JP5602972B1 - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】差し込みフラップを設けなくても、外観を損なうことなく確実に再封できる包装箱を提供する。
【解決手段】筒状の周壁部10と、周壁部10の一端に第1折り目線F1を介して連なり、前記一端側の開口部を塞ぐように配置される第1フラップ11と、周壁部10の前記一端に第2折り目線F2を介して連なり、第1フラップ11に重ねられて固定される第2フラップ12と、周壁部10における第1折り目線F1と切取線40とで囲まれた部分で構成された被押圧部8と、を備えた包装箱1に、周壁部10の内側に重ねられた内板部30を設けて、内板部30に、切取線40よりも他端側に配置された第3折り目線F3と、第3折り目線F3を挟んで他端側の部分で構成され、周壁部10に固定された固定面部32と、第3折り目線F3を介して固定面部32に連なり、周壁部10に固定されることなく被押圧部8の内側に重ねて配置された内側カバー面部34と、を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のフラップを重ねて閉じられる包装箱に関する。
角筒状の周壁部の両端開口部をフラップで塞ぐ包装箱の代表例として、一対のサイドフラップの外側に差し込みフラップを重ねることで開口部を塞いで、差し込みフラップの先端部を周壁部の内側に差し込むことで封止するタックエンドカートンと、一対のサイドフラップの外側に内フラップと外フラップを重ね合わせることで開口部を塞いで、内フラップに外フラップを接着することで封止するシールエンドカートンとが知られている。
タックエンドカートンでは、開口部を閉じるときに差し込みフラップの差し込み工程が必要になるのに対して、シールエンドカートンでは、そのような差し込み工程が不要であるため、自動包装機によって簡単かつ迅速に封止できる利点がある。
特開2005−231659号公報
しかしながら、シールエンドカートンには、タックエンドカートンのような差し込みフラップが設けられていないため、一旦開封されると、容易に再封できない問題がある。
また、シールエンドカートンを再封可能にするために、一対のサイドフラップを互いに係合可能なように構成することが考えられる。これにより、開封後に、外フラップの外側に一対のサイドフラップを重ねて、これらを係合させることで再封可能となる。
しかしながら、この場合、開封前は外フラップ及び内フラップの内側に一対のサイドフラップが隠れていたのに対して、再封後には、一対のサイドフラップ及びこれらの係合部が露出してしまうため、包装箱の外観が損なわれる問題が生じる。また、サイドフラップ同士の係合が外れると、包装箱が容易に再開封されてしまうため、差し込みフラップを差し込むことによる再封状態に比べて、封止状態を確実に維持できない問題もある。
そこで、本発明は、差し込みフラップを設けなくても、外観を損なうことなく確実に再封できる包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る包装箱は、
軸方向の両端に開口部を有する筒状に形成され、正面部と、該正面部に隣接する側面部と、前記正面部に対向する背面部とを備えた周壁部と、
前記周壁部の一端において前記正面部に第1折り目線を介して連なり、前記一端側の前記開口部を塞ぐように配置される第1フラップと、
前記周壁部の前記一端において前記背面部に第2折り目線を介して連なり、前記第1フラップに重ねられて固定される第2フラップと、
前記第1折り目線の一端部から前記正面部を通って前記第1折り目線の他端部まで延びる第1切取線と、
前記正面部における前記第1折り目線と前記第1切取線とで囲まれた部分で構成され、外側から押し込まれることによって前記切取線に沿って前記正面部から切り取られる被押圧部と、
前記正面部の内側に重ねられた内板部と、を備え、
前記側面部は、
前記正面部に連なる外側の側面板部と、該外側の側面板部の内側に重ねられた内側の側面板部とで構成され、
前記内板部は、
前記軸方向において前記第1切取線よりも他端側に配置された第3折り目線と、
