JP2008151413A - ダクト部品 - Google Patents

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Masanao Owaki
雅直 大脇
Seiichi Kondo
誠一 近藤
Masayuki Toizumi
正行 戸泉
Takatomo Murata
孝友 村田
Daisuke Yamanaka
大輔 山中
Masayuki Ogata
真幸 尾形
Naoto Matsuoka
直人 松岡
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Fujimori Sangyo Co Ltd
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Kumagai Gumi Co Ltd
Fujimori Sangyo Co Ltd
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Abstract

【課題】吸音性能の良いダクト部品を提供する。
【解決手段】本発明のダクト部品は、前後に貫通する空気流通路を形成する筒により形成されたダクト部品において、筒内に筒軸に沿って順番に形成された前筒路31、中筒路38、後筒路36を備え、中筒路38の径が、前筒路31及び後筒路36の径よりも小径に形成されたことを特徴とする。また、筒内に筒軸に沿って順番に形成された前筒路31、前錐筒路41、中筒路38、後錐筒路42、後筒路36を備え、中筒路38の径が、前筒路31及び後筒路36の径よりも小径に形成されたことも特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、遮音効果の優れたダクト部品に関する。
外筒体と外筒体の内側に外筒体と同軸に設けられた内筒体とを備え、内筒体の筒周面に内筒体の内側と内筒体の外側とに貫通する複数の孔を備え、外筒体と内筒体との間の空間に無機珪酸塩発泡体層が形成されたダクト部品が知られている。
特開平6−331208号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたダクト部品は、内筒体により形成される筒路の径が同一であり、音がこの筒路の内壁に衝突することによって減衰する量が少ない。
本発明によるダクト部品は、前後に貫通する空気流通路を形成する筒により形成されたダクト部品において、筒内に筒軸に沿って順番に形成された前筒路、中筒路、後筒路を備え、中筒路の径が、前筒路及び後筒路の径よりも小径に形成されたことを特徴とする。
本発明によるダクト部品は、前後に貫通する空気流通路を形成する筒により形成されたダクト部品において、筒内に筒軸に沿って順番に形成された前筒路、前錐筒路、中筒路、後錐筒路、後筒路を備え、中筒路の径が、前筒路及び後筒路の径よりも小径に形成されたことを特徴とする。
中筒路を形成する中筒体の外側には、中筒体の外面を覆う外筒体と、中筒体の前端部の外面と外筒体の前端部とを繋ぐとともに中筒体の後端部の外面と外筒体の後端部とを繋いで中筒体と外筒体との間を密閉状態に塞ぐ塞体と、中筒体と外筒体と塞体とで囲まれた空気層とを備え、外筒体は、筒の前後の方向に対する筒の左右の方向の長さが筒の上下の方向の長さより長く形成され、中筒体は、筒の内部と空気層とに跨って貫通する複数の孔を備えたことも特徴とする。
中筒体が、筒の前端部に形成された前側有孔筒部と、筒の後端部に形成された後側有孔筒部と、前側有孔筒部と後側有孔筒部との間の筒の中央部に形成された無孔筒部と、後側有孔筒部の外周側に設けられた吸音材部とを備え、吸音材部が、空気層と遮断された吸音材収納部と、吸音材収納部に収納された吸音材とを備え、前側有孔筒部が内筒体の内部と空気層とに跨って貫通する複数の孔を備え、後端側有孔筒部が内筒体の内部と吸音材収納部の内部とに跨って貫通する複数の孔を備えたことも特徴とする。
