JP2008132990A - ノンステープル段ボール箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は段ボール箱の底面が容易にかつ強固に閉鎖され、ステープルを必要としない上記底面を得ることを目的とする。
【解決手段】 段ボール箱1の底面において、対向長辺フラップ2,2のそれぞれ対向短辺フラップ3,3側に、対向短辺フラップの折畳側に向うコ字形切込み4,4を形成し、上記コ字形切込み4,4の外側切込み幅をほぼ段ボール箱1の板幅の長孔5となし、上記対向短辺フラップ3,3のそれぞれ先端に上記コ字形切込み4,4に挿入可能幅の2個の対向方形片6,6を形成し、かつ上記対向方形片6,6の外側にそれぞれ上記板幅長孔5に挿入可能な舌片7を設けてなるノンステープル段ボール箱。
【選択図】図1
【解決手段】 段ボール箱1の底面において、対向長辺フラップ2,2のそれぞれ対向短辺フラップ3,3側に、対向短辺フラップの折畳側に向うコ字形切込み4,4を形成し、上記コ字形切込み4,4の外側切込み幅をほぼ段ボール箱1の板幅の長孔5となし、上記対向短辺フラップ3,3のそれぞれ先端に上記コ字形切込み4,4に挿入可能幅の2個の対向方形片6,6を形成し、かつ上記対向方形片6,6の外側にそれぞれ上記板幅長孔5に挿入可能な舌片7を設けてなるノンステープル段ボール箱。
【選択図】図1
Description
本発明は少なくとも底板フラップ対接縁にステープル不要で閉鎖容易な段ボール箱に関するものである。
従来、輸出用又は引越し用段ボール箱の上蓋はテープ又はステープルで閉塞すると輸出用では被梱包物のチェックができず、又引越し先で開包サービスを行うことができない。
そのため図7に示すように4方を囲繞する外周壁の各辺に突設したフラップで上蓋と下蓋を構成する段ボール箱において、前記上蓋を構成するフラップのうち、対向する一対の第1フラップaの両側に差込孔b,bを設ける一方、これら第1フラップaと隣接する一対の第2フラップcに前記差込孔bに差し込む一対の差込部d,dを設けるとともに、少なくともいずれか一方の差込部dに、前記差込孔bの縁を越えて前記差込部dの差込方向と略直交する方向に突出する突片eを設け、
前記突片eを差込部dと重畳するように折り返して前記差込部dを差込孔bに差し込んで閉鎖するようにした段ボール箱が開発された(例えば特許文献1)。
前記突片eを差込部dと重畳するように折り返して前記差込部dを差込孔bに差し込んで閉鎖するようにした段ボール箱が開発された(例えば特許文献1)。
しかし図7に示される従来の第1のフラップaの両側に差込孔bが穿設され、該差込孔bは該フラップaの長縁(対接縁)fと長交する差込用長孔であって該差込孔bには必要な幅tがあって幅tより長さが長く幅tのない切込みとは異なる。
そして上記差込孔bの一端に破断ラインLを形成し、該破断ラインLとは1個の切込み線ではなく切断部sと非切断部s’とが交互にミシン目状に連続したラインであって手動で引裂いて破断するものである。
従って上記第1フラップaと直交する方向に折曲げる第2フラップcに形成した差込部d及びそれと直交する突片eを第1フラップaの差込孔bから第1フラップaの下に挿入するに際し、先ず切断部sと非切断部s’とよりなる破断ラインLを引き裂き、その引裂き破断ラインLに上記突片eを上から下に挿入した後、第2フラップcの差込部dを第1フラップaの差込孔b上面から下面に挿入する必要があった。
その際差込孔bと破断ラインLとによって3角形切欠片Gを形成し、該3角形切欠片Gを押圧して上記突片e及び差込部dを挿入する必要があり、挿入に手間と時間を要し、かつ上記3角形切欠片Gと門形差込部dとの不充分重合及び幅tのある差込孔bと門形差込部dとの係合とは上記幅tのため開き易いという問題があった。
本発明は第1フラップと第2フラップとの係合作業容易で、しかも強固に閉鎖される底面を有するノンステープル段ボール箱を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は
第1に段ボール箱の底面において、対向長辺フラップのそれぞれ対向短辺フラップ側に、対向短辺フラップの折畳側に向うコ字形切込みを形成し、上記コ字形切込みの外側切込み幅をほぼ段ボール箱の板幅の長孔となし、上記対向短辺フラップのそれぞれ先端に上記コ字形切込みに挿入可能幅の2個の対向方形片を形成し、かつ上記対向方形片の外側にそれぞれ上記板幅長孔に挿入可能な舌片を設けてなるノンステープル段ボール箱、
第2に対向短辺フラップの基部折曲線から上記コ字形切込みの先端切込みまでの長さより上記対向方形片の先端までの長さが若干長い上記第1発明記載のノンステープル段ボール箱、
第3に上記対向方形片の基端部に折線を形成した上記第1又は第2発明記載のノンステープル段ボール箱、
によって構成される。
第1に段ボール箱の底面において、対向長辺フラップのそれぞれ対向短辺フラップ側に、対向短辺フラップの折畳側に向うコ字形切込みを形成し、上記コ字形切込みの外側切込み幅をほぼ段ボール箱の板幅の長孔となし、上記対向短辺フラップのそれぞれ先端に上記コ字形切込みに挿入可能幅の2個の対向方形片を形成し、かつ上記対向方形片の外側にそれぞれ上記板幅長孔に挿入可能な舌片を設けてなるノンステープル段ボール箱、
第2に対向短辺フラップの基部折曲線から上記コ字形切込みの先端切込みまでの長さより上記対向方形片の先端までの長さが若干長い上記第1発明記載のノンステープル段ボール箱、
第3に上記対向方形片の基端部に折線を形成した上記第1又は第2発明記載のノンステープル段ボール箱、
によって構成される。
従って上記長辺フラップに形成したコ字形切込みの外側の長孔内に上記短辺フラップの上記方形片の外側の舌片を挿入する。
その状態で該方形片を手動で強く圧下することにより、上記長辺フラップに形成したコ字形切込みを圧下し、上記方形片の先端部は上記短辺フラップの段ボール紙の弾力によって上記長辺フラップの下面に重合状態に進入し係合すると同時に上記舌片もそれに伴って該下面に進入し、長辺フラップの下面に係合する。