前記第3折り目線を挟んで前記他端側の部分で構成され、前記正面部に固定された固定面部と、
前記第3折り目線を介して前記固定面部に連なり、前記正面部に固定されることなく前記被押圧部の内側に重ねて配置された内側カバー面部と、を備え、
前記被押圧部の内側に前記内側カバー面部が重ねられた状態において、前記内側カバー面部の前記軸方向一端側の先端部は、前記第1折り目線に沿って配置され、
前記固定面部は、前記軸方向に延びる第4折り目線を介して、前記内側の側面板部に連なり、
前記内側カバー面部は、前記第4折り目線の前記軸方向一端側に連続するように設けられた第2切取線を介して、前記内側の側面板部に連なることを特徴とする。
なお、本明細書において、単に「外側」又は「内側」という場合、これらの用語は、包装箱の「外箱」又は「内側」を意味する。
また、本明細書において、「折り目線」とは、折れやすくするための処理が施された線状部分を意味する。折れやすくするための処理の具体例としては、例えば、型押しによって溝状の「罫線」を形成する処理、ブランクシートの厚みの約半分の深さまで切れ刃を入れることによって線状の「半切れ」を形成するハーフカット処理、折り目となる線上に間隔を空けて並ぶように複数の「切り込み」を形成する処理、又は、半切れ若しくは切り込みと溝状の罫線とが交互に並ぶ「リード罫」を形成する処理等が挙げられる。
本発明に係る包装箱は、筒状の周壁部の一端側に設けられた被押圧部を外側から押し込むことで、該被押圧部が周壁部から切り離されて開封される。このように開封されたとき、被押圧部と、第1折り目線を介して被押圧部に連なる第1フラップと、第1フラップに固定された第2フラップとは、第2折り目線を介して周壁部に連なる蓋片を構成する。この蓋片は、差し込みフラップのような機能を有し、周壁部の内側に重ねられた内板部の内側に差し込まれることで、包装箱を容易に再封できる。
また、このように再封されたとき、蓋片における内板部の内側に差し込まれていない部分、すなわち、第1フラップと第2フラップからなる部分は、開封前と同様の外観となっているため、再封状態の包装箱の意匠性を良好に維持できる。
さらに、本発明によれば、内板部が、被押圧部の内側に重ねられる内側カバー面部と、第3折り目線を介して内側カバー面部に連なり、周壁部に固定された固定面部とを備えることによって、外側からの押し込みによる包装箱の開封を容易に行うことができる。具体的に説明すると、開封時に被押圧部が周壁部から切り離されて内側に押し込まれると、該被押圧部によって、内側カバー面部は、第3折り目線を介して回転するように内側へ押し倒される。これにより、被押圧部の内側への移動が内板部によって阻止されることを防止でき、包装箱をスムーズに開封できる。
第1の実施形態に係る包装箱を示す斜視図である。 封止前の包装箱を背面側から見た斜視図である。 包装箱の要部を示す図1のA−A線断面図である。 包装箱を開封した状態を示す斜視図である。 図4の状態における包装箱の要部を示す図4のB−B線断面図である。 包装箱の蓋を開いた状態を示す斜視図である。 包装箱を再封した状態を示す斜視図である。 図7の状態における包装箱の要部を示す図7のC−C線断面図である。 図1に示す包装箱を構成するブランクシートを示す平面図である。 図9に示すブランクシートを用いて包装箱を組み立てる工程を示す平面図である。 図10の続きの工程を示す平面図である。 第2の実施形態に係る包装箱を構成するブランクシートを示す平面図である。 図12に示すブランクシートを用いて包装箱を組み立てる工程を示す平面図である。 図13の続きの工程を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、「上」、「下」、「上下」、「左右」、「前後」等の方向を示す用語は、特段の説明がある場合を除いて、組み立てられて封止された状態の包装箱を正面側から見た場合の方向を指すものとする。
[第1の実施形態]
図1及び図2に示すように、第1の実施形態に係る包装箱1は、上下方向に延びる軸方向90の両端に開口部を有する角筒状の周壁部10と、周壁部10の上端に連なる4枚のフラップ11,12,13,14と、周壁部10の下端に連なる4枚のフラップ21,22,23,24とを備える。
