JP2008128273A - ストラットマウント及びその組付構造体 - Google Patents

ストラットマウント及びその組付構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】インナ部材を簡易に作製することができるようにして低コスト化を実現し得るようにするとともに、より軽量化を図り得るようにしたストラットマウント及びその組付構造体を提供する。
【解決手段】ストラットマウントは、厚肉円筒状に形成されたゴム弾性体1と、円筒状の形成されてゴム弾性体1の内周に配設されたインナ部材2とからなる。インナ部材2は、軸方向において二つに分割形成され、プレス回数(プレス工程数)が少なくて済むプレス加工により形成されてゴム弾性体1の下端側内周面12に固着されたテーパ状円筒部22を有する第1インナ21と、鋼管材を切断することによりストレートな円筒状に簡易に形成されてゴム弾性体1の上端側内周面13に圧入固定された第2インナ25とから構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のストラット式サスペンション装置において使用されるストラットマウント及びその組付構造体に関する。
従来、ストラット式サスペンション装置では、ショックアブソーバとコイルスプリングとを有するストラットの上端と車両のボディとの間に、ゴム弾性体を主要素と構成されるストラットマウントを介在させて、タイヤを通じて路面から伝達される振動をショックアブソーバとコイルスプリングとの協働作用で吸収するとともに、それらショックアブソーバ及びコイルスプリングにて吸収しきれない振動をストラットマウントで吸収することにより、路面からの振動がボディに伝達されるのを防止ないし抑制するようにしている。
このようなストラットマウントとして、従来より、例えば特許文献1〜3に開示されているように、車両のボディに上方に凹んだ状態に形成された凹所に対し下方から上向きに嵌め込まれて、ボディに対して締結されることなく、ボディの荷重により凹所の内面にゴム弾性体の外周面が押圧された状態でボディに対して組み付けられるタイプのストラットマウントが知られている。
このタイプのストラットマウントは、一般に、図5に示すように、剛性材により筒状に形成されて径方向に距離を隔てて同軸状に配置されたインナ部材71及びアウタ部材72と、それら両部材71、72の間に介在して両部材71、72を一体的に連結するゴム弾性体73とから構成されている。このタイプのストラットマウントは、ボディに対する締結部材を省略することができるため、低コストで作製することができかつ軽量化を図れる点で有利となる。
そして、このストラットマウントは、図4に示すように、フロントサスペンション装置において、インナ部材71の内周側に装着保持されたベアリング部材53やアッパシート52と共にショックアブソーバのピストンロッド54の先端に保持された状態で、車両のボディパネル51に設けられた凹所51aの内面に対してゴム弾性体73の外周面が押圧されるように嵌め込まれた後、ボディパネル51の凹所51aの裏面に対向するように配置されるリバウンドストッパ部材56がピストンロッド54の先端に螺合されるナット57で固定されることにより、ボディパネル51に対して組み付けられている。
ところで、上記のストラットマウントにおけるインナ部材71やアウタ部材72は、通常、平板状の金属板にプレス加工を施して板厚方向に圧延させることにより、上端に向かうに連れて先細りとなる円筒形状に形成されている。この場合、プレス加工を施す時に、一度のプレスストロークを大きくすると、金属板のプレス方向への圧延変形量が大きくなり肉厚が薄くなってしまうため、一度のプレスストロークを余り大きくすることができない。そのため、プレス加工後の最終的な形状において軸方向長さが長くなるものほど、より多くのプレス回数(プレス工程数)が必要となる。
特に、インナ部材71は、その内周側にベアリング部材53やアッパシート52が装着保持される湾曲したテーパ状の部位を複数有する複雑な構造であり、且つアウタ部材72に比べて軸方向長さが長い円筒形状に形成されるため、アウタ部材72より格段に多くのプレス回数(プレス工程数)が必要となる。そのため、インナ部材71のプレス加工による作製がコスト上昇を招く一つの原因となっている。
