JP2008071437A - ディスク収納型ディスク装置 - Google Patents

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智 芳賀
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Abstract

【課題】 ディスクを確実にクランプすることができる「ディスク収納型ディスク装置」を提供することを目的とする。
【解決手段】 駆動ユニットの上昇とともに、ディスク押圧部材201,201が突出位置に移動する。ディスクDが、その中心穴Daよりもやや外側において、ディスク押圧部材201,201によってターンテーブル82方向へ押さえられ、中心穴Daが、ターンテーブル82の中心凸部82bと一致するように案内され、ディスクDがターンテーブル82におけるクランプ位置に移動する。そして、ターンテーブル82に設けられたクランプ機構が動作して、ディスクDがターンテーブル82に確実にクランプされる。
【選択図】図9

Description

本発明は、筐体内部に複数枚のディスクが収納可能で、ディスクが選択されて駆動されるディスク収納型ディスク装置に関する。
下記の特許文献1には、筐体内部に複数枚のディスクが収納されるディスク収納型ディスク装置が開示されている。
このディスク収納型ディスク装置では、ストッカに複数枚のディスクが収納され、収納されているディスクは、規制シャフトを有するディスク位置規制手段により収納位置で規制されている。
ディスクが再生されるときには、規制シャフトが退避位置に移動させられ、ディスクが移送機構により再生位置に移送される。
ディスク再生後に、ディスクをストッカに戻す場合には、ディスクをストッカに向けて移送するとともに、規制シャフトを規制位置に移動させる。すると、ディスクの移動途中で、ストッカ方向に移動するディスクと規制シャフトが当接し、ディスクの移動に伴って、規制シャフトはディスクの表面を摺動し、ディスクの中心孔が規制シャフトに重なった時点で、規制シャフトがディスクの中心孔を通過してディスク位置規制手段の下側シャフト内に挿入される。
規制シャフトがディスクの中心孔に挿入されることにより、ディスクはストッカ内で位置決めがなされると共に、振動等によりディスクがストッカから飛び出ることが防止される。
特開平8−63862号公報
ディスク収納型ディスク装置においては、装置を小型化するために、ディスクのストック位置と再生位置を、ディスクの積層方向において重ねたものがある。このようなディスク収納型ディスク装置では、ディスク駆動手段を下方から選択ディスクに近づけることによって、選択ディスクがディスク駆動手段にクランプされる。このような機構の場合に、選択ディスクがターンテーブルのクランプ位置に案内されておらず、ターンテーブルに乗り上がっており、ターンテーブルの上昇とともに、上方に逃げてしまっている場合にも、ディスク駆動手段が所定距離だけ上昇すると、ターンテーブルのクランプ機構が動作して、クランプ爪が突出してしまう。このため、選択ディスクをクランプすることができなくなる。
前記特許文献1に記載のディスク収納型ディスク装置では、ディスクのストック位置と再生位置とが、ディスクの積層方向において重なっていない。このため、前記特許文献1には、ディスクのストック位置と再生位置とが、ディスクの積層方向において重なっていて、ディスクをディスク駆動手段にクランプする際に、ディスク位置規制手段が、ディスクをディスク駆動手段方向に押さえるディスク押さえ機構として機能する技術は開示されていない。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、ディスクを確実にクランプすることができるディスク収納型ディスク装置を提供することを目的としている。
本発明は、筐体内に、ディスクを支持可能でディスクの厚み方向に重ねて配置された複数の支持体と、前記支持体を前記厚み方向へ移動させて選択位置に移動させる支持体選択手段と、ターンテーブルを有する駆動ユニットと、前記支持体が選択位置へ移動した後に前記駆動ユニットを移動させて前記ターンテーブルを選択位置にある選択支持体に支持されているディスクの中心穴に対向させる駆動機構とを有するディスク収納型ディスク装置において、
前記ターンテーブルには、ディスクの中心穴に入り込む凸部と、前記凸部から突出してディスクをターンテーブル上でクランプするクランプ爪とが設けられ、前記筐体内には、選択支持体以外の支持体に保持されているディスクの中心穴の内部に位置する規制部材が設けられており、前記規制部材には、ディスクを前記ターンテーブルにクランプするときに、前記規制部材の外周側へ突出して、前記選択支持体に保持されているディスクを前記ターンテーブルと逆側から支えるディスク押圧部材が設けられていることを特徴とする。
本発明では、ディスク押圧部材によって、選択支持体に保持されているディスクがターンテーブルと逆側から支持された状態で、ディスクの中心穴にターンテーブルの凸部が挿入される。このため、支持体の強度が不足している場合や、または外部から振動が作用したとしても、ディスクがターンテーブルの凸部に乗り上がるなどの現象が生じにくくなり、ターンテーブルの凸部がディスクの中心穴内に入り込みやすくなる。よって、ターンテーブルに設けられたクランプ機構が動作したときに、ディスクの中心穴がクランプ爪で確実にクランプされる。
本発明は、例えば、前記ディスク押圧部材は、前記規制部材から前記規制部材の外周方向へ突出した突出位置と、前記規制部材の内側に退行する退避位置との間を移動可能であり、
前記突出位置に移動した前記ディスク押圧部材は、ディスクの中心穴よりも外側でディスクを押さえ、前記退避位置へ移動した前記ディスク押圧部材は、ディスクの中心穴の内側に位置するものである。
ディスク押圧部材が突出位置にあるときには、ディスクは、その中心穴よりも外側の部分がディスク押圧部材によって支持されるため、ターンテーブルの凸部がディスクの中心穴に入り込むときに、ディスクをターンテーブルと逆の側から確実に支持できる。また、ディスク押圧部材が退行したときには、ディスク押圧部材がディスクの中心穴の内部に位置しているので、ディスクがその厚み方向へ移動して選択動作が行われるときに、ディスク押圧部材がディスクに当たることもない。
本発明では、前記駆動ユニットが、前記選択支持体に保持されているディスクの中心穴に対向する位置へ移動するときの動力で、前記ディスク押圧部材が前記突出位置へ移動させられるものとすることができる。
あるいは、本発明は、前記支持体には、ディスクの外周部分を保持する保持爪が設けられ、筐体には、この保持爪を、ディスクを保持する保持位置とディスクの保持を開放する解除位置とへ動作させる保持爪解除機構が設けられており、前記ディスク押圧部材は、前記保持爪解除機構の駆動力により、前記突出位置へ移動させられるものとすることができる。
また、本発明は、筐体の天井面には軸部材が設けられ、前記軸部材の端部に前記ディスク押圧部材が回動自在に設けられ、前記規制部材は前記軸部材に回動自在に嵌挿されており、
前記規制部材には、前記ディスク押圧部材を前記突出位置に突出させるカム溝が形成されており、前記規制部材の回転力により、前記ディスク押圧部材が前記突出位置に移動させられるものである。
