JP2008083117A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008083117A
JP2008083117A JP2006260046A JP2006260046A JP2008083117A JP 2008083117 A JP2008083117 A JP 2008083117A JP 2006260046 A JP2006260046 A JP 2006260046A JP 2006260046 A JP2006260046 A JP 2006260046A JP 2008083117 A JP2008083117 A JP 2008083117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving transistor
gate
switching means
display device
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006260046A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Kishi
宣孝 岸
Takahiro Senda
孝裕 仙田
Seiji Ohashi
誠二 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006260046A priority Critical patent/JP2008083117A/ja
Publication of JP2008083117A publication Critical patent/JP2008083117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

【課題】有機EL素子等の電流駆動型発光素子の経時劣化によっても高品位の表示を行うことができる表示装置を提供する。
【解決手段】画素形成部P(i,j)は、それぞれのゲート端子に接続される制御線Ri,WiおよびゲートラインGiによって制御される第1ないし第4のスイッチ用TFT11〜14は、駆動用TFT15における閾値電圧のばらつきが補償されるよう駆動用TFT15を動作させた後に、そのゲート電位をソースラインSjからの表示映像データの電位で保持されるよう(所定の電圧で)プログラムし、その後有機EL素子16を発光させる。そのとき、有機EL素子16は、その経時劣化によって同じ電圧を与える場合でも輝度が低下するが、第1のコンデンサ17によって駆動用TFT15のゲート−ソース間電圧を所望の値に保つことができるので、高品位の表示を行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電流駆動型の発光素子を使用した表示装置およびその駆動方法に関し、より詳しくは当該発光素子を駆動するためのトランジスタを有するアクティブマトリクス型の表示装置およびその駆動方法に関する。
近年、軽量、薄型、高速応答のディスプレイの需要が高まるにつれ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイやFED(Field Emission Display)といった表示装置の研究開発が盛んに行われている。また、マトリクス型の表示装置は、パッシブマトリクス型の表示装置とアクティブマトリクス型の表示装置とに大別されるが、高解像度化に伴う表示画素数の増加や表示の高速化の要求に対して、近年ではアクティブマトリクス型の表示装置が主流となっている。
そこで近年ではアクティブマトリクス型の有機ELディスプレイが多く見られるが、この表示装置は、有機EL素子の輝度と電圧との関係が駆動時間や周辺温度などの影響により容易に変動してしまうため、有機EL素子の輝度を電圧により制御する電圧制御型の駆動方式では各有機EL素子の輝度ばらつきを抑えることが非常に困難である。この点、有機EL素子の輝度と電流との関係は安定した関係にあるので、周辺温度などの外的要因の影響が少ない。このため、輝度ばらつきを抑える有機ELディスプレイの駆動方式としては、有機EL素子の輝度を電流により制御する電流制御型の駆動方式が好ましい。
また、アクティブマトリクス型の表示装置に使用される画素回路および駆動回路は、スイッチング素子としてのTFT(Thin Film Transistor)を含む。このTFTは、一般的にはアモルファスシリコン、低温多結晶シリコン、またはCG(Continuous Grain)シリコンなどの素材からなる。しかし、このようなTFTは、単結晶シリコンからなるトランジスタに比べて、閾値電圧や移動度といった特性にばらつきが生じやすい。そのため、これらのばらつきを補償する回路を備えることにより、輝度のばらつきを抑制する構成が一般的である。
さらに、上記電流制御型の駆動方式において、TFTの特性ばらつきを補償するための画素回路の構成は、電流プログラム方式と電圧プログラム方式との2つの方式に大別される。電流プログラム方式は、有機EL素子を駆動するためのTFT(以下「駆動用TFT」と呼ぶ)に流れる電流値を電流信号により規定(プログラム)する方式であり、電圧プログラム方式は、上記駆動用TFTに流れる電流を電圧信号により規定(プログラム)する方式である。
この電流プログラム方式では、駆動用TFTの閾値電圧および移動度のばらつきを補償することができるが、電圧プログラム方式では閾値電圧のみを補正することができる。この点で、電流プログラム方式が優れているが、この方式では非常に微少な電流値を扱うため、画素回路およびドライバ回路の設計が困難であり、また、上記電流値のプログラムに要する期間において寄生容量による影響が大きいので、大面積化が容易ではない。
このような電流プログラム方式に対して、電圧プログラム方式は駆動用TFTの移動度を補正することができない反面、電圧信号により上記電流値のプログラムを行うため、寄生容量などの影響が軽微であり、比較的回路設計が簡単となる利点がある。さらに、移動度のばらつきが電流値に与える影響は、閾値電圧のばらつきが与える影響に比べると小さく、その影響はある程度TFTの作製プロセスを工夫することにより抑制することが可能であるため、電圧プログラム方式の表示装置であっても十分な表示品位を得ることが可能である。
このような電圧制御型の駆動方式において、閾値電圧のばらつきを補償することができる回路構成を採用した有機ELディスプレイにおける従来の画素回路(以下、「第1の従来例」という)の構成および動作について図9を参照して説明する(非特許文献1を参照)。
図9(a)は、上記第1の従来例における画素回路の構成を示す回路図であり、図9(b)はその動作を示すタイミングチャートである。図9(a)に示されるように、この画素回路は、4つのスイッチング素子であるスイッチ用TFT901〜904と、有機EL素子906と、この有機EL素子906を駆動するための駆動用TFT905とを備える。
スイッチ用TFT901は、そのゲート端子が当該画素回路を含むn行目の前の行である(n−1)行目を選択するための走査信号線SLT(n−1)に接続され、そのドレイン端子(またはソース端子)が駆動用TFT905のドレイン端子に接続され、そのソース端子(またはドレイン端子)が駆動用TFT905のゲート端子に接続される。
スイッチ用TFT902は、そのゲート端子が当該画素回路を含むn行目を選択するための走査信号線SLTnに接続され、そのドレイン端子が当該画素回路に発光輝度を示す電圧を与えるデータ線DTに接続され、そのソース端子がコンデンサC1を介して駆動用TFT905のゲート端子に接続される。
スイッチ用TFT903は、そのゲート端子が制御用信号線TNOに接続され、そのドレイン端子が電源線VDDに接続され、そのソース端子が駆動用TFT905のドレイン端子に接続される。
スイッチ用TFT904は、そのゲート端子が走査信号線SLT(n−1)に接続され、そのドレイン端子がスイッチ用TFT902のソース端子に接続され、そのソース端子が参照用電圧を供給するための参照電圧信号線Vrefに接続される。
