JP2008097531A - ネットワーク装置，データ提供場所提供方法、データ提供場所提供プログラム及び記録媒体 - Google Patents

Abstract

【課題】自装置及び他のネットワーク装置から提供されるデータに関連する情報のデータ格納場所を正確且つ容易に提供可能なネットワーク装置，データ提供場所提供方法、データ提供場所提供プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】提供するデータに関連する情報を、構造化して記述する形式のフォーマットに従って装置外部に提供するネットワーク装置であって、他のネットワーク装置のデータに関連する情報のデータ格納場所を管理している外部データ格納場所管理手段３０５と、自装置および他のネットワーク装置のデータに関連する情報のデータ格納場所を装置外部に提供するデータ格納場所提供手段３０２とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図３

Description

本発明は、ネットワーク装置，データ提供場所提供方法、データ提供場所提供プログラム及び記録媒体に係り、特に提供するデータに関連する情報を、構造化して記述する形式のフォーマットに従って装置外部に提供するネットワーク装置、そのネットワーク装置のデータ提供場所提供方法、データ提供場所提供プログラム及び記録媒体に関する。

近年、Ｗｅｂサイトの更新情報を公開する方法としてＲＳＳ（Rich Site Summary）が使われるようになった。ＲＳＳとは、Ｗｅｂサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述する形式のＸＭＬ（Extensible Markup Language）ベースのフォーマットである。

ＲＳＳで記述された更新情報には、Ｗｅｂサイトの各ページのタイトル，アドレス，見出し，要約，更新時刻等を記述することができる。ＲＳＳで記述された更新情報を利用することにより、更新情報の受信側では多数のＷｅｂサイトの更新情報を統一的な方法で効率的に把握できる。

また、従来の複合機には、通信履歴等の機器管理情報をＲＳＳで提供する機能を有するものがあった（例えば特許文献１参照）。特許文献１ではクライアントとなるコンピュータ上で動作するＲＳＳリーダが、複数の複合機のＲＳＳフィードを定期的にポーリングすることで、複数の複合機の機器管理情報を一括管理する例が開示されている。

なお、ＲＳＳフィードとはＲＳＳソースを提供するＵＲＬのことである。ＲＳＳソースとはＲＳＳ形式のフォーマットに従った情報のことである。
特開２００６−５４７３２号公報

しかしながら、特許文献１では利用者がＲＳＳリーダに複数の複合機のＲＳＳフィードを登録する必要がある。したがって、利用者は各複合機が提供するＲＳＳフィードのＵＲＬを、それぞれ調べる必要があり、複合機の台数が多くなると非常に手間が掛かるという問題があった。

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、自装置及び他のネットワーク装置から提供されるデータに関連する情報のデータ格納場所を正確且つ容易に提供可能なネットワーク装置，データ提供場所提供方法、データ提供場所提供プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。

上記課題を解決する為、本発明は、提供するデータに関連する情報を、構造化して記述する形式のフォーマットに従って装置外部に提供するネットワーク装置であって、他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を管理している外部データ格納場所管理手段と、自装置および他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を装置外部に提供するデータ格納場所提供手段とを有することを特徴とする。

なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。

本発明によれば、自装置及び他のネットワーク装置から提供されるデータに関連する情報のデータ格納場所を正確且つ容易に提供可能なネットワーク装置，データ提供場所提供方法、データ提供場所提供プログラム及び記録媒体を提供可能である。

次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例では、機器管理情報をＲＳＳフィードによって提供することができる複合機が複数あり、利用者が自分の使用しているＲＳＳリーダに、それぞれの複合機が提供するＲＳＳフィードのＵＲＬを登録する例を説明する。つまり、本実施例では複数の複合機が提供するＲＳＳフィードのＵＲＬをＲＳＳリーダに登録しやすくする技術について説明する。複合機は、ネットワーク装置の一例である。

図１は本発明によるネットワーク装置、端末装置を含むシステムの一実施例の構成図である。図１のシステムは、複合機（ＭＦＰ）１０及び１つ以上の端末装置（ＰＣ）１０７がＬＡＮ回線などの所定のネットワーク１０６経由で接続されている。

複合機１０は、プロセッサ１０１，ワークメモリ１０２，フラッシュＲＯＭなどの記憶装置１０３，装置特有のハードウェア１０４，入出力回路１０５を有する。

プロセッサ１０１は自装置の制御等を行う。プロセッサ１０１は複合機１０に特有の機能を、装置特有のハードウェア１０４を組み合わせて実行する。また、プロセッサ１０１は複合機１０においてＷｅｂサーバ機能を実行するためにも使用される。

ワークメモリ１０２はソフトウェアの実行や、それに伴う作業の為の一時記憶領域として用いられる。記憶装置１０３は電気的に書き換えが可能なフラッシュＲＯＭなどの記憶媒体であって、複合機１０の機能を実現するための制御プログラムや本発明によるプログラム等のソフトウェアを記憶している。入出力回路１０５は、ネットワーク１０６との接続の為に用いられる。装置特有のハードウェア１０４は、複合機１０に特有のハードウェアである。

図１の複合機１０は、ネットワーク１０６経由で２つの端末装置１０７が接続されている。端末装置１０７は利用者が操作するものであり、利用者からの各種指示を複合機１０に送信する。

図２は、本発明による複合機のソフトウェア構成を示す一実施例の構成図である。図２の複合機１０は、ソフトウェア２０及びハードウェア２１で構成されている。

ソフトウェア２０はユーザーインターフェース層，アプリ層及びサービス層によって構成されている。ユーザーインターフェース層は利用者に対してユーザーインターフェースを提供する。アプリ層は各アプリ機能を実現する。サービス層はハードウェア２１を制御して、各アプリにそれぞれの機能を提供する。

