JP2008145840A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブルディスプレイにおいて、配線部材によるデッドスペースを削減し、省スペースな表示装置を提供すること。
【解決手段】矩形状の可撓性基板100上に交差するように配設された第一電極102、第二電極108の間に少なくとも光機能層が挟持され、両電極の交点が各々表示画素120を形成する表示部128を備えている。第一電極102と第二電極108は、それぞれ可撓性基板100上の周縁部のうち隣接する第一の辺の側と第二の辺の側でそれぞれ接続された第一可撓性配線部材112と第二可撓性配線部材114を有する。可撓性配線部材112および114のうちいずれか一方は可撓性基板100に形成された表示部128上に貼り付けられ、他方の辺に接続された可撓性配線部材と同一の側に配設された外部駆動部と接続するための第一と第二の接続部130、132を有する。
【選択図】図1

Description

本発明はフレキシブルな基板上に形成される機能素子を有する表示装置に関する。より詳細にはパッシブマトリクス駆動型に好適な表示装置に関する。
次世代ディスプレイ、次世代デバイスとして透明且つフレキシブルな基板上に透明電極、有機発光素子あるいは液晶素子といった光機能層と背面電極を積層し、複数の画素を形成することで実現されるペーパーライクなフレキシブルディスプレイ、フレキシブル照明が注目を集めいている。フレキシブルディスプレイに期待される機能として、薄型・軽量で手軽に持ち運びができ、丸めて見たいときにのみ広げて見ることができることなどが挙げられる。このことを実現するためには、フレキシブル基板、表示画素の強度、耐久性、省スペース化などが要求されている。
特許文献1および2において、省スペース化、軽量化への課題解決が記載されているが、従来、前記した課題が十分に解決できているとはいえない。フレキシブルディスプレイの駆動方法として、パッシブマトリクス駆動型、アクティブマトリクス駆動型の二通りが検討されているが、通常PEN(Poly Ethylene Naphthalate)などのフレキシブル基板上に十分な性能をもったフレキシブルなTFT(Thin Film Transister)を作製することは厳しく、有力な駆動手段としてはパッシブマトリクス駆動型が期待されている。ところが、パッシブマトリクス駆動型で制御する場合、アクティブ駆動型に比べ外部の駆動回路と接続される引き出し配線が多くなるため、デッドスペースを増やしてしまう難点がある。したがって、これらの配線を省スペース化する技術が求められている。
一方で、ディスプレイなどの表示部は、光機能層を交差する2つの電極である陰極と陽極に挟まれて形成される表示画素の集合体となっている。二つの電極が交差する構造ゆえ、例えば矩形型のパネルであれば必然的に隣り合う二辺から電極を引き出し、FPC(Flexible Print Cercuit)などを用いて駆動部と接続し、制御することとなる。パッシブマトリックス駆動型はフレキシブルディスプレイの有力な駆動法であるが、駆動のための引き出し配線が非常に多いため、配線部に多くのスペースをとってしまうことが欠点として挙げられる。
フレキシブルディスプレイの実現には表示部以外の部分の占める面積を最低限に抑えることは必須であり、配線部分をいかに小さいスペースにするかは重要な課題である。
特開2002−82627 特開2003−17245
本発明の目的は、フレキシブルディスプレイの実現に向け前記した問題点を解決し、デッドスペースの少ない可撓性の表示装置を提供することにある。
前記課題を解決するための手段は以下の通りである。
<1> 矩形状の可撓性基板上に交差するように配設された第一電極、第二電極の少なくとも二つの異なる方向のライン電極を有し、前記第一電極と前記第二電極の間に少なくとも光機能層が挟持されてなり、前記両電極の交点が各々表示画素を形成する表示部を備え、前記第一電極と前記第二電極は、それぞれ前記可撓性基板上の周縁部のうち隣接する第一の辺の側と第二の辺の側でそれぞれ接続された第一可撓性配線部材と第二可撓性配線部材を有し、前記可撓性配線部材のうちいずれか一方は前記可撓性基板に形成された表示部上に貼り付けられ、該可撓性配線部材の外部駆動部と接続するための第一の接続部と、他方の辺の側に接続された前記可撓性配線部材の外部駆動部と接続するための第二の接続部がそれぞれ前記可撓性基板の同一の辺の側に配設されていることを特徴とする表示装置。
<2> 可撓性配線部材のうち一方は、可撓性基板に形成された表示部上に貼り付けられ、前記可撓性配線部材が保護フイルムの機能を有し、表示部全体を保護していることを特徴とする<1>に記載の表示装置。
本発明は、矩形状の可撓性基板において交差するように配設された第一電極と第二電極を有し、前記両電極の交点に表示画素を形成し、可撓性基板上の周縁部のうち隣接する第一の辺の側と第二の辺の側でそれぞれ、可撓性配線部材と接続し、前記可撓性配線部材の一方を表示部上に貼り付け、前記第二の辺の側に接続した前記可撓性配線部材を前記第一の辺の側に引き回し、第一の辺に接続された可撓性配線部材と同様に可撓性基板の第一の辺と同一の辺の側に、二つの可撓性配線部材の接続部を配設し、外部と接続することを可能としている。これにより、フレキシブルディスプレイにおいて配線の取り出しを一辺のみにできるために基板のデッドスペースが小さくなり、特に手に持って使用するような用途のディスプレイにおいてメリットがある。
