JP2008134350A - 映像投写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広角化と共に、歪みのない良好な大画面の表示が可能であり、小型化に適した映像投写装置(プロジェクタ)の構造を提供する。
【解決手段】略箱型の筐体100の内部に、光源ユニット200と、光変調ユニット300と、光変調ユニットからの映像光を拡大して投写する投写光学ユニット400とを備えた映像投写装置(プロジェクタ)において、投写光学ユニットは、映像表示素子から光の投写に向かって、順に、光軸に対して対称に配置された複数のレンズ素子からなるレンズ群と、当該光軸に対して非軸対称な形状を有するレンズ素子とを有しており、更に、筐体の外部には、光軸に対して非軸対称な自由曲面形状の反射ミラーを備えており、当該反射ミラーを移動することにより所定の位置に設置可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像表示素子の画像を拡大してスクリーンなどの投写面上に投写して画像表示を行う映像投写装置に関し、特に、斜め方向からの投写に伴う投影像の歪を補正・低減して長方形の投影像を得ることが可能な映像投写装置に関する。
光源からの光を、例えば、液晶映像表示素子上に表示した画像を通過させた後、当該光を複数のレンズから構成される投写光学ユニットを介してスクリーン(投写面)上に拡大して投写する映像投写装置(所謂、プロジェクタ)は、既に、各種のものが知られ、かつ、実用化されている。かかる装置は、その使用形態から、持ち運び可能であることが強く要求されることから、特に、その小型化が求められると共に、スクリーン上に充分な大きさの拡大映像を、歪みなく得ることが要求される。
ところで、従来、例えば、以下の特許文献1によれば、映像をフロント投写とリア投写とで切換えて投写することを可能とすることを目的として、リア投写用のミラーをプロジェクタ本体と一体に構成し、当該リア投写時においても大画面で投写することができ、かつ、小型で投写映像の品質を向上するプロジェクタが既に知られている。
また、例えば下記の特許文献2〜3に記載されているように、投影画面を投影系の光軸に対して垂直方向にシフトすると共に、やはり投影系の光軸に対して所定の角度傾けて配置された付加光学系とを用いて、映像をスクリーンに対して斜め方向に拡大投影する投影装置又は光学系が既に知られている。なお、ここで言う付加光学系(アフォーカルコンバータ)とは、投影像の大きさを変換する作用を有する光学系であり、スクリーンに対する斜め方向からの投写に伴う投影像の歪を補正・低減して長方形の投影像を得るためのものである。
加えて、上記のレンズ(透過系光学素子)に代えて複数の反射鏡(反射系光学素子)を用い、映像表示素子の画像をスクリーン(投写面)上に拡大して投写する反射型結像光学系も、例えば下記の特許文献4によって、既に、知られている。
特開2006−259252号公報 特開平5−134213号公報 特開2000−162544号公報 特開2004−157560号公報
即ち、上記特許文献1に記載の映像投写装置(プロジェクタ)により映像をスクリーンに対して斜め方向から投写すると、投写映像には、所謂、台形歪みが生じる。これを解消するために、上記特許文献2に記載の投写光学ユニットでは、スクリーン側に配置された付加光学系(アフォーカルコンバータ)を偏心させて台形歪み抑える構成としている。しかしながら、かかる偏心付加光学系を構成するレンズは、広角化が困難であり、そのため、必要な倍率の投影像を得るためには、投写装置からスクリーンまでの距離が大きくなってしまい、また、投影画面と投影系との間の距離も大きくなってしまい、そのため、装置全体が大きく(特に、光学ユニットの光軸方向の長さ)なってしまうという問題点がある。加えて、上述した偏心付加光学系を構成するレンズとしては、口径の大きな付加光学系が必要となるが、それに伴って、投写光学ユニットのコスト上昇の原因となってしまうことにもなる。
また、上記特許文献3に記載の投写光学ユニットにおいても、上記特許文献2と同様、広角化が困難であり、かつ、使用するレンズを個別に偏心させる必要があるため、その製造が難しく、加えて、やはり口径の大きな付加光学系が必要となり、投写光学ユニットのコスト上昇の原因となってしまう。
一方、上記特許文献4に記載の反射型結像光学系においては、従来の透過型の結像光学系(レンズ系)に代えて反射光学系(反射鏡)を利用することにより、結像光学系の大型化を抑え且つ広画角化を図るものである。しかしながら、反射鏡での光の偏心(偏向)量が大きなことから、特に、装置内において、その傾斜角度も含めて複数の反射鏡を正確な位置に配置することが難しく、また、振動によっても容易に反射鏡の傾斜角度等が変化してしまうことから、やはり、その製造が極めて難しいという問題点があった。
そこで、本発明では、装置の外形が大きくすることなく広角化を可能とすると共に、小型化が比較的容易であり、即ち、口径の大きな付加光学系を必要とすることなく、かつ、投写映像に台形歪みが生じず、コンパクトな外形寸法とするのに好適な映像投写装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記の目的を達成するため、まず、映像表示素子の映像を拡大して投写する映像投写装置であって、略箱型の筐体と、前記筐体の内部に配置され、内部に光源を備えた光源部と、前記筐体の内部に配置され、前記光源部からの光を前記映像表示素子により変調して映像光を形成する光変調部と、前記筐体の内部に配置され、前記光変調部からの映像光を拡大して投写する投写光学部とを備えてなる映像投写装置において、前記投写光学部は、前記映像表示素子から光の投写に向かって、順に、光軸に対して対称に配置された複数のレンズ素子からなるレンズ群と、当該光軸に対して非軸対称な形状を有するレンズ素子とを有しており、更に、前記筐体の一部に取り付けられ、当該筐体の外部において、前記投写光学部の光軸に沿った所定の位置に設置可能であり、もって、当該投写光学部から射出される映像光を反射する反射ミラーを備えており、かつ、当該反射ミラーは、前記投写光学部の光軸に対して非軸対称な自由曲面形状を有している映像投写装置が提供されている。