ユーザーインターフェース層は、機器ユーザーインターフェース（ＵＩ）２０１及びＷｅｂＵＩ２０２を有する。機器ＵＩ２０１は複合機１０が有する操作パネルにユーザーインターフェースを提供する。ＷｅｂＵＩ２０２は、複合機１０の利用者が端末装置１０７からＷｅｂブラウザを用いて複合機１０の操作を行うためのユーザーインターフェースを提供する。

アプリ層は、コピーアプリ２１１，ファックスアプリ２１２，プリンタアプリ２１３及びスキャナアプリ２１４を有する。コピーアプリ２１１はコピー機能を実現する為のものである。ファックスアプリ２１２はファックス機能を実現する為のものである。プリンタアプリ２１３はプリンタ機能を実現する為のものである。スキャナアプリ２１４はスキャナ機能を実現する為のものである。

サービス層は、印刷サービス２２１，読み取りサービス２２２，ネットワークサービス２２３及びメモリサービス２２４を有する。印刷サービス２２１はハードウェア２１に含まれるプロッタ装置を制御する。読み取りサービス２２２はハードウェア２１に含まれる原稿読み取り装置を制御する。ネットワークサービス２２３は入出力回路１０５を制御する。メモリサービス２２４はワークメモリ１０２を管理する。

例えば利用者が複合機１０の操作パネルを使って原稿をコピーしようとする場合は、最初に機器ＵＩ２０１が利用者からの指示を受け付ける。次に、機器ＵＩ２０１はコピーアプリ２１１にコピー動作の内容を指示する。コピーアプリ２１１は、機器ＵＩ２０１からのコピー動作の指示に従って、読み取りサービス２２２と印刷サービス２２１とに対して原稿の読み取りと印刷とを指示する。こうして、利用者は原稿のコピー出力結果を得ることができる。

図３はＷｅｂＵＩの構成を示す一実施例の構成図である。図３のＷｅｂＵＩ２０２はＷｅｂ画面提供部３０１，ＲＳＳフィード提供部３０２，ＯＰＭＬファイル提供部３０３，外部ＲＳＳフィード取得部３０４，外部ＲＳＳフィード管理部３０５，外部ＯＰＭＬファイル取得部３０６を有する。

Ｗｅｂ画面提供部３０１はネットワークサービス２３３を通じて、利用者が操作しているＰＣ１０７上で動作しているＷｅｂブラウザからの要求を受信する。Ｗｅｂ画面提供部３０１は受信した要求に基づき、機器管理情報が記載されたＷｅｂページをＰＣ１０７に送信し、利用者に提供する機能を有する。

ここで、機器管理情報とは、例えば機器状態，省エネ状態，エラー発生状態，トナー残量，給紙トレイ状態，ジョブ履歴情報などの各種情報のことを指す。これら各種の機器管理情報は、全ての情報を一つのＷｅｂページによって提供してもよいが、通常、その種別に応じて複数のＷｅｂページに分けて提供することが多い。例えば、Ｗｅｂページは機器の総合的な状態を示すトップページとして機器状態，省エネ状態，エラー発生状態を表示するＷｅｂページ、プリンタのジョブの履歴を示すページとしてジョブ履歴情報を表示するＷｅｂページなどに分けられる。

ＲＳＳフィード提供部３０２はネットワークサービス２２３を通じて、利用者が操作しているＰＣ１０７上で動作しているＲＳＳリーダからの要求を受信する。ＲＳＳフィード提供部３０２は受信した要求に基づき、機器管理情報が記述されたＲＳＳフィードをＰＣ１０７に送信し、利用者に提供する機能を有する。

ＲＳＳフィードに記述される情報には、具体的に、機器管理情報の概要と、機器管理情報の詳細を確認することができるＷｅｂページへのリンク情報が含まれる。利用者が使用しているＲＳＳリーダで通常表示される情報は機器管理情報の概要である。その機器管理情報の詳細を確認したいと思った利用者は、ＲＳＳリーダで表示される機器管理情報の詳細を確認することができるＷｅｂページへのリンクをたどり、Ｗｅｂブラウザや、あるいはＲＳＳリーダに内蔵のＷｅｂブラウザ機能を用いて、Ｗｅｂ画面提供部３０１が提供するＷｅｂページを表示させ、機器管理情報の詳細を確認することができる。

ＲＳＳフィードとして提供する各種情報は、前述したページと同様に、全ての情報を一つのＲＳＳフィードによって提供してもよい。しかし、異なる種別の情報が混在するＲＳＳフィードは利用者にとって扱いにくい。また、通常のＲＳＳリーダでは、複数のＲＳＳフィードの内容をリミックスして表示させる機能を持つことから、利用者側で必要に応じた利用方法ができるように、その種別に応じて別のＲＳＳフィードとして提供することが好ましい。

また、ＯＰＭＬファイル提供部３０３は、ネットワークサービス２２３を通じて、ＲＳＳフィード提供部３０２が提供する全てのＲＳＳフィードのリストをひとまとめにしたＯＰＭＬファイルを提供する機能を有する。ここで、ＯＰＭＬファイルを提供するＵＲＬのことをＯＰＭＬフィード、ＯＰＭＬファイルの中身のことをＯＰＭＬソースと呼ぶ。

また、外部ＲＳＳフィード取得部３０４は、ネットワークサービス２２３を通じて、ネットワーク１０６上の他の複合機（図示していない）から、機器管理情報が記述されたＲＳＳフィードを取得する機能を有する。

また、外部ＲＳＳフィード管理部３０５は、外部ＲＳＳフィード取得部３０４が取得したＲＳＳフィードを保持し、ＲＳＳフィード提供部３０２に対して、そのＲＳＳフィードを提供する機能を有する。