一方の可撓性配線基板が保護フイルムの機能を有し、表示部全体を覆うことでフレキシブルディスプレイの保護フイルムとしての機能も有することを可能とした。これにより部品点数を減らすことができ、ディスプレイの薄型化、製造工程の簡略化によるコスト削減にも有効となる。
<3> 前記可撓性基板上の第二の辺の側と対向する第三の辺の側との間の表示部の面上で第二電極が2分割されて、第二電極と第三電極を構成し、前記可撓性基板上の前記第一電極、前記第二電極、前記第三電極はそれぞれ前記可撓性基板上の周縁部のうち隣接する第一の辺の側と第二の辺の側と第三の辺の側でそれぞれ第一可撓性配線部材と第二可撓性配線部材と第三可撓性配線部材に接続され、前記可撓性配線部材のうち二つは前記可撓性基板に形成された表示部上に貼り付けられ、それぞれの前記可撓性配線部材の外部駆動部と接続するための第一の接続部と、第二の接続部と第三の接続部とが前記可撓性基板の同一の辺の側に配設されていることを特徴とする<1>に記載の表示装置。
本発明は、矩形状の可撓性基板において交差するように配設された第一電極と第二電極又は第三電極を有し、前記両電極の交点に表示画素を形成し、可撓性基板の隣接する第一の辺と第二の辺と第三の辺に引き出し配線部を配設し、前記可撓性配線部材と接続し、前記可撓性配線部材の接続部と外部の駆動部と接続していた表示装置において、可撓性配線部材を表示部上に貼り付け、前記第三辺と前記第三辺に接続した第二可撓性配線部材と第三可撓性配線部材を前記第一の辺の側に引き回し、第一の辺に接続された第一可撓性配線部材と同様に可撓性基板の第一の辺の端部から突出させて、三つの可撓性配線部材を同一方向で接続することを可能としている。第三の辺に引き出し配線部を有するパネル構成において上記のような構成を取る事が有効である。さらにフレキシブルディスプレイにおいて配線の取り出しを一辺のみにできるために基板のデッドスペースが小さくなり、特に手に持って使用するような用途のディスプレイにおいて有効である。
<4> 前記可撓性基板上の第一の辺と対向する第四の辺との間の表示部の面上で第一電極が2分割されて、第一電極と第四電極を構成し、前記可撓性基板上の前記第一電極、前記第四電極、前記第二電極はそれぞれ前記可撓性基板上の周縁部のうち隣接する第一の辺の側と第四の辺の側と第二の辺の側でそれぞれ前記第一可撓性配線部材と前記第四可撓性配線部材と前記第二可撓性配線部材に接続され、前記可撓性配線部材のうち二つは前記可撓性基板に形成された表示部上に貼り付けられ、それぞれの可撓性配線部材に接続されて外部駆動部と接続するための第一の接続部と、第二の接続部と第四の接続部とが前記可撓性基板の同一の辺の側に配設されていることを特徴とする<1>に記載の表示装置。
本発明は、矩形状の可撓性基板において交差するように配設された第一電極又は第四電極と第二電極を有し、前記両電極の交点に表示画素を形成し、可撓性基板の隣接する第一の辺と第四の辺と第二の辺に引き出し配線部を配設し、前記可撓性配線部材と接続し、前記可撓性配線部材の接続部と外部の駆動部と接続していた表示装置において、可撓性配線部材を表示装置裏面に貼り付け、前記四辺と前記第二辺に接続した第四可撓性配線部材と第二可撓性配線部材を前記第一の辺の側に引き回し、第一の辺に接続された第一可撓性配線部材と同様に可撓性基板の第一の辺の端部から突出させて、三つの可撓性配線部材を同一の側で接続することを可能としている。第四の辺に引き出し配線部を有するパネル構成において上記のような構成を取る事が有効である。さらにフレキシブルディスプレイにおいて配線の取り出しを一辺のみにできるために基板のデッドスペースが小さくなり、特に手に持って使用するような用途のディスプレイにおいて有効である。
<5> 可撓性配線部材のうち一方が、第二可撓性配線部材の機能を備え、可撓性基板上の周縁部のうち少なくとも二辺で電極と接続され、前記可撓性基板上に形成された表示部上に貼り付けられ、前記可撓性配線部材が保護フイルムの機能を有し、前記表示部全体を保護していることを特徴とする<3>又は<4>に記載の表示装置。
一方の可撓性配線基板が保護フイルムの機能を有し、表示部全体を覆うことでフレキシブルディスプレイの保護フイルムとしての機能も有することを可能とした。これにより<3>の前記第二可撓性配線部材及び前記第三可撓性配線部材、<4>の前記第四可撓性配線部材及び前記第二可撓性配線部材上の配線が一枚の可撓性配線部材に配線されることで、可撓性配線部材を一枚にまとめることができ、表示部全体を覆うことで保護フイルムとしての機能も有することを可能とし、部品点数を減らすことができ、ディスプレイの薄型化、製造工程の簡略化によるコスト削減にも有効となる。
<6>前記表示部が絶縁性を持つ封止膜で封止されていることを特徴とする<1>から<5>のいずれかに記載の表示装置。
絶縁性を持つ封止膜で封止することによって表示部を大気中の酸素や水分等から封止し、かつ表示部上部に貼り合せる配線基板と表示部の電極とのショートを防ぐことができる。
<7>前記表示部が可撓性の保護フイルムで覆われていることを特徴とする<1>、<3>、<4>及び<6>のいずれかに記載の表示装置。
可撓性配線部材に保護フィルムの機能を持たせることで、部品点数を減らすことができ、ディスプレイの薄型化にも有効である。
<8>前記表示装置がパッシブマトリクス駆動により制御されることを特徴とする<1>から<7>のいずれかに記載の表示装置
パッシブマトリクス駆動においては取り出し配線が多くデッドスペースが多くなってしまうため、本発明はパッシブマトリクス駆動においてより有効である。
<9>前記光機能層が発光層を含む有機化合物により形成されている有機EL素子であることを特徴とする<1>から<8>のいずれかに記載の表示装置。