また、本発明によれば、前記に記載した映像投写装置において、前記反射ミラーは、前記筐体に対して移動可能に機械的に結合されて構成されていることが好ましく、更に、電源部を前記筐体の内部に備えると共に、当該箱型の筐体の平面寸法を、30cm×30cm以内にすることが好ましい。又は、前記光源部の光軸と前記光変調部との光軸が所定の角度だけ傾斜していることが好ましい。
以上の本発明によれば、容易に広角化を可能とすると共に、口径の大きな付加光学系を必要とすることなく小型化が可能であり、かつ、投写映像に台形歪みが生することなく、好適な映像を拡大して投写する映像投写装置を提供すること可能にするという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。添付の図1は、本発明の一実施の形態になる映像投写装置(所謂、プロジェクタ)の構成を示す斜視図であり、この図においては、当該投写装置本体の一部に切り欠きを設けた略箱型の筐体100(外形:30cm×30cm)内に収納された構成要素が示されている。
まず、この筐体100内には、水銀ランプやハロゲンランプ等、高輝度の白色光を発生するランプや集光ミラーなどを含む光源ユニット200と、例えば、外部のパーソナルコンピュータから入力される画像又は映像を表示する画像表示素子を含み、上記光源ユニット200から照射された光を当該画像表示素子で変調する光変調ユニット300と、当該光変調ユニット300から出射した光を拡大して照射するための投写光学ユニット400と、そして、例えば、商用電源からの電力を入力して上記の各ユニットに対して必要な電圧/電流を供給するための電源ユニット500を備え、更には、筐体100の一部(図示の例では、左上側面の一部)には、後にも詳細に説明する自由曲面ミラー600が、光の出射口を覆う板状の部材610により、回動可能に取り付けられている。なお、図中の参照番号611、612は、自由曲面ミラー600をその両端で補強すると共に、板状の部材610の先端に、所定の角度で傾斜して固定するための、所謂、補強部材を示している。
即ち、添付の図2にも示すように、上記の自由曲面ミラー600の下端に固定された板状の部材610は、上記映像投写装置の筐体100の一部(図示の例では、筐体の左側面下端部)に形成された軸受部111によって機械的に連結されており、そして、図に破線で示すように、当該軸受部111を中心として、回動可能に取り付けられている。なお、この図において、上記投写光学ユニット400から射出して自由曲面ミラー600の表面で反射される光が、矢印で示されている。
次に、添付の図3には、上記に概略構成を示した映像投写装置において、特に、その光学的な要素である光源ユニット200、光変調ユニット300、投写光学ユニット400と、そして、上記自由曲面ミラー600を中心に説明する。
図示しないが、その内部に高輝度の白色光を発生するランプや集光ミラーなどを含む光源ユニット200からの光の一部は、例えば、光変調ユニット300を構成するハーフミラー311とミラー312を介して、液晶画像表示素子である、例えば、透過型の赤色用(R)液晶パネル313Rへ、他の一部は、ハーフミラー311と第2のハーフミラー314を介して、透過型の緑色用(G)液晶パネル313Gへ、そして、残りの一部は、ハーフミラー311と第2のハーフミラー314、更に、ミラー315、316を介して、透過型の青色用(B)液晶パネル313Bへ導かれ、それぞれ、表示する画像又は映像に従って変調される。その後、これらの変調された光は、光合成プリズム320によって、投写されるカラー映像光として合成される。その後、上記の光合成プリズム320によって合成されたカラー映像光は、以下に詳細に説明するように、前方レンズ群410と後方レンズ群420とを含む投写光学ユニット400、更には、上記の自由曲面ミラー600を介して、図の矢印で示すように、図示しないスクリーン等の上に投写されることとなる。
次に、添付の図4を参照しながら、上記映像投写装置の投写光学ユニットの基本的な光学構成について説明する。なお、この図に示したXYZ直交座標系は、上記光合成プリズム320によって合成されたカラー映像光が投射される平面をXY平面として設定されており、上記投写光学ユニットの光軸は、YZ断面に相当する。
この図4にも示すように、投写光学ユニットは、光源8(図1又は3の光源ユニット200に対応)からの光を入射して所望の映像を射出する画像表示素子1(図3の三枚の液晶パネル313R、313G、313Bが対応。但し、ここでは、1枚だけを示す)、プリズム10(図3の光合成プリズム320に対応)、前方レンズ群2(図3の401に対応)と後方レンズ群(図3の402に対応)3とを含む2つのレンズ群から構成される透過(レンズ)光学系、そして、回転対称でない(即ち、非回転対称)の自由曲面形状の反射面を有する反射鏡(以下、自由曲面ミラーと言う)4(図3の600に対応)を含む反射光学系とによって構成される。
以上のような構成になる投写光学ユニットでは、上記画像表示素子1からプリズム10を介して射出した光は、まず、レンズ光学系を構成する前方レンズ群2に入射される。なお、後にもその詳細を説明するが、この前方レンズ群2は、回転対称な面形状を有する、正のパワー及び負のパワーを有する複数の屈折レンズを含んで構成されている。その後、この前方レンズ群2から射出した光は、少なくとも一方の面が回転対称でない(回転非対称の)自由曲面の形状を有する複数(本例では2枚)のレンズを含めた複数のレンズから構成される後方レンズ群3を通過する。そして、後方レンズ群3から射出した光は、更に、回転対称でない自由曲面形状の反射面を有する反射鏡(以下、自由曲面ミラーと言う)4を含む反射光学系で拡大反射された後、所定のスクリーン5(例えば、部屋の壁面やシート状のスクリーン等)上に投写されることとなる。
