JP2003087285A - データ伝送方法、局装置及び端末装置 - Google Patents

データ伝送方法、局装置及び端末装置

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JP2003087285A
JP2003087285A JP2001276735A JP2001276735A JP2003087285A JP 2003087285 A JP2003087285 A JP 2003087285A JP 2001276735 A JP2001276735 A JP 2001276735A JP 2001276735 A JP2001276735 A JP 2001276735A JP 2003087285 A JP2003087285 A JP 2003087285A
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station device
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signal
pon
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JP2001276735A
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English (en)
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Ryosuke Nishino
良祐 西野
Koichi Kasai
康一 笠井
Masahiro Ashi
賢浩 芦
Hiroshi Hashimoto
浩志 橋本
Kenichi Suzuki
謙一 鈴木
Koichi Saito
幸一 斉藤
Hiromi Ueda
裕巳 上田
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Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受動光網において、端末装置から局装置への
上り伝送方向の伝送速度を622.08M bit/s以上に高速化
すること。 【解決手段】 端末装置から局装置への上り伝送方向の
伝送速度が、T[Mbit/s]=N×155.52[Mbit/s]
(N=4×n,n:1以上の整数)の場合の基本バース
トデータの構成を、共通ヘッダ部(3×Nbyte)+AT
Mセルデータ搭載領域(53×Nbyte)として、1つの基
本バーストデータに複数のATMセルを格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送方法、
局装置及び端末装置に係り、特に、受動光網(PON:Pas
sive Optical Network)におけるデータの伝送方法、こ
のデータ伝送方法を実施するシステムを構成する局装置
及び端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PONに関する従来技術として、ITU-T
の勧告G.983.1“Broadband opticalaccess systems bas
ed on passive optical network(PON)”に規定されて
いる技術が知られている。この勧告G.983.1 で規定され
ているPONは、ATMセルをベースとしたものであ
り、上り側(端末装置から局装置方向)が56バイト、下
り側(局装置から端末装置方向)が53バイトの固定長の
データ形式で情報を転送している。
【0003】また、従来標準化されているデータ伝送
は、下り側が155.52Mbit/s あるいは622.08Mbit/s、
上り側が155.52Mbit/s の伝送速度で行われ、上り側で
ある端末装置から局装置方向へのデータフォーマット
は、3バイトの共通ヘッダ部(ガード領域、プリアンブ
ル、デリミタを含む)に53バイト長のATMセルを付加
した56バイト長の基本バーストデータ構成とされてい
る。そして、このデータ伝送は、前述の基本バーストデ
ータ単位にグラント情報(TDMAのアクセス権情報)を局
装置から端末装置に送信してTDMAの制御が行われてい