周壁部10は、正面部2と、正面部2に対向する背面部3と、正面部2と背面部3に跨がる第1側面部4及び第2側面部5と、を有する。正面部2及び背面部3は、互いに平行に配置され、左右方向において互いに等しい幅を有する。第1側面部4及び第2側面部5は、互いに平行に配置され、前後方向において互いに等しい幅を有する。第1側面部4及び第2側面部5の前後方向幅は、正面部2及び背面部3の左右方向幅よりも小さい。図2に示すように、第1側面部4は、互いに重なり合う外側の側面板部6と内側の側面板部7とで構成されている。また、正面部2の内側には内板部30が重ねて設けられている。
上側のフラップ11,12,13,14は、具体的には、正面部2の上端に連なる第1フラップとしての外フラップ11、背面部3の上端に連なる第2フラップとしての内フラップ12、第1側面部4の上端に連なるサイドフラップ13、及び、第2側面部5の上端に連なるサイドフラップ14である。
上側の4枚のフラップ11〜14は、内側から、一対のサイドフラップ13,14、内フラップ12、外フラップ11の順で重なるように折り込まれる(図3参照)。一対のサイドフラップ13,14は、折り込まれた状態において互いに干渉せず、これらのサイドフラップ13,14の先端部間には隙間が生じる。内フラップ12は、サイドフラップ13,14の外側に固定されることなく折り重ねられる。内フラップ12は、先端に向かうに従って僅かに細くなる台形状であり、周壁部10の上側開口部の大部分を塞ぐような大きさを有する。外フラップ11は、内フラップ12とは反対側から周壁部10の上端開口部を塞ぐように折り込まれ、内フラップ12の外側に重ねられて例えば接着により固定される。外フラップ11は、先端に向かうに従って僅かに細くなる台形状であり、周壁部10の上側開口部の大部分を塞ぐような大きさを有する。周壁部10の上端開口部は、4枚のフラップ11〜14が折り重ねられることで完全に塞がれて、外フラップ11と内フラップ12とが接着されることで封止される。
下側のフラップ21,22,23,24は、具体的には、正面部2の下端に連なる外フラップ21、背面部3の下端に連なる内フラップ22、第1側面部4の下端に連なるサイドフラップ23、及び、第2側面部5の下端に連なるサイドフラップ24である。
下側の外フラップ21、内フラップ22及び一対のサイドフラップ23,24の構成は、それぞれ、上側の外フラップ11、内フラップ12及び一対のサイドフラップ13,14と同様である。下側のフラップ21〜24は、内側から、一対のサイドフラップ23,24、内フラップ22、外フラップ21の順で重なるように折り込まれ、内フラップ22と外フラップ21とは例えば接着により互いに固定される。これら4枚のフラップ21〜24によって、周壁部10の下端開口部は、完全に塞がれた状態で封止される。上面及び底面が封止された包装箱1は、略直方体の全体形状を有する。
以上のように、包装箱1は、上面及び底面がそれぞれ4枚のフラップによって封止されるシールエンドカートンである。そのため、包装箱1を閉じるとき、タックエンドカートンを閉じるときに行われるような差し込みフラップの差し込み工程が不要であるため、包装箱1の上面及び底面を自動包装機によって簡単かつ迅速に閉じることができる。
包装箱1は、正面部2に設けられた切取線40に沿って正面部2を破ることで開封される。
切取線40は、正面部2と上側の外フラップ11との境界に設けられた折り目線F1の一端部から正面部2を通って折り目線F1の他端部まで延びるように設けられている。正面部2において折り目線F1と切取線40とで囲まれた部分は、包装箱1を開封する人の指によって外側から押し込まれる被押圧部8となっている。図4及び図5に示すように、被押圧部8を外側から押し込むと、被押圧部8を切取線40に沿って正面部2から切り取ることができ、これにより、包装箱1が開封される。
正面部2は、被押圧部8のみにおいて上側の外フラップ11に連なっているため、正面部2から被押圧部8が切り取られると、外フラップ11は、被押圧部8と共に正面部2から切り離される。また、外フラップ11は内フラップ12に接着されているため、外フラップ11及びこれに連なる被押圧部8は、内フラップ12を介して背面部3に連なっている。したがって、図6に示すように、包装箱1を開封することによって、被押圧部8、外フラップ11及び内フラップ12が一体となった蓋体16が形成される。