有機EL素子は上下電極間に有機機能層を挟みこむ構成であるため、本発明が有効である。
<10>可撓性配線部材が透明で、前記可撓性配線部材上の電極も透明電極で配線されていることを特徴とする<1>から<9>のいずれかに記載の表示装置。
本発明により、トップエミッション型、両面発光型の光機能性素子を有する表示装置の作製を可能にした。
本発明によれば、可撓性配線部材を表示部上に貼り付け、矩形上可撓性基板上の周縁部のうち隣接する第一辺と第二辺のうち、前記第二辺に接続した第二可撓性配線部材を前記可撓性基板の前記第一辺の側に引き回し、第一辺に接続された第一可撓性配線部材と同様に可撓性基板の第一の辺の端部から突出させて、二つの可撓性配線部材を同一の側で接続することを可能とすること、可撓性配線部材を矩形上可撓性基板の一辺側にまとめることができ、空間的に表示部以外の無駄なスペースをなくすことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
<第一実施形態>
図1(A)は、本発明の第一実施形態を示す平面図である。図1(B)は(A)のI−I線に沿う断面図、図2は図1(A)の配線を展開して示す説明図である。
可撓性基板100上に、第一電極102が短冊状に複数列配設され、ライン電極が形成されている。第一電極102上には発光層を含む有機化合物による有機層106が積層されている。有機層106の上には第二電極108が有機層106を挟むように第一電極102とは交差する方向に短冊状に配設され、ライン電極を形成している。第一電極102と第二電極108の矩形状の交点一つずつが表示画素120を形成しており、これらの表示画素120の複数の集合体として表示部128となっている。これらの表示部128の上部はさらに絶縁性の封止膜110で覆われており、さらに表示部128全体を保護する保護フイルム126が可撓性基板100と互いに周縁部を重ね合わせた状態で接着され、第一電極102および第二電極108の表示部の表示画素(機能領域)120から引き出された第一引き出し配線122、および第二引き出し配線124は保護フイルム126に覆われていない。第一引き出し配線122および第二引き出し配線124には第一可撓性配線部材112および第二可撓性配線部材114がそれぞれ接続されている。
図2で示すように第一可撓性配線部材112は第一引き出し配線122と同一の側に引き回され、可撓性基板100の周縁部の隣接する第一の辺、第二の辺のうちの一辺の側から突出して、第一可撓性配線部材112に配設された配線116は外部駆動部との第一接続部130に接続されている。一方、第二可撓性配線部材114は保護フイルム126に貼り付けられ、第二可撓性配線部材114内で第一可撓性配線部材112の第一接続部130における配線と同一の方向に引き回され、可撓性基板100から突出して、第一可撓性配線部材114に配設された配線118は外部駆動部との第一接続部132に接続されている。なお、配線116は一部記載を省略している。図1(B)に示すように、絶縁性隔壁104が画素と画素の間に配設され、各画素間は絶縁されている。
本発明の第一実施形態の作製法としては、例えば、低分子材料を用いて有機エレクトロルミネッセンスを用いた表示装置を形成する場合は、可撓性基板100上にITO等の透明な第一電極102を短冊状に形成し、洗浄後、転写等により絶縁性隔壁104を形成する。次いで、真空蒸着等により発光層等の有機層106を成膜し、さらにスパッタリングによりITO等または、真空蒸着によりAl等の第二電極108を形成する。一方、高分子系材料を用いて発光層等の有機層106を形成する場合には、塗布法、印刷法、インクジェット法などにより有機層を形成した後、スパッタリングによりITO等又は真空蒸着によりAl等の第二電極108を形成する。前記第一電極102および絶縁性隔壁104上に有機層106を形成し、さらに前記第二電極108を形成する。この上部にさらに絶縁性封止膜110を形成し、保護フイルム126の周縁部と可撓性基板上の周縁部とをあわせ、第一引き出し配線122および第二引き出し配線124を露出させるように張り合わせる。次いで、前記第一引き出し配線122と第一可撓性配線部材112とが導通するように貼りあわせる。前記第二引き出し配線124と第二可撓性配線部材114とも導通するように貼り合わせた上で、保護フイルム126上に張りつける。
第一可撓性配線部材112および第二可撓性配線部材114の第一接続部130および第二接続部132の配置態様は表示素子の積層方向に上下に重なる態様でもよく表示素子の積層方向と直交する方向に互いに平行に一列に並ぶ態様でもよい。
このように配線の取り出しを一辺のみにできるために基板のデッドスペースを小さくすることが可能となる
図3(A)は、本発明の第二実施形態を示す平面図である。図3(B)は(A)のIII−III線に沿う断面図、図4は図3(A)の配線を展開して示す説明図である。
<第二実施形態>
図3(A)は、第一の実施形態において、図1に示す第二電極108を表示部上で2つに分割し、表示部128の駆動を第一実施形態においては1系統であるのに対して、本第二の実施形態では2系統としたものである。光機能層としては有機化合物を用いた有機ELパネルの平面図を示すものであり、図4は図3(A)の配線を示したものである。