る。
【0004】前述した勧告G.983.1 により規定されてい
るPON方式は、端末装置から局装置への上り側の伝送
速度が155.52Mbit/s と規定されており、それ以上の伝
送速度についての規定はない。
【0005】前述した勧告を具体的なものとした従来技
術として、例えば、NTT R&D 第48巻 第5号(平成11年5
月発行)、pp446-451に記載されているATM加入者収
容システムの技術が知られている。この従来技術による
システムにおけるPONインタフェースは、先に説明し
たITU-Tの勧告G.983.1に準拠しており、端末装置から局
装置への上り方向の伝送速度が155.52Mbit/s である。
また、そのデータフォーマットは、3バイトのオーバヘ
ッドに53バイト長のATMセルを付加した56バイト長の
データを基本構成としている。なお、引用文献において
は、OLT(Optical Line Terminal)が局装置、ONT(Opti
cal Network Terminal)が端末装置に該当する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】受動光網(PON)
は、ユーザに接続するアクセス区間に導入が進められて
いるが、中継区間の高速化に伴い、勧告G983.1に規定さ
れている下り伝送速度155.52Mbit/s、 上り伝送速度15
5.52Mbit/s の対称PON、あるいは、下り伝送速度62
2.08Mbit/s、 上り伝送速度155.52Mbit/s の非対称P
ON以上の伝送速度が要求されている。
【0007】しかし、従来技術によるPONは、下り伝
送速度の622.08Mbit/s 以上の高速化は、下り信号の伝
送方式が連続データ伝送であるため実現が可能である
が、上り伝送速度の622.08M bit/s以上の高速化は、上
り信号の伝送方式がバーストデータ伝送であるためその
実現が困難であるという問題点を有している。
【0008】例えば、従来技術における上り伝送速度15
5.52Mbit/s での基本バーストデータ構成をそのままと
して、伝送速度を622.08Mbit/s にし、これをTDMA制御
に適用すると、(1)基本バーストデータ間の間隙が伝
送速度が155.52Mbit/s の場合の1/4となり、絶対時
間で6ns〜12ns 程度となる。この程度の時間間隙の場
合、端末装置側の装置クロックとして極めて安定なもの
が要求され端末装置が高価なものとなり、また、(2)
局装置側でバーストデータからタイミング信号を抽出す
るのが困難となり、光受信器、クロック抽出回路の実現
が困難となるという問題点が発生する。
【0009】前述したような問題点は、伝送速度を622.
08Mbit/s よりもさらに高速にした場合、例えば、1Gb
it/s クラスになるとより顕著なものとなる。
【0010】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、端末装置から局装置への上りの伝送速度を
622.08Mbit/s 以上に高速化することを可能にした受動
光網(PON:Passive Optical Network)におけるデータ
の伝送方法、このデータ伝送方法を実施するシステムを
構成する局装置及び端末装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、受動光網に配備される局装置と端末装置との間での
データ伝送方法において、端末装置から局装置方向へ伝
送する1つの基本バーストデータの中に複数のATMセ
ルを格納し、その複数のATMセル単位で時分割アクセ
ス権の制御を行うことにより達成される。
【0012】具体的に言えば、前記目的は、前述におい
て、端末装置から局装置への伝送速度が T[Mbit/s]
=155.52×N[Mbit/s](N=4×n、n:1以上の整
数)の場合に、前記1つの基本バーストデータを、3×
N[byte]の共通ヘッダ部と53×N[byte]のATM
セルデータ搭載領域とにより構成することにより達成さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による受動光網にお
けるデータ伝送方法、このデータ伝送方法を実施するシ