蓋体16は、差し込みフラップのような形状を有し、後述するように蓋体16を差し込むことによって包装箱1の再封が可能となっている。蓋体16は、外フラップ11と内フラップ12とで構成され再封状態において包装箱1の上面に配置される上面部18と、被押圧部8で構成された差し込み部19とを備える。
図2に示すように、正面部2の内側に重ねられた内板部30は、折り目線F15を介して第1側面部4の内側の側面板部7に連なっている。
内板部30は、内板部30の左右方向一端から他端まで延びる折り目線F3と、折り目線F3を挟んだ下側部分で構成された固定面部32と、折り目線F3を介して固定面部32に連なる内側カバー面部34と、を備える。折り目線F3は、切取線40よりも下側において、水平方向に延びるように配置されている(図3〜図5参照)。固定面部32は、正面部2の裏面に例えば接着により固定されており、内側カバー面部34は、被押圧部8の内側に固定されることなく重ねて配置されている。これにより、正面部2に対する固定面部32の固定が維持された状態で内板部30が折り目線F3に沿って折れ曲がるとき、内側カバー面部34は、折り目線F3を軸として回転可能である。
固定面部32は、折り目線F15を介して内側の側面板部7に連なり、内側カバー面部34は、折り目線F15の上方に連続する切取線50を介して内側の側面板部7に連なっている。折り目線F3を軸として内側カバー面部34を回転させる方向の外力が内側カバー面部34に加えられると、内側カバー面部34は、切取線50に沿って側面板部7から容易に切り離され得る。ただし、内側カバー面部34は、最初から側面板部7から離して設けられてもよい。
図4及び図5に示すように、被押圧部8は、外側からの押し込みによって下端側から徐々に切り取られる。このような正面部2からの被押圧部8の切り離しが進むに連れて、被押圧部8の先端は内側に向かって移動し、この被押圧部8の先端によって、内側カバー面部34は内側へ押し込まれる。この押し込み力が作用すると、先ず、内側カバー面部34が切取線50に沿って側面板部7から切り離される。内側カバー面部34が側面板部7から切り離されると、内側カバー面部34は、被押圧部8の先端によって内側へ押し倒されるように折り目線F3を軸として回転する。このように内側カバー面部34が回転することにより、被押圧部8の内側への移動が内板部30によって阻止されることが防止される。したがって、外側からの押し込みによる被押圧部8の切り取りをスムーズに完了させることができ、これにより、包装箱1の開封を確実に実現できる。
図2に示すように、内側カバー面部34の上端36は、水平方向に延びる同一直線上で間隔を空けて配置された一対の水平部37a,37bと、一対の水平部37a,37b間を下方に凹入しながら繋ぐ切欠38と、を備える。被押圧部8の切り取り前の状態、すなわち、被押圧部8の内側に内側カバー面部34が重ねられた状態において、内側カバー面部34の上端36は、正面部2と外フラップ11との境界の折り目線F1の下側近傍において、該折り目線F1に沿って配置されている。
したがって、図6に示すように、開封後に蓋体16を開いたときに、被押圧部8の切り離しによって生じた正面部2の空白部の大部分は内側カバー面部34によって塞がれる。したがって、正面部2の一部が切り取られることによる意匠性の悪化を抑制できるとともに、包装箱1が果たす収容機能を良好に維持できる。
また、被押圧部8が切り取られた状態において、内側カバー面部34は、被押圧部8の代わりに正面部2の上縁部を構成するように配置されており、これにより、正面部2の上端高さの低下が抑制されている。したがって、図7及び図8に示すように、開封時に形成された上述の蓋体16の差し込み部19を内側カバー面部34の内側に差し込むことができる。このようにして蓋体16が差し込みフラップのように機能することで、包装箱1を容易に再封できる。