可撓性基板200上に、第一電極202が短冊状に複数列配設され、ライン電極を形成している。第一電極202上には発光層を含む有機化合物による有機層206が積層されている。有機層206の上には第二電極208又は第三電極210が有機層206を挟むように第一電極202とは交差する方向に短冊状に配設され、ライン電極を形成している。第二電極208と第三電極210は、図3(A)に示すように、第一電極202とは交差する方向にライン電極を形成しており、表示部236上において2分割されている。第一電極202と第二電極208又は第三電極210とは矩形状の交点一つずつが表示画素226を形成しており、これらの表示画素226の複数の集合体として表示部236となっている。これらの表示部236の上部はさらに絶縁性の封止膜212で覆われており、さらに表示部236全体を保護する保護フイルム234が可撓性基板200と互いに周縁部を重ね合わせた状態で接着され、第一電極、第二電極および第三電極の表示部236の表示画素(機能領域)226から引き出された第一引き出し配線228、および第二引き出し配線230と第三引き出し配線232は保護フイルム234に覆われていない。第一引き出し配線228、および第二引き出し配線230と第三引き出し配線232には第一可撓性配線部材214および第二可撓性配線部材216と第三可撓性配線部材218が配設されている。
第一可撓性配線部材214は第一引き出し配線228と同一の側に引き回され、可撓性基板200から突出して、配線220を介して外部駆動部との第一接続部238が接続されている。一方、第二可撓性配線部材216および第三可撓性配線部材218は保護フイルム234に貼り付けられ、第二可撓性配線部材216および第三可撓性配線部材218内で第一可撓性配線部材214の第一接続部238と同一の側に引き回され、可撓性基板200から突出して、配線222、224を介して外部駆動部との第二接続部240および第三接続部242が接続されている。なお、配線220は一部記載を省略している。図3(B)に示すように、絶縁性隔壁204が表示画素226間に配設され、各表示画素間は絶縁されている。
本発明の第二実施形態の作製法としては、第一実施形態と基本的に同様であるが、実施形態1における第二電極108が表示部128上で2つに分割されるようにスパッタリングによりITO等または、真空蒸着によりAl等の第二電極208および第三電極210が形成される。保護フイルム234については、保護フイルム234の周縁部と可撓性基板200上の周縁部とをあわせ、第一引き出し配線228、第二引き出し配線230および第三引き出し配線232を露出させるように張り合わされる。次いで、第一引き出し配線228と第一可撓性配線部材214とが導通するように貼りあわされる。第二引き出し配線230と第二可撓性配線部材216および第三引き出し配線232と第二可撓性配線部材218とをそれぞれ導通するように貼り合わせた上で、保護フイルム234上に張りつける。
第一可撓性配線部材214、第二可撓性配線部材216および第三可撓性配線部材218の第一接続部238、第二接続部240および第三接続部242の配置態様は表示素子の積層方向に上下に重なる態様でもよく表示素子の積層方向と直交する方向に互いに平行に一列に並ぶ態様でもよい。
このように配線の取り出しを一辺のみにできるために基板のデッドスペースを小さくすることが可能となる
図5(A)は、本発明の第三実施形態を示す平面図である。図5(B)は(A)のV−V線に沿う断面図、図6は図5(A)の配線を展開して示す説明図である。
<第三実施形態>
図5(A)は、第一の実施形態において、図1に示す第1電極102を表示部上で2つに分割し、表示部336の駆動を第一実施形態においては1系統であるのに対して、本第三の実施形態では2系統としたものである。光機能層としては有機化合物を用いた有機ELパネルの平面図を示すものであり、図6は図5(A)の配線を示したものである。
可撓性基板300上に、第一電極302又は第四電極304が短冊状に複数列、配設され、それぞれライン電極を形成している。第一電極302又は第四電極304上には発光層を含む有機化合物による有機層308が積層されている。有機層308上には第二電極310が有機層308を挟むように第一電極302又は第四電極304とは交差する方向に短冊状に配設され、ライン電極を形成している。第一電極302又は第四電極304は、図6に示すように、第二電極310とは交差する方向にライン電極を形成していて、表示部336上において2分割されている。第一電極302又は第四電極304と第二電極310とは矩形状の交点一つずつが表示画素326を形成しており、これらの表示画素326の複数の集合体として表示部336となっている。これらの表示部336の上部をさらに絶縁性の封止膜312で覆われていて、さらに表示部336全体を保護する保護フイルム334が可撓性基板300と互いに周縁部を重ね合わせた状態で接着され、第一電極、第四電極および第二電極の表示部の表示画素(機能領域)326から引き出された第一引き出し配線328および第四引き出し配線330と第二引き出し配線332は保護フイルム334に覆われていない。第一引き出し配線328および第四引き出し配線330と第二引き出し配線332は第一可撓性配線部材314および第四可撓性配線部材316と第二可撓性配線部材318がそれぞれ接続されている。図5(B)に示すように、絶縁性隔壁306が表示画素326間に配設され、各表示画素間は絶縁されている。
前記第一可撓性配線部材314は前記第一引き出し配線328と同一の方向に引き出され、前記可撓性基板300から突出して、配線320を介して外部駆動回路との第一接続部338が接続されている。一方、前記第四可撓性配線部材316および前記第二可撓性配線部材318は前記保護フイルム334に貼り付けられ、前記第四可撓性配線部材316および前記第二可撓性配線部材318内で前記第一可撓性配線部材314の前記第一接続部338と同一の方向に引き回され、前記可撓性基板300から突出して、配線322、配線324を介して外部駆動回路との第四接続部340および第二接続部342に接続されている。なお、配線320は一部記載を省略している。