実公平2−12081号公報 特開2004−232824号公報 特開2006−2796号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、インナ部材を簡易に作製することができるようにして低コスト化を実現し得るようにするとともに、より軽量化を図り得るようにしたストラットマウント及びその組付構造体を提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決する本発明に係るストラットマウントは、厚肉筒状に形成されたゴム弾性体と、剛性材により該ゴム弾性体よりも薄肉の筒状に形成されて該ゴム弾性体の内周に配設されたインナ部材とからなり、車両のボディに上方に凹んだ状態に形成された凹所に対し下方から上向きに嵌め込まれて、前記ボディに対して締結されることなく、前記ボディの荷重により前記凹所の内面に前記ゴム弾性体の外周面が押圧された状態で前記ボディに対して組み付けられるストラットマウントであって、前記インナ部材は、軸方向において二つに分割形成され、軸方向下端側から上端側に向かうに連れて次第に小径となる湾曲テーパ状に形成されて前記ゴム弾性体の軸方向下端側内周に固着されたテーパ状円筒部を有する第1インナと、ストレートな円筒状に形成されて前記ゴム弾性体の軸方向上端側内周に圧入固定された第2インナとから構成されていることを特徴としている。
本発明のストラットマウントでは、インナ部材が、軸方向において二つに分割形成された第1インナと第2インナとから構成されている。第1インナは、平板状の金属板にプレス加工を施して板厚方向に圧延させることにより、軸方向下端側から上端側に向かうに連れて次第に小径となる湾曲テーパ状に形成されたテーパ状円筒部を有する。このテーパ状円筒部は、ゴム弾性体の軸方向下端側内周に固着される部位であり、通常、ゴム弾性体の軸方向長さの1/2〜2/3程度の長さに形成されているため、従来のインナ部材に比べて、軸方向長さを1/2程度に短くすることが可能となる。また、軸方向下端側から上端側に向かうに連れて次第に小径となる湾曲テーパ状に形成されるテーパ状円筒部は、軸方向全体において比較的単純な形状になるため、構造の複雑化が回避されている。そのため、第1インナをプレス加工により作製する際に、プレス回数(プレス工程数)が少なくて済むので、簡易に作製することができ、低コスト化の実現が可能となる。
一方、第2インナは、剛性材によりストレートな円筒状に形成されたものであることから、例えば、鋼管材を所定長さに切断したものや、樹脂製のパイプ材をそのまま採用することができる。そのため、プレス加工を必要とせず、簡易に作製することができるので、低コスト化の実現が可能となる。なお、この第2インナが、ゴム弾性体の軸方向上端側内周に圧入固定されることにより、ゴム弾性体に予圧縮が掛かり、且つゴム弾性体が軸直角方向において拘束されるため、ゴム弾性体の充分な耐久性と必要な特性を確保することが可能となる。
また、本発明のストラットマウントは、インナ部材が軸方向において二つに分割形成されていることから、従来のものよりも軸方向において小型化することが可能となる。さらに、本発明のストラットマウントは、ゴム弾性体と、第1インナ及び第2インナよりなるインナ部材とで構成されており、従来のストラットマウントで採用されていた金属製のアウタ部材が省略されていることにより、軽量化を図ることが可能となる。
なお、本発明のストラットマウントの好ましい態様として、第1インナは、テーパ状円筒部の下端から径方向外方に延出してゴム弾性体の下端面と軸方向において対向配置されるリング状のフランジ部を有するように構成することができる。このようにすれば、フランジ部が、ゴム弾性体の軸方向の過大な変位を規制するストッパとして機能するため、ゴム弾性体の耐久性を向上させることができる。
また、本発明のストラットマウントの好ましい他の態様として、ゴム弾性体の内周面の軸方向上端部に、径方向内方に突出して、ゴム弾性体の内周に圧入された第2インナの抜け出しを防止する突出部を設けるようにすることができる。このようにすれば、振動入力によりゴム弾性体が弾性変形する際に、ゴム弾性体からの第2インナの抜け出しを確実に防止することができる。
