JP2008073584A - ビード部への潤滑剤の塗布方法および装置 - Google Patents

ビード部への潤滑剤の塗布方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ビード部B(ビードベース部Sの全面)に対する潤滑剤の塗布を容易に均一化する。
【解決手段】塗布ロール41における上、下傾斜部44、45の外周面の傾斜を、空気入りタイヤTにおける一対のビードベース部Sの傾斜と同等としたので、これら上、下傾斜部44、45の外周面は、潤滑剤の塗布時に、ビードトウからビードヒールに至るビードベース部Sの軸方向の全域とほぼ平行となって、ビードベース部S全域に接触することができるようになり、ビードベース部S全面に対する潤滑剤の塗布を容易に均一化することができる。
【選択図】図3

Description

この発明は、空気入りタイヤのビード部、詳しくはビードベース部に対して潤滑剤を塗布する塗布方法および装置に関する。
従来のビード部への潤滑剤の塗布方法・装置としては、例えば以下の特許文献1に記載されているようなものが知られている。
特開平8−257460号公報
このものは、空気入りタイヤの中心軸に平行な軸線回りに回転可能で、耐摩耗性材料からなり、いずれの軸方向位置においても直径が同一である円筒状の塗布ロールと、該塗布ロールが空気入りタイヤの中心孔内に挿入された後、空気入りタイヤを搬送して塗布ロールの外周にそのビード部のビードベース部を接触させるコンベアと、塗布ロールの外周がビードベース部に接触しているとき、空気入りタイヤを該空気入りタイヤの中心軸回りに回転させ、該塗布ロールの外周に付着している潤滑剤をビードベース部に塗布する回転手段とを備えたものである。
しかしながら、このような従来のビード部への潤滑剤の塗布方法・装置にあっては、かなり多くの空気入りタイヤのビードベース部が、タイヤの中心軸に対して15〜20度程度で傾斜した傾斜面(円錐面)となっているにも拘わらず、塗布ロールが、前述のように空気入りタイヤの中心軸に平行な軸線回りに回転可能で、かつ、いずれの軸方向位置においても直径が同一である円筒状を呈しているため、ビードトウ周辺のビードベース部には潤滑剤が確実に塗布されるものの、ビードヒール周辺のビードベース部に対する潤滑剤の塗布は不確実となり、この結果、ビードベース部全体でみると、潤滑剤の塗布が不均一となることが多いという課題があった。
この発明は、ビード部(ビードベース部全面)に対する潤滑剤の塗布を容易に均一化することができるビード部への潤滑剤の塗布方法および装置を提供することを目的とする。
このような目的は、第1に、空気入りタイヤまたは該空気入りタイヤの中心軸に平行な軸線回りに回転可能な塗布ロールを移動手段により移動させて、該塗布ロールの外周を空気入りタイヤのビード部のビードベース部に接触させる接触工程と、塗布ロールまたは空気入りタイヤを回転手段により該空気入りタイヤの中心軸を中心として回転させ、該塗布ロールによりビードベース部に潤滑剤を塗布する塗布工程とを備えたビード部への潤滑剤塗布方法において、前記潤滑剤塗布時にビードベース部と対向する部位にビードベース部と同等の傾斜である傾斜部が設けられた塗布ロールを用いることにより、ビードベース部全面に対する潤滑剤の塗布を均一化するようにしたビード部への潤滑剤の塗布方法により、達成することができる。
第2に、空気入りタイヤの中心軸に平行な軸線回りに回転可能な塗布ロールと、空気入りタイヤまたは塗布ロールを移動させて、該塗布ロールの外周を空気入りタイヤのビード部のビードベース部に接触させる移動手段と、塗布ロールの外周がビードベース部に接触しているとき、塗布ロールまたは空気入りタイヤを該空気入りタイヤの中心軸を中心として回転させ、該塗布ロールによりビードベース部に潤滑剤を塗布する回転手段とを備えたビード部への潤滑剤塗布装置において、前記潤滑剤塗布時にビードベース部と対向する部位の塗布ロールに、ビードベース部と同等の傾斜である傾斜部を設け、ビードベース部全面に対する潤滑剤の塗布を均一化するようにしたビード部への潤滑剤の塗布装置により、達成することができる。