本発明のディスク収納型ディスク装置では、支持体に支持されているディスクの中心穴をターンテーブルで確実にクランプすることができる。
図1は本発明の実施の形態のディスク収納型ディスク装置の全体構造を示す分解斜視図、図2と図3はディスク収納型ディスク装置を動作別に示す平面図、図4は上部筐体に設けられた保持切換機構を示すものであり、上部筐体を上下方向(X1方向とX2方向)を反転させた向きで示す斜視図、図5(A)(B)は上部筐体に設けられた上部規制部材およびディスク押さえ機構の構造を示す図で、(A)は上部規制部材を取り外した斜視図、(B)は上部規制部材が取り付けられた状態を示す斜視図である。図6はディスク押圧部材を示す斜視図、図7は上部規制部材を示す斜視図、図8(A)(B)は、上部規制部材に設けられたディスク押圧部材の退行動作と突出動作を説明する底面図、図9(A)(B)は、ディスクのクランプ動作を示す動作別の側面図である。
図1に示すディスク収納型ディスク装置1は箱型の筐体2を有している。図1において、筐体2の基準方向は、図示Z1側が下側、Z2側が上側、X1側が左側、X2側が右側、Y1側が手前側、Y2側が奥側である。また、X1−X2方向が横方向、Y1−Y2方向が奥行き方向、Z1−Z2方向が上下方向である。
筐体2は、下側から上側に向けて、下部筐体3、中間筐体4および上部筐体5が順に重ねられて組み立てられている。下部筐体3は筐体2の底面6を有し、中間筐体4は、筐体2の前面7と右側面8を有している。上部筐体5は、筐体2の左側面9と後側面10および天井面11を有している。図1に示すように、前面7には、ディスクDを筐体2内に挿入するための、スリット状の挿入口23が形成されている。
図1に示すように、下部筐体3の底面6の上面には第1の切換え機構12が設けられている。第1の切換え機構12の上にユニット支持ベース13が設けられ、ユニット支持ベース13は、下部筐体3の底面6に設けられた複数のダンパー71,72,73によって弾性支持されている。ユニット支持ベース13には図示Y2方向へ突出する規制軸77と図示Y1方向へ突出する規制軸78,78が設けられている。
下部筐体3では、Y2側の側板の内側にロック部材54が設けられ、このロック部材54に制御穴56が形成されている。ユニット支持ベース13に設けられた規制軸77は制御穴56内に挿入されている。下部筐体3のY1側の側板の内側にもロック部材(図示せず)が設けられ、このロック部材に2つの制御穴が形成されて、ユニット支持ベース13に設けられた規制軸78,78が、Y1側のロック部材に形成された前記2つの制御穴のそれぞれに挿入されている。
第1の切換え機構12では、ラック部材32の移動力が回動アーム44を介してロック切換えスライダ42に与えられる。このロック切換えスライダ42によって、ロック部材54および、Y1側の側板の内側に設けられた他のロック部材がX1方向またはX2方向へ移動させられる。
ロック部材54に形成された制御穴56では、X1側に下降規制部56aが、それよりもX2側に受け渡し規制部56bが形成され、下降規制部56aと受け渡し規制部56bで、規制軸77が規制される。制御穴56では、受け渡し規制部56bよりもさらにX2側に、規制軸77よりも十分に広い開口面積の駆動逃げ部56cが形成されており、規制軸77がこの駆動逃げ部56c内に位置するときに、ユニット支持ベース13がダンパー71,72,73で弾性支持される。下降規制部、受け渡し規制部および駆動逃げ部は、Y1側に設けられた他のロック部材の制御穴にも同様に設けられている。
ユニット支持ベース13上には駆動ユニット14が設置されている。駆動ユニット14には、回転駆動部であるターンテーブル82とターンテーブル82を駆動するスピンドルモータが設けられている。また、駆動ユニット14は光ヘッド83を有しており、光ヘッド83は、駆動ユニット14に搭載されたスレッド機構によって、ターンテーブル82に接近する方向、およびターンテーブル82から離れる方向へ向けて移動する。このとき、光ヘッド83に設けられた対物レンズ83aが、ターンテーブル82にクランプされたディスクDの記録面に沿って移動する。
ユニット支持ベース13には、図示Y2側の端部に垂直に立ち上がる支持軸84が設けられ、駆動ユニット14は支持軸84によって水平方向へ回動できるように支持されている。図1では、駆動ユニット14が、筐体2の右側面8のすぐ内側の設置された退避位置にあるが、この退避位置から矢印(a)方向へ回動すると、図2と図3に一点鎖線で示すように、ターンテーブル82が下部筐体3のほぼ中心部へ移動して、駆動ユニット14は、選択されたディスク(選択ディスクD1)と上下方向に重なる待機位置に設定される。このとき、ターンテーブル82が、選択ディスクD1の中心穴Daに対向する。
駆動ユニット14は、第1の切換え機構12によって退避位置から待機位置へ回動させられる。図1に示すように、第1の切換え機構12では、ラック部材32がY1−Y2方向へ直線的に移動できるように設けられており、このラック部材32が、下部筐体3の底面6に回転自在に設けられたピニオン歯車45と噛み合っている。下部筐体3内には、図1においてブロック図で示す切換えモータMが設けられており、この切換えモータMの駆動力によってピニオン歯車45が回転駆動され、その動力がラック部材32に伝達されて、ラック部材32が図示Y1−Y2方向へ移動させられる。
第1の切換え機構12には、ラック部材32と共に移動する切換えスライダ38が設けられ、この切換えスライダ38に駆動ピン41が固定されている。図1に示すように、ラック部材32が図示Y2方向へ移動していると、切換えスライダ38が図示Y2方向へ移動し、駆動ピン41によって、駆動ユニット14が、図3において破線で示す退避位置へ回動した状態で保持される。ラック部材32が図示Y1方向へ移動し、これと共に切換えスライダ38が図示Y1方向へ移動すると、駆動ピン41によって駆動ユニット14が矢印(a)方向へ回動させられて、図2に示す待機位置へ移動する。
駆動ユニット14にはユニットベースが設けられ、このユニットベースが支持軸84によって回動自在に支持されている。図9に示すように、ユニットベースの先部にはスピンドルモータMsが固定されており、このスピンドルモータMsの出力軸に合成樹脂製のターンテーブル82が固定されている。
図1および図9(A)(B)に示すように、ターンテーブル82には、ディスクDの下面が設置される設置面82cとディスクDの中心穴Da内に入り込む中心凸部82bとが一体に形成されている。中心凸部82bの先部にはテーパ面が形成されており、テーパ面が円錐面の一部となっている。
ターンテーブル82内には、ディスクDの中心穴Daをクランプするクランプ機構が搭載されている。このクランプ機構は、いわゆるセルフクランプ機構である。図9(B)に示すように、中心凸部82b内には、中心凸部82bの外周に突出する3つのクランプ爪86が設けられている。このクランプ爪86は中心凸部82bの外周の120度の角度配置で設けられている。