ここで、図9(b)を参照すると、期間T1において制御用信号線TNOに印加される電圧信号がアクティブになることによりスイッチ用TFT903がオンされ、走査信号線SLT(n−1)に印加される電圧信号がアクティブになることによりスイッチ用TFT901がオンされる。このことにより、コンデンサC1の一端に参照電圧信号線Vrefの参照用電圧がチャージされるので、駆動用TFT905のゲート電位が有機EL素子906に流れる電流に応じた電圧に保持される。次に、期間T2において制御用信号線TNOに印加される電圧信号が非アクティブになることによりスイッチ用TFT903がオフされるので、有機EL素子906への電流経路は遮断されるが、駆動用TFT905がダイオードとして機能する結果、駆動用TFT905のゲート電位は閾値電圧に向かっていわば自己補償的に移行することになる。その後、期間T3において、走査信号線SLTnに印加される電圧信号がアクティブになることによりスイッチ用TFT902がオンされるので、駆動用TFT905のゲート電位にデータ線DTの信号電圧が印加されるので発光輝度を示すデータが書き込まれ、その後制御用信号線TNOに印加される電圧信号がアクティブになることによりスイッチ用TFT903がオンされ、有機EL素子903が上記発光輝度で発光する。
このような回路構成により、上記第1の従来例は、閾値電圧の補償等のために必要とされる第1および第2の期間が走査信号線SLTnに印加される電圧信号がアクティブになる長さ、すなわち1フレーム内の選択期間の長さに左右されない利点を有している。また、大きな電流が流れる電源線VDDとは別にほとんど電流が流れない参照用電圧信号線Verfによりチャージを行うことにより、そのときの駆動用TFT905のゲート電位のばらつきを抑えることができるので、表示品位を向上させることができる利点を有している。
次に、閾値電圧のばらつきを補償することができる回路構成を採用した有機ELディスプレイにおける第1の従来例とは別の従来の画素回路(以下、「第2の従来例」という)の構成および動作について図10を参照して説明する(特許文献2を参照)。
図10は、上記第2の従来例の画素回路の構成を示す回路図である。この画素回路は、4つのスイッチング素子であるスイッチ用TFT911〜914と、駆動用TFT915と、有機EL素子916とを備えており、その構成は前述した第1の従来例と同様であるので詳しい説明は省略する。なお、図10に示されるように、第2の従来例は、第1の従来例とは異なり、当該画素回路における走査信号線SLT(n−1)に代えて信号線Geln,Ginin,Gsetnが設けられている。
この第2の従来例では、有機EL素子916の発光期間における駆動用TFT916のゲート電位保持容量が、駆動用TFT916の寄生容量、有機EL素子916の寄生容量、および配線容量の合成容量となっており、このような構成により画素回路の面積を縮小することができる。
特開2005−309150号公報 ジェイ・エイチ・ジュング(J.H.Jung)他,「14.1インチトップエミッション型フルカラー・アクティブマトリクス有機LEDディスプレイ(A 14.1 inch Full Color AMOLED Display with Top Emission)」,SID05ダイジェスト,2005年,p.1558−1541
ここで、電流制御型発光素子、特に有機EL素子は、経年劣化によりその内部抵抗が高くなることが知られている。すなわち、素子に同一の電流を流す場合であっても、経年劣化後において素子の両端にかかる駆動電圧は、当初に比べて上昇することが知られている。したがって第1の従来例のような画素回路の構成では、駆動用TFTのソース電位が変動してもゲート電位がそれに追随しないことから、同じ電位の入力信号を与える場合であっても、経年劣化後においては発光時の駆動用TFTにおけるゲート−ソース間電圧が当初より低下し、結果として有機EL素子を駆動するための電流が減少してしまう問題があった。
また、第2の従来例の構成では、駆動用TFT916の寄生容量を含む上記合成容量とにより、ゲート−ソース間電圧を保持することはできるが、このゲート−ソース間の寄生容量には大きなばらつきがあることが知られており、保持される電圧値の精度に問題がある。
さらに、第2の従来では、駆動用TFT916のゲート−ドレイン間の寄生容量Vdsの存在も問題となる。すなわち、制御配線Gelnの信号電位をアクティブとするとき、スイッチ用TFT914の寄生容量と上記寄生容量Vdsとを介して、駆動用TFT916のゲート端子と制御配線Gelnとの間にパスが形成され、制御配線Gelnの電位変動がゲート電位にノイズとして印加されることになる。このノイズは、例えば移動度の小さいアモルファスシリコン基板を使用する場合など、駆動用TFT916のサイズが大きくなる場合に特に顕著に現れる。
そこで本発明では、上記課題を解決するため、駆動用TFTにおける寄生容量に基づくノイズの影響を最小限に抑え、かつ、有機EL素子等の電流駆動型発光素子の経時劣化によっても駆動用TFTのゲート−ソース間電圧を所望の値に保ち、高品位の表示を行うことができる表示装置およびその駆動方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、表示すべき画像を形成する電流駆動型の電気光学素子を含む複数の画素形成部と、前記表示すべき画像を表す映像信号を伝達するための複数の映像信号線と、前記複数の映像信号線と交差するよう設けられ前記画素形成部を選択するための走査信号を伝達する複数の走査信号線と、前記電気光学素子に電流を流すための第1および第2の電源線とを備え、前記複数の画素形成部が前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置されたアクティブマトリクス型の表示装置であって、
前記画素形成部は、
前記第1の電源線と第2の電源線とを結ぶ第1の経路上にあって前記電気光学素子に対してそのソース端子が接続されるよう直列に設けられており、そのゲート端子に与えられる前記映像信号に応じて前記第1の経路に流されるべき電流を決定する駆動用トランジスタと、
前記映像信号線と前記駆動用トランジスタのゲート端子とを結ぶ第2の経路上にあって、所定の第1から第3までの期間のうちの第2の期間においてそのゲート端子に与えられる前記走査信号により前記第2の経路を接続しまたは遮断する第1のスイッチング手段と、
前記第1の経路上にあって、前記第3の期間において前記第1の電源線と前記駆動用トランジスタとを接続し、前記第1の期間において遮断する第2のスイッチング手段と、
前記駆動用トランジスタのゲート端子と前記駆動用トランジスタのドレイン端子とを前記第1の期間において接続し、前記第2および第3の期間において遮断する第3のスイッチング手段と、
前記駆動用トランジスタのゲート端子と、前記駆動用トランジスタのソース端子との間に設けられる第1のコンデンサと
前記第2の経路上に介挿されており、その一端を前記第1のスイッチング手段に接続され、その他端を前記駆動用トランジスタのゲート端子に接続される第2のコンデンサと
を含むことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記第1のコンデンサは、前記駆動用トランジスタのゲート端子に相当するゲート電極と、前記駆動用トランジスタのソース端子に相当するソース電極との間に形成されており、前記駆動用トランジスタのゲート−ドレイン間の容量値よりも大きな容量値を有していることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、
前記駆動用トランジスタは、所定の基板上に形成され、前記基板に対して垂直方向における前記駆動用トランジスタの前記ゲート電極と前記駆動用トランジスタの前記ソース電極との第1の重複領域を有しており、かつ前記駆動用トランジスタの前記ゲート電極と前記駆動用トランジスタの前記ドレイン端子に相当するドレイン電極との第2の重複領域が存在する場合には前記第2の重複領域の大きさが前記第1の重複領域よりも小さいことを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、
前記駆動用トランジスタは、2つ以上のソース領域と1つ以上のドレイン領域とを有するマルチフィンガ型であって、前記ソース領域の数が前記ドレイン領域の数よりも多いことを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明において、
所定の一定電圧を印加される第3の電源線をさらに備え、