さらに、外部ＯＰＭＬ取得部３０６は、ネットワークサービス２２３を通じて、ネットワーク１０６上の他の複合機（図示していない）から、その複合機が提供する全てのＲＳＳフィードのリストをひとまとめにしたＯＰＭＬファイルを取得する機能を有する。外部ＯＰＭＬ取得部３０６は、そのＯＰＭＬファイルに記述されたＲＳＳフィードの情報を外部ＲＳＳフィード取得部３０４に対して提供する機能も有する。

図４は、Ｗｅｂ画面提供部が利用者の操作するＷｅｂブラウザに対して提供するＷｅｂページの一例を示したイメージ図である。なお、複合機１０は機器管理情報として機器状態（省エネ状態とエラー発生状態を含む）、トナー残量（廃トナーボトル状態を含む）、給紙トレイ状態の３種類のＲＳＳフィードを提供するものとする。

図４のＷｅｂページは、複合機１０が、いくつか提供するＷｅｂページの中で「トップページ」と呼ばれるＷｅｂページの例である。図４のＷｅｂページは、通常、Ｗｅｂブラウザのアドレスバー４００に、複合機１０のＩＰアドレスを入力すれば表示させることができる。

図４のＷｅｂページでは、機器の名前，設置場所，コメント，ホスト名，状態，トナー残量，廃トナーボトル状態，給紙トレイ状態などの機器管理情報が表示されている。すなわち、図４のＷｅｂページは、これらの機器管理情報を利用者に対して提供しているといえる。

ところでＲＳＳとは、ＷｅｂサイトやＷｅｂページが提供する情報の要約などを構造化して記述するものである。例えば、図４のＷｅｂページに対応するＲＳＳフィード、すなわち提供する情報の要約の中身としては、機器状態、トナー残量、給紙トレイ状態等が相当する。

したがって、図４のＷｅｂページをＷｅｂブラウザに表示させた際には、図４のＷｅｂページに対応するＲＳＳフィードとして機器状態、トナー残量、給紙トレイ状態の各ＲＳＳフィードがあることを、利用者に通知することが望まれる。

ところで、一般的なＷｅｂブラウザではＷｅｂページ中に所定の書式でＲＳＳフィードの情報を記述しておくと、そのＷｅｂページを表示したときにＲＳＳフィードの存在を利用者に通知するための機能があり、この仕組みのことをＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙと呼んでいる。

図４のＷｅｂページでは、ＲＳＳフィードの情報が記述されたＷｅｂページを表示したため、ＲＳＳフィードの存在を示すアイコン４０１がＷｅｂブラウザのアドレスバー４００に表示されている。アイコン４０１がクリックすると、ＷｅｂブラウザにはＲＳＳフィードの情報が表示されるので、ＲＳＳリーダに登録するなどの処理を利用者に行わせることができる。

そこで、図４のＷｅｂページでは、このようなＲＳＳフィードの存在を利用者に通知するための機能を利用することにより、機器状態、トナー残量、給紙トレイ状態の３つのＲＳＳフィードが存在することを、利用者に対して通知する。

図５はＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙを利用してＲＳＳフィードをＲＳＳリーダに登録する場合の操作の一例を示した画面遷移図である。アドレスバー５０１に表示されたＲＳＳアイコン５０２を利用者がクリックすると、図５（ａ）のＷｅｂページには機器状態、トナー残量、給紙トレイの3種類のＲＳＳフィード５０３が表示される。

利用者がＲＳＳフィード５０３からトナー残量をクリックすると、図５（ｂ）に示すようなライブブックマークの追加の確認画面が表示される。利用者は、必要に応じてライブブックマークの追加の確認画面を利用して、ライブブックマークの名前や作成先を変更してもよい。

図５（ｂ）に示すようなライブブックマークの追加の確認画面でＯＫボタン５０４が利用者によりクリックされると、トナー残量のＲＳＳフィードがツールバーに登録、表示される。図５（ｃ）のＷｅｂページはツールバーに登録、表示されたＲＳＳフィードを利用者がクリックした状態を示している。ツールバーに登録、表示されたトナー残量のＲＳＳフィードを利用者がクリックすると、Ｗｅｂページにはトナー残量のＲＳＳフィードが提供する情報（各トナーの残量及び廃トナーボトルの状態）５０５が表示される。

図５（ｃ）のＷｅｂページの場合、利用者はトナー残量のＲＳＳフィードが提供する情報（各トナーの残量及び廃トナーボトルの状態）５０５を確認できる。

図６は、Ｗｅｂ画面提供部が提供するＷｅｂページに、ＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙを実現するための記述をする場合のＨＴＭＬソースコードの一例を示した説明図である。図６は、図４で説明したトップページのＨＴＭＬソースコードである。

前述の通り、トップページでは機器状態とトナー残量、給紙トレイ状態の3種類のＲＳＳフィードを提供する。なお、図６のＨＴＭＬソースコードのうち、下線を付した部分６００が、それら3種類のＲＳＳフィードのＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙのための記述になる。

ｌｉｎｋ要素のｒｅｌ属性とｔｙｐｅ属性とに、それぞれ"ａｌｔｅｒｎａｔｅ"、"ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ／ｒｓｓ＋ｘｍｌ"を指定し、ｔｉｔｌｅ属性とｈｒｅｆ属性とにＲＳＳフィードのタイトルとＵＲＬとを指定することで、ＷｅｂページはＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙに対応することができる。

図７は、複合機が提供するＲＳＳフィードの一覧を表示し、および、ＲＳＳフィードをひとまとめにしたＯＰＭＬファイルをダウンロードさせるためのＷｅｂページの一例を示したイメージ図である。

