JP2008125298A - 線材、及び線材の製造治具 - Google Patents

線材、及び線材の製造治具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008125298A
JP2008125298A JP2006308471A JP2006308471A JP2008125298A JP 2008125298 A JP2008125298 A JP 2008125298A JP 2006308471 A JP2006308471 A JP 2006308471A JP 2006308471 A JP2006308471 A JP 2006308471A JP 2008125298 A JP2008125298 A JP 2008125298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
width
widened
wire
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006308471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4624334B2 (ja
Inventor
Takeo Kawashima
武夫 川嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mostec Inc
CTU of Delaware Inc
Original Assignee
Mostec Inc
Mostek Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mostec Inc, Mostek Corp filed Critical Mostec Inc
Priority to JP2006308471A priority Critical patent/JP4624334B2/ja
Publication of JP2008125298A publication Critical patent/JP2008125298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4624334B2 publication Critical patent/JP4624334B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • H02K15/0435Wound windings
    • H02K15/0478Wave windings, undulated windings
    • H02K15/0485Wave windings, undulated windings manufactured by shaping an annular winding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

【課題】コイルの占積率を向上できる線材、及び線材の製造治具を提供すること。
【解決手段】線材10は、一定の断面積を有する単位部11が長手方向に連続して形成されている。単位部11は、左右にそれぞれ隣接する単位部11との間に位置する一端部12及び他端部13と、それぞれが一定の幅を有する複数の拡幅部14と、拡幅部14同士の間に位置するつなぎ部15とを有する。拡幅部14の断面形状は矩形であり、互いに隣接する二つの拡幅部14で拡幅部の組を構成する。拡幅部の組を構成する拡幅部14の幅は、同一である。また、拡幅部14の幅は、拡幅部の組ごとに、他端部13側に進むに従って小さくなるため、拡幅部14の幅は、拡幅部14の幅よりも大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は電気及び電子部品に使用されるコイル等に用いられる線材、及び線材の製造治具に関するものである。
一般的な電動モーターは、例えば、円筒形状のステーターと、ステーターの内側に配置された円柱形状のローターと、ローターに接続されているシャフトから構成されている。ステーターとしては、内歯形状のステーター鉄心の内歯に、ステーター鉄心の径方向内側から捲線を捲き付けて構成したものがある。
図13は、従来のステーターの構成を示す模式的な斜視図である(例えば、特許文献1参照)。図13に示すステーター100は、3相8極の分布捲きステーターである。ステーター100は、円筒形状で48個のティース(内歯)111及びスロット112を有するステーター鉄心110を有している。また、ステーター100は、各々8個のU相コイル161、V相コイル171、及びW相コイル181を有している。U相コイル161、V相コイル171、及びW相コイル181として用いられる捲線には、丸線や平角線などの線材が用いられる。
なお、以下の説明において、ステーターとは、ステーター鉄心のスロットに各コイル用の捲線が配置されている状態のものを意味するものとする。また、捲線とは、単に線材が捲かれた状態のものを意味するものとし、ステーター鉄心のスロットに捲線が配置されているか否かは問わないものとする。
U相コイル161、V相コイル171、及びW相コイル181として用いられる捲線として、幅が一定の従来の平角線を用いた場合を説明する。図14は、図13に示すステーター100を中心軸110Xに垂直な平面で切断したP−P断面の部分拡大図である。なお、図14では、U相コイル161として用いられる捲線150が、スロット112aに配置されているものとする。
スロット112aに配置された捲線150では、捲線150を構成する平角線の幅方向がスロット112aの底面114aにほぼ平行となるように、ステーター鉄心110に配置されており、この平角線がスロット112aの最外周側(底面114側)からの最内周側(中心軸110X側)の方向に積層されている。
また、図14に示す内歯111は、ステーター鉄心110の半径方向に沿って、中心軸110X側に伸びるようにして形成されている。従って、スロット112aの幅rは、スロット112aの最外周側から最内周側の方向へ連続的に減少する。すなわち、スロット112aの幅rは、スロット112aの最内周側で最小値r1となり、最外周側で最大値r2となる。
