JPH08257460A - タイヤビードルブリケータ装置 - Google Patents

タイヤビードルブリケータ装置

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JPH08257460A
JPH08257460A JP7021995A JP7021995A JPH08257460A JP H08257460 A JPH08257460 A JP H08257460A JP 7021995 A JP7021995 A JP 7021995A JP 7021995 A JP7021995 A JP 7021995A JP H08257460 A JPH08257460 A JP H08257460A
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JP
Japan
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tire
rollers
roller
applying
rotating
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JP7021995A
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English (en)
Inventor
Toshikatsu Nonaka
俊克 野中
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤを水平姿勢に保持して回動させて、そ
の上下ビード部に潤滑剤を均一に塗布すること。 【構成】 タイヤ1 の軸心が縦軸姿勢となるようにタイ
ヤ1 を載置して所定方向に搬送する搬送手段2 と、該搬
送手段2 の所定位置に前記タイヤ1 を位置決めする位置
決め手段3 と、該位置決め位置において該タイヤ1 をそ
の軸心回りに回動させる回動手段4 と、該回動するタイ
ヤ1 のビード部5 に潤滑剤を塗布する塗布手段6 とを有
したタイヤビードルブリケータ装置において、前記回動
手段4 は、タイヤ1 を載置する横軸姿勢のローラ9,10か
ら構成され、該ローラ9,10は、タイヤ1 の軸心を介して
左右に分離して設けられ、且つ、左右のローラ9,10は同
一水平レベルにおいて互いに独立して回動可能とされて
いる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のタイヤのビ
ード部に潤滑剤を塗布するためのタイヤビードルブリケ
ータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイヤビードルブリケータ装置
として、例えば、米国特許第4,638,756号明細
書に記載のものが公知である。この従来のものは、タイ
ヤの軸心が縦軸姿勢となるようにタイヤを載置して所定
方向に搬送する搬送手段と、該搬送手段の所定位置に前
記タイヤを位置決めさせる位置決め手段と、該位置決め
位置において該タイヤをその軸心回りに回動させる回動
手段と、該回動するタイヤのビード部に潤滑剤を塗布す
る昇降自在な塗布ローラとを有するものであった。そし
て、前記搬送手段は、駆動ローラを有するローラコンベ
ヤーからなり、前記位置決め手段において位置決めされ
たタイヤの載置位置における前記搬送手段には、その左
右何れか一方に昇降自在な遊転ローラが配置されてい
た。
【0003】この従来装置によれば、ローラコンベヤー
により運ばれてきたタイヤは、位置決め手段により所定
の位置に停止する。そして、遊転ローラが上昇してタイ
ヤの左右方向の片側を持ち上げることにより、持ち上げ
られていない反対側が駆動ローラに接触して、該タイヤ
はその停止位置において回転する。そして、この回転す
るタイヤのビード部に塗布ローラにより潤滑剤が塗布さ
れるものであった。
【0004】即ち、この従来のものは、タイヤを傾斜姿
勢に保持してそのビード部に潤滑剤を塗布するものであ
った。一方、タイヤを水平姿勢に保持してそのビード部
に潤滑剤を塗布するものとして、例えば、実開昭62−
27753号公報に記載のものがある。この従来のもの