図7に示す再封状態において、包装箱1の上面は、図1に示す開封前の状態と全く同じ外観であり、正面部2の外観も、被押圧部8の代わりに内側カバー面部34が露出する点を除けば、図1に示す開封前の外観と同じである。再封状態において、内側カバー面部34は正面部2に沿って配置されており、恰も正面部2の上方に連続しているように見える。また、内側カバー面部34の露出部は何ら凹凸の無いフラットな面であり、正面部2の外観を損なうような部分は特段存在しない。したがって、本実施形態によれば、再封しても、包装箱1の外観を良好に維持できる。
また、再封状態において、蓋体16の差し込み部19は内側カバー面部34の内側に深く差し込まれているため、誤って蓋体16が開いて再開封してしまうことを防止できる。さらに、本実施形態によれば、蓋体16の差し込み部19を内側カバー面部34の内側に差し込むだけで再封できるため、再封用の係合のための穴を何ら形成する必要がない。そのため、包装箱1の製造時に、穴を形成するために紙片を落とす工程が不要となり、これにより、紙片の混入を防止できる。
またさらに、本実施形態によれば、内側カバー面部34の上端36に切欠38が設けられているため、再封された包装箱1の蓋体16を開くときは、蓋体16の差し込み部19において切欠38によって露出した部分に指を掛けやすくなっている。したがって、蓋体16を容易に開くことができる。
なお、図2に示すように、背面部3には、包装箱1の底面を開くための切取線48が設けられており、背面部3における切取線48と折り目線F8とで囲まれた部分は、人の指によって外側から押し込まれる被押圧部9となっている。被押圧部9を外側から押し込むと、被押圧部9を切取線48に沿って背面部3から切り取ることができ、これにより、内フラップ22が被押圧部9と共に背面部3から切り離されて、周壁部10の下端開口部を開くことができる。
包装箱1は、図9に示すブランクシート20を折り曲げることで組み立てられる。なお、図9は、包装箱1を構成する各部2,3,5,6,7,11,12,13,14,21,22,23,24,30の内面側から見たブランクシート20の平面図である。
図9に示すブランクシート20では、図9における左側から順に、第1側面部4の外側の側面板部6、正面部2、第2側面部5、背面部3、第1側面部4の内側の側面板部7、内板部30が、上下方向に延びる折り目線F11,F12,F13,F14,F15を介して連ねて設けられている。
外側の側面板部6の上側には、水平方向に延びる折り目線F5を介して上側のサイドフラップ13が連なり、外側の側面板部6の下側には、水平方向に延びる折り目線F9を介して下側のサイドフラップ23が連なっている。
正面部2の上側には、水平方向に延びる折り目線F1を介して上側の外フラップ11が連なり、正面部2の下側には、水平方向に延びる折り目線F7を介して下側の外フラップ21が連なっている。上述したように、正面部2の上縁部には被押圧部8が設けられ、被押圧部8の縁部に沿って切取線40が設けられている。切取線40は、ミシン目状に並ぶ複数の切り込みで構成されている。切取線40の中央部には、下方に膨出する膨出部42が設けられ、膨出部42の下端部は、水平方向に延びる水平部42aで構成されている。これにより、被押圧部8には、下方へ突出する突出部8aが形成され、該突出部8aの下端部は、水平方向に延びる水平部8bとなっている。
水平部8bは、包装箱1の封止状態において折り目線F1及び折り目線F3に平行に配置される。開封時に折り目線F1を軸として被押圧部8が回転するとき、水平部8bは、水平に配置された状態を維持しながら包装箱1の内側へ移動する。また、内側カバー面部34は、折り目線F1に平行な折り目線F3を軸として回転する。そのため、水平部8bの略全体を内板部30の内側カバー面部34に押し当てながら、内側カバー面部34を内側へ確実に押し倒すことができる。これにより、外側からの押し込みによる開封が内板部30によって阻止されることを確実に防止できる。
第2側面部5の上側には、水平方向に延びる折り目線F6を介して上側のサイドフラップ14が連なり、第2側面部5の下側には、水平方向に延びる折り目線F10を介して下側のサイドフラップ24が連なっている。