第一可撓性配線部材314、第四可撓性配線部材318および第二可撓性配線部材316の第一接続部338、第四接続部340および第二接続部342の配置態様は表示素子の積層方向に上下に重なる態様でもよく表示素子の積層方向と直交する方向に互いに平行に一列に並ぶ態様でもよい。
なお、図6には第一実施形態同様に絶縁性隔306が画素と画素の間に配設され、各画素間は絶縁されている。
このように配線の取り出しを一辺のみにできるために基板のデッドスペースを小さくすることが可能となる
本発明の第三実施形態の作製法としては、第一実施形態と基本的に同様であるが、実施形態1における第一電極102が表示部128上で2つに分割されるように、スパッタリングによりITO等、または、真空蒸着によりAl等の第一電極302および第四電極304が形成される。保護フイルム334については、保護フイルム334の周縁部と可撓性基板300上の周縁部とをあわせ、第一引き出し配線328、第四引き出し配線330および第二引き出し配線332を露出させるように張り合わされる。次いで、第一引き出し配線328と第一可撓性配線部材314とが導通するように貼りあわされる。第四引き出し配線330と第四可撓性配線部材316および前記第二引き出し配線332と第二可撓性配線部材318とをそれぞれ導通するように貼り合わせた上で、保護フイルム334上に張りつける。
次に、第一実施形態の変形例である変形例1について説明する。
<変形例1>
図7は、変形例1に係る表示装置の平面図を示すものである。変形例1は、第一実施形態における表示装置と基本的に同様の構成であるが、第一実施形態における保護フイルム126および可撓性配線部材114に代えて、保護フイルム機能を有する可撓性配線部材700となっており、表示部全体を保護している。
作製法としては、基本的には第一実施形態と同様である。本変形例1では第一実施形態1における絶縁性封止膜110を形成した後、保護フイルムの機能を有する可撓性配線部材700と第二引き出し配線124とが導通するように張り合わせた後、表示部128を覆うように可撓性配線部材700と可撓性基板100の周縁部を張り合わせる。その際、第一可撓性配線部材112は含まれない。
このように可撓性配線部材に保護フィルムの機能を持たせることで、部品点数を減らすことができ、ディスプレイの薄型化にも有効である。
次に、第二実施形態の変形例である変形例2について説明する。
<変形例2>
図8は変形例2に係る表示装置の平面図を示すものである。変形例2は、第二実施形態における表示装置と基本的に同様の構成であるが、第二実施形態における保護フイルム234および第二可撓性配線部材216、第三可撓性配線部材218に代えて、保護フイルム機能を有する可撓性配線部材800となっており、表示部全体を保護している。
作製法としては、基本的には第二実施形態と同様である。本変形例2では第二実施形態における絶縁性封止膜212を形成した後、保護フイルムの機能を有する可撓性配線部材800と、第二引き出し配線230および第三引き出し配線232とが導通するように張り合わせた後、表示部236を覆うように可撓性配線部材800と可撓性基板200の周縁部を張り合わせる。その際、第一可撓性配線部材214は含まれない。
このように可撓性配線部材に保護フィルムの機能を持たせることで、部品点数を減らすことができ、ディスプレイの薄型化にも有効である。
次に、第三実施形態の変形例である変形例3について説明する。
<変形例3>
図9は変形例3に係る表示装置の平面図を示すものである。変形例3は、第三実施形態における表示装置と基本的に同様の構成であるが、第三実施形態における保護フイルム334および第四可撓性配線部材316、第二可撓性配線部材318に代えて、保護フイルム機能を有させた可撓性配線部材900となっており、表示部全体を保護している。
作製法としては、基本的には第三実施形態と同様である。本変形例3では第三実施形態における絶縁性封止膜312を形成した後、保護フイルムの機能を有する可撓性配線部材900と、第四引き出し配線330および第二引き出し配線332とが導通するように張り合わせた後、表示部336を覆うように可撓性配線部材800と可撓性基板200の周縁部を張り合わせる。その際、第一可撓性配線部材314は含まれない。
このように可撓性配線部材に保護フィルムの機能を持たせることで、部品点数を減らすことができ、ディスプレイの薄型化にも有効である。
以下、第一実施形態から第三実施の形態、変形例1から3を例に説明した本発明の表示装置に共通する事項について更に説明する。
光機能層としては、有機EL素子、液晶素子、帯電した粒子を水平方向(面内方向)に移動させ水平移動型電気泳動素子、マイクロカプセル型電気泳動素子などが挙げられるが、有機EL素子、液晶素子が好適に用いられ、特に有機EL素子が好適に用いられる。
−可撓性基板−
表示装置における可撓性基板としては公知の材料から適宜選択することが出来るが、例えば、エンジニアリングプラスチック等の高分子フィルム、また、ステンレス等の金属ホイル等が挙げられる。エンジニアリングプラスチックとしては、例えば、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性エラストマー、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン等、さらに特開平9−1950号公報に記載の支持体等が挙げられる。特に、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォンを好適に用いることができる。
