JP2003233230A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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-
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0103—Plural electrographic recording members
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/0005—Cleaning of residual toner
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- Cleaning In Electrography (AREA)
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】回収トナーへのストレスを弱めて良好なトナー
リサイクルを可能にするカラー画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】転写ベルト２０は、複数の作像ユニット４
が配置された走行辺２１の一端側と他端側とで高さレベ
ルが異なるように斜め配置されるとともに、各作像ユニ
ット４はクリーニング装置９が現像装置１０に比べて上
方に配置されており、クリーニング装置９によって回収
されたトナーを現像装置１０へ供給するトナーリサイク
ル手段を備え、該トナーリサイクル手段がほぼ水平か現
像装置１０側が下方となるリサイクル管１５を有してい
る。
リサイクルを可能にするカラー画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】転写ベルト２０は、複数の作像ユニット４
が配置された走行辺２１の一端側と他端側とで高さレベ
ルが異なるように斜め配置されるとともに、各作像ユニ
ット４はクリーニング装置９が現像装置１０に比べて上
方に配置されており、クリーニング装置９によって回収
されたトナーを現像装置１０へ供給するトナーリサイク
ル手段を備え、該トナーリサイクル手段がほぼ水平か現
像装置１０側が下方となるリサイクル管１５を有してい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機、カラーファクシミリ及びこれらの複合機
等のカラー画像形成装置に関するものである。
カラー複写機、カラーファクシミリ及びこれらの複合機
等のカラー画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、カラー画像形成装置は１つの像担
持体のとしての感光体に対して、例えば４色（イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック）の現像装置毎に独立
した４つの作像ユニットを備え、中間転写ベルトもしく
は転写ベルトにより搬送される転写材に順次重ね転写し
てカラー画像を得る、所謂タンデム方式のカラー画像形
成装置も既に知られている。この種のカラー画像形成装
置では、それぞれの作像ユニットが独立しているのでク
リーニング手段で回収したトナーが混色することがな
く、回収トナーのリサイクルすることが可能である。
持体のとしての感光体に対して、例えば４色（イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック）の現像装置毎に独立
した４つの作像ユニットを備え、中間転写ベルトもしく
は転写ベルトにより搬送される転写材に順次重ね転写し
てカラー画像を得る、所謂タンデム方式のカラー画像形
成装置も既に知られている。この種のカラー画像形成装
置では、それぞれの作像ユニットが独立しているのでク
リーニング手段で回収したトナーが混色することがな
く、回収トナーのリサイクルすることが可能である。
【０００３】回収トナーのリサイクルは、クリーニング
手段で回収したトナーを現像手段へ搬送して再使用する
ことであり、これを可能にするにはクリーニング手段か
ら現像装置へトナーを搬送する手段を設置しなければな
らない。このような回収トナーを搬送する搬送手段とし
ては、コイルやスクリューの如き機械的な機構を用いる
ことが殆どである。
手段で回収したトナーを現像手段へ搬送して再使用する
ことであり、これを可能にするにはクリーニング手段か
ら現像装置へトナーを搬送する手段を設置しなければな
らない。このような回収トナーを搬送する搬送手段とし
ては、コイルやスクリューの如き機械的な機構を用いる
ことが殆どである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ニング手段から現像装置への回収トナーの搬送は、現像
手段とクリーニング手段がほぼ同等の高さレベルに配置
されていても、クリーニング手段の下部から現像装置の