背面部3の上側には、水平方向に延びる折り目線F2を介して上側の内フラップ12が連なり、背面部3の下側には、水平方向に延びる折り目線F8を介して下側の内フラップ22が連なっている。上述したように、背面部3の下縁部には被押圧部9が設けられ、該被押圧部9の縁部に沿って切取線48が設けられている。切取線48は、ミシン目状に並ぶ複数の切り込みで構成されている。切取線48は、折り目線F8の一端部から背面部3を通って折り目線F8の他端部まで延びている。切取線48の形状は、例えば、上方に膨出する円弧状となっている。
第1側面部4の内側の側面板部7の上端71は、図9における右側に向かって下方に傾斜した方向に延びており、側面板部7の下端72は、図9における右側に向かって上方に傾斜した方向に延びている。これにより、側面板部7の形状は、図9における右側に向かうに従って細くなる台形状となっている。内側の側面板部7の外側の面(図9における裏側の面)には、糊が塗布された線状の糊部64が折り目線F14に沿って設けられている。
内板部30の形状は概略矩形である。上下方向90に関して、内板部30の寸法は側面板部7の寸法の約半分であり、内板部30は、側面板部7の上半部に連なっている。内板部30と側面板部7との境界部において、内板部30は側面板部7よりも上側に突出している。
内板部30の上端36には上述の切欠38が設けられている。内板部30の折り目線F3は、例えば、型押しによって形成された溝状の罫線と切り込みとが交互に並ぶリード罫で構成されている。折り目線F3上に複数の切り込みが設けられていることにより、折り目線F3に沿って内板部30が折れやすくなっている。ただし、折り目線F3は、リード罫以外の折り目線であってもよく、例えば、間隔を空けて直線上に並ぶ複数の切り込みのみ、又は、型押しによって形成された溝状の罫線のみで折り目線F3を構成してもよい。
内板部30の固定面部32の外側の面(図9における裏側の面)には、糊が塗布された線状の糊部62が、内側の側面板部7とは反対側の端部に沿って設けられている。
折り目線F15は、内板部30の固定面部32と内側の側面板部7との境界に設けられている。折り目線F15は、例えば、型押しによって形成された溝状の罫線と切り込みとが交互に並ぶリード罫で構成されている。折り目線F15上に複数の切り込みが設けられていることにより、側面板部7に対して内板部30が折り目線F15を軸として相対回転しやすくなり、これにより、側面板部7及び内板部30を、これらの外側に重ねられる外側の側面板部6及び正面部2に対して隙間を抑制しつつ追従させやすくなる。
内板部30と側面板部7との境界には、折り目線F15の上方に連続して、側面板部7から内側カバー面部34を切り離すための上述の切取線50が設けられている。これにより、封止状態の包装箱1の外側から内板部30に力が加えられたとき、切取線50に沿った破れが最初に生じることにより、内板部30の他の部分の破れ、例えば、折り目線F3又は折り目線F15に沿った破れが生じることを防止できる。開封前に切取線50に沿った破れが生じても、上述した内板部30の機能が損なわれることはない。
切取線50は、例えばジッパ状の複数の切り込みで構成されている。この場合、切取線50を構成するジッパ状の切り込みの方向は限定されるものでないが、例えば、切取線50の上端側の一部を、上から下に向かう方向の切り離しを促進するジッパ状の切り込みで構成し、切取線50の下端側の一部を、下から上に向かう方向の切り離しを促進するジッパ状の切り込みで構成してもよい。
図9に図10及び図11を併せて参照しながら、ブランクシート20を用いて包装箱1を組み立てる手順について説明する。
先ず、図9及び図10に示すように、折り目線F15に沿った折り曲げにより内板部30を側面板部7の内側に折り重ねる。
次に、図10及び図11に示すように、折り目線F13に沿った折り曲げにより、正面部2及び第2側面部5の内側に、内板部30、側面板部7及び背面部3を折り重ねて、糊部62によって内板部30の固定面部32を正面部2の内面に接着する。このとき、固定面部32は、折り目線F15とは反対側の端部において正面部2に接着される。
続いて、折り目線F11に沿った折り曲げにより外側の側面板部6を内側の側面板部7の外側に折り重ねて、糊部64によって外側の側面板部6の内面に内側の側面板部7を接着する。これにより、折り畳み状態の包装箱1が完成する。