また、本発明のストラットマウントの好ましい更に他の態様として、ゴム弾性体の内周部に、第2インナが圧入される際にゴム弾性体の弾性変位を吸収する逃がし凹部を設けるようにすることができる。このようにすれば、第2インナのゴム弾性体の内周への圧入を円滑に行うことができる。なお、この逃がし凹部は、ゴム弾性体の内周面の軸方向中間部に設けてもよく、或いはゴム弾性体の内周面の軸方向中間部に形成される段部に設けるようにしてもよい。
そして、上記課題を解決する本発明に係るストラットマウントの組付構造体は、上記ストラットマウントが、前記第1インナの内周側に装着されたベアリング部材と共にショックアブソーバのピストンロッドの先端に保持された状態で、車両のボディに設けられた前記凹所の内面に対して前記ゴム弾性体の外周面が押圧されるように嵌め込まれた後、前記凹所の裏面に対向するように配置されるリバウンドストッパ部材が前記ピストンロッドの先端に螺合されるナットで固定されることにより前記ボディに対して組み付けられていることを特徴としている。
本発明のストラットマウントによれば、インナ部材が、軸方向において二つに分割形成され、軸方向下端側から上端側に向かうに連れて次第に小径となる湾曲テーパ状に形成されて前記ゴム弾性体の軸方向下端側内周に固着されたテーパ状円筒部を有する第1インナと、ストレートな円筒状に形成されて前記ゴム弾性体の軸方向上端側内周に圧入固定された第2インナとから構成されているため、インナ部材を簡易に作製することができ、低コスト化を実現することができる。また、本発明のストラットマウントは、ゴム弾性体と、第1インナ及び第2インナよりなるインナ部材とにより構成されており、従来のストラットマウントで採用されていた金属製のアウタ部材が省略されているため、軽量化を図ることができる。
また、本発明のストラットマウントの組付構造体は、軸方向において二つに分割形成されたインナ部材を備え、従来のものよりも軸方向において小型化が可能で且つ軽量化が可能な上記のストラットマウントが組み付けられているため、車両のボディに対して、スペース的に効率良く有利に組み付けことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係るストラットマウントの軸方向に沿う断面図であり、図2はそのストラットマウントのゴム弾性体を加硫成形した時の軸方向に沿う断面図であり、図3はそのストラットマウントの組付状態を示す軸方向に沿う断面図である。
本実施形態のストラットマウントは、図1に示すように、厚肉筒状に形成されたゴム弾性体1と、剛性材によりゴム弾性体1よりも薄肉の筒状に形成されて軸方向において二つに分割形成された第1インナ21及び第2インナ25からなりゴム弾性体1の内周に配設されたインナ部材2と、から構成されている。
ゴム弾性体1は、所定のゴム材料を第1インナ21と共に一体加硫成形することにより形成されており(図2参照。)、軸方向両端の外周側が内周側よりも軸方向上方に位置するように傾斜した厚肉円筒状に形成されている。このゴム弾性体1の外周面11は、ストラットマウントが組み付けられるべく車両のボディに設けられた凹所51a(図3参照。)の内面形状と対応して、軸方向上端に向かうに連れて次第に小径となるテーパ状に形成されている。
一方、ゴム弾性体1の軸方向略半分の長さに形成された下端側内周面12は、第1インナ21のテーパ状円筒部22の外周面に加硫接着されており、その外周面形状と対応して、軸方向下端側から上端側に向かうに連れて次第に小径となる湾曲テーパ状に形成されている。また、ゴム弾性体1の軸方向略半分の長さに形成された上端側内周面13は、径が一定のストレート状に形成されている。上端側内周面13の径は、下端側内周面12の軸方向上端側の径と略同じとなるようにされている。この上端側内周面13の軸方向上端部には、径方向内方に突出してリング状に形成された突出部14がゴム弾性体1と一体に設けられており、この突出部14によって、上端側内周面13に圧入された第2インナ25の抜け出しを防止するようにされている。
また、ゴム弾性体1の上端側内周面13と下端側内周面12の間の部位(軸方向の略中央部)には、径方向内方へ延出するリング状の段部15が設けられている。この段部15の上面と上端側内周面13とが交わる角部には、径方向外方に向かうに連れて次第に軸方向下方へ傾斜するように形成された逃がし凹部16が、段部15上面の外周縁部に沿って設けられている。この逃がし凹部16は、上端側内周面13に第2インナ25が圧入される際にゴム弾性体1の弾性変位を吸収することによって、第2インナ25の圧入を円滑に行い得るようにするために設けられている。