前記画素形成部は、前記第1のスイッチング手段および前記第2のコンデンサの接続点と、前記第3の電源線とを前記第1の期間において接続し、前記第2および第3の期間において遮断する第4のスイッチング手段をさらに含むことを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記第3および第4のスイッチング手段はトランジスタであり、
前記第4のスイッチング手段は、そのゲート長、ゲート幅、および寄生容量の各値を、前記第3のスイッチング手段のゲート長、ゲート幅、および寄生容量の各値とそれぞれほぼ等しく形成されることを特徴とする。
第7の発明は、第1の発明において、
所定の固定電圧を印加される第3の電源線をさらに備え、
前記画素形成部は、前記駆動用トランジスタのソース端子と前記第3の電源線とを前記第1の期間において接続し、前記第2および第3の期間において遮断する第5のスイッチング手段をさらに含むことを特徴とする。
第8の発明は、第1の発明において、
前記電気光学素子は、有機EL(Electro Luminescence)素子であることを特徴とする。
第9の発明は、第1の発明において、
前記駆動用トランジスタおよび前記第2のスイッチング手段は、その少なくとも一方が絶縁ゲート型電界効果トランジスタであることを特徴とする。
第10の発明は、第1の発明において、
前記駆動用トランジスタおよび前記第1から第3までのスイッチング手段は、薄膜トランジスタであることを特徴とする。
第11の発明は、第10の発明において、
前記薄膜トランジスタは、全てがnチャネル型トランジスタであることを特徴とする、請求項第10章に記載の表示装置。
第12の発明は、第10の発明において、
前記薄膜トランジスタは、アモルファスシリコンからなることを特徴とする。
第13の発明は、表示すべき画像を形成する電流駆動型の電気光学素子を含む複数の画素形成部と、前記表示すべき画像を表す映像信号を伝達するための複数の映像信号線と、前記複数の映像信号線と交差するよう設けられ前記画素形成部を選択するための走査信号を伝達する複数の走査信号線と、前記電気光学素子に電流を流すための第1および第2の電源線とを備え、前記複数の画素形成部が前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置されたアクティブマトリクス型表示装置の制御方法であって、
前記画素形成部は、
前記第1の電源線と第2の電源線とを結ぶ第1の経路上にあって前記電気光学素子に対してそのソース端子が接続されるよう直列に設けられており、そのゲート端子に与えられる前記映像信号に応じて前記第1の経路に流されるべき電流を決定する駆動用トランジスタと、
前記映像信号線と前記駆動用トランジスタのゲート端子とを結ぶ第2の経路上にあって、そのゲート端子に与えられる前記走査信号により前記第2の経路を接続しまたは遮断する第1のスイッチング手段と、
前記第1の経路上にあって、前記第1の電源線と前記駆動用トランジスタとを接続しまたは遮断する第2のスイッチング手段と、
前記駆動用トランジスタのゲート端子と前記駆動用トランジスタのドレイン端子とを前記第1の期間において接続し、前記第2および第3の期間において遮断する第3のスイッチング手段と、
前記駆動用トランジスタのゲート端子と、前記駆動用トランジスタのソース端子との間に設けられる第1のコンデンサと
前記第2の経路上に介挿されており、その一端を前記第1のスイッチング手段に接続され、その他端を前記駆動用トランジスタのゲート端子に接続される第2のコンデンサと
を含み、
所定の第1から第3までの期間のうちの第1の期間において、前記第1および第2のスイッチング手段とに対して遮断するよう制御し、前記第3のスイッチング手段に対して接続するよう制御する第1のステップと、
前記第2の期間において、前記走査信号に応じて前記第1のスイッチング手段に対して接続するよう制御し、前記第3のスイッチング手段に対して遮断するよう制御する第2のステップと、
前記第3の期間において、前記第1および第3のスイッチング手段に対して遮断するよう制御し、前記第2のスイッチング手段に対して接続するよう制御する第3のステップとを備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、駆動用トランジスタのゲート端子とソース端子との間に設けられる第1のコンデンサにより、駆動用トランジスタのゲート−ソース間電圧を保持して安定化させるので、電気光学素子の経時劣化によっても第1のコンデンサによって駆動用トランジスタのゲート−ソース間電圧を所望の値に保ち、高品位の表示を行うことができる。
第2の発明によれば、第1のコンデンサを簡単に構成することができ、さらに駆動用トランジスタのゲート−ドレイン間の容量値よりも容量値が大きいので、駆動用トランジスタのゲート電位を安定化することができる。
第3の発明によれば、駆動用トランジスタのソース電極とドレイン電極とをゲート電極との関係で適宜に配置して第1のコンデンサの容量を大きくすることにより、簡易な構成で駆動用トランジスタのゲート電位を安定化することができる。
第4の発明によれば、マルチフィンガ型の構成を利用して容易に第1のコンデンサの容量を大きくすることができる。
第5の発明によれば、駆動用トランジスタに閾値電圧を補償させるために第4のスイッチング手段で第2のコンデンサの上記接続点と第3の電源線とを接続することができるので、第1のスイッチング手段を使用することなく、走査信号に基づく選択期間外であっても、上記補償作用を実現することができる。
第6の発明によれば、トランジスタである第3および第4のスイッチング手段は同時にオンオフされるので、これらのゲート長、ゲート幅、およびその寄生容量がほぼ等しく形成されることにより、これらのトランジスタのゲート電位の変動が等しくなるので、第2のコンデンサへの影響を解消することができる。
第7の発明によれば、駆動用トランジスタのソース電位が第3の電源線の電位に速やか
にリセットされるので、上記第1の期間内に確実に上記補償作用を実現させることができ、また電流が多く流れる第1の電源配線とは異なってほとんど電流が流れない第3の電源線から初期電圧を与えることにより電圧降下による輝度の低下や輝度ばらつきを抑制することができる。
第8の発明によれば、経年劣化による輝度低下を起こす代表的な電気光学素子である有機EL素子を使用する表示装置の上記輝度低下を抑制して高品位の表示を行うことができる。
第9の発明によれば、一般的な絶縁ゲート型電界効果トランジスタを使用することにより、駆動用トランジスタおよび第2のスイッチング手段の少なくとも一方を容易に構成することができる。
第10の発明によれば、第1から第3までのスイッチング手段が薄膜トランジスタであることにより、薄型で高精細の表示装置とすることができる。
第11の発明によれば、全てがnチャネル型トランジスタであるので、作成プロセスの煩雑化を回避することができ、また同じチャネル極性のトランジスタは異なるチャネル極性のトランジスタよりも接近させて配置することが可能となるため、より回路を小型化しまたは発光面積を大きくすることができる。
第12の発明によれば、アモルファスシリコンを使用することにより、製造コストを下げることができ、また表示部を大型化することが可能となる。
第13の発明によれば、第1の発明と同様の効果を表示装置の制御方法において奏することができる。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照して説明する。
<1. 第1の実施形態>
<1.1 表示装置全体の構成および動作>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。この表示装置101は、表示制御回路112と、ソースドライバ回路(「列電極駆動回路」または「映像信号線駆動回路」とも呼ばれる)111と、ゲートドライバ回路(「行電極駆動回路」または「走査信号線駆動回路」とも呼ばれる)103と、アクティブマトリクス型の表示部(有機ELパネル)113とを備えている。
この表示装置における表示部としての表示部113は、外部のコンピュータにおけるCPU等から受け取る画像データDvの表す画像における水平走査線にそれぞれが対応するn本(nは自然数)のゲートライン(「走査信号線」または「行電極」とも呼ばれる)と、それらn本のゲートラインのそれぞれと交差するm本(mは自然数)のソースライン(「映像信号線」または「列電極」とも呼ばれる)と、それらn本のゲートラインとm本のソースラインとの交差点にそれぞれ対応して設けられた複数の画素形成部とを含む。各画素形成部の構成は、基本的には従来のアクティブマトリクス型表示装置における構成と同様である(詳細は後述する)。
