JP2008134119A - 水質自動監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の試験魚は毒物反応に誤差生じ、異状の類似行動で誤警報を出していた、また監視水槽の内壁面に藻が発生付着して撮影不能になったり、試験魚が短期間で死亡したり、保守管理が面倒であったりして、信頼性を損ねていた。
【解決手段】水槽は受水槽とポンプ水槽と監視水槽とで構成し、原水は順次通過して給水量と同じ量を排水する、水中ポンプで原水を監視水槽に噴出し、角につば板を装着したことでスムーズに回流させる、約20匹のヒメダカを試験魚とし、毒性に侵されると捕獲ネットに掛止し、俯瞰する監視カメラと画像処理装置で解析し段階的なアラームを発報する、監視水槽とポンプ水槽の水位を上限水位8センチメートル下限水位5センチメートルで保持し、監視水槽の構造で保守管理を容易にし、コンパクトな装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、河川湖沼水の原水に有害物質が含有したとき、監視水槽のヒメダカの異状をいち早く感知するための装置であって、住民の危険を未然に防止する水道水の安全供給のための水質自動監視装置の技術に関する。
河川湖沼水の原水に有毒物質が混入する事故が起こっている、有毒物質はPCB(ポリ塩化ビフェニール)などの有機塩素系化合物、水銀、カドミュム、鉛、亜鉛、六価クロムなどの有害重金属、史上最悪といわれるダイオキシン、急性毒物であるシアン化カリウムや農薬などである。またこれらが複合した有毒物質であり、水道水の原水として使用するためには、いち早く有毒物質の原水含有を感知して受水や配水を停止する必要がある。そのため魚類を使った原水監視のバイオアッセイ法は広く認知され、魚類を監視水槽に飼育して自動で監視をする装置が実用に供されている。
特開平63−169559号公報 特開平07−063747号公報 特開平09−229924号公報 特開2002−257815号公報 特開2004−125753号公報
しかし、従来の魚類を監視水槽に飼育して自動で監視をする装置は以下の問題があった。
(1)監視水槽の魚類によっては魚類が大きく成長して毒物反応が鈍くなる、また大きさが不揃いで毒物反応にバラつきがあるなど毒物反応に誤差が生じていた、また自然界で生息している魚類は入手が困難でもあった。
(2)毒物に反応した魚類の異常行動としては、鼻上行動や狂奔行動や忌避行動や横転行動や停止行動と言われているが、正常の状態でもこれらの異常行動と類似した行動で誤警報を発報していた。
(3)透明な監視水槽の側面に監視カメラを設置して撮影する手段は、監視水槽の内壁面に藻が発生付着して撮影不能の状態を起こしていた。
(4)前記、(2)項の毒物に反応した魚類の異常行動を画像処理するには魚類を1匹使用するが、縦長で奥行の浅い監視水槽は魚類本来の習性や生息環境を考慮していないために短期間で死亡した。
(5)前記、(2)項の毒物に反応した魚類の異常行動を画像解析するには魚類を1匹使用するが、前記(4)項で魚類の頻繁な死亡により、1匹では魚類自体の病気なのか毒物含水なのか判定に迷いが生じ装置の信頼性を損ねていた。
(6)前記、(2)項に記載した毒物に反応した魚類の異常行動を解析するにはコンピューター(以後PC又はパソコンと記す)を使用するが、PCのキーボードによる各種の機能設定は専門のPC技能者で行われ、現場の水質管理者では操作が困難であった。
(7)前記、(4)項に記載した、縦長で奥行の浅い監視水槽は洗浄の折、装置から監視水槽を取り出すのも面倒な作業を必要とし、監視水槽を洗浄するとき手が入らずに洗浄が困難とか、季節によっては頻繁な洗浄を必要とするなど、保守管理が面倒であった。