上部への重力に逆らった搬送になる。このため、回収ト
ナーを上記した機械的な搬送手段によって搬送すると、
トナーに無用なストレスを与えてしまい、画像品質に悪
影響を及ぼすトナー凝集等を発生させるおそれがあっ
た。特に、カラートナーはブラックトナーに比べてスト
レスに弱い場合があり、トナー凝集等の多発によってト
ナーリサイクルを行わずに、回収トナーを廃棄している
ケースが多かった。
ニング手段から現像装置への回収トナーの搬送は、現像
手段とクリーニング手段がほぼ同等の高さレベルに配置
されていても、クリーニング手段の下部から現像装置の
上部への重力に逆らった搬送になる。このため、回収ト
ナーを上記した機械的な搬送手段によって搬送すると、
トナーに無用なストレスを与えてしまい、画像品質に悪
影響を及ぼすトナー凝集等を発生させるおそれがあっ
た。特に、カラートナーはブラックトナーに比べてスト
レスに弱い場合があり、トナー凝集等の多発によってト
ナーリサイクルを行わずに、回収トナーを廃棄している
ケースが多かった。
【０００５】本発明は、上記した従来の問題に鑑み、回
収トナーへのストレスを弱めて良好なトナーリサイクル
を可能にするカラー画像形成装置を提供することを目的
としている。
収トナーへのストレスを弱めて良好なトナーリサイクル
を可能にするカラー画像形成装置を提供することを目的
としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、像担持体と、該像担持体の周囲に現像手
段とクリーニング手段とを有する複数の作像ユニットが
転写ベルト装置に対向配置されているカラー画像形成装
置において、前記転写ベルト装置は、前記複数の作像ユ
ニットが配置された走行辺の一端側と他端側とで高さレ
ベルが異なるように斜め配置されるとともに、各前記作
像ユニットは前記クリーニング手段が前記現像手段に比
べて上方に配置されており、前記クリーニング手段によ
って回収されたトナーを前記現像手段へ供給するトナー
リサイクル手段を備え、該トナーリサイクル手段がほぼ
水平か前記現像手段側が下方となるリサイクル経路を有
することを特徴としている。
め、本発明は、像担持体と、該像担持体の周囲に現像手
段とクリーニング手段とを有する複数の作像ユニットが
転写ベルト装置に対向配置されているカラー画像形成装
置において、前記転写ベルト装置は、前記複数の作像ユ
ニットが配置された走行辺の一端側と他端側とで高さレ
ベルが異なるように斜め配置されるとともに、各前記作
像ユニットは前記クリーニング手段が前記現像手段に比
べて上方に配置されており、前記クリーニング手段によ
って回収されたトナーを前記現像手段へ供給するトナー
リサイクル手段を備え、該トナーリサイクル手段がほぼ
水平か前記現像手段側が下方となるリサイクル経路を有
することを特徴としている。
【０００７】なお、本発明は、互いに隣り合う前記作像
ユニットにおける下方作像ユニットのクリーニング手段
と上方作像ユニットの現像手段とが上下方向において互
いにその一部が重なり合う位置に配置されていると、効
果的である。
ユニットにおける下方作像ユニットのクリーニング手段
と上方作像ユニットの現像手段とが上下方向において互
いにその一部が重なり合う位置に配置されていると、効
果的である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図１は、本発明に係るカラー画
像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタを示す概
略図である。このカラーレーザプリンタ１は、装置本体
の下部に給紙部２が配置され、その上方に作像部３を配
置した構成となっている。作像部３には、給紙側を下
で、排紙側を上となるように傾斜して配置された転写ベ
ルト装置が設けられている。転写ベルト装置は、複数の
ベルト車２２、本例では４個のベルト車２２に巻き掛け
られたエンドレスの転写ベルト２０を有し、該転写ベル
ト２０の上部走行辺２１には、下から順にマゼンタ
（Ｍ）、シアン（Ｃ）、イエロー（Ｙ）、黒（Ｂｋ）用
の４つの作像ユニット４Ｍ，４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋが並列
配置されている。
図面に従って説明する。図１は、本発明に係るカラー画
像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタを示す概
略図である。このカラーレーザプリンタ１は、装置本体
の下部に給紙部２が配置され、その上方に作像部３を配
置した構成となっている。作像部３には、給紙側を下
で、排紙側を上となるように傾斜して配置された転写ベ
ルト装置が設けられている。転写ベルト装置は、複数の
ベルト車２２、本例では４個のベルト車２２に巻き掛け
られたエンドレスの転写ベルト２０を有し、該転写ベル
ト２０の上部走行辺２１には、下から順にマゼンタ
（Ｍ）、シアン（Ｃ）、イエロー（Ｙ）、黒（Ｂｋ）用