なお、本実施の形態では、上記図4からも明らかなように、従来技術(特に、上述の特許文献2や3)のように投影画面(表示素子)を投影系の光軸に対して垂直方向にシフトし、更には、投影系の光軸に対して所定の角度傾けて付加光学系を配置する光学系とは異なり、上記画像表示素子(即ち、液晶パネル)1は、その表示画面の中央がレンズ光学系のほぼ光軸上に位置するように配置されている(即ち、共軸光学系を形成している)。従って、上記画像表示素子1の表示画面の中央から出てレンズ光学系の入射瞳の中央を通ってスクリーン5上の画面中央に向かう光線11は、ほぼ、レンズ光学系(上記前方レンズ群2と後方レンズ群3を含む)の光軸に沿って進む(以下、これを「画面中央光線」という)。その後、この画面中央光線11は、上記反射光学系(自由曲面ミラーを含む)の自由曲面形状を有する反射面4上の点P2で反射された後、スクリーン5上の画面中央の点P5に、スクリーンの法線7に対して下方から斜めに入射する。この角度を以下、「斜め入射角度」と称し、θsで表わすこととする。このことは、即ち、前記レンズ光学系の光軸に沿って通過した光線がスクリーンに対して斜めに入射していることで、実質的にレンズ光学系の光軸がスクリーンに対して斜めに設けられている(斜め入射系となる)ことを意味することとなる。
なお、通常、上述したように、スクリーンに対して光線を斜めに入射すると、上記画像表示素子1から投写された長方形の形状が台形になる、所謂、台形歪を含め、その他にも、光軸に対して回転対称でないことによる種々の収差が生じることとなるが、しかしながら、本発明では、これらを前記レンズ光学系を構成する後方レンズ群3と、そして、前記反射光学系の反射面とで補正するものである。
特に、上記画像表示素子1から投写された光線を、前記反射光学系を構成する反射鏡4の反射面で拡大反射してスクリーン5上に斜めに入射することによれば、レンズにより得られる光の偏心量(偏向角)に比較し、より大きな偏心量(偏向角)が得られ、また、収差も生じ難くいことから、装置の大型化を抑え、且つ、広画角化を図ることが可能となる。即ち、上記前方レンズ群2と後方レンズ群3を含むレンズ光学系を、上述した従来技術(特に、上述の特許文献1や2)の付加光学系(アフォーカルコンバータ)を偏心させて台形歪み抑える構成に比較して、より口径の小さな光学系として構成することが可能となる。
また、上記反射光学系を構成する反射鏡4の反射面に入射する光を、上述したように、前記レンズ光学系により所定の大きさまで拡大して投射することから、従来の反射鏡だけで拡大投射系を構成する構造(例えば、上述した特許文献4)に比較しても、その製造が容易となる。即ち、レンズ光学系を反射光学系とは個別に製造し、その後、装置筐体内において、これら両者の位置を固定調整する構成とすることにより、特に、量産に適したものとなる。また、上記のように、台形歪等を補正するための後方レンズ群3を、前記前方レンズ群2の前方に配置する構成によれば、この後方レンズ群3と前方レンズ群2との間の間隔を小さくして配置することが可能となることから、当該投写光学ユニットを搭載する装置(即ち、プロジェクタ)を全体的にコンパクトとすることが出来るという好適な効果が得られる。
このように、自由曲面形状を有する透過型のレンズ光学系と、自由曲面形状を有する反射光学系とを組み合わせることによれば、特に、映像投写装置であるプロジェクタに適用した場合、当該装置に対して強く要求される広画角化を、確実かつ比較的容易に実現し、かつ、装置全体を小さくして、コンパクトな装置として実現することが可能となる。
次に、添付の図5及び図6には、上記投写型映像表示装置を構成する投写光学ユニットのレンズ光学系及び反射光学系を含む光学素子の詳細が示されている。即ち、図5は上記投写光学ユニットの斜視図であり、図6はその垂直方向断面(図6(a))及びその水平方向断面(図6(b))をそれぞれ示している。
これらの図にも示されるように、レンズ光学系では、映像表示素子1からプリズム10を介して出射される映像は、まず、回転対称形状を有する複数のレンズを含む前方レンズ群2に入射される。上述したように、前方レンズ群2は、回転対称の球面レンズと非球面レンズとを含んでいる。なお、これらの図における符号35は、上述した前方レンズ群2と後方レンズ群3と間に配置された折り曲げミラー35を示している。
また、後方レンズ群3は、少なくとも2つの自由曲面レンズにより構成されている。これらの図にも示すように、反射鏡4の反射面S23に最も近い自由曲面レンズ31は、その光の射出方向に凹部を向けており、かつ、前記スクリーンの下端に入射する光線が通過する部分の曲率が、前記スクリーンの上端に入射する光線が通過する部分の曲率よりも大きく設定されている。即ち、自由曲面レンズとは、その光の射出方向に凹部を向けて湾曲されており、かつ、スクリーンの下端に入射する光線が通過する部分の曲率が、前記スクリーンの上端に入射する光線が通過する部分の曲率よりも大きい形状を有するものとする。
また、本実施形態では、次の条件を満たすように構成されている。即ち、上記の図4に示す断面内において、上記画像表示素子1の画面下端から射出されて前方レンズ群2の入射瞳の中央を通り、スクリーン5の画面上端の点P6に入射する光線を光線12とする。この光線12が自由曲面ミラー4を通過する点P3からスクリーン上の点P6にまで至る光路長をL1とする。また、上記画像表示素子1の画面上端から射出されて前方レンズ群2の入射瞳の中央を通り、スクリーン5の画面下端の点P4に入射する光線を光線13とする。この光線13が自由曲面ミラー4を通過する点P1からスクリーン上の点P4にまで至る光路長をL2とする。そして、上述した投写光学ユニットでは、上記L1、L2が次の式を満足するように構成されている。
Figure 2008134350
但し、ここで、Dvは図4の断面内でのスクリーン上の画面の大きさであり、言い換えると、スクリーン上の画面上端の点P6から画面下端の点P4までの距離である。また、θsは上記斜め入射角度である。
一方、前記画像表示素子1は、その表示画面の中央を前記レンズ光学系の光軸上に位置するように配置されているが、或いは、添付の図7にも示すように、当該表示画面の法線は前記レンズ光学系の光軸に対して僅かに傾けて配置することが望ましいであろう。