は、搬送コンベヤーの駆動を停止して、搬送中のタイヤ
を所定の位置に停止させ、その停止位置の上方に待機し
ている塗布手段をタイヤの穴部に降下させ、該塗布手段
を穴内周面に沿って回動させることによりタイヤビード
部に潤滑剤を塗布するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記タイヤを傾斜姿勢
に保持して塗布するものは、タイヤが傾くため、潤滑剤
を均一に塗布することが難しく、また、塗布ローラの位
置が一定のため、該ローラの摩耗が激しいと言う問題が
あった。一方、前記水平姿勢を保持して塗布するもので
は、塗布手段をタイヤビード部に沿って回動させるた
め、その回動装置が複雑になり、コスト高になるという
問題があった。また、停止しているタイヤの中心と塗布
手段の回動中心とを一致させることが困難であり、芯ず
れが生じると均一な塗布が困難になると言う問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明は、タイヤを水平姿勢に保
持して、該タイヤを回動させるようにして、前記問題点
を解消したタイヤビードルブリケータ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は,次の手段を講じた。即ち、タイヤの軸心
が縦軸姿勢となるようにタイヤを載置して所定方向に搬
送する搬送手段と、該搬送手段の所定位置に前記タイヤ
を位置決めする位置決め手段と、該位置決め位置におい
て該タイヤをその軸心回りに回動させる回動手段と、該
回動するタイヤのビード部に潤滑剤を塗布する塗布手段
とを有したタイヤビードルブリケータ装置において、第
1の本発明の特徴とするところは、前記回動手段が、タ
イヤを載置する横軸姿勢のローラから構成され、該ロー
ラは、タイヤの軸心を介して左右に分離して設けられ、
且つ、左右のローラは同一水平レベルにおいて互いに独
立して回動可能とされている点にある。
【0008】前記左右のローラの内、一方のローラを駆
動ローラとし、他方のローラを遊転ローラとしたり、ま
たは、前記左右のローラを互いに逆方向に回転駆動する
よう構成することができる。前記塗布手段は、潤滑剤を
タイヤのビード部に塗布する縦軸姿勢の塗布ローラを有
し、該塗布ローラは、左右のローラ間に昇降自在に配置
されている。
【0009】前記位置決め手段は、搬送手段の搬送経路
に出退自在となってタイヤに係脱自在に係合するストッ
パーを有している。このストッパーは、前記塗布ローラ
により構成したり、または、縦軸姿勢の左右一対の遊転
ローラから構成するこができる。更に、第2の本発明の
特徴とするところは、前記位置決め手段は、搬送手段の
搬送経路に出退自在となってタイヤに係脱自在に係合す
る左右一対の縦軸姿勢の駆動ローラを具備し、該駆動ロ
ーラにより前記回動手段が構成されており、前記位置決
め手段において位置決めされたタイヤの載置位置におけ
る前記搬送手段は、タイヤを載置する横軸姿勢のローラ
を有し、該ローラは、タイヤの軸心を介してその左右位
置において互いに独立して回動可能とされている点にあ
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、搬送手段により、タイヤがそ
の軸心が縦軸姿勢となるように載置されて所定方向に搬
送される。位置決め手段により、該搬送手段の所定位置
に前記タイヤが位置決めされる。回動手段により、該位
置決め位置において該タイヤがその軸心回りに回動させ
られる。そして、塗布手段により、該回動するタイヤの
ビード部に潤滑剤が塗布される。
【0011】このようなタイヤビードルブリケータ装置
において、第1の本発明では、前記回動手段が、タイヤ
を載置する横軸姿勢のローラから構成され、該ローラ
は、タイヤの軸心を介して左右に分離して設けられ、且
つ、左右のローラは同一水平レベルにおいて互いに独立
して回動可能とされているので、該左右のローラの内、
一方のローラを駆動ローラとし、他方のローラを遊転ロ
ーラとすれば、これら左右のローラ上に載置されたタイ
ヤは、一方の駆動ローラにより搬送方向に移動しようと
するが、この移動は、前記位置決め手段により防止され
るので、タイヤはその軸心回りに回動しようとする。こ