(8)従来装置は、透明な監視水槽の側面に監視カメラを設置して撮影するため、撮影距離を必要とした、そのため装置自体が大型になり設置場所を限定されていた。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、水槽全体は受水槽とポンプ水槽と監視水槽とで構成され、原水は受水槽からポンプ水槽と監視水槽を順次通過して排水される、ポンプ水槽の水中ポンプから原水が監視水槽の内壁面に向かって噴出し、噴出した原水は監視水槽の角につば板を装着したことでスムーズに回流する、約20匹のヒメダカを試験魚として監視水槽で飼育し、含水中の毒性に侵されたヒメダカは回流に流され捕獲ネットに掛止する、掛止したヒメダカ以外の行動中のヒメダカの数を監視水槽の上部から俯瞰する監視カメラの映像を画像処理装置で解析することで段階的に警報を発報する、一つの筐体に電子部を上部に原水循環部を下部に配置して装置本体をコンパクトにした、ことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の水槽全体は不透明な乳白のアクリル板で成型し、監視水槽とポンプ水槽間は多数孔を具備した仕切板で区切り、監視水槽とポンプ水槽の水位は常に一定に保持されている、また監視水槽の水中ポンプ噴出し口の角を除く3ヶ所の角に原水が回流し易いための三日月形状のつば板を装着し、そのうち1ヶ所のつば板はヒメダカが通過しない多数孔を具備し、この多数孔を通過した原水はオーバーフロー管と水位調整管から排水する、監視水槽とポンプ水槽の水位は8センチメートルを上限とし下限は5センチメートルとし、監視水槽の底部の中心部に排水口を具備し、捕獲ネットと一体になった着脱可能なヒメダカが通過しない支持固定管を冠着する、などを特徴とする監視水槽を備えた。
本発明装置の試験魚をヒメダカに特定しているのは、(1)微量の毒にすばやく反応し、高精度の検査が可能である。(2)個体差が少なく、毒性反応の誤差が少ない。(3)養殖メダカであるため遺伝的要因を排除した純正魚類である。(4)ヒメダカはOECD(経済協力開発機構)の検査対象魚の指定魚でもあり世界的に認められた試験魚である。(5)大学や研究機関で研究使用事例が多く、データーも豊富にそろっている。(6)学術的に生態が解明されている。(7)毒物試験の試験魚として各種の検査機関で一般的に使用されている。(8)最長5年の生存事例もあり長寿命である。(9)半年で成魚になるため繁殖が容易で専門の養殖業者で多量に養殖されている。(10)ヒメダカは成魚でも5センチメートル前後と小さいので装置をコンパクトに製造可能である。などを理由とする。
ヒメダカは成魚になっても5センチメートル前後でこれ以上は体長が大きくならない、そのため毒物反応の誤差が少なく、入手も専門の数十社の養殖業者で多数養殖しているため容易である。
従来の感知方法である毒物に侵されたヒメダカの異常行動を判定するのではなく、毒物に侵されたヒメダカは回流によって捕獲ネット16で掛止し、元気に行動するヒメダカの数だけを解析するため、誤警報を解決できる。
監視カメラ18は監視水槽4の上部から、直接水面を透して俯瞰で撮影するため藻の水槽内壁面の付着による撮影不能を解決できる。
またヒメダカの原種の自然界のメダカは群れで生息する魚類であり、本発明装置はヒメダカを約20匹、群れで飼育することで、メダカ本来の習性に合わせ長期間の生存を可能とした。
またメダカを含めて河川に生息する魚類の多くが水流に向かって行動する習性をもつが、本発明装置の監視水槽4内に回流を発生させることで自然界に似た環境をつくり、監視水槽4の回流によってヒメダカ群は、活性力を高め病気や死亡の原因を排除でき、長期間の生存を可能とした。
またメダカは田圃や小川に生息する魚類で、田圃や小川の浅い水位で行動することを習性的に好み生息環境にしている、本発明装置の監視水槽4は水位をメダカ本来の生息環境に合わせて下限5センチメートルから上限8センチメートルの範囲にしたことで、長期間の生存を可能とした。