−保護フイルム−
本発明に適用される保護フイルムとしては公知の材料から適宜選択することが出来るが、例えば、エンジニアリングプラスチック等の高分子フィルム等が挙げられる。エンジニアリングプラスチックとしては、例えば、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性エラストマー、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン等、さらに特開平9−1950号公報に記載の支持体等が挙げられる。特に、ポリイミド、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォンを好適に用いることができる。
−可撓性配線部材−
本発明に適用される可撓性配線部材としては、配線が配設される部材であって、公知の材料から適宜選択することが出来るが、例えば、エンジニアリングプラスチック等の高分子フィルム等が挙げられる。エンジニアリングプラスチックとしては、例えば、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性エラストマー、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン等、さらに特開平9−1950号公報に記載の支持体等が挙げられる。特に、ポリイミド、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォンを好適に用いることができる。
また、可撓性配線部材面側に表示を示す場合は、上記の可撓性配線部材から透明な基板を適宜選択することにより表示が可能となる。
可撓性配線部材上の配線としては、公知の材料から適宜選択することが出来るが、例えば、アルミニウム、銅、金、銀、クロム、ITO(Indium Tin Oxide)等を用いることができる。特に、銅、銀を好適に用いることができる。
可撓性配線部材を基板に接着して引き出し配線と接続するには、公知の手法から適宜選択することが出来る。例えば、可撓性配線部材と基板上の引き出し配線との間にACF(異方導電フィルム)を挟んで加熱圧着することによって接続することができる。
−表示部及び引き出し線に関する事項−
本発明の表示装置における表示部は、少なくとも1つの画素を有しており、該表示部が有する電極から引き出し線が引き出される。
また、本発明においては、積層構造を構成する各表示部における画素部を、表示素子毎にそれぞれ色相の異なるように構成することで、本発明の表示媒体を多色表示に対応させることもできる。
−接着層−
可撓性基板と保護フイルムとの接着層としては公知の材料から適宜選択することが出来るが、例えば、フェノールホルムアルデヒド、フェノールエラストマー、フェノールポリアミド、フェノールエポキシ、尿素ホルムアルデヒド、メラミンホルムアルデヒド、エポキシ樹脂、イソシアナート樹脂、フラン樹脂、レゾルシンホルムアルデヒド等の接着剤等を用いることができる。
−絶縁性封止膜−
本発明に適用される絶縁性封止膜は、積層構造の最上部に位置する表示素子上に、引き出し線を露出させるように積層させるものである。絶縁性封止膜としては公知の材料から適宜選択することが出来るが、例えば、窒化シリコン、窒化酸化シリコン、酸化シリコン、酸化アルミニウム等を用いることができる。
−電極―
本発明に適用される電極としては、公知の材料から適宜選択することが出来るが、金属電極、可視光の透過性に優れた透明電極、あるいは導電性化合物、等を用いることができる。金属電極としては、例えば、アルカリ金属(たとえば、Li、Na、K、Cs等)、アルカリ土類金属(たとえばMg、Ca等)、金、銀、鉛、アルミニウム、ナトリウム−カリウム合金、リチウム−アルミニウム合金、マグネシウム−銀合金、インジウム、イッテルビウム等の希土類金属、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいが、2種以上を好適に併用することができる。透明電極としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、SnO等の金属酸化物等を用いることができる。
本発明の表示装置は基板上に陰極と陽極を有し、両電極の間に有機発光層(以下、単に「発光層」と称する場合がある。)を含む光機能層を有する。発光素子の性質上、陽極及び陰極のうち少なくとも一方の電極は、透明であることが好ましい。
本発明の表示装置は、陽極側から発光を取り出す、所謂、ボトムエミッション方式であってもよく、また、陰極側から発光を取り出す、所謂、トップエミッション方式(特開2003−208109号、同2003−248441号、同2003−257651号、同2003−282261号の各公報などに記載)であってもよい。
本発明における光機能層における有機化合物層の積層の態様としては、陽極側から、正孔輸送層、発光層、電子輸送層の順に積層されている態様が好ましい。更に、正孔輸送層と発光層との間、又は、発光層と電子輸送層との間には、電荷ブロック層等を有していてもよい。陽極と正孔輸送層との間に、正孔注入層を有してもよく、陰極と電子輸送層との間には、電子注入層を有してもよい。