のとき、他方のローラは遊転ローラとされているので、
タイヤの軸心回りの回動を許容する。
【0012】即ち、タイヤは、搬送姿勢である縦軸心姿
勢を保持したまま、回動することができ、従来のように
傾斜姿勢に姿勢変更する必要がなくなる。また、回動手
段を前記左右のローラが互いに逆方向に回転駆動するよ
う構成しても、前記と同様にタイヤを縦軸心姿勢を保持
して回動させることができる。前記塗布手段として、潤
滑剤をタイヤのビード部に塗布する縦軸姿勢の塗布ロー
ラを有するものとして構成し、該塗布ローラを、搬送手
段の前記左右のローラ間に昇降自在に配置した場合、タ
イヤが所定位置に搬送されて来たとき、該塗布ローラを
上昇若しくは下降させてタイヤの中心穴に挿入すれば、
該塗布ローラによりタイヤの搬送が停止される。
【0013】即ち、前記塗布ローラは位置決め手段を構
成することになる。然して、塗布ローラはタイヤのビー
ド部に接触し、搬送方向の移動を防止するとともに、該
塗布ローラは、回動手段により回動されるタイヤのビー
ド部に潤滑剤を塗布する。タイヤは、縦軸心姿勢を保持
して回動するので、塗布ローラとビード部との接触が上
下において均一になり、潤滑剤の均一塗布が達成され
る。
【0014】前記位置決め手段を、搬送手段の搬送経路
に出退自在となってタイヤに係脱自在に係合する縦軸姿
勢の左右一対の遊転ローラから構成した場合、搬送手段
により搬送されてきたタイヤは、搬送経路に進出した左
右一対の遊転ローラによって、その搬送が停止される。
このとき、前記回動手段によりタイヤが回動され、該タ
イヤの回動は、遊転ローラによって許容される。
【0015】停止手段として左右一対の駆動ローラを有
する第2の本発明によれば、搬送手段により搬送されて
きたタイヤは、搬送経路に進出した左右一対の駆動ロー
ラによって、その搬送が停止される。そして、駆動ロー
ラの回転によりタイヤが回動される。このとき、停止位
置における搬送手段のローラは、左右が独立して回動可
能とされているので、タイヤの回動を許容する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜3において、本発明のタイヤビードルブリケ
ータ装置は、タイヤ1 の軸心が縦軸姿勢となるようにタ
イヤ1 を載置して図示の矢印a方向に搬送する搬送手段
2 と、該搬送手段2 の前後方向中央部に前記タイヤ1 を
位置決めする位置決め手段3 と、該位置決め位置3 にお
いて該タイヤ1 をその軸心回りに回動させる回動手段4
と、該回動するタイヤ1 のビード部5 に潤滑剤を塗布す
る塗布手段6とを有する。
【0017】尚、図示矢印aの搬送方向下流側を
「前」、その反対方向を「後」、搬送方向に直交する水
平方向を「左右」という。前記搬送手段2 は、ローラコ
ンベヤ装置からなる。該コンベヤ装置はコンベヤフレー
ム7 を有する。該フレーム7 の上部に、左右方向の水平
横軸姿勢の複数のコンベヤローラが回動自在に支持され
ている。
【0018】前記コンベヤローラは、フレーム7 の後部
に配置された前後3本の第1ローラ8 と、該第1ローラ
8 の前方の右側に配置された前後2本の第2ローラ9
と、同左側に配置された前後2本の第3ローラ10と、該
第2、3ローラ9,10の前方に配置された前後2本の第4
ローラ11と、該第4ローラ11の間とその前方に配置され
た前後2本の第5ローラ12と、該第5ローラ12の前方に
配置された第6ローラ13とから成る。
【0019】前記第1、第2、第4、及び、第6ローラ
8,9,11,13 は、軸方向に沿って一体もののローラからな
り、第1ローラ8 は遊転自在とされ、第2、第4、第6
ローラ9,11,13 は、駆動ローラとされている。前記第3
ローラ10及び第5ローラ12の各々は、軸方向に沿って分
割されたベアリングローラからなり、軸方向に相隣接す
る各ベアリングローラは相互に遊転自在に設けられてい
る。
【0020】第2ローラ9 と第4ローラ11は、図示省略
の昇降装置により、各々独立して昇降自在に設けられて
いる。第2ローラ9 と第4ローラ11の上昇位置に於い
て、第1〜第6ローラ8,9,10,11,12,13 の全ての上面
は、同一水平搬送面に位置する。第2及び第4ローラ9,
