JP2008156091A - エレベータの基板情報管理システム - Google Patents

エレベータの基板情報管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008156091A
JP2008156091A JP2006349274A JP2006349274A JP2008156091A JP 2008156091 A JP2008156091 A JP 2008156091A JP 2006349274 A JP2006349274 A JP 2006349274A JP 2006349274 A JP2006349274 A JP 2006349274A JP 2008156091 A JP2008156091 A JP 2008156091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board information
board
elevator
information
latest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006349274A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikafumi Sato
藤 慎 史 佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2006349274A priority Critical patent/JP2008156091A/ja
Publication of JP2008156091A publication Critical patent/JP2008156091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

【課題】コスト的に有利であり、システム内の機器に誤動作が発生する虞のない、エレベータの基板情報管理システムを提供すること。
【解決手段】エレベータ運転開始の際の主電源投入時に、基板情報収集手段9は基板情報読出指令を出力する。乗場側副制御基板HB1〜HBn及びかご側副制御基板KBに搭載されている各基板情報読出手段2は、これにより各基板情報格納部1の基板情報を読み出し、基板情報収集手段9に送出する。差違部分判別手段10は、この収集基板情報と基板情報保存部8の保存済み基板情報とを比較し、差違部分を判別する。最新基板情報書込手段11は、この差違部分を含む最新基板情報を新たに基板情報保存部8に保存する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの基板情報管理システムに関するものである。
近時の半導体回路の集積技術の進歩によって、電気機器の制御を司る電気回路の多くは1つの基板上に実装することが可能となっており、エレベータシステムにおいてもエレベータかご及び各階床のエレベータ乗場に設置された制御装置(本発明で主として対象とするこれらの制御装置は、かご呼び釦や乗場呼び釦等が設けられている伝送用制御装置である)の内部には、マイクロコンピュータやメモリなどの各種部品が搭載された基板(以下、本明細書では「副制御基板」と呼ぶことがある)が取り付けられている。
エレベータシステムの運行開始後ある程度の期間が経過すると基板上の各種部品の中には故障したり、経年変化による劣化が著しくなったものも現れるが、そのような場合はメンテナンス時に新しい基板と交換されることが多い。また、故障や経年変化による劣化が生じなくても、エレベータの仕様変更に伴って基板が交換されることもある。この基板には、少なくとも型式及び製造ロット番号を含む基板固有の製造情報(本明細書では「基板情報」と呼ぶ)が付されているが、基板の交換に際しては現在のエレベータ仕様に適合した型式及び製造ロット番号に係るものを用いなければならない。
しかし、長期間が経過するうちには、バージョンアップの繰り返しによりこれら型式及び製造ロット番号も大きく変わり、また、メンテナンスの際には全ての基板が一律に交換されるわけではないため新旧の基板が混在することになる。そのため、メンテナンス時の基板交換作業において、正しい仕様の基板を選択することは必ずしも容易ではない。特に、最近ではビルの高層化が急速に進み、階床数が非常に多くなっているため、正しい仕様の基板を選択することが一層難しくなっていることが多い。したがって、エレベータシステムを健全に運行するためには、基板情報を常に正確に管理することが非常に重要である。
基板情報を正確に管理するための方策の一つに、例えば特許文献1に開示されたものがある。これは、基板に無線ICタグを取り付けておき、端末装置からの基板情報読出要求に基づき、無線ICタグに書き込まれている基板情報を収集しようとするものである。この特許文献1によれば、端末装置の操作者の基板情報入力作業が不要となり、また、それ以前に行われていた基板情報のバーコード化を利用した技術に比べて、基板が視覚的に汚れていても基板情報の取得が可能であるというメリットを得ることができる。
特開2005−112480号公報
