデータ信号を受信できる1以上の第2の通信端末(14−2)とを有するデータ伝送システムにおいて、当該第1のデータ信号と当該第2のデータ信号を時分割多重して伝送する方法であって、
当該第2のデータ信号に先行して、当該第2のデータ信号の長さを示す識別情報を伝送することを特徴とするデータ伝送方法。 - 当該第1の通信端末(14−1)が、当該識別情報の受信に応じて、当該識別情報が示す期間、データ再生のための発振器(64)を外部同期状態から自走状態に切り替えることを特徴とする請求項4に記載のデータ伝送方法。
- 当該識別情報と当該第2のデータ信号との間に、当該第2のデータレートに対応する同期信号を伝送することを特徴とする請求項4又は5に記載のデータ伝送方法。
- 第1のデータレートの第1のデータ信号を一時記憶する第1のバッファ(34)と、
当該第1のデータレートより高速の第2のデータレートの第2のデータ信号を一時記憶する第2のバッファ(36)と、
当該第2のデータ信号の長さを示す識別情報を発生する識別情報発生装置(40)と、
当該第1のバッファからの当該第1のデータ信号、当該第2のバッファからの当該第2のデータ信号、及び当該識別情報発生装置からの当該識別情報を多重する多重装置であって、当該第1のデータ信号と当該第2のデータ信号の間に、当該識別情報を配置する多重装置
とを具備することを特徴とするデータ送信装置。 - 当該多重装置は更に、当該第1のデータ信号間に当該第2のデータ信号を挿入した場合の余り部分に当該第2のデータレートの充填信号を多重することを特徴とする請求項7に記載のデータ送信装置。
- 当該多重装置は更に、インターフレームギャップを多重することを特徴とする請求項7又は8に記載のデータ送信装置。
- 当該多重装置は、当該識別情報と当該第2のデータ信号との間に、当該第2のデータレートに対応する同期信号を多重することを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載のデータ送信装置。
- 第1のデータレートの第1のデータ信号及び当該第1のデータレートより高速の第2のデータレートの第2のデータ信号を時分割多重して伝送し、当該第1のデータ信号を受信でき当該第2のデータ信号を受信できない1以上の第1の通信端末(14−1)と、当該第2のデータ信号を受信できる1以上の第2の通信端末(14−2)とを有するデータ伝送システムにおいて、当該第1の通信端末に含まれるデータ受信装置であって、
入力信号からクロックを当該第1のデータレートに対応するクロック成分を再生するクロック再生装置(62)と、
当該第1のデータレートに対応する周波数で発振し、当該クロック再生装置の再生クロックに同期動作する発振器(64)と、
当該発振器(64)の出力に従い、当該入力信号からデータを再生するデータ再生装置(66)と、
当該データ再生装置の再生データから、当該第2のデータ信号の伝送期間を示す識別情報を検出すると、当該識別情報の示す当該伝送期間の間、当該発振器を当該クロック再生装置の再生クロックに同期する状態から、自走状態に切り替える制御装置(70)
とを具備することを特徴とするデータ受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006345597A JP2008160370A (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | データ伝送システム及び方法、データ送信装置並びにデータ受信装置 |
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