駆動ユニット14内には、クランプ動力を伝達する伝達機構が設けられ、この伝達機構の一部を構成する回動リンクが、駆動ユニット14の回動中心である前記支持軸84に回動自在に支持されている。前述のように、駆動ユニット14が図1に示す退避位置にある状態から、切換えスライダ38がY1方向へ移動すると、駆動ピン41によって、駆動ユニット14が(a)方向へ回動させられて、図2に示す待機位置へ回動して停止する。さらに、ラック部材32がY1方向へ移動すると、ラック部材32の駆動力でロック切換えスライダ42がY1方向へ移動させられ、ロック部材54がX1方向へ移動する。このときロック部材54に形成された制御穴56の受け渡し規制部56b、およびY1側に設けられた他のロック部材に形成された制御穴の受け渡し規制部によって、ユニット支持ベース13が持ち上げられて駆動ユニット14が受け渡し位置に至り、選択位置の支持体21に支持されたディスクDの中心穴Da内に中心凸部82bが下から入り込む。
その後、さらにラック部材32と共に切換えスライダ38がY1方向へ移動すると、切換えスライダ38の移動力が、支持軸84に支持されている前記回動リンクを介して前記伝達機構に伝達される。この伝達機構により、前記クランプ爪が、中心凸部82bの外周から突出しない非クランプ姿勢から、図9(B)に示すように、中心凸部82bから外周方向へ突出するクランプ姿勢に設定される。
なお、この実施の形態では、第1の切換え機構12に設けられた切換えスライダ38の移動力によって、クランプ爪86が非クランプ姿勢とクランプ姿勢との間で動作させられるが、駆動ユニット14内に小型モータが設けられ、この小型モータの動力によって、クランプ爪が非クランプ姿勢からクランプ姿勢に向けて動作するものであってもよい。
図1に示すように、第1の切換え機構12には、ロック切換えスライダ42の移動位置を検知する検知手段Sが設けられている。図1にブロック図で示すように、検知手段Sの検知出力は検知部121で検出され、検知部121の出力が制御部120に与えられる。また、切換えモータMはモータドライバ122で駆動され、モータドライバ122は制御部120で制御される。
前述のように、駆動ユニット14が図3に示す待機位置にあるときに、さらに切換えモータMの動力でラック部材32がY1方向へ移動させられ、回動アーム44によりロック切換えスライダ42がY1方向へ移動させられると、ロック部材54がX1方向へ移動させられて、ロック部材54の制御穴56により、ユニット支持ベース13が持ち上げられる。このとき、ターンテーブル82の中心凸部82bが、選択ディスクD1の中心穴Daに入り込める位置までユニット支持ベース13が上昇できたときに、検知手段Sの検知出力が切換えられる。検知手段Sの検知出力が制御部120に与えられると、制御部120が、モータドライバ122に制御指令を出してクランプ動作に移行する。すなわち、さらに切換えモータMが駆動され、切換えスライダ38がY1方向へ移動させられて、前記クランプ機構が動作させられる。
中間筐体4の上部には、底面6と平行な機構ベース15が設けられ、機構ベース15の上に第2の切換え機構16が設けられている。中間筐体4では、機構ベース15の下側で且つ前面7の内側に移送ユニット17が設けられている。移送ユニット17には、図2と図3に示すように、移送ローラ18,19および挟持部材とが対向して設けられ、この移送ローラ18,19と挟持部材とでディスクDを挟持可能となっている。
移送ユニット17の図示X1側の端部は、下部筐体3の底面に設けられた支持軸131(図1参照)によって回動自在に支持されている。図1と図2および図3では、移送ユニット17が前面7の内側の待機位置にある。この待機位置において、前面7に形成された挿入口23からディスクDが挿入されると、このディスクDが、移送ローラ18,19と挟持部材とで挟持され、移送ローラ18,19の回転力によりディスクDが筐体2内へ移送される。これと同時に、第2の切換え機構16の動作により、移送ユニット17が、図1及び図2に示す矢印(d)方向へ回動させられ、移送ローラ18,19の回転と、移送ユニット17の図示(d)方向への回動動作によって、ディスクDが筐体2内へ搬入される。
上部筐体5では、左側面9と後側面10および天井面11で囲まれた領域がディスク収納領域20となっており、ディスク収納領域20には、それぞれがディスクDを支持可能な複数の支持体21が設けられている。この実施の形態では、ディスク収納領域20内に、支持体21が6枚設けられており、支持体21は厚み方向に重ねられて配置されている。それぞれの支持体21は薄い金属板である。
上部筐体5には支持体選択手段22が設けられている。図1、図2および図3に示すように、支持体選択手段22には、3本のスクリュー軸25A,25B,25Cが設けられており、それぞれのスクリュー軸25A,25B,25Cが天井面11に回動自在に支持されている。図2と図3に示すように、複数の支持体21のそれぞれには、3箇所に軸受部26A,27A,28Aが固定されている。これら軸受部26A,27A,28Aは合成樹脂製であり、支持体21よりもわずかに厚く形成されている。軸受部26Aはスクリュー軸25Aに摺動自在に挿通され、軸受部27Aはスクリュー軸25Bに、軸受部28Aはスクリュー軸25Cに、それぞれ摺動自在に挿通されている。
図1に示すように、スクリュー軸25A,25B,25Cのそれぞれには、外周面に螺旋溝24が形成されており、軸受部26A,27A,28Aに形成された凸部がこの螺旋溝24に摺動自在に嵌合している。それぞれのスクリュー軸25A,25B,25Cでは、軸の上端部分と下端部分において、螺旋溝24が密なピッチで形成され、軸の中間部分で螺旋溝24が疎のピッチで形成されている。
図示しない選択モータによって支持体選択手段22のスクリュー軸25A,25B,25Cが同期して回転駆動されると、螺旋溝24によって、それぞれの支持体21が図示Z1−Z2方向へ移動して支持体21の選択動作が行われる。螺旋溝24の疎のピッチの部分に位置している支持体が、選択位置に移動した選択支持体21aとなる。この選択支持体21aに支持された選択ディスクD1と、その下の螺旋溝24の密のピッチの部分に位置する支持体21に支持されたディスクDとの間に、駆動ユニット14が入り込める大きな隙間が形成される。
ディスクDは、直径が12cmであって、例えばCD(コンパクト・ディスク)、CD−ROM、DVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)などであり、中心穴Daを有している。
図2および図3に示すように、それぞれの支持体21には3個の保持部材26,27,28が設けられている。保持部材26は軸受部26Aの外周部に回動自在に支持され、保持部材27と保持部材28は、それぞれ軸受部27Aと28Aに回動自在に支持されている。保持部材26,27,28は、それぞれ支持体21の下面(図示Z1側の面)に設けられているが、図2および図3では、図示の都合上、支持体21を透視して保持部材26,27,28を実線で示している。
保持部材26と支持体21との間には引っ張りコイルばね29aが掛けられており、保持部材26が反時計方向(γ2方向)へ回動付勢されている。支持体21にはストッパ(図示せず)が設けられ、保持部材26がγ2方向へ大きく回動しすぎないように規制されている。保持部材27は引っ張りコイルばね29bによって時計方向(γ4方向)へ付勢されており、支持体21に設けられたストッパ(図示せず)によって、γ4方向へ大きく回動しすぎないように規制されている。同様に、保持部材28は、引っ張りコイルばね29cによってγ4方向へ付勢されており、支持体21に設けられたストッパ(図示せず)によって、γ4方向へ大きく回動しすぎないように規制されている。