まれにヒメダカの1〜2匹程度の死亡は、固有の病気や寿命と判定し、誤差範囲内として、警報を発報しないことで誤警報を解決した。
監視水槽4の約20匹のヒメダカの全部が捕獲ネット16に掛止したときは、原水中の毒物含有を確実に判定できる。
例えば、毒物含水が起こったとき約20匹のヒメダカ群は、時間の経過とともに捕獲ネット16に数を除々に増やしながら掛止していく、この捕獲ネット16の掛止の増加は、逆に行動するヒメダカ群の減少であり、画像処理装置Fは行動するヒメダカ群の数を解析するため段階的な警報を発報することができる。
水槽全体1は受水槽2とポンプ水槽3と監視水槽4とで構成され、原水6は受水槽2からポンプ水槽3と監視水槽4を順次通過して排水するため、ヒメダカ群は常に新しい原水に曝されるため、原水中の毒物含有の監視手段として有効である。
原水6cはポンプ水槽3の水中ポンプ8から監視水槽4の内壁面に向かって噴出し、噴出した原水6dは、監視水槽4の角につば板9を装着したことでスムーズに回流する。
約20匹のヒメダカ群を試験魚として監視水槽4で飼育し、例えば、含水中の毒性に侵されたヒメダカは回流に流され捕獲ネット16に掛止する、掛止したヒメダカ11d以外の行動しているヒメダカの数を、監視水槽4の上部から俯瞰する監視カメラ18の映像を画像処理装置Fで解析することで、段階的な警報出力Gで警報を発報する。
監視水槽4とポンプ水槽3間は多数孔10bを具備した仕切板14で区切られ、多数孔10bから原水6gがポンプ水槽3に流れ込み、監視水槽4とポンプ水槽3の水位を常に一定に保持される。
また監視水槽4の水中ポンプ8の噴出し口の角を除く3ヶ所の角に原水が、回流し易いための三日月形状のつば板9を装着し、そのうち1ヶ所のつば板9cはヒメダカ11が通過できない多数孔10aを具備し、この多数孔10aから原水6Fが流れ込み、オーバーフロー管12と水位調整管13から排水することで水位を常に一定に保持することができる。
オーバーフロー管12と水位調整管13の延長管と排水口17の延長配管を監視水槽4の水位5センチメートルの位置で連結配管したため、監視水槽4とポンプ水槽3の水位は上限8センチメートル下限5センチメートルで水位保持が可能となる。
監視水槽4の底部の中心部に排水口17を具備し、捕獲ネット16と一体になった着脱可能なヒメダカ11が通過しない網16gを付着した支柱固定管16fを冠着する。
小型の試験魚のヒメダカ11を使用したことで監視水槽4が小型になり、監視水槽4を俯瞰で監視カメラ18で撮影するため、横幅を削減し、筐体が小型化した、また上部に電子部と下部に原水循環部にしたことで、本体がコンパクトになり設置場所を選ばず何処にでも設置できる。
本発明に係る水質自動監視装置によれば、水道原水の有害物質の含有を見分ける手段として試験魚に約20匹のヒメダカを使用し、ヒメダカの生息環境や習性を考慮した監視水槽とし、監視水槽につば板を装着してスムーズな回流を発生させ、ヒメダカを長期間生存させることを可能とした。
また毒物含水時は回流にヒメダカが流され捕獲ネットに掛止し、画像処理装置で行動しているヒメダカの数を解析することで、安定した水質自動監視を可能とした。
試験魚のヒメダカは長期間生存が可能となり、装置の誤警報を解決し、保守管理を容易にし、操作性を簡便にし、装置自体をコンパクトにしたことで実現した。
以下に実施例を挙げ、本発明の水質自動監視装置について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る水質自動監視装置の監視水槽の斜視図である。また図2は、本発明の実施の形態に係る水質自動監視装置の監視水槽の平面図である。また図3は、本発明の実施の形態に係る監視水槽の捕獲ネットの斜視図である。また図4は、監視水槽の側面から監視カメラで撮影する従来方式の参考図である。また図5は、本発明の実施の形態に係る水質自動監視装置のシステム図である。また図6は、本発明の実施の形態に係る水質自動監視装置の外観図である。