ステムを構成する局装置及び端末装置の実施形態を図面
により詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態による端末装置
から局装置への上り方向の伝送におけるバーストデータ
の構成を示す図であり、上り伝送速度が622.08Mbit/s
の場合の図である。図1において、21は共通ヘッダ、
22はATMセル搭載領域、23はガード領域(GT:
Guard Time)、24はプリアンブル(PR:Preambl
e)、25はデリミタ(DL:Delimiter)、26−1〜
26−4はATMセルである。
【0015】図1に示す上り方向の伝送におけるバース
トデータにおいて、ガード領域23は、複数の端末装置
から出力されたバーストデータが重なり合ってエラーが
発生しないようにするために、端末装置からのバースト
データの出力の位相の誤差分を吸収する無信号区間であ
る。プリアンブル24は、局装置側で受信したバースト
データの信号を光信号から電気信号に変換するに際して
の自動しきい値制御(ATC:Automatic Threshold Contr
ol)のトレーニング及び電気レベルに変換した後でタイ
ミング信号を抽出するために用いる固定パターンが搭載
される領域である。また、デリミタ25は、局装置側で
受信した電気信号変換後のバーストデータのビット系列
からATMセル搭載領域の先頭位置を検出するために用
いる固定パターン(区切り情報)が搭載される領域であ
る。
【0016】図1に示すバーストデータは、1つの基本
バーストデータが、共通ヘッダ21とATMセルデータ
搭載領域22とにより構成される。共通ヘッダ21は、
ガード領域23、プリアンブル24、デリミタ25より
構成される。また、ATMセルデータ搭載領域22に
は、4つのATMセル26-1〜26-4が搭載される。
共通ヘッダ21は、ガード領域、プリアンブル、デリミ
タ合わせて12byteであり、ATMセルデータ搭載領域
22は、53×4 byteである。これにより、1つの基本バ
ーストデータは、12+53×4=224byteとなる。
すなわち、本発明の実施形態は、上り伝送速度が622.08
Mbit/s の場合、1基本バーストデータの構成を、共通
ヘッダ部(12byte)+ATMセルデータ搭載領域(4cel
l分、53×4=212byte)とし、ATMセルの4cell相当分
単位でTDMAの制御を行う。
【0017】ちなみに、従来技術の場合の上り伝送速度
が155.52Mbit/s の場合には、1基本バーストデータ
は、3byteの共通ヘッダ部と1つのATMセル(53by
te)で構成される合計56byteであり、この基本バースト
データ単位にTDMAの制御を行っている。
【0018】図1により説明したような構成の基本バー
ストデータは、共通ヘッダ部21としてトータルで12
byte確保しており、例えば、ガード領域23に4byte、
プリアンブル24に4byte、デリミタ25に4byteを割
り当てることができる。ガード領域23に4byteを割り
当てたことによって、無信号区間として約50ns程度の時
間を確保することができ、端末側装置に対して従来技術
による上り側の速度が155.52Mbit/s の場合とほぼ同等
の位相誤差を許容することが可能となる。さらに、前述
の基本バーストデータは、プリアンブル24に4byteを
割り当てたことによって、ATC回路及びタイミング抽
出回路をトレーニングする時間として32クロックサイク
ルを確保することができ、ATC回路、及び、タイミン
グ信号抽出回路を構成するための条件を大幅に緩和する
ことができる。
【0019】前述したような基本バーストデータを使用
する本発明の実施形態は、前述の結果、622.08Mbit/s
のバースト信号を伝送するPONインタフェースを経済
的に実現することが可能となる。
【0020】図2は本発明の一実施形態による端末装置
から局装置への上り方向の伝送におけるバーストデータ
の他の構成例を示す図である。この図2に示す例は、図
1により説明した例が、上り伝送速度が622.08Mbit/s
の場合であったのに対して、上り伝送速度がT[Mbit/
s]=N×155.52[Mbit/s](N=4×n,n:1以上
の整数)に拡張した場合の例である。図2において、2