本発明のダクト部品によれば、前筒路及び後筒路の径よりも小径に形成された中筒路を備えたので、後筒路から前筒路に到達する音や、前筒路から後筒路に到達する音の透過量が減り、音のエネルギーが減衰する。
本発明のダクト部品によれば、筒路の径が、前筒路及び後筒路の径よりも小径の中筒路を形成する内筒を備え、かつ、前筒路と中筒路とが前錐筒路による斜面で繋がれ、中筒路と後筒路とが後錐筒路による斜面で繋がれたので、遮音効果に優れ、圧力損失も少なくできる。
また、中筒路の外側に、外筒体と塞体と空気層とを備え、外筒体は、筒の前後の方向に対する筒の左右の方向の長さが筒の上下の方向の長さより長く形成され、中筒体は、筒の内部と空気層とに跨って貫通する複数の孔を備えたので、音が筒の内部から孔を経由して空気層へと通過する際に音の通過する通路の断面積が急変することから音エネルギーが熱エネルギーに変換されることによって音圧が低下するとともに、空気層に入った音の低周波成分が外筒体の内面と中筒体の外面とに衝突することにより減衰し、さらに、外筒体の左右の長さを長くしたことで、空気層の容積を大きくできたので、外筒体の内面と衝突する音の低周波成分が多くなり、音の低周波成分の減衰効果が向上する。
また、中筒体が、前側有孔筒部と、後側有孔筒部と、後側有孔筒部の外周側に設けられた吸音材部とを備えたので、音が前側有孔筒部や後側有孔筒部の内部から孔を経由してこれら筒部の外へと通過する際に音の通過する通路の断面積が急変することから音エネルギーが熱エネルギーに変換されることによって音圧が低下するとともに、後側有孔筒部の孔を経由して吸音材収納部に入った音の高周波成分は吸音材に吸収され、前側有孔筒部の孔を経由して空気層に入った音の低周波成分は外筒体の内面と中筒体の外面とに衝突することにより減衰する。
最良の形態1
図1及び図2は本発明によるダクト部品の最良の形態1を示し、図1はダクト部品を示し、図1(a)はダクト部品の外観を示し、図1(b)はダクト部品を前側から見て示す。図2はダクト部品の断面を示す。本明細書において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1(a)の状態にダクト部品1を置いて矢印Aで示す前側から見た場合に特定される方向である。
図1;2を参照し、ダクト部品1を説明する。
ダクト部品1は、板厚0.5mm〜1.6mm程度の金属板により形成される。
ダクト部品1は、前筒路31を形成する前筒体32、前中継筒体33、遮音構成体34、後中継筒体35、後筒路36を形成する後筒体37を備える。
遮音構成体34は、中筒路38を形成する中筒体としての内筒体2、外筒体3、塞体4を備える。
即ち、ダクト部品1は、前後に貫通する空気流通路を形成する前筒体32、前中継筒体33、内筒体2、後中継筒体35、後筒体37からなる筒体の筒内に、筒軸に沿って順番に形成された前筒路31、前錐筒路41、中筒路38、後錐筒路42、後筒路36を備え、中筒路38の径が、前筒路31及び後筒路36の径よりも小径に形成される。つまり、円筒からなる前筒体32の後部と中筒路を形成する内筒体2(中筒体)の前部とが錐面を備えた錐筒により形成された前中継筒体33により繋がれ、円筒からなる後筒体37の前部と内筒体2(中筒体)の後部とが錐面を備えた錐筒により形成された後中継筒体35により繋がれた構成である。
