JP2008137767A - エレベータの防犯装置 - Google Patents

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鉄兵 内田
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Abstract

【課題】不正持ち出し判別用のタグが付された物品をエレベータを用いて他の階に不正に持ち出すことを防止したエレベータの防犯装置を提供する。
【解決手段】
かご1のかご側出入口3に送信機14aおよびその送信機14aから発せられた電波を受信する受信機14bからなるセキュリティゲート14が設けられ、上記電波に共振する共振タグが店舗内の物品に付されている。乗客の乗降時において、上記電波に共振する共振タグの通過によって受信機14bの受信電波が変化した場合に、スピーカ18から所定の音声を出力して店員に報知するとともに、ドア駆動装置9によるかご側ドア5の閉駆動を禁止し、共振タグ付きの商品を所持した乗客のエレベータによる移動を阻止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特にエレベータが付設された建物内の物品を不正に持ち出されることを防止するエレベータの防犯装置に関する。
店舗内に陳列された商品を不正に持ち出すいわゆる万引きを防止するための万引き防止装置として、例えば特許文献1に記載の技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術は、電波を発信する送信機と、その送信機から発せられた電波を受信する受信機と、を所定の間隔をもって対向配置することでセキュリティゲートを構成し、そのセキュリティゲートを店舗の出入口付近に設置するとともに、上記電波に共振する不正持ち出し判別用の共振タグを店舗内の商品に取り付けたものである。すなわち、共振タグ付きの商品がセキュリティゲートを通過することによる受信電波の変化を上記受信機が感知したときに、ブザーを鳴らすことでその旨を店員に報知するようになっている。
なお、所定の会計処理時に店員が商品から共振タグを取り外すことで、会計処理済みの商品がセキュリティゲートを通過しても上述した報知が行われることはない。
また、エレベータの設置された一部の店舗では、エレベータの乗場出入口付近にセキュリティゲートを設置し、共振タグ付きの商品をエレベータによって他階へ持ち出すことを防止するようにしている。
特開2003−109130号公報
特許文献1に記載の技術では、共振タグ付きの商品がセキュリティゲートを通過したことを店員に報知するのみであって、エレベータとの協調または連動が考慮されていなかった。そのため、特にエレベータの設置された店舗においては、万引き犯がエレベータを用いて他の階に逃走してしまう恐れがあった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、不正持ち出し判別用のタグが付された物品をエレベータを用いて他の階に不正に持ち出すことを防止したエレベータの防犯装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、かご駆動手段により駆動されるかごと、ドア駆動手段により開閉駆動され、かごと乗場との間の出入口を開閉する出入口ドアと、を有するエレベータに付設され、上記エレベータの出入口近傍およびかご内のうち少なくとも一方に検出域を有し、物品に付された不正持ち出し判別用のタグの存在を検出する検出手段を備えていて、上記検出手段が上記タグの存在を検出した場合に、ドア駆動手段による出入口ドアの開閉駆動およびかご駆動手段によるかごの駆動のうち少なくとも一方の制御をもって、上記タグ付きの物品を所持した乗客のエレベータによる移動を阻止することを特徴としている。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明によれば、上記タグの付された物品を所持する乗客がエレベータにより他の階に移動しようとしてもその移動が阻止され、その乗客がエレベータを利用して他の階に移動することが防止される。
より望ましくは請求項2に記載のように、上記検出手段がかごに付設されていると、上記検出手段を各階にそれぞれ設ける必要がなくなる。
詳細には請求項3に記載のように、検出手段は、かご内に上記タグが存在することを直接的または間接的に検出するようになっていて、乗客の乗降時において、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出した場合に、かご駆動手段によるかごの駆動を禁止することで、上記タグ付きの物品を所持する乗客のエレベータによる移動を阻止することができる。