この発明においては、潤滑剤塗布時にビードベース部と対向する部位の塗布ロールに、ビードベース部と同等の傾斜である傾斜部を設けたので、該塗布ロールの傾斜部の外表面は、潤滑剤の塗布時に、ビードトウからビードヒールに至るビードベース部全域とほぼ平行となって、ビードベース部全域に接触することができ、これにより、ビードベース部全面に対する潤滑剤の塗布を容易に均一化することができる。
また、請求項3に記載のように構成すれば、ビード部(ビードベース部)に接触する塗布ロールの傾斜部の摩耗を効果的に抑制することができ、これにより、塗布ロールの耐久性を向上させることができるとともに、不織布自身が潤滑剤を保持することができるため、空気入りタイヤが大型であっても、ビード部(ビードベース部)の周方向における塗布を均一とすることができる。
さらに、請求項4に記載のように構成すれば、前述の摩耗抑制効果を強力なものとすることができる。また、請求項5に記載のように構成すれば、ビード部(ビードベース部)の凹凸に塗布ロールが容易に追従変形して潤滑剤の塗布がより均一化するとともに、潤滑剤が塗布ロールに吸収保持され、大型タイヤに対しても周方向における塗布を均一とすることができる。さらに、請求項6に記載のように構成すれば、安価でありながら、請求項5に記載の効果をさらに確実なものとすることができる。
以下、この発明の実施形態1を図面に基づいて説明する。
図1、2において、11は前後方向に延びるコンベアであり、このコンベア11はフレーム12と、該フレーム12の上端部に回転可能に支持された左右方向に延びる多数本の搬送ローラ13とを有し、これら搬送ローラ13が図示していない駆動機構から駆動力を受けて回転すると、該コンベア11上に横置きで載置された空気入りタイヤTは前方に向かって搬送される。
14は前記コンベア11に取り付けられた一対のストッパー手段であり、各ストッパー手段14は搬送ローラ13の両側のフレーム12にそれぞれ取り付けられたロータリーアクチュエータ15と、該ロータリーアクチュエータ15の回転軸16に基端が固定され、該回転軸16の回転により水平面内で揺動する揺動アーム17と、該揺動アーム17の先端に支持されたストッパーローラ18とから構成されている。
そして、これらストッパー手段14は、前記空気入りタイヤTが塗布ステーションHに到達する直前に作動して、揺動アーム17を図2に実線で示す待機位置から仮想線で示す規制位置まで揺動させる。この結果、前記空気入りタイヤTは、塗布ステーションHに到達すると、該空気入りタイヤTのトレッド部Dはストッパー手段14のストッパーローラ18に当接し、塗布ステーションHに位置決め停止される。
前記塗布ステーションHにおける空気入りタイヤTの直下には4本の水平な昇降ローラ21が十文字状に配置され、これらの昇降ローラ21は前記フレーム12とは別の昇降フレーム22(図3参照)に回転可能に支持されている。そして、これら昇降ローラ21は、通常、搬送ローラ13より下方に位置しているが、空気入りタイヤTが塗布ステーションHに位置決め停止されると、図示していない昇降機構により昇降フレーム22と共に上昇して、該空気入りタイヤTを搬送ローラ13より上方まで上昇させる。このとき、空気入りタイヤTは搬送ローラ13から昇降ローラ21に移載されるため、自身の中心軸回りに回転可能となる。
25は前記ストッパー手段14より後方のコンベア11に取り付けられた回転手段であり、この回転手段25は前記フレーム12に取り付けられたロータリーアクチュエータ26と、該ロータリーアクチュエータ26の回転軸27に基端が固定され、該回転軸27の回転により水平面内で揺動する揺動アーム28と、該揺動アーム28の先端に支持された駆動ローラ29とから構成され、この駆動ローラ29は図示していない駆動モータからの駆動力を受けて回転する。