ダクト部品1は、例えば、前筒体32、前中継筒体33、遮音構成体34、後中継筒体35、後筒体37のそれぞれが個別に形成され、前筒体32の後端と前中継筒体33の前端とが溶接によって互いに接合され、前中継筒体33の後端と内筒体2の前端とが溶接によって互いに接合され、内筒体2の後端と後中継筒体35の前端とが溶接によって互いに接合され、後中継筒体の後端と後筒の前端とが溶接によって互いに接合されて形成されたり、前筒体32、前中継筒体33、遮音構成体34、後中継筒体35、後筒体37のそれぞれに嵌め合い部分を形成し、それぞれを嵌め合い構成で接合することにより形成される。
尚、前筒体32、前中継筒体33、遮音構成体34、後中継筒体35、後筒体37の幾つかが一体に形成されたものを組み合わせても良い。
例えば、前筒体32と前中継筒体33とが一体に形成されたものの後部と遮音構成体34の前部とを嵌め合い構成部43により互いに繋げ、後中継筒体35と後筒体37とが一体に形成されたものの前部と遮音構成体34の後部とを嵌め合い構成部44により互いに繋げて形成する(図2参照)。
内筒体2、外筒体3、塞体4、吸音材部20を備えた遮音構成体34の構造を説明する。
内筒体2は、筒の中心軸に沿った方向の一端としての前端と筒の中心軸に沿った方向の他端としての後端、すなわち、筒の前後の両端が開放された断面真円形状の円筒により形成される。
外筒体3は、筒の前後の両端が開放され、筒の中心軸に沿った方向と直交する第1直交方向としての左右の方向に扁平な断面横長扁平形状の筒により形成される。即ち、外筒体3は、上下の平壁部6;7と左右の側壁部8;9とにより形成される。上下の平壁部6;7は、筒の前後の方向と左右の方向とに沿って延長し、かつ、筒の中心軸及び第1直交方向と直交する第2直交方向としての筒の上下の方向で互いに平行に相対峙する平板により形成される。左右の側壁部8;9は、断面真円形状の円筒を円筒の中心軸に沿って切断した断面半円弧形状の前後に長い長尺板により形成される。上下の平壁部6;7の左端部同士が左の側壁部8によって互いに繋がれ、上下の平壁部6;7の右端部同士が右の側壁部9によって互いに繋がれたことによって、外筒体3が形成される。
外筒体3は、筒の左右の方向の長さ(以下、左右の長さという)Wが筒の上下の方向の長さ(以下、上下の長さという)Hより長く形成される。左右の長さWは外筒体3の左右の端部外面間の長さ、上下の長さHは外筒体3の上下の端部外面間の最短部分の長さである。
即ち、外筒体3は、筒の中心軸と直交する第1直交方向の長さが筒の中心軸及び第1直交方向と直交する第2直交方向の長さより長く形成される。内筒体2の前後の長さは外筒体3の前後の長さより長く、内筒体2の前後の両端部が外筒体3の前後の両端より前後に突出する。内筒体2が外筒体3の内側に設けられて、内筒体2と外筒体3とが互いに同軸に配置され、内筒体2の前後の端部を外筒体3の前後の端部より前後に同じ長さだけ突出させた状態において、内筒体2の筒の外周面の上端と外筒体3の上の平壁部6の内面における左右間の中央とが筒の前端から後端にかけて互いに接続され、内筒体2の筒の外周面の下端と外筒体3の下の平壁部7の内面における左右間の中央とが筒の前端から後端に渡って互いに接続される。内筒体2と外筒体3とを接続する上下の接続部10;10は、内筒体2の外周面において互いに180度隔てた位置に形成される。この上下の接続部10;10を境として内筒体2の左右両側に、接続部10;10によって区切られた空気層11;11が形成される。即ち、外筒体3と内筒体2とが同軸に配置され、内筒体2の筒外面と外筒体3の筒内面とが筒の前後に渡って互いに接続され、この接続部10を境として内筒体2の筒の左右の両側に接続部10によって区切られた空気層11が形成されたことによって、内筒体2の外面と外筒体3の内面との間の左右の方向の長さを長くでき、空気層11の容積を大きくでき、空気層11と接する外筒体3の内面の面積を大きくできるので、音の低周波成分が外筒体3の内面と衝突することによって減衰する量が多くなるので、音の低周波成分の減衰効果が向上する。