図７のＷｅｂページは、ＲＳＳフィード提供部３０２が提供する全てのＲＳＳフィードの一覧を示す。図７のＷｅｂページは、ＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙを示すアイコン７００に気づかなかった利用者や、あるいはＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙに対応していないＷｅｂブラウザを利用している利用者に対しても、複合機１０の提供するＲＳＳフィードを通知するためのものである。

各ＲＳＳフィードのリンクを示すアイコン７０１〜７０４は、そのＲＳＳフィードへのリンクになっており、クリックされるとＷｅｂブラウザに、そのＲＳＳフィードの中身であるＸＭＬデータ（ＲＳＳソース）が表示される。利用者はアドレスバー７０６に表示されたＵＲＬをＲＳＳリーダにコピー＆ペーストしたりすることによって、ＲＳＳフィードを登録することができる。したがって、利用者は必要なＲＳＳフィードを一つずつ選んでＲＳＳリーダに登録することが可能である。

また、図７のＷｅｂページでは、ＲＳＳフィードを一括してＲＳＳリーダに登録するためのＯＰＭＬファイルのＵＲＬ（ＯＰＭＬフィード）へのリンクを示すアイコン７０５も表示している。アイコン７００５をクリックするとＷｅｂブラウザにＯＰＭＬファイルの中身であるＸＭＬデータ（ＯＰＭＬソース）が表示される。利用者はアドレスバー７０６に表示されたＵＲＬをＲＳＳリーダにコピー＆ペーストしたり、あるいはいったんファイルに保存してＲＳＳリーダに読み込ませたりすることによって、ＯＰＭＬファイルに記載された全てのＲＳＳフィードを一度に登録することができる。

なお、図７のＷｅｂページでも、ＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙによって、各ＲＳＳフィードの存在を利用者に対して通知する。トップページの場合とは異なり、図７のＷｅｂページでは、機器状態、トナー残量、給紙トレイ状態、通信履歴の各フィードの存在を通知することになる。

図８は、ＯＰＭＬファイル提供部が提供するＯＰＭＬファイルの一例を示した説明図である。ＲＳＳフィード提供部３０２は、機器管理情報として機器状態、トナー残量、給紙トレイ状態、通信履歴の４種類のＲＳＳフィードを提供する。そのため、ＯＰＭＬファイルには、それら4つのＲＳＳフィードの情報が記述される。

ＯＰＭＬファイルに記述される情報としては、ＯＰＭＬファイルを提供している複合機１０の名称８０１，ＲＳＳフィードの提供元である複合機１０の名称８０２，及び各ＲＳＳフィードの情報８０３などがある。なお、図８のＯＰＭＬファイルでは名称８０１及び８０２が同じだか、異なることもある。

また、ＲＳＳフィードの情報８０３には、ＲＳＳフィードの名称、ＲＳＳフィードのＵＲＬ、ＲＳＳフィードの配信元ＵＲＬなどがある。ここで、ＲＳＳフィードの配信元ＵＲＬとしては、各ＲＳＳフィードが提供する情報の詳細を確認できるＷｅｂページのＵＲＬを記述している。すなわち、機器状態、トナー残量、給紙トレイ情報の各ＲＳＳフィードについてはトップページ、通信履歴のＲＳＳフィードについては通信履歴のＷｅｂページのＵＲＬとしている。

図９は本発明による複合機の処理を模式的に表したシステム構成図である。図１０及び図１１は複合機の処理を示す一例のフローチャートである。

複合機１０は、オペレーション操作によりＯＰＭＬファイル取得要求があった場合、図１０のステップＳ１に進み、予め登録済みの情報（ＩＰアドレスやＵＲＬ）を元に接続先を決定する。

ステップＳ２に進み、複合機１０は決定した接続先（他の複合機１０ａ，１０ｂ）に対して情報取得を行う。通常は、ＨＴＴＰプロトコルでのアクセスになる。サービスを提供しているＵＲＬの場合は、ＯＰＭＬデータでのレスポンスがある。ＯＰＭＬデータでのレスポンスの取得に成功すると（Ｓ３においてＹＥＳ）、複合機１０はＯＰＭＬデータを外部ＯＰＭＬファイル取得部３０６で保持したあと、ステップＳ４に進む。

ステップＳ４では、複合機１０が、ＯＰＭＬデータを元にＲＳＳフィードを提供しているＵＲＬ（ＲＳＳフィード）を決定する。複合機１０は、決定したＲＳＳフィードを外部ＲＳＳフィード管理部３０５で保持する。

複合機１０は利用者の操作するＰＣ１０７から接続があった場合、図１１のステップＳ１１からステップＳ１２に進み、他のネットワーク装置１０ａ，１０ｂのＲＳＳフィードを自装置のＲＳＳフィードと同様に、ＰＣ１０７へ提供する。ＲＳＳフィードのＰＣ１０７への提供は、例えば前述した図４又は図７のＷｅｂページが利用される。

なお、ＲＳＳフィードはＯＰＭＬデータでの提供でなく、Ｗｅｂページ中のＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙとして記述されている場合もある。この場合、外部ＯＰＭＬファイル取得部３０６はＷｅｂページのＨＴＭＬデータを解析してＲＳＳフィード情報を保持する機能を持つ。

ＲＳＳフィードを取得したＰＣ１０７は複合機１０，１０ａ，１０ｂのＲＳＳフィードからＲＳＳソースを取得できるようになる。なお、上述したＯＰＭＬファイル取得要求はオペレーション操作に限らず、一定時間毎のポーリングや、ＲＳＳフィード取得要求を受け付けたタイミングも考えられる。また、予め登録済みの情報は複数の場合もある。