11の下降位置に於いて、その上面は搬送面の下方に位置
する。
【0021】前記第2、第4、及び、第6ローラ9,11,1
3 を駆動するための駆動装置は、前記フレーム7 に取り
付けらたモータ14と、該モータ14の動力を第6と第2ロ
ーラ9,13に伝達する第1ベルト15と、該第1ベルト15を
掛け渡す複数のプーリ16と、並びに、第6ローラ13の回
転を第4ローラ11に伝達する第2ベルト17と、該第2ベ
ルト17を掛け渡す複数のプーリ18とから成る。前記第1
ベルト15と第2ベルト17は、前記フレーム7 の左右両側
にそれぞれ配置されている。
【0022】図4に示す如く、前記ベルト15,17 は、ロ
ーラ9,11,13 の下面に圧接することにより動力を伝達可
能としている。前記位置決め手段3 は、前記搬送手段2
の搬送経路に出退自在となってタイヤ1 に係脱自在に係
合するストッパーを有している。このストッパーは、塗
布ローラ19から構成されている。この塗布ローラ19は、
タイヤビード部5 に潤滑剤を塗布するものであり、前記
塗布手段6 を構成する。即ち、位置決め手段3 と塗布手
段6 とは塗布ローラ19により兼用されており、これら各
手段3,6 は、前記左右の第2及び第3ローラ9,10の間に
配置されており、その詳細が図5に示されている。
【0023】図5に於いて、潤滑剤貯溜用タンク20が前
記コンベヤフレーム7 に上方開放状に設けられている。
このタンク20の中心部にガイドチューブ21が上下方向に
貫通して設けられている。このガイドチューブ21の下端
にエアシリンダ22が固定されている。このエアシリンダ
22のピストンロッド23が前記ガイドチューブ21に上下動
自在に貫挿されている。該ピストンロッド23の上端は、
ガイドチューブ21から上方に突出し、該突出部にベアリ
ングハウジング24が回動自在に套嵌されている。このベ
アリングハウジング24に筒体25が固定され、該筒体25は
前記ガイドチューブ21に所定間隙を介して同心状に外嵌
している。この筒体25に前記塗布ローラ19が同心状に外
嵌されている。
【0024】前記塗布ローラ19は、耐摩耗性材料により
形成されている。また、塗布ローラ19は、エアシリンダ
22により上昇したとき、前記コンベヤ2 の搬送面から上
方に突出し、下降したときは、搬送面よりも下方に位置
して前記タンク20内の潤滑剤に浸漬自在とされている。
前記塗布ローラ19が搬送面より上方に突出したとき、該
塗布ローラ19は、コンベヤ2 上のタイヤ1 の中心孔に突
出自在とされ、該タイヤ1 のビード部5 に当接可能とさ
れている。
【0025】しかして、前記塗布ローラ19は、タイヤ1
のビード部5 に係合して、該タイヤ1 の搬送方向の移動
を防止する位置決め手段3 を構成すると共に、ビード部
5 に接触して潤滑剤を塗布する塗布手段6 を構成してい
る。前記回動手段4 は、前記第2、第3、第5ローラ9,
10,12 からなる。即ち、搬送手段2 上のタイヤ1 の中心
孔に前記塗布ローラ19が挿入されることにより、塗布ロ
ーラ19とタイヤビード部5 とが係合し、タイヤ1 の搬送
が防止される。このとき、第4ローラ11は搬送面よりも
下方に下降する。従って、タイヤ1 には、右側に配置さ
れた第2ローラ9 の回転力が伝達され、そのとき該タイ
ヤ1 は塗布ローラ19によりその搬送方向の移動が防止さ
れているので、タイヤ1 はその軸心回りに回動しようと
する。この回動は、第3及び第5ローラ10,12 が遊転自
在なローラからなるため、許容され、該タイヤ1 はその
軸心回りに回動し、塗布ローラ19は、タイヤビード部5
に接触して回転し、ビード部5 に潤滑剤を塗布する。
【0026】その後、第2ローラ9 が下降し、第4ロー
ラ11が上昇し、且つ、塗布ローラ19が搬送面よりも下方
に降下することにより、タイヤ1 は、第4及び第6ロー
ラ11,13 により搬送方向に搬送される。前記構成の実施
例によれば、タイヤ1 は、水平状態を維持して回動さ
れ、垂直軸姿勢の塗布ローラ19によりそのビード部5 に
潤滑剤が塗布されるので、上下のビード部5,5 に均一に
潤滑剤を塗布することができる。
【0027】また、前記塗布ローラ19の上昇高さを調整
