JP2008139420A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2008139420A JP2006323644A JP2006323644A JP2008139420A JP 2008139420 A JP2008139420 A JP 2008139420A JP 2006323644 A JP2006323644 A JP 2006323644A JP 2006323644 A JP2006323644 A JP 2006323644A JP 2008139420 A JP2008139420 A JP 2008139420A
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Abstract

【課題】大径黒用感光体ドラムをタンデム型の画像形成装置に用いても、装置全体の大型化を招くことなく、作像ユニットの配置スペースを小さく抑制する。
【解決手段】黒用感光体ドラム24Kをカラー用感光体ドラム24Y,24M,24Cよりも大径とし、各感光体ドラムの外周表面と転写ベルト12との接触ポイント25Y,25M,25C,25Kが、全ての色の感光体について等ピッチとなるようにし、黒用作像ユニット22Kの現像器28Kの少なくとも一部を隣り合うカラー用作像ユニット22Cの下方に配置し、各感光体ドラムの外周表面への露光装置23からのレーザ光Ly,Lm,Lc,Lkの各照射ポイント75Y,75M,75C,75Kが、全ての感光体ドラムについて、前記接触ポイントを通る直径に関して同じ側に位置するように設定した。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数種類のカラー用トナーと黒用トナーとを用いて画像形成を行う画像形成装置に関する。
周知のように、複数種類のカラー用トナーと黒用トナーとを用いてカラー画像を得るカラー画像形成装置では、通常、黄(イエロー:Y)色,赤(マゼンタ:M)色および青(シアン:C)色の3種類のカラー用トナーと、黒(ブラック:K)色の画像形成に用いる黒用トナーの計4種類のトナーが用いられ、これらトナーの種類に応じて、色別に4つの作像ユニットが備えられる。
これら作像ユニットは、通常、トナー画像を坦持するドラム状のトナー画像坦持体(所謂、感光体ドラム)と、該感光体ドラムの外周表面を帯電させる帯電装置と、帯電した感光体ドラムの外周表面に露光により形成された静電潜像を現像する現像装置とを備えている。この現像装置には、一般に、感光体ドラムに回転可能に接触する現像ローラと、該現像ローラにトナーを供給する例えばスクリュー状の供給機構と、トナー容器から補給されて来る補給トナーを攪拌する攪拌機構が設けられる。また、作像ユニットの近傍には、帯電装置と現像装置の間を通って、前記帯電した感光体ドラムの外周表面に光を照射して露光を行う露光装置が配置される。
このようなカラー画像形成装置として、4色の作像ユニットの各感光体ドラムをトナー画像転写用の転写ベルトに沿って並べて配設し、これらの感光体ドラムの外周表面に形成された各トナー画像を、転写ベルトに順次重ねて合わせて一次転写し、この重ね合わされたトナー画像を用紙に二次転写してカラー画像を形成する、所謂タンデム型の電子写真方式の画像形成装置は一般に良く知られている。尚、この場合には、前記露光装置は、作像ユニットの反転写ベルト側(つまり転写ベルトと反対側)に配置される。
かかるタンデム型のカラー画像形成装置では、転写ベルト上での各色の転写位置を正確に位置合わせするタイミング制御などをより容易に行えるようにするために、一般に、各感光体ドラムの外周表面と転写ベルトとの接触ポイントが、全ての色の感光体ドラムについて略等しい間隔で(つまり等ピッチで)並ぶように設定するのが好ましいことが知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで、カラー画像形成装置では、上述のように、一般に3種類のカラー用トナーと黒用トナーの計4種類のトナーが用いられるが、これら各色のトナーが均一に用いられるわけではない。周知のように、黒色のみを用いて画像形成される場合が多々あるので、黒用感光体ドラムは、3種類のカラー用感光体ドラムに比して、使用頻度が高く、それだけ損耗し易く、従ってより短い期間でメインテナンスが必要となる。このため、使用頻度が高い黒用感光体ドラムを他のカラー用のものよりも大径にして、耐久性の向上を図ることが提案されている(例えば前述の特許文献1参照)。
尚、この場合には、作像ユニットの現像装置に供給するトナーを貯えるトナー容器についても、使用頻度が高い黒用のトナー容器を他のカラー用のものよりも大容量とし、また、前記現像装置のトナー収容スペースについても、黒用のものを他のカラー用のものよりも大きく設定するのが通例である。