このため、上述のように、U相コイル161、V相コイル171、及びW相コイル181として、幅が一定の従来の平角線が積層されている捲線をスロット112内に配置可能とするためには、従来の平角線の幅は、スロット112の最小幅により制限される。
特開2004−194435号公報
しかしながら、上述のように、幅が一定の従来の平角線を用いた捲線を、ステーター鉄心110に配置する構成の場合、図14に示すように、スロット112aの幅と捲線150の幅との差によって生じる隙間Sが、スロット112aの最外周側に近い程大きくなる。このように、幅が一定の従来の平角線を用いた捲線を、ステーター鉄心110に配置すると、スロット112中の空間を有効利用できず、コイルの占積率が悪くなるという問題があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を考慮して、コイルの占積率を向上し得る線材、及び線材の製造治具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明は、
所定の単位部が長手方向に連続して形成された線材であって、
前記単位部は、
前記単位部の一端に位置する一端部と、
前記単位部の他端に位置する他端部と、
それぞれが一定の幅を有する、複数の拡幅部と、
前記拡幅部同士の間に位置するつなぎ部とを含み、
前記つなぎ部を介して互いに隣接する拡幅部のうち、前記一端部側の前記拡幅部の幅は、前記他端部側の前記拡幅部の幅以上であり、かつ、前記一端部に隣接する前記拡幅部の幅は、前記他端部に隣接する前記拡幅部の幅より大きく、
前記各単位部は、前記長手方向に直交する断面の断面積が一定である、線材である。
また、第2の本発明は、
前記単位部は、前記つなぎ部を介して前記互いに隣接する拡幅部の双方の幅が同一である拡幅部の組を複数組含み、前記拡幅部の組同士の前記幅は、前記一端部側より前記他端部側のほうが小さい、第1の本発明の線材である。
また、第3の本発明は、
前記一端部に隣接する前記拡幅部の幅は、実質上円筒形状のステーターの、前記円筒形状の中心軸に向かって形成された複数のスロットの最外周側の幅と実質上同一であり、
前記他端部に隣接する前記拡幅部の幅は、前記複数のスロットの最内周側の幅と実質上同一である、第1または第2の本発明の線材である。
また、第4の本発明は、
前記一端部、前記他端部、及び前記つなぎ部の断面形状は、前記線材を形成するための素線の断面形状と同一である、第1から第3のいずれかの本発明の線材である。
また、第5の本発明は、
第1の本発明の線材を製造するための素線を、所定形状にプレス加工するための第1型と第2型とを有する製造治具であって、
前記第1型または前記第2型は、前記単位部を形成するための単位溝を備え、
前記単位溝は、
前記単位溝の一端に位置する、前記一端部を形成するための一端溝と、
前記単位溝の他端に位置する、前記他端部を形成するための他端溝と、
前記複数の拡幅部をそれぞれ形成するための複数の拡幅溝と、
前記拡幅溝同士の間に位置する、前記つなぎ部を形成するためのつなぎ溝とを含み、
前記つなぎ溝を介して互いに隣接する拡幅溝のうち、前記一端溝側の前記拡幅溝の幅は、前記他端溝側の前記拡幅溝の幅以上であり、かつ、前記一端溝に隣接する前記拡幅溝の幅は、前記他端溝に隣接する前記拡幅溝の幅より大きく、
前記一端溝、前記他端溝、及び前記つなぎ溝の幅及び深さは、前記線材を形成するための素線の幅及び厚みよりも大きく、
前記第1型と前記第2型とを合わせた際に前記単位溝に沿って形成される空間のうち、前記複数の拡幅溝に対応する空間の断面積は、前記素線の長手方向に直交する断面の断面積と実質上同一である、線材の製造治具である。
本発明によれば、コイルの占積率を向上し得る線材、及び線材の製造治具を提供することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施の形態について説明する。
なお、以下の説明において、線材及び線材を構成する構成要素の「断面積」及び「断面形状」とは、線材の長手方向に直交する面における、線材及び線材を構成する構成要素の断面積及び断面形状を意味するものとする。
図1は、本発明の一実施の形態の線材を構成する単位部の模式的な平面図である。なお、以下に示す図面では、単位部の構成を説明するために、後述する拡幅部やつなぎ部などの外形、あるいは大きさなどを模式的に示している。従って、以下に示す図面は、後述する拡幅部やつなぎ部などの外形、あるいは大きさの比率などを、そのまま反映するものではない。
図1に示す線材10は、後述する所定の構成を有する単位部11が線材10の長手方向に連続して形成された線材である。単位部11は、図1中における単位部11の左隣りの単位部11(図示省略)と図示した単位部11との間に位置する一端部12と、図1中における単位部11の右隣りの単位部11(図示省略)と図示した単位部11との間に位置する他端部13と、それぞれが一定の幅を有する複数の拡幅部14と、拡幅部14同士の間に位置する複数のつなぎ部15と、境界部16とを有する。
なお、単位部11が、本発明の単位部の一例であり、一端部12が、本発明の一端部の一例であり、他端部13が、本発明の他端部の一例であり、拡幅部14が、本発明の拡幅部の一例であり、つなぎ部15が、本発明のつなぎ部の一例である。
図1に示すように、一端部12に隣接する拡幅部14を拡幅部14とする。以下、図1中の右側に進むに従って、拡幅部14に、拡幅部14、拡幅部14、…と符号を付す。他端部13に隣接する拡幅部14を、拡幅部14(nは2以上の自然数)とする。
また、拡幅部14と14との間に位置するつなぎ部15を、つなぎ部15とする。以下、図1中の右側に進むに従って、つなぎ部15に、つなぎ部15、つなぎ部15、…と符号を付す。図1中の最も右側に位置するつなぎ部15は、拡幅部14n−1と14との間に位置するつなぎ部15n−1となる。
単位部11の断面積は、一定である。すなわち、単位部11の断面積は、一端部12、他端部13、拡幅部14、及びつなぎ部15の位置によらず、一定である。
一端部12及び他端部13は、単位部11の両端に対応する。また、一端部12及び他端部13は、線材10が単位部11ごとに切断された場合、他の捲線、あるいは他の電気部品や電子部品などと接続するための接続部となる。