図1と図2において、水槽全体1は受水槽2とポンプ水槽3と監視水槽4で構成されている。
まず原水6は給水口5から原水6aが給水され、受水槽2に溜まる。受水槽2には階段式に開孔された数個の給水孔7があり、水位状態に応じて階段式に開孔された給水孔7からポンプ槽3に原水6bを給水する。
給水口5の給水量が給水孔7からポンプ槽3に給水する水量より多い場合は、原水6aは受水槽オーバーフロー管15から排水される。
ポンプ水槽3に給水された原水6bは、水中ポンプ8の運転可能水位5センチメートル以上になると原水6cを吸込み、勢いよく原水6dを監視水槽4の内壁面に向かって噴出する。
四角形の監視水槽4の水中ポンプ8の噴出口の一角以外の三角に、つば板9a、つば板9b、つば板9cが装着される。
つば板9a、つば板9b、つば板9cは三日月形状で形成されているため原水は四角形の角に滞留せずにスムーズに監視水槽4内を回流する。
監視水槽4に飼育されているヒメダカ群のうち、ヒメダカ11aは水中ポンプ8で噴出された原水6dの位置に好んで現れる。メダカを含めて河川に生息する魚類の多くが水流に向かって行動する習性をもつためである。
原水6dは原水6eとなり、最初のつば板9aにあたり監視水槽4の内壁面に沿って回流する。
例えば、つば板9を装着しなければ角に原水が滞留し腐敗を起こし、アンモニア等の発生でヒメダカの早期の死亡原因につながる。
水中ポンプ8で噴出された原水6dはまず一番目のつば板9aにあたり、原水6eはスムーズな回流となって二番目のつば板9bにあたる、原水6eはスムーズな回流となって三番目のつば板9cにあたる、原水6eは原水6gとなり、回流となって最初の原水6dに合流して監視水槽4内を回流する。
監視水槽4の内壁面に沿って回流する原水6dや原水6eや原水6gに対して、水流に向かって行動する習性をもつヒメダカ群の、ヒメダカ11aやヒメダカ11bやヒメダカ11cが好んで現れる、これらのヒメダカは一定の場所に留まるのではなく行動する場所を移動する。
つば板9cは多数孔10aを具備する、つば板9cの多数孔10aからは原水6fが常時流れ込み、例えば監視水槽4の水位が8センチメートル以上になると、つば板9cの対面のオーバーフロー管12から原水6fが排水される。
つば板9cの多数孔10aの一つの孔の直径はヒメダカ11より小径であるためヒメダカ11が多数孔10aの孔を通過することはない。
オーバーフロー管12の下部に水位調整管13が接続され、水位調整管13の延長配管と排水口17の延長配管を監視水槽4の下限水位5センチメートルの位置で連結配管したため、下限水位5センチメートル以下になると原水6fと原水6hは排水を停止し、下限水位5センチメートルを保持する。
監視水槽4は最低水位5センチメートルを保持するため、ヒメダカ群が乾水で死亡することはない。
回流する原水6eは原水6gとなり、監視水槽4の内壁面に沿って回流し、原水6gは捕獲ネット16の網目16eを通過して原水6dに合流する。
捕獲ネット16の網目16eは、原水6gは通過するが、ヒメダカ11dより小さな密目で構成されているためヒメダカ11dは通過できない。
原水6gの一部は監視水槽4とポンプ水槽3間の仕切板14の多数孔10bからポンプ水槽3に流れ込む、仕切板14の多数孔10bの一つの孔の直径はヒメダカ11より小径であるためヒメダカ11が多数孔10bの孔を通過することはない。
監視水槽4の上限水位は8センチメートルで下限水位は5センチメートルで設定されているが、下限水位5センチメートルの設定は、ヒメダカの生存可能最低水位である。