しかしながら、このように黒用感光体ドラムを他のカラー用のものよりも大径に設定し、しかも、前述のように、各感光体ドラムの外周表面と転写ベルトとの接触ポイントが全ての色の感光体ドラムについて等ピッチで並ぶように配置する場合、特に、転写ベルトに沿った方向における作像ユニットの配置スペースが不可避的に大きくなり、画像形成装置のコンパクト化を図る上で不利になる。
このため、転写ベルトに沿った方向における作像ユニットの配置スペースをできるだけ小さくするものとして、4色タイプについてのものではないが、例えば特許文献2には、カラー用作像ユニットでは現像装置が転写ベルトに略沿って側方に位置するのに対して、黒用作像ユニットでは現像装置を感光体ドラムの反転写ベルト側に配置し、このようにカラー用と黒用とで作像ユニットの感光体ドラムに対する現像装置の配置を異ならせることにより、黒用作像ユニットの現像装置がカラー用作像ユニットと干渉することを回避した上で、両作像ユニットの間隔をできるだけ小さくする構成が開示されている。
特開昭62−143070号公報 特開昭59−123861号公報
しかしながら、前記特許文献2に開示された構成では、作像ユニットの反転写ベルト側に配置された露光装置から感光体ドラムの外周表面へ照射される光の照射ポイントが、カラー用感光体ドラムと黒用感光体ドラムとで大きく異なる。つまり、両者の照射光の入射角度が大きく相違し、照射ポイントが、各感光体ドラムの転写ベルトとの接触ポイントを通る直径に関して、異なる側に位置することとなる。このため、露光装置の一部を、黒用作像ユニットよりも反カラー用作像ユニット側に大きく張り出すように設ける必要が生じる。
すなわち、前記特許文献2に開示された構成を採用したとしても、転写ベルトに沿った方向についての作像ユニットの配置スペースは小さくなるものの、露光装置が転写ベルトに略沿った方向について反カラー用作像ユニット側に大きく張り出すこととなる関係上、画像形成装置のコンパクト化を図る上で有利になるとは必ずしも言えない。
そこで、本発明は、タンデム型の画像形成装置において、黒用トナー画像坦持体を複数のカラー用トナー画像坦持体よりも大径に設定し、かつ、各トナー画像坦持体の外周表面と転写ベルトとの接触ポイントが全ての色のトナー画像坦持体について等ピッチで並ぶように配置した場合について、露光装置の大型化を特に招くことなく、転写ベルトに沿った方向における作像ユニットの配置スペースをできるだけ小さくできるようにすることを、基本的な目的としてなされたものである。
このため、本発明に係る画像形成装置は、
トナー画像を坦持するドラム状のトナー画像坦持体と、該トナー画像坦持体の外周表面を帯電させる帯電部と、帯電した前記トナー画像坦持体の外周表面に露光により形成された静電潜像をトナーで現像する現像部とをそれぞれ有する黒用作像ユニット及び複数のカラー用作像ユニットと、
前記各トナー画像坦持体の外周表面に坦持されたトナー画像がそれぞれ転写される転写ベルトと、
前記カラー用作像ユニット及び黒用作像ユニットの反転写ベルト側に配置され、前記帯電部により帯電させられた各トナー画像坦持体の外周表面に光を照射して露光を行う露光装置と、を備え、
前記各トナー画像坦持体を、外周表面がトナー画像転写用の転写ベルトに接触した状態で該転写ベルトに沿って横並びに配設し、これらトナー画像坦持体の外周表面に坦持された各トナー画像を前記転写ベルトに順次重ねて合わせて転写する、画像形成装置であって、
前記黒用作像ユニットの黒用トナー画像坦持体が前記カラー用作像ユニットのカラー用トナー画像坦持体よりも大径で、且つ、前記各トナー画像坦持体の外周表面と前記転写ベルトとの接触ポイントが全てのトナー画像坦持体について略等しい間隔で並ぶように、設定するとともに、
前記各トナー画像坦持体の外周表面への前記露光装置からの光の照射ポイントが、全てのトナー画像坦持体について、各トナー画像坦持体の前記接触ポイントを通る直径に関して同じ側に位置するように設定し、
前記黒用作像ユニットの現像部の少なくとも一部を、隣り合うカラー用作像ユニットの反転写ベルト側に配置した、
ことを特徴としたものである。
この場合において、前記黒用作像ユニットの現像部では、黒用トナー画像坦持体と回転可能に接触する現像ローラの反接触側の斜め方向に、該現像ローラにトナーを供給する供給機構が配置され、該供給機構の反現像ローラ側の前記転写ベルトと平行な方向における側方に、前記供給機構への補給トナーを攪拌する攪拌機構が配置されており、少なくとも該攪拌機構が前記隣り合うカラー用作像ユニットの反転写ベルト側に位置している、ことが好ましい。