さらに、筒の左右の方向に沿って延長して上下で互いに平行に相対峙する一対の平板により形成された平壁部6;7を備えて、左右の方向に扁平な形状で上下の長さの短い外筒体3を備えたので、上下方向の長さの短い天井裏空間においても設置しやすいダクト部品1を得ることができる。尚、上述の接続とは、内筒体2の筒外面と外筒体3の筒内面とが互いに接触しているが結合されていない状態、あるいは、内筒体2の筒外面と外筒体3の筒内面とが接着剤や係合などによって互いに結合された状態をいう。
塞体4は前蓋12と後蓋13とを有する。前蓋12は内筒体2の前端と外筒体3の前端とを繋いで外筒体3の前端と内筒体2の前端との間を密閉状態に塞ぐ。後蓋13は内筒体2の後端と外筒体3の後端とを繋いで外筒体3の後端と内筒体2の後端との間を密閉状態に塞ぐ。この塞体4と外筒体3と内筒体2とで囲まれた空間により空気層11が形成される。
内筒体2は、筒の前端部に前側有孔筒部15を備え、筒の後端部に後側有孔筒部16を備え、前側有孔筒部15と後側有孔筒部16との間の筒部が無孔筒部17に形成される。内筒体2の後側有孔筒部16の外周側には吸音材部20を備える。
前側有孔筒部15および後側有孔筒部16は、内筒体2の筒壁に内筒体2の内部と空気層11とに跨って貫通する複数の孔18が形成された構成である。例えば、内筒体2の前側有孔筒部15と後側有孔筒部16とがパンチング鉄板により形成される。
吸音材部20は、吸音材収納部21と吸音材収納部21に収納された吸音材22とにより構成される。吸音材収納部21は、内筒体2と外筒体3と左右の外囲板23;24と左右の前閉塞板25;26と後蓋13とによって密閉されることによって、空気層11と遮断された空間により形成される。左右の外囲板23;24は、内筒体2の径より大径の筒の一部をなす断面弧状の前後に長い長尺板により形成される。左右の外囲板23;24は、内筒体2の左右の半円弧状の筒壁部の左右の外側に内筒体2と同軸状に配置され、その上端と外筒体3の上の平壁部6とが互いに接続され、その下端と外筒体3の下の平壁部7とが互いに接続される。左の前閉塞板25が、左の外囲板23の前端と内筒体2の外周面と外筒体3の内周面との間を密閉状態に塞ぐ。右の前閉塞板26が、右の外囲板24の前端と内筒体2の外周面と外筒体3の内周面との間を密閉状態に塞ぐ。左の外囲板23の後端及び右の外囲板24の前端と後蓋13とが密閉状態に互いに接続される。吸音材収納部21内には、多孔質体を備えたグラスウールやガラス繊維フェルトや不織布などのような吸音材22が収納される。音は、前側有孔筒部15を経由して内筒体2の内側と空気層11の内側とに行き来するとともに後側有孔筒部16を経由して内筒体2の内側と吸音材部20の内側とに行き来する。
上記前側有孔筒部15の複数の孔18を経由して空気層11に入り込んだ音の低周波成分が空気層11により減衰し、後側有孔筒部16の複数の孔18を経由して吸音材部20内に入り込んだ音の高周波成分が吸音材22により吸収されて減衰する。また、内筒体2が無孔筒部17を備えたので、ダクト部品1内での圧力損失を小さくできる。つまり、内筒体2に形成する孔18を少なくしたことで、孔18が内筒体2の筒内を流通する空気の抵抗となることによる圧力損失や、空気が内筒体2の筒内から空気層11に流出することによる圧力損失を少なくでき、孔に起因する圧力損失を少なくできるため、送風機として能力を小さくできる。