3−aはガード領域(GT:Guard Time)、24−aは
プリアンブル(PR:Preamble)、25−aはデリミタ
(DL:Delimiter)、26−1〜26−NはATMセル
であり、他の符号は図1の場合と同一である。
【0021】図2に示すバーストデータは、図1の場合
と同様に、1つの基本バーストデータが、共通ヘッダ2
1とATMセルデータ搭載領域22とにより構成され
る。共通ヘッダ21は、ガード領域23−a、プリアン
ブル24−a、デリミタ25−aより構成される。AT
Mセルデータ搭載領域22には、N個のATMセル26
−1〜26−Nが搭載される。共通ヘッダ部21は、ガ
ード領域23−a、プリアンブル24−a、デリミタ2
5−aを合わせて3×N[byte]であり、ATMセルデ
ータ搭載領域22は53×N[byte]である。これによ
り、1基本バーストデータは3×N+53×N=N×5
6[byte]となる。すなわち、本発明の実施形態は、上
り伝送速度がT[Mbit/s]=N×155.52[Mbit/s]
(N=4×n,n:1以上の整数)の場合、1基本バー
ストデータの構成を共通ヘッダ部(3×N[byte])+
ATMセルデータ搭載領域(N[cell]分、53×N[by
te])とし、ATMセルのN[cell]相当分単位でTD
MAの制御を行う。
【0022】このような基本バーストデータを使用する
場合も、本発明の実施形態は、図1により説明した場合
と同様の効果を得ることができる。
【0023】図3は本発明によるデータ伝送方法を実現
するネットワークの構成例を示すブロック図であり、以
下、これについて説明する。図3において、1は局装
置、4、8〜10は光ファイバ、5はPONインタフェ
ース部、6はスプリッタ、11は監視制御部、12はス
イッチ部、13は局内インタフェース部、14は局間イ
ンタフェース部、31〜33は端末装置である。
【0024】図3に示すネットワークは、局装置1と、
複数の端末装置31〜33とにより構成される。端末装
置31〜33のそれぞれは、光ファイバ8〜10、スプ
リッタ6、光ファイバ4を介して局装置1に収容される
PONインタフェース部5と接続される。局装置1は、
局装置1内のPONインタフェース部5、スイッチ部1
2、局内インタフェース部13、局間インタフェース部
14、及び、端末装置31〜33の監視及び制御を行う
監視制御部11と、インタフェース部相互間の信号のス
イッチングを行うスイッチ部12と、同一局内の他装置
と光インタフェースで接続される局内インタフェース部
13と、別の局の他装置と光インタフェースで接続され
る局間インタフェース部14と、PONネットワークと
接続されるPONインタフェース部5とから構成され
る。PONインタフェース部5は、送受信信号の終端を
行うPON終端回路、端末装置を制御するためのプロト
コル制御回路、各端末装置からの信号の送信タイミング
を制御するTDMA制御回路から構成される。端末装置
31〜33のそれぞれは、送受信信号の終端を行うPO
N終端回路、PONプロトコルを運用するためのプロト
コル制御回路、局装置への送信信号のタイミングを制御
するTDMA制御回路から構成される。
【0025】図4は局装置内のPONインタフェース部
の内部回路の構成を示すブロック図である。図4におい
て、41は光電気変換回路、42はビット同期回路、4
3はバイト同期回路、44はPONプロトコル終端回
路、45は装置内インタフェース回路、46はPONプ
ロトコル制御回路、47はTDMA制御回路、48はタ
イミング生成回路、49は送信信号多重回路、50は電
気光変換回路、51は分周器である。
【0026】局装置1内のPONインタフェース部5
は、光電気変換回路41、ビット同期回路42、バイト
同期回路43、PONプロトコル終端回路44、装置内
インタフェース回路45、PONプロトコル制御回路4
6、TDMA制御回路47、タイミング生成回路48、
送信信号多重回路49、電気光変換回路50、分周器5
1を備えて構成される。
【0027】光電気変換回路41は、端末装置31〜3
3から受信する光信号を電気信号に変換し、ビット同期
回路42に出力する。ビット同期回路42は、端末装置
からの受信信号のプリアンブル(PR)区間内で、受信