インナ部材2の第1インナ21は、平板状の鋼板にプレス加工を施すことにより形成されたもので、軸方向下端側から上端側に向かうに連れて次第に小径となる湾曲テーパ状に形成されたテーパ状円筒部22と、テーパ状円筒部22の下端から径方向外方に延出するリング状のフランジ部23とからなる。なお、湾曲テーパ状に形成されたテーパ状円筒部22の上端末部は、軸と略直角になるように求心方向に延出している。この第1インナは、ゴム弾性体1の加硫成形時に、テーパ状円筒部22の外周面がゴム弾性体1の下端側内周面12及び段部15の下面に加硫接着されて一体的に組み付けられている。
これにより、フランジ部23は、ゴム弾性体1の下端面と軸方向において距離を隔てて略オーバーラップした状態で対向するように配置されており、軸方向の振動が入力した際に、ゴム弾性体1の軸方向の過大な変位を規制するストッパとして機能する。なお、フランジ部23の表面及びテーパ状円筒部22の内周面は、ゴム弾性体1の加硫成形時に、ゴム弾性体1と一体に形成されたゴム被覆層17により覆われている。また、テーパ状円筒部22の内周面の内周面を覆うゴム被覆層17には、テーパ状円筒部22の内周側に配設されるベアリング部材53をシールするためのシールリップ18が設けられている。
一方、第2インナ25は、第1インナ21と略同じ肉厚で所定の径を有する鋼管材を所定長さに切断することにより形成されたものであり、ストレートな円筒状に形成されている。この第2インナ25は、ゴム弾性体1の上端側内周面13の径と同じかそれよりも僅かに大きい外径を有し、その上端側内周面13に圧入固定されている。
以上のように構成された本実施形態のストラットマウント、図3に示すように、車両のボディパネル51に上方に凹んだ状態に形成された凹所51aに対し下方から上向きに嵌め込まれて組み付けられる。この場合、先ず、ストラットマウントの下方に配置されるアッパシート52と、ストラットマウントの第1インナ21の内周側に装着されるベアリング部材53と、ストラットマウントとを順番に、それらの中央孔内に挿入されるショックアブソーバのピストンロッド54の先端部に保持させる。その状態で、ボディパネル51の凹所51aの内面に対して、ゴム弾性体1の外周面11が押圧されるようにストラットマウントを嵌め込む。
次に、第1インナ21の上端部の内周側位置でベアリング部材53と重なり合う状態に取り付けられるスペーサ55をピストンロッド54の先端部に嵌め込んだ後、凹所51aの裏面に対向配置されるリバウンドストッパ部材56の中央部がスペーサ55と重なり合うようにして、リバウンドストッパ部材56の中央孔をピストンロッド54の先端部に嵌め込む。その後、ピストンロッド54の先端部に設けられた雄ねじ部にナット57を螺合してリバウンドストッパ部材56を緊締することにより、ボディパネル51に設けられた凹所51aに対して、ストラットマウントが組み付けられる。
なお、車輪の操舵を可能にするために、インナ部材2の第1インナ21とアッパシート52との間に配設されたベアリング部材53は、軸方向上端側において、ゴム弾性体1の段部15とリバウンドストッパ部材56とが圧接していることによりシールされ、軸方向下端側においては、ゴム被覆層17のシールリップ18がベアリング部材53に圧接していることによりシールされている。
上記のように組み付けられる本実施形態のストラットマウントは、インナ部材2が軸方向において二つに分割形成されていることから、従来のものよりも軸方向において小型化することが可能となっており、また、スペーサ55も軸方向の厚さが薄いものを使用できる構造となっているので、車両のボディに対して、スペース的に効率良く有利に組み付けられている。
