JP2008143044A - 記録装置、記録部調整機構及び記録部調整方法 - Google Patents

記録装置、記録部調整機構及び記録部調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録位置ずれを目視等で確認し難い特色記録用組成物を用いて記録を行う場合にも記録部の角度や位置の調整を簡易かつ正確に行うことのできる記録装置、記録部調整機構及び記録部調整方法を提供する。
【解決手段】透明インクによる記録を行う透明インク用記録ヘッド6と、透明インクによる記録前後の記録媒体の平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出する平滑度測定装置13と、平滑度測定装置13による検出結果に基づいて、透明インクの記録位置の位置ずれを判定する調整機構制御部18と、調整機構制御部18による判定結果に基づいて、透明インクの記録位置を調整するように透明インク用記録ヘッド6の調整を行う角度調整治具及び位置調整治具と、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録装置、記録部調整機構及び記録部調整方法に係り、特に、記録媒体の色相を変化させない特色記録用組成物を用いて記録を行う記録装置、記録部調整機構及び記録部調整方法に関するものである。
近年、記録媒体上に記録を行っても記録媒体の色相を変化させない特色(例えば、透明や白色等)記録用のインクやトナー(特色記録用組成物)を用いて記録を行う記録装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
色材を含有するインクやトナーで記録を行った後に特色記録用のインクやトナーによる記録を行うことによって、記録画像の画質を向上させたり、光沢感を付与して写真画質の高精細な画像を得ることができる。
ところで、記録部(記録ヘッド)の角度や位置がずれていると、記録部により記録されたインク等の記録位置(着弾位置)がずれてしまい、高精細な画像記録を行うことができない。このため、高精細な画像記録を行うためには、記録媒体上に記録されたインクやトナーの記録位置を検出して、適正な位置に記録されていないときには記録部(記録ヘッド)の角度や位置がずれているとして記録部(記録ヘッド)の調整を行う必要がある。
この点、例えば、複数のパターンを記録し、当該記録されたパターンそれぞれの光学特性を測定して、その結果に基づいて、プリントヘッド(記録部)の往復走査間でのプリントの位置合わせを行う技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、記録媒体上にテストパターンを印刷し、この印刷時に、画像読取部によりテストパターン像を透過的に読み出して検出し、当該検出結果に基づいて、不良ノズルの存在位置を検出する不良ノズル検出部を有する記録装置も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかし、記録媒体の色相を変化させない特色(例えば、透明や白色等)記録用のインクやトナーによって記録が行われた場合には、特許文献2に記載されている技術のように光学的な手法や、特許文献3に記載されている技術のように透過画像を読み取る手法によっては、正確に記録位置を検出することは困難である。
この点、例えば、赤外光等を照射することにより、特殊インク印刷によって媒体に記録されている顔写真及び透かし模様等の特殊画像を読み取る技術が開示されている(例えば、特許文献4参照)。特許文献4に記載されているように赤外光等を用いて画像を検出する手法によれば、透明インク等のように記録媒体の色相を変化させないインクやトナーによる記録(特色記録用組成物による記録)であっても、インクやトナーに該当する波長成分により可視化することができる。
また、透明トナー層(特色記録用組成物の層)を記録シートの寸法よりも大きい寸法で形成することにより、透明トナー層を記録シートに欠けることなく形成するようにした装置が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
特開2002−207334号公報 特開2000−037936号公報 特開2006−069027号公報 特開2006−155341号公報 特開2004−151260号公報
しかしながら、特許文献4に記載されているように赤外光等を用いて画像を検出する手法では、赤外光等を照射する手段と照射された赤外光等を検出するセンサとが必要とされるため、装置が大型化するとの問題がある。
また、特許文献5に記載されているように、透明トナーのみ記録領域を広げて欠陥を防ぐ手法では、記録位置が正確でないため、例えば色材を含むインク又はトナーの記録位置に応じて部分的に透明トナーの記録を行う場合には、所望の位置に透明トナーの記録が行われないおそれがある。このため、高精細な画像記録を行うことができず、記録画像の画質が低下するという問題がある。
そこで、本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、記録位置ずれを目視等で確認し難い特色記録用組成物を用いて記録を行う場合にも記録部の角度や位置の調整を簡易かつ正確に行うことのできる記録装置、記録部調整機構及び記録部調整方法を提供することを目的とするものである。
このような問題を解決するため、請求項1に記載されている発明は、
記録媒体の色相を変化させない特色記録用組成物を用いて記録を行う記録装置において、
前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部と、
記録前の記録媒体と前記特色記録用組成物による記録後の記録媒体との平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置の位置ずれを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置を調整するように前記特色用記録部の調整を行う記録部調整手段と、
を備えていることを特徴としている。
請求項2に記載されている発明は、請求項1に記載の記録装置において、
前記検出手段は、記録位置調整用の記録媒体に対して前記特色記録用組成物による記録を行った場合における前記特色記録用組成物の記録前後の平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出するものであり、