ポンプ水槽3の下限水位5センチメートルは、水中ポンプ8の空運転故障防止の最低運転可能水位でもある、例えば水位が5センチメートル以下になると、水中ポンプ8は空運転となり、水中ポンプの歯車が加熱し回転停止となる。
下限水位5センチメートルが保持されているため、たとえ給水口5から原水6aの給水が停止しても水中ポンプ8は運転を持続し、監視水槽4内の回流も持続することでヒメダカ群は生存が可能となる。
また監視水槽4の上限水位8センチメートル下限水位5センチメートルは、メダカが田圃や小川の浅い水位を好んで生息する習性に合わせている。
また自然界のメダカは、群れで生息する習性をもち、水の流れがある田圃や小川を好んだ生息環境と習性をもつため、本発明の監視水槽4は約20匹のヒメダカを群で飼育し、監視水槽4内の水位を浅くして、原水を常に回流している。
図3において、捕獲ネット16は支柱16aに網目16eを繋着し、網目16eの周辺を縁布16b、縁布16c、縁布16dで付着することで網目16eを水流で形状が変化しないように強化している、網目16eは原水6gは通過するが、ヒメダカ11dより小さな密目で構成されているためヒメダカ11dは通過できない。
前記、支柱16aは支柱固定管16fに固着され、支柱固定管16fは網16gを付着してヒメダカ11の通過を防止し、支柱固定管16fは監視水槽4の底部の中心部に具備した排水口17に冠着する。
縁布16dは監視水槽4の底部に密着し、縁布16bは監視水槽4の上限水位8センチメートルと同じ位置にあり、縁布16cは仕切板14に掛着するため、ヒメダカ11dが捕獲ネット16の隙間から通過することはない。
監視水槽4を原水6d、原水6e、原水6g、は回流しながら給水量と同じ水量を排水して常に新しい原水にヒメダカ群を曝す状態で原水中の毒物含有の監視を可能とする。
例えば、原水に毒物や有害物質が含有すると、ヒメダカは含水中の毒性に侵され監視水槽4内の回流に流され捕獲ネット16に掛止する、ヒメダカ11dは死亡しているわけではないが、回流の水圧によって捕獲ネット16に掛止した状態で捕持される。
表1において、実験水槽を空間で縦4、横4の16に区分し、シアン化カリウム2ppmを暴露したとき、3分間でヒメダカが水槽のどの位置を行動するのか6回繰り返し平均値を表記した実験データーである。実験水槽の1−1、1−2、1−3、1−4、は水槽上部で4−1、4−2、4−3、4−4は水槽底部である。
シアン化カリウム2ppm濃度は24時間半数致死の濃度であり、原水中に毒物や有害物質の含有を監視するのにヒメダカの死亡の判定では、長時間を要し、緊急対応という面では即応性に問題がある。
因みにヒメダカが短時間に死亡する濃度はシアン化カリウム200ppmを暴露したとき17分で死亡する。河川や湖沼水の場合は、シアン化カリウム200ppmの高濃度の流入は稀で、表流中に薄められて流れ込む可能性が高いため、シアン化カリウム2ppm程度の希薄な濃度で警報を発報する必要がある。
シアン化カリウム2ppmを暴露したときヒメダカは、実験水槽上部の1−1、1−2、1−3、1−4、の位置で行動していることが表1で確認できる。シアン化カリウムはヒメダカのエラ組織を破壊するため、水中での呼吸が困難になり空気中から呼吸をするために水面に口をあける(この異常行動を鼻上行動という)ために実験水槽上部で行動する。
ヒメダカの死亡を判定して警報を出す方法は、長時間を要するため緊急対応が不可能である。
そのため異常行動の鼻上行動を感知すれば早い警報で有効な緊急対応が図れることから、実用化の事例があるが、警報の誤発報の問題が起こっている。
図4において、従来の透明な監視水槽Xの側面に監視カメラ18aを設置して撮影する手段においては、異状行動の鼻上行動に似た類似行動が度々見られる、例えば原水にアオコ等の藻類が発生すると水中に溶存酸素が少なくなり酸素欠乏でヒメダカ11eは水面に口をあけて呼吸をする、この行動は鼻上行動と酷似した行動であり、警報を誤発報する。