それぞれの保持部材26,27,28には、保持爪26b,27b,28bが一体に形成されている。保持爪26b,27b,28bは、支持体21の下面に間隔を空けて対向しており、支持体21の下面に供給されたディスクDは、支持体21の下面と、各保持爪26b,27b,28bとの間に挟まれて保持される。
図4は上部筐体5を上下を逆さに向けて示している。上部筐体5の内部には、保持爪26b,27b,28bを、ディスクを保持する保持位置とディスクの保持を解除する解除位置とへ動作させる保持爪解除機構が設けられている。図4に示すように、さらに図2と図3にも示すように、保持爪解除機構は、左側面9の内側に位置する保持解除部材403と、後側面10の内側に位置する保持解除部材404を有している。
図4に示すように、保持解除部材403には、Y1−Y2方向に延びる長穴411a,411aが形成され、この長穴411a,411aが、左側面9の内側に固定された案内ピン412,412に挿通され、保持解除部材403がY1−Y2方向へ摺動自在に支持されている。
保持解除部材403には駆動爪403aが形成されている。いずれかの支持体21が選択位置へ移動すると、図2と図3に示すように、選択位置に移動した選択支持体21aに設けられている保持部材26が、保持解除部材403の駆動爪403aに対向する。この状態で、保持解除部材403がY2方向へ移動すると、駆動爪403aにより保持部材26がγ1方向へ回動させられて、保持部材26の保持爪26bがディスクDの外周縁の外側に移動し、解除位置に至る。
図4に示すように、上部筐体5の後側面10の内側には、切換え駆動部材501が設けられている。切換え駆動部材501には、X1−X2方向に延びる長穴501a,501aが形成されている。この長穴501a,501aが、後側面10の内側に固定された案内ピン502,502に摺動自在に挿通され、切換え駆動部材501がX1−X2方向へ摺動自在に支持されている。
上部筐体5の後側面10のX2側端部の内側には、連結歯車504が軸503によって回転自在に支持されている。切換え駆動部材501のZ1方向に向く縁部には上側ラック部501bが形成されており、連結歯車504は上側ラック部501bに常に噛み合っている。図1に示すように、下部筐体3の上に上部筐体5が組み合わされたときに、下部筐体3に設けられたロック部材54に形成された下側ラック部54cと連結歯車504が噛み合う。よって、ロック部材54と切換え駆動部材501は連結歯車504を介して連結される。ロック部材54がX2方向へ移動すると、切換え駆動部材501がX1方向へ移動させられ、ロック部材54がX1方向へ移動すると、切換え駆動部材501がX2方向へ移動させられる。
上部筐体5の後側面10の内側では、保持解除部材404が切換え駆動部材501と平行に移動できるように設けられている。保持解除部材404には、X1−X2方向に延びる長穴404c,404cが形成され、この長穴404c,404cが、後側面10に固定された案内ピン404d,404dに摺動自在に挿通され、保持解除部材404はX1−X2方向へ摺動自在に支持されている。
切換え駆動部材501と保持解除部材404との間には、反転連結レバー506が設けられている。反転連結レバー506は、後側面10に固定された軸507に回動自在に支持されている。反転連結レバー506のZ1側の端部は、連結ピン509が固定されており、この連結ピン509が、保持解除部材404に形成された長穴(図示せず)に挿入されている。反転連結レバー506のZ2側の端部には反転制御ピン508が固定されており、この反転制御ピン508が、切換え駆動部材501に形成された制御長穴501c内に挿入されている。制御長穴501cは、X1側が天井面11に接近し、X2側が天井面11から離れるクランク形状である。
図4に示すように、切換え駆動部材501がX2方向へ移動していると、制御長穴501cによって反転連結レバー506が時計方向へ回動させられ、保持解除部材404がX1方向へ移動させられる。また、切換え駆動部材501がX1方向へ移動すると、反転連結レバー506が反時計方向へ回動させられ、保持解除部材404がX2方向へ移動させられる。
保持解除部材404は金属板で形成されており、そのX2側の端部には、駆動爪404bがY1方向へ折り曲げられ、X1側の端部には、駆動爪404aがY1方向へ折り曲げられている。図2と図3に示すように、いずれかの支持体21が選択位置へ移動すると、選択支持体21aに設けられている保持部材27が駆動爪404bに対向し、保持部材28が駆動爪404aに対向する。
保持解除部材404がX1方向へ移動させられると、駆動爪404b,404aにより、保持部材27,28が共に反時計方向(γ3方向)へ回動させられ、保持爪27b,28bがディスクDの外周縁よりも外側に退避して、解除位置に設定される。
図4に示すように、上部筐体5の左側面9の内側に設けられた保持解除部材403には、Z2側の縁部からX2方向へ向けて一体の折り曲げられた連結片411cが設けられ、この連結片411cには連結ピン415が固定されている。上部筐体5の後側面10の内側に設けられた切換え駆動部材501には、Z2側の縁部からY1方向へ向けて一体に折り曲げられた連結片501dが形成され、この連結片501dには連結ピン516が固定されている。
上部筐体5の天井面11の下面には連結回動板520が設けられている。天井面11には、円柱状の上部規制部材102が設けられている。上部規制部材102は、選択位置よりも上側に位置する支持体21に保持されているディスクDの中心穴Da内に位置し、選択位置以外に位置する支持体21からディスクDが抜け出ることを防止する。連結回動板520は、上部規制部材102の中心と一致する点を中心としてα方向とβ方向へ回動自在に支持されている。
連結回動板520には、上部規制部材102の中心から所定半径の位置に描かれる円弧軌跡に沿って形成された円弧長穴520a,520a,520aが設けられている。天井面11の下面には案内ピン521,521,521が固定されており、円弧長穴520a,520a,520aは案内ピン521,521,521に案内されて支持されている。
さらに、連結回動板520には、上部規制部材102の中心から放射状に延びる連結長穴520bと連結長穴520cとが形成されている。保持解除部材403の連結片411cに固定された連結ピン415が連結長穴520bに摺動自在に挿入され、切換え駆動部材501の連結片501dに固定された連結ピン516が連結長穴520cに摺動自在に挿入されている。
よって、連結歯車504の回転力により、第2の切換え駆動部材501がX1方向へ移動させられると、連結回動板520がα方向へ回転し、保持解除部材403がY1方向へ移動させられる。切換え駆動部材501がX2方向へ移動させられると、連結回動板520がβ方向へ回転し、保持解除部材403がY2方向へ移動させられる。
図3では、保持解除部材403がY1方向に移動し、保持解除部材404がX2方向へ移動しているため、保持解除部材403と404から保持部材26,27,28に力が作用しておらず、引っ張りコイルばね29a,29b,29cの付勢力で、保持部材26,27,28が保持位置にあり、支持体21と保持爪26b,27b,28bとの間でディスクDを挟持できる。支持体21が選択位置に位置しているときに、保持解除部材403がY2方向へ移動すると、保持解除部材403の駆動爪403aによって、選択支持体21aに設けられた保持部材26がγ1方向へ回動させられて解除位置となる。また、保持解除部材404がX1方向へ移動すると、保持解除部材404の駆動爪404b,404aによって、選択支持体21aに設けられた保持部材27,28がγ3方向へ回動する。そして、保持部材26,27,28がディスクDの外周縁から離れ、ディスクDの保持が解除される。