その後、折り目線F11,F12,F13,F14に沿った周壁部10の4つのコーナー、及び、これらのうち折り目線F11に沿ったコーナーの内側に重ねられる折り目線F15に沿ったコーナーを略直角に起こすと、図2に示すように上面および底面が開放した状態の包装箱1が形成される。上述のように、内板部30の固定面部32は、折り目線F15とは反対側の端部において正面部2に接着されているため、コーナーを起こすとき、正面部2から固定面部32が外れることを防止できる。
続いて、上側のフラップ11〜14及び下側のフラップ21〜24を上述のように折り重ねて、それぞれの内フラップ12,22に外フラップ11,21を接着することで、包装箱1の上面及び底面が封止されて、図1に示す封止状態の包装箱1が完成する。
[第2の実施形態]
図12〜図14を参照しながら、第2の実施形態に係る包装箱を組み立てる手順について説明する。
なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の構成及び効果については説明を省略する。また、図12〜図14において、第1の実施形態と同様の機能を有する部材には同符号を付してある。
第2の実施形態に係る包装箱は、各部の寸法を除けば、第1の実施形態に係る包装箱1と同じ構造を有するが、組立手順が第1の実施形態と異なる。第2の実施形態に係る包装箱は、図12に示すブランクシート120を用いて組み立てられる。
ブランクシート120の構成は、各部の寸法及び糊部62の位置を除けば、第1の実施形態におけるブランクシート20と略同様である。糊部62は、固定面部32における左右方向の略中央部に設けられており、この点で、固定面部32の端部に糊部62が設けられた第1の実施形態と異なっている。
組立ての際、先ず、図12及び図13に示すように、折り目線F14に沿った折り曲げにより内板部30及び第1側面部4の内側の側面板部7を背面部3及び第2側面部5の内側に折り重ねる。
次に、図13及び図14に示すように、折り目線F12に沿った折り曲げにより、正面部2及び第1側面部4の外側の側面板部6の内側に、残りの部分を折り重ねて、糊部62によって内板部30の固定面部32を正面部2の内面に接着するとともに、糊部64によって内側の側面板部7を外側の側面板部6の内面に接着する。これにより、折り畳み状態の包装箱1が完成する。
その後、折り目線F11,F12,F13,F14に沿った周壁部10の4つのコーナー、及び、これらのうち折り目線F11に沿ったコーナーの内側に重ねられる折り目線F15に沿ったコーナーを略直角に起こすと、上面および底面が開放した状態の包装箱(図2参照)が形成される。折り畳み状態において、内板部30と側面板部7とは折り目線F15を挟んで同一面上に配置されており、コーナーを起こすときに初めて折り目線F15に沿った折り曲げがなされる。このとき、第1の実施形態のように折り目線F15に沿って約180°折り曲げられた状態から直角に起こす場合に比べて、内板部30が正面部2の内面に追従しやすい。そのため、糊部62が固定面部32の中央部に設けられていても、正面部2に対する固定面部32の接着状態を良好に維持できる。
最後に、上側のフラップ11〜14及び下側のフラップ21〜24を上述のように折り重ねて、それぞれの内フラップ12,22に外フラップ11,21を接着することで、包装箱の上面及び底面が封止されて、封止状態の包装箱(図1参照)が完成する。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、外フラップ11と内フラップ12が接着によって固定される場合について説明したが、これらのフラップは接着以外の方法で固定されてもよい。
また、被押圧部8に連なる第1フラップが第2フラップの外側に重ねられる場合について説明したが、本発明において、第1フラップは第2フラップの内側に重ねられてもよい。
さらに、本発明の再封構造は、周壁部の一方の開口部だけでなく、周壁部の両端開口部に適用してもよい。
