JP2008148450A - 電動モータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口部27を有するハウジング2と、ハウジング2内に固定されコイル12が巻装されている固定子3と、固定子3の内側に回転自在に支持される回転子4と、ハウジング2の開口部27に取り付けられるブラケット7と、コイル12に電気的に接続されるターミナルユニット30とを備える電動モータ1において、ターミナルユニット30をブラケット7を介して固定子3側に押圧保持する規制部材40を設けた。
【選択図】図1
Description
このブレーキ装置に用いられる電動モータは、有底筒状のハウジング内に固定された固定子と、この固定子の内側に回転自在に設けられた回転子とを備えたブラシレスタイプのものが多い。固定子は、略環状の固定子鉄心を有し、固定子鉄心に絶縁材であるインシュレータを装着してからコイルを巻装してある。回転子は、回転軸に磁石と、位置検出用のレゾルバのレゾルバロータとを順番に配置してある。
このように構成することで、ターミナルユニットに爪部を設けたり、固定子のインシュレータに係合孔を設けたりすることなく、規制部材によってターミナルユニットの軸線方向への移動を規制できるため、ターミナルユニットと固定子とを一体化することができる。
このように構成することで、筒状部がターミナルユニットの周囲を囲むため、ターミナルユニットとブラケットとの接触を防止することができる。
また、内フランジ部をターミナルユニットを固定子側に押圧する押圧板として機能させることができる。
さらに、外フランジ部をハウジングとブラケットとで挟持させるため、電動モータ内に規制部材がガタつくことなく確実に固定される。
ターミナルユニットとコイルとの接合部分の断線を防止することができ、耐振性の優れた電動モータを提供することができる。
また、内フランジ部をターミナルユニットを固定子側に押圧する押圧板として機能させることができる。このため、ターミナルユニットの固定子に対する軸線方向のガタツキを確実に抑えることができ、ターミナルユニットとコイルとの接合部分の断線を確実に防止することができる。
ここで、通常ハウジングとブラケットは寸法管理が容易な金属で形成されることが多い。このため、例え規制部材を樹脂で形成した場合であっても、規制部材をターミナルユニットに対して所望の位置に配置させることが容易にできる。よって、設計の段階で規制部材の寸法のバラツキを考慮した公差を設ける必要がなく、結果的に製造コストを低減させることが可能になる。
図1に示すように、電動モータ1は、金属製のハウジング2に嵌合固定された固定子3と、固定子3に対して回転自在に設けられた回転子4とを有し、ハウジング2の開口部27に金属製のブラケット7が取り付けられたブラシレスタイプのモータであって、例えば、車両用ブレーキ装置に用いられるものである。
さらに、延出部63Bにはスリット64が形成されている。このスリット64は、コイル12を後述するターミナルユニット30との接合部36側へ引き出すためのものであると共に、ターミナルユニット30の回転方向への移動を規制するためのものである。
図2〜図5に示すように、規制部材40は、円筒状に形成された筒状部41を有している。筒状部41は、ターミナルユニット30の周囲を囲むように形成されている。筒状部41の外径E1(図3、図4参照)は、ブラケット7の内径E2(図1参照)と略一致するように設定されており、これによって規制部材40は、ブラケット7に嵌合した状態となっている。
すなわち、図4に示すように、外フランジ部42の厚さ方向の寸法T1は、嵌合筒状部72とブラケット収容部21との間の距離T2と略一致するように設定され、且つ、外フランジ部42の外径E3は、ハウジング2のブラケット収容部21の内径E4(図1参照)と略一致するように設定されている。これによって、外フランジ部42は、ハウジング2とブラケット7とで挟持された状態になっている。
尚、外フランジ部42の外径E3をブラケット収容部21の内径E4よりも若干大きく設定することによって、規制部材40をブラケット収容部21の周壁21Aに圧入固定できるようにしてもよい。
また、延出部43Bは、ターミナルユニット30の上面30Aに当接することによって、ターミナルユニット30を固定子3側に向かって押圧するための押圧板としての機能を有している。
このとき、延出部43Bのセット位置と、ターミナルユニット30のセット位置との相互位置関係は、延出部43Bのセット位置がターミナルユニット30の上面30Aよりも若干低くなるように設定されている。このため、膨出部43Aが弾性変形し、延出部43Bが外フランジ部42とは反対側(図5における矢印Z方向)に向かって移動する。
また、ターミナルユニット30のインシュレータ11に対するガタツキを接着剤等を用いて両者を接着させることで防止する方法も考えられるが、その接着工程を管理するよりも容易にターミナルユニット30のガタツキを防止することができる。
また、上述の実施形態では、電動モータ1が車両用ブレーキ装置に用いられるものである場合について説明したが、これに限られるものではない。
2 ハウジング
3 固定子
4 回転子
7 ブラケット
12 コイル
27 開口部
30 ターミナルユニット
40 規制部材
41 筒状部
42 外フランジ部
43 内フランジ部
Claims (2)
- 開口部を有するハウジングと、前記ハウジング内に固定されコイルが巻装されている固定子と、前記固定子の内側に回転自在に支持される回転子と、前記ハウジングの開口部に取り付けられるブラケットと、前記コイルに電気的に接続されるターミナルユニットとを備える電動モータにおいて、
前記ターミナルユニットを前記ブラケットを介して前記固定子側に押圧保持する規制部材を設けたことを特徴とする電動モータ。 - 前記規制部材は前記ターミナルユニットの周囲を囲む筒状部を有し、前記筒状部の一端側に前記ターミナルユニットを前記固定子側に押圧する内フランジ部が形成され、前記筒状部の他端側には、前記ハウジングと前記ブラケットとに挟持される外フランジ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
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JP2006333038A JP4852405B2 (ja) | 2006-12-11 | 2006-12-11 | 電動モータ |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008148450A true JP2008148450A (ja) | 2008-06-26 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014158409A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-08-28 | Mitsuba Corp | 電動モータおよび電動ポンプ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002078272A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
JP2003134715A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-09 | Mitsuba Corp | 電動モータのリード線配線構造 |
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- 2006-12-11 JP JP2006333038A patent/JP4852405B2/ja not_active Expired - Fee Related
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