以上のように、本実施形態のストラットマウントは、インナ部材2が軸方向において二つに分割形成され、プレス回数(プレス工程数)が少なくて済むプレス加工によって形成される第1インナ21と、鋼管材を切断することにより簡易に形成されるストレートな円筒状の第2インナ25とから構成されているため、インナ部材2を簡易に作製することができ、低コスト化を実現することができる。また、第1インナ21がゴム弾性体1の下端側内周面12に固着され、第2インナ25がゴム弾性体1の上端側内周面13に圧入固定されるように構成されていることにより、ゴム弾性体1の充分な耐久性と必要な特性を確保することができる。
さらに、本実施形態のストラットマウントは、ゴム弾性体1と、第1インナ21及び第2インナ25よりなるインナ部材2とによって構成されており、従来のストラットマウントで採用されていた金属製のアウタ部材が省略されているため、軽量化を図ることができる。
また、本実施形態のストラットマウントの組付構造体は、軸方向において二つに分割形成されたインナ部材2を備え、従来のものよりも軸方向において小型化が可能で且つ軽量化が可能な上記のストラットマウントが組み付けられているため、車両のボディに対して、スペース的に効率良く有利に組み付けことができる。
本発明の実施形態に係るストラットマウントの軸方向に沿う断面図である。 本発明の実施形態に係るストラットマウントのゴム弾性体を加硫成形した時の軸方向に沿う断面図である。 本発明の実施形態に係るストラットマウントの組付状態を示す軸方向に沿う断面図である。 従来のストラットマウントの組付状態を示す軸方向に沿う断面図である。 従来のストラットマウントの軸方向に沿う断面図である。
符号の説明
1…ゴム弾性体 11…外周面 12…下端側内周面 13…上端側内周面 14…突出部 15…段部 16…逃がし凹部 17…ゴム被覆層 18…シールリップ 2…インナ部材 21…第1インナ 22…テーパ状円筒部 23…フランジ部 25…第2インナ 51…ボディパネル 51a…凹所 52…アッパシート 53…ベアリング部材 54…ピストンロッド 55…スペーサ 56…リバウンドストッパ部材 57…ナット

Claims (5)

  1. 厚肉筒状に形成されたゴム弾性体と、剛性材により該ゴム弾性体よりも薄肉の筒状に形成されて該ゴム弾性体の内周に配設されたインナ部材とからなり、車両のボディに上方に凹んだ状態に形成された凹所に対し下方から上向きに嵌め込まれて、前記ボディに対して締結されることなく、前記ボディの荷重により前記凹所の内面に前記ゴム弾性体の外周面が押圧された状態で前記ボディに対して組み付けられるストラットマウントであって、
    前記インナ部材は、軸方向において二つに分割形成され、軸方向下端側から上端側に向かうに連れて次第に小径となる湾曲テーパ状に形成されて前記ゴム弾性体の軸方向下端側内周に固着されたテーパ状円筒部を有する第1インナと、ストレートな円筒状に形成されて前記ゴム弾性体の軸方向上端側内周に圧入固定された第2インナとから構成されていることを特徴とするストラットマウント。
  2. 前記第1インナは、前記テーパ状円筒部の下端から径方向外方に延出して前記ゴム弾性体の下端面と軸方向において対向配置されるリング状のフランジ部を有する請求項1に記載のストラットマウント。
  3. 前記ゴム弾性体の内周面の軸方向上端部には、径方向内方に突出して、前記ゴム弾性体の内周に圧入された前記第2インナの抜け出しを防止する突出部が設けられている請求項1又は2に記載のストラットマウント。
  4. 前記ゴム弾性体の内周部には、前記第2インナが圧入される際に前記ゴム弾性体の弾性変位を吸収する逃がし凹部が設けられている請求項1〜3の何れかに記載のストラットマウント。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のストラットマウントが、前記第1インナの内周側に装着されたベアリング部材と共にショックアブソーバのピストンロッドの先端に保持された状態で、車両のボディに設けられた前記凹所の内面に対して前記ゴム弾性体の外周面が押圧されるように嵌め込まれた後、前記凹所の裏面に対向するように配置されるリバウンドストッパ部材が前記ピストンロッドの先端に螺合されるナットで固定されることにより前記ボディに対して組み付けられていることを特徴とするストラットマウントの組付構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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