図１２は本発明による複合機の処理を模式的に表したシステム構成図である。図１３及び図１４は複合機の処理を示す一例のフローチャートである。

複合機１０は、操作パネルからＲＳＳフィード設定要求があった場合、図１３のステップＳ２１に進み、ＲＳＳフィード設定要求に基づき、ＲＳＳフィードを設定する。ＲＳＳフィードの設定が成功すると、複合機１０はステップＳ２２に続いてステップＳ２３に進み、設定されたＲＳＳフィードを外部ＲＳＳフィード管理部３０５で保持する。

複合機１０は利用者の操作するＰＣ１０７から接続があった場合、図１４のステップＳ３１からステップＳ３２に進み、他のネットワーク装置１０ａ，１０ｂのＲＳＳフィードを自装置のＲＳＳフィードと同様に、ＰＣ１０７へ提供する。ＲＳＳフィードのＰＣ１０７への提供は、例えば前述した図４又は図７のＷｅｂページが利用される。

なお、複合機は操作パネル以外にも、例えばＷｅｂブラウザを利用したＲＳＳフィードの設定が可能である。ＲＳＳフィードを取得したＰＣ１０７は複合機１０，１０ａ，１０ｂのＲＳＳフィードからＲＳＳソースを取得できるようになる。

ＰＣ１０７から、取得したＲＳＳフィードに対する取得要求があると、複合機１０は図１５に示す加工を行ったあと、ＲＳＳフィードをレスポンスするようにしてもよい。図１５は取得したＲＳＳフィードに対する加工処理を表した一例のフローチャートである。

複合機１０は利用者の操作するＰＣ１０７から接続があった場合、図１５のステップＳ４１からステップＳ４２に進み、予め決められている加工をＲＳＳフィードに行う。ＲＳＳフィードに行う加工としては、重複したＲＳＳフィード（アイテム）の削除，更新時間に応じたアイテムの並び替え、アクセス頻度に応じたアイテムの並び替え，指定されたアイテム数への絞り込み、等が考えられる。

なお、ＲＳＳフィードに行う加工は、ＰＣ１０７（利用者）側から指定することも考えられる。例えばＰＣ１０７は「http://xxx.xxx.xxx.xxx/comLogTx/rss.rdf?data=new」のように、ｈｔｔｐＧＥＴのパラメータとしてＲＳＳフィードに行う加工を指定できる。

そして、複合機１０はステップＳ４３に進み、加工後のＲＳＳフィードをＰＣ１０７へ提供できる。ＲＳＳフィードのＰＣ１０７への提供は、例えば前述したような図４又は図７のＷｅｂページが利用される。なお、図１５に示す加工は実施例１のＲＳＳフィードに対して行ってもよい。

図１６は本発明による複合機の処理を模式的に表したシステム構成図である。図１７は複合機の処理を示す一例のフローチャートである。図１６では、他の複合機１０ａ，１０ｂから提供されているＲＳＳソースを取得し、取得したＲＳＳソースのＵＲＬ，すなわちＲＳＳフィードを、例えばＰＣ１０７（利用者）に提供する場合の処理を模式的に表している。また、図１７は、その処理をフローチャートで表したものである。

まず、複合機１０はステップＳ５１に進み、情報取得先、すなわちネットワーク１０６上の他の複合機１０ａ，１０ｂのＵＲＬを決定する。決定の方法は、前述した図９，図１０の方法と同じでよい。

次に、複合機１０はステップＳ５２に進み、複合機１０ａ，１０ｂのＵＲＬに対してアクセスし、複合機１０ａ，１０ｂが提供しているＲＳＳフィードを取得する。ステップＳ５３に進み、複合機１０はＲＳＳフィードの取得に成功した場合、ステップＳ５３に続いてステップＳ５４に進む。

ステップＳ５４では、複合機１０が、ＲＳＳフィードで示されているＵＲＬにアクセスしてＲＳＳソースを取得する。ステップＳ５５に進み、複合機１０はステップＳ５４で取得したＲＳＳソースを、そのまま加工することなく、記憶する。

ＰＣ１０７（利用者）から複合機１０に対してアクセスがあった場合には、複合機１０のＲＳＳソースのＵＲＬ、即ちＲＳＳフィールドと、他の複合機１０ａ，１０ｂから取得して記憶したＲＳＳソースに対するＲＳＳフィールドとをＰＣ１０７に提供する。

ＰＣ１０７は、提供されたＲＳＳフィールドにアクセスし、ＲＳＳソースを取得することで、複合機１０，１０ａ，１０ｃの情報にアクセスすることになる。その際、取得したＲＳＳソースは、他の複合機１０ａ，１０ｂが提供しているＲＳＳソースではなく、複合機１０で記憶しているＲＳＳソースとなる。

図１８は他の複合機から取得して記憶したＲＳＳソースの一例である。図１９は自装置が提供するＲＳＳフィードと、他の複合機から取得して記憶したＲＳＳソースのＵＲＬであるＲＳＳフィードとを含んだＯＰＭＬソースの一例である。他の複合機１０ａ，１０ｂから取得したＲＳＳソースは、そのまま加工することなく記憶されており、また、ＯＰＭＬソースで提供する場合も加工することなく、装置単位で提供される。

図２０は本発明による複合機の処理を模式的に表したシステム構成図である。図２１は複合機の処理を示す一例のフローチャートである。図２０では、他の複合機１０ａ，１０ｂから提供されているＲＳＳソースを取得し、取得したＲＳＳソースのＵＲＬ、すなわちＲＳＳフィードを、例えばＰＣ１０７（利用者）に提供する場合の処理を模式的に表したものである。また、図２１は、その処理をフローチャートで表したものである。