拡幅部14の長手方向の長さは同一である。しかし、それぞれの拡幅部14は、単位部11中の位置に応じた一定の幅を有する。例えば、図1に示すように、拡幅部14の幅と拡幅部14の幅は同一であるが、拡幅部14の幅は、拡幅部14の幅より小さい。拡幅部14の幅の変化の詳細については、後述する。
つなぎ部15は、上述したように、拡幅部14同士の間に位置する。また、図1では、それぞれのつなぎ部15の長手方向の長さを同一にして示している。しかし、つなぎ部15の長手方向の長さは、つなぎ部15ごとに異なっていてもよい。つなぎ部15の長手方向の長さの変化の一例については、後述する。
境界部16は、一端部12、他端部13又はつなぎ部15と、拡幅部14とをつなげており、一端部12、他端部13又はつなぎ部15から、拡幅部14へ移り変わる段階の途中領域と考えればよい。
次に、単位部11の断面形状を、図2を用いて説明する。
図2は、図1に示す単位部11の各構成要素の断面図である。図2(a)は、一端部12のA−A断面図、図2(b)は、拡幅部14のB−B断面図、図2(c)は、つなぎ部15のC−C断面図、図2(d)は、拡幅部14のD−D断面図、図2(e)は、拡幅部14n−1のE−E断面図、図2(f)は、他端部13のF−F断面図である。
図2(a)及び(f)に示すように、一端部12及び他端部13の断面形状は、同一の円形である。また、一端部12及び他端部13の断面形状を、後述するように、線材10を製造するための素線の断面形状と同一としてもよい。
図2(b)、(d)、及び(e)に示すように、拡幅部14、14及び14n−1の断面形状は、矩形である。しかし、単位部11の断面積が一定であるため、拡幅部14は、図2(b)、(d)、及び(e)に示すように、それぞれが有する幅に応じた厚みを有する。
図2(c)に示すように、つなぎ部15の断面形状は、一端部12及び他端部13と同一の円形である。図2(c)では、つなぎ部15の断面形状のみ示したが、つなぎ部15のそれぞれの断面形状は、同一である。しかし、図2(c)は、各つなぎ部15の断面形状が異なることを妨げるものではない。
次に、拡幅部14ごとの幅の変化について、図3を用いて説明する。図3は、拡幅部14が有する幅の変化を説明するための線材10の模式的な上面図である。
図3に示す拡幅部14は、図3中の左側から右側へ、拡幅部14〜14k+4の順番で配置されている。図3に示すように、拡幅部14及び14k+1は、拡幅部の組20を構成する。拡幅部14k+2及び14k+3は、拡幅部の組30を構成する。また、拡幅部14k+4は、右側に隣接する拡幅部14k+5(図示省略)と拡幅部の組を構成する。従って、単位部11に含まれる拡幅部14の数は、偶数となる。
拡幅部の組20において、拡幅部14及び14k+1は、同一の幅w1を有する。また、拡幅部の組30において、拡幅部14k+2及び14k+3は、同一の幅w2を有する。このように、拡幅部の組を構成する二つの拡幅部の幅は、同一である。
しかし、図3に示すように、拡幅部の組20の拡幅部14及び14k+1の幅は、拡幅部の組30の拡幅部14k+2及び14k+3の幅より大きい。また、拡幅部の組30の拡幅部14k+2及び14k+3の幅は、拡幅部14k+4の幅より大きい。このように、図3中の右側に進むに従って、拡幅部14の幅は、拡幅部の組ごとに小さくなる。
図1に示す単位部11では、拡幅部14及び14と、拡幅部14n−1及び14とがそれぞれ拡幅部の組を構成している。図1に示す単位部11において、拡幅部の組が二組以上であるため、拡幅部14の幅は、拡幅部14の幅より大きくなる。
以下では、本実施の形態の線材10の製造方法と、その製造に用いる本発明の製造治具の一例について説明する。
図4は、線材10を形成するための素線をプレス成型する際に用いる金型40の模式的な斜視図である。金型40は、直方体の形状であり、下面が平面である上型40aと、上面に単位部11を一つ形成するための単位溝41が設けられた下型40bとで構成される。
上型40aは、上型40aと下型40bとの接触面に垂直な方向に移動可能となっている。下型40bは、固定されている。下型40bの上面には、素線200の挿入方向(金型40の長手方向)と平行に単位溝41が形成されている。上型40aには、単位溝は形成されていない。
次に、単位溝41について図5を用いて説明する。図5は、下型40bの模式的な上面図である。なお、以下では、素線200として丸線を用いるものとして説明する。
図5に示すように、単位溝41は、一端部12を形成するための一端溝42と、他端部13を形成するための他端溝43と、拡幅部14を形成するための複数の拡幅溝44と、つなぎ部15を形成するためのつなぎ溝45と、境界部16を形成するための境界溝46とによって構成される。
なお、上型40aが、本発明の第1型の一例であり、下型40bが本発明の第2型の一例であり、単位溝41が、本発明の単位溝の一例であり、一端溝42が、本発明の一端溝の一例であり、他端溝43が、本発明の他端溝の一例であり、拡幅溝44が、本発明の拡幅溝の一例であり、つなぎ溝45が、本発明のつなぎ溝の一例である。
一端溝42は、単位溝41の左端部、すなわち下型40bの左端部に形成される。また、他端溝43は、単位溝41の右端部、すなわち、下型40bの右端部に形成される。
図5に示すように、一端溝42に隣接する拡幅溝44を拡幅溝44とする。以下、図5中の右側へ進むに従って、拡幅溝44に、拡幅溝44、拡幅溝44、…と符号を付す。他端溝43に隣接する拡幅溝44を、拡幅溝44とする。
また、つなぎ溝45において、拡幅溝44と44との間に位置するつなぎ溝45を、つなぎ溝45とする。以下、図5中の右側へ進むに従って、つなぎ溝45、つなぎ溝45、…と符号を付す。図5中の最も右側に位置するつなぎ溝45は、拡幅溝44n−1と44との間に位置するつなぎ溝45n−1となる。
次に、単位溝41の断面形状について説明する。図6は、単位溝41を構成する各溝の断面図である。図6(a)は、一端溝42のG−G断面図、図6(b)は、拡幅溝44のH−H断面図、図6(c)は、つなぎ溝45のI−I断面図、図6(d)は、拡幅溝44のJ−J断面図、図6(e)は、拡幅溝44のK−K断面図、図6(f)は、他端溝43のL−L断面図である。