具体的には請求項4に記載のように、乗客の乗降時において、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出した場合に、ドア駆動手段による出入口ドアの閉駆動を禁止することで、かご駆動手段によるかごの駆動が間接的に禁止される。
または、請求項5に記載のように、乗客の乗降時において、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出した場合に、ドア駆動手段により出入口ドアを閉駆動してエレベータの出入口を全閉状態とした上で、ドア駆動手段による出入口ドアの開駆動を禁止すると、上記タグ付きの物品を所持する乗客をかご内に留まらせることができる。
その上で、より望ましくは請求項6に記載のように、乗客の乗降時において、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出した場合に、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出していない場合と同様の動作をもって、エレベータの出入口を全閉状態とすると、上記タグ付きの物品を所持する乗客に悟られることなく出入口を全閉することができ、戸閉動作中における上記乗客の逃走を防止することができる。
また、請求項7に記載のように、上記検出手段が乗場に検出域を有していて、乗客の乗降時において、かごが停止している階の乗場における上記タグの存在を上記検出手段が検出した場合に、ドア駆動手段により出入口ドアを閉駆動するようにすると、上記タグ付きの物品を所持する乗客がかごに乗る前に出入口を全閉し、その乗客のエレベータによる移動を阻止することができる。
請求項1に記載の発明によれば、上記タグの付された物品を所持する乗客がエレベータにて移動しようとしてもその移動が阻止されるため、上記タグが付された物品をエレベータを用いて他の階に不正に持ち出すことが防止できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、上記検出手段を各階にそれぞれ設ける必要がなくなり、コスト的に有利となるメリットがある。
図1は本発明のより具体的な第1の実施の形態として、店舗を有する建物に付設されたエレベータのかごを示す正面図である。また、図2は図1におけるA−A断面図である。なお、図1,2ではかご側および乗場側の両出入口を全開した状態を示している。
図1,2に示すように、エレベータのかご1および乗場2にはそれぞれかご側出入口3および乗場側出入口4が開口形成されていて、各出入口3,4は出入口ドアたるかご側ドア5および乗場側ドア6によって開閉されるようになっている。
戸開閉形式はいわゆる二枚両開き式であって、エレベータの制御装置7のうちドア制御部8からの指令に基づいて、ドア駆動手段たるドア駆動装置9がかご側ドア5を開閉駆動し、かご側ドア5およびそのかご側ドア5に係合した乗場側ドア6が、かご側敷居10および乗場側敷居11にそれぞれ案内されながら戸開閉動作することとなる。
また、周知のように、制御装置7のうち主制御部12の指令に基づいて動作するかご駆動手段たる巻上機13をもって、かご1が昇降駆動されるようになっている。なお、当然のことながら、かご側出入口3および乗場側出入口4が全閉状態でなければかご1を昇降駆動できないように、巻上機13が主制御部12をもって制御されている。
そして、かご側敷居10には柱状の送信機14aおよび受信機14bがかご側出入口3を挟んで対向配置されていて、その送信機14aおよび受信機14bをもって検出手段たるセキュリティゲート14が構成されている。なお、送信機14aおよび受信機14bの上端はそれぞれブラケット15をもってかご1に固定されている。
送信機14aは所定の電波を送信するための送信アンテナを内蔵している一方で、受信機14bは上記電波を受信するための受信アンテナを内蔵している。すなわち、上記電波に共振する不正持ち出し判別用の共振タグが送信機14aと受信機14bの間に存在する場合に、その共振タグが上記電波に共振することで受信機14bの受信電波が変化するため、その受信電波の変化をもって送信機14aと受信機14bとの間に共振タグが存在することが検出されることとなる。換言すれば、セキュリティゲート14はかご側出入口3に検出域を有していて、セキュリティゲート14がかご側出入口3を通過する共振タグを検出することで、かご1内における共振タグの存在を間接的に検出するようになっている。なお、共振タグは店舗内に陳列された商品等に付されている。