本発明によれば、黒用作像ユニットの現像部の少なくとも一部を、隣り合うカラー用作像ユニットの反転写ベルト側に配置したことにより、黒用トナー画像坦持体をカラー用トナー画像坦持体よりも大径とし、かつ、各トナー画像坦持体の外周表面と転写ベルトとの接触ポイントが全ての色のトナー画像坦持体について等ピッチで並ぶように配置した場合でも、転写ベルトに沿った方向における作像ユニットの配置スペースをより小さく抑制できる。しかも、この場合において、各トナー画像坦持体の外周表面への露光装置からの光の照射ポイントが、全てのトナー画像坦持体について、各トナー画像坦持体の転写ベルトとの接触ポイントを通る直径に関して同じ側に位置するように設定したので、従来のように(特許文献2参照)、露光装置が転写ベルトに略沿った方向について反カラー用作像ユニット側に大きく張り出す必要はなく、画像形成装置のコンパクト化に貢献することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成およびその作動の概略について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るカラー画像形成装置10の全体構成を概略的に示している。また、図2は、この画像形成装置10の作像ユニット22Y,22M,22C,22K及び露光装置23を拡大して示す拡大説明図である。
画像形成装置10は、装置内部の略中央に、無端シート状の転写ベルト12(中間転写ベルト)を備えている。該中間転写ベルト12は、その内側に配置された4つのローラ14,16,18,20の各外周部に支持されて掛け渡されており、例えばローラ14がモータ(不図示)で回転駆動されることにより、矢印Aの方向(図1における反時計回り方向)に回転するようになっている。
中間転写ベルト12の水平方向に延伸する部分のうち、例えば図1における下側部分の下方には、中間転写ベルト12の回転方向上流側から順に、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色トナーにそれぞれ対応する4つの作像ユニット22Y,22M,22C,22Kが、水平方向に横並びで配置されている。また、これら作像ユニット22Y,22M,22C,22Kの反中間転写ベルト12側(つまり中間転写ベルト12と反対側:図1における下方)には、レーザ露光装置23が配設されている。
前記作像ユニット22Y,22M,22C,22Kは、それぞれ、トナー画像を坦持するトナー画像坦持体としてのドラム状の感光体24Y,24M,24C,24Kと、感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面を均一帯電させる帯電器26Y,26M,26C,26Kと、均一帯電された感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面に前記露光装置23からのレーザ光Ly,Lm,Lc,Lkの照射によって形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像とする現像器28Y,28M,28C,28Kと、を備えている。
前記レーザ露光装置23は、帯電器26Y,26M,26C,26Kによって均一帯電された感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面にレーザ光Ly,Lm,Lc,Lkの照射によって露光を行い、感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面にそれぞれ静電潜像を形成するものである。
本実施形態では、前記レーザ露光装置23は、好ましくは、感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kに対する像露光を一つのレーザ光源を用いた光学系で行うもので、各感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面の所定の照射ポイント75Y,75M,75C,75Kをそれぞれ指向するレーザ光Ly,Lm,Lc,Lkを生成するために、多数のミラー76が備えられている。
前記各現像器28Y,28M,28C,28Kには、感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面に対して回転可能に接触する現像ローラ71Y,71M,71C,71Kと、該現像ローラにトナーを供給する供給機構としての例えばスクリュー式のトナー供給装置(トナー供給スクリュー)72Y,72M,72C,72Kと、該トナー供給装置への補給トナーを攪拌する攪拌機構としての例えばスクリュー式の攪拌装置(トナー攪拌スクリュー)73Y,73M,73C,73Kが配置されている。
前記中間転写ベルト12は、各感光体ドラム24の外周表面に形成され坦持されたトナー画像がそれぞれ転写されるベルトであり、各作像ユニット22Y,22M,22C,22Kの感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kは、その外周表面がこの中間転写ベルト12にそれぞれ接触ポイント25Y,25M,25C,25Kで接触した状態で、該中間転写ベルト12に沿って横並びで互いに平行に配置されている。
また、各作像ユニット22Y,22M,22C,22Kに対応して、感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kとの間で、中間転写ベルト12を挟むようにして4つの一次転写ローラ30が回転可能に設けられている。