しかし、特許文献1に係る従来構成は、エレベータ制御とは本来関係のない無線システムを別個に追加したものであり、システム全体から見るとコスト的には不利なものであると言わざるを得ない。
また、無線システムを利用したものであるため、無線ICタグが取り付けられる基板の配置状態如何によっては無線電波の出力レベルを強くしなければならないが、そうすると無線電波の影響により制御装置内の機器に誤動作が発生する虞も出てくる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、コスト的に有利であり、システム内の機器に誤動作が発生する虞のない、エレベータの基板情報管理システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、エレベータかご及びエレベータ乗場に設置された制御装置内に取り付けられ、少なくとも基板の型式及び製造ロット番号を含む自己の基板情報を格納するための基板情報格納部、及びこの基板情報格納部に格納された基板情報を読み出す基板情報読出手段を有する複数の副制御基板と、所定タイミング毎に前記副制御基板に対して基板情報読出指令を出力し、この指令に基づき前記副制御基板から読み出されて送られてきた基板情報を収集する基板情報収集手段、この収集した収集基板情報とそれ以前に既に保存されている保存済み基板情報とを比較して両者の間で情報内容に差違部分が有るか否かを判別する差違部分判別手段、及び差違部分が有る場合にはこの収集基板情報を保存済み基板情報に差し換えて新たに最新基板情報として保存する最新基板情報書込手段を含んで成る基板情報管理手段を有するエレベータ主制御装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記基板情報管理手段は、前記最新基板情報をエレベータ監視センターのセンター側監視装置に通報する最新基板情報通報手段を有するものであり、このセンター側監視装置はこの最新基板情報を自己のデータベースに保存する、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記最新基板情報書込手段は、前記保存済み基板情報に対して収集基板情報の前記差違部分のみを更新したものを前記最新基板情報として保存するものである、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記基板情報管理手段は、前記差違部分のデータ及び差違部分発生日時を履歴情報として保存するものである、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記所定タイミングは、エレベータ運転開始の際の主電源投入時、又は予め設置してある基板情報読出指令スイッチの操作時である、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記副制御基板は、メンテナンス用携帯端末装置からの基板情報書込指令に基づき前記格納部に対して基板情報の書込を行う基本情報書込手段を有するものである、ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記センター側監視装置は、前記最新基板情報に基づき、前記副制御基板の点検予定日又は交換予定日を含む基板保守計画を作成する基板保守計画作成手段を有するものである、ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記センター側監視装置は、前記作成した基板保守計画に基づき、新規基板の発注作業を行う新規基板発注手段を有するものである、ことを特徴とする。
本発明によれば、副制御基板側に基板情報の格納部及び読出手段を設けると共に、エレベータ主制御装置側に基板情報管理手段を設け、この基板情報管理手段が各副制御基板から最新の基板情報を取得してこれを保存する構成としているので、コスト的に有利で且つシステム内の機器に誤動作が発生する虞のない、エレベータの基板情報管理システムを実現することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエレベータの基板情報管理システムの構成図である。1階からn階までの各階床の乗場には、乗場呼び釦3が設けられた乗場側制御装置HC1〜HCnが設置されており、これらの各装置内には基板情報格納部1及び基板情報読出手段2が搭載された乗場側副制御基板HB1〜HBnが取り付けられている。また、エレベータの乗りかご内には、かご呼び釦4が設けられたかご側制御装置KCが設置されており、このかご側副制御基板KBにも乗場側副制御基板HB1〜HBnと同様に、基板情報格納部1及び基板情報読出手段2が搭載されている。
一方、エレベータ主制御装置6は基板情報管理手段7を有しており、この基板情報管理手段7には、基板情報保存部8、基板情報収集手段9、差違部分判別手段10、及び最新基板情報書込手段11が設けられている。そして、乗場側副制御基板HB1〜HBn及びかご側副制御基板KBに搭載された各基板情報読出手段2は、伝送路5(テールコード、及びその他のケーブル)を介して基板情報管理手段7に設けられた基板情報収集手段9に接続されている。