図6(a)及び(f)に示すように、一端溝42及び他端溝43は、同一の略U字形の断面形状を有する。一端溝42及び他端溝43は、上型40aと下型40bとを密着させた際に、素線200の断面形状を変化させないような大きさで形成される。すなわち、一端溝42及び他端溝43の、それぞれの幅及び深さは、素線200の幅及び厚み(直径)より大きい。
なお、図6では、一端溝42、他端溝43及びつなぎ溝45において、それぞれの幅及び深さが、素線200の幅及び厚みより大きいことを示すために、それぞれの溝の大きさを誇張して示している。しかし、実際には、一端溝42、他端溝43及びつなぎ溝45の幅及び深さは、素線200の幅及び厚みに対応した大きさとなる。
図6(b)、(d)及び(e)に示すように、拡幅溝44、44及び44は、略U字形の断面形状の溝であり、拡幅部14、14及び14のそれぞれの断面形状に合わせて形成される。他の拡幅溝44も、同様に、拡幅部14の断面形状に合わせて形成される。
図6(c)に示すように、つなぎ溝45は、略U字形の断面形状の溝である。つなぎ溝45の幅及び深さは、一端溝42及び他端溝43と同様に、素線200の幅及び厚みよりも大きい。他のつなぎ溝45についても同様である。
境界溝46では、一端溝42、他端溝43又はつなぎ溝45と、拡幅溝44とを滑らかにつなぐために、断面形状が徐々に変化している。
次に、金型40を用いた線材10の製造方法について説明する。
はじめに、上型40aと下型40bとは、互いが接触しない位置に平行に配置されている。そして、断面形状が円形の素線200を、上型40aと下型40bとの間に、金型40の長手方向と平行に供給し、素線200を単位溝41に沿うように配置させる。
その後、上型40aを移動させ、上型40aの下面と、下型40bの単位溝41が形成された上面とを密着させて、素線200をプレス成型する。これにより、素線200のプレスされた部分は、一つの単位部11となる。このとき、一端溝42、他端溝43及びつなぎ溝45と上型40aとで形成される空間の幅および高さが素線200の幅および厚みより大きいため、一端溝42、他端溝43及びつなぎ溝45に対応する位置にある素線200の断面形状は、変形しない。従って、この際に形成される一端部12、他端部13及びつなぎ部15の断面形状は、素線200と同一の円形となる。また、拡幅部44と上型40aで形成される空間の断面積は、素線200の断面積と実質的に同一であるため、拡幅部44に対応する位置にある素線200は、断面形状のみが変化する。ここでいう「実質的に同一」とは、線材10の製造工程時のばらつきなどを考慮したものであり、当業者が社会通念上同一とみなせる範囲内のものをいう。
その後、上型40aを移動させて、上型40aと下型40bとを、図4に示す状態に戻す。その後、形成された単位部11は、単位溝41から取り外される。次に、プレス成型済みの部分を巻き取り機(図示省略)で巻き取りつつ、新たな単位部11を形成するために、引き続き素線200のプレス成型されていない部分を、上型40aと下型40bとの間に供給する。これらの工程を繰り返すことによって、単位部11が繰り返し形成された線材10が製造される。
以下に、本実施の形態の線材10の一適用例として、図13に示すステーター100のU相コイル161に、線材10を用いた場合について説明する。
図7は、U相コイル161として用いるための、線材10(図1参照)から形成した、捲線の模式的な正面図である。図7に示す捲線122は、線材10を単位部11ごとに切断して得られた線材(以下、「捲線用線材」という)を捲いたものである。なお、図7に示す捲線122は、拡幅部14の形状を誇張して示している。このため、図7中の拡幅部14及びつなぎ部15の長さや大きさ、拡幅部14とつなぎ部15との大きさの比率、及び各部の形状などについては、図7に示した捲線122に限定されるものではない。
図7に示す捲線122は、全体として、概ね四辺形のコイル形状である。捲線122は、拡幅部14、14…が積層されたスロット部122aと、拡幅部14、14…が積層されたスロット部122bと、つなぎ部15、15…が引き回されたわたり部122cと、つなぎ部15、15…が引き回されたわたり部122dと、単位部11(図1参照)の一端部12及び他端部13にそれぞれ対応する、捲き始め部122e及び捲き終わり部122fとで構成される。
次に、捲線122をステーター鉄心110に配置した状態を、図8及び図9を用いて説明する。図8は、捲線122をU相コイル161(図13参照)として、ステーター鉄心110に配置した状態を模式的に示す斜視図である。なお、図8に示すステーター鉄心110では、スロット112a及び112b以外の構成の表示を省略している。図8に示すように、捲線122のスロット部122a及び122bが、スロット112a及び112bにそれぞれ配置されている。また、図8に示すように、拡幅部14の長手方向の長さは、ステーター鉄心110の高さhに対応している。
図9は、ステーター鉄心110を中心軸110X(図13参照)方向に垂直な平面で切断したP−P断面の部分拡大図である。図9に示すように、拡幅部14及び14がスロット112aの最外周側及び最内周側にそれぞれ配置されており、拡幅部14〜14の幅が、スロット112aの幅rの変化に対応している。このため、図14に示す捲線150とスロット112aとの隙間Sが最外周側に近い程拡がるのに対し、図9に示すスロット部122aとスロット112aとの隙間S、S、S、S、Sには、隙間Sのような拡がりが発生しない。
したがって、幅が一定の従来の平角線を用いた捲線150をスロット112aに配置した状態(図14参照)と、図9に示す状態とを比較すると、図9に示す状態は、図14に示す状態よりも、スロット112aの余剰空間が小さい。すなわち、捲線122を用いたU相コイル161は、従来の幅が一定の平角線を用いた捲線150を用いたU相コイル161よりも、占積率が向上している。また、スロット112bに配置されたスロット部122bについても、同様のことがいえる。
なお、拡幅部14及び14の幅と、スロット112a及び112bの最外周側の幅とは、それぞれ実質的に同一である。また、拡幅部14及び1410の幅と、スロット112a及び112bの最内周側の幅とは、それぞれ実質的に同一である。ここで、「実質的に同一である」とは、例えば、線材10の製造工程時のばらつきなどを考慮して、拡幅部14〜14と、スロット112aとの間に、図9に示すような、スロット112aに拡幅部14を配置可能とするための最小限の隙間S〜Sの存在を許容する程度のばらつきを含める趣旨であり、当業者が社会通念上同一とみなせる範囲内のものをいう。