詳細には、受信機14bが受信した受信電波に基づいて、受信機14bに接続された制御装置7の判定処理部16が、かご1内における共振タグの存在の有無を判定する。つまり、かご1が乗場2に着床して両出入口3,4を開放したとき、すなわち乗客の乗降時に、セキュリティゲート14が共振タグを検出すると、共振タグ付きの商品を所持する乗客がかご1に乗ったものと判断するようになっている。
図3は制御装置7の処理内容を示すフローチャートである。
制御装置7は、乗客の乗降時において、所定の割り込み時間毎に図3に示す処理を行い、その処理に基づいてドア駆動装置9を制御する。
具体的には、まず、判定処理部16がかご1内における共振タグの存在の有無を確認する(ステップS1)。ここで、かご1内に共振タグが存在すると判断した場合には、判定処理部16からドア制御部8およびスピーカ制御部17に指令を発し、ドア駆動装置9によるかご側ドア5の閉駆動を禁止するとともに(ステップS2)、スピーカ18から所定の音声を出力する(ステップS3)。すなわち、両出入口3,4の全開状態を維持し、巻上機13によるかご1の昇降駆動を間接的に禁止するとともに、スピーカ18から警報を鳴らすことで、共振タグ付きの商品を所持する乗客がかご1に乗り込んだことを店員に報知する。したがって、上記乗客のエレベータによる移動が阻止される。
そして、ステップS1にてかご1内における共振タグの存在が検出されてから所定の時間が経過したことを条件に(ステップS4)、戸閉駆動禁止状態を解除するとともに(ステップS5)、スピーカ18からの音声出力を停止し(ステップS6)、平常の運転状態に復帰する。
なお、所定の会計処理時に店員が商品から共振タグを取り外すことで、会計処理済みの商品がセキュリティゲート14を通過しても上述したように防犯装置が作動することはない。または、所定の会計処理時に店員が共振タグの機能を無効化する処理を行うようにしてもよい。
したがって、本実施の形態によれば、共振タグの付された商品を所持する乗客がエレベータにて移動しようとしてもその移動が阻止されるため、共振タグが付された商品をエレベータを用いて他の階に不正に持ち出すことが防止できる。
また、セキュリティゲート14をかご1に付設しているため、そのセキュリティゲート14を各階にそれぞれ設ける必要がなくなり、各階の乗場2にセキュリティゲート14を設置した場合に比べてコスト的に有利となる。
図4,5は、第1の実施の形態における制御装置7の処理内容の変形例を示すフローチャートである。
図4に示す変形例は、乗客の乗降時において、かご1内に共振タグの存在を検出して防犯装置が作動した場合に、所定の解除操作を行うことで平常の運転状態に復帰するようにしたものである(ステップS7)。
ここで、上記解除操作としては、例えば乗場2に設けられた図示外の操作盤をもって行うようにしてもよく、かご1内に設けられた図示外の操作盤のうち錠付きのカバー内に解除操作用のスイッチを設けてもよい。
一方、図5に示す変形例では、乗客の乗降時において、かご1内に共振タグの存在を検出して防犯装置が作動した場合に、かご1内に共振タグが存在しなくなったことを条件に、平常の運転状態に復帰するようにしている(ステップS8)。
すなわち、乗客の乗降時に、セキュリティゲート14を共振タグが通過したことをもって、共振タグ付きの商品を所持する乗客がかご1に乗ったものと判断する一方で、セキュリティゲート14を再び共振タグが通過したことをもって、上記乗客がかご1から降りたものと判断するようになっている。つまり、万引きはそれほど頻繁に起こるものではないため、乗客の乗降時にセキュリティゲート14を共振タグが通過したことを検出した後、最初に共振タグがセキュリティゲート14を共振タグが通過した場合には、共振タグ付きの商品を所持する乗客がかご1から降りた可能性が非常に高いことから、そのように判断するようにしている。
したがって、上記変形例によれば、人為的な解除操作または上記乗客がかご1から降りたことを条件に、平常の運転状態に復帰するため、より確実に上記乗客のエレベータによる移動を阻止することができるメリットがある。
図6は本発明の第2の実施の形態として、第1の実施の形態における制御装置7の処理内容のさらなる変形例を示すフローチャートである。
図6に示す第2の実施の形態では、乗客の乗降時において、かご1内に共振タグの存在が検出された場合に(ステップS1)、平常時と同様に、すなわちかご1内における共振タグの存在を検出していない場合と同様の動作をもって、ドア駆動装置9によりかご側ドア5を閉駆動し、両出入口3,4を全閉状態とする(ステップS9)。