そして、前記回転手段25の揺動アーム28は、塗布ステーションHにおける空気入りタイヤTが昇降ローラ21に移載されて下方から支持されると、図2に実線で示す待機位置から仮想線で示す駆動位置まで揺動して、駆動ローラ29をストッパーローラ18からほぼ半周離れた空気入りタイヤTのトレッド部Dに押し付けるが、このとき、駆動モータから駆動ローラ29に駆動力が伝達されると、該駆動ローラ29は空気入りタイヤTをその中心軸を中心として回転させる。
31は塗布ステーションHの直下のフレーム12に取り付けられた水平な支持プレートであり、この支持プレート31上には前後方向に延びる一対のガイドレール32が敷設されている。33は支持プレート31の直上に設置された移動プレートであり、この移動プレート33の下面に固定された複数のスライドベアリング34は前記ガイドレール32に摺動可能に係合している。35はコンベア11の幅方向中央直下において上下方向に延びるシリンダであり、このシリンダ35の上端部は前記移動プレート33に取り付けられ、また、その中央部は支持プレート31に形成された前後方向に延びるスリット(図示せず)内を上下に貫通している。
38はシリンダ35の直上に設置され上方が開放したタンクであり、このタンク38はブラケット39を介してシリンダ35の上端に固定されている。このタンク38内には前記空気入りタイヤTにおける一対のビード部Bのビードベース部Sに塗布されるシリコンオイル、石鹸水等の潤滑剤が貯留されている。前記シリンダ35はタンク38の底壁を貫通した上下方向に延びるピストンロッド40を有し、このピストンロッド40の上端部には略円筒状の塗布ロール41が空気入りタイヤTの中心軸に平行な軸線回りに回転できるよう支持されている。
そして、この塗布ロール41は、空気入りタイヤTが塗布ステーションHに到達する直前にシリンダ35のピストンロッド40が突出することで、上昇して空気入りタイヤTの中心孔内に挿入され、これにより、該塗布ロール41の上、下端部と空気入りタイヤTの一対のビードベース部Sとはそれぞれ対向することになる。その後、空気入りタイヤTは塗布ステーションHに到達するが、このとき、塗布ロール41の上、下端部とビードベース部Sとの間には若干の間隙が形成される。42は移動プレート33より前方の支持プレート31上に取り付けられた前後方向に延びる移動手段としてのシリンダであり、このシリンダ42のピストンロッド43の先端は前記移動プレート33に連結されている。
ここで、前述のように塗布ロール41の上、下端部と一対のビードベース部Sとが対向しているとき、前記シリンダ42が作動してピストンロッド43が突出すると、該移動プレート33、シリンダ35、タンク38、塗布ロール41は、塗布ロール41の上、下端部の外周がそれぞれビード部B(ビードベース部S)に接触するまで、一体となって後方に移動する。そして、塗布ロール41の外周がビードベース部Sに接触しているときに、前記回転手段25の作動により空気入りタイヤTが塗布ステーションHにおいて空気入りタイヤTの中心軸を中心として回転すると、塗布ロール41はビードベース部Sに転がり接触し、潤滑剤をビードベース部Sに対し全周に亘って塗布する。
ここで、空気入りタイヤTのビードベース部Sが該空気入りタイヤTの中心軸に対して15〜20度程度で傾斜した傾斜面(円錐面)であるにも拘わらず、塗布ロールが従来のようにいずれの軸方向位置においても直径が同一である円筒状を呈していると、前述のように塗布ロールがビードベース部Sに部分的に接触し、潤滑剤の塗布が不均一となってしまう。
このため、この実施形態においては、図3に示すように、前記潤滑剤塗布時に一対のビードベース部Sと対向する部位の塗布ロール41、ここでは塗布ロール41の上、下端部に、上、下方に向かって末広がりの円錐台状をした上、下傾斜部44、45をそれぞれ設けるとともに、塗布ロール41の中心軸に対する上、下傾斜部44、45の外周面の傾斜を、空気入りタイヤTの中心軸に対するビードベース部Sの内周面の傾斜と同等としたのである。
この結果、該塗布ロール41の上、下傾斜部44、45のビードベース部Sに接触している外周面は、潤滑剤の塗布時に、ビードトウからビードヒールに至るビードベース部Sの軸方向の全域とほぼ平行となって、ビードベース部Sの軸方向の全域に接触することができ、これにより、ビードベース部S全面に対する潤滑剤の塗布を容易に均一化することができる。