本発明は上述のように構成したので上記短辺フラップに形成した上記方形片及びその外側に形成した舌片が上記長辺フラップに形成したコ字形切込みの上面から該長辺フラップの下面に迅速容易に重合し、段ボール箱の底辺を開放困難に強固に逆止状にかつノンステープル状に閉塞し得る効果がある。
長方形段ボール箱1の底面を図1〜4に示すように上向きとなし、該底面において、対向長辺フラップ2,2のそれぞれ両側に対向短辺フラップ3,3を設ける。
上記長辺フラップ2,2の対向短辺フラップ3,3の折曲線3’,3’側(両側)には図1に示すように該折曲線3’,3’側に向うコ字形切込み4,4を形成する。
上記コ字形切込み4,4の外側切込みの幅を上記段ボール箱1の板幅(板厚)にほぼ等しい長孔5となす。
上記短辺フラップ3,3のそれぞれ先端には2個のそれぞれ対向する方形片6,6を突設し、該方形片6,6を上記長辺フラップ2,2に形成した上記コ字形切込み4,4にほぼ同一幅に挿入することができる。
上記方形片6,6にはそれぞれ外側に舌片7,7を横向に形成し、該舌片7,7を折線7’に沿って弾性に抗して折曲げて上記板幅(板厚)長孔5,5に挿入すると該舌片7,7は弾性によって外側に開き図4に示すように長辺フラップ2,2の下面に拡がる。
この状態において上記方形片6,6をそれぞれ上記コ字形切込み4,4の上面4”,4”上に接し、手で下方に押圧することによって、上記方形片6,6及び舌片7,7が上記コ字形切込み4,4から長辺フラップ2,2下に挿入されて重合する。
その後収容物Sによってコ字形切込み上面4”,4”、方形片6,6及び舌片7,7を収容物Sの下面が圧下し段ボールの底面は図4に示すように固定され、閉鎖状態を保持する。(図4にその状態を示す)
上記短辺フラップ3の基部折曲線3’から上記方形片6の先端までの長さWは該折曲線3’からコ字形切込み4までの長さwより若干長く、その差はH(W−w)は長辺フラップ2の下面に重合又は係合し、両フラップ2,3は閉塞された状態となる。
上記重合又は係合に際し、上記方形片6の基端部に形成した折線6’から若干屈曲して方形片6を長辺フラップ2の下部に重合させる。
尚図中8,9は段ボール箱1の側板、11,12は上面フラップ、4’はコ字形切込み4の基部折線である。
本発明では底板が強固に閉塞されるため、底板の対向長辺2,2の対接縁2’,2’に
ステープルを施す必要がなく安全な段ボール箱1の底板が得られるものである。
ステープルを施す必要がなく安全な段ボール箱1の底板が得られるものである。
1 段ボール箱
2 対向長辺フラップ
3 対向短辺フラップ
4 コ字形切込み
5 長孔
6 対向方形片
7 舌片
2 対向長辺フラップ
3 対向短辺フラップ
4 コ字形切込み
5 長孔
6 対向方形片
7 舌片
Claims (3)
- 段ボール箱の底面において、対向長辺フラップのそれぞれ対向短辺フラップ側に、
対向短辺フラップの折畳側に向うコ字形切込みを形成し、
上記コ字形切込みの外側切込み幅をほぼ段ボール箱の板幅の長孔となし、
上記対向短辺フラップのそれぞれ先端に上記コ字形切込みに挿入可能幅の2個の対向方形片を形成し、
かつ上記対向方形片の外側にそれぞれ上記板幅長孔に挿入可能な舌片を設けてなるノンステープル段ボール箱。 - 対向短辺フラップの基部折曲線から上記コ字形切込みの先端切込みまでの長さより上記対向方形片の先端までの長さが若干長い請求項1記載のノンステープル段ボール箱。
- 上記対向方形片の基端部に折線を形成した請求項1又は2記載のノンステープル段ボール箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006318176A JP2008132990A (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | ノンステープル段ボール箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006318176A JP2008132990A (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | ノンステープル段ボール箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008132990A true JP2008132990A (ja) | 2008-06-12 |
Family
ID=39558122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006318176A Pending JP2008132990A (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | ノンステープル段ボール箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008132990A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10407207B2 (en) | 2015-12-22 | 2019-09-10 | International Paper Company | Shipping container convertible into a display configuration |
JP2021059385A (ja) * | 2019-10-07 | 2021-04-15 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
-
2006
- 2006-11-27 JP JP2006318176A patent/JP2008132990A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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