また餌を与えると餌が水面に浮き、それをヒメダカ11eが水面に口をあげて食べる、この採餌行動も鼻上行動と酷似した行動であり、警報を誤発報する。
前記のように、鼻上行動を異常行動として水質情報に応用することは、早い警報で有効な緊急対応が図れるが、正常時の行動と類似し警報の誤発報が多発し、信頼性を損なう原因になっている。
異常行動と言われる鼻上行動以外の狂奔行動や忌避行動や横転行動や停止行動なども、鼻上行動と同じように正常なときでも類似行動が度々生じ、警報を誤発報する。
また、図4において、鼻上行動などの異常行動を感知するには透明な監視水槽Xの側面に監視カメラ18aを設置して撮影するのが最も有効な撮影手段であるが、一般的に原水は藻類の種子を多く含んでいる。
透明な監視水槽Xの成型材のプラスチックは、電子顕微鏡で見ると表面は高分子化合物の網状構造で形成されている。
透明な監視水槽Xの表面は、藻類の種子が入り込み藻類が発生し易い、藻類が発生すると透明な監視水槽X内のヒメダカ11eは監視カメラ18aで撮影不能となる。
高分子化合物の網状構造は洗浄しても種子が除去されずに頻繁に発生し、特に夏場は藻類の成長が早く、例えば一ヶ月に4回から6回程度水槽を洗浄しなければならず、保守管理の困難さの原因になっている。
また、図4が示すように、従来の透明な監視水槽Xは縦長で奥行が浅い形状で異常行動を感知するには適当な監視水槽であるが、洗浄などの保守の場合は、本体装置から取りはずさなければならず面倒な作業であった、また縦長で奥行が浅い透明な監視水槽Xは手が入らないなど保守管理を面倒なものにしていた。
また、図4が示すように、鼻上行動や狂奔行動や忌避行動や横転行動や停止行動を解析するのに画像解析ボードZとコンピューターYを接続してコンピューターYのキーボード操作で機能設定を行わなければならないため、専門のコンピューター技能者を必要とした。
本発明の監視水槽4は上部が開放され、四角形の浅い箱状の形状で水槽全体1を含めて不透明な乳白のアクリル板で成型したもので、透明なプラスチック板より藻の発生を抑えられる.
また監視水槽4は装置本体から取り外さなくても洗浄が可能な構造であり、監視カメラ18は監視水槽4の上部から俯瞰で水面を透して撮影するため、従来の藻類で撮影不能な状態を解決できる。
監視水槽4内を回流する原水に向かってヒメダカ群が行動する習性は、前記で記載したが、例えばシアン化カリウム2ppm程度の濃度のものが原水に含有したときヒメダカ11は、回流の流れに向かって行動する力が弱まり、回流に流されて捕獲ネット16にヒメダカ11dが掛止する。
本発明においては、鼻上行動は特定できないが、毒物に侵されたヒメダカと正常に行動するヒメダカとを区別することができる。
シアン化カリウム2ppm濃度は24時間半数致死であるため掛止した時点ではヒメダカ11dは死亡しているわけではないが、回流の水圧によって捕獲ネット16から抜け出すことができずに掛止した状態にあり、行動するヒメダカと区別される。
監視水槽4のヒメダカ群は、掛止したヒメダカ11dと行動するヒメダカ11a、11b、11c、に区別され画像処理装置は行動するヒメダカ11a、11b、11c、の数を解析する、掛止したヒメダカ11dの数が多くなると、行動するヒメダカ11a、11b、11c、の数が減少し段階的に警報が発報される。
行動するヒメダカ11a、11b、11c、の数が徐々に減少すると段階的に警報が発報されるが、これはヒメダカ固有の病気や寿命による行動数の減少とは現象が違うため原水中の毒物含有と判定され警報が発報される。
図5において、本発明の水質自動監視装置の全体のシステムの系統を簡単に説明する。1分間に約1.5リットルの原水6を受水槽2に給水し、ポンプ水槽3の水中ポンプ8によって監視水槽4の内壁面に向かって噴出する。