図2および図3に示すように、筐体2の左側面9と後側面10との角部には、選択支持体21aにディスクDが装填されたこと、または選択支持体21aに選択ディスクD1が支持されていることを検知する装填検知部180が設けられている。装填検知部180には、光学検知素子181が設けられており、光学検知素子181は発光素子と受光素子とが対向して構成されている。光学検知素子181は筐体2内に1つだけ設けられ、選択支持体21aと同じ高さ位置に設けられている。各支持体21に設けられているそれぞれの保持部材28には検知部28hが一体に突出形成されている。
支持体21が選択位置に移動すると、その選択支持体21aの検知部28hが光学検知素子181に対向する。このとき、図2に示すように、選択支持体21aにディスクDが保持されていない場合には、保持部材28が引っ張りコイルばね29cによってγ4方向へ大きく回動させられているため、検知部28hが光学検知素子181の発光素子と受光素子との間に介入し、検知出力がOFFとなる。また、図3に示すように、選択支持体21aにディスクDが装填されていると、ディスクDの外周縁で保持部材28が押され、保持部材28がγ3方向へ少し回動させられる。そのため、検知部28hが光学検知素子181から抜け出て、光学検知素子181の検知出力がONとなる。
図1に示す制御部120では、光学検知素子181の検知出力がOFFからONに切り換わることを監視することで、選択支持体21aに選択ディスクD1が位置決めされて保持されているディスク装填状態であるか、または選択支持体21aにディスクDが保持されていないかを認識できる。
筐体2内には、ディスク収納領域20内において選択位置以外の位置にあるそれぞれの支持体21からディスクDが水平方向へ抜け出ることを防止する中心穴規制機構が設けられている。
図1に示すように、中心穴規制機構は、筐体2の底面6上に固定された下部規制部材101と、筐体2の天井面11に設けられた上部規制部材102とを有している。下部規制部材101と上部規制部材102は、それぞれ合成樹脂材料で形成されている。下部規制部材101と上部規制部材102は、それぞれ円筒形であり、互いに同軸上に位置している。下部規制部材101と上部規制部材102のそれぞれの直径は、ディスクDの中心穴Daの内径寸法よりも小さい。
同軸上に位置する下部規制部材101と上部規制部材102は、上下に間隔を開けて配置されている。支持体選択手段22によって支持体21が選択位置へ移動させられると、この選択支持体21aに保持されている選択ディスクD1が、下部規制部材101と上部規制部材102との間に位置する。また、図2と図3に示すように、駆動ユニット14が待機位置へ回動し、駆動ユニット14に搭載されたターンテーブル82が、選択ディスクD1の中心穴Daに対向しているとき、駆動ユニット14も下部規制部材101と上部規制部材102との間に位置する。
また、選択支持体21aよりも底面6側に位置する他の支持体21に保持されているディスクDの中心穴Da内に、下部規制部材101が位置している。また、選択支持体21aよりも天井面11側に位置する他の支持体21に保持されているディスクDの中心穴Da内に、上部規制部材102が位置している。
選択支持体21a以外の支持体21では、これに保持されているディスクDの中心穴Da内に、下部規制部材101または上部規制部材102が位置しているため、これら支持体21に支持されているディスクDは、水平方向への移動が規制され、ディスクDが、保持位置にある保持爪26b,27b,28bから外れることがない。
図5(A)(B)ないし図8は、上部筐体5に設けられた上部規制部材102を、上下逆さに示している。上部規制部材102の中心部には軸部材202が設けられている。図5(A)に示すように、軸部材202は円柱形状であり、その上側の端部202aは、直径がやや細くなっており、この端部202aが、上部筐体5の天井面11に固定されている。連結回動板520には中心穴520dが形成され、この中心穴520dが、軸部材202の外周に摺動自在に位置している。
図5(A)に示すように、軸部材202の下側に向く端面202bには、1対のディスク押圧部材201,201が設けられている。ディスク押圧部材201は合成樹脂製であり、図6に示すように、Z2方向に延びる回動軸201aと、Z1方向に延びる摺動凸部201b、およびZ1方向へ向かって斜めに延びる押圧凸部201cが一体に形成されている。図5(A)に示すように、それぞれのディスク押圧部材201,201に形成された回動軸201aは、軸部材202の下端面202bに形成された軸穴によって回動自在に支持されている。
図5(B)に示すように、軸部材202には上部規制部材102が取り付けられている。上部規制部材102は、円筒部102aとこの円筒部102aの上端の外周に形成されたフランジ状の固定部102bを有している。円筒部102aが、軸部材202およびディスク押圧部材201,201に被せられて、上部規制部材102が、軸部材202の回りを回動できるようになっている。また、固定部102bは、連結回動板520の下面に密着しており、固定部102bに形成された取付け穴102eにより、固定部102bが連結回動板520に固定されている。
上部規制部材102の円筒部102aの外周面の直径は、ディスクDの中心穴Daの内径よりも小さい。図7に示すように、円筒部102aの下方の端部の外周には、円周方向に延びる一対の窓102c,102cが開口している。また、円筒部102aの下方に向く端面102fには、一対のカム長穴102dが貫通して形成されている。図8(A)(B)に示すように、カム長穴102dは、円筒部102aの半径方向に対して斜めに傾斜して直線状に形成されている。
それぞれのディスク押圧部材201は、軸部材202の端面202bと、上部規制部材102の円筒部102aの端面102fとの間に挟まれ、ディスク押圧部材201と一体の摺動凸部201bが、それぞれのカム長穴102dに挿入され、それぞれのディスク押圧部材201の押圧凸部201cは窓102cの内側に位置している。
図8(A)に示すように、連結回動板520がα方向へ回動すると、連結回動板520と共に上部規制部材102がα方向へ回動して、カム長穴102dによって、ディスク押圧部材201が、回動軸201aを支点として反時計方向へ回動させられる。このとき、ディスク押圧部材201の押圧凸部201cが、上部規制部材102の窓102cの内部に移動し、その先端が、円筒部102aの外周面よりも外側に突出しない。図8(B)に示すように、連結回動板520がβ方向へ回動すると、上部規制部材102がβ方向へ回動する。そして、カム長穴102dにより、ディスク押圧部材201が時計方向へ回動させられる。その結果、押圧凸部201cが円筒部102aの外周面からさらに外側へ突出する。
図9(A)(B)に示すように、それぞれのディスク押圧部材201に形成された押圧凸部201cの先端は、上部規制部材102の下側の端面102fよりもさらにZ1側へ突出している。