乗場側副制御基板HB1〜HBn及びかご側副制御基板KBに搭載された基板情報格納部1に格納される基板情報としては、基板製造時に既に付与されている基板の名称、型式、製造ロット番号や、エレベータシステムの設置以降における修理に関する履歴情報などがある。これらのうち、エレベータシステムを支障なく健全に運行するために必須不可欠な基板情報は、通常、現時点における(つまり最新の)基板の型式及び製造ロット番号である。これら型式及び製造ロット番号が不適切なものであると、甚だしい場合にはエレベータ乗りかごを動かすことができなくなることもある。また、乗場側副制御基板HB1〜HBn及びかご側副制御基板KBには、設定情報の付与が必要なスイッチ等の回路部品が搭載されることもあるが、これらの設定情報も基板情報格納部1に格納されることがある。
基板情報管理手段7の基板情報保存部8には、乗場側副制御基板HB1〜HBn及びかご側副制御基板KBの各基板情報格納部1に格納されている基板情報がエレベータシステムの設置当初から個別に保存されているが、エレベータシステムの運行開始以降もこの基板情報が変更された場合には、逐次その最新の基板情報が保存されるようになっている。
次に、図1の動作を図2のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、基板情報収集手段9が各基板情報読出手段2から収集したばかりの基板情報を「収集基板情報」と呼び、既に基板情報保存部8に保存されている基板情報を「保存済み基板情報」と呼ぶ。この保存済み基板情報は、当初の基板製造時点のものである場合、又は基板情報収集手段9の前回以前の収集により保存されたものである場合の双方が考えられる。
基板情報収集手段9は、エレベータ運転開始の際の主電源が投入されたか否かを検出できるようになっており、主電源投入を検出すると基板情報読出指令を、乗場側副制御基板HB1〜HBn及びかご側副制御基板KBの各基板情報読出手段2に対して伝送路5を介して出力する(ステップ1,2)。
各基板情報読出手段2は、この基板情報読出指令を受け取ると、基板情報格納部1から自己の基板情報を読み出し、これを基板情報収集手段9に対して順次送出する。基板情報収集手段9は、この各基板情報読出手段2から送られてくる基板情報を順次収集し(ステップ3)、これを収集基板情報として差違部分判別手段10に出力する。
差違部分判別手段10は、基板情報収集手段9から入力した各収集基板情報と、基板情報保存部8に保存されている保存済み基板情報とを比較し(ステップ4)、両者の間で情報内容に差違部分が有るか否かを判別する(ステップ5)。この判別結果が「YES」であれば、それは当初のエレベータシステムの設置時点から現在時点に至るまでの間に当該副制御基板が交換されたか、あるいは基板情報の一部についてデータが変更されていることを意味している。したがってこの場合、最新基板情報書込手段11は、基板情報収集手段9が収集した収集基板情報を保存済み基板情報に差し換えて書込(上書き)を行い、新たに最新基板情報として基板情報保存部8に保存する(ステップ6)。一方、ステップ5での判別結果が「NO」である場合、最新基板情報書込手段11は何も書込を行わない。
差違部分判別手段10及び最新基板情報書込手段11は、このような比較(ステップ4)、判別(ステップ5)、及び新たな保存(ステップ6)が、乗場側副制御基板HB1〜HBn及びかご側副制御基板KBの全てについて終了したか否かを判別する(ステップ7)。そして、全ての基板について未だ終了していなければステップ4に戻って同様の処理を繰り返し、終了した時点で例えば終了フラグを立てるようにする。その後に、エレベータ主制御装置6はエレベータの通常運転を開始する(ステップ8)。
このように、本実施形態の構成によれば、例えば毎朝、主電源が投入される度に、全ての副制御基板の基板情報についてエレベータ主制御装置6の基板情報管理手段7がチェックを行い、もし基板情報に変化が生じていれば直ちにこれを基板情報保存部8に保存し直すようにしている。したがって、基板情報保存部8には常に最新の基板情報が保存されることになるので、保守作業員は、メンテナンス時にはこの基板情報保存部8のデータをチェックすればよい。すなわち、本実施形態の構成により、エレベータシステムを健全に運行するための基板情報の正確な管理が担保されている。
そして、上記した図1の構成は、副制御基板側に基板情報格納部1及び基板情報読出手段2を設けると共に、エレベータ主制御装置6側に基板情報管理手段7を設けるだけの簡単な構成であるため、無線システムを利用した従来システムに比べてコスト的に有利なものとなっており、また、システム内の機器に誤動作を発生させる虞のないものとなっている。
なお、本発明では次のような形態も包含するものとする。
(1)ステップ6で最新基板情報書込手段11が行う保存について、上記の説明では基板情報収集手段9が収集した収集基板情報をそっくりそのまま保存済み基板情報に差し換えることとしているが、保存済み基板情報に対して収集基板情報のうちの差違部分のみを更新するようにしてもよい。これによれば、書込時間を短縮することができる。