監視水槽4には約20匹のヒメダカ群が長期間飼育される。行動するヒメダカの数を24時間連続自動で、画像処理装置で解析することで含水毒物を監視する。
水槽全体1に給水した水量だけ排水することでヒメダカ群は常に新しい原水に曝される、例えば、原水に毒物が含有するとヒメダカ群の行動数が減少し、減少数によって段階的に自動発報する、段階的な自動発報は「注意1」「注意2」「注意3」「異状」の4段階である。
例えば、原水に毒物が含有すると約20匹のヒメダカ群の行動数が減少し、行動数がゼロかゼロに近い数のとき、警報出力Gは「異状」と判定し、このとき電磁弁Aを開いて監視水槽4の原水を検査水にするために採水容器Bに自動的に保管すると共に、表示パネルIの「異状」のランプ点滅やブザー放鳴や外部出力Kで管理者に知らせる。
監視水槽4のヒメダカ群の餌は採餌器Cから自動的に毎日1〜2回電気的に給餌する。
監視水槽4のヒメダカ11を監視カメラ18で撮影するが、撮影効果を上げるために5Wの小型の蛍光灯Dが24時間連続点灯している。
小型の5Wの蛍光灯によって光合成が抑制され監視水槽4内の藻の発生を抑えることができる。
監視水槽4のヒメダカ11を監視カメラ18で24時間連続撮影し、映像信号は映像分配器Eに入力し、その一つの映像を四つの同一の映像に分割し、画像処理装置Fに入力する。
画像処理装置Fは四つの映像を順次解析する、一映像の解析時間は二分の一秒を必要とし、四映像全てを解析し終わるのに2秒間を要する。
解析方法は映像を四分の一秒間隔で取り込み、最初の映像と次の映像を重ね合わせ、ヒメダカの行動を画面全体に配置された3584点のセンサードットでとらえ、センサードットが所属するブロックの数を解析する。センサードットは縦56点、横64点で配置され、ヒメダカの動きを電気信号に変換した濃度差で計る。
ブロックは全画面に縦7個、横8個の計56個で区分し、ヒメダカの行動したブロック数を解析し、四映像ごとに予め設定したブロックの数より減少すると、4段階の「注意1」「注意2」「注意3」「異状」のそれぞれの警報を発報する。
例えば一映像の設定を、0を「異状」にして、実際に0の解析であれば、全画面の56個に区分したブロック内で一匹のヒメダカも動いていない、そのため一映像の警報出力は「異状」の警報となる。
ただし、最初の2秒間1回で0と判定しても本当に一匹のヒメダカも行動いていないのかどうかを確認しなければならない、そのための確認機能としてタイマー設定Hで時間を設定する、例えば20秒で設定すれば、10回繰り返し確認し、0が連続して判定結果になれば最終的な「異状」警報として発報する、この機能によって信頼できる警報を発報することができる。
例えば、7を「注意1」にして、5を「注意2」にして、3を「注意3」にして、0を「異状」に設定すれば、ヒメダカ群の行動の減少数によって段階的に自動発報を可能とする、段階的なアラームは水質管理者の事前対応と言う面で効果がある。
表示パネルIは事前警報の「注意1」「注意2」「注意3」と緊急対応の「異状」を表示する、監視水槽4内のヒメダカ11と映像の解析表示のブロックはモニターテレビJに重畳して映し出される。
画像処理装置Fの機能確認やヒメダカ11の行動確認が、モニターテレビJ画面上で確認できる、4段階の警報は外部出力Kから外部に発信する。
ヒメダカ11の行動の解析は画像処理装置Fで行い、PCを接続することなく、画像処理装置Fのボタン操作で誰でもが容易に操作できる。
表示パネルIは、水質の警報出力G以外に装置警報Lとして、漏水や水位異状や蛍光灯断なども表示する、漏水警報は漏水パットの漏水センサーで感知して漏水警報とし、水位異状警報は監視水槽4に装着した水位センサーで感知して水位異状警報とし、蛍光灯断警報は通電センサーで感知して蛍光灯断警報とする、水位センサーは水位調整管13の下部に設置する、装置警報Lも外部出力Kから外部に発信する。