その上で、主制御部12、ドア制御部8およびスピーカ制御部17に判定処理部16から指令を出力し、巻上機13によるかご1の昇降駆動を禁止するとともに(ステップS10)、ドア駆動装置9によるかご側ドア5の開駆動を禁止し(ステップS11)、スピーカ18から所定の音声を出力する(ステップS12)。
つまり、共振タグ付きの商品を所持する乗客がかご1に乗っている状態で両出入口3,4を全閉するとともに、かご1の昇降駆動を禁止することで、その乗客のエレベータによる移動を阻止するとともに、その乗客をかご1内に留まらせる。
そして、ステップS1にてかご1内における共振タグの存在が検出されてから所定の時間が経過したことを条件に(ステップS13)、戸開駆動禁止状態を解除して両出入口3,4を全開するとともに(ステップS14,15)、かご駆動禁止状態を解除し(ステップS16)、さらに、スピーカ18からの音声出力を停止し(ステップS17)、平常の運転状態に復帰する。
したがって、本実施の形態によれば、上記乗客のエレベータによる移動を阻止できる上に、上記乗客をかご1内に留まらせることで、その乗客の逃走を確実に防止することができる。
特に、上記乗客がかご1に乗った後、両ドア5,6が平常時と同様に戸閉動作して両出入口3,4を全閉するため、上記乗客に防犯装置が作動していることを悟られることなく両出入口3,4を全閉し、戸閉動作中に上記乗客がかご1から降りて逃走することを防止できるメリットがある。
図7,8は、第2の実施の形態における制御装置7の処理内容の変形例を示すフローチャートである。
図7に示す変形例は、乗客の乗降時において、かご1内に共振タグの存在を検出して防犯装置が作動した場合に、所定の解除操作を行うことで平常の運転状態に復帰するようにしたものである(ステップS18)。
この場合の解除操作としては、例えば乗場2に設けられた図示外の操作盤をもって行うようにするとよい。
また、図8に示す変形例は、乗客の乗降時において、かご1内に共振タグの存在を検出して防犯装置が作動した場合に、所定の解除操作を行うか、またはかご1内に共振タグの存在が検出されてから所定の時間が経過したことを条件に、平常の運転状態に復帰するようにしたものである(ステップS19,20)。
したがって、上記変形例においても第2の実施の形態とほぼ同様の効果が得られる。
図9は本発明における第3の実施の形態を示す図であって、エレベータのかごを示す正面図である。
図9に示す第3の実施の形態は、第1の実施の形態におけるセキュリティゲート14に代えて、かご1床面に検出手段として送受信マット19を設けたものである。送受信マット19は、かご1内に検出域を有しているとともに、第1の実施の形態における共振タグに代えて店舗内に陳列された商品等に付したICタグと無線通信することで、かご内におけるICタグの存在を直接的に検出するようになっている。なお、送受信マット19は第1の実施の形態と同様に制御装置7に接続されている。
そして、この第3の実施の形態においても、乗客の乗降時にかご1内のICタグが検出された場合には、第1の実施の形態と同様に、ICタグ付きの商品を所持する乗客のエレベータによる移動を阻止することで、第1の実施の形態とほぼ同様の効果が得られる上に、かご1内のICタグを直接的に検出するようになっているため、かご1内にICタグが存在することをより正確に検出することができるメリットがある。
図10は本発明における第4の実施の形態を示す図であって、エレベータのかごを示す正面図である。
図10に示す第4の実施の形態は、第3の実施の形態における送受信マット19に代えて、かご1の室内天井に送受信アンテナ20を検出手段として設けたものである。送受信アンテナ20は、乗場2のうち乗場側出入口4近傍に検出域を有しているとともに、第1の実施の形態と同様に制御装置7に接続されている。
図11は図10における制御装置7の制御内容を示すフローチャートである。
この第4の実施の形態では、乗客の乗降時において、乗場2にICタグの存在を検出すると(ステップS21)、主制御部12、ドア制御部8およびスピーカ制御部17に判定処理部16から指令を出力し、両出入口3,4を全閉するとともに(S22)、スピーカ18から所定の音声を出力し(ステップS23)、巻上機13をもってかご1をそのときの走行方向に一階床移動させる(ステップS24)。
その上で、スピーカ18からの音声出力を停止し(ステップS25)、両出入口3,4を全開し(ステップS26)、平常の運転状態に復帰する。
すなわち、ICタグが付された物品を所持する乗客がかご1に乗ろうとしたときに、その乗客がかご1に乗る前に両出入口3,4を全閉してかご1が移動することで、その乗客のエレベータによる移動を阻止する。
したがってこの第4の実施の形態によれば、上記乗客をかご1に乗せないようにすることで、かご1に乗っている一般客に迷惑をかけることなく、上記乗客のエレベータによる移動を阻止できる。