信号に対して最適なリタイミング用クロックを選択し、
そのクロックで端末装置からの受信信号をリタイミング
する。リタイミング用のクロックは、局装置1に同期し
たクロックを分周器51により分周して生成される。
【0028】バイト同期回路43は、受信信号のデリミ
タ区間から受信信号の先頭位置を検出する。PONプロ
トコル終端回路44は、端末装置31〜33から受信す
る信号のPONプロトコルの終端を行い、受信信号から
メッセージ、監視制御情報の抽出を行う。PONプロト
コルの終端が終了した信号は、装置内インタフェース回
路45から局装置1内のスイッチ部12へ出力される。
反対に、スイッチ部12からの信号は、装置内インタフ
ェース回路45から送信信号多重回路49に出力され
る。PONプロトコル制御回路46は、PONプロトコ
ル終端回路44からの受信信号、あるいは、監視制御部
11からの制御に従い、各端末装置の運用の制御を行
い、それらの情報を送信信号多重回路49に出力する。
【0029】TDMA制御回路47は、各端末装置に対
して割り当てられた帯域毎にグラント情報(TDMAの
アクセス権情報)を送信信号多重回路49に出力する。
また、TDMA制御回路47は、上り伝送速度がT[Mb
it/s]=N×155.52[Mbit/s](N=4×n,n:1
以上の整数)の場合、1基本バーストデータ内のN個の
ATMセルに対して、同一の端末装置にグラント情報を
割り付けるようにする。送信信号多重回路49から出力
された信号は、電気光変換回路50により光信号に変換
されて端末装置へ出力される。これらの回路の動作タイ
ミングは、タイミング生成回路48により生成される。
【0030】図5は端末装置の回路構成を示すブロック
図である。図5において、61は光電気変換回路、62
はPONプロトコル終端回路、63はUNIインタフェ
ース回路、64はTDMA制御回路、65はPONプロ
トコル制御回路、66は送信信号多重回路、67は電気
光変換回路、68はタイミング生成回路である。
【0031】端末装置31〜33は、光電気変換回路6
1、PONプロトコル終端回路62、UNIインタフェ
ース回路63、TDMA制御回路64、PONプロトコ
ル制御回路65、送信信号多重回路66、電気光変換回
路67、タイミング生成回路68を備えて構成される。
【0032】光電気変換回路61は、局装置1から受信
する光信号を電気信号に変換し、PONプロトコル終端
回路62に出力する。PONプロトコル終端回路62
は、局装置から受信する信号のPONプロトコルの終端
を行い、受信信号からメッセージ、監視制御情報の抽出
を行う。PONプロトコル終端回路62でPONプロト
コルの終端が終了した信号は、UNIインタフェース回
路63を介して端末装置のUNIインタフェースへ出力
される。反対に、UNIインタフェースからの信号は、
UNIインタフェース回路63を介して送信信号多重回
路66に入力される。
【0033】PONプロトコル制御回路65は、PON
プロトコル終端回路62からの受信信号により自身の運
用の制御を行い、また、局装置へ必要な情報を送信信号
多重回路66を介して出力する。TDMA制御回路64
は、PONプロトコル終端回路62からの情報からグラ
ント情報を解析し、局装置への送信タイミングを送信信
号多重回路66に出力する。送信信号多重回路66は、
上り伝送速度がT[Mbit/s]=N×155.52[Mbit/s]
(N=4×n,n:1以上の整数)の場合、1基本バー
ストデータ内にN個のATMセルを多重して送信する。
送信信号多重回路66から出力された信号は、電気光変
換回路67で光信号に変換され局装置1へ出力される。
これらの回路の動作タイミングは、局装置1に同期した
端末装置内参照クロックを基準としてタイミング生成回
路68により生成される。
【0034】前述したように、本発明の実施形態によれ
ば、1つの基本バーストデータの中に1つのATMセル
を格納する155.52M bit/sの伝送速度における端末装置
から局装置へのデータフォーマットを、622.08M bit/s
以上の伝送速度領域において、1つの基本バーストデー
タの中に複数のATMセルを格納するデータフォーマッ
トとし、その基本バーストデータをTDMA制御するこ
とにより、端末装置から局装置への上り伝送速度を622.