本実施形態では、表示部113に表示すべき画像を表す(狭義の)画像データおよび表示動作のタイミング等を決めるデータ(例えば表示用クロックの周波数を示すデータ)(以下「表示制御データ」という)は、外部のコンピュータにおけるCPU等から表示制御回路112に送られる(以下、外部から送られるこれらのデータDvを「広義の画像データ」という)。すなわち、外部のCPU等は、広義の画像データDvを構成する(狭義の)画像データおよび表示制御データを、アドレス信号ADwを表示制御回路112に供給して、表示制御回路112内の表示メモリおよびレジスタにそれぞれ書き込む。
表示制御回路112は、レジスタに書き込まれた表示制御データに基づき、表示のためソースドライバ回路111に与えられるクロック信号CK、スタートパルス信号SP、およびラッチパルス信号LPと、表示のためゲートドライバ回路103に与えられるクロック信号YCK、スタートパルス信号YI、および所定のタイミング信号OEと含む各種信号を生成する。これらの信号は公知であるため詳しい説明は省略する。
ソースドライバ回路111には、上記のようにして、表示部113に表示すべき画像を表すデータが画素単位でデジタル画像信号DAとして供給されると共に、タイミングを示す信号としてクロック信号CKおよびソース用スタートパルス信号SPが供給される。ソースドライバ回路111は、これらのデジタル画像信号DAとクロック信号CKとソース用スタートパルス信号SPとラッチパルス信号LPとに基づき、表示部113を駆動するための映像信号(以下「駆動用映像信号」ともいう)を生成し、これを表示部113の各ソースラインに印加する。
さらに詳しく説明すると、ソースドライバ回路111は、mビットのシフトレジスタ104と、m個のレジスタ108と、m個のラッチ回路107と、m個のD/Aコンバータ110とを備えている。このソースドライバ回路111において、シフトレジスタ104は、縦続接続されたm個のレジスタを含んでおり、表示制御回路112に含まれる先頭のレジスタに入力されるスタートパルスSPをクロックCLKに同期して順次転送し、各出力段からタイミングパルスDLPとしてレジスタ108へ出力する。レジスタ108には、タイミングパルスDLPが入力されるタイミングで表示制御回路112から表示データDAが入力される。レジスタ108に表示データDAが表示行の一行分だけ記憶されると、表示制御回路112からラッチ回路107に入力されるラッチパルスLPに同期して上記一行分の表示データDAがラッチ回路107に入力される。ラッチ回路107に保持された表示データDAのそれぞれは対応するD/Aコンバータ110へ出力される。D/Aコンバータ110は、各ソースラインに対応して1つずつが設けられており、ラッチ回路107から入力される表示データDAをアナログ電圧信号として、対応するソースラインに与える。
なお、上記ソースドライバ回路111は、或る1つのゲートラインに対応する画素回路へデータを一度に送信する駆動方式である、いわゆる線順次駆動方式を採用しているが、画素回路1つずつに順次データを送信する駆動方式である、いわゆる点順次駆動方式を採用してもよい。
ゲートドライバ回路103は、クロック信号YCK、スタートパルス信号YI、および所定のタイミング信号OEに基づき、表示部113におけるゲートラインを1水平走査期間ずつ順次に選択するために各ゲートラインに印加すべき走査信号G1,G2、G3,…を生成し、全ゲートラインのそれぞれを順に選択するためのアクティブな走査信号の各ゲートラインへの印加を1垂直走査期間を周期として繰り返す。
さらに詳しく説明すると、ゲートドライバ回路103は、図示されないシフトレジスタ回路と、論理演算回路と、バッファとを備えている。このゲートドライバ回路103において、入力されたスタートパルス信号YIはクロック信号YCKに同期して上記のシフトレジスタ回路内で順次転送され、論理演算回路によって、シフトレジスタ回路の各出力段から出力されたパルスとタイミング信号OEとにより所定の論理演算が行われ、バッファを通して対応するゲートラインおよび制御配線Wi,Riへ所定の電圧信号を出力する。各ゲートラインにはm個の画素回路が接続されており、画素回路は接続するゲートラインGiによって選択される。
表示部113では、上記のようにしてソースラインに、ソースドライバ回路111によってデジタル画像信号DAに基づく駆動用の映像信号S1,S2,S3,…が印加され、ゲートラインには、ゲートドライバ回路103によって走査信号G1,G2,G3,…が印加される。これにより表示部113は、外部のCPU等から受け取った画像データDvの表す画像を表示する。
<1.3 表示部の構成および動作>
次に表示部113の構成およびこれに配置される画素形成部の構成について図2を参照して説明する。ここで図2は、表示部113における画素形成部P(i,j)の等価回路を示している。なお、iはn以下の自然数であり、jはm以下の自然数である。
図2に示すように、各画素形成部P(i,j)(以下「画素回路Aij」とも略称する)は、4つのスイッチング素子である第1ないし第4のスイッチ用TFT11〜14と、有機EL素子16と、この有機EL素子16を駆動するための駆動用TFT15と、第1および第2のコンデンサ17,18とを備える。
なお、上記第1ないし第4のスイッチ用TFT11〜14および駆動用TFT15は、nチャネル型トランジスタであって、低温ポリシリコンやCG(Continuous Grain)シリコン、アモルファスシリコンで構成することができるが、これらの構成や作成プロセスは周知であるため、ここではその説明は省略する。ただ、全てのTFTをnチャネル型とすれば、マスクを各チャネル毎に設けるなどの作成プロセスの煩雑化を回避することができ、また同じチャネル極性のトランジスタは異なるチャネル極性のトランジスタよりも接近させて配置することが可能となるため、より回路を小型化しまたは発光面積を大きくすることができる。
また、有機EL素子の構成や作成プロセス等も周知であるため、ここではその説明は省略する。さらに、画素回路Aijには、図2に示されるように、第1の配線として機能する電源配線Vp、第2の配線として機能する共通陰極Vcom、および第3の配線として機能する参照用電源配線Vref(または図示されない第3の配線として機能する陰極配線CAi)が配置されており、また制御配線Ri,Wiが配置されている。これについては後述する。
第1のスイッチ用TFT11は、当該画素回路Aijに対応する交差点を通過するゲートラインGiにゲート端子が接続されるとともに当該交差点を通過するソースラインSjにソース端子が接続されている。
この第1のスイッチ用TFT11は、ゲートラインGiに印加される走査信号がアクティブになると、当該ゲートラインが選択されて導通状態となる。そして、駆動用TFT15のゲート端子には駆動用映像信号に対応する電圧がソースラインSjを介して印加される。これにより、その印加された駆動用映像信号の電圧に対応する電流が電源配線Vpに接続される駆動用TFT15のドレイン端子から有機EL素子16のアノード端子に接続される駆動用TFT15のソース端子へ流れ、有機EL素子16はそのカソード端子に接続される共通陰極Vcomへ流れる電流に応じた所望の輝度で発光する。また、駆動用TFT15のゲート端子とソース端子との間には第1のコンデンサ17が接続されているが、この機能については詳しく後述する。
第3のスイッチ用TFT13は、そのゲート端子が制御配線Riに接続され、そのドレイン端子(またはソース端子)が駆動用TFT15のドレイン端子に接続され、そのソース端子(またはドレイン端子)が駆動用TFT15のゲート端子に接続される。
第2のスイッチ用TFT12は、そのゲート端子が制御配線Riに接続され、そのドレイン端子が電源配線Vpに接続され、そのソース端子が駆動用TFT15のドレイン端子に接続される。
第4のスイッチ用TFT14は、そのゲート端子が制御配線Wiに接続され、そのドレイン端子が第1のスイッチ用TFT11のソース端子に接続され、そのソース端子が参照用電圧を供給するための参照用電源配線Vrefに接続される。