次に、わたり部122cの状態について、図7を用いて説明する。わたり部122cにおいて、スロット部122a及び122bから遠い位置に存在するつなぎ部15ほど、引き回す距離が長くなる。このため、つなぎ部15は、つなぎ部15、15…の順に長くなる。わたり部122dについても、同様である。すなわち、単位部11(図1参照)において他端部13側のつなぎ部15が、一端部12側のつなぎ部15より長くなる。
なお、わたり部122c、122dの形状によっては、他端部13側のつなぎ部15が一端部12側のつなぎ部15より短くなる。また、わたり部122c、122dの高さ(図7の紙面上下方向)に制限があり、かつ拡幅部14を積層させる場合、つなぎ部15を、図7のわたり部122c、122dの内側(図7の紙面手前側)又は外側(図7の紙面奥側)に配置して引き回す必要がある。この場合、単位部11において、上記のつなぎ部15の長さの変化のパターンが繰り返し現れる。
次に、スロット112aにスロット部122aを配置する方法を、図10を用いて説明する。なお、スロット部122bに対しても、同様の説明を適用できる。
図10(a)は、スロット部122aの幅と、スロット112aの幅との関係を示す図、図10(b)は、スロット部122aをスロット112aに配置する際の、スロット部122aの形状を示す図である。なお、図10は、ステーター鉄心110を中心軸110X(図13参照)方向に垂直な平面で切断したP−P断面の部分拡大図である。
図10(a)に示すスロット部122aは、拡幅部14がN−N線を通り、かつ紙面に垂直な平面に対して左右対称な状態である。スロット部122aは、幅Wがスロット112aの幅rの最小値r1より大きいため、そのままスロット112aに配置することができない。
そこで、スロット部122aを形成する拡幅部14を矢印R方向にずらすことによって、スロット部122aを図10(b)に示すような階段状の形状とする。このとき、図10(a)の上側にある拡幅部14ほど、矢印R方向にずらす距離が大きくなる。そして、図10(b)に示すように、階段状の形状としたスロット部122aを、底面114aに対して傾ける。これにより、スロット部122aの幅W’が、スロット112aの幅rの最小値r1より小さくなるため、スロット部122aをスロット112aに挿入することができる。最後に、スロット部122aを図10(a)に示す状態に戻して、スロット112aへの配置が完了する。
なお、拡幅部14同士が密着したスロット部122aをスロット112aに配置する場合を一例として説明したが、実際には、つなぎ部15の厚みが拡幅部14の厚みより大きいため、捲線用線材を単に捲いた捲線122のスロット部122aでは、積層された拡幅部14同士の間に隙間が存在している。この隙間をなくすために、スロット部122aをスロット112aに配置後、図8の矢印Qの方向からステーター鉄心110の高さhの範囲にわたって拡幅部14を押圧する。これにより、図9に示すような、拡幅部14同士を密着した状態とすることができる。また、図7に示す拡幅部14に隣接するつなぎ部15の幅方向の位置を交互にずらすことによって、拡幅部14同士を密着させてもよい。
ここまで、線材10の一適用例として、捲線用線材を用いたU相コイル161を、ステーター鉄心110に配置する場合を説明したが、捲線用線材を用いてV相コイル171又はW相コイル181(図13参照)を形成した場合についても、同様に、上記のスロット部122aに関する説明を適用することができる。しかし、U相コイル161、V相コイル171及びW相コイル181の各わたり部の形状は、それぞれ異なるため、つなぎ部15の長さは、各コイルのわたり部の形状に応じて変化する。
なお、上記実施の形態において、拡幅部14の幅は、拡幅部の組ごとに減少していくものとして説明したが、これに限らず、例えば、隣接する拡幅部14同士において、他端部13側の拡幅部の幅を、一端部12側の拡幅部の幅より小さくしてもよい。図11は、線材10(図1参照)の一変形例を示す図である。図11に示す線材10の場合、拡幅部14〜14の幅の大きさを、それぞれw1、w2、w3とすると、w1>w2>w3となる。このように、拡幅部14の幅は、拡幅部14ごとに減少してもよい。
また、上記実施の形態において、拡幅部の組は、二つの拡幅部で構成されるものとして説明したが、これに限らず、例えば、二つ以上の拡幅部で拡幅部の組を構成してもよい。図12は、線材10(図1参照)の一変形例を示す図である。図12では、三つの拡幅部14〜14は、拡幅部の組35を構成しており、同一の幅を有している。
また、上記実施の形態において、拡幅部14の幅は、拡幅部の組ごとに減少するものとして説明したが、これに限らず、拡幅部14の幅の変化が、図11と図12とを組み合わせたものであってもよい。例えば、同一の幅を有する拡幅部14〜14が、拡幅部の組を構成しており、拡幅部14k+1〜14の隣接する拡幅部同士において、他端部13側の拡幅部14の幅が、一端部12側の拡幅部14の幅より小さくすればよい。すなわち、線材10(図1参照)の隣接する拡幅部14同士において、一端部12側の拡幅部14の幅が、他端部13側の拡幅部14の幅以上であり、かつ、拡幅部14の幅が拡幅部14の幅より大きければよい。
また、上記実施の形態において、一端溝42、他端溝43及びつなぎ溝45の、それぞれ幅及び深さは、素線200の幅及び厚みより大きいものとして説明したが、これに限らず、例えば、一端溝42、他端溝43及びつなぎ溝45の幅又は深さを、素線200の幅及び厚みよりそれぞれ小さくしてもよい。この場合、一端部12、他端部13、及びつなぎ部15の断面形状は、一端溝42、他端溝43及びつなぎ溝45の断面形状に合わせて形成される。
また、上記実施の形態において、下型40bにのみ単位溝41が形成されるものとして説明したが、これに限らず、例えば、上型40aに単位溝が形成されていてもよい。また、上型40a及び下型40bの両方に単位溝が形成されていてもよい。この場合、上型40aの下面と、下型40bの上面とを密着させた際に、上型40a及び下型40bの一端溝、他端溝、及びつなぎ溝によってそれぞれ形成される空間の幅及び高さが、素線200の幅及び厚みより大きくなればよい。また、上型40a及び下型40bの拡幅溝によって形成される空間の断面積及び断面形状が、拡幅部14の断面積及び断面形状に対応していればよい。