の４つの作像ユニット４Ｍ，４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋが並列
配置されている。
【０００９】図２は、作像ユニット４Ｃの部分を拡大し
て示した説明図である。図１および図２において、各作
像ユニット４Ｍ，４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋは、像担持体とし
ての感光体ドラム５が設けられ、該感光体ドラム５は図
示していない駆動手段によって時計方向へ回転駆動され
る。感光体ドラム５の回りには、帯電手段としての帯電
ロール６、光書き込み装置８によってレーザ光による書
き込みが行われる光書き込み部７、現像手段として現像
装置１０、クリーニング手段としてクリーニング装置９
が設けられている。現像装置１０は、トナーとキャリア
からなる２成分現像装置であって、消費されたトナー量
に応じた後述するトナー補給装置によりトナーが補給さ
れる。
て示した説明図である。図１および図２において、各作
像ユニット４Ｍ，４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋは、像担持体とし
ての感光体ドラム５が設けられ、該感光体ドラム５は図
示していない駆動手段によって時計方向へ回転駆動され
る。感光体ドラム５の回りには、帯電手段としての帯電
ロール６、光書き込み装置８によってレーザ光による書
き込みが行われる光書き込み部７、現像手段として現像
装置１０、クリーニング手段としてクリーニング装置９
が設けられている。現像装置１０は、トナーとキャリア
からなる２成分現像装置であって、消費されたトナー量
に応じた後述するトナー補給装置によりトナーが補給さ
れる。
【００１０】次に、図１に示すカラープリンタのフルカ
ラープリントを行う作像動作についてマゼンタ用の作像
ユニット４Ｍにより説明する。帯電ロール６Ｍによって
帯電された感光体ドラム５Ｍには、図示していないＬＤ
（レーザダイオード）を駆動してレーザ光をポリゴンミ
ラー８０に照射し、シリンダーレンズ等を介して反射光
を感光体ドラム５Ｍ上に導く書き込みユニット８によ
り、マゼンタトナーで現像する光像の光書き込みが行わ
れる。この光書き込みにより感光体ドラム５Ｍ上にはパ
ソコン等のホストマシーンより送られた画像データに基
づいた静電潜像が形成され、該潜像は現像装置１０Ｍに
よってマゼンタトナーの可視像となる。なお、書き込み
ユニット８は単一のポリゴンミラー８０の反射光を各感
光体ドラム５に書き込むように構成され、この場合、書
き込みユニット８を転写ベルト２０とほぼ平行な斜め配
置することにより、各感光体までの光路長を一定するこ
とが容易に行い得る。
ラープリントを行う作像動作についてマゼンタ用の作像
ユニット４Ｍにより説明する。帯電ロール６Ｍによって
帯電された感光体ドラム５Ｍには、図示していないＬＤ
（レーザダイオード）を駆動してレーザ光をポリゴンミ
ラー８０に照射し、シリンダーレンズ等を介して反射光
を感光体ドラム５Ｍ上に導く書き込みユニット８によ
り、マゼンタトナーで現像する光像の光書き込みが行わ
れる。この光書き込みにより感光体ドラム５Ｍ上にはパ
ソコン等のホストマシーンより送られた画像データに基
づいた静電潜像が形成され、該潜像は現像装置１０Ｍに
よってマゼンタトナーの可視像となる。なお、書き込み
ユニット８は単一のポリゴンミラー８０の反射光を各感
光体ドラム５に書き込むように構成され、この場合、書
き込みユニット８を転写ベルト２０とほぼ平行な斜め配
置することにより、各感光体までの光路長を一定するこ
とが容易に行い得る。
【００１１】一方、給紙部２からは転写材として指定さ
れた用紙が給紙され、給紙された用紙は転写ベルト２０
の搬送方向上流側に設けられたレジストローラ２３に一
旦突き当てられる。そして、用紙は上記可視像に同期す
るようにして転写ベルト２０上に給送され、該ベルトの
走行により感光体ドラム５Ｍに対向する転写位置に到
る。この転写位置では、転写ベルト２０の裏面側に配置
された転写ロール２４の作用によりマゼンタトナーの可
視像が用紙に転写される。
れた用紙が給紙され、給紙された用紙は転写ベルト２０
の搬送方向上流側に設けられたレジストローラ２３に一
旦突き当てられる。そして、用紙は上記可視像に同期す
るようにして転写ベルト２０上に給送され、該ベルトの
走行により感光体ドラム５Ｍに対向する転写位置に到
る。この転写位置では、転写ベルト２０の裏面側に配置
された転写ロール２４の作用によりマゼンタトナーの可
視像が用紙に転写される。
【００１２】上記作像動作に同様にして、他の作像ユニ
ット４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋにおいてもそれぞれの感光体ド
ラム５の表面に各トナーによる可視像が形成され、これ
ら可視像は転写ベルト２１によって搬送される用紙が各
転写位置に到来するごとに重ね転写される。したがっ