本実施形態では、中間転写ベルト12上での各色の転写位置を正確に位置合わせするタイミング制御などをより容易に行えるようにする観点から、各感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面と転写ベルト12との接触ポイント25Y,25M,25C,25Kが、全ての色の感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kについて略等しい間隔で(つまり、実質的に等ピッチで)並ぶように設定されている。
また、中間転写ベルト12の図1における上方には、前記4色のトナーにそれぞれ対応する4つのトナーボトル32Y,32M,32C,32Kが横並びで配列されている。各色のトナーは、必要に応じて、各トナーボトル32から、対応する作像ユニット22Y,22M,22C,22Kの現像器28Y,28M,28C,28Kにそれぞれ供給(補給)されるようになっている。
本実施形態では、使用頻度が高い黒用トナーを貯える黒用トナーボトル32Kが、他の3種のカラー用トナーのトナーボトル32Y,32M,32Cよりも大容量に設定され、トナー残量の減少に伴うメインテナンス期間が黒用トナーボトル32Kのみについて短くなることを回避するようにしている。
また、感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kについても、使用頻度が高い黒用感光体ドラム24Kを他のカラー用のもの24Y,24M,24Cよりも大径にして耐久性の向上を図り、感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kのメインテナンス期間が、黒用感光体ドラム24Kのみについて短くなることがないようにしている。
更に、現像器28Y,28M,28C,28Kについても、同様の観点から、使用頻度が高い黒用の現像ローラ71K,トナー供給スクリュー72K,トナー攪拌スクリュー73Kが、他のカラー用の現像ローラ71Y,71M,71C、トナー供給スクリュー72Y,72M,72C、トナー攪拌スクリュー73Y,73M,73Cよりも、それぞれ大径に設定され、しかも、黒用の現像器28Kのトナー収容スペースが、他のカラー用の現像器28Y,28M,28Cのトナー収容スペースよりも大きく設定されている。
中間転写ベルト12のローラ14で支持されている部分には、二次転写ローラ34が圧接されており、中間転写ベルト12と二次転写ローラ34との接触部が二次転写ニップ部36になっている。また、二次転写ローラ34の上方には、定着ニップ部を形成するローラ対型の定着器37が配置されている。
また、中間転写ベルトのローラ16で支持されている部分には、クリーニング装置38が接触配置されており、これによりトナー像の二次転写後に中間転写ベルト12上に残ったトナーを回収するようになっている。
画像形成装置10の図1における下部には、給紙部40が設けられている。給紙部40に積載収容された用紙は、給紙ローラ42の回転によって、最上部のものから1枚ずつ給紙部40から送り出されることになる。
給紙部40からは、用紙搬送経路44が上方に向かって延伸している。用紙搬送経路44は、搬送ローラ対46、48の各ニップ部、タイミングローラ対50にニップ部、前記二次転写ニップ部36、定着器37のニップ部、および、搬送ローラ対52のニップ部を経由して、画像形成装置10の上面に設けられた排紙トレイ11上に用紙を排出するための排紙ローラ対54までつながっている。
前記用紙搬送経路44は、搬送ローラ対52の上方において分岐しており、その分岐路として、排紙ローラ対54の上方近傍に配設されたスイッチバックローラ対57へとつながる用紙循環経路60が形成されている。用紙搬送経路44と用紙循環経路60との分岐位置には、切替ガイド56が支軸58を中心に所定角度範囲内で回動可能に設けられている。
前記切替ガイド56が図1に示す状態にあるとき、用紙搬送経路44に沿って上方へ搬送されてきた用紙は、切替ガイド56の下面によってガイドされて排紙ローラ対54へと導かれることになる。一方、切替ガイド56が図1に示す状態から所定角度だけ下方へ回動すると、用紙搬送経路44を上方へ搬送されてきた用紙が切替ガイド56の上面によってガイドされて用紙循環経路60およびスイッチバックローラ対57へと導かれることになる。
前記用紙循環経路60は、スイッチバックローラ対57から、搬送ローラ対62、64、66、68の各ニップ部を経由して、タイミングローラ対50の下方で用紙搬送経路44に合流している。用紙循環経路60は、両面プリント時に使用されるものである。
すなわち、表面にトナー像が定着された用紙は、切替ガイド56によって用紙循環経路60に導入され、スイッチバックローラ対57によって用紙後端部が用紙循環経路60から抜けるまで装置外部に送り出された後、所定のタイミングで切替ガイド56が図1に示す状態に復帰するように回動するとともにスイッチバックローラ対57が逆転駆動されることによって、スイッチバックした用紙は用紙循環経路60に沿って下方に搬送され、用紙搬送経路44およびタイミングローラ対50を経由して再び二次転写ニップ部36に送り込まれ、これにより用紙の裏面にトナー画像が転写されることになる。