なお、上述した第1〜第4の実施の形態では、本発明を戸開閉形式が二枚両開き式のエレベータに適用したが、本発明は戸開閉形式を問わずに適用可能であることは言うまでもなく、例えば図12の(a),(b)に示すように戸開閉形式が二枚片開き式のエレベータに適用することも可能である。
本発明の第1の実施の形態として、エレベータのかごを示す正面図。 図1におけるA−A断面図であって、エレベータのかごおよび乗場を示す図。 図1における制御装置の処理内容を示すフローチャート。 第1の実施の形態における制御装置の処理内容の変形例を示すフローチャート。 第1の実施の形態における制御装置の処理内容のさらなる変形例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態として、制御装置の処理内容を示すフローチャート。 第2の実施の形態の変形例を示すフローチャート。 第2の実施の形態のさらなる変形例を示すフローチャート。 本発明の第3の実施の形態として、エレベータのかごを示す正面図。 本発明の第4の実施の形態として、エレベータのかごを示す正面図。 図10における制御装置の処理内容を示すフローチャート。 第1の実施の形態のさらなる別の変形例を示す図であって、同図(a)はエレベータのかごを示す正面図、同図(b)は同図(a)におけるB−B断面図。
符号の説明
1…かご
2…乗場
3…かご側出入口
4…乗場側出入口
5…かご側ドア(出入口ドア)
6…乗場側ドア(出入口ドア)
9…ドア駆動装置(ドア駆動手段)
13…巻上機(かご駆動手段)
14…セキュリティゲート(検出手段)
19…送受信マット(検出手段)
20…送受信アンテナ(検出手段)

Claims (7)

  1. かご駆動手段により駆動されるかごと、ドア駆動手段により開閉駆動され、かごと乗場との間の出入口を開閉する出入口ドアと、を有するエレベータに付設され、
    上記エレベータの出入口近傍およびかご内のうち少なくとも一方に検出域を有し、物品に付された不正持ち出し判別用のタグの存在を検出する検出手段を備えていて、
    上記検出手段が上記タグの存在を検出した場合に、ドア駆動手段による出入口ドアの開閉駆動およびかご駆動手段によるかごの駆動のうち少なくとも一方の制御をもって、上記タグ付きの物品を所持した乗客のエレベータによる移動を阻止することを特徴とするエレベータの防犯装置。
  2. 上記検出手段がかごに付設されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの防犯装置。
  3. 検出手段は、かご内に上記タグが存在することを直接的または間接的に検出するようになっていて、
    乗客の乗降時において、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出した場合に、かご駆動手段によるかごの駆動を禁止することを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの防犯装置。
  4. 乗客の乗降時において、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出した場合に、ドア駆動手段による出入口ドアの閉駆動を禁止することを特徴とする請求項3に記載のエレベータの防犯装置。
  5. 乗客の乗降時において、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出した場合に、ドア駆動手段により出入口ドアを閉駆動してエレベータの出入口を全閉状態とした上で、ドア駆動手段による出入口ドアの開駆動を禁止することを特徴とする請求項3に記載のエレベータの防犯装置。
  6. 乗客の乗降時において、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出した場合に、上記検出手段がかご内における上記タグの存在を検出していない場合と同様の動作をもって、エレベータの出入口を全閉状態とすることを特徴とする請求項5に記載のエレベータの防犯装置。
  7. 上記検出手段が乗場に検出域を有していて、乗客の乗降時において、かごが停止している階の乗場における上記タグの存在を上記検出手段が検出した場合に、ドア駆動手段により出入口ドアを閉駆動するようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベータの防犯装置。
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