(2)最新基板情報書込手段11がステップ6の保存を行うに際しては、上記の最新基板情報ばかりでなく、収集基板情報と保存済み基板情報との間の差違部分のデータ、及びこの差違部分が発生した日時を履歴情報として保存する構成としてもよい。保守作業員は、メンテナンス作業を行う際にこの履歴情報を有効に活用することができる。
(3)上記実施形態では、ステップ1の主電源投入のタイミングで基板情報収集手段9が基板情報読出指令を出力する構成としているが、この出力タイミングは特に限定されるわけではなく、例えば、このような基板情報読出指令を出力させるためのスイッチを予め設置しておき、エレベータの管理責任者等が毎朝のエレベータ運転開始の際に、このスイッチを手動で操作するような構成としてもよい。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るエレベータの基板情報管理システムの構成図である。第1の実施形態では、各副制御基板がメンテナンスの際には基板ごとそっくり交換される場合のみを想定していたが、この第2の実施形態では、基板をそっくり交換する場合の他に、基板を交換することなく基板情報の一部を変更する場合にも対処できる構成としている。なお、図3では図面スペースの関係上、図1におけるエレベータ主制御装置6以外の構成要素については乗場側副制御基板HB1のみを代表して示し、他の構成要素の図示を省略している。
図3において、乗場側副制御基板HB1は、基板情報格納部1及び基板情報読出手段2の他に、基板情報書込手段12を有している。そして、この基板情報書込手段12に対しては、メンテナンス時に保守作業員が携帯するメンテナンス用携帯端末装置13から基板情報書込指令が入力できるようになっている。
そして、エレベータ主制御装置6の基板情報管理手段7は、図1における構成と同様に、基板情報保存部8、基板情報収集手段9、差違部分判別手段10、及び最新基板情報書込手段11を有しているが、図3の構成ではその他に最新基板情報通報手段14を有している。
また、エレベータ主制御装置6は伝送路15(例えば、インターネット等のネットワーク)を介してエレベータ保守会社のセンター側監視装置16に接続されている。このセンター側監視装置16は、センター側基板情報管理手段17及びデータベース18を備えており、センター側基板情報管理手段17は基板保守計画作成手段19及び新規基板発注手段20を有している。
次に、図3の動作につき説明する。保守作業員はメンテナンスの際に、基板を交換したわけではないが、基板情報格納部1のデータの一部を変更する必要が生じた場合には、自己が携帯するメンテナンス用携帯端末装置13を基板情報書込手段12に接続し、このメンテナンス用携帯端末装置13に対して所定の操作を行う。これにより、基板情報書込手段12は、現在、基板情報格納部1に格納されている基板情報のデータの一部を書き換える。
その後、第1の実施形態で既述したように、基板情報読出手段2は、主電源投入時の基板情報収集手段9からの基板情報読出指令に基づき、上記の書き換えられた基板情報を読み出し、これを基板情報収集手段9に返送する。差違部分判別手段10は、基板情報収集手段9からの収集基板情報と基板情報保存部8に格納されている保存済み基板情報との間に差違部分が有ることを判別し、最新基板情報書込手段11は、その差違部分に基づき基板情報保存部8に対して新たに最新基板情報の書込を行う。
そして、この第2の実施形態では、基板情報管理手段7に最新基板情報通報手段14が追設されており、この最新基板情報通報手段14が新たに書き込まれた最新基板情報を、伝送路15を介してセンター側監視装置16に通報する。センター側監視装置16では、センター側基板情報管理手段17が、この通報された最新基板情報をデータベース18に保存する。
このように、第2の実施形態の構成によれば、乗場側副制御基板HB1〜HBn及びかご側副制御基板KBの中に、基板交換が行われたり、基板情報の一部が変更されたりしたものが生じた場合には、その最新基板情報が自動的にセンター側監視装置16に通報され、データベース18に保存されるようになっている。したがって、エレベータ保守会社の監視センターは、個々の副制御基板の基板情報を常に正確に管理することができ、エレベータシステムを健全に運行することができる。
また、第2の実施形態では、センター側基板情報管理手段17が基板保守計画作成手段19を有しており、この基板保守計画作成手段19は、各副制御基板の最新基板情報に基づき、その基板の点検予定日又は交換予定日を含む基板保守計画を作成するようになっている。したがって、監視センター側ではエレベータシステムのメンテナンス管理を一層効率的且つ正確に行うことができる。
更に、センター側基板情報管理手段17は、新規基板発注手段20も有しており、この新規基板発注手段20は、基板保守計画作成手段19が作成した基板保守計画に基板の新規交換が含まれている場合には、所定の時期に新規基板を自動的に発注するようになっている。したがって、従来システムに比べて新規基板の発注忘れ等を防止することができ、基板保守計画の確実な履行に資することが期待できる。