尚、ダクト部品1は、例えば、外筒体3の前後の長さが500mm、内筒体2の前後の長さが620mm、内筒体2の外径が100mm、外筒体3の上下の平壁部6:7の内面間の長さ(最短距離寸法)が100mm、外筒体3の左右の長さWが360mm、前側有孔筒部15の前後の長さが100mm、吸音材部20及び後側有孔筒部16の前後長さが200mm、吸音材部20の左端部と右端部との間の長さが200mm、無孔筒部17の前後の長さが200mm、前筒体32の外径が150mm、前筒体32の前後の長さが100mm、後筒体37の外径が150mm、前筒体32の前後の長さが100mm、前中継筒体33の前後の長さが150mm、後中継筒体35の前後の長さが150mmである。前側有孔筒部15、後側有孔筒部16は、例えば、パンチング鉄板により形成し、複数の孔18の開口率は58%とした。
ダクト部品1は、例えば、住宅の台所に設けられた空調ファンを備えたレンジフードと住宅の外部とを繋ぐ排気ダクトの途中箇所に設けられることによって、排気ダクトの一部を形成する中継用遮音ダクトとして機能させることができ、音の低周波成分及び高周波成分を共に効果的に減衰させることができる排気ダクトを形成できる。
即ち、レンジフードとダクト部品1の前部である前筒体32とを前筒体32の筒径と同径の図外の筒体で繋ぎ、ダクト部品1の後部である後筒体37と住宅の外部とを後筒体37の筒径と同径の筒体で繋ぐことにより、中途にダクト部品1を備えた排気ダクトを形成できる。
ダクト部品1の作用を説明する。例えば、住宅の外部からの音が排気ダクト内に進入した場合、音が、中継用遮音ダクトとして機能するダクト部品1の後中継筒体35の錐面により形成された後錐筒路42の内壁に衝突して反射する。つまり、筒路を透過する音の透過量は筒路の開口断面積に比例するので、後筒路36から中筒路38に到達する音の透過量が減り、音のエネルギーが減衰する。
また、前筒路31と中筒路38とが前錐筒路41による斜面で繋がれたので、この斜面に衝突した空気が後錐筒路42の中心側に移動し、後続の空気に押されて中筒路38に入るため、後述する最良の形態のように筒軸と直交する壁(中筒路形成体46)が存在する構成と比べて圧力損失も少なくできる。
そして、中筒路38に到達した音は、中筒路38の後側有孔筒部16の孔18を経由して吸音材収納部21に入ったり、前側有孔筒部15の孔18を経由して空気層11に入る。この場合、音が前側有孔筒部15や後側有孔筒部16の内部から孔18を経由してこれら筒部の外へと通過する際に音の通過する通路の断面積が急変することから音エネルギーが熱エネルギーに変換されることによって音圧が低下する。そして、吸音材収納部21内に入った音の高周波成分は吸音材22に吸収されることによって減衰する。空気層11に入った音の低周波成分は、外筒体3の内面と内筒体2の外面とに衝突することによって減衰する。最良の形態1では、外筒体3の左右の長さWを長くすることによって、内筒体2の外面と外筒体3の内面との間の左右の方向の長さを長くでき、空気層11の容積を大きくできたので、音の低周波成分と空気との衝突による音の低周波成分の減衰量を多くでき、さらに、空気層11と接する外筒体3の内面の面積を大きくできたので、音の低周波成分と外筒体3の内面と衝突する音の低周波成分が多くなり、音の低周波成分の減衰効果が向上する。
さらに、音は、中筒路38から前錐筒路41を経由して前筒路31に移動する際、容積の小さい中筒路38内から容積の大きい前錐筒路41及び前筒路31内に移動するので、音の通路の断面積の変化により音エネルギーが熱エネルギーに変換されることによって音圧が低下し、また、圧力損失も小さくできる。
尚、レンジフード側から空調ファンの駆動によって発生する音などが排気ダクト内に進入した場合もダクト部品1が上記と同様の作用するので、上記と同様の効果が得られる。