次に、ディスク収納型ディスク装置1の動作を説明する。
(支持体選択動作)
支持体21を選択位置へ移動させるための選択動作では、図1に示すように、第1の切換え機構12のラック部材32が、ピニオン歯車45によってY2方向へ移動させられ、ラック部材32によって、切換えスライダ38がY2方向へ移動させられている。よって、切換えスライダ38に設けられた駆動ピン41によって、駆動ユニット14が反時計方向へ回動させられ、駆動ユニット14は、図3において破線で示すように、筐体2の右側面8に平行で且つディスク収納領域20内のディスクDに当たらない退避位置に設定される。また、図1に示す第2の切換え機構16によって、移送ユニット17が、筐体2の前面7の内側に平行に位置し、ディスク収納領域20内のディスクDに当たらない待機位置に設定される。
このとき、ロック切換えスライダ42が(b)方向の終端に移動しており、ロック部材54がX2方向へ移動させられている。また、ロック部材54が噛み合っている連結歯車504を介して、切換え駆動部材501がX1方向へ移動させられている。切換え駆動部材501がX1方向へ移動していると、図4に示す連結回動板520がα方向に回動させられている。図8(A)に示すように、連結回動板520に固定されている上部規制部材102もα方向に回動しており、ディスク押圧部材201,201は、上部規制部材102の円筒部102aよりも中心側に後退している。
外部に設けられた操作部により、いずれかの支持体21を選択する操作が行われると、制御部120からの指令動作により、支持体選択手段22のスクリュー軸25A,25B,25Cが同期して回転させられ、各支持体21が図示Z1−Z2方向へ移動して、支持体21の選択動作が行われる。選択支持体21aが下部規制部材101の上端よりも上方で且つ上部規制部材102の下端よりも下方の選択位置に移動すると、スクリュー軸25A,25B,25Cが停止する。
この支持体選択動作では、それぞれの支持体21に支持されているディスクDの中心穴Daが、下部規制部材101の外周部または上部規制部材102の外周部を上下に移動する。そのため、Z1−Z2方向へ移動している途中のディスクDが、支持体21から抜け出ることを防止できる。
また、図8(A)に示すように、ディスク押圧部材201,201は、上部規制部材102の円筒部102aの外周よりも内側に後退しているため、支持体21がZ1−Z2方向へ移動する際に、支持体21に支持されているディスクDの中心穴Daが、ディスク押圧部材201の押圧凸部201cに当たることがなく、支持体の選択動作が誤動作なく行なわれる。
(駆動ユニットの待機位置への移動)
支持体21が選択位置に移動して、支持体選択手段22が停止すると、制御部120から指令が与えられ、下部筐体3に設けられた切換えモータが始動して第1の切換え機構12が動作する。このとき、図1に示すラック部材32と切換えスライダ38がY1方向へ移動して、駆動ユニット14が、図1に示す退避位置から(a)方向へ回動し、駆動ユニット14が図2に示す位置および図3において鎖線で示す待機位置へ至る。
このとき、図1に示すロック部材54はX2方向へ移動したままであり、ロック部材54に形成された制御穴56の下降規制部56aで規制軸77が拘束され、Y1側に設けられた他方のロック部材に形成された制御穴の下降規制部により規制軸78,78が規制されている。そして、ユニット支持ベース13は、ダンパー71,72,73が押しつぶされるようにして下降させられている。よって、ユニット支持ベース13上で(a)方向へ回動する駆動ユニット14に設けられたターンテーブル82は、選択位置にある支持体21の下面よりも下側へ離れた位置を移動する。
図2と図3に示す待機位置に至った駆動ユニット14は、下部規制部材101と上部規制部材102との間に入り込んでいる。
(ディスク検出動作)
前記選択動作によっていずれかの支持体21が選択位置に移動して停止したときに、選択支持体21aに選択ディスクD1が保持されていると、図3に示すように、選択支持体21aに設けられた保持部材28が選択ディスクD1に押されてγ3方向へ回動させられているため、保持部材28に形成された検知部28hが光学検知素子181から抜け出ている。よって、装填検知部180の光学検知素子181の検知出力はONである。この検知出力が制御部120に与えられることにより、いずれかの支持体21が選択位置に至ったときに、この選択支持体21aに選択ディスクD1が保持されていることを認識できる。
一方、ディスクDを支持していない空の支持体21が選択位置に停止しているときに、挿入口23からディスクDを挿入することができる。このディスク挿入モードでは、図2に示すように、駆動ユニット14が待機位置にあり、挿入口23からディスクDが挿入されたことが、挿入口23の内側に位置する検知手段で検知されると、移送ユニット17に設けられた移送ローラ18,19がディスク搬入方向へ自転し、ディスクDが筐体内に送り込まれる。図2に示すように、移送ローラ18,19でディスクDが、筐体2内にある程度まで移送されると、図1に示す中間筐体4内の第2の切換え機構16が動作し、移送ユニット17が支持軸131を支点として反時計方向((d)方向)へ回動し、この回動動作と、移送ローラ18,19の自転とで、ディスクDが、選択支持体21aの下面に供給される。
図3に示すように、選択支持体21aの下面に供給されたディスクDは、この下面と、3個の保持部材26,27,28の保持爪26b,27b,28bとの間に挟まれ、引っ張りコイルばね29a,29bの弾性力が作用している保持部材26と保持部材27とで、ディスクDが保持される。
選択支持体21aの下面にディスクDが装填されると、図3に示すように、選択支持体21aに設けられた保持部材28がγ3方向へ回動させられ、保持部材28に形成された検知部28hが光学検知素子181から抜け出て、装填検知部180の光学検知素子181の検知出力がONとなる。この検知出力は制御部120に与えられて、制御部120では、選択支持体21aにディスクDが装填されたことを認識できる。
(駆動ユニット14の上昇動作)
図2に示すように、選択支持体21aの選択動作を完了し、駆動ユニット14が待機位置へ回動して停止した後に、さらに図1に示す第1の切換え機構12を動作させることで、駆動ユニット14が上昇させられる。
駆動ユニット14の上昇動作では、図1に示すラック部材32がY1方向へ移動して、ロック切換えスライダ42がY1方向((b)方向と逆の方向)へ移動させられ、このロック切換えスライダ42によってロック部材54がX1方向へ移動させられる。同様に、Y1側に設けられた他のロック部材もロック切換えスライダ42により動作させられる。このとき、ロック部材54に形成された制御穴56の受け渡し規制部56bによって規制軸77がZ2方向へ持ち上げられ、同様に、Y1方向に設けられた他方のロック部材の受け渡し規制部によって規制軸78,78が持ち上げられる。そして、ユニット支持ベース13と共に駆動ユニット14が、ロック部材54のX1方向への移動とともに、待機位置からZ2方向へ持ち上げられる。