なお、上記の図4を見ると、前述したように、点P3から点P6に到る光路長は、点P1から点P4に到る光路長よりも長くなっている。これは、レンズ光学系から見て、スクリーン上の像点P6が像点P4よりも遠くにあることを意味している。そこで、スクリーン上の像点P6に対応する物点(表示画面上の点)がよりレンズ光学系に近い点に、また、像点P4に対応する物点がよりレンズ光学系から遠い点にあれば、像面の傾きを補正できる。そのためには、上記図7にも示すように、前記画像表示素子1の表示画面中央の法線ベクトルを、スクリーン5の法線と画面中央光線を含む平面内において、レンズ光学系の光軸に対して僅かに傾けるようにすることが好ましい。そして、その傾斜の方向は、スクリーン5が位置する方向と反対方向とすることが好ましい。
なお、光軸に対して傾いた像平面を得るのに物平面を傾ける方法は知られているが、実用的な大きさの画角では、物平面の傾きによる像面は、光軸に対して非対称な変形を生じ、回転対称な投写レンズでは補正が困難であった。本実施形態では、上記の後方レンズ群3において、回転非対称の自由曲面レンズ31を、更には、やはり自由曲面レンズ32を用いているため、非対称な像面の変形に対応することができる。このため、物平面を傾けること、すなわち映像表示素子の表示面を傾けることで、低次の像面の歪を大きく低減できることから、自由曲面による収差補正を補助する上で効果的である。
次に、上記した各光学要素の作用については、前記レンズ光学系ではその前方レンズ群2(レンズ21〜25)が、前記画像表示素子1の表示画面をスクリーン5上に投写するための主レンズを構成しており、回転対称な光学系における基本的な収差を補正する。また、前記レンズ光学系の後方レンズ群3(レンズ31〜34)は回転対称でない(回転非対称)自由曲面形状を有するレンズで構成されている。更に、前記反射光学系4は、回転対称でない自由曲面形状を有する反射面で構成されるため、主として、斜め入射によって生じる収差の補正を行う。このように、前記反射光学系をなすミラー4が主として台形歪を補正し、他方、レンズ光学系の後方レンズ系群3が主として像面の歪みなどの非対称な収差の補正を行う構成となっている。
以上のように、本発明の実施形態では、前記反射光学系は回転対称でない自由曲面形状を有する1枚の反射面(ミラー)4で構成され、前記レンズ光学系の後方レンズ群3は、両面共に回転非対称な自由曲面形状を有する2枚の透過型レンズを(反射ミラー4側のレンズ31及び32)含んで構成されている。なお、ここで、自由曲面ミラー4は、その反射方向に凸部を向けるように湾曲されている。そして、自由曲面ミラー4のスクリーンの下端に入射する光線を反射する部分の曲率は、前記スクリーンの上端に入射する光線を反射する部分の曲率よりも大きく設定されている。また、スクリーンの下端に入射する光線を反射する部分がその反射方向に対し凸形状を為し、他方、前記スクリーンの上端に入射する光線を反射する部分がその反射方向に凹形状を為すようにしてもよい。
反射光学系の反射面(ミラー)4における座標原点と、前方レンズ群2のうち最も反射面(ミラー)4に近いレンズ面との間の光軸方向での距離は、前方レンズ群2の焦点距離の5倍、又は、それ以上に設定することが望ましい。これによれば、反射光学系の自由曲面形状を有する反射面により、台形歪収差をより効果的に補正し、もって、良好な性能を得ることができる。
以下、本発明の具体的な数値実施例について説明する。
まず、添付の図8及び図9、更には、以下の表1〜表4を用いて、上記に説明した本実施例になる投写光学ユニットの詳細を、特に、そのレンズ光学系及び反射光学系を含む光学素子の具体的な数値を示しながら説明する。なお、これらの図は、第1の数値例に基づく本発明に係る光学系の光線図を示している。即ち、図8は、前述した図4のXYZ直交座標系におけるYZ断面、即ち、光学系をZ軸方向に展開して示している。また、図9はXZ断面での構成を示しており、この図では、詳細構造を上記図5及び図6に示すように、レンズ光学系を構成するレンズ光学系の前方レンズ群2と後方レンズ群3との途中に折り曲げミラー35を設置し、もって、光路をX軸方向に一度折り曲げている。
本例において、図8の下側に表示した映像表示素子1から射出した光は、複数のレンズを含むレンズ光学系のうち、まず回転対称形状の面のみを有するレンズのみで構成される前方レンズ群2を通過する。そして、回転非対称の自由曲面レンズを含む後方レンズ群3を通り、反射光学系である自由曲面ミラー4の反射面で反射される。その反射光は、その後スクリーン5に入射される。
ここで、レンズ光学系の前方レンズ群2は、全て、回転対称な形状の屈折面を持つ複数のレンズにより構成されており、これらレンズの屈折面のうち4つは回転対称な非球面であり、他は球面である。なお、ここに用いられた回転対称な非球面は、各面毎のローカルな円筒座標系を用いて、次の式で表される。
Figure 2008134350
ここで、「r」は光軸からの距離であり、「Z」はサグ量を表している。また、「c」は頂点での曲率、「k」は円錐定数、「A」から「J」は上記「r」のべき乗の項の係数である。
一方、前記レンズ光学系の後方レンズ群3を構成する自由曲面は、各面の面頂点を原点とするローカルな直交座標系(x、y、z)を用い、X、Yの多項式を含む次の式で表わされる。
Figure 2008134350
ここで、「Z」はX、Y軸に垂直な方向で自由曲面の形状のサグ量を表わしており、「c」は頂点での曲率、「r」はX、Y軸の平面内での原点からの距離、「k」は円錐定数、「C(m、n)」は多項式の係数である。
次に、以下の表1は、本実施例に係る光学系の数値データを示している。この表1において、S0〜S23は、上記図6示された符号S0〜S23にそれぞれ対応している。ここで、符号S0は映像表示素子11の表示面、すなわち物面を示しており、S23は自由曲面ミラー5の反射面を示している。また、符号S24は、これらの図では示されていないが、上記図4のスクリーン5の入射面、すなわち、像面を示している。