即ち、最良の形態1のダクト部品1によれば、筒路の径が、前筒路31及び後筒路36の径よりも小径の中筒路38を形成する内筒2を有した遮音構成体34を備え、かつ、前筒路31と中筒路38とが前錐筒路41による斜面で繋がれ、中筒路38と後筒路36とが後錐筒路42による斜面で繋がれたので、遮音効果に優れ、圧力損失も少なくできるダクト部品1を提供できる。
また、上下方向の長さの短い天井裏空間に設置されるダクト部品1としては、排気効率の面からは内筒体2の内径を可能な限り大きくして排気通路を太くすることが好ましく、遮音の面からは空気層11を大きくして空気層11と接する外筒体3の内面の面積を大きくすることが好ましい。
最良の形態1では、外筒体3の上下の平壁部6;7の内面間の最短距離寸法と内筒体2の外径寸法とを同じにしたので、外筒体3の最短距離寸法を天井裏空間に設置可能な寸法に形成した場合に内筒体2の内径を大きくできて排気通路を太くできるので、排気効率を良くできる。
最良の形態1では、外筒体3の左右の長さWを上下の長さHより長くしたので、上述したように内筒体2の外面と外筒体3の内面との間の左右の方向の長さを長くでき、空気層11の容積を大きくでき、空気層11と接する外筒体3の内面の面積を大きくできるという、3つの要素を得ることができるので、遮音効果を向上できる。
最良の形態1では、天井裏空間の上下方向の長さに関係なく外筒体3の左右の長さWを長くできるので、内筒体2の外面と外筒体3の内面との間の左右の方向の長さを長くでき、空気層11の容積を大きくでき、空気層11と接する外筒体3の内面の面積を大きくできるので、空気層11に入った音の低周波成分を効率的に減衰でき、しかも、天井裏空間の上下方向の長さが短い場合でも、設置の容易なダクト部品1を得ることができる。
なお、ダクト部品1を天井裏空間に設置する場合、外筒体3の直径寸法は天井裏空間への設置を考慮した寸法に形成する。実際には、ダクト部品1の外筒体3の上下の長さHを250mm以上とした場合、天井裏空間へのダクト部品1の設置が困難な場合が多いと考えられる。そこで、例えば、外筒体3の上下の長さHを250mm以下とし、外筒体3の左右の長さWを250mm以上とすることで、天井裏空間に設置容易で、かつ、遮音効果に優れたダクト部品1を得ることができる。
最良の形態2
図3;4に示すように、最良の形態1における中筒体としての内筒体2の代わりに、吸音材部20を備えず、複数の孔18が空気層11と接触する部分の筒壁の全域に渡って均等に形成された内筒体2を備えた構成とした。
最良の形態2のダクト部品1によれば、音が内筒体2を形成する有孔筒体の孔18を経由して内筒体2の内側から空気層11へと通過する際に音の通過する通路の断面積が急変することから音エネルギーが熱エネルギーに変換されることによって音圧が低下する。また、空気層11に入った音の低周波成分が外筒体3の内面と内筒体2の外面とに衝突することにより減衰するので、音の低周波成分を効果的に減衰させることができる。
最良の形態3
最良の形態1:2のダクト部品1において外筒体3の左右の筒壁部8:9の内面に外筒体3の前後端に渡って前後に延長するようにロックフェルトのような吸音材を設けた構成とすれば、空気層11に入った音の高周波成分が吸音材により吸音されて減衰するので、高周波成分の減衰効果が向上する。
最良の形態4
図5;6に示すように、最良の形態1:2のダクト部品1の吸音材部20及び空気層11を備えず、前筒体32、前中継筒体33、中筒体39、後中継筒体35、後筒体37からなる筒体の筒内に、筒軸に沿って順番に形成された前筒路31、前錐筒路41、中筒路38、後錐筒路42、後筒路36を備え、中筒体39の径が、前筒体32、前中継筒体33、後中継筒体35、後筒体37の筒の径よりも小径に形成された構成のダクト部品1でもよい。