また、電源配線Vpには図示されない電源部から一定の所定電位VDDが与えられており、同様に共通陰極Vcomには一定の所定電位VSS(ただしVDD>VSS)が与えられている。この共通陰極Vcomは、各画素回路における有機EL素子に共通の電極となっている。
ここで、図2に示されるように、第2のスイッチ用TFT12と、駆動用TFT15と、有機EL素子16とは、電源配線Vpから共通陰極Vcomへの電流経路(以下、この経路を「第1の経路」という)上に直列に配置されている。この第1の経路上の駆動用TFT15(のソース端子)と有機EL素子16との接続点を接続点Bと呼び、この接続点(ノード)の電圧を電圧Vsとする。
また、図2に示されるように、第1のスイッチ用TFT11と、第2のコンデンサ18と、駆動用TFT15のゲート端子とは、ソースラインSjからの電流経路(以下、この経路を「第1の経路」という)上に順に直列に配置されている。この第2の経路上の第1のスイッチ用TFT11のソース端子(またはドレイン端子)と第2のコンデンサ18の一端との接続点を接続点Aと呼ぶ。
また、図3は、画素回路Aijに着目した表示部113の動作を示すタイミングチャートである。この画素回路Aijは、前述した表示制御回路112から供給される各種の制御信号に基づいて、ソースドライバ回路111からの駆動用映像信号およびゲートドライバ回路103からの走査信号を受け取ることによって制御される。
図3には、ゲートラインGiと、制御配線Wi,Riと、ソースラインSjとにそれぞれ印加される電圧信号の電位変化のタイミングが示されている。まず、時刻t1において制御配線Wiの電位はGH(High)である。すなわち制御配線Wiに流れる信号がアクティブとなっているので、第3のスイッチ用TFT13および第4のスイッチ用TFT14は導通状態となる。このことにより、接続点Aの電位は電源線Vrefの電位となる。また、第3のスイッチ用TFT13が導通状態となることにより、駆動用TFT15のゲート端子の電位はVDDとなる。また、制御配線Riの電位はGL(Low)である。すなわち制御配線Riに流れる信号が非アクティブとなっているので、第2のスイッチ用TFT12は非導通状態となる。
この時刻t1から制御配線Wiの電位がGLとなる時刻t2までの期間、第3のスイッチ用TFT13が導通状態となることにより駆動用TFT15を介して有機EL素子16へ電流が流れるので、駆動用TFT15に保持された電荷が放電される。そのため、駆動用TFT15のゲート端子の電位は徐々に低くなり、最終的に駆動用TFT15のゲート端子のける電位が駆動用TFT15の閾値電圧Vthに対応した値(すなわち駆動用TFT15のソース電圧Vsに閾値電圧Vthを加えた値)となったとき、駆動用TFT15が非導通状態となる。このように、駆動用TFT15のゲート電位がいわば自己補償的に閾値電圧Vthに向かって移行することにより、TFTの閾値電圧のばらつきが自動的に補償されることになる。この補償作用により、駆動用TFT15がどのような閾値電圧を有していても、上記時刻t1から時刻t2までの期間(すなわち図3に示される第1の期間T1)において駆動用TFT15を閾値状態とすることができる。このときの駆動用TFT15のゲート電位は、駆動用TFT15が非導通状態となるときに、第1のコンデンサ17によって記憶される。
次に、時刻t2において制御配線Wiの電位がGLとなることにより、第3のスイッチ用TFT13および第4のスイッチ用TFT14が非導通状態となる。したがって、第2のコンデンサ18は、駆動用TFT15の閾値電圧に対応した電位を保持することができる。
ここで、時刻t2近傍において、制御配線Wiの電位がGHからGLへの変化すると、第3のスイッチ用TFT13と第4のスイッチ用TFT14の寄生容量により、第3のスイッチ用TFT13および第4のスイッチ用TFT14のゲート電位が変動し、この電位変化が第2のコンデンサ18の両端の電位にノイズとして印加されることがあり得る。したがって、本実施形態では、第3のスイッチ用TFT13および第4のスイッチ用TFT14のサイズを同一とする。具体的にはこれらのTFTのゲート長、ゲート幅、およびその寄生容量を同一とする。そうすれば、第2のコンデンサ18が接続点Bにおいて保持する電位に影響が生じることを防止することができる。
このとき、接続点Aの電位は電源線Vrefの電位(以下Vrefと略称する)であり、第2のコンデンサ18に保持される電位差は、ソースラインSj側の電位を基準とするとき、Vs+Vth−Vrefにより得られる電圧となる。したがって、駆動用TFT15に所望の電流を流すように制御するためには、この後に駆動用TFT15のゲート−ソース間電圧を、閾値電圧から所望の電流に応じた電圧になるよう変化させればよい。
そこで、時刻t3においてゲートラインGiの電位をGHとすることにより、第1のスイッチ用TFT11を導通状態とし、またソースラインSjには、有機EL素子16に所望の電流が流れるような駆動用TFT15のゲート端子の電位が得られるよう設定された電位Daがソースドライバ回路111によって与えられる。
このとき、駆動用TFT15のゲート端子の電位Vdaは、次式(1)のように表すことができる。なお、Caは第1のコンデンサ17の容量値であり、Cbは第2のコンデンサ18の容量値である。
Vda=(Vs+Vth−Vref)+Da{Ca/(Ca+Cb)}…(1)
前述したように各画素回路における駆動用TFT15の閾値電圧Vthは、時刻t1から時刻t2までの第1の期間T1において、それぞれの駆動用TFT15に対応した電圧が補償されるため、駆動用TFT15に流れる電流は、閾値電圧Vthのばらつきの影響を受けることなく、VrefとDaの電位差に従って決定されることになる。
なお、前述したように駆動用TFT15のチャネル極性はn型であるため、Da≧Vrefという関係であって、かつDaの電位が高いほど、駆動用TFT15に流れる電流は大きくなる。
次に、時刻t4においてゲートラインGiの電位をGLとすることにより、第1のスイッチ用TFT11を非導通状態とし、このことにより接続点Aの電位がデータ電位Daとなるよう第1のコンデンサ17に上記電位差が保持される。したがって、駆動用TFT15のゲート端子の電位は、所望の電流を流す電位Vdaに保持されることになり、いわゆる表示データのプログラムが完了する。すなわち、ゲートラインGiの電位をGHである時刻t3から時刻t4までの期間(すなわち図3に示される第2の期間T2)の間に上記プログラムが行われる。
最後に、時刻t5において制御配線Riの電位をGHとすることにより、第2のスイッチ用TFT12を導通状態とし、このことにより駆動用TFT15から有機EL素子16へ所望の電流が流される。よって、指定された表示データに対応した輝度で有機EL素子16が発光する。この時刻t5から次に制御配線WiがGHとなる時点までの期間(すなわち図3に示される第3の期間T3)が、指定した表示データに対応した輝度で有機EL素子を発光させる期間となる。
このように、本画素回路は、駆動用TFT15の閾値電圧ばらつきを補償することができるが、さらに有機EL素子の経年劣化による輝度低下を補償することもできる。以下、詳しく説明する。
前述したように、有機EL素子は経年劣化により、高抵抗化することが知られている。すなわち、一般的な画素回路では、有機EL素子に経年劣化前と同一の電流を流した場合でも、経年劣化後の有機EL素子の両端にかかる駆動電圧が上昇するため、その発光輝度が低下してしまう。
しかし、本実施形態における画素回路では、駆動用TFT15のソース端子およびゲート端子にその両端が繋がる第1のコンデンサ17により、駆動用TFT15のソース電位が上昇するに従ってそのゲート電位が上昇する。すなわち、上式(1)に示されるように、接続点Bの電圧である駆動用TFT15のソース端子電圧Vsが上昇すれば、駆動用TFT15のゲート端子の電位Vdaが同じ電圧だけ上昇する。したがって、有機EL素子16が経年劣化する前後で画素回路に対して同一のアナログ信号電圧Daを与える場合、駆動用TFT15のゲート−ソース間電圧は変わらないので、駆動用TFT15が飽和領域で動作する限りにおいて、有機EL素子16へ同一の電流を供給することができる。そのため、有機EL素子の経年劣化による輝度低下を補償することができる。