前記記録位置調整用の記録媒体は、前記特色記録用組成物による記録の最小記録画素の1/2よりも小さいピッチで表面形状が変化するものであることを特徴としている。
請求項3に記載されている発明は、請求項1に記載の記録装置において、
前記検出手段は、記録位置調整用の記録媒体に対して前記特色記録用組成物による記録を行った場合における前記特色記録用組成物の記録前後の平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出するものであり、
前記記録位置調整用の記録媒体は、前記特色記録用組成物による記録において1画素あたりの特色記録用組成物の量の1/2以上が表面に残留する表面粗さのものであることを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部の他に、色材を含有する色記録用組成物による記録を行う色用記録部を備え、
前記色用記録部による色記録用組成物の記録を行った後に、前記特色用記録部による特色記録用組成物の記録を行い、
前記判定手段は、色記録用組成物の記録位置に対する特色記録用組成物の記録位置に基づいて特色記録用組成物の記録位置の位置ずれを判定するものであることを特徴としている。
次に、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部の他に、色材を含有する色記録用組成物による記録を行う色用記録部を備え、
前記特色用記録部による特色記録用組成物の記録を、前記色用記録部による色記録用組成物の記録を行う前に行うことを特徴としている。
次に、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記特色記録用組成物は、透明記録用のインク又はトナーであることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記特色記録用組成物は、活性エネルギー線を照射することによって硬化する活性エネルギー線硬化型のインク又はトナーであることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、
前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部の調整を行う記録部調整機構であって、
記録前の記録媒体と前記特色記録用組成物による記録後の記録媒体との平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置の位置ずれを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置を調整するように前記特色用記録部の調整を行う記録部調整手段と、
を備えていることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、
前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部の調整を行う記録部調整方法であって、
記録前の記録媒体と前記特色記録用組成物による記録後の記録媒体との平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出する検出工程と、
前記検出手段による検出結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置の位置ずれを判定する判定工程と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置を調整するように前記特色用記録部の調整を行う記録部調整工程と、
を備えていることを特徴としている。
請求項1、請求項8及び請求項9に記載された発明によれば、特色記録用組成物による記録を行う前後の記録媒体の平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出して特色記録用組成物の記録位置ずれの判定を行う。このため、特色記録用組成物を吐出する記録部の角度や位置にずれがないかどうかを簡易かつ正確に検知することができ、透明インク等の目視にて記録位置を確認することが困難な特色記録用組成物の記録を行う記録部が高画質、高精細な画像記録を行うのに適した状態にあるか否かを容易に確認することができるという効果を奏する。
また、記録部の角度や位置にずれがある場合には、記録部調整手段によって記録部の角度や位置を調整することができるため、特色記録用組成物の記録位置ずれを解消することができ、高画質、高精細な画像記録を行うことができる。
請求項2に記載された発明によれば、特色記録用組成物の記録位置ずれの有無を判定する際に、特色記録用組成物による記録の最小記録画素の1/2よりも小さいピッチで表面形状が変化する記録位置調整用の記録媒体を用いるので、記録媒体上に記録された特色記録用組成物が記録媒体の表面に留まり、検出手段によって容易に特色記録用組成物の記録位置を検出することができるという効果を奏する。
次に、請求項3に記載された発明によれば、特色記録用組成物の記録位置ずれの有無を判定する際に、特色記録用組成物による記録において1画素あたりの特色記録用組成物の量の1/2以上が表面に残留する表面粗さである記録位置調整用の記録媒体を用いるので、記録媒体上に記録された特色記録用組成物が記録媒体の表面に留まり、検出手段によって容易に特色記録用組成物の記録位置を検出することができるという効果を奏する。
請求項4に記載された発明によれば、先に色材を含む色記録用組成物による記録を行い、その後に特色記録用組成物による記録を行って、色記録用組成物の記録位置に対する特色記録用組成物の記録位置の相対的な位置を検出する。これにより、記録位置ずれを容易に検出することができ、記録位置ずれを生じている場合にはこれを解消するように記録部の調整を行うことができるという効果を奏する。
さらに、請求項5に記載された発明によれば、色材を含む色記録用組成物による記録よりも特色記録用組成物による記録を先に行う。このため、特色記録用組成物の記録前後の平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を容易に検出することができ、記録位置ずれを生じている場合にはこれを解消するように記録部の調整を行うことができるという効果を奏する。