Figure 2008134350
また、上記表1において、「Rd」は各面の曲率半径であり、上記図6において面の左側に曲率の中心がある場合は正の値で、逆の場合は負の値で表わしている。また、上記表1において、「TH」は面間距離であり、そのレンズ面の頂点から次のレンズ面の頂点までの距離を示す。そのレンズ面に対して、次のレンズ面が図の中で左側にある時には面間距離は正の値、右側にある場合は負の値で表している。
更に、上記表1において、S5、S6、S17、S18は回転対称な非球面であり、この表1では面の番号の横に「*」を付けて分かり易く表示しており、これら4つ面の非球面の係数を以下の表2に示している。
Figure 2008134350
また、上記表1においてS19からS22は前記レンズ光学系の後方レンズ群を構成する自由曲面形状を有する屈折面であり、S23は反射光学系の自由曲面S23形状を有する反射面であって、面の番号の横に#を付けて表示した。これら5つの自由曲面の形状を表す係数の値を以下の表3に示す。
Figure 2008134350
また、本発明では、上記の図7に示すように、画像表示素子1の表示画面である物面を、前記レンズ光学系の光軸に対して−1.163度傾けている。なお、傾斜の方向は、この図7の断面内で物面の法線が時計回りに回転する方向を正の値で表わすことにする。従って、本実施例では物面を図7の断面内で、前記レンズ光学系の光軸に垂直な位置から反時計回り方向に1.163度傾けていることになる。
また、上記の図6又は図7中の符号S23で示す自由曲面ミラー4は、そのローカル座標の原点を前記レンズ光学系の光軸上に置き、ローカル座標の原点での法線、すなわち、Z軸を、前記レンズ光学系の光軸と平行な位置から約+29度だけ傾斜して配置している。なお、この傾きの方向は、前記物面と同様に、上記図6又は図7の断面内で反時計回りに回転する方向を正とし、従って、反時計回りに傾けていることになる。これによって、画像表示素子1の画面中央から出て、ほぼ、前記レンズ光学系の光軸に沿って進んできた画面中央光線は、S23で反射後、前記レンズ光学系の光軸に対して前記傾き角度の2倍の58度だけ傾いた方向に進む(図の矢印を参照)。
更に、本実施例における、各面のローカル座標系の傾き又は偏心の様子を以下の表4に示す。この表4において、面番号の右側に傾き角度、偏心の値を示しており、「ADE」は図13の断面と平行な面内での傾きの大きさであり、その表示規則は上に示した通りである。また、「YDE」は偏心の大きさであり、偏心は上記図13の断面と平行な面内でかつ光軸に垂直な方向で設定され、上記図6の断面において下側への偏心を正とする。なお、以降に説明する実施例においても、光学要素の傾きや偏心は、表示した断面に平行な断面内での方向で設定される。
Figure 2008134350
なお、上記の表1、表3を見ると、本実施例では、曲率「c」とコーニック係数「k」が零(0)となっていることがわかる。即ち、斜め入射による台形歪は、斜め入射の方向に極端に大きく発生し、これと垂直な方向での歪量は小さい。従って、斜め入射の方向とこれに垂直な方向とでは、大幅に異なる機能が必要であり、回転対称で全方向に機能する上記曲率「c」やコーニック係数「k」を利用しないことにより、非対称な収差を良好に補正することが可能となる。
また、上記表4において、面S23の「ADE」は、上記図11に示すθmと同じであり、スクリーン5の面上での「ADE」は、上記図4に示すように、θsである。これらの両者の値から、前記条件を満足しており、従って、スクリーンの下部の高さをより小さくして、コンパクトな光学系を実現している。
また、上記の式1に示す光路長の差|L1−L2|の値は、スクリーンの画面の高さの0.42倍であり、θsが30度であることから、上記数1の条件を満足している。上記表1〜表4の数値は、物面上に拡大して投写する場合の一例である。即ち、比較的近い距離(Lp)でも、物面を十分大きな画面に拡大して投射することが出来ること、即ち、投射拡大率に優れていることが分る。
次に、表5〜表8を用いて第2の実施例について説明する。ここでも、レンズ光学系の前方レンズ群2は、全て、回転対称な形状の屈折面で構成されており、これらレンズの屈折面のうち4つは回転対称な非球面であり、他は球面である。ここに用いられた軸対称な非球面は、各面ごとのローカルな円筒座標系を用いて、前記に示した式、[数2]で表される。また、前記レンズ光学系の後方レンズ群3を構成するレンズの自由曲面は、各面の面頂点を原点とするローカルな直交座標系(x、y、z)を用い、X、Yの多項式を含む、前記に示した式、[数3]で表される。
以下の表5は、本数値実施例のレンズデータを示しており、面番号は物面をS0、順にS1からS23まである。この表5において、「Rd」は各面の曲率半径であり、また、「TH」は面間距離であり、そのレンズ面の頂点から次のレンズ面の頂点までの距離を示す。
Figure 2008134350
この表5において面S5、S6、S17、S18は回転対称な非球面であり、表1では面の番号の横に「*」を付けて分かり易く表示しており、これら4つ面の非球面の係数を以下の表6に示している。
Figure 2008134350
また、上記表5において、面S19からS22は前記レンズ光学系の後群を構成する自由曲面形状を有する屈折面であり、S23は前記反射光学系の自由曲面形状を有する反射面であって、面の番号の横に「#」を付けて表示した。これら5つの自由曲面の形状を表す係数の値を以下の表7に示す。
Figure 2008134350
更に、以下の表8には、この第2の実施例における各面の傾きと偏心の大きさとを示している。この表8における「ADE」、「YDE」の値の表示の規則は前述した通りである。また、本実施例における各面の傾きは、先の実施例1とほぼ同じ量である。
Figure 2008134350
なお、上記表8において、S23のADE(=θm)と、スクリーン面5のADE(=θs)から、前記条件を満足してスクリーンの下部の高さが小さいコンパクトな光学系を実現している。