ロック部材54がX1方向へ移動すると、連結歯車504を介して図4に示す切換え駆動部材501がX2方向へ移動し、連結回動板520がβ方向に回動させられる。上部規制部材102は連結回動板520に固定されているため、連結回動板520がβ方向へ回動すると、図8(B)に示すように、上部規制部材102も、軸部材202の周囲をβ方向に回動する。上部規制部材102がβ方向に回動すると、上部規制部材102に形成されたカム長穴102d,102dによって、軸部材202に支持されているディスク押圧部材201,201が時計方向へ回動し、押圧凸部201c,201cが、上部規制部材102の円筒部102aの外側へ突出する。
すなわち、ロック部材54がX1方向へ移動すると、選択ディスクD1の中心穴Daに対向しているターンテーブル82がZ2方向へ上昇し、これに伴ってディスク押圧部材201,201が、図8(A)に示す収納位置から、図8(B)に示す突出位置に移動させられる。
このように、駆動ユニット14を上昇させる動力によって、ディスク押圧部材201,201が突出位置に移動させられるため、ディスク押圧部材201,201を突出させるための別個の動力源が不要となり、装置内部の構造を単純にすることができる。また、駆動ユニット14が上昇するタイミングと、ディスク押圧部材201,201が突出位置へ移動する動作のタイミングとを高精度に合わせることができる。
なお、ロック部材54がX1方向へ移動し、連結歯車504を介して切換え駆動部材501がX2方向へ移動し、連結回転板520がβ方向へ回動して、ディスク押圧部材201,201が突出位置に至る間に、図4に示す反転連結レバー506を介して保持解除部材404がX1方向へ移動させられる。そして、保持解除部材404に形成された駆動爪404bが、図3に示す位置よりもX1方向へ移動させられる。しかし、ディスク押圧部材201,201が突出位置に至り、さらに駆動ユニット14がZ2方向へ持ち上げられる動作においては、ロック部材54のX1方向への移動距離は、その全移動範囲のほぼ半分だけである。よって、この間は、駆動爪404bが保持部材27を少しX1方向へ押圧する程度である。このため、保持部材27がγ3方向へ大きく回動することはなく、ディスクDは、支持体21の下面と保持爪27bとの間に保持されたままである。同様に、保持解除部材404に形成された駆動爪404aによって保持部材28がX1方向へ少し押されるが、保持部材28がγ3方向へ大きく回動することはなく、ディスクDは、支持体21の下面と保持爪28bとの間に保持されたままである。これは、保持解除部材402に形成された駆動爪403aと保持部材26との関係においても同じである。
図9(A)(B)に示すように、上部規制部材102からディスク押圧部材201,201が突出すると、ディスク押圧部材201,201の押圧凸部201c,201cの間隔が、ディスクDの中心穴Daの直径よりも大きくなる。よって、押圧凸部201c,201cが、中心穴Daよりも外側において、選択ディスクD1の上面に対向する。また、押圧凸部201c,201cの先部は、上部規制部材102の円筒部102aの端面102fよりも下方へ突出している。
図9(A)に示すように、駆動ユニット14が上昇し、ターンテーブル82の中心凸部82bが選択ディスクD1の中心穴Da内に入り込む前に、ディスク押圧部材201,201が突出位置に至り、押圧凸部201c,201cによって選択ディスクD1の上面が支えられる。よって、ターンテーブル82の中心凸部82bを、選択ディスクD1の中心穴Da内に確実に入り込ませることができる。例えば、ターンテーブル82の中心凸部82bがディスクDの中心穴Daと平面的に少しずれている状態で駆動ユニット14が上昇し、ディスクDの中心穴Daの周縁部がターンテーブル82の中心凸部82bに少し乗り上がることがある。このような場合でも、選択ディスクD1が少し持ち上げられたときに、選択ディスクD1の上面が押圧凸部201c,201cで支えられるため、さらに駆動ユニット14が上昇する力で、中心凸部82bを中心穴Daの内に入り込ませやすくなる。
また、ターンテーブル82の中心凸部82bと中心穴Daとが大きく位置ずれしていると、ターンテーブル82が上昇したときに中心凸部82bが中心穴Daの内部に入り込めないことがある。この場合には、選択ディスクD1が押圧凸部201c,201cで支えられているために、ターンテーブル82の上昇動作が途中で規制される。そのために、図1に示すロック切換えスライダ42がY1方向へ十分に移動できなくなり、検知手段Sが動作できなくなる。この場合に、制御部120は駆動ユニット14の上昇動作が完了していないと判断し、例えば、ロック部材54をX2方向へ戻してからX1方向へ移動させるなどのリトライ動作を行なうことができるようになる。
このように、中心凸部82bが中心穴Daに入ることができないまま、選択支持体21aと選択ディスクD1が上向きに変形して、そのまま駆動ユニット14の上昇動作が完了したと誤検知されることを防止できる。もし、この誤検知が発生すると、ターンテーブル82の中心凸部82bが選択ディスクD1の中心穴Daの内部に入っていないにも関わらず、ターンテーブル82の中心凸部82bからクランプ爪86が突出してしまうという誤動作が生じる。しかし、この実施の形態では、ディスク押圧部材201,201により選択ディスクD1が上から支えられるため、上記の誤検出および誤動作の発生を防止できる。
(ディスククランプ動作)
ターンテーブル82の中心凸部82bがディスクDの中心穴Da内に入り込むことができ、ロック切換えスライダがY1方向へ所定距離だけ移動できたことが、検知手段Sで検出され、これが制御部120で認識されると、ディスククランプ動作に移行する。
ディスククランプ動作では、図1に示す切換えモータMの動力によって、ラック部材32がさらにY1方向へ移動する。ただし、このときは、回動アーム44は動作せず、ロック切換えスライダ42は動くことなく停止したままであり、切換えスライダ38のみがY1方向へ移動させられる。このとき、切換えスライダ38に設けられた駆動ピン41によって、ユニット支持ベース13の下面に設けられた別の駆動スライダがY1方向へ移動させられる。その移動力によって、ターンテーブル82に設けられたクランプ機構が動作し、図9(B)に示すように、ターンテーブル82の中心凸部82bの周囲からクランプ爪86が突出して、ディスクの中心穴Daの周縁部がクランプ爪86で挟持され、ディスクの中心穴Daがターンテーブル82にクランプされる。
(ディスク駆動動作)
ディスクDがターンテーブル82にクランプされると、第1の切換え機構12の切換えモータMが始動して、ロック部材54がX1方向へ移動する。このときは、切換えスライダ38がY1方向へ移動することなく、回動アーム44が動作してロック切換えスライダ42がさらにY1方向へ移動させられる。よって、ロック部材54がさらにX1方向へ移動させられる。
ロック部材54がX1方向へ移動すると、連結歯車504を介して図3に示す切換え駆動部材501がX2方向へ移動させられる。よって、保持解除部材404がX1方向へ移動させられて、この保持解除部材404に形成された駆動爪404aと404bによって保持部材27と保持部材28がγ3方向へ回動させられる。さらに切換え駆動部材501の移動力が連結回動板520を介して保持解除部材403に伝達され、保持解除部材403がY2方向へ移動する。このとき保持解除部材403に形成された駆動爪403aによって保持部材26がγ1方向へ回動させられる。よって、保持部材26,27,28の保持爪26b,27b,28bが、ディスクDの外周縁の外側へ外れて、支持体21でのディスクDの保持が解除される。