請求項6に記載された発明によれば、特色記録用組成物は透明記録用のインク又はトナーであるので、例えば色材を含む色記録用組成物による記録を行った後に特色記録用組成物による記録を行うことにより、光沢感のある画像の形成や画質の向上を図ることが可能である。そして、このような場合でも、簡易かつ正確に特色記録用組成物の記録位置ずれを検出でき、特色記録用組成物による記録を行う記録部の角度・位置の調整を行うことができるという効果を奏する。
請求項7に記載された発明によれば、特色記録用組成物は活性エネルギー線を照射することによって硬化するので、樹脂フィルム等のようにインクやトナー等の吸収性の乏しい記録媒体に対しても画像を形成することが可能である。そして、このような場合でも、簡易かつ正確に特色記録用組成物の記録位置ずれを検出でき、特色記録用組成物による記録を行う記録部の角度・位置の調整を行うことができるという効果を奏する。
以下、図1から図6を参照しつつ本発明に係る記録部調整機構及びこれを備える記録装置の第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態において、画像記録装置(記録装置)100は、シリアルプリント方式の画像記録装置100であり、この画像記録装置100には、平板状に形成され記録媒体1を非記録面から支持するプラテン2が設けられている。
また、画像記録装置100は、例えば、図示しない搬送ローラを備えており、記録媒体搬送機構16(図5参照)によって搬送ローラを回転駆動させることにより記録媒体1が図1に示す矢印X方向(以下、「主走査方向X」という。)に直交する記録媒体1の搬送方向(副走査方向Y(図2参照))に搬送されるようになっている。
本実施形態において画像記録を行う際に用いられる記録媒体1としては、普通紙、再生紙、光沢紙等の各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラス等の種々の材質からなる記録媒体1が適用可能である。また、記録媒体1の形態としては、ロール状、カットシート状、板状等の各種形態が適用可能である。
また、後述するように、本実施形態において記録部である基本色用記録ヘッド5,5…及び透明インク用記録ヘッド6の調整を行う際には、記録を行う対象として記録位置調整用の記録媒体1a(図6参照)が用いられる。記録位置調整用の記録媒体1aを形成する材料や形態は、画像記録を行う際に用いられる記録媒体1と同様に特に限定されない。
また、プラテン2の上方には、棒状のキャリッジレール3が主走査方向Xに延在して配置されている。このキャリッジレール3には、キャリッジ4がキャリッジレール3に沿って往復動自在に支持されており、このキャリッジ4は、キャリッジ駆動機構17(図5参照)によって主走査方向Xに沿って往復駆動されるようになっている。
キャリッジ4には、本実施形態における画像記録装置100で使用される各色(ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))に対応した色材を含有する色記録用組成物である色インクによる記録を行う色用記録部として、4つの基本色用記録ヘッド5,5…が一群として搭載されている。なお、画像記録装置100で使用されるインクの色はこれに限定されず、例えば、ライトイエロー(LY)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC)等の色インクを使用することもできる。この場合には、各色インクに対応した基本色用記録ヘッド5,5…がキャリッジ4に搭載される。
また、キャリッジ4の上であって、一群として設けられた基本色用記録ヘッド5,5…よりも主走査方向Xの上流側(図1における左側)には、記録媒体1の色相を変化させない特色記録用組成物としての透明インク(CL)を吐出させる特色用記録部として、透明インク用記録ヘッド6が配設されている。なお、透明インク用記録ヘッド6の数は一つに限定されず、複数設けられていてもよい。
本実施形態に用いられるインクは、活性エネルギー線としての紫外線が照射されることにより硬化する性質を具備する活性エネルギー線硬化型インクであり、主成分として、少なくとも重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤とを含むものである。また、色インクには、各色の色に対応する色材が含まれている。
上記活性エネルギー線硬化型インクは、重合性化合物としてラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、この両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能である。また、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。しかしながら、酸素による重合反応の阻害作用が少ない又は無いカチオン重合系インクの方が機能性、汎用性に優れるため、特に、カチオン重合系インクを用いることが好ましい。カチオン重合系インクは、少なくともオキセタン化合物,エポキシ化合物,ビニルエーテル化合物等のカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、を含む混合物である。
基本色用記録ヘッド5,5…及び透明インク用記録ヘッド6は、薄板状のベース部材7(図2参照)の上に配置されており、主走査方向Xの角度調整を行う角度調整治具8及び副走査方向Y(記録媒体1の搬送方向)の位置調整を行う位置調整治具9によって、それぞれ位置決めされている。角度調整治具8及び位置調整治具9は、後述する調整機構制御部18による判定結果に基づいてインクの記録位置(着弾位置)を調整するように記録ヘッド5,5…,6の調整を行う記録部調整手段として機能する。
図2に示すように、角度調整治具8は、各記録ヘッド5,5…,6の副走査方向Yの一方側端部近傍に設けられており、記録ヘッド5,5…,6の一方側の側面に接して設けられた付勢部材81と、記録ヘッド5,5…,6の付勢部材81の設けられている面とは反対側の側面に接して設けられた角度調整押圧部材82と、から構成されている。なお、付勢部材81及び角度調整押圧部材82の設けられる位置等は、図示例に限定されない。
付勢部材81は、例えば図示しないばね等を備え、記録ヘッド5,5…,6を他方側に付勢するようになっている。角度調整押圧部材82は、例えばピエゾ素子等の圧電素子を備え、この圧電素子が伸縮することにより記録ヘッド5,5…,6を他方側に押圧する電子ハンマーである。角度調整押圧部材82として、このような電子ハンマーを用いることにより、記録ヘッド5,5…,6の角度を微細に調整することが可能となる。