また、式1に示す光路長の差|L1−L2|の値は、スクリーンの画面の高さの0.43倍であり、θsが30度であることから、上記[数1]の条件を満足していることがわかる。
一方、この第2の実施例では、上記表8に示すように、S15を−0.193mmだけ偏心させ、S17面を逆に0.193mmだけ偏心させている。ある面を偏心させた場合、以後の面ではその偏心量だけ光軸が移動する。従って、このS15とS17の偏心は、S15とS16で構成される1枚のレンズを光軸から−0.193mm偏心させることを意味している。なお、この偏心量は微量であり、レンズのサイズを大きくするような悪影響は生じないが、この偏心によって、非対称な色収差の微調整を実現している。
また、上記の表5及び表7を見ると、この実施例では、曲率「c」とコーニック係数「k」が零(0)となっていることがわかる。斜め入射による台形歪は、斜め入射の方向に極端に大きく発生し、これと垂直な方向に歪量は小さい。従って、斜め入射の方向とこれに垂直な方向とでは、大幅に異なる機能が必要であり、回転対称で全方向に機能する上記曲率「c」やコーニック係数「k」を利用しないことにより、図形歪を良好に補正することが可能となる。
以上に述べた数値による第2の実施例の有効範囲は、物面上の範囲を像面上に拡大して投写している。すなわち、比較的近い距離(Lp)でも、物面を十分大きな画面に拡大して投射することが出来ることが、即ち、投射拡大率に優れていることが分る。
次に、本発明になる第3の実施例について説明する。ここでも、レンズ光学系の前方レンズ2群は、全て、回転対称な形状の屈折面で構成されており、これら屈折面の内の4つは回転対称な非球面であり、他は球面である。ここに用いられた軸対称な非球面も、各面ごとのローカルな円筒座標系を用いて、前記に示した式[数2]で表される。また、前記レンズ光学系の後方レンズ群3を構成する自由曲面は、各面の面頂点を原点とするローカルな直交座標系(x、y、z)を用い、X、Yの多項式を含む、前記に示した[数3]で表わされる。
以下の表9は、第3の実施例におけるレンズデータを示しており、面番号は物面をS0、順にS1からS23まである。この表9において「Rd」は各面の曲率半径である。また、「TH」は面間距離を示しており、そのレンズ面の頂点から次のレンズ面の頂点までの距離を示す。
Figure 2008134350
この表9においても、面S5、S6、S17、S18は回転対称な非球面であり、面の番号の横に「*」を付けて分かり易く表示しており、また、これら4つ面の非球面の係数を以下の表10に示している。
Figure 2008134350
また、上記の表9において、面S19からS22は前記レンズ光学系の後方レンズ群を構成する自由曲面形状を有する屈折面であり、S23は前記反射光学系の自由曲面形状を有する反射面であって、面の番号の横に「#」を付けて表示した。なお、これら5つの自由曲面の形状を表す係数の値を以下の表11に示す。
Figure 2008134350
更に、以下の表12には、第3の実施例における各面の傾きと偏心の大きさを示している。なお、この表12における「ADE」、「YDE」の値の表示の規則は前述した通りである。
Figure 2008134350
なお、この表12からは、前述した条件は満足していないことが分る。しかしながら、この第3の実施例では、その分奥行きが小さく、奥行きを優先した構成となっている。
また、上記表12に示すように、先の実施例2と同様に、面S15とS16で構成される1枚のレンズを、光軸から−0.304mm偏心させている。この偏心量は微量であり、レンズのサイズを大きくするような悪影響は生じないが、この偏心によって、非対称な色収差の微調整を実現している。
さらに、上記[数1]に示す光路長の差|L1−L2|の値は、スクリーンの画面高さの0.62倍であり、θsが45度であることから、上述の条件を満足している。
また、上記の表9及び表11からは、この第3の実施例では、曲率「c」とコーニック係数「k」が零(0)となっていることがわかる。斜め入射による台形歪は、斜め入射の方向に極端に大きく発生し、これと垂直な方向に歪量は小さい。従って、斜め入射の方向とこれに垂直な方向とでは、大幅に異なる機能が必要であり、回転対称で全方向に機能する上記曲率「c」やコーニック係数「k」を利用しないことにより、図形歪を良好に補正することが可能である。
また、上記第3の実施例の有効範囲は、物面上の範囲を像面上に拡大して投写している。この例でも、比較的近い距離(Lp)でも、物面を十分大きな画面に拡大して投射することが出来ることが、即ち、投射拡大率に優れていることが分る。
表13〜表16を用いて、本発明による第4の実施例について説明する。ここでも、画像表示素子1から射出した光は、回転対称な面形状を有する透過型レンズで構成されるレンズ光学系の前方レンズ群2、自由曲面形状を有する透過型レンズで構成されるレンズ光学系の後方レンズ群3の順で通過後、反射光学系の自由曲面形状を有する反射面4で反射され、スクリーン5に入射する。
即ち、ここでも、レンズ光学系の前方レンズ群2は、全て、回転対称な形状の屈折面で構成されており、各屈折面の内の4つは回転対称な非球面であり、他は球面である。また、ここに用いられた軸対称な非球面は、各面ごとのローカルな円筒座標系を用いて、前述した式[数1]で表される。また、前記レンズ光学系の後方レンズ群3を構成する自由曲面は、やはり、各面の面頂点を原点とするローカルな直交座標系(x、y、z)を用い、X、Yの多項式を含む前述した[数2]で表わされる。
以下の表13は、第4の実施例のレンズデータを示しており、面番号は物面をS0、順にS1からS24までありS25は像面である。表13において「Rd」は各面の曲率半径であり、上記図13又は図16の中で面の左側に曲率の中心がある場合は正の値で、逆の場合は負の値で表わしている。
Figure 2008134350
この表13において、「TH」は面間距離であり、そのレンズ面の頂点から次のレンズ面の頂点までの距離を示す。また、そのレンズ面に対して、次のレンズ面が左側にある時には、面間距離は正の値で、右側にある場合は負の値で表している。