図１６と図２０との違いは、図１６が取得したＲＳＳソースを、そのまま記憶するのに対し、図１７が取得したＲＳＳソースの情報と、複合機１０が提供するＲＳＳソースの情報をマージする点である。それ以外は、同じである。即ち、図２１のフローチャートはステップＳ６５の処理が追加されている点で、図１７のフローチャートと異なっている。図２２は他の複合機１０ａ，１０ｂから取得したＲＳＳソースと複合機１０が提供するＲＳＳソースとをマージしたＲＳＳソースの一例である。

（ネットワーク上の他の複合機を検索する方法）
図２３は、複合機が設置されているサブネットを表した模式図である。図２４はネットワーク上の他の複合機を検索する処理を模式的に表したシステム構成図である。図２３に示されるように、複合機１０，他の複合機１０ａ，１０ｂは同じサブネットに設置されている。

また、図２４に示す複合機１０はＳＮＭＰマネージャ２０１，ＭＩＢ（Management Information Base）２４０２を有する。他の複合機１０ａは、ＳＮＭＰエージェント２４０３，ＭＩＢ２４０４を有する。

ＳＮＭＰマネージャ２４０１は、ＳＮＭＰ経由で情報を取得する装置である。ＳＮＭＰマネージャ２４０１は、ＳＮＭＰエージェント２４０３を有する他の複合機１０ａからの応答（GetResponse）を受付け、ＭＩＢ２４０４での情報定義を参照し、その応答からＲＳＳフィード利用可否の情報を取得する。

ＳＮＭＰエージェント２４０３は、ＳＮＭＰ経由で情報を提供する装置である。ＳＮＭＰエージェント２４０３が、ＳＮＭＰマネージャ２４０１からの要求（GetRequest）を受付け、ＭＩＢ２４０４での情報定義を参照し、ＲＳＳフィード利用可否の情報をＳＮＭＰマネージャ２４０１へ応答する。

ＭＩＢ２４０２，２４０４は、ＳＮＭＰマネージャ２４０１とＳＮＭＰエージェント２４０３との間でやり取りできる情報を定義し、管理する装置である。

図２５は他の複合機を検索する処理の一例を示したフローチャートである。ステップＳ７１に進み、複合機１０はブロードキャストで同じサブネット内に設置されているＲＳＳフィード情報の取得先を決定する。ＲＳＳフィード情報の取得先（複合機１０ａなど）を決定すると、複合機１０のＳＮＭＰマネージャ２４０１はステップＳ７２に進み、同じサブネット内に設置されている他の複合機１０ａに対して、ＳＮＭＰプロトコルでアクセスし、ＭＩＢ情報の取得を行う。なお、アクセス先の複合機１０ａがＳＮＭＰエージェント２４０３を有し、且つＲＳＳフィード利用可否情報を定義したＭＩＢ２４０４を持っている場合は、アクセスが成功する。

アクセスが成功すると、複合機１０のＳＮＭＰマネージャ２４０１はステップＳ７３に続いてステップＳ７４に進み、アクセス先の複合機１０ａからＲＳＳフィード利用可否の情報を取得する。

複合機１０ａから取得したＲＳＳフィード利用可否の情報が利用可である場合、ＳＮＭＰマネージャ２４０１はステップＳ７５に続いてステップＳ７６に進み、前述したような情報取得／加工方法で複合機１０ａからＲＳＳフィード情報を取得する。なお、ＳＮＭＰプロトコルによるアクセスが失敗した場合、および、取得したＲＳＳフィード利用可否の情報が利用可でない場合は、図２５のフローチャートに示す処理を終了する。

図２６は他の複合機を検索する処理の一例を示したフローチャートである。ステップＳ８１に進み、複合機１０は同じサブネット内に設置された全ての他の複合機１０ａ，１０ｂ等からＲＳＳフィード情報の取得先を一つ決定する。ステップＳ８２に進み、複合機１０は決定したＲＳＳフィード情報の取得先（複合機１０ａなど）に対して、ＨＴＴＰプロトコルで、「http://xxx.xxx.xxx.xxx/client1/comLogTx/rss.rdf」のようなＵＲＬにアクセスする。このＵＲＬにある「xxx．xxx．xxx．xxx」の部分は、アクセス先のＩＰアドレスである。また、「client1/comLogTx/rss.rdf」の部分は、オペレーション操作によりあらかじめ登録済みの情報（ＲＳＳフィード）である。

なお、アクセス先の他の複合機１０ａのＵＲＬに、ＲＳＳフィードの情報をもつＨＴＴＰページが存在している場合、アクセスが成功する。アクセスが成功すると、複合機１０のＳＮＭＰマネージャ２４０１はステップＳ８３に続いてステップＳ８４に進み、前述したような情報取得／加工方法で複合機１０ａからＲＳＳフィード情報を取得したあとステップＳ８５に進む。また、ステップＳ８３においてアクセスが失敗した場合も、ステップＳ８５に進む。

ステップＳ８５に進み、複合機１０は同じサブネット内に設置された全ての他の複合機にアクセス済みである場合、図２６のフローチャートに示す処理を終了する。一方、同じサブネット内に設置された全ての他の複合機にアクセス済みでない場合、複合機１０はステップＳ８１に戻る。つまり、複合機１０は同じサブネット内に設置された全ての他の複合機に対して、ＨＴＴＰプロトコルで上記のようなＵＲＬにアクセスしている。また、複合機１０は、前述したような予め登録済みの情報について、ＯＰＭＬフィードを利用することも可能である。

図２７はネットワーク上の他の複合機を検索する処理を模式的に表したシステム構成図である。図２８は他の複合機を検索する処理の一例を示したフローチャートである。

図２７に示されるように、ＰＣ１０７，複合機１０，他の複合機１０ａ，１０ｂは同じサブネットに設置されている。また、他のサブネットには、他の複合機１０ｃ〜１０ｅが設置されている。