例えば、図3(a)に示すように、記録ヘッド5,5…,6の副走査方向Yの下流側端部が主走査方向Xの右側にわずかに傾いている場合には、記録ヘッド5,5…,6の長手方向が副走査方向Yと平行になるまで、角度調整押圧部材82によって記録ヘッド5,5…,6の端部を主走査方向Xの右側から左側に向かって押圧する。付勢部材81は、角度調整押圧部材82によって押圧された分だけ収縮し、記録ヘッド5,5…,6の角度が調整される。
逆に、図3(b)に示すように、記録ヘッド5,5…,6の副走査方向Yの下流側端部が主走査方向Xの左側にわずかに傾いている場合には、記録ヘッド5,5…,6の長手方向が副走査方向Yと平行になるまで、角度調整押圧部材82を収縮させる。角度調整押圧部材82が収縮すると、その分だけ付勢部材81が伸長し、記録ヘッド5,5…,6の角度が調整される。
また、位置調整治具9は、各記録ヘッド5,5…,6の副走査方向Yの下流側端面に接して設けられた付勢部材91と、記録ヘッド5,5…,6の副走査方向Yの上流側端面に接して設けられた位置調整押圧部材92とによって構成されている。
付勢部材91及び位置調整押圧部材92の構成は、角度調整治具8の付勢部材81及び角度調整押圧部材82の構成とほぼ同様である。
例えば、記録ヘッド5,5…,6の位置が副走査方向Yの上流側にわずかにずれている場合には、図4(a)に示すように、記録ヘッド5,5…,6が適切な位置に来るまで、位置調整押圧部材92によって記録ヘッド5,5…,6の端部を副走査方向Yの上流側から下流側に向かって押圧する。付勢部材91は、位置調整押圧部材92によって押圧された分だけ収縮し、記録ヘッド5,5…,6の位置が調整される。
逆に、記録ヘッド5,5…,6の位置が副走査方向Yの下流側にわずかにずれている場合には、図4(b)に示すように、記録ヘッド5,5…,6が適切な位置に来るまで、位置調整押圧部材92を収縮させる。位置調整押圧部材92が収縮すると、その分だけ付勢部材91が伸長し、記録ヘッド5,5…,6の位置が調整される。
また、透明インク用記録ヘッド6と基本色用記録ヘッド5との間、及び透明インク用記録ヘッド6とキャリッジ4の各側壁との間には、光照射装置としての紫外線照射装置11a,11bがそれぞれ配設されている。なお、紫外線照射装置11は各位置に複数配置してもよい。また、紫外線照射装置11を複数設けられた各基本色用記録ヘッド5,5…の間にそれぞれ設けるようにしてもよい。このような構成をとることにより、各基本色用記録ヘッド5,5…から吐出された各色インクを早期に硬化させることができるので、各色インクが混ざり合い画質が低下することを防止することができ、高精細な画像記録を行うことが可能となる。
紫外線照射装置11a,11bは、記録媒体1の上に吐出され着弾したインクを硬化定着させる光として紫外線を照射する紫外線光源12a,12bを有している。この紫外線光源12a,12bとしては、例えば高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、半導体レーザー、冷陰極管、エキシマーランプ、又はLED(Light Emitting Diode)等を適用することが可能である。
また、キャリッジ4の一端であって、記録媒体1に対向する位置には、記録媒体1a(図6参照)の表面の平滑度の変化を測定する検出手段としての平滑度測定装置13が設けられている。平滑度測定装置13は、例えば、針部13a(図6(b)参照)を備え、測定対象の表面に針部13aの先端部を接触させることにより測定対象表面の平滑度を測定する接触式の測定装置である。
平滑度測定装置13は、針部13aの先端部が記録媒体1の表面よりもわずかに上方に位置し、キャリッジ4の移動に伴って記録媒体1の上方を主走査方向Xに移動するようになっている。針部13aは、記録媒体1の表面にインクが着弾していない状態のときには、その先端部が接触しないが、インクが着弾している場合には、先端部がインクに接触する。これにより、平滑度測定装置13は、記録媒体1のインクの着弾していない箇所とインクの着弾している箇所との高低差を検知し、記録媒体1の表面の平滑度の変化を検出するようになっている。
なお、平滑度測定装置13の設けられる位置は、ここに例示した位置に限定されない。また、平滑度測定装置13は、測定対象の平滑度の変化を測定可能なものであれば、ここに例示したもの以外でも適用可能であり、その構成は特に限定されない。例えば、平滑度測定装置13としてレーザー偏移計等の非接触式の測定装置を用いてもよい。
次に、図5を参照しつつ、本実施形態における画像記録装置100の制御構成について説明する。
画像記録装置100は、ユーザーが記録画像の光沢感の程度等の画質や、記録媒体1の種類、色インクと透明インクの何れを先に吐出させて画像記録を行うかといった各種の画像記録条件等を入力する選択手段としての入力部14を有しており、入力部14から入力された情報は、本体制御部15に送られるようになっている。入力部14は、例えばキーボードや操作パネルであり、ユーザーはキーやパネルを操作することによって光沢感のある画質とするか光沢感のないマット調の画質とするかといった画質の選択を行うことができるようになっている。
本体制御部15は、キャリッジ駆動機構17を制御してキャリッジ4を主走査方向Xに沿って往復移動させるとともに、キャリッジ4の動作に合わせて記録媒体1を搬送方向(副走査方向Y)に搬送させるように、記録媒体搬送機構16の動作を制御するようになっている。
また、本体制御部15には、パーソナルコンピュータ等の外部装置(図示せず)から入力された記録画像に関する画像データが送られるようになっており、本体制御部15は、送られてきた画像データ及び入力部14から入力された情報に基づき基本色用記録ヘッド5,5…及び透明インク用記録ヘッド6を動作させる。これにより、各記録ヘッド5,5…,6から適切な吐出量のインクが吐出されて、記録媒体1上に所定の画像が記録されるようになっている。なお、本実施形態においては、本体制御部15はキャリッジ4が主走査方向Xの上流側(図1における左側)から下流側(図1における右側)に移動する場合に各記録ヘッド5,5…,6を動作させてインクを吐出させるようになっている。
さらに、本体制御部15は、入力部14から入力された画像記録条件等に応じて各紫外線照射装置11a,11bを制御し紫外線光源12a,12bを点灯させて紫外線を照射させるようになっている。