この表13においてS5、S6、S17、S18は回転対称な非球面であり、表13では面の番号の横に「*」を付けて分かり易く表示しており、これら4つ面の非球面の係数を、以下の表14に示している。
Figure 2008134350
また、この表13において、S19からS22は前記レンズ光学系の後方レンズ群3を構成する自由曲面形状を有する屈折面であり、S23は前記反射光学系の自由曲面形状を有する反射面であって、面の番号の横に「#」を付けて表示した。これら5つの自由曲面の形状を表す係数の値を、以下の表15に示す。
Figure 2008134350
更に、以下の表16には、本実施例における各面の傾きと偏心の大きさを示している。この表16における「ADE」、「YDE」の値の表示の規則は、前述した通りであり、本実施例における各面の傾きも、先の実施例1とほぼ同じ量である。
Figure 2008134350
即ち、この表16を見ると、前述した条件は満足していないことが分る。しかしながら、その分奥行きが小さく、奥行きを優先した実施例となっている。
一方、この第4の実施例では、上記の表16に示すように、S15面を−0.23mm偏心させ、S17面を逆に0.23mm偏心させている。ある面を偏心させた場合、以後の面ではその偏心量だけ光軸が移動する。従って、このS15とS17の偏心は、S15とS16で構成される1枚のレンズを光軸から−0.193mm偏心させることを意味している。この偏心量は微量であり、レンズのサイズを大きくするような悪影響は生じないが、この偏心によって、非対称な色収差の微調整を実現している。
さらに、光路長の差|L1−L2|の値は、スクリーン画面の高さの0.64倍であり、θsが45度であることから、上記[数1]の条件を満足している。
また表13及び表15を見ると、この第4の実施例では、曲率「c」とコーニック係数「k」が零(0)となっていることがわかる。斜め入射による台形歪は、斜め入射の方向に極端に大きく発生し、これと垂直な方向に歪量は小さい。従って、斜め入射の方向とこれに垂直な方向とでは、大幅に異なる機能が必要であり、回転対称で全方向に機能する上記曲率「c」やコーニック係数「k」を利用しないことにより、図形歪を良好に補正することができる。
なお、本実施例の有効範囲は、物面上の範囲を像面上に拡大して投写している。即ち、比較的近い距離(Lp)でも、物面を十分大きな画面に拡大して投射することが出来ること、即ち、投射拡大率に優れていることが分る。
以上に述べたように、本発明になる映像投写装置によれば、上述した従来技術のように使用するレンズを偏心させる必要がないことから、口径の大きな付加光学系を必要とすることなく、しかも広角角化を可能とすると共に、スクリーンまでの位置が変更しても歪みを最小限に抑えることが可能であり、かつ、その製造も比較的容易な装置が提供される。そして、本発明によれば、かかる映像投写装置からの映像(画像)をスクリーン上に投写することにより、当該スクリーン上に、その全体において歪みや収差を最小限に抑えた良好な投写画面を大画面で得ることが出来、もって、優れた実現することが可能となる。
ところで、以上に詳述した投写光学ユニットを適用した映像投写装置では、当該投写光学ユニットからスクリーンまでの投写距離を変えた場合の問題点として、投写距離を設計した距離から大きく変化させると、図形歪が大きくなり、スポットサイズも大きくなって解像性能が劣化する。
例えば、上記の図10に示すように、スクリーン5の位置を、設計位置65(設計された画面サイズ、例えば、80インチ相当)から、投射画面を小さくする方向の位置66(例えば、画面サイズ60インチ相当)に置いた場合のスポット形状と歪の状態が劣化する。例えば、画面を大きくする方向の位置67に(例えば、画面サイズ100インチ相当)置いた場合のスポット形状とその歪は画面縦幅の約2%以上にまで大きくなり、スポット形状は設計位置の場合の3倍以上に大きくなり解像性能が劣化する。
なお、上述した非回転対称な投写光学ユニットにおいては、回転対称のレンズの移動では、このスポット形状の補正はできない。そこで、本発明の映像投写装置における投写光学ユニットでは、前記後方レンズ群を構成する負のパワーを有するレンズ33、34と共に、自由曲面を有する透過レンズ31と32とを、その光軸方向に移動させることにより補正を行なう。
添付の図11に示すように、上記後方レンズ群3を構成するレンズ、即ち、自由曲面を有する透過レンズ31と32と、そして、負のパワーを有する回転対称な2枚の透過レンズ33、34を移動させる。即ち、図11(a)は、上記図10において投射画面を小さくする方向の位置66(画面サイズ60インチ相当)に置いた場合、図11(b)は、投射画面を設計位置65(画面サイズ80インチ相当)に位置する場合、そして、図11(c)は、投射画面を投射画面を大きくする方向の位置67に移動した場合をそれぞれ示している。即ち、この実施例では、スクリーン位置の移動に対して、上記後方レンズ群3を構成する負のパワーを有するレンズとその近傍の回転対象なレンズを合せて一体としたレンズ群と、そして、自由曲面を有する2枚の透過レンズを1つのレンズ群とし、このレンズ群をその光軸方向に移動させてスクリーン位置に対して調整することにより、スクリーンを位置66から67までの間で、良好な性能が得られる。
なお、上述したように、上記後方レンズ群3を構成するレンズ31〜34を移動するための構造としては、例えば、添付の図12(a)にも示すように、装置の筐体100の内部に、それぞれ、上記前方レンズ群2(回転対称のレンズ21〜25)と後方レンズ群3(レンズ31〜34)を個別の搭載台210、220に組み込む。そして、一方の搭載台210を装置の筐体100の底部111上に固定すると共に、他方の搭載台220は、例えば、レール上に滑動可能に取り付ける。また、この他方の搭載台220からは、例えば、ロッド状の部材221を上方に延長しており、上記筐体100の上面に形成したスリット部112から外部に突出させる。そして、この他方の搭載台(例えば、搭載台220)には、予め溝221、222、223を形成しておく。即ち、当該搭載台220を上記搭載台210に対して(この例では、図に矢印で示すように、レンズ群の光軸方向に対して直角方向に)移動可能に装置内に設置する。