て、本カラープリンタはフルカラーの画像がモノクロと
ほぼ同様な短時間で用紙に重ね転写される。なお、転写
後の感光体ドラム５に残留するトナーは、クリーニング
装置９によって清掃される。
ット４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋにおいてもそれぞれの感光体ド
ラム５の表面に各トナーによる可視像が形成され、これ
ら可視像は転写ベルト２１によって搬送される用紙が各
転写位置に到来するごとに重ね転写される。したがっ
て、本カラープリンタはフルカラーの画像がモノクロと
ほぼ同様な短時間で用紙に重ね転写される。なお、転写
後の感光体ドラム５に残留するトナーは、クリーニング
装置９によって清掃される。
【００１３】転写後の用紙は、転写ベルト２０から分離
されて、定着装置３０により定着される。本例の定着装
置は、ベルト定着方式であって、剛性のある加圧ローラ
３１上に比較的柔らかい、例えばスポンジローラからな
る定着ローラ３２が圧接され、定着ローラ３２と、その
用紙搬送方向上流側に配置された加熱ローラ３３とにベ
ルト３４が巻き掛けられている。このベルト定着方式
は、ローラ定着と比べてウォーミングアップ時間が短い
等の利点を有するものである。
されて、定着装置３０により定着される。本例の定着装
置は、ベルト定着方式であって、剛性のある加圧ローラ
３１上に比較的柔らかい、例えばスポンジローラからな
る定着ローラ３２が圧接され、定着ローラ３２と、その
用紙搬送方向上流側に配置された加熱ローラ３３とにベ
ルト３４が巻き掛けられている。このベルト定着方式
は、ローラ定着と比べてウォーミングアップ時間が短い
等の利点を有するものである。
【００１４】定着を終えた用紙は、そのまま機外に排紙
されるか、両面プリントのための反転ユニット４２かが
選択的に切り換えられる。機外への排紙が選択されてい
ると、用紙は上方へ反転されて装置本体の上面に設けら
れた排紙トレイ４０に裏面排紙される。プリンタにとっ
て裏面排紙は、プリントをページ順に並べるためのほぼ
必須の条件となっている。また、両面プリントが選択さ
れていると、用紙は反転ユニット４２へ送られ、ここで
表裏が反転されて両面搬送路４３へ送られる。両面搬送
路４３は、上記転写ベルト２０と下方で、かつその転写
ベルト２０とほぼ平行な斜め配置されている。このよう
に両面搬送路４３を斜め配置すると、搬送距離の短縮や
ジャム発生時に転写ベルトとともに引き出すことができ
る。なお、両面搬送路を通過した転写紙はその裏面に上
記と同様に画像形成が行われ、その後排紙トレイ４０に
排紙される。
されるか、両面プリントのための反転ユニット４２かが
選択的に切り換えられる。機外への排紙が選択されてい
ると、用紙は上方へ反転されて装置本体の上面に設けら
れた排紙トレイ４０に裏面排紙される。プリンタにとっ
て裏面排紙は、プリントをページ順に並べるためのほぼ
必須の条件となっている。また、両面プリントが選択さ
れていると、用紙は反転ユニット４２へ送られ、ここで
表裏が反転されて両面搬送路４３へ送られる。両面搬送
路４３は、上記転写ベルト２０と下方で、かつその転写
ベルト２０とほぼ平行な斜め配置されている。このよう
に両面搬送路４３を斜め配置すると、搬送距離の短縮や
ジャム発生時に転写ベルトとともに引き出すことができ
る。なお、両面搬送路を通過した転写紙はその裏面に上
記と同様に画像形成が行われ、その後排紙トレイ４０に
排紙される。
【００１５】このように本実施形態では、両面搬送路４
３を転写ベルト２０とほぼ平行な斜め配置することで、
定着を終えた転写材を反転後、最短距離でレジストロー
ラ２３側に戻せる。例えば、両面搬送路４３を水平に設
けるとすると、該路は上段カセットの上面近くを通るこ
とになるが、この場合転写材を一端その高さレベルに下
げねばならず搬送パスが長くなってしまう。
３を転写ベルト２０とほぼ平行な斜め配置することで、
定着を終えた転写材を反転後、最短距離でレジストロー
ラ２３側に戻せる。例えば、両面搬送路４３を水平に設
けるとすると、該路は上段カセットの上面近くを通るこ
とになるが、この場合転写材を一端その高さレベルに下
げねばならず搬送パスが長くなってしまう。
【００１６】このように構成されたカラープリンタは、
４個の作像ユニット４Ｍ，４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋを設け
て、用紙を転写ベルト装置２０で搬送する間に順次各色
のトナー像を重ね転写するため、作像ユニットが１つで
中間転写体上にトナー像を重ね転写し、その後用紙に一
括転写する中間転写方式のものと比べて作像時間を大幅
に短縮することができる。このとき、本カラープリンタ
は４個の作像ユニット４Ｍ，４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋを用い
ても上記したように転写ベルト２０の作像ユニットを配
置する走行辺２１が斜めに傾けているため、図２に示す