ステップＳ９１に進み、複合機１０はオペレーション操作で予め登録済みの情報（ＩＰアドレス）を元に接続先の他の複合機１０ｃを決定する。ステップＳ９２に進み、複合機１０は決定した他の複合機１０ｃに対して情報取得要求を行う。通常、ＨＴＴＰプロトコルでのアクセスになる。

接続先の他の複合機１０ｃは、情報取得要求がきた場合、図２５及び図２６を利用して前述したような検索方法で同じサブネット内にある他の複合機１０ｄ，１０ｅから情報を取得する。また、複合機１０ｃは、前述した情報取得／加工方法で複合機１０ｄ，１０ｅからＲＳＳフィード情報を取得し、そのＲＳＳフィード情報を要求元の複合機１０に提供する。

また、登録済みのＩＰアドレスは、異なるサブネットにある複合機である場合、図２５及び図２６に示した検索方法の制限を越え、複数のサブネット内の検索が可能になる。登録済みのＩＰアドレスは、同じのサブネットにある複合機である場合、前述した情報収集方法で重複の情報を処理する必要がある。アクセスが成功すると、複合機１０はステップＳ９３に続いてステップＳ９４に進み、アクセス先の複合機１０ｃからＲＳＳフィード利用可否の情報を取得する。なお、アクセスが失敗した場合は、図２８のフローチャートに示す処理を終了する。

（まとめ）
本発明では、複数の複合機１０，１０ａ，１０ｂ等をＲＳＳリーダで管理しようとする場合に、少なくとも１台の複合機１０のＩＰアドレスがわかれば、管理しようとする全ての複合機１０，１０ａ，１０ｂが提供する全てのＲＳＳフィード（１台の複合機１０が複数のＲＳＳフィードを提供することがある）を、簡単にＲＳＳリーダに登録することができる。

したがって、本発明では複数の複合機１０，１０ａ，１０ｂ等が提供する複数の機器管理情報のＲＳＳフィードを、利用者が簡単にＲＳＳリーダに登録できる。また、本発明では特別なクライアントソフトウェアを使用しなくても、ＲＳＳリーダだけで複数の複合機１０，１０ａ，１０ｂ等を管理することもできる。

複合機１０が持つＷｅｂサーバ機能は、Ｗｅｂブラウザを使って複合機１０の情報を閲覧している利用者に対して、機器管理情報のＲＳＳフィードをＲＳＳリーダに登録するよう促す機能を持つ。

また、複合機１０は自装置が提供する複数のＲＳＳフィードをＯＰＭＬ形式のリストで提供して、ＲＳＳリーダへの一括登録をしやすくする機能を提供する。さらに、複合機１０はネットワーク上に、機器管理情報をＲＳＳフィードによって提供する他の複合機（複合機１０ａなど）が複数存在する場合に、複合機１０が他の複合機１０ａ等の提供するＲＳＳフィードの情報（ＵＲＬ、又はその中身そのもの）を取り込み、自装置が提供するＲＳＳフィードと共に提供する機能を持つ。

このように、本発明によれば、１台又は複数台の複合機が提供するＲＳＳフィードを利用者が見つけやすく、かつＲＳＳリーダに登録しやすくすることができる。

本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。

本発明によるネットワーク装置、端末装置を含むシステムの一実施例の構成図である。 本発明による複合機のソフトウェア構成を示す一実施例の構成図である。 ＷｅｂＵＩの構成を示す一実施例の構成図である。 Ｗｅｂ画面提供部が利用者の操作するＷｅｂブラウザに対して提供するＷｅｂページの一例を示したイメージ図である。 ＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙを利用してＲＳＳフィードをＲＳＳリーダに登録する場合の操作の一例を示した画面遷移図である。 Ｗｅｂ画面提供部が提供するＷｅｂページに、ＲＳＳ ａｕｔｏ−ｄｉｓｃｏｖｅｒｙを実現するための記述をする場合のＨＴＭＬソースコードの一例を示した説明図である。 複合機が提供するＲＳＳフィードの一覧を表示し、および、ＲＳＳフィードをひとまとめにしたＯＰＭＬファイルをダウンロードさせるためのＷｅｂページの一例を示したイメージ図である。 ＯＰＭＬファイル提供部が提供するＯＰＭＬファイルの一例を示した説明図である。 本発明による複合機の処理を模式的に表したシステム構成図である。 複合機の処理を示す一例のフローチャートである。 複合機の処理を示す一例のフローチャートである。 本発明による複合機の処理を模式的に表したシステム構成図である。 複合機の処理を示す一例のフローチャートである。 複合機の処理を示す一例のフローチャートである。 取得したＲＳＳフィードに対する加工処理を表した一例のフローチャートである。 本発明による複合機の処理を模式的に表したシステム構成図である。 複合機の処理を示す一例のフローチャートである。 他の複合機から取得して記憶したＲＳＳソースの一例である。 自装置が提供するＲＳＳフィードと、他の複合機から取得して記憶したＲＳＳソースのＵＲＬであるＲＳＳフィードとを含んだＯＰＭＬソースの一例である。 本発明による複合機の処理を模式的に表したシステム構成図である。 複合機の処理を示す一例のフローチャートである。 他の複合機１０ａ，１０ｂから取得したＲＳＳソースと複合機１０が提供するＲＳＳソースとをマージしたＲＳＳソースの一例である。 複合機が設置されているサブネットを表した模式図である。 ネットワーク上の他の複合機を検索する処理を模式的に表したシステム構成図である。 他の複合機を検索する処理の一例を示したフローチャートである。 他の複合機を検索する処理の一例を示したフローチャートである。 ネットワーク上の他の複合機を検索する処理を模式的に表したシステム構成図である。 他の複合機を検索する処理の一例を示したフローチャートである。