また、画像記録装置100は、記録ヘッド5,5…,6の角度及び副走査方向Yの位置調整を行う記録部調整機構20を備えている。記録部調整機構20は、角度調整治具8、位置調整治具9、平滑度測定装置13と、これらを制御する調整機構制御部18とを備えて構成されている。
調整機構制御部18は図示しない記憶部を備えている。本体制御部15からインクをどの位置に吐出させるかに関する吐出情報が送られるようになっており、この情報は調整機構制御部18の記憶部に格納される。
また、調整機構制御部18には、平滑度測定装置13から検出結果が送られるようになっており、調整機構制御部18は、平滑度測定装置13の検出結果に基づいて、透明インク、色インクが本来着弾すべき位置(適正な記録位置)からずれて着弾していないかを判定する。
すなわち、調整機構制御部18は、記憶部に記憶されているインクの吐出情報と、平滑度測定装置13から送られた検出結果とを比較対照して、インクの着弾位置がインクが本来着弾すべき位置からずれているかを判断することにより、インクの記録位置の位置ずれの有無、ずれの方向、程度等を判定する。そして、この判定結果に基づいて、角度調整押圧部材82、位置調整押圧部材92を動作させて各記録ヘッド5,5…,6の調整を行うようになっている。
以下、記録部調整機構20による記録ヘッド5,5…,6の角度及び副走査方向Yの位置の調整方法(記録部調整方法)について説明する。
本実施形態において、画像記録装置100は、工場出荷時や、記録動作を開始する前、記録媒体1を厚みの異なるものに変更したとき、記録時に記録異常が生じたとき等、記録ヘッド5,5…,6の位置ずれが生じている可能性のあるときには、記録部調整機構20によって、記録ヘッド5,5…,6の調整を行うようになっている。
記録ヘッド5,5…,6の調整を行う際には、ユーザーが記録位置調整用の記録媒体1a(図6参照)をプラテン2上の所定位置にセットし、この記録媒体1aを用いて記録を行う。そして、記録前の記録媒体1aの平滑度と記録後の記録媒体1aの平滑度との変化を平滑度測定装置13により検出する(検出工程)。
記録位置調整用の記録媒体1aは、図6(a)に示すように、表面全体に凹凸が施されている。記録位置調整用の記録媒体1aに施されている凹凸は、凹凸のピークからピークまでの距離Pが記録ヘッド5,5…,6の記録解像度のピッチの1/2以下となっており、記録媒体1aの表面形状が最小記録画素の1/2よりも小さいピッチで変化するようになっている。これにより、記録ヘッド5,5…,6から吐出され記録媒体1aの表面に着弾したインクのうち半分以上が凹凸の上に留まり、インクの着弾箇所を平滑度測定装置13により容易に検出できる。平滑度測定装置13は、検出結果を調整機構制御部18に送るようになっている。
具体的には、まず、平滑度測定装置13によって記録前の記録位置調整用の記録媒体1aの表面の平滑度を検出する。その後、記録媒体1aの上に特色用記録部である透明インク用記録ヘッド6から特色記録用組成物である透明インクを吐出させる。そして、平滑度測定装置13によって透明インクの記録後の記録媒体1aの表面の平滑度を検出する。そして、記録前の記録媒体1aと記録後の記録媒体1aとの平滑度の変化が検出結果として平滑度測定装置13から調整機構制御部18に送られる。
次に、記録媒体1aの上に色用記録部である基本色用記録ヘッド5,5…から色材を含有する色記録用組成物である各色の色インクを吐出させる。そして、平滑度測定装置13によって色インクの記録後の記録媒体1aの表面の平滑度を検出する。そして、記録前の記録媒体1aと記録後の記録媒体1aとの平滑度の変化が検出結果として平滑度測定装置13から調整機構制御部18に送られる。
そして、調整機構制御部18は、平滑度測定装置13から送られた検出結果に基づいて、記録媒体1aの上に着弾したインクが本来あるべき位置からずれていないか否か、記録位置ずれの有無を判定する(判定工程)。また、調整機構制御部18は、記録位置ずれがある場合には、位置ずれの角度や向きを判断する。
すなわち、平滑度測定装置13から検出結果が送られると、調整機構制御部18は、記憶部に記憶されているインクの吐出情報と平滑度測定装置13による検出結果とに基づいて、透明インク、色インクの記録位置(着弾位置)が本来着弾すべき位置(適正な記録位置)からずれていないか、ずれている場合にはずれの方向、程度等を判定する。そして、調整機構制御部18は、この判定結果に基づいて、角度調整押圧部材82、位置調整押圧部材92を動作させて各記録ヘッド5,5…,6の調整を行う(記録部調整工程)。
調整機構制御部18は、記録位置ずれが記録ヘッド5,5…,6の主走査方向Xの角度のずれに起因すると判断する場合には、角度調整押圧部材82を動作させてインクの記録位置(着弾位置)を適正な位置となるように調整するように記録ヘッド5,5…,6の角度を調整する。
また、記録位置ずれが記録ヘッド5,5…,6の副走査方向Yの位置ずれに起因すると判断する場合には、調整機構制御部18は、位置調整押圧部材92を動作させてインクの記録位置(着弾位置)を適正な位置となるように調整するように記録ヘッド5,5…,6の位置を調整する。
なお、記録位置ずれが記録ヘッド5,5…,6の主走査方向Xの位置ずれに起因するものであると判断する場合には、調整機構制御部18は本体制御部15にその旨を送信する。この場合には、本体制御部15が記録ヘッド5,5…,6を制御してインクの吐出タイミングを変化させる等によって、インクの記録位置ずれを解消するようになっている。
次に、本実施形態における画像記録装置100の作用について説明する。
本実施形態においては、前述のように、画像記録動作を行う前等、適宜必要に応じて、記録位置調整用の記録媒体1aを用いて記録を行い、透明インク及び色インクの記録位置がずれていないかの判定を行う。そして、記録位置ずれが生じていると判断される場合には、調整機構制御部18が角度調整押圧部82、位置調整押圧部92を動作させることにより、記録ヘッド5,5…,6の調整を行い、記録位置ずれを解消する。
画像記録動作を行う場合には、ユーザーによって画像記録用の記録媒体1が所定の位置にセットされ、記録媒体搬送機構16によって記録媒体1が搬送方向Xに搬送される。記録媒体1がプラテン2の所定位置に到達すると、キャリッジ4がキャリッジレール3に沿って往復移動するとともに基本色用記録ヘッド5,5…、及び透明用記録ヘッド6から所定の画像データに基づいて所要のインクが吐出される。これと同時に、紫外線照射装置11a,11bの紫外線光源12a,12bが点灯し、記録媒体1上に吐出されたインクに対して紫外線が照射され、これによってインクが硬化定着して記録媒体1の記録面上に画像が記録される。