ように、隣り合う作像ユニット４において、クリーニン
グ装置９と隣のユニットの現像装置１０とが上下方向に
おいて互いに重なり合うように配置されている。例え
ば、隣り合う作像ユニット４Ｍ，４Ｃにおいて、作像ユ
ニット４Ｍのクリーニング装置９Ｍと作像ユニット４Ｃ
の現像装置１０Ｃとが上下方向において互いにオ―バー
ラップするように配置されている。したがって、転写ベ
ルトを水平に配置したものと比べて左右方向の長さを短
くすることができる。
４個の作像ユニット４Ｍ，４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋを設け
て、用紙を転写ベルト装置２０で搬送する間に順次各色
のトナー像を重ね転写するため、作像ユニットが１つで
中間転写体上にトナー像を重ね転写し、その後用紙に一
括転写する中間転写方式のものと比べて作像時間を大幅
に短縮することができる。このとき、本カラープリンタ
は４個の作像ユニット４Ｍ，４Ｃ，４Ｙ，４Ｂｋを用い
ても上記したように転写ベルト２０の作像ユニットを配
置する走行辺２１が斜めに傾けているため、図２に示す
ように、隣り合う作像ユニット４において、クリーニン
グ装置９と隣のユニットの現像装置１０とが上下方向に
おいて互いに重なり合うように配置されている。例え
ば、隣り合う作像ユニット４Ｍ，４Ｃにおいて、作像ユ
ニット４Ｍのクリーニング装置９Ｍと作像ユニット４Ｃ
の現像装置１０Ｃとが上下方向において互いにオ―バー
ラップするように配置されている。したがって、転写ベ
ルトを水平に配置したものと比べて左右方向の長さを短
くすることができる。
【００１７】ところで、図２に示すように、転写ベルト
２０の傾斜角度をθとすると、該角度θが小さいと上記
したように隣り合う現像装置１０とクリーニング装置９
をオーバーラップさせて配置することができず、また角
度θが９０度に近いと、左右方向の長さを大幅に短くで
きるが、上下方向にある程度の高さが必要になり、排紙
トレイの位置が高くなりすぎてしまう。そこで、転写ベ
ルト２０の傾斜角度θを３５度〜５５度に設定すること
が好ましい。転写ベルト２０の傾斜角度θを３５度〜５
５度の間に設定すると、作像ユニット４においてクリー
ニング装置９を現像装置１０に対して高さレベルにおい
て上方に位置させる配置が容易に得られる。
２０の傾斜角度をθとすると、該角度θが小さいと上記
したように隣り合う現像装置１０とクリーニング装置９
をオーバーラップさせて配置することができず、また角
度θが９０度に近いと、左右方向の長さを大幅に短くで
きるが、上下方向にある程度の高さが必要になり、排紙
トレイの位置が高くなりすぎてしまう。そこで、転写ベ
ルト２０の傾斜角度θを３５度〜５５度に設定すること
が好ましい。転写ベルト２０の傾斜角度θを３５度〜５
５度の間に設定すると、作像ユニット４においてクリー
ニング装置９を現像装置１０に対して高さレベルにおい
て上方に位置させる配置が容易に得られる。
【００１８】本実施形態におけるカラープリンタでは、
クリーニング装置９で回収したトナーを再使用するトナ
ーリサイクル手段を備えており、次にその説明をする。
図３において、クリーニング装置９にはクリーニングブ
レード９０およびファーブラシ９１を備えており、さら
にこれらクリーニングブレード９０およびファーブラシ
９１によって回収されたトナーを感光体ドラム５の軸線
方向に搬送するトナー搬送コイル９２を設けている。こ
のトナー搬送コイル９２が駆動することによってトナー
は一端側、本例では奥側に搬送され、その搬送先にはト
ナー排出口９３が設けられている。
クリーニング装置９で回収したトナーを再使用するトナ
ーリサイクル手段を備えており、次にその説明をする。
図３において、クリーニング装置９にはクリーニングブ
レード９０およびファーブラシ９１を備えており、さら
にこれらクリーニングブレード９０およびファーブラシ
９１によって回収されたトナーを感光体ドラム５の軸線
方向に搬送するトナー搬送コイル９２を設けている。こ
のトナー搬送コイル９２が駆動することによってトナー
は一端側、本例では奥側に搬送され、その搬送先にはト
ナー排出口９３が設けられている。
【００１９】他方、現像装置１０は感光体ドラム５と対
向配置された現像ローラ１１と現像剤を攪拌循環しつつ
現像ローラ１１に供給する一対の搬送スクリュー１２，
１３を備えている。搬送スクリュー１３側には、図４に
示すように、現像装置１０に補給されるトナーを受け入
れる受け入れ口１４が設けられている。
向配置された現像ローラ１１と現像剤を攪拌循環しつつ
現像ローラ１１に供給する一対の搬送スクリュー１２，
１３を備えている。搬送スクリュー１３側には、図４に
示すように、現像装置１０に補給されるトナーを受け入
れる受け入れ口１４が設けられている。
【００２０】現像装置１０に補給するトナーは、トナー
収納容器１００に収納されており、該容器のトナーが図
示していない粉体ポンプによって現像装置１０へ移送さ