次に、以上のように構成された画像形成装置10の画像形成動作の概略について説明する。
例えばパーソナルコンピュータ(所謂パソコン)等の外部装置からプリント信号および画像データが画像成形装置10に入力されることにより、画像形成動作が開始される。カラー画像の場合、前記画像データは制御部(不図示)において各色用データに分割された後に露光装置23に入力される。
各作像ユニット22Y,22M,22C,22Kでは、図1において時計回り方向に回転駆動されている感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの表面が、対応する帯電器26Y,26M,26C,26Kによってそれぞれ均一帯電された後、露光装置23から各色画像データに応じたレーザ露光Ly,Lm,Lc,Lkを受けることによって静電潜像が形成される。その後、前記静電潜像は現像器28Y,28M,28C,28Kによって現像されてトナー像となる。
各作像ユニット22Y,22M,22C,22Kにおいて感光体24Y,24M,24C,24K上にそれぞれ形成されたトナー像は、一次転写バイアスが印加された各一次転写ローラ30の静電吸着作用によって、中間転写ベルト12上に順次に重ね合わされた状態に一次転写される。
尚、画像データがモノクロ画像である場合には、黒用作像ユニット22Kのみが作動してトナー像が形成され、中間転写ベルト12上に一次転写される。
給紙部40から給紙ローラ42によって用紙搬送経路44に送り出された用紙は、その先端部がタイミングローラ対50によってニップされた(挟まれた)状態で待機しており、中間転写ベルト12上に転写された4色トナー像が中間転写ベルト12の回転に従って二次転写ニップ部36に到達するのに同期して、タイミングローラ対50によって二次転写ニップ部36に導入される。このとき、二次転写ローラ34には二次転写バイアスが印加されているため、その静電吸着作用によって中間転写ベルト12上の4色トナー像が用紙に一括して二次転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着器37のニップ部を通過する際に熱と圧力の作用によって溶融定着されてから、排紙ローラ対54を介して排紙トレイ11上に排出されるようになっている。
本実施形態では、以上のように構成されたタンデム型の画像形成装置10において、前述のように、使用頻度が高い黒用感光体ドラム24Kを他のカラー用の感光体ドラム24Y,24M,24Cよりも大径に設定し、且つ、各感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面と転写ベルト12との接触ポイント25Y,25M,25C,25Kが、全ての色の感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kについて略等しい間隔で(つまり、実質的に等ピッチで)並ぶように設定している。
これにより、使用頻度が高い黒用感光体ドラム24Kの耐久性の向上を図り、当該黒用感光体ドラム24Kのメインテナンス期間が、カラー用感光体ドラム24Y,24M,24Cに比して極端に短くなることがなく、且つ、中間転写ベルト12上での各色の転写位置を正確に位置合わせするタイミング制御などをより容易に行えるようにしている。
しかも、この場合において、黒用作像ユニット22Kの現像器28Kの少なくとも一部を、隣り合うカラー用作像ユニット22Cの反中間転写ベルト12側に配置するようにしている。
具体的には、黒用感光体ドラム24Kと回転可能に接触する前記現像ローラ71Kの反接触側の斜め方向(図2における斜め下方)にトナー供給スクリュー72Kを配置するとともに、このトナー供給スクリュー72Kの反現像ローラ71K側の水平方向(中間転写ベルト12と平行な方向)における側方にトナー攪拌スクリュー73Kを配置し、少なくともこのトナー攪拌スクリュー73Kが隣り合うカラー用作像ユニット22Cの下方(反中間転写ベルト12側)に位置するようにしている。
このような配置構造を採用したことにより、使用頻度が高い黒用感光体ドラム24Kを他のカラー用の感光体ドラム24Y,24M,24Cよりも大径に設定し、且つ、各感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面と転写ベルト12との接触ポイント25Y,25M,25C,25Kが、全ての色の感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kについて略等しい間隔で(つまり、実質的に等ピッチで)並ぶように設定した場合でも、中間転写ベルト12に沿った方向における作像ユニット22Y,22M,22C,22Kの配置スペースをより小さく抑制できる。