このダクト部品1を用いて排気ダクトを構成した場合でも、例えば、住宅の外部からの音が排気ダクト内に進入した場合、音が、中継用遮音ダクトとして機能するダクト部品1の後中継筒体35の錐面により形成された後錐筒路42の内壁に衝突して反射する。つまり、筒路を透過する音の透過量は筒路の開口面積に比例するので、後筒路36から中筒路38に到達する音の透過量が減り、音のエネルギーが減衰する。また、前筒路31と中筒路38とが前錐筒路41による斜面で繋がれたので、この斜面に衝突した空気が後錐筒路42の中心側に移動し、後続の空気に押されて中筒路38に入るため、後述する最良の形態のように筒軸と直交する壁(中筒路形成体)が存在する構成と比べて圧力損失も少なくできる。また、音は、中筒路38から前錐筒路41を経由して前筒路31に移動する際、容積の小さい中筒路38内から容積の大きい前錐筒路41及び前筒路31内に移動するので、音の通路の断面積の変化により音エネルギーが熱エネルギーに変換されることによって音圧が低下し、また、圧力損失も小さくできる。
即ち、筒路の径が、前筒路31及び後筒路36の径よりも小径の中筒路38を形成する内筒2を備え、かつ、前筒路31と中筒路38とが前錐筒路41による斜面で繋がれ、中筒路38と後筒路36とが後錐筒路42による斜面で繋がれたので、遮音効果に優れ、圧力損失も少なくできるダクト部品1を提供できる。
最良の形態5
図7;8に示すように、径の等しい筒の中途に、筒の内周壁より筒の中心に向けて突出するリング状の中筒路形成体46を設け、中筒路形成体46によって形成された中筒路38の前後に前筒路31と後筒路36とが設けられた構成のダクト部品1でもよい。即ち、筒内に筒軸に沿って順番に形成された前筒路31、中筒路38、後筒路36を備え、中筒路38の径が、前筒路31及び後筒路36の径よりも小径に形成されたダクト部品1でもよい。
このダクト部品1を用いて排気ダクトを構成した場合でも、例えば、住宅の外部からの音が排気ダクト内に進入した場合、音が、中筒路形成体46に衝突して反射する。つまり、筒路を透過する音の透過量は筒路の開口断面積に比例するので、後筒路36から前筒路31に到達する音の透過量が減り、音のエネルギーが減衰する。
即ち、前筒路31及び後筒路36の径よりも小径に形成された中筒路38を備えたので、後筒路36から前筒路31に到達する音、あるいは、前筒路31から後筒路36に到達する音の透過量が減り、音のエネルギーが減衰する。
最良の形態6
図9に示すように、最良の形態5の中筒路38の筒軸に沿った方向の長さaよりも長い長さbの中筒路38を形成する中筒路形成体47を備えた構成のダクト部品1とすれば、最良の形態5と比べて音の減衰効果をよくできる。つまり、長筒状の中筒路形成体47が、最良の形態5の中筒路形成体46の中筒路38を貫通するように設けられた構成のダクト部品1である。この場合、中筒路形成体47の中筒路38の筒軸に沿った方向の長さbと前筒路31及び後筒路36の径cとの関係を、b≧cとすることが好ましい。
図10に、最良の形態1(図1)で示したダクト部品1と、最良の形態4(図5)で示したダクト部品1と、最良の形態5(図7)で示したダクト部品1と、図7のダクト部品1の中筒路形成体46を取り除いた構成のダクト部品(直管構成)のそれぞれの吸音性能を測定した結果を示した。図10において、折れ線グラフ(1)は最良の形態1のダクト部品1の吸音性能を示し、折れ線グラフ(2)は最良の形態4のダクト部品1の吸音性能を示し、折れ線グラフ(3)は最良の形態5のダクト部品1の吸音性能を示し、折れ線グラフ(4)は直管構成のダクト部品の吸音性能を示す。尚、最良の形態5のダクト部品1の吸音性能(3)と直管構成のダクト部品の吸音性能(4)は、63Hz帯域〜1kHz帯域で同じであったが、図10においては、線の重なりを避けるために線をずらして表示した。