れて補給される。このとき、トナーは上記受け入れ口１
４から補給されるが、この受け入れ口１４とクリーニン
グ装置９のトナー排出口９３とがリサイクル経路として
のリサイクル管１５によって接続されている。このリサ
イクル管１５内には、搬送コイル１６が内蔵され、該搬
送コイル１６の回転駆動によりクリーニング装置９で回
収されたトナーがトナー受け入れ口１４へ移送される。
収納容器１００に収納されており、該容器のトナーが図
示していない粉体ポンプによって現像装置１０へ移送さ
れて補給される。このとき、トナーは上記受け入れ口１
４から補給されるが、この受け入れ口１４とクリーニン
グ装置９のトナー排出口９３とがリサイクル経路として
のリサイクル管１５によって接続されている。このリサ
イクル管１５内には、搬送コイル１６が内蔵され、該搬
送コイル１６の回転駆動によりクリーニング装置９で回
収されたトナーがトナー受け入れ口１４へ移送される。
【００２１】リサイクル管１５と搬送コイル１６とで構
成されたリサイクル手段は、図４から明らかなように、
クリーニング装置９が現像装置１０に比べて高い位置に
あり、よって、トナー排出口９３とトナー受け入れ口１
４とを繋ぐリサイクル管１５がクリーニング装置９から
現像装置１０に向って徐々に下がるような斜め配置され
ている。このため、回収されて現像装置１０へ送られる
トナーは重力方向に逆らわずに搬送されるので、トナー
に与えるストレスをきわめて小さくすることができる。
なお、リサイクル管１５はほぼ水平までならば、トナー
へのストレスを
成されたリサイクル手段は、図４から明らかなように、
クリーニング装置９が現像装置１０に比べて高い位置に
あり、よって、トナー排出口９３とトナー受け入れ口１
４とを繋ぐリサイクル管１５がクリーニング装置９から
現像装置１０に向って徐々に下がるような斜め配置され
ている。このため、回収されて現像装置１０へ送られる
トナーは重力方向に逆らわずに搬送されるので、トナー
に与えるストレスをきわめて小さくすることができる。
なお、リサイクル管１５はほぼ水平までならば、トナー
へのストレスを
【００２２】かくして、本カラープリンタでは転写ベル
ト装置２０の作像ユニット４が配置される走行辺がベル
ト走行方向の下流に向う程高くなるように傾斜させてお
り、それによってクリーニング装置９を現像装置１０よ
りも上方に位置させることができる。この構造により、
上記リサイクル管１５は搬送方向が下になるように傾け
られるため、トナー搬送が重力に逆らわず行われるた
め、トナーに与えるストレスを小さく抑えることができ
る。
ト装置２０の作像ユニット４が配置される走行辺がベル
ト走行方向の下流に向う程高くなるように傾斜させてお
り、それによってクリーニング装置９を現像装置１０よ
りも上方に位置させることができる。この構造により、
上記リサイクル管１５は搬送方向が下になるように傾け
られるため、トナー搬送が重力に逆らわず行われるた
め、トナーに与えるストレスを小さく抑えることができ
る。
【００２３】なお、本発明は各作像ユニットで形成した
トナー像に中間転写ベルトに重ね転写し、その後一括で
転写紙に転写する形式の画像形成装置にも適用すること
ができる。例えば、図１の転写ベルトを中間転写ベルト
として構成することで十分に実施可能である。
トナー像に中間転写ベルトに重ね転写し、その後一括で
転写紙に転写する形式の画像形成装置にも適用すること
ができる。例えば、図１の転写ベルトを中間転写ベルト
として構成することで十分に実施可能である。
【００２４】
【発明の効果】請求項１の構成によれば、転写ベルト装
置は、複数の作像ユニットが配置された走行辺の一端側
と他端側とで高さレベルが異なるように斜め配置される
とともに、各作像ユニットはクリーニング手段が現像手
段に比べて上方に配置されており、クリーニング手段に
よって回収されたトナーを現像手段へ供給するトナーリ
サイクル手段を備え、該トナーリサイクル手段がほぼ水
平か現像手段側が下方となるリサイクル経路を有するの
で、回収トナーを重力に逆らって搬送することが回避で
き、回収トナーにストレスがかかりにくいため、ストレ
スに起因するトナー凝集等を抑制することができる。
置は、複数の作像ユニットが配置された走行辺の一端側
と他端側とで高さレベルが異なるように斜め配置される
とともに、各作像ユニットはクリーニング手段が現像手
段に比べて上方に配置されており、クリーニング手段に
よって回収されたトナーを現像手段へ供給するトナーリ
サイクル手段を備え、該トナーリサイクル手段がほぼ水
平か現像手段側が下方となるリサイクル経路を有するの
で、回収トナーを重力に逆らって搬送することが回避で
き、回収トナーにストレスがかかりにくいため、ストレ
スに起因するトナー凝集等を抑制することができる。
【００２５】請求項２の構成によれば、互いに隣り合う
前記作像ユニットにおける下方作像ユニットのクリーニ
ング手段と上方作像ユニットの現像手段とが上下方向に