自在とすることにより、ビード部5との接触位置を変更
することができるので、常に一定位置で接触するものに
比べ、摩耗の分散が図られる。図6に示すものは、本発
明の他の実施例であり、前記回動手段4 の第3ローラ10
を駆動ローラとし且つ昇降自在としたものであり、第2
ローラ9 と第3ローラ10とは互いに逆方向に回転駆動さ
れる。
【0028】図7に示すものは、本発明の他の実施例で
あり、前記位置決め手段3 は、搬送手段2 の搬送経路に
出退自在となってタイヤに係脱自在に係合するストッパ
ーを有し該ストッパーが、縦軸姿勢の左右一対の遊転ロ
ーラ26から構成されている。前記遊転ローラ26は、前記
搬送手段2 の上方に配置された左右一対のアーム27の先
端部に設けられ、該アーム27の基端部は、縦軸心回りに
回動自在に枢支されている。
【0029】前記左右一対のアーム27を互いに接近させ
るように揺動させることにより、該アーム27の先端に設
けられた遊転ローラ26が、搬送手段2 の搬送経路に突出
し、搬送されてくるタイヤ1 の外周面に係合し、該タイ
ヤ1 の搬送を防止する。尚、塗布手段6 の構成は、前記
実施例と同じである。前記タイヤ1 の停止位置における
搬送手段2 には、右列の前後4本の駆動ローラ28と、左
列の前後4本の遊転ローラ29とが設けられ、これら左右
列のローラ28,29 は、前記実施例の第2〜第5ローラ9,
10,11,12に相当する。
【0030】尚、右列のローラ28の内、全てのローラを
駆動ローラとせず、図示AとBのローラを駆動ローラと
し、その他のローラを遊転ローラとしてもよい。また、
左右列のローラ28,29 を共に駆動ローラとして、互いに
逆方向に回動するものとしてもよい。図8に示すもの
は、本発明の他の実施例であり、前記位置決め手段3 の
ストッパーを駆動ローラ30としている。この駆動ローラ
30によりタイヤ1 の搬送を停止させると共に、該駆動ロ
ーラ30を同一方向に回転させることによりタイヤ1 をそ
の軸心回りに回動させる。即ち、この駆動ローラ30は、
位置決め手段3 と回動手段4 とを兼用している。
【0031】この場合、搬送手段2 の左右列のローラ2
8,29 は遊転ローラとされているが、図7の場合と同様
にその内の適当なものを駆動ローラとしてもよい。尚、
位置決め手段3 のストッパーの左右一対のローラの内、
一方を遊転ローラ26とし、他方を駆動ローラ30としても
よい。図9に示すものは、本発明の他の実施例であり、
タイヤ停止位置におけるタイヤ1 の上方に、挟持ローラ
31を上下動自在に設け、該挟持ローラ31によりタイヤ1
を挟持してタイヤ1 のその軸心回りの回動を確実なもの
としている。
【0032】この場合、挟持ローラ31とその下方の第2
ローラ9 の何れを駆動ローラとするか、遊転ローラとす
るかは、適宜選択できる。尚、本発明は、前記各実施例
に限定されるものではない。搬送手段2 のコンベヤロー
ラの内、所定のものは昇降自在に構成したが、この昇降
自在の構成は必須のものではない。また、各ローラを駆
動ローラとしたり遊転ローラとしたりするのに、最初か
ら固定的に駆動と遊転を設定するのではなく、適宜のク
ラッチ装置等を用いて、駆動と遊転とを切り換えるよう
に構成することができる。また、塗布手段6 は、ローラ
式に限らず、スプレイ式であってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、タイヤを水平状態を維
持して回動させるため、上下ビード部の潤滑剤塗布が均
一に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】図2は図1の一部断面側面図である。
【図3】図3は図1の正面図である。
【図4】図4はコンベヤローラと駆動ベルトとの接触状
態を示す図面である。
【図5】図5は塗布手段の断面図である。