以上より、本実施形態によれば、基本色インクの他に透明インクを用いて画像記録を行う場合に、透明インクの記録位置ずれを簡易かつ正確に検出することができる。
また、記録位置ずれが生じている場合には、記録ヘッド5,5…,6の角度、副走査方向Yの位置を調整するので、記録位置ずれを容易に解消することができる。これにより、目視にて記録位置が確認しにくい透明インクを用いて画像記録を行う場合でも、記録位置ずれのない高精細な画像記録を行うことができる。
また、記録ヘッド5,5…,6の角度、副走査方向Yの位置を調整する際には、画像記録に用いる記録媒体1とは異なり、表面形状が最小記録画素の1/2よりも小さいピッチで変化する記録位置調整用の記録媒体1aを用いて記録を行うので、記録ヘッド5,5…,6から吐出され記録媒体1aの表面に着弾したインクのうち半分以上が凹凸の上に留まり、インクの記録位置(着弾箇所)を平滑度測定装置13により容易に検出することができる。
なお、本実施形態においては、記録位置調整用の記録媒体1aとして、表面全体に凹凸が施され、記録媒体1aの表面形状が最小記録画素の1/2よりも小さいピッチで変化するものを用いているが、記録位置調整用の記録媒体1aはこれに限定されない。
例えば、インクによる記録において1画素あたりのインクの量の1/2以上が表面に残留する表面粗さのものを用いることができ、この場合、記録媒体1aの表面の形状は、凹凸のあるものに限定されない。インクによる記録において1画素あたりのインクの量の1/2以上が表面に残留する場合には、記録ヘッド5,5…,6から吐出され記録媒体1aの表面に着弾したインクのうち半分以上が凹凸の上に留まり、インクの記録位置(着弾箇所)を平滑度測定装置13により容易に検出できる。
また、本実施形態において適用される画像記録装置1には、透明用記録ヘッド6をキャリッジ4の上に1つ設けることとしたが、透明用記録ヘッド6の数はこれに限定されず、複数の透明用記録ヘッド6を並べて配置してもよい。また、透明用記録ヘッド6を一群として設けられた基本色用記録ヘッド5,5…の両側にそれぞれ設けるようにしてもよい。
この場合には、特色記録用組成物である透明インクを色インクによる画像記録前に記録媒体1に下地として吐出させることができる。
また、本実施形態においては、キャリッジ4が主走査方向Xの上流側から下流側に移動する際にのみ記録ヘッド5,5・・・,6からインクを吐出させるようにしたが、キャリッジ4が主走査方向Xのいずれの方向に移動する際にもインクを吐出させるようにしてもよい。
この場合には、例えば図7に示すように、基本色用記録ヘッド31,31・・・の両側にそれぞれ透明用記録ヘッド32を配置するとともに、各透明用記録ヘッド32とこれに隣接する基本色用記録ヘッド31との間、及び各透明用記録ヘッド32とキャリッジ4の側壁との間にそれぞれ紫外線照射装置33を配置する。なお、この場合にも、記録ヘッド31,31…,32の角度、副走査方向Yの位置を調整する際には、まず、各透明用記録ヘッド32から透明インクを吐出させて記録媒体1aの表面の平滑度の変化を検出し、その後で、基本色用記録ヘッド32,32・・・から色インクを吐出させて記録媒体1aの表面の平滑度の変化を検出するようにする。
また、本実施形態においては、記録媒体の色相を変化させない特色記録用組成物として透明インクを用いる場合を例として説明したが、特色記録用組成物は透明インクに限定されない。例えば、白色の記録媒体を用いて記録を行う場合には白色のインクを特色記録用組成物として用いてもよい。
白色のインクを特色記録用組成物として用いる場合には、例えば、色インクによる画像記録を行う前に下地用に白色のインクを記録媒体上に吐出させる。これにより、記録媒体の表面を平滑化させた上に色インクによる画像記録を行うことができ、高精細な画像を形成することができる。
また、本実施形態においては、記録媒体の色相を変化させない特色記録用組成物及び色材を含んだ色記録用組成物として透明インク又は色のついたインクを用いる場合を例としたが、特色記録用組成物及び色記録用組成物は、インクに限定されず、例えば、トナー等でもよい。
また、本実施形態においては、検出手段としての平滑度測定装置13により、記録の前後における記録媒体1aの表面の平滑度の変化を検出し、この検出結果に基づいて記録位置ずれの有無等を判定するようにしたが、検出手段は、記録媒体1aの表面の平滑度の変化を検出するものに限定されず、平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出する構成のものであってもよい。
また、本実施形態においては、記録部調整機構20の各構成部を制御し、記録位置の位置ずれを判定する判定手段として機能する調整機構制御部18を画像記録装置100の本体各部を制御する本体制御部15とは別に備えるものとしたが、記録部調整機構20を制御する制御部を本体制御部が兼ねる構成としてもよい。
また、本実施形態においては、記録ヘッド5,5…、6の調整を行う記録部調整手段として、電子ハンマー等によって構成される角度調整押圧部材82と位置調整押圧部材92とを備えるものとしたが、記録部調整手段は、ここに例示した構成に限定されない。
例えば、図8(a)に示すように、ねじ35と、一方側が当該ねじ35の側面に接するとともに他方側が記録ヘッド5,5…、6の側面に接するように設けられた押圧部材36と、によって、角度調整押圧部材37と位置調整押圧部材38が構成されていてもよい。
図8(b)は、図8(a)のI−I線断面図である。図8(b)に示すように、ねじ35は、下方に行くほど径が細くなるように錐状に形成されている。この場合、ねじ35を下に押し込めば、その分押圧部材36がねじ35の側面に押されて記録ヘッド5,5…、6を押圧する。このため、調整機構制御部18は、平滑度測定装置13による検出結果に基づいて、この角度調整押圧部材37と位置調整押圧部材38を構成するねじ35を上下させることにより記録ヘッド5,5…、6の側面を適宜押圧し、記録ヘッド5,5…、6の角度及び位置を調整することができる。
さらに、本実施形態において画像記録装置100は、キャリッジ4に搭載された記録ヘッド5,5…、6を主走査方向Xに往復移動させるとともに、記録媒体1を搬送方向(副走査方向Y)に搬送させながら、記録ヘッド5,5…、6からインクを吐出させて、画像を形成するシリアルヘッド方式の画像記録装置100としたが、本発明に係る記録部調整機構及び記録部調整方法を適用可能な画像記録装置としては、プリンタ本体に固定された記録ヘッドからインクを吐出させるとともに、記録媒体を搬送させて、画像を形成するラインヘッド方式の画像記録装置であってもよい。