おいて互いにその一部が重なり合う位置に配置されてい
るので、コンパクトのカラー画像形成装置を提供するこ
とができる。
前記作像ユニットにおける下方作像ユニットのクリーニ
ング手段と上方作像ユニットの現像手段とが上下方向に
おいて互いにその一部が重なり合う位置に配置されてい
るので、コンパクトのカラー画像形成装置を提供するこ
とができる。
【図１】本発明のカラー画像形成装置の全体構成を示す
概略図である。
概略図である。
【図２】図１のカラー画像形成装置における作像ユニッ
トを拡大して示した説明図である。
トを拡大して示した説明図である。
【図３】図１のカラー画像形成装置におけるクリーニン
グ手段を示す斜視図である。
グ手段を示す斜視図である。
【図４】図１のカラー画像形成装置におけるトナーリサ
イクル手段を示す説明図である。
イクル手段を示す説明図である。
１ カラープリンタ
７ 中間転写ベルト
８Ｙ，８Ｍ，８Ｃ，８ＢＫ 作像ユニット
１０ 感光体ドラム
１２ 現像装置
１３ クリーニング装置
１５ リサイクル管
１６ 搬送コイル
Claims (2)
- 【請求項１】 像担持体と、該像担持体の周囲に現像手
段とクリーニング手段とを有する複数の作像ユニットが
転写ベルト装置に対向配置されているカラー画像形成装
置において、 前記転写ベルト装置は、前記複数の作像ユニットが配置
された走行辺の一端側と他端側とで高さレベルが異なる
ように斜め配置されるとともに、各前記作像ユニットは
前記クリーニング手段が前記現像手段に比べて上方に配
置されており、前記クリーニング手段によって回収され
たトナーを前記現像手段へ供給するトナーリサイクル手
段を備え、該トナーリサイクル手段がほぼ水平か前記現
像手段側が下方となるリサイクル経路を有することを特
徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のカラー画像形成装置に
おいて、互いに隣り合う前記作像ユニットにおける下方
作像ユニットのクリーニング手段と上方作像ユニットの
現像手段とが上下方向において互いにその一部が重なり
合う位置に配置されていることを特徴とするカラー画像
形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002034036A JP2003233230A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | カラー画像形成装置 |
| US10/361,581 US7079796B2 (en) | 2002-02-12 | 2003-02-11 | Color image forming apparatus with toner recycling mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002034036A JP2003233230A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003233230A true JP2003233230A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27776656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002034036A Pending JP2003233230A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | カラー画像形成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7079796B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003233230A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008116638A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Ricoh Co Ltd | トナー、現像剤、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002091123A (ja) | 2000-07-14 | 2002-03-27 | Ricoh Co Ltd | カラー画像形成装置およびトナー補給装置 |
| KR100677587B1 (ko) * | 2005-05-23 | 2007-02-02 | 삼성전자주식회사 | 화상전사유닛 및 이를 구비한 전자사진방식 화상형성장치 |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1158817A (ja) | 1997-05-26 | 1999-03-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| JPH11149216A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Ricoh Co Ltd | 電子写真装置 |