【図6】図6は本発明の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図7】図7は本発明の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図8】図8は本発明の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図9】図9は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 搬送手段 3 位置決め手段 4 回動手段 5 ビード部 6 塗布手段 9 第2ローラ 10 第3ローラ 19 塗布ローラ 26 遊転ローラ 30 駆動ローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤの軸心が縦軸姿勢となるようにタ
    イヤを載置して所定方向に搬送する搬送手段と、該搬送
    手段の所定位置に前記タイヤを位置決めする位置決め手
    段と、該位置決め位置において該タイヤをその軸心回り
    に回動させる回動手段と、該回動するタイヤのビード部
    に潤滑剤を塗布する塗布手段とを有したタイヤビードル
    ブリケータ装置において、 前記回動手段は、タイヤを載置する横軸姿勢のローラか
    ら構成され、該ローラは、タイヤの軸心を介して左右に
    分離して設けられ、且つ、左右のローラは同一水平レベ
    ルにおいて互いに独立して回動可能とされていることを
    特徴とするタイヤビードルブリケータ装置。
  2. 【請求項2】 左右のローラの内、一方のローラは駆動
    ローラとされ、他方のローラは遊転ローラとされている
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤビードルブリケ
    ータ装置。
  3. 【請求項3】 左右のローラは互いに逆方向に回転駆動
    されるよう構成されていることを特徴とする請求項1記
    載のタイヤビードルブリケータ装置。
  4. 【請求項4】 塗布手段は、潤滑剤をタイヤのビード部
    に塗布する縦軸姿勢の塗布ローラを有し、該塗布ローラ
    は、左右のローラ間に昇降自在に配置されていることを
    特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のタイヤビード
    ルブリケータ装置。
  5. 【請求項5】 位置決め手段は、搬送手段の搬送経路に
    出退自在となってタイヤに係脱自在に係合するストッパ
    ーを有していることを特徴とする請求項1〜4の何れか
    に記載のタイヤビードルブリケータ装置。
  6. 【請求項6】 ストッパーは、塗布ローラにより構成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載のタイヤビード
    ルブリケータ装置。
  7. 【請求項7】 ストッパーは、縦軸姿勢の左右一対の遊
    転ローラからなることを特徴とする請求項5記載のタイ
    ヤビードルブリケータ装置。
  8. 【請求項8】 タイヤの軸心が縦軸姿勢となるようにタ
    イヤを載置して所定方向に搬送する搬送手段と、該搬送
    手段の所定位置に前記タイヤを位置決めする位置決め手
    段と、該位置決め位置において該タイヤをその軸心回り
    に回動させる回動手段と、該回動するタイヤのビード部
    に潤滑剤を塗布する塗布手段とを有したタイヤビードル
    ブリケータ装置において、 位置決め手段は、搬送手段の搬送経路に出退自在となっ
    てタイヤに係脱自在に係合する左右一対の縦軸姿勢の駆
    動ローラを具備し、 該駆動ローラにより前記回動手段が構成されており、 前記位置決め手段において位置決めされたタイヤの載置
    位置における前記搬送手段は、タイヤを載置する横軸姿
    勢のローラを有し、該ローラは、タイヤの軸心を介して
    その左右位置において互いに独立して回動可能とされて
    いることを特徴とするタイヤビードルブリケータ装置。
JP7021995A 1995-03-28 1995-03-28 タイヤビードルブリケータ装置 Pending JPH08257460A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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