前記正孔注入層あるいは正孔輸送層には、電子受容性ドーパントを含有させることができる。前記電子受容性ドーパントとしては、電子受容性で有機化合物を酸化する性質を有すれば、無機化合物でも有機化合物でも使用できる。
また、電子注入層あるいは電子輸送層には、電子供与性ドーパントを含有させることができる。前記電子供与性ドーパントとしては、電子供与性で有機化合物を還元する性質を有していればよく、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類金属を含む遷移金属や還元性有機化合物などが好適に用いられる。
−有機発光層−
有機発光層は、電界印加時に、陽極、正孔注入層、又は正孔輸送層から正孔を受け取り、陰極、電子注入層、又は電子輸送層から電子を受け取り、正孔と電子の再結合の場を提供して発光させる機能を有する層である。
本発明における発光層は、発光材料のみで構成されていても良く、ホスト材料と発光材料の混合層とした構成でも良い。発光材料は蛍光発光材料でも燐光発光材料であっても良く、発光材料は1種であっても2種以上であっても良い。ホスト材料は電荷輸送材料であることが好ましい。ホスト材料は1種であっても2種以上であっても良く、例えば、電子輸送性のホスト材料とホール輸送性のホスト材料を混合した構成が挙げられる。さらに、発光層中に電荷輸送性を有さず、発光しない材料を含んでいても良い。
また、発光層としては一層だけでも良く、また、第一発光層、第二発光層、第三発光層等に発光層を分割しても良い。さらに、各層は複数の二次層に分かれていてもよい。それぞれの層が同一色で発光してもよいし、異なる発光色で発光してもよい。
本発明に使用できる蛍光発光材料の例としては、特に制限はなく、公知のものから適宜選択することができる。例えば、特開2004−146067号の[0067]、特開2004−103577号の[0068]等に記載のものを挙げることができるが、本発明はこれに限定されない。
また、本発明に使用できる燐光発光材料は、特に制限はなく、公知のものから適宜選択することができる。例えば、特開2004−221068号の[0070]から[0071]等に記載のものを挙げることができるが、本発明はこれに限定されない。
本発明の表示装置は、発光効率を向上させるため、複数の発光層の間に電荷発生層が設けた構成をとることができる。
前記電荷発生層は、電界印加時に電荷(正孔及び電子)を発生する機能を有すると共に、発生した電荷を電荷発生層と隣接する層に注入させる機能を有する層である。
前記電荷発生層を形成する材料は、上記の機能を有する材料であれば何でもよく、単一化合物で形成されていても、複数の化合物で形成されていてもよい。
具体的には、導電性を有するものであっても、ドープされた有機層のように半導電性を有するものであっても、また、電気絶縁性を有するものであってもよく、特開平11−329748号、特開2003−272860号、特開2003−45676号、特開2004−39617号、米国特許第6337492号、同第6107734号、同第6872472号に記載の材料が挙げられる。
本発明の絶縁性の隔壁を形成する材料としては従来公知の有機材料または、無機材料を用いることができる。
有機材料による絶縁性の隔壁の作製方法は特に限定されることはないが、材料としては好ましくは感光性樹脂もしくは熱硬化性樹脂が用いられ、溶解もしくは溶剤に溶解して充填後、紫外線や可視光線あるいは加熱により形成される。また、絶縁性の隔壁を有機材料を転写法によって形成することもできる。
無機材料による絶縁性隔壁の作製方法は特に限定されることはないが、材料としては好ましくは、窒化珪素、酸化窒化珪素、酸化珪素、および炭化珪素が用いられ、CVD法、イオンプレーティング法、スパッタリング法もしくは蒸着法により形成することができる。
本発明の表示装置を構成する各層は、蒸着法やスパッタ法等の乾式製膜法、ディッピング、スピンコ−ト法、ディップコ−ト法、キャスト法、ダイコ−ト法、ロ−ルコ−ト法、バ−コ−ト法、グラビアコ−ト法等の湿式製膜法等、公知の方法により好適に製膜することができる。
本発明の表示装置は、種々の公知の工夫により、光取り出し効率を向上させることができる。例えば、基板表面形状を加工する(例えば微細な凹凸パターンを形成する)、基板・ITO層・有機化合物層の屈折率を制御する、基板・ITO層・有機化合物層の膜厚を制御すること等により、光の取り出し効率を向上させ、外部量子効率を向上させることが可能である。
本発明の表示装置は、陽極と陰極との間に直流(必要に応じて交流成分を含んでもよい)電圧(通常2ボルト〜15ボルト)、又は直流電流を印加することにより、発光を得ることができる。
本発明の表示装置の駆動方法については、特開平2−148687号、同6−301355号、同5−29080号、同7−134558号、同8−234685号、同8−241047号の各公報、特許第2784615号、米国特許5828429号、同6023308号の各明細書、等に記載の駆動方法を適用することができる。
本発明の表示媒体は、フレキシブルディスプレイ、フレキシブル照明、ウェアラブルディスプレイ等に好適にて適用される。
(A)は本発明の第一実施形態に係わる表示装置を示す平面図、(B)は(A)のI−I線に沿った断面図である。 本発明の第一実施形態に係わる表示装置の図1(A)の配線を展開して示す説明図である。 (A)は本発明の第二実施形態に係わる表示装置を示す平面図、(B)は(A)のIII−III線に沿った断面図である。 本発明の第二実施形態に係わる表示装置の図3(A)の配線を展開して示す説明図である。 (A)は本発明の第三実施形態に係わる表示装置を示す平面図、(B)は(A)のV−V線に沿った断面図である。 本発明の第三実施形態に係わる表示装置の図5(A)の配線を展開して示す説明図である。 本発明の第一実施形態に係わる変形例1の表示装置を示す平面図である。 本発明の第二実施形態に係わる変形例2の表示装置を示す平面図である。 本発明の第三実施形態に係わる変形例3の表示装置を示す平面図である。