この場合には、図9に示すように、色インクを吐出させる基本色用記録ヘッド40,40…を記録媒体1の搬送方向Zに直交する方向に平行となるように配置し、基本色用記録ヘッド40,40…よりも搬送方向Zの上流側に基本色用記録ヘッド40,40…から吐出されたインクを硬化させるための紫外線照射装置42を配置し、さらにこの紫外線照射装置よりも搬送方向Zの上流側に透明インク用記録ヘッド41を配置する。そして、この透明インク用記録ヘッド41よりも搬送方向Zの上流側に透明インク用記録ヘッド41から吐出されたインクを硬化させるための紫外線を照射する紫外線照射装置42を配置する。
そして、この場合、記録ヘッド40,40…,41の角度、搬送方向Zの位置を調整する際には、例えば、まず、記録媒体1aを搬送させながら透明インク用記録ヘッド41から透明インクを吐出させて、記録前後における記録媒体1aの平滑度の変化を検出し、その後図示しない記録媒体搬送機構を逆に動作させて一旦記録媒体1aを元の位置まで戻した上で、次に基本色用記録ヘッド40,40…から色インクを吐出させるようにする。
なお、本実施形態では、基本色用記録ヘッド5,5…、透明インク用記録ヘッド6の両方について、平滑度測定装置13を用いて記録前後の記録媒体1aの表面の平滑度の変化を検出し、その検出結果に基づいて記録位置ずれを判定し、判定結果に基づいて記録ヘッド5,5…、6の角度及び副走査方向Yの位置調整を行うものとしたが、平滑度測定装置13を用いた検出結果に基づく記録位置ずれの判定及びこの判定に基づく記録ヘッドの角度及び副走査方向Yの位置調整は、透明インク用記録ヘッド6についてだけ行い、基本色用記録ヘッド5,5…については、別途目視等により記録位置ずれの判定を行い、記録ヘッドの角度及び副走査方向Yの位置調整を行うようにしてもよい。
また、本発明に係る画像記録装置100としては、オンデマンド方式でもコンティニュアス方式のいずれの記録ヘッド5,5…、6を用いるものでも構わない。また、吐出方式としては、例えば、電気−機械変換方式(例えば、シングルキャビティー型、ダブルキャビティー型、ベンダー型、ピストン型、シェアーモード型、シェアードウォール型等)、電気−熱変換方式(例えば、サーマルインクジェット型、バブルジェット(登録商標)型等)、静電吸引方式(例えば、電界制御型、スリットジェット型等)及び放電方式(例えば、スパークジェット型等)等のうち、いずれの吐出方式の記録ヘッド5,5…、6を用いるものでも構わない。
また、本実施形態では、紫外線を照射することにより硬化するインクを用いて画像記録を行うものとしたが、インクは必ずしもこれには限定されず、例えば、紫外線、電子線、X線、可視光線、赤外線等の電磁波といった紫外線以外の活性エネルギー線を照射することにより硬化するインクであってもよい。この場合、インクには、紫外線以外の活性エネルギー線で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の活性エネルギー線で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用される。また、紫外線以外の活性エネルギー線で硬化する活性エネルギー線硬化型のインクを用いる場合は、紫外線光源に代えて、その活性エネルギー線を照射する照射装置を適用する。また、照射装置を照射することなく硬化定着するインクを用いてもよい。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
次に、本発明に係る本発明に係る記録部調整機構及びこれを備える記録装置の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、記録部調整機構による記録部の調整を行う手法が第1の実施形態と異なるものであるので、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、画像記録装置は第1の実施形態と同様、色記録用組成物である色インクを吐出する色用記録部としての基本色インク用記録ヘッドと、特色記録用組成物である透明インクを吐出する特色用記録部としての透明用記録ヘッドと、紫外線照射装置と、記録部調整機構を備える画像記録装置であり、第1の実施形態と同様の本体制御部を備えている。
記録部調整機構は、第1の実施形態と同様に、検出手段として機能する平滑度測定装置、記録部調整手段として機能する角度調整治具及び位置調整治具、判定手段として機能する調整機構制御部を備えて構成されている。
本実施形態においても、記録ヘッドの角度及び副走査方向の位置の調整を行う際には、記録位置調整用の記録媒体1aを用いて記録を行い、記録の前後における記録媒体1aの平滑度の変化を検出する。
ここで、本実施形態における記録ヘッドの角度及び副走査方向の位置調整方法について説明する。
本実施形態においては、記録ヘッドの角度及び副走査方向の位置の調整を行う際、記録位置調整用の記録媒体1aを所定の位置にセットして、まず、基本色用記録ヘッドから色インクを吐出させ、平滑度測定装置により記録の前後における記録媒体1aの平滑度の変化を検出する。その後、透明インク用記録ヘッドから透明インクを吐出させ、平滑度測定装置により記録の前後における記録媒体1aの平滑度の変化を検出する。そして、調整機構制御部は、平滑度測定装置からの検出結果に基づいて、色インクの記録位置(着弾位置)に対する透明インクの記録位置を判断し、この相対的な位置関係に基づいて透明インクの記録位置の位置ずれを判定するようになっている。
すなわち、図10(a)に示すように、ある透明インクの本来の記録位置が、色インクの記録位置から右方向に3画素離れた位置である場合に、平滑度測定装置により検出された検出結果から当該透明インクが、図10(b)に示すように、色インクの記録位置から右方向に4画素離れた位置に記録(着弾)されていると判断された場合には、調整機構制御部は、透明インクの記録位置が本来の記録位置から右方向に1画素分ずれていると判定する。そして、この判定結果に従って、角度調整治具、位置調整治具を動作させて透明用記録ヘッドの調整を行い、透明インクの記録位置ずれを解消する。
以上のように、本実施形態によれば、先に記録された色インクの記録位置を基準として
透明インクの記録位置を検出することができ、透明インクの記録位置ずれを簡易かつ正確に検出することができる。