本発明の第1の実施形態に係るエレベータの基板情報管理システムの構成図。 図1の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るエレベータの基板情報管理システムの構成図。
符号の説明
HC1〜HCn:乗場側制御装置
HB1〜HBn:乗場側副制御基板
KC:かご側制御装置
KB:かご側副制御基板
1:基板情報格納部
2:基板情報読出手段
3:乗場呼び釦
4:かご呼び釦
5:伝送路
6:エレベータ主制御装置
7:基板情報管理手段
8:基板情報保存部
9基板情報収集手段
10:差違部分判別手段
11:最新基板情報書込手段
12:基板情報書込手段
13:メンテナンス用携帯端末装置
14:最新基板情報通報手段
15:伝送路
16:センター側監視装置
17:センター側基板情報管理手段
18:データベース
19:基板保守計画作成手段
20:新規基板発注手段

Claims (8)

  1. エレベータかご及びエレベータ乗場に設置された制御装置内に取り付けられ、少なくとも基板の型式及び製造ロット番号を含む自己の基板情報を格納するための基板情報格納部、及びこの基板情報格納部に格納された基板情報を読み出す基板情報読出手段を有する複数の副制御基板と、
    所定タイミング毎に前記副制御基板に対して基板情報読出指令を出力し、この指令に基づき前記副制御基板から読み出されて送られてきた基板情報を収集する基板情報収集手段、この収集した収集基板情報とそれ以前に既に保存されている保存済み基板情報とを比較して両者の間で情報内容に差違部分が有るか否かを判別する差違部分判別手段、及び差違部分が有る場合にはこの収集基板情報を保存済み基板情報に差し換えて新たに最新基板情報として保存する最新基板情報書込手段を含んで成る基板情報管理手段を有するエレベータ主制御装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの基板情報管理システム。
  2. 前記基板情報管理手段は、前記最新基板情報をエレベータ監視センターのセンター側監視装置に通報する最新基板情報通報手段を有するものであり、
    このセンター側監視装置はこの最新基板情報を自己のデータベースに保存する、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの基板情報管理システム。
  3. 前記最新基板情報書込手段は、前記保存済み基板情報に対して収集基板情報の前記差違部分のみを更新したものを前記最新基板情報として保存するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの基板情報管理システム。
  4. 前記基板情報管理手段は、前記差違部分のデータ及び差違部分発生日時を履歴情報として保存するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの基板情報管理システム。
  5. 前記所定タイミングは、エレベータ運転開始の際の主電源投入時、又は予め設置してある基板情報読出指令スイッチの操作時である、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの基板情報管理システム。
  6. 前記副制御基板は、メンテナンス用携帯端末装置からの基板情報書込指令に基づき前記格納部に対して基板情報の書込を行う基本情報書込手段を有するものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータの基板情報管理システム。
  7. 前記センター側監視装置は、前記最新基板情報に基づき、前記副制御基板の点検予定日又は交換予定日を含む基板保守計画を作成する基板保守計画作成手段を有するものである、
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータの基板情報管理システム。
  8. 前記センター側監視装置は、前記作成した基板保守計画に基づき、新規基板の発注作業を行う新規基板発注手段を有するものである、
    ことを特徴とする請求項7記載のエレベータの基板情報管理システム。
JP2006349274A 2006-12-26 2006-12-26 エレベータの基板情報管理システム Pending JP2008156091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006349274A JP2008156091A (ja) 2006-12-26 2006-12-26 エレベータの基板情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006349274A JP2008156091A (ja) 2006-12-26 2006-12-26 エレベータの基板情報管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008156091A true JP2008156091A (ja) 2008-07-10