なお、上記後方レンズ群3を構成するレンズ31〜34は、上記の図12(b)にも示すように、レンズ33と34とを纏めて一体とし、即ち、レンズ31、レンズ32、そして、レンズ33及び34からなる3群に分けられており、そして、そのそれぞれの位置を、スクリーンに投射して得られる画面のサイズ(60インチ、80インチ、100インチ)に対応して移動する。即ち、上記の溝221、222、223は、これら3群のレンズに対応して、即ち、各レンズ群に対して所望の傾斜角度で形成されている。かかる構成によれば、上記移動可能な搭載台220から筐体外部に突出したロッド部材221を、予め筐体110の表面上に「60」インチ、「80」インチ、「100」インチなどの印を付けておいた位置に移動することにより、上記3群のレンズ、即ち、レンズ31、レンズ32、そして、レンズ33及び34が、それぞれ、溝221、222、223に沿って移動することにより、所望に位置に配置されることとなる。即ち、かかる構成によれば、投写型映像表示装置の外部から、上記ロッド状部材221の先端を図の矢印方向に移動することにより、投射画面の大きさを、スポット形状の歪や解像性能の劣化を伴うことなく、変更することが可能となる。
または、上述した構造に代えて、図示はしないが、やはり上記のような溝をその外周に形成した円筒を利用することによっても、上記と同様の機能を達成することも出来る。なお、その場合、特に、後方レンズ群3において自由曲面を有する2枚の透過レンズ31、32は、光軸方向の相対位置の変更にもかかわらず、回転を伴う必要がない。このことから、例えば、上記筒状部材を互いに独立に回転可能に、即ち、先端側と後端側に分離し、その先端側を回転しないような構造とすることが好ましい。更には、例えば、電動モータなどを含む駆動手段を用いて、後方レンズ群3(レンズ31〜34)をそれぞれ移動する構造を採用することも可能であろう。即ち、これによれば、映像を投射するスクリーンの位置(即ち、装置からスクリーンまでの距離)の変更に対応して、スポット形状の歪や解像性能の改善する効果が得られる。
更に、上述の実施の形態では、上記図2にも示すように、上記の自由曲面ミラー600は、板状の部材610と共に、上記映像投写装置の筐体100の一部に形成された軸受部111を中心に回動可能に取り付けられているものとして説明したが、しかしながら、これに限定されることなく、例えば、上記板状の部材610、又は、ここでは図示しないが、これに代えて一対の棒状の部材を、上記筐体100の下部において摺動(スライド)可能に取り付け、もって、当該自由曲面ミラー600を引き出して、もって、所定の位置に設置可能にする構造を採用してもよい。
本発明の一実施の形態になる映像投写装置(プロジェクタ)の全体構成を示す斜視図である。 上記本発明になる映像投写装置の側面図である。 上記本発明の映像投写装置における、特に、光変調ユニットと投写光学ユニットを含む光学系の構成を示す一部展開斜視図である。 上記本発明の映像投写装置における投写光学ユニットの基本構成を示す断面図である。 上記本発明の映像投写装置における投写光学ユニットのレンズ配置の一例を示す斜視図である。 上記投写光学ユニットのレンズ面を説明するための垂直方向及び水平方向の断面図である。 上記投写光学ユニットのレンズ面の変形例を説明するための垂直方向の断面図である。 上記投写光学ユニットによる光路を示すYZ断面図である。 上記投写光学ユニットによる光路を示すXZ断面図である。 上記投写光学ユニットにおいて投写距離変化させた場合の性能を示す図である 上記の投写光学ユニットにおいて後方レンズ群を移動させた状態を示す図である。 上記投写型映像表示装置において、投写光学ユニットにおける後方レンズ群を移動させるための構造の一例を示す、一部断面を含む斜視図である。
符号の説明
100…映像投写装置(プロジェクタ)の筐体、200…光源ユニット、300…光変調ユニット、400…投写光学ユニット、500…電源ユニット、600…自由曲面ミラー。

Claims (4)

  1. 映像表示素子の映像を拡大して投写する映像投写装置であって、
    略箱型の筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、内部に光源を備えた光源部と、
    前記筐体の内部に配置され、前記光源部からの光を前記映像表示素子により変調して映像光を形成する光変調部と、
    前記筐体の内部に配置され、前記光変調部からの映像光を拡大して投写する投写光学部とを備えてなる映像投写装置において、
    前記投写光学部は、前記映像表示素子から光の投写に向かって、順に、光軸に対して対称に配置された複数のレンズ素子からなるレンズ群と、当該光軸に対して非軸対称な形状を有するレンズ素子とを有しており、更に、
    前記筐体の一部に取り付けられ、当該筐体の外部において、前記投写光学部の光軸に沿った所定の位置に設置可能であり、もって、当該投写光学部から射出される映像光を反射する反射ミラーを備えており、かつ、当該反射ミラーは、前記投写光学部の光軸に対して非軸対称な自由曲面形状を有していることを特徴とする映像投写装置。
  2. 前記請求項1に記載した映像投写装置において、前記反射ミラーは、前記筐体に対して移動可能に機械的に結合されて構成されていることを特徴とする映像投写装置。
  3. 前記請求項1に記載した映像投写装置において、更に、電源部を前記筐体の内部に備えると共に、当該箱型の筐体の平面寸法を、30cm×30cm以内にしたことを特徴とする映像投写装置。
  4. 前記請求項1に記載した映像投写装置において、前記光源部の光軸と前記光変調部との光軸が所定の角度だけ傾斜していることを特徴とする映像投写装置。
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