08Mbit/s 以上に高速化することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、端
末装置から局装置への上り伝送方向の基本バーストデー
タの構成を変更することにより、受動光網において上り
伝送速度を622.08M bit/s以上に高速化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による端末装置から局装置
への上り方向の伝送におけるバーストデータの構成を示
す図である。
【図2】本発明の一実施形態による端末装置から局装置
への上り方向の伝送におけるバーストデータの他の構成
例を示す図である。
【図3】本発明によるデータ伝送方法を実現するネット
ワークの構成例を示すブロック図である。
【図4】局装置内のPONインタフェース部の回路構成
を示すブロック図である。
【図5】端末装置の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 局装置 4、8〜10 光ファイバ 5 PONインタフェース部 6 スプリッタ 11 監視制御部 12 スイッチ部 13 局内インタフェース部 14 局間インタフェース部 21 共通ヘッダ 22 ATMセルデータ搭載領域 23、23−a ガード領域(GT:Guard Time) 24、24−a プリアンブル(PR:Preamble) 25、25−a デリミタ(DL:Delimiter) 26−1〜26−N ATMセル 31〜33 端末装置 41、61 光電気変換回路 42 ビット同期回路 43 バイト同期回路 44、62 PONプロトコル終端回路 45 装置内インタフェース回路 46、65 PONプロトコル制御回路 47、64 TDMA制御回路 48、68 タイミング生成回路 49、66 送信信号多重回路 50、67 電気光変換回路 51 分周器 63 UNIインタフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠井 康一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 芦 賢浩 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 橋本 浩志 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 鈴木 謙一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 斉藤 幸一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 上田 裕巳 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K002 BA04 DA03 DA12 DA21 DA32 FA01 GA07 5K028 AA11 BB08 CC02 HH00 KK01 KK03 KK12 MM05 NN32 NN41 5K033 AA02 CA11 CC01 DA01 DA16 DB02 DB12 DB17 DB22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局装置と端末装置との間に光信号の分岐
    機能を持ち局装置と端末装置との間の距離に応じて信号
    の位相を補正し、局装置から端末装置に対して時分割ア
    クセス権情報を配送して端末装置から局装置へのデータ
    伝送を制御する受動光網における局装置と端末装置との
    間でのデータ伝送方法において、端末装置から局装置方
    向へ伝送する1つの基本バーストデータの中に複数のA
    TMセルを格納し、その複数のATMセル単位で時分割
    アクセス権の制御を行うことを特徴とするデータ伝送方
    法。
  2. 【請求項2】 端末装置から局装置への伝送速度が T
    [Mbit/s]=155.52×N[Mbit/s](N=4×n、
    n:1以上の整数)の場合に、前記1つの基本バースト
    データは、3×N[byte]の共通ヘッダ部と53×N
    [byte]のATMセルデータ格納領域とにより構成され
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】 局装置と端末装置との間に光信号の分岐
    機能を持ち、局装置と端末装置との間の距離に応じて信
    号の位相を補正する手段と、局装置から端末装置に対し
    て時分割アクセス権情報を配送して端末装置から局装置
    へのデータ伝送を制御する手段とを備える受動光網に配
    備される局装置において、端末装置から受信した光信号
    を電気信号に変換しその信号からクロックを抽出するビ
    ット同期回路と、セルの先頭を検出するバイト同期回路
    と、PONの制御プロトコル情報を抽出・終端するPO
    Nプロトコル終端回路と、端末装置の運用を制御する受
    PONプロトコル制御回路と、1つの基本バーストデー
    タの中の複数のATMセルに対して同一の端末装置にA
    TMセルの送出権を割り当てるTDMA制御回路とを備
    えることを特徴とする局装置。
  4. 【請求項4】 局装置と端末装置との間に光信号の分岐
    機能を持ち、局装置と端末装置との間の距離に応じて信
    号の位相を補正する手段と、局装置から端末装置に対し
    て時分割アクセス権情報を配送して端末装置から局装置
    へのデータ伝送を制御する手段とを備える受動光網に配
    備される端末装置において、局装置から受信した光信号
    を電気信号に変換しPONの制御プロトコル情報を抽出
    ・終端するPONプロトコル終端回路と、PONプロト
    コル終端回路から出力される制御情報を元に端末装置自
    身の運用を制御するPONプロトコル制御回路と、PO
    Nプロトコル終端回路から出力される制御情報からAT
    Mセルの送出権の情報を解析するTDMA制御回路と、
    1つの基本バーストデータの中に複数のATMセルを多
    重する送信信号多重回路とを備えることを特徴とする端
    末装置。
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