また、上記実施の形態において、下型40bにのみ単位溝41が形成されるものとして説明したが、これに限らず、例えば、上型40a又は下型40bの一方が凸型であり、他方がこの凸型に嵌合する凹型であってもよい。この場合、上型40aと、下型40bとを密着させた際、一端部12、他端部13及びつなぎ部15を形成する部分に対応する凸型と凹型によって形成される空間の幅及び高さが、素線200の幅及び厚みより大きければよい。また、拡幅部14を形成する部分に対応する凸型と凹型によって形成される空間の幅及び高さが、拡幅部14の断面積及び断面形状に対応していればよい。
また、上記実施の形態において、素線200として丸線を用いるものとして説明したが、これに限らず、例えば、素線200として平角線を用いてもよい。この場合、一端部12、他端部13及びつなぎ部15の断面形状は、矩形となる。
なお、上記実施の形態において、捲線122を形成する捲線用線材の拡幅部14の数は十個であるものとして説明しているが、これに限らず、捲線用線材の拡幅部の数は偶数であればよい。
また、上記実施の形態において、ステーター鉄心110が、円筒形状であるものとして説明したが、これに限らず、例えば、ステーター鉄心110の外径が、中心軸方向にローターを挿入するための多角形の形状であってもよい。この場合であっても、上記の説明を適用することができる。
本発明に係る線材、及び線材の製造治具は、コイルの占積率を向上し得る線材、及び線材の製造治具を提供することでき、電気及び電子部品に使用されるコイル等に用いられる線材、及び線材の製造治具等として有用である。
本発明の一実施の形態に係る線材10を構成する単位部11の平面図 (a)本発明の一実施の形態に係る線材10の、一端部12のA−A断面図、(b)拡幅部14のB−B断面図、(c)つなぎ部15のC−C断面図、(d)拡幅部14のD−D断面図、(e)拡幅部14n−1のE−E断面図、(f)他端部13のF−F断面図 本発明の一実施の形態に係る線材10の、各拡幅部14の幅の変化を示す模式的な上面図 本発明の一実施の形態に係る金型40の模式的な斜視図 本発明の一実施の形態に係る金型40の、下型40bを模式的な上面図 (a)本発明の一実施の形態に係る金型40の、一端溝42のG−G断面図、(b)拡幅溝44のH−H断面図、(c)つなぎ溝45のI−I断面図、(d)拡幅溝44のJ−J断面図、(e)拡幅溝44のK−K断面図、(f)他端溝43のL−L断面図 本発明の一適用例である捲線122の模式的な斜視図 本発明の一適用例である捲線122をステーター鉄心110に配置した状態を示す斜視図 本発明の一適用例である捲線122のスロット部122aがスロット112aに配置された状態を示す図 (a) 本発明の一適用例である捲線122のスロット部122aの幅と、スロット112aの幅との関係を示す図、(b)スロット112に挿入する際の、スロット部122aの形状を示す図 本発明の一実施形態に係る線材10の一変形例を示す模式的な上面図 本発明の一実施形態に係る線材10の一変形例を示す模式的な上面図 従来のステーター100の模式的な斜視図 従来のステーター100における、ステーター鉄心110のP−P断面の部分拡大図
符号の説明
10 線材
11 単位部
12 一端部
13 他端部
14、14、14、14、14、14k+1、14k+2、14k+3、14k+4、14n−2、14n−1、14 拡幅部
15、15、15n−2、15n−1 つなぎ部
20、30、35 拡幅部の組
40 金型
40a 上型
40b 下型
41 単位溝
42 一端溝
43 他端溝
44、44、44、44、44 拡幅溝
45、45、45、45n−1 つなぎ溝
100 ステーター
110 ステーター鉄心
112、112a、112b スロット

Claims (5)

  1. 所定の単位部が長手方向に連続して形成された線材であって、
    前記単位部は、
    前記単位部の一端に位置する一端部と、
    前記単位部の他端に位置する他端部と、
    それぞれが一定の幅を有する複数の拡幅部と、
    前記拡幅部同士の間に位置するつなぎ部とを含み、
    前記つなぎ部を介して互いに隣接する拡幅部のうち、前記一端部側の前記拡幅部の幅は、前記他端部側の前記拡幅部の幅以上であり、かつ、前記一端部に隣接する前記拡幅部の幅は、前記他端部に隣接する前記拡幅部の幅より大きく、
    前記各単位部は、前記長手方向に直交する断面の断面積が一定である、線材。
  2. 前記単位部は、前記つなぎ部を介して前記互いに隣接する拡幅部の双方の幅が同一である拡幅部の組を複数組含み、前記拡幅部の組同士の前記幅は、前記一端部側より前記他端部側のほうが小さい、請求項1に記載の線材。
  3. 前記一端部に隣接する前記拡幅部の幅は、実質上円筒形状のステーターの、前記円筒形状の中心軸に向かって形成された複数のスロットの最外周側の幅と実質上同一であり、
    前記他端部に隣接する前記拡幅部の幅は、前記複数のスロットの最内周側の幅と実質上同一である、請求項1または2に記載の線材。
  4. 前記一端部、前記他端部、及び前記つなぎ部の断面形状は、前記線材を形成するための素線の断面形状と同一である、請求項1から3のいずれかに記載の線材。
  5. 請求項1に記載の線材を製造するための素線を、所定形状にプレス加工するための第1型と第2型とを有する製造治具であって、
    前記第1型または前記第2型は、前記単位部を形成するための単位溝を備え、
    前記単位溝は、
    前記単位溝の一端に位置する、前記一端部を形成するための一端溝と、
    前記単位溝の他端に位置する、前記他端部を形成するための他端溝と、
    前記複数の拡幅部をそれぞれ形成するための複数の拡幅溝と、
    前記拡幅溝同士の間に位置する、前記つなぎ部を形成するためのつなぎ溝とを含み、
    前記つなぎ溝を介して互いに隣接する拡幅溝のうち、前記一端溝側の前記拡幅溝の幅は、前記他端溝側の前記拡幅溝の幅以上であり、かつ、前記一端溝に隣接する前記拡幅溝の幅は、前記他端溝に隣接する前記拡幅溝の幅より大きく、
    前記一端溝、前記他端溝、及び前記つなぎ溝のそれぞれの幅及び深さは、前記線材を形成するための素線の幅及び厚みよりも大きく、