更に、この場合において、各感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kの外周表面への露光装置23からのレーザ光Ly,Lm,Lc,Lkの各照射ポイント75Y,75M,75C,75Kが、全ての感光体ドラム24Y,24M,24C,24Kについて、中間転写ベルト12との接触ポイント25Y,25M,25C,25Kを通る直径Dy,Dm,Dc,Dkに関して同じ側(図2における左側)に位置するように設定した。従って、黒用感光体ドラム24kの外周表面へのレーザ光Lkの照射のために、露光装置23を図2における右方へ大きく張り出させる必要はない。
以上の構成に加えて、かかる構成を採用したことにより、作像ユニット22Y,22M,22C,22Kの反中間転写ベルト側(図1及び図2における下方)に位置する露光装置23が、従来のように(特許文献2参照)、中間転写ベルト12に略沿った方向について隣り合うカラー用作像ユニット22Cの反対側(右側)に大きく張り出すことはなく、画像形成装置10のコンパクト化に貢献することができるのである。
尚、以上の説明においては、中間転写ベルト12の下方に各作像ユニット22Y,22M,22C,22K及び露光装置23を配置していたが、これらの装置を中間転写ベルトの上方に配置するように構成することもできる。
このように、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更や修正を加え得るものであることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す構成図である。 前記画像形成装置の作像ユニット及び露光装置を拡大して示す拡大説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 中間転写ベルト
22Y,22M,22C,22K 作像ユニット
23 露光装置
24Y,24M,24C,24K 感光体ドラム(トナー画像坦持体)
25Y,25M,25C,25K 接触ポイント
26Y,26M,26C,26K 帯電器
28Y,28M,28C,28K 現像器
71Y,71M,71C,71K 現像ローラ
72Y,72M,72C,72K トナー供給スクリュー
73Y,73M,73C,73K トナー攪拌スクリュー
75Y,75M,75C,75K 照射ポイント
Dy,Dm,Dc,Dk (接触ポイントを通る)感光体ドラムの直径
Ly,Lm,Lc,Lk レーザ光

Claims (2)

  1. トナー画像を坦持するドラム状のトナー画像坦持体と、該トナー画像坦持体の外周表面を帯電させる帯電部と、帯電した前記トナー画像坦持体の外周表面に露光により形成された静電潜像をトナーで現像する現像部とをそれぞれ有する黒用作像ユニット及び複数のカラー用作像ユニットと、
    前記各トナー画像坦持体の外周表面に坦持されたトナー画像がそれぞれ転写される転写ベルトと、
    前記カラー用作像ユニット及び黒用作像ユニットの反転写ベルト側に配置され、前記帯電部により帯電させられた各トナー画像坦持体の外周表面に光を照射して露光を行う露光装置と、を備え、
    前記各トナー画像坦持体を、外周表面がトナー画像転写用の転写ベルトに接触した状態で該転写ベルトに沿って横並びに配設し、これらトナー画像坦持体の外周表面に坦持された各トナー画像を前記転写ベルトに順次重ねて合わせて転写する、画像形成装置であって、
    前記黒用作像ユニットの黒用トナー画像坦持体が前記カラー用作像ユニットのカラー用トナー画像坦持体よりも大径で、且つ、前記各トナー画像坦持体の外周表面と前記転写ベルトとの接触ポイントが全てのトナー画像坦持体について略等しい間隔で並ぶように、設定するとともに、
    前記各トナー画像坦持体の外周表面への前記露光装置からの光の照射ポイントが、全てのトナー画像坦持体について、各トナー画像坦持体の前記接触ポイントを通る直径に関して同じ側に位置するように設定し、
    前記黒用作像ユニットの現像部の少なくとも一部を、隣り合うカラー用作像ユニットの反転写ベルト側に配置した、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記黒用作像ユニットの現像部では、黒用トナー画像坦持体と回転可能に接触する現像ローラの反接触側の斜め方向に、該現像ローラにトナーを供給する供給機構が配置され、
    該供給機構の反現像ローラ側の前記転写ベルトと平行な方向における側方に、前記供給機構への補給トナーを攪拌する攪拌機構が配置されており、
    少なくとも該攪拌機構が前記隣り合うカラー用作像ユニットの反転写ベルト側に位置している、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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