このように第1のコンデンサ17は、駆動用TFT15のゲート−ソース間電圧を安定化させる機能を有しているが、駆動用TFT15のゲート−ドレイン間の寄生容量は駆動用TFT15のゲート電位を変動させる要因となる。例えば、制御線Riの電位がGLからGHへ変化する場合、この電位変動は第2のスイッチ用TFT12のゲート−ソース間の寄生容量と上記駆動用TFT15のゲート−ドレイン間の寄生容量とを介して(すなわちこれらの寄生容量をパスとして)、駆動用TFT15のゲート電位を変動させることになる。したがって、駆動用TFT15のゲート−ソース間の容量をなす第1のコンデンサ17の容量は、駆動用TFT15のゲート−ドレイン間の寄生容量よりも大きいことが好ましく、さらに可能な限り第1のコンデンサ17の容量が大きく、駆動用TFT15のゲート−ドレイン間の寄生容量が小さいことがより好ましい。そこで、駆動用TFT15のゲート−ソース間に比較的大きな容量を有する容量素子である第1のコンデンサ17を接続してもよいが、本実施形態の駆動用TFT15は、このことを実現するための従来とは異なる特別な構造を有している。以下、図4ないし図7を参照して説明する。
図4はこのような駆動用TFTを含む画素形成部を表示部の平面に対して垂直方向から見た簡易な平面図である。この図4に示されるように、この画素形成部P(i,j)は、ソースラインSjと電源配線Vpとに挟まれた領域内の各素子および各配線を含んでおり、これらは前述の図2に示される画素回路に含まれる各素子および各配線と同様であるのでその説明は省略する。なお、これらの配置関係は第1のコンデンサ17を除き周知であるが、第1のコンデンサ17の構造についてさらに詳しく説明する。
上記第1のコンデンサ17は駆動用TFT15のゲート−ソース間に形成されるが、この駆動用TFT15はいわゆるマルチフィンガ型の電界効果トランジスタである。図5は、このマルチフィンガ型の駆動用TFT15の等価回路を示す図である。図5に示されるように、この駆動用TFT15は1本のドレインに対して2本のソースを有しており、このようなマルチフィンガ型とすることにより、ドレイン領域よりもソース領域をより広くすることができる。また、このようなマルチフィンガ型の構成により、駆動用TFT15は、そのゲート抵抗を小さくすることができ、またチャネルが複数に分かれるので素子特性が平均化され、特性ばらつきを小さくすることができ、さらに通常長方形の平面形状を有する画素形成部に収まりやすい形状とすることができる。
以上の構成に加えて、さらに本駆動用TFT15は、ソース電極およびドレイン電極を好適な位置に配置することにより、ソース領域とゲート領域との重複領域の面積をドレイン領域とゲート領域との重複領域の面積よりも広くなるよう構成されている。以下、図6および図7を参照して、この重複領域の大きさの違いについて説明する。
図6は、駆動用TFT15の構成を簡易に示す平面図である。図6に示されるように、駆動用TFT15は、ゲート電極58に対してソース電極56の多くの部分が重複するように設けられている反面、ゲート電極58に対してドレイン電極57がほとんど重複しないように設けられている。さらにこの図6の左右方向に駆動用TFT15を切断した断面図を図7として示す。
図7は、駆動用TFT15を含む画素形成部の部分的な断面図である。この断面図は、図4に示される画素形成部P(i,j)に含まれる駆動用TFT15近傍をソースラインSj(または電源配線Vp)に沿った方向へ切断した断面図に相当する。この図7を参照すると、画素形成部は、ガラス基板61上にゲート電極58が形成され、さらにゲート絶縁膜を挟んで活性層となるアモルファスシリコン薄膜59が形成される。その上にソース電極56およびドレイン電極57などの配線層が形成され、表面を平坦にするための平坦化膜55が形成される。なお、平坦化膜55の内部には遮光層54が形成される。さらに有機EL素子16のアノード電極となる例えばITO(Indium Tin Oxide)からなる透明導電膜53が形成され、有機EL材料等が含まれていない部分には絶縁膜52が形成された後、さらにその上に有機EL素子16のカソード電極(共通陰極Vcom)となる金属製導電層51が形成される。なお、図示されていないが、有機EL素子16に相当する部分には、上記透明導電膜53の上に例えばα−NPD等からなる正孔輸送層が形成され、さらにその上に蛍光材料である周知の有機発光素材からなる発光層が形成され、その上に周知の電子輸送層および電子注入層が形成された後、金属製導電層51が形成される。このような製造プロセスは周知であるので詳しい説明は省略する。なお、シリコン薄膜としてアモルファスシリコンを使用することにより、製造コストを下げることができ、また表示部を大型化することが可能となる。
ここで、図7に示されるように、ソース電極56は、ゲート電極58に対してその多くの部分で重複するようにゲート電極58の上部を大きく覆うように設けられているが、ドレイン電極57は、ゲート電極58に対して重複しないようにゲート電極58の上部を覆わないように設けられている。したがって、ソース領域とゲート領域との重複領域の面積を、ドレイン領域とゲート領域との重複領域の面積よりも非常に大きくすることができる。このことにより、駆動用TFT15のゲート電極とドレイン電極との間に形成される第1のコンデンサ17の容量は、駆動用TFT15のゲート−ドレイン間の寄生容量よりも可能な限り大きくすることができるので、駆動用TFT15のゲート−ソース間電圧を安定化させることができる。
<1.4 効果>
以上のように、本実施形態では、駆動用TFT15のゲート電極とドレイン電極との間に形成される第1のコンデンサ17の容量を、駆動用TFT15のゲート−ドレイン間の寄生容量よりも可能な限り大きくすることにより、駆動用TFT15のゲート−ソース間電圧を安定化させ、そのことにより、駆動用TFT15における寄生容量に基づくノイズの影響を最小限に抑え、かつ、有機EL素子16の経時劣化によっても第1のコンデンサ17によって駆動用TFT15のゲート−ソース間電圧を所望の値に保ち、高品位の表示を行うことができる。
<2. 第2の実施形態>
本実施形態に係る表示装置の構成は、図1に示される第1の実施形態に係る表示装置の構成と同様である。また、本実施形態における画素回路の構成は図2に示される第1の実施形態における画素回路の構成とほぼ同様であるので、同様の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点のみについて図8を参照して以下に説明する。
図8は、第2の実施形態における画素形成部P(i,j)の等価回路を示している。図8に示されるように、本画素回路は、第1の実施形態における画素回路に加えてさらに第5のスイッチ用TFT25が設けられている。この第5のスイッチ用TFT25は、図3に示される時刻t1において、制御配線Wiの電位がGHであるので、この第5のスイッチ用TFT25は導通状態となる。このことにより、接続点Bの電位(すなわち駆動用TFT15のソース電位Vs)は電源線Vrefの電位となる。このように期間T1における駆動用TFT15のゲート電位がいわば自己補償的に閾値電圧Vthに向かって移行する前に、駆動用TFT15のソース電位Vsが電源線Vrefの電位に速やかにリセットされるので、上記期間T1内に確実に上記補償作用を実現させることができ、また電流が多く流れる電源配線Vpとは異なってほとんど電流が流れない電源線Vrefから初期電圧を与えることにより電圧降下による輝度の低下や輝度ばらつきを抑制することができる。
<3. 変形例>
本実施形態においては、電気光学素子として有機EL素子を用いたが、これに限らず、電流駆動型の電気光学素子であればよい。したがって、前記画素回路に設置する電気光学素子として、半導体LED(Light Emitting Diode)やFED(Field Emission Display)の発光部なども使用可能である。
また、駆動用TFT15として、ガラス基板などの絶縁基板上に形成されるMOSトランジスタ(ここではシリコンゲートMOS構造も含めてMOSトランジスタと称する)が使用されているが、これに限らず、電流制御端子に印加する制御電圧により出力電流を制御する電圧制御型の駆動素子であって、制御電圧に出力電流の有無を決定する閾値電圧が存在する素子であれば、本発明を適用することができる。したがって、半導体基板上に形成されるMOSトランジスタなども含む、一般の絶縁ゲート型電界効果トランジスタが使用可能である。