なお、この間に、連結回動板520がβ方向へ回動し、図8(B)に示す上部規制部材102も一緒に回動するが、ディスク押圧部材201,201は、図8(B)に示す突出位置の姿勢を維持している。
また、ロック部材54がX1方向へ移動すると、ユニット支持ベース13に設けられた規制軸77が、ロック部材54に形成された制御穴56の駆動逃げ部56c内に位置し、同様に、規制軸78,78が、Y1側に設けられた他のロック部材の駆動逃げ部内に位置する。よって、それまでロック部材54の制御穴56の受け渡し規制部56bで持ち上げられていたユニット支持ベース13が自由状態となり、ユニット支持ベース13が下降した姿勢でダンパー71,72,73で弾性支持される。
そして図9(B)に示すように、ターンテーブル82にクランプされた選択ディスクD1は、選択支持体21aの下側の端面102fおよび、ディスク押圧部材201の押圧凸部201c,201cから下方へやや離れる。この位置(駆動位置)で、ターンテーブル82と共にディスクDが回転駆動され、光ヘッド83で情報の再生や記録動作が行われる。
(駆動完了後のディスクを収納する動作)
駆動ユニット14でディスクDの駆動を完了した後は、第1の切換え機構12が動作して、ラック部材32がY2方向へ移動させられ、回動アーム44が時計方向へ回動させられて、ロック切換えスライダ42がY2方向(図示(b)方向)へ移動させられる。
ロック部材54がX2方向へその全移動範囲のほぼ半分の距離だけ移動させられると、その時点で切換えモータMが停止する。よって、規制軸77が、ロック部材54に形成された制御穴56の受け渡し規制部56bに保持されて、またY1側に位置する他のロック部材の受け渡し規制部で規制軸78,78が保持されて、ユニット支持ベース13と駆動ユニット14が持ち上げられて、ターンテーブル82にクランプされている選択ディスクD1が、選択位置にある選択支持体21aの下面に押し付けられる。
これとほぼ同時に、図3に示す保持解除部材403がY1方向へ移動し、保持解除部材404がX2方向へ移動して、保持部材26,27,28の拘束が解除され、引っ張りコイルばね29a,29bの弾性力により、保持部材26,27でディスクDが保持される。さらに、ラック部材32がY2方向へ移動させられ、切換えスライダ38がY2方向へ移動させられて、クランプ機構が解除状態に動作し、クランプ爪82aがターンテーブル82の中心凸部82b内に退行して、ディスクDのクランプが解除される。
次に、第1の切換え機構12のラック部材32がY2方向へ移動させられ、ロック切換えスライダ42がY2方向へ移動させられ、ロック部材54がX2方向へ動作させられる。そして、規制軸77がロック部材54の下降規制部56aで下降させられて保持され、他のロック部材の下降規制部で規制軸78,78が下降させられて保持される。よって、駆動ユニット14は支持体21に保持されたディスクDの下面から下方へ離れた待機位置となる。
そして、この間の連結回動板520のα方向への回動動作に伴い、上部規制部材102がα方向へ回動させられ、図8(A)に示すように、ディスク押圧部材201,201が、上部規制部材102の円筒部102aの外周面よりも内側へ後退させられる。
本発明の実施の形態のディスク収納型ディスク装置の全体構造を示す分解斜視図、 ディスク収納型ディスク装置を動作別に示す平面図、 ディスク収納型ディスク装置を動作別に示す平面図、 上部筐体に設けられた保持切換機構を示すものであり、上部筐体を上下逆向きに示した斜視図、 (A)(B)は上部規制部材とディスク押さえ機構の構造を、上下の向きを逆にして動作別に示す部分斜視図、 ディスク押圧部材を上下を逆に向けて示す斜視図、 上部規制部材を上下を逆に向けて示す斜視図、 (A)(B)は、上部規制部材に設けられたディスク押圧部材の退行動作と突出動作を説明する底面図、 (A)(B)は、ディスクのクランプ動作を動作別に示す側面図
符号の説明
1 ディスク収納型ディスク装置
14 駆動ユニット
21a 選択支持体
54 ロック部材
82 ターンテーブル
82b 中心凸部
86 クランプ爪
102 上部規制部材
102d カム長穴
201 ディスク押圧部材
201c 押圧凸部
504 連結歯車
520 連結回動板

Claims (5)

  1. 筐体内に、ディスクを支持可能でディスクの厚み方向に重ねて配置された複数の支持体と、前記支持体を前記厚み方向へ移動させて選択位置に移動させる支持体選択手段と、ターンテーブルを有する駆動ユニットと、前記支持体が選択位置へ移動した後に前記駆動ユニットを移動させて前記ターンテーブルを選択位置にある選択支持体に支持されているディスクの中心穴に対向させる駆動機構とを有するディスク収納型ディスク装置において、
    前記ターンテーブルには、ディスクの中心穴に入り込む凸部と、前記凸部から突出してディスクをターンテーブル上でクランプするクランプ爪とが設けられ、前記筐体内には、選択支持体以外の支持体に保持されているディスクの中心穴の内部に位置する規制部材が設けられており、前記規制部材には、ディスクを前記ターンテーブルにクランプするときに、前記規制部材の外周側へ突出して、前記選択支持体に保持されているディスクを前記ターンテーブルと逆側から支えるディスク押圧部材が設けられていることを特徴とするディスク収納型ディスク装置。
  2. 前記ディスク押圧部材は、前記規制部材から前記規制部材の外周方向へ突出した突出位置と、前記規制部材の内側に退行する退避位置との間を移動可能であり、
    前記突出位置に移動した前記ディスク押圧部材は、ディスクの中心穴よりも外側でディスクを押さえ、前記退避位置へ移動した前記ディスク押圧部材は、ディスクの中心穴の内側に位置する請求項1記載のディスク収納型ディスク装置。
  3. 前記駆動ユニットが、前記選択支持体に保持されているディスクの中心穴に対向する位置へ移動するときの動力で、前記ディスク押圧部材が前記突出位置へ移動させられる請求項2記載のディスク収納型ディスク装置。
  4. 前記支持体には、ディスクの外周部分を保持する保持爪が設けられ、筐体には、この保持爪を、ディスクを保持する保持位置とディスクの保持を開放する解除位置とへ動作させる保持爪解除機構が設けられており、前記ディスク押圧部材は、前記保持爪解除機構の駆動力により、前記突出位置へ移動させられる請求項2記載のディスク収納型ディスク装置。
  5. 筐体の天井面には軸部材が設けられ、前記軸部材の端部に前記ディスク押圧部材が回動自在に設けられ、前記規制部材は前記軸部材に回動自在に嵌挿されており、
    前記規制部材には、前記ディスク押圧部材を前記突出位置に突出させるカム溝が形成されており、前記規制部材の回転力により、前記ディスク押圧部材が前記突出位置に移動させられる請求項2ないし4のいずれかに記載のディスク収納型ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108594863A (zh) * 2018-04-03 2018-09-28 北京航天控制仪器研究所 一种正负180°转台的限位结构及方法

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