符号の説明
100、200、300 可撓性基板
102、202、302 第一電極
104、204、306 絶縁性隔壁
106、206、308 有機層
108、208、310 第二電極
110、212、312 絶縁性封止膜
112、214、314 第一可撓性配線部材
114、216、318 第二可撓性配線部材
116、118、220、222、224 配線
120、226、326 表示画素
122、124、228、230、引き出し配線
232、328、330、332 引き出し配線
126、234、334 保護フイルム
128、236、336 表示部
130、132、238、240 接続部
242、338、340、342 接続部
210 第三電極
304 第四電極
700、800、900 可撓性配線部材(保護フィルム機能)

Claims (10)

  1. 矩形状の可撓性基板上に交差するように配設された第一電極、第二電極の少なくとも二つの異なる方向のライン電極を有し、前記第一電極と前記第二電極の間に少なくとも光機能層が挟持されてなり、前記両電極の交点が各々表示画素を形成する表示部を備え、前記第一電極と前記第二電極は、それぞれ前記可撓性基板上の周縁部のうち隣接する第一の辺の側と第二の辺の側でそれぞれ接続された第一可撓性配線部材と第二可撓性配線部材を有し、前記可撓性配線部材のうちいずれか一方は前記可撓性基板に形成された表示部上に貼り付けられ、該可撓性配線部材の外部駆動部と接続するための第一の接続部と、他方の辺の側に接続された前記可撓性配線部材の外部駆動部と接続するための第二の接続部がそれぞれ前記可撓性基板の同一の辺の側に配設されていることを特徴とする表示装置。
  2. 可撓性配線部材のうち一方は、可撓性基板に形成された表示部上に貼り付けられ、前記可撓性配線部材が保護フイルムの機能を有し、表示部全体を保護していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記可撓性基板上の第二の辺の側と対向する第三の辺の側との間の表示部の面上で第二電極が2分割されて、第二電極と第三電極を構成し、前記可撓性基板上の前記第一電極、前記第二電極、前記第三電極はそれぞれ前記可撓性基板上の周縁部のうち隣接する第一の辺の側と第二の辺の側と第三の辺の側でそれぞれ第一可撓性配線部材と第二可撓性配線部材と第三可撓性配線部材に接続され、前記可撓性配線部材のうち二つは前記可撓性基板に形成された表示部上に貼り付けられ、それぞれの前記可撓性配線部材の外部駆動部と接続するための第一の接続部と、第二の接続部と第三の接続部とが前記可撓性基板の同一の辺の側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記可撓性基板上の第一の辺と対向する第四の辺との間の表示部の面上で第一電極が2分割されて、第一電極と第四電極を構成し、前記可撓性基板上の前記第一電極、前記第四電極、前記第二電極はそれぞれ前記可撓性基板上の周縁部のうち隣接する第一の辺の側と第四の辺の側と第二の辺の側でそれぞれ前記第一可撓性配線部材と前記第四可撓性配線部材と前記第二可撓性配線部材に接続され、前記可撓性配線部材のうち二つは前記可撓性基板に形成された表示部上に貼り付けられ、それぞれの可撓性配線部材に接続され、外部駆動部と接続するための第一の接続部と、第二の接続部と第四の接続部とが前記可撓性基板の同一の辺の側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 可撓性配線部材のうち一方が、第二可撓性配線部材の機能を備え、可撓性基板上の周縁部のうち少なくとも二辺で電極と接続され、前記可撓性基板上に形成された表示部上に貼り付けられ、前記可撓性配線部材が前記表示部全体を保護していることを特徴とする請求項3又は4に記載の表示装置。
  6. 前記表示部が絶縁性を持つ封止膜で封止されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5にいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記表示部が可撓性の保護フイルムで覆われていることを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4及び請求項6にいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記表示装置がパッシブマトリクス駆動により制御されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の表示装置
  9. 前記光機能層が発光層を含む有機化合物により形成されている有機EL素子であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 可撓性配線部材が透明であり、前記可撓性配線部材上の電極も透明電極で配線されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の表示装置。
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