図5において、本発明の水質自動監視装置は、小型の試験魚のヒメダカ11を使用したことで監視水槽4が小型になり、従来は図4で示すように透明な監視水槽Xの側面に監視カメラ18aを設置するため、横幅寸法が長くなり、筐体全体を大きくする必要があつた。
本発明では監視水槽4を俯瞰で監視カメラ18で撮影し、上部に電子部と下部に原水循環部を配置したことで、横幅寸法を削減でき、筐体の小型化が可能になり、一つの筐体に全ての機器を収納し、自立型のコンパクトな形状は設置場所を選ばず何処にでも設置ができる。
本発明は、水道原水の有害物質の含有を見分ける手段として試験魚に多数匹のヒメダカを使用し、ヒメダカの生息環境や習性を取り入れた監視水槽と画像解析によって安定した自動監視が可能となり、水道事業体以外にも飲料水メーカーや食品メーカーなど水を使用する産業に利用が可能である。
本発明の実施の形態に係る水質自動監視装置の監視水槽の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る水質自動監視装置の監視水槽の平面図である。 本発明の実施の形態に係る監視水槽の捕獲ネットの斜視図である。 監視水槽の側面から監視カメラで撮影する従来方式の参考図である。 本発明の実施の形態に係る水質自動監視装置のシステム図である。 本発明の実施の形態に係る水質自動監視装置の外観図である。
符号の説明
1 水槽全体
2 受水槽
3 ポンプ水槽
4 監視水槽
5 給水口
6、6a、6b、6c、6d、6e、6f、6g、6h 原水
7 給水口
8 水中ポンプ
9、9a、9b、9c つば板
10a、10b 多数孔
11、11a、11b、11c、11d、11e ヒメダカ
12 オーバーフロー管
13 水位調整管
14 仕切板
15 受水槽オーバーフロー管
16 捕獲ネット
16a 支柱
16b、16c、16d 縁布
16e 網目
16f 支柱固定管
16g 網
17 排水口
18、18a 監視カメラ
A 電磁弁
B 採水容器
C 給餌器
D 蛍光灯
E 映像分配
F 画像処理装置
G 警報出力
H タイマー設定
I 表示パネル
J モニターテレビ
K 外部出力
L 装置警報
X 透明な監視水槽
Y コンピューター
Z 画像解析ボード

Claims (2)

  1. 水槽全体は受水槽とポンプ水槽と監視水槽とで構成され、原水は受水槽からポンプ水槽と監視水槽を順次通過して排水される、ポンプ水槽の水中ポンプから原水が監視水槽の内壁面に向かって噴出し、噴出した原水は監視水槽の角につば板を装着したことでスムーズに回流する、約20匹のヒメダカを試験魚として監視水槽で飼育し、含水中の毒性に侵されたヒメダカは回流に流され捕獲ネットに掛止する、掛止したヒメダカ以外の行動中のヒメダカの数を監視水槽の上部から俯瞰する監視カメラの映像を画像処理装置で解析することで段階的に警報を発報する、一つの筐体に電子部を上部に原水循環部を下部に配置して装置本体をコンパクトにした、ことを特徴とする水質自動監視装置。
  2. 請求項1記載の水槽全体は不透明な乳白のアクリル板で成型し、監視水槽とポンプ水槽間は多数孔を具備した仕切板で区切り、監視水槽とポンプ水槽の水位は常に一定に保持されている、また監視水槽の水中ポンプ噴出し口の角を除く3ヶ所の角に原水が回流し易いための三日月形状のつば板を装着し、そのうち1ヶ所のつば板はヒメダカが通過しない多数孔を具備し、この多数孔を通過した原水はオーバーフロー管と水位調整管から排水する、監視水槽とポンプ水槽の水位は8センチメートルを上限とし下限は5センチメートルとし、監視水槽の底部の中心部に排水口を具備し、捕獲ネットと一体になった着脱可能なヒメダカが通過しない支持固定管を冠着する、などを特徴とする監視水槽を備えた水質自動監視装置。
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