    前記第1型と前記第2型とを合わせた際に前記単位溝に沿って形成される空間のうち、前記複数の拡幅溝に対応する空間の断面積は、前記素線の長手方向に直交する断面の断面積と実質上同一である、線材の製造冶具。
JP2006308471A 2006-11-14 2006-11-14 線材、線材の製造治具、及び線材の製造方法 Expired - Fee Related JP4624334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006308471A JP4624334B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 線材、線材の製造治具、及び線材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006308471A JP4624334B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 線材、線材の製造治具、及び線材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008125298A true JP2008125298A (ja) 2008-05-29
JP4624334B2 JP4624334B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=39509481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006308471A Expired - Fee Related JP4624334B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 線材、線材の製造治具、及び線材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4624334B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119241A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Toyota Motor Corp ステータ、及びコイル
JP2011097660A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Hitachi Ltd 回転電機およびその固定子
JP2014079102A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Mitsubishi Electric Corp 電気機械
WO2015052964A1 (ja) * 2013-10-08 2015-04-16 三菱電機株式会社 回転電機およびその製造方法
JP2015233414A (ja) * 2015-09-30 2015-12-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転電機用ステータ及びその製造方法
WO2019025252A1 (de) * 2017-07-31 2019-02-07 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren und vorrichtung zur herstellung einer elektrotechnischen spule

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63194543A (ja) * 1987-02-09 1988-08-11 Hitachi Ltd 車両用交流発電機の固定子及びその製造方法
JPH08223840A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Toyota Motor Corp コイル用巻線材およびその製造方法
JP2003164085A (ja) * 2001-11-29 2003-06-06 Sawafuji Electric Co Ltd 回転電機
JP2004194435A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Toyota Motor Corp ステータ鉄心の巻線装置、ステータの製造方法、ステータ、モータ
WO2004062065A1 (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 回転電機の固定子およびその固定子巻線の製造方法
JP2005124362A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Toyota Industries Corp 巻き線用ケーブル及び電機子
JP2006014530A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Sumitomo Electric Ind Ltd コイルとその製造方法
JP2007317636A (ja) * 2006-04-28 2007-12-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd 線状部材及びステータ構造

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63194543A (ja) * 1987-02-09 1988-08-11 Hitachi Ltd 車両用交流発電機の固定子及びその製造方法
JPH08223840A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Toyota Motor Corp コイル用巻線材およびその製造方法
JP2003164085A (ja) * 2001-11-29 2003-06-06 Sawafuji Electric Co Ltd 回転電機
JP2004194435A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Toyota Motor Corp ステータ鉄心の巻線装置、ステータの製造方法、ステータ、モータ