なお、本発明が本実施の形態に限られないことは、第1の実施形態と同様である。
本発明に係る画像記録装置の第1の実施形態の要部構成を示した正面図である。 図1に示す画像記録装置に設けられる角度調整治具及び位置調整治具の要部構成を示した上面図である。 図3(a)及び(b)は、角度調整治具による記録ヘッドの角度調整について説明する説明図である。 図4(a)及び(b)は、位置調整治具による記録ヘッドの副走査方向の位置調整について説明する説明図である。 本発明に係る画像記録装置の第1の実施形態の制御構成の概略を示した要部ブロック図である。 記録位置調整用の記録媒体の断面を示した正面図である。 図1に示す画像記録装置の変形例の要部構成を示した正面図である。 図8(a)は、図2に示す角度調整治具及び位置調整治具の変形例の要部構成を示した上面図である。図8(b)は、図8(a)に示す角度調整治具及び位置調整治具の要部断面図である。 図1に示す画像記録装置の変形例の要部構成を示した側面図である。 図10(a)及び(b)は、本発明に係る画像記録装置の第2の実施形態における記録調整機構による記録位置ずれを検出する手法について説明する説明図である。
符号の説明
1 記録媒体
5 基本色用記録ヘッド
6 透明インク用記録ヘッド
8 角度調整治具
9 位置調整治具
13 平滑度測定装置
15 制御部
18 調整機構制御部
20 記録部調整機構
82 角度調整押圧部材
92 位置調整押圧部材
100 画像記録装置
X 主走査方向
Y 副走査方向
Z 搬送方向

Claims (9)

  1. 記録媒体の色相を変化させない特色記録用組成物を用いて記録を行う記録装置において、
    前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部と、
    記録前の記録媒体と前記特色記録用組成物による記録後の記録媒体との平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置の位置ずれを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置を調整するように前記特色用記録部の調整を行う記録部調整手段と、
    を備えていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記検出手段は、記録位置調整用の記録媒体に対して前記特色記録用組成物による記録を行った場合における前記特色記録用組成物の記録前後の平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出するものであり、
    前記記録位置調整用の記録媒体は、前記特色記録用組成物による記録の最小記録画素の1/2よりも小さいピッチで表面形状が変化するものであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記検出手段は、記録位置調整用の記録媒体に対して前記特色記録用組成物による記録を行った場合における前記特色記録用組成物の記録前後の平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出するものであり、
    前記記録位置調整用の記録媒体は、前記特色記録用組成物による記録において1画素あたりの特色記録用組成物の量の1/2以上が表面に残留する表面粗さのものであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部の他に、色材を含有する色記録用組成物による記録を行う色用記録部を備え、
    前記色用記録部による色記録用組成物の記録を行った後に、前記特色用記録部による特色記録用組成物の記録を行い、
    前記判定手段は、色記録用組成物の記録位置に対する特色記録用組成物の記録位置に基づいて特色記録用組成物の記録位置の位置ずれを判定するものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置。
  5. 前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部の他に、色材を含有する色記録用組成物による記録を行う色用記録部を備え、
    前記特色用記録部による特色記録用組成物の記録を、前記色用記録部による色記録用組成物の記録を行う前に行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置。
  6. 前記特色記録用組成物は、透明記録用のインク又はトナーであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置。
  7. 前記特色記録用組成物は、活性エネルギー線を照射することによって硬化する活性エネルギー線硬化型のインク又はトナーであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置。
  8. 前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部の調整を行う記録部調整機構であって、
    記録前の記録媒体と前記特色記録用組成物による記録後の記録媒体との平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置の位置ずれを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置を調整するように前記特色用記録部の調整を行う記録部調整手段と、
    を備えていることを特徴とする記録部調整機構。
  9. 前記特色記録用組成物による記録を行う特色用記録部の調整を行う記録部調整方法であって、
    記録前の記録媒体と前記特色記録用組成物による記録後の記録媒体との平滑度の変化又は平滑度の変化により生ずる反射光量の変化を検出する検出工程と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置の位置ずれを判定する判定工程と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記特色記録用組成物の記録位置を調整するように前記特色用記録部の調整を行う記録部調整工程と、
    を備えていることを特徴とする記録部調整方法。
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