| JP3515890B2 (ja) | 1997-11-26 | 2004-04-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置の帯電装置 |
| JP2000062259A (ja) | 1998-08-19 | 2000-02-29 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
| JP4294175B2 (ja) | 1998-09-30 | 2009-07-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP2001027852A (ja) | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| DE60032069T2 (de) | 1999-08-02 | 2007-07-05 | Ricoh Co., Ltd. | Gerät zur Bilderzeugung mit der Möglichkeit zur effektiven Darstellung von einem gleichmässigen Ladungspotential |
| JP2001092208A (ja) | 1999-09-22 | 2001-04-06 | Ricoh Co Ltd | カラー画像形成装置 |
| JP3935666B2 (ja) | 1999-09-30 | 2007-06-27 | 株式会社リコー | ノズル、トナー移送装置および画像形成装置 |
| JP3891468B2 (ja) | 1999-11-15 | 2007-03-14 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP3844658B2 (ja) | 2000-02-08 | 2006-11-15 | 株式会社リコー | 荷電ローラ、帯電装置、像担持体ユニット、画像形成装置及び荷電ローラへのフィルム材巻付方法 |
| JP2001265099A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| EP1925986B1 (en) | 2000-04-07 | 2009-12-30 | Ricoh Company, Ltd. | Methods for producing an image forming apparatus |
| JP2002091123A (ja) | 2000-07-14 | 2002-03-27 | Ricoh Co Ltd | カラー画像形成装置およびトナー補給装置 |
| JP4351814B2 (ja) | 2000-07-21 | 2009-10-28 | 株式会社リコー | カラー画像形成装置 |
| JP3535818B2 (ja) | 2000-08-31 | 2004-06-07 | 株式会社リコー | 容器およびこれの支持構造および画像形成装置 |
| JP2002174934A (ja) | 2000-09-26 | 2002-06-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、それに備える単色作像手段、およびそれに備えるトナーリサイクル装置 |
-
2002
- 2002-02-12 JP JP2002034036A patent/JP2003233230A/ja active Pending
-
2003
- 2003-02-11 US US10/361,581 patent/US7079796B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008116638A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Ricoh Co Ltd | トナー、現像剤、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US7079796B2 (en) | 2006-07-18 |
| US20030198491A1 (en) | 2003-10-23 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041025 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070515 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070712 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070807 |