ここで、前述の塗布ロール41は全体を内部に多数の連続気泡が設けられた略円筒状の弾性発泡体から構成し、該塗布ロール41の外表面に連続気泡の開口端を多数個開口させることが好ましい。その理由は、このように塗布ロール41を弾性発泡体から構成すれば、ビード部B(ビードベース部S)の凹凸に塗布ロール41(上、下傾斜部44、45)が容易に追従変形して潤滑剤の塗布がより均一化するとともに、潤滑剤が塗布ロール41に吸収保持され、大型タイヤに対しても周方向における塗布を均一とすることができるからである。
そして、前述の弾性発泡体としては、例えば、ウレタンゴム、シリコンゴム、エチレンプロピレンゴム等の発泡体を用いることができるが、その中でも、安価でありながら、前述の効果をさらに確実なものとすることができる、ウレタンフォームを用いることが好ましい。
また、前述した上、下傾斜部44、45の周囲を、この実施形態のように不織布46、47によって被覆することが好ましい。その理由は、ビード部B(ビードベース部S)に接触する塗布ロール41の上、下傾斜部44、45の摩耗を効果的に抑制することができ、これにより、塗布ロール41の耐久性を向上させることができるとともに、不織布46、47自身が潤滑剤を保持することができるため、空気入りタイヤTが大型であっても、ビード部B(ビードベース部S)の周方向における塗布を均一とすることができるからである。そして、前述の不織布46、47としては、摩耗抑制効果を強力なものとするために、芳香族ポリアミド繊維から構成することが好ましい。
次に、前記実施形態1の作用について説明する。
今、ビードベース部Sに潤滑剤を塗布する横置きの空気入りタイヤTがコンベア11(回転する搬送ローラ13)によって前方に搬送されているとする。そして、前記空気入りタイヤTが塗布ステーションHの直前に到達すると、ストッパー手段14の揺動アーム17がロータリーアクチュエータ15の作動により待機位置から規制位置まで揺動するとともに、タンク38内の潤滑剤に浸漬されていた塗布ロール41がシリンダ35の作動により上昇して空気入りタイヤTの中心孔内に挿入され、上、下傾斜部44、45が空気入りタイヤTのビードベース部Sと対向する。
その後、空気入りタイヤTが塗布ステーションHに到達すると、空気入りタイヤTのトレッド部Dがストッパー手段14のストッパーローラ18に当接して空気入りタイヤTの搬送が停止されるが、このとき、空気入りタイヤTのビードベース部Sと塗布ロール41の上、下傾斜部44、45との間には若干の間隙が残っている。次に、昇降機構が作動して昇降ローラ21が搬送ローラ13より上方まで上昇すると、空気入りタイヤTは搬送ローラ13から昇降ローラ21に移載される。
その後、回転手段25の揺動アーム28がロータリーアクチュエータ26の作動により待機位置から駆動位置まで揺動して駆動ローラ29が空気入りタイヤTのトレッド部Dに押し付けられる一方、シリンダ42が作動して移動プレート33、シリンダ35、塗布ロール41が一体的に後方に移動し、塗布ロール41の上、下傾斜部44、45が一対のビードベース部Sにそれぞれ接触する。この状態で駆動モータからの駆動力が駆動ローラ29に伝達されると、該駆動ローラ29は昇降ローラ21によって支持されている空気入りタイヤTをその中心軸を中心として回転させる。
この結果、塗布ロール41は上、下傾斜部44、45がビードベース部Sに転がり接触しながら回転し、潤滑剤をビードベース部Sに対し全周に亘って塗布する。このとき、前記上、下傾斜部44、45の傾斜はビードベース部Sの傾斜と同等であるため、上、下傾斜部44、45のビードベース部Sに接触している外周面は、ビードトウからビードヒールに至るビードベース部Sの軸方向の全域に接触することができ、これにより、ビードベース部S全面に対する潤滑剤の塗布を容易に均一化することができる。