さらにまた、上述の実施形態では、断面矩形の周壁部10を有する包装箱1に本発明を適用する場合について説明したが、周壁部の断面形状は矩形に限られず、例えば、5つ以上の側面部を有する断面多角形の周壁部にも本発明を適用可能である。
以上のように、本発明によれば、差し込みフラップを設けなくても、外観を損なうことなく確実に再封できる包装箱を提供することが可能となるため、医薬品及び食品を含む種々の物品を封入するシールエンドカートンに好適に利用される可能性がある。
1 包装箱
2 正面部
3 背面部
4 第1側面部
5 第2側面部
6 外側の側面板部
7 内側の側面板部
10 周壁部
11 外フラップ(第1フラップ)
12 内フラップ(第2フラップ)
13,14 サイドフラップ
20 ブランクシート
30 内板部
32 固定面部
34 内側カバー面部
36 内側カバー面部の上端
38 切欠
40 切取線
50 切取線
F1 折り目線(第1折り目線)
F2 折り目線(第2折り目線)
F3 折り目線(第3折り目線)
F15 折り目線(第4折り目線)

Claims (5)

  1. 軸方向の両端に開口部を有する筒状に形成され、正面部と、該正面部に隣接する側面部と、前記正面部に対向する背面部とを備えた周壁部と、
    前記周壁部の一端において前記正面部に第1折り目線を介して連なり、前記一端側の前記開口部を塞ぐように配置される第1フラップと、
    前記周壁部の前記一端において前記背面部に第2折り目線を介して連なり、前記第1フラップに重ねられて固定される第2フラップと、
    前記第1折り目線の一端部から前記正面部を通って前記第1折り目線の他端部まで延びる第1切取線と、
    前記正面部における前記第1折り目線と前記第1切取線とで囲まれた部分で構成され、外側から押し込まれることによって前記切取線に沿って前記正面部から切り取られる被押圧部と、
    前記正面部の内側に重ねられた内板部と、を備え、
    前記側面部は、
    前記正面部に連なる外側の側面板部と、該外側の側面板部の内側に重ねられた内側の側面板部とで構成され、
    前記内板部は、
    前記軸方向において前記第1切取線よりも他端側に配置された第3折り目線と、
    前記第3折り目線を挟んで前記他端側の部分で構成され、前記正面部に固定された固定面部と、
    前記第3折り目線を介して前記固定面部に連なり、前記正面部に固定されることなく前記被押圧部の内側に重ねて配置された内側カバー面部と、を備え、
    前記被押圧部の内側に前記内側カバー面部が重ねられた状態において、前記内側カバー面部の前記軸方向一端側の先端部は、前記第1折り目線に沿って配置され、
    前記固定面部は、前記軸方向に延びる第4折り目線を介して、前記内側の側面板部に連なり、
    前記内側カバー面部は、前記第4折り目線の前記軸方向一端側に連続するように設けられた第2切取線を介して、前記内側の側面板部に連なることを特徴とする包装箱。
  2. 前記第3折り目線上に切り込みが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記第2切取線の前記軸方向一端側の一部は、前記軸方向の一端側から他端側に向かう方向の切り離しを促進するジッパ状の切り込みで構成され、
    前記第2切取線の前記軸方向他端側の一部は、前記軸方向の他端側から一端側に向かう方向の切り離しを促進するジッパ状の切り込みで構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記内側カバー面部の前記先端部に、前記軸方向他端側に凹入した切欠が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装箱。
  5. 前記第1切取線は、前記正面部における前記被押圧部を除いた残りのシート部分と前記被押圧部とを隔てる境界線を構成し、該境界線の全長に亘って、前記残りのシート部分と前記被押圧部とは前記第1切取線を介して連なっていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の包装箱。
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