測定した最良の形態1(図1)のダクト部品1の寸法は、段落0017で示した値である。測定した最良の形態4(図5)のダクト部品1の寸法は、中筒路38は長さが170mmで径が100mm、前筒路31及び後筒路36の径がそれぞれ150mm、前錐筒路41及び後錐筒路42の長さがそれぞれ130mmである。測定した最良の形態5(図7)のダクト部品1の寸法は、前筒路31及び後筒路36の径が150mm、中筒路38の径が100mmである。測定した直管構成のダクト部品の寸法は、管の径が150mmである。
図10からわかるように、直管構成のダクト部品に比べて、最良の形態5のダクト部品1は、2kHz帯域で吸音性能が良い。また、直管構成のダクト部品に比べて、最良の形態1;4のダクト部品1は、低周波数から高周波数に渡って吸音性能が良いことがわかる。
前筒体32、前中継筒体33、内筒体2、後中継筒体35、後筒体37の筒形状は、一般的には、円形に形成されるが、角形、その他の形状でもよい。
(a)はダクト部品の斜視図、(b)はダクト部品を前側から見た図(最良の形態1)。 ダクト部品の断面図(最良の形態1)。 ダクト部品の斜視図(最良の形態2)。 ダクト部品の断面図(最良の形態2)。 ダクト部品の斜視図(最良の形態4)。 ダクト部品の断面図(最良の形態4)。 ダクト部品の斜視図(最良の形態5)。 ダクト部品の断面図(最良の形態5)。 ダクト部品の断面図(最良の形態6)。 ダクト部品の吸音性能を測定した結果を示す図。
符号の説明
1 ダクト部品、2 内筒体(中筒体)、3 外筒体、4 塞体、
11 空気層、15 前側有孔筒部、16 後側有孔筒部、17 無孔筒部、
18 孔、20 吸音材部、21 吸音材収納部、22 吸音材、
31 前筒路、32 前筒体、33 前中継筒体、34 遮音構成体、
35 後中継筒体、36 後筒路、37 後筒体、38 中筒路、39 中筒体、
41 前錐筒路、42 後錐筒路。

Claims (4)

  1. 前後に貫通する空気流通路を形成する筒により形成されたダクト部品において、筒内に筒軸に沿って順番に形成された前筒路、中筒路、後筒路を備え、中筒路の径が、前筒路及び後筒路の径よりも小径に形成されたことを特徴とするダクト部品。
  2. 前後に貫通する空気流通路を形成する筒により形成されたダクト部品において、筒内に筒軸に沿って順番に形成された前筒路、前錐筒路、中筒路、後錐筒路、後筒路を備え、中筒路の径が、前筒路及び後筒路の径よりも小径に形成されたことを特徴とするダクト部品。
  3. 中筒路を形成する中筒体の外側には、中筒体の外面を覆う外筒体と、中筒体の前端部の外面と外筒体の前端部とを繋ぐとともに中筒体の後端部の外面と外筒体の後端部とを繋いで中筒体と外筒体との間を密閉状態に塞ぐ塞体と、中筒体と外筒体と塞体とで囲まれた空気層とを備え、外筒体は、筒の前後の方向に対する筒の左右の方向の長さが筒の上下の方向の長さより長く形成され、中筒体は、筒の内部と空気層とに跨って貫通する複数の孔を備えたことを特徴とする請求項2に記載のダクト部品。
  4. 中筒体が、筒の前端部に形成された前側有孔筒部と、筒の後端部に形成された後側有孔筒部と、前側有孔筒部と後側有孔筒部との間の筒の中央部に形成された無孔筒部と、後側有孔筒部の外周側に設けられた吸音材部とを備え、吸音材部が、空気層と遮断された吸音材収納部と、吸音材収納部に収納された吸音材とを備え、前側有孔筒部が内筒体の内部と空気層とに跨って貫通する複数の孔を備え、後端側有孔筒部が内筒体の内部と吸音材収納部の内部とに跨って貫通する複数の孔を備えたことを特徴とする請求項3に記載のダクト部品。
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