符号の説明

１０，１０ａ，１０ｂ 複合機
２０ ソフトウェア
２１ ハードウェア
１０１ プロセッサ
１０２ ワークメモリ
１０３ 記憶装置
１０４ 装置特有のハードウェア
１０５ 入出力回路
１０６ ネットワーク
１０７ 端末装置（ＰＣ）
２０１ 機器ＵＩ
２０２ ＷｅｂＵＩ
２１１ コピーアプリ
２１２ ファックスアプリ
２１３ プリンタアプリ
２１４ スキャナアプリ
２２１ 印刷サービス
２２２ 読み取りサービス
２２３ ネットワークサービス
２２４ メモリサービス
３０１ Ｗｅｂ画面提供部
３０２ ＲＳＳフィード提供部
３０３ ＯＰＭＬファイル提供部
３０４ 外部ＲＳＳフィード取得部
３０５ 外部ＲＳＳフィード管理部
３０６ 外部ＯＰＭＬファイル取得部

Claims (16)

1. 提供するデータに関連する情報を、構造化して記述する形式のフォーマットに従って装置外部に提供するネットワーク装置であって、
   他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を管理している外部データ格納場所管理手段と、
   自装置および他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を装置外部に提供するデータ格納場所提供手段と
   を有することを特徴とするネットワーク装置。
2. 自装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を指定した情報取得要求に基づいて自装置の前記データに関連する情報を前記情報取得要求元へ提供する情報提供手段を更に有することを特徴とする請求項１記載のネットワーク装置。
3. 装置外部にＷｅｂページを提供するＷｅｂサーバ手段を更に有し、
   前記データ格納場所提供手段は、前記Ｗｅｂサーバ手段を利用し、装置外部に提供するＷｅｂページに、前記自装置および他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を埋め込むことを特徴とする請求項１記載のネットワーク装置。
4. 前記自装置および他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所のリストをファイルに記述し、そのファイルを装置外部に提供するファイル提供手段を更に有することを特徴とする請求項１記載のネットワーク装置。
5. 装置外部にＷｅｂページを提供するＷｅｂサーバ手段を更に有し、
   前記ファイル提供手段は、前記Ｗｅｂサーバ手段を利用し、装置外部に提供するＷｅｂページに、前記ファイルを埋め込んで、装置外部に前記ファイルを提供することを特徴とする請求項４記載のネットワーク装置。
6. 前記他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を前記他のネットワーク装置から取得する外部データ格納場所取得手段を更に有することを特徴とする請求項１乃至５何れか一項記載のネットワーク装置。
7. 前記外部データ格納場所取得手段は、前記他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を取得する取得場所を利用者に登録させることを特徴とする請求項６記載のネットワーク装置。
8. 前記外部データ格納場所管理手段は、管理している前記データに関連する情報のデータ格納場所から重複した前記データに関連する情報のデータ格納場所を取り除くことを特徴とする請求項６又は７記載のネットワーク装置。
9. 前記他のネットワーク装置の前記データに関連する情報を前記他のネットワーク装置から取得する情報取得手段と、
   取得した前記データに関連する情報を記憶する情報記憶手段を更に有し、
   前記データ格納場所提供手段は、他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所として前記情報記憶手段に記憶した前記データに関連する情報のデータ格納場所を装置外部に提供することを特徴とする請求項１記載のネットワーク装置。
10. 前記情報記憶手段は、取得した前記データに関連する情報を記憶する際、取得したままの単位で記憶し、
    前記データ格納場所提供手段は、他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所として前記情報記憶手段に記憶した前記データに関連する情報の単位で前記データに関連する情報のデータ格納場所を装置外部に提供することを特徴とする請求項９記載のネットワーク装置。
11. 前記情報記憶手段は、取得した前記データに関連する情報を記憶する際、取得した前記データに関連する情報と自装置の前記データに関連する情報とをマージして、単一の前記データに関連する情報として記憶し、
    前記データ格納場所提供手段は、前記情報記憶手段に記憶した前記データに関連する情報の単位で前記データに関連する情報のデータ格納場所を装置外部に提供することを特徴とする請求項９記載のネットワーク装置。
12. 提供するデータに関連する情報を、構造化して記述する形式のフォーマットに従って装置外部に提供するネットワーク装置のデータ提供場所提供方法であって、
    他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を管理している外部データ格納場所管理手段から、前記データに関連する情報のデータ格納場所を読み出すデータ格納場所読み出しステップと、
    自装置および他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を装置外部に提供するデータ格納場所提供ステップと
    を有することを特徴とするデータ提供場所提供方法。
13. 自装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を指定した情報取得要求に基づいて自装置の前記データに関連する情報を前記情報取得要求元へ提供する情報提供ステップを更に有することを特徴とする請求項１２記載のデータ提供場所提供方法。
14. 提供するデータに関連する情報を、構造化して記述する形式のフォーマットに従って装置外部に提供するネットワーク装置のデータ提供場所提供方法に従った処理を、演算処理装置，記憶装置，通信装置を有するコンピュータに行わせる為のデータ提供場所提供プログラムであって、
    前記演算処理装置に、他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を管理している前記記憶装置上の外部データ格納場所管理手段から、前記データに関連する情報のデータ格納場所を読み出すデータ格納場所読み出しステップと、
    前記通信装置を利用して、自装置および他のネットワーク装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を装置外部に提供するデータ格納場所提供ステップと
    を実行させるためのデータ提供場所提供プログラム。
15. 自装置の前記データに関連する情報のデータ格納場所を指定した情報取得要求に基づいて自装置の前記データに関連する情報を前記情報取得要求元へ提供する情報提供ステップを更に実行させるための請求項１４記載のデータ提供場所提供プログラム。
16. 請求項１４又は１５記載のデータ提供場所提供プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

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