さらに本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 上記実施形態における表示部における画素形成部P(i,j)の等価回路を示す図である。 上記実施形態における画素回路に着目した表示部の動作を示すタイミングチャートである 上記実施形態における駆動用TFTを含む画素形成部を表示部の平面に対して垂直方向から見た簡易な平面図である。 上記実施形態におけるマルチフィンガ型の駆動用TFTの等価回路を示す図である。 上記実施形態における駆動用TFTの構成を簡易に示す平面図である。 上記実施形態における駆動用TFTを含む画素形成部の部分的な断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の画素形成部P(i,j)の等価回路を示す図である。 第1の従来例における画素回路の構成を示す回路図およびその動作を示すタイミングチャートである。 第2の従来例における画素回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
11〜14 …第1ないし第4のスイッチ用TFT
15 …駆動用TFT
16 …有機EL素子
17 …第1のコンデンサ
18 …第2のコンデンサ
25 …第5のスイッチ用TFT
56 …ソース電極
57 …ドレイン電極
58 …ゲート電極
101 …表示装置
103 …ゲートドライバ回路
104 …シフトレジスタ
107 …ラッチ回路
108 …レジスタ
110 …A/Dコンバータ
111 …ソースドライバ回路
112 …表示制御回路
113 …表示部
Gi …ゲートライン
Sj …ソースライン
Wi,Ri …制御配線
Vcom …共通陰極

Claims (13)

  1. 表示すべき画像を形成する電流駆動型の電気光学素子を含む複数の画素形成部と、前記表示すべき画像を表す映像信号を伝達するための複数の映像信号線と、前記複数の映像信号線と交差するよう設けられ前記画素形成部を選択するための走査信号を伝達する複数の走査信号線と、前記電気光学素子に電流を流すための第1および第2の電源線とを備え、前記複数の画素形成部が前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置されたアクティブマトリクス型の表示装置であって、
    前記画素形成部は、
    前記第1の電源線と第2の電源線とを結ぶ第1の経路上にあって前記電気光学素子に対してそのソース端子が接続されるよう直列に設けられており、そのゲート端子に与えられる前記映像信号に応じて前記第1の経路に流されるべき電流を決定する駆動用トランジスタと、
    前記映像信号線と前記駆動用トランジスタのゲート端子とを結ぶ第2の経路上にあって、所定の第1から第3までの期間のうちの第2の期間においてそのゲート端子に与えられる前記走査信号により前記第2の経路を接続しまたは遮断する第1のスイッチング手段と、
    前記第1の経路上にあって、前記第3の期間において前記第1の電源線と前記駆動用トランジスタとを接続し、前記第1の期間において遮断する第2のスイッチング手段と、
    前記駆動用トランジスタのゲート端子と前記駆動用トランジスタのドレイン端子とを前記第1の期間において接続し、前記第2および第3の期間において遮断する第3のスイッチング手段と、
    前記駆動用トランジスタのゲート端子と、前記駆動用トランジスタのソース端子との間に設けられる第1のコンデンサと
    前記第2の経路上に介挿されており、その一端を前記第1のスイッチング手段に接続され、その他端を前記駆動用トランジスタのゲート端子に接続される第2のコンデンサと
    を含むことを特徴とする、表示装置。
  2. 前記第1のコンデンサは、前記駆動用トランジスタのゲート端子に相当するゲート電極と、前記駆動用トランジスタのソース端子に相当するソース電極との間に形成されており、前記駆動用トランジスタのゲート−ドレイン間の容量値よりも大きな容量値を有していることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記駆動用トランジスタは、所定の基板上に形成され、前記基板に対して垂直方向における前記駆動用トランジスタの前記ゲート電極と前記駆動用トランジスタの前記ソース電極との第1の重複領域を有しており、かつ前記駆動用トランジスタの前記ゲート電極と前記駆動用トランジスタの前記ドレイン端子に相当するドレイン電極との第2の重複領域が存在する場合には前記第2の重複領域の大きさが前記第1の重複領域よりも小さいことを特徴とする、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記駆動用トランジスタは、2つ以上のソース領域と1つ以上のドレイン領域とを有するマルチフィンガ型であって、前記ソース領域の数が前記ドレイン領域の数よりも多いことを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
  5. 所定の一定電圧を印加される第3の電源線をさらに備え、
    前記画素形成部は、前記第1のスイッチング手段および前記第2のコンデンサの接続点と、前記第3の電源線とを前記第1の期間において接続し、前記第2および第3の期間において遮断する第4のスイッチング手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記第3および第4のスイッチング手段はトランジスタであり、
    前記第4のスイッチング手段は、そのゲート長、ゲート幅、および寄生容量の各値を、前記第3のスイッチング手段のゲート長、ゲート幅、および寄生容量の各値とそれぞれほぼ等しく形成されることを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
  7. 所定の固定電圧を印加される第3の電源線をさらに備え、
    前記画素形成部は、前記駆動用トランジスタのソース端子と前記第3の電源線とを前記第1の期間において接続し、前記第2および第3の期間において遮断する第5のスイッチング手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記電気光学素子は、有機EL(Electro Luminescence)素子であることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記駆動用トランジスタおよび前記第2のスイッチング手段は、その少なくとも一方が絶縁ゲート型電界効果トランジスタであることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  10. 前記駆動用トランジスタおよび前記第1から第3までのスイッチング手段は、薄膜トランジスタであることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  11. 前記薄膜トランジスタは、全てがnチャネル型トランジスタであることを特徴とする、請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記薄膜トランジスタは、アモルファスシリコンからなることを特徴とする、請求項10に記載の表示装置。
  13. 表示すべき画像を形成する電流駆動型の電気光学素子を含む複数の画素形成部と、前記表示すべき画像を表す映像信号を伝達するための複数の映像信号線と、前記複数の映像信号線と交差するよう設けられ前記画素形成部を選択するための走査信号を伝達する複数の走査信号線と、前記電気光学素子に電流を流すための第1および第2の電源線とを備え、前記複数の画素形成部が前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差点にそれぞれ対応してマトリクス状に配置されたアクティブマトリクス型表示装置の制御方法であって、
    前記画素形成部は、
    前記第1の電源線と第2の電源線とを結ぶ第1の経路上にあって前記電気光学素子に対してそのソース端子が接続されるよう直列に設けられており、そのゲート端子に与えられる前記映像信号に応じて前記第1の経路に流されるべき電流を決定する駆動用トランジスタと、
    前記映像信号線と前記駆動用トランジスタのゲート端子とを結ぶ第2の経路上にあって、そのゲート端子に与えられる前記走査信号により前記第2の経路を接続しまたは遮断する第1のスイッチング手段と、
    前記第1の経路上にあって、前記第1の電源線と前記駆動用トランジスタとを接続しまたは遮断する第2のスイッチング手段と、
    前記駆動用トランジスタのゲート端子と前記駆動用トランジスタのドレイン端子とを前記第1の期間において接続し、前記第2および第3の期間において遮断する第3のスイッチング手段と、
    前記駆動用トランジスタのゲート端子と、前記駆動用トランジスタのソース端子との間に設けられる第1のコンデンサと
    前記第2の経路上に介挿されており、その一端を前記第1のスイッチング手段に接続され、その他端を前記駆動用トランジスタのゲート端子に接続される第2のコンデンサと
    を含み、
    所定の第1から第3までの期間のうちの第1の期間において、前記第1および第2のスイッチング手段とに対して遮断するよう制御し、前記第3のスイッチング手段に対して接続するよう制御する第1のステップと、
    前記第2の期間において、前記走査信号に応じて前記第1のスイッチング手段に対して接続するよう制御し、前記第3のスイッチング手段に対して遮断するよう制御する第2のステップと、
    前記第3の期間において、前記第1および第3のスイッチング手段に対して遮断するよう制御し、前記第2のスイッチング手段に対して接続するよう制御する第3のステップとを備えることを特徴とする、表示装置の制御方法。
JP2006260046A 2006-09-26 2006-09-26 表示装置 Pending JP2008083117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006260046A JP2008083117A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006260046A JP2008083117A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008083117A true JP2008083117A (ja) 2008-04-10

Family

ID=39354094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006260046A Pending JP2008083117A (ja) 2006-09-26 2006-09-26 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008083117A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010160209A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Toshiba Mobile Display Co Ltd アクティブマトリクス型有機発光表示装置及びアクティブマトリクス型有機発光表示装置の駆動方法
WO2011048838A1 (ja) * 2009-10-20 2011-04-28 シャープ株式会社 アクティブマトリクス基板及び有機el表示装置
JP2011145481A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Sony Corp 表示装置、表示駆動方法
CN103578405A (zh) * 2012-07-19 2014-02-12 群康科技(深圳)有限公司 显示面板、像素驱动电路、驱动像素方法与电子装置
CN104821150A (zh) * 2015-04-24 2015-08-05 北京大学深圳研究生院 像素电路及其驱动方法和显示装置
CN115202109A (zh) * 2021-04-07 2022-10-18 夏普株式会社 显示装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010160209A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Toshiba Mobile Display Co Ltd アクティブマトリクス型有機発光表示装置及びアクティブマトリクス型有機発光表示装置の駆動方法
WO2011048838A1 (ja) * 2009-10-20 2011-04-28 シャープ株式会社 アクティブマトリクス基板及び有機el表示装置
US8575602B2 (en) 2009-10-20 2013-11-05 Sharp Kabushiki Kaisha Active matrix substrate and organic EL display device
JP2011145481A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Sony Corp 表示装置、表示駆動方法
CN103578405A (zh) * 2012-07-19 2014-02-12 群康科技(深圳)有限公司 显示面板、像素驱动电路、驱动像素方法与电子装置
CN103578405B (zh) * 2012-07-19 2016-12-07 群康科技(深圳)有限公司 显示面板、像素驱动电路、驱动像素方法与电子装置
CN104821150A (zh) * 2015-04-24 2015-08-05 北京大学深圳研究生院 像素电路及其驱动方法和显示装置
CN115202109A (zh) * 2021-04-07 2022-10-18 夏普株式会社 显示装置
CN115202109B (zh) * 2021-04-07 2023-06-27 夏普株式会社 显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10529280B2 (en) Display device
US10964264B1 (en) Electroluminescent display panel having pixel driving circuit
JP4826597B2 (ja) 表示装置
US10733933B2 (en) Pixel driving circuit and driving method thereof, display panel and display device
JP4197647B2 (ja) 表示装置及び半導体装置
JP4610843B2 (ja) 表示装置及び表示装置の駆動方法
JP4737221B2 (ja) 表示装置
JP4807366B2 (ja) 表示装置
US8289246B2 (en) Electric current driving type display device and pixel circuit
JP4543315B2 (ja) 画素駆動回路及び画像表示装置
JP2009014836A (ja) アクティブマトリクス型表示装置及びその駆動方法
JP2010008521A (ja) 表示装置
JP2009276460A (ja) 表示装置
JP2010008523A (ja) 表示装置
JP2009037123A (ja) アクティブマトリクス型表示装置及びその駆動方法
US10672324B2 (en) Gate driver and electroluminescence display device including the same
JP2009169239A (ja) 自発光型表示装置およびその駆動方法
US10140922B2 (en) Pixel driving circuit and driving method thereof and display device
JP2008083117A (ja) 表示装置
JP5678730B2 (ja) インバータ回路および表示装置
JP2008145647A (ja) 表示装置とその駆動方法
TWI780635B (zh) 顯示面板以及畫素電路
US8648776B2 (en) Display device, pixel circuit, and method for driving same
KR20090104721A (ko) 표시 장치
JP2006308862A (ja) エレクトロルミネッセンス表示装置