その後、ビードベース部Sに潤滑剤が塗布された空気入りタイヤTはコンベア11により次工程に搬送され、ユニフォミティマシン(例えば、ラジアルランナウト測定機)等のリムに装着されるが、このとき、ビードベース部Sの全面に潤滑剤が塗布されていると、リムへの空気入りタイヤTの脱着作業が円滑かつ容易となり、また、リムフィット性も向上する。
なお、前述の実施形態においては、潤滑剤の塗布時、塗布ロール41の位置を一定とする一方、回転手段25によって空気入りタイヤTを該空気入りタイヤTの中心軸を中心として回転させるようにしたが、この発明においては、空気入りタイヤを塗布ステーションにおいて静止させる一方、回転手段によって塗布ロールを空気入りタイヤの中心軸を中心として回転(旋回)させるようにしてもよい。
また、前述の実施形態においては、移動手段としてのシリンダ42によって塗布ロール41を後方に移動させることで、塗布ロール41の外周を空気入りタイヤTのビードベース部Sに接触させるようにしたが、この発明においては、移動手段により空気入りタイヤを移動させることで、静止している塗布ロールの外周に空気入りタイヤのビードベース部を接触させるようにしてもよい。
さらに、前述の実施形態においては、塗布ロール41をタンク38内の潤滑剤に浸漬させることで、塗布ロール41に潤滑剤を供給するようにしたが、この発明においては、塗布ロールの上昇途中において潤滑剤をその外表面に噴射することで、あるいは、ピストンロッド内に塗布ロールの内面に開口する供給通路を形成し、該供給通路を通じて潤滑剤を断続的、または、連続的に塗布ロールの内部に供給するようにしてもよい。
この発明は、空気入りタイヤのビード部に対して潤滑剤を塗布する産業分野に適用できる。
この発明の実施形態1を示す一部破断正面図である。 その概略平面図である。 塗布ロール、空気入りタイヤ近傍の正面断面図である。
符号の説明
25…回転手段 41…塗布ロール
42…移動手段 44、45…傾斜部
46、47…不織布 T…空気入りタイヤ
B…ビード部 S…ビードベース部

Claims (6)

  1. 空気入りタイヤまたは該空気入りタイヤの中心軸に平行な軸線回りに回転可能な塗布ロールを移動手段により移動させて、該塗布ロールの外周を空気入りタイヤのビード部のビードベース部に接触させる接触工程と、塗布ロールまたは空気入りタイヤを回転手段により該空気入りタイヤの中心軸を中心として回転させ、該塗布ロールによりビードベース部に潤滑剤を塗布する塗布工程とを備えたビード部への潤滑剤塗布方法において、前記潤滑剤塗布時にビードベース部と対向する部位にビードベース部と同等の傾斜である傾斜部が設けられた塗布ロールを用いることにより、ビードベース部全面に対する潤滑剤の塗布を均一化するようにしたことを特徴とするビード部への潤滑剤の塗布方法。
  2. 空気入りタイヤの中心軸に平行な軸線回りに回転可能な塗布ロールと、空気入りタイヤまたは塗布ロールを移動させて、該塗布ロールの外周を空気入りタイヤのビード部のビードベース部に接触させる移動手段と、塗布ロールの外周がビードベース部に接触しているとき、塗布ロールまたは空気入りタイヤを該空気入りタイヤの中心軸を中心として回転させ、該塗布ロールによりビードベース部に潤滑剤を塗布する回転手段とを備えたビード部への潤滑剤塗布装置において、前記潤滑剤塗布時にビードベース部と対向する部位の塗布ロールに、ビードベース部と同等の傾斜である傾斜部を設け、ビードベース部全面に対する潤滑剤の塗布を均一化するようにしたことを特徴とするビード部への潤滑剤の塗布装置。
  3. 前記傾斜部の周囲を不織布により被覆するようにした請求項2記載のビード部への潤滑剤の塗布装置。
  4. 前記不織布を芳香族ポリアミド繊維から構成した請求項3記載のビード部への潤滑剤の塗布装置。
  5. 前記塗布ロールを内部に多数の連続気泡が設けられた略円筒状の弾性発泡体から構成した請求項2記載のビード部への潤滑剤の塗布装置。
  6. 前記弾性発泡体はウレタンフォームからなる請求項5記載のビード部への潤滑剤の塗布装置。
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