Family

ID=39657459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006349274A Pending JP2008156091A (ja) 2006-12-26 2006-12-26 エレベータの基板情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008156091A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011143980A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステムの表示制御装置
JP2018034997A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 株式会社日立製作所 エレベータの保守情報表示システム
CN109071161A (zh) * 2016-04-26 2018-12-21 三菱电机株式会社 电梯远程维护支持***及电梯远程维护支持方法
JP2020193044A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 東芝エレベータ株式会社 エレベータ基板の不正利用防止方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011143980A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステムの表示制御装置
CN109071161A (zh) * 2016-04-26 2018-12-21 三菱电机株式会社 电梯远程维护支持***及电梯远程维护支持方法
CN109071161B (zh) * 2016-04-26 2020-05-22 三菱电机株式会社 电梯远程维护支持***
JP2018034997A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 株式会社日立製作所 エレベータの保守情報表示システム
CN107792736A (zh) * 2016-09-02 2018-03-13 株式会社日立制作所 电梯的维护信息显示***
CN107792736B (zh) * 2016-09-02 2019-04-26 株式会社日立制作所 电梯的维护信息显示***
JP2020193044A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 東芝エレベータ株式会社 エレベータ基板の不正利用防止方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006343952A (ja) 製造管理装置、製造管理方法および製造管理プログラム
JP2008156091A (ja) エレベータの基板情報管理システム
JP2006264877A (ja) エレベータ制御装置
EP1988442A1 (en) Maintenance guidance display device, maintenance guidance display method, and maintenance guidance display program
JP2008177796A (ja) 省配線システム、そのマスタ通信装置、そのプログラム、表示制御方法
JP2008087894A (ja) 機能可変型遠隔監視システム、機能可変型遠隔監視方法および機能可変型遠隔監視プログラム
JP4854995B2 (ja) エレベーター制御装置
JP7086020B2 (ja) 作業支援装置、昇降機システム及び作業支援方法
JP2007022795A (ja) エレベータ遠隔監視システムおよびエレベータ遠隔監視端末装置
JP2007039206A (ja) エレベーター制御システム
JP2014002660A (ja) 保守部品生産管理装置及び保守部品生産管理方法
JP4734096B2 (ja) エレベーター用制御システム
JP4578919B2 (ja) エレベータリニューアルシステム
JP2010058887A (ja) エレベータ制御盤の管理システム
JP4891951B2 (ja) 監視制御システム及び監視制御方法
JP2008225637A (ja) 設備保全管理システム
JP2007302389A (ja) エレベータ監視システム
JP6650375B2 (ja) エレベータの保守情報表示システム
JP4932443B2 (ja) 個別情報管理機能を持つ電子装置
JP2004210506A (ja) エレベータ制御装置
JP2020116972A (ja) 電子制御装置
JP2020087184A (ja) 作業管理システム及び作業管理方法
JP2020087328A (ja) プラント制御装置
WO2023037693A1 (ja) 生産管理方法、生産管理装置及びプログラム
JP2018190226A (ja) 保守管理システム、保守管理方法およびプログラム