WO2004062065A1 (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 回転電機の固定子およびその固定子巻線の製造方法
JP2005124362A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Toyota Industries Corp 巻き線用ケーブル及び電機子
JP2006014530A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Sumitomo Electric Ind Ltd コイルとその製造方法
JP2007317636A (ja) * 2006-04-28 2007-12-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd 線状部材及びステータ構造

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119241A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Toyota Motor Corp ステータ、及びコイル
US20110227445A1 (en) * 2008-11-13 2011-09-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Stator and coil
US8581467B2 (en) 2008-11-13 2013-11-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Stator including a cage coil
JP2011097660A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Hitachi Ltd 回転電機およびその固定子
JP2014079102A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Mitsubishi Electric Corp 電気機械
WO2015052964A1 (ja) * 2013-10-08 2015-04-16 三菱電機株式会社 回転電機およびその製造方法
CN105612679A (zh) * 2013-10-08 2016-05-25 三菱电机株式会社 旋转电机及其制造方法
US10164490B2 (en) 2013-10-08 2018-12-25 Mitsubishi Electric Corporation Rotary electric machine and manufacturing method therefor
JP2015233414A (ja) * 2015-09-30 2015-12-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転電機用ステータ及びその製造方法
WO2019025252A1 (de) * 2017-07-31 2019-02-07 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren und vorrichtung zur herstellung einer elektrotechnischen spule

Also Published As

Publication number Publication date
JP4624334B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5901846B2 (ja) 電機子コイル及びその製造方法
KR101076817B1 (ko) 권선방법 및 코일유닛
JP5234111B2 (ja) ステータ及びその製造方法
JP4624334B2 (ja) 線材、線材の製造治具、及び線材の製造方法
CN102449883B (zh) 定子
CN100440687C (zh) 车辆用交流发电机的定子及其制造方法
WO2007055210A1 (ja) モータコア部品及びモータ部品
JP2008220093A (ja) モータ固定子の製造方法及びモータ固定子
EP2418757A1 (en) Stator for electric machine
JP2010041753A (ja) 波捲きコイルおよび平角線の製造方法
JP2006288096A (ja) 固定子鉄心とその製造方法
JP2013179772A (ja) コイルの製造方法
JP5286397B2 (ja) 波捲きコイル、および平角線の製造方法
US9071114B2 (en) Coil correction method
JP5237988B2 (ja) 積層鉄心及びその製造方法
CN208691045U (zh) 定子总成
JP2006353038A (ja) 電機子、ブラシレスモータ、及び電機子の巻線方法
JP2011205835A (ja) ステータの製造方法及びステータ製造用の変形ガイド治具
JP6554774B2 (ja) ステータ巻線
JP2013251996A (ja) コイルの製造方法
JP2010246342A (ja) 電機における固定子
JP5860767B2 (ja) コイルの製造方法
JP2012050223A (ja) ステータのコア部材の製造装置
JP2011010392A (ja) ステータ構造および電動機
US20230117799A1 (en) Stator coil and rotating electric machine stator

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091204

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100415

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4624334

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees