JP2008058973A - プラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プラズマ(PDP)ディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材を提供すること。
【解決手段】 透明樹脂基板を含み、連続マグネトロンスパッタリング法によって、透明樹脂基板の片面に、電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する蒸着層と、蒸着層と重ね合わせ蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層と、蒸着層と接触し引き出し電極とする金属薄膜とを成膜し、蒸着層はTiO2/AZOYまたはITO/Ag/AZOYまたはITO/TiO2に相当する膜系の反復蒸着層により構成された13層または17層の膜層構造とする。これにより、コストを大幅に削減することができ、生産性が高く、強度が高く、光透過率が高く、電磁波防止及び光フィルタリングの効果に優れ、長寿命化が得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】 透明樹脂基板を含み、連続マグネトロンスパッタリング法によって、透明樹脂基板の片面に、電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する蒸着層と、蒸着層と重ね合わせ蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層と、蒸着層と接触し引き出し電極とする金属薄膜とを成膜し、蒸着層はTiO2/AZOYまたはITO/Ag/AZOYまたはITO/TiO2に相当する膜系の反復蒸着層により構成された13層または17層の膜層構造とする。これにより、コストを大幅に削減することができ、生産性が高く、強度が高く、光透過率が高く、電磁波防止及び光フィルタリングの効果に優れ、長寿命化が得られる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表示装置における光学フィルタ部材に関し、特にプラズマディスプレイ(PDP)における電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材に関する。
現在のPDPの光学フィルタ部材の反射防止と電磁波防止及び光フィルタリング機能は、反射防止膜層を成膜したプラスチックフィルムを1枚のガラスの外表面に貼り合わせ、2層のプラスチックにより形成した電磁波防止及び光フィルタリング機能を有するフィルムを他面に貼り合わせて形成される。そのうち1層は、フォトリソグラフィ法またはワイヤメッシュスクリーン法によってフィルム上に金属導電メッシュを生成し、電磁波防止機能を形成する。この層は、金属ワイヤまたは金属メッシュを有する膜に、顔料膜を塗って膜層を形成する方法、または赤外線光減衰プラスチックフィルムを貼り合わせる方法によって、この2層のフィルムにより電磁波防止及び光フィルタリング機能を形成する。積層ラミネートの方法は、各種の機能膜が、各層のフィルムにおいて、貼り合わせの工程と重ね合わせの工程の要求が高く、機械化して連続生産することが難しいため、コストが高く、歩留まりが低く、生産性が低く、光透過率が低い。
特許文献1では、透明基板上に各種の反射防止(AR)膜、近赤外(NIR)シールド膜、電磁干渉(EMI)シールド膜をラミネート及び積層することを開示しており、この機能性膜は光学フィルタ部材に必要とされる重要な膜であり、これらはそれぞれプラスチック基材またはプラスチックフィルムに蒸着され、さらに機能の必要に応じて透明基板に1層ずつラミネート及び積層され、透明基板は少なくとも2つのガラス層と少なくとも1つの樹脂層の間に置かれたバインダー層を積層して形成される。
中国特許公開第CN1509490A号「プラズマディスプレイの光学フィルタ」
このように、それぞれ蒸着してからラミネートする成型製造法は、前記の方法から実質的な進歩はなく、同様に生産性が低く、歩留まりが低く、コストが高い。特に多層の積層ラミネートは、積層の間の気泡とバインダーが存在する可能性のある溶剤の残余揮発物により、歩留まりが大幅に低下する。
特許文献2では、光学フィルタに最も必要とされる重要機能膜である電磁干渉(EMI)のシールド膜においてEMIシールド膜における銀膜層の酸化または侵食防止の問題の解決方法を開示しており、この従来技術文献では、侵食を銀膜層の銀原子の凝集と称し、侵食の発現を銀薄膜層に生成した「白点」としている。この従来技術文献では、電磁干渉防止の重要な薄膜層である銀薄膜層上に、反射防止のために必要な透明高屈折率薄膜上、すなわち3層の銀薄膜層の最表面の層に保護層を追加しており、この保護層は高分子物質の接着剤材料と無機微粒子により構成される。
中国特許出願第200410069275.7号「積層体及び該積層体を使用するディスプレイ用光学フィルタ」
無機微粒子は、金属酸化物を採用し、二酸化ケイ素、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化インジウム、三酸化二アンチモン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムなどが好ましく、酸化アンチモンと酸化スズの複合酸化物、酸化アンチモンと酸化亜鉛の複合酸化物が特に好適である。
接着剤と無機微粒子は、溶剤または溶液を解して接着剤を溶解し、無機微粒子を分散し、銀薄膜層と反射防止高屈折率薄膜層により構成された膜層に塗布法を用いて塗り、実際上は高屈折率薄膜層に塗り、最終的に保護層を形成する。この従来技術文献では、「白点」の形成に対し顕著で驚異的な抑制作用を有するとしている。
この種の溶剤または溶液を塗布して形成した金属酸化物とバインダーを組み合わせた薄膜層は、生産過程において環境保護の問題と汚染をもたらし、薄膜を形成する厚さと可視光線の透過率の制御が難しく、かつ生産ラインで製品の合格率を検査することができず、制御が不可能であり、合格率が低く、膜層の堅牢度が不十分である。膜層の最表面である保護層面で表面抵抗率を測定すると、高分子樹脂が組み合わされているため、この保護層を追加しないものよりも、表面抵抗率が逆に高くなっており、EMIシールド機能を低下させている。3層の銀の膜層構造に対してはいわゆる「白点」の問題を解決しているが、3層の銀のEMIシールド能力を低下させている。
この従来技術文献では、銀薄膜層の侵食を抑制する、または「白点」を減少させる制御方法について述べているが、3層の銀構造薄膜層を採用した最表面層の透明高屈折率薄膜層にこの保護層を塗るだけであるため、EMIシールド膜に対する効果は不十分であり、表面抵抗率はよくても2Ω/cm2しか達することができず、家電製品の1.5Ω/cm2未満の基準を達成することができない。この従来技術文献には、各層の銀薄膜層と透明高屈折率薄膜層との間を3層(4層の銀薄膜層構造である場合は4層とする)に分ける間に金属酸化物薄膜層を増加させることを報告または提示した方法または提案はなく、連続マグネトロンスパッタリング法で3層または4層のITO(インジウム・スズ酸化物)またはAZOY(アルミニウム・亜鉛酸化物)などの金属酸化物薄膜を成膜し、残りのITOまたはAZOY/Ag/TiO2薄膜と有機結合して可視光線の透過率を向上させ、蒸着層の酸化防止、侵食防止能力を向上させ、EMIシールド能力を向上させると同時に、近赤外線、遠赤外線、紫外線を遮断し、光フィルタリング機能を生成する報告及び提示はない。
特許文献3では、ディスプレイ光学フィルタを開示しており、この種の光学フィルタは、高分子薄膜(B)の片面または両面に透明導電層(D)を積層し、透明導電層は高屈折率透明薄膜層(Dt)と金属薄膜層(DM)の組み合わせ(Dt)/(DM)を反復ユニットとし、2〜4回反復して積層してからその上に高屈折率透明薄膜層(Dt)を積層して構成され、この高屈折率透明薄膜層(Dt)における少なくとも1層は、インジウム、スズ、亜鉛のうち1種以上を主な成分とする酸化物により形成されることも開示している。複数の金属薄膜層(MD)のうち、少なくとも1層を銀または銀合金により形成することも開示している。高分子薄膜(B)の空気に近い側、すなわち観視面に単層の反射防止膜層をもたせる方法も開示している。
透明導電層(D)は0.01〜30Ω/□の表面抵抗を有すことを開示しているが、実際には開示されている積層のDt/DM薄膜の2〜4回反復した膜が7層の膜であったとしても、蒸着積層の方式によって透明導電薄膜を形成するだけで、その表面抵抗はすべて2.2Ω/□以上となり、多くが5Ω/□以上であり、家庭用テレビの1.5Ω/□未満の基準に達せず、実際に使用に供することはできない。当該従来技術文献で開示された方法に基づいて使用することができたとしても、実際には、このいわゆる透明導電層(D)は前記のいくつかの特許で開示されているエッチングし重ね合わせた銅板か、またはワイヤメッシュスクリーンの方法によって形成されたEMI干渉波シールドメッシュを採用しており、このメッシュは紫外線、近赤外線、遠赤外線を吸収または遮断する機能を同時に有していない。この特許で開示された方法は、ディスプレイの蛍光表示管に貼りあわせる高分子薄膜のためのみに使用される。
中国特許出願第01804419.0号
透明導電層(D)は0.01〜30Ω/□の表面抵抗を有すことを開示しているが、実際には開示されている積層のDt/DM薄膜の2〜4回反復した膜が7層の膜であったとしても、蒸着積層の方式によって透明導電薄膜を形成するだけで、その表面抵抗はすべて2.2Ω/□以上となり、多くが5Ω/□以上であり、家庭用テレビの1.5Ω/□未満の基準に達せず、実際に使用に供することはできない。当該従来技術文献で開示された方法に基づいて使用することができたとしても、実際には、このいわゆる透明導電層(D)は前記のいくつかの特許で開示されているエッチングし重ね合わせた銅板か、またはワイヤメッシュスクリーンの方法によって形成されたEMI干渉波シールドメッシュを採用しており、このメッシュは紫外線、近赤外線、遠赤外線を吸収または遮断する機能を同時に有していない。この特許で開示された方法は、ディスプレイの蛍光表示管に貼りあわせる高分子薄膜のためのみに使用される。
この従来技術文献では、銀を主な膜層とし、その上に高屈折率のTiO2膜層を積層し、銀層とTiO2の間に1層の透明な金属酸化物膜層を専用に積層し、この金属酸化物自体の酸化防止能力を利用して安定させ、銀層に対する保護を増加すると同時に、この層の膜をナノレベルの薄膜として赤外線に対する特殊な吸収能力を利用し、銀層とTiO2膜層とを組み合わせた後、紫外線、近赤外線、遠赤外線の吸収または遮断の能力を共同で向上させることは開示されておらず、示されていない。この従来技術文献では、銀層を基礎とし、その両面に金属酸化物膜層/TiO2の5層構造をそれぞれ対称に積層し、この5層構造により3〜4セットの反復を巧妙に形成し、13層または17層の膜構造を形成し、最終的に13層及び17層の膜により1.5Ω/□以下の表面抵抗及び対紫外線、近赤外線の光フィルタリング機能を実現することも開示されていない。
本発明の目的は、上述の従来技術の問題点を克服し、大面積に連続することが可能なマグネトロンスパッタリング法で蒸着する方法を採用し、コストを大幅に削減し、生産性が高く、強度が高く、光透過率が高く、電磁波防止及び光フィルタリング効果に優れ、寿命が長い、電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材を提供することである。
本発明の光学フィルタ部材は、透明樹脂基板を含み、連続マグネトロンスパッタリング法によって、透明樹脂基板の片面に、電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する蒸着層と、蒸着層と重ね合わせ蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層と、蒸着層と接触し引き出し電極とする金属薄膜とを成膜し、蒸着層は3セットまたは4セットのTiO2/AZOY/Ag/AZOY/TiO2またはTiO2/ITO/Ag/AZOY/TiO2またはTiO2/ITO/Ag/ITO/TiO2またはTiO2/AZOY/Ag/ITO/TiO2に相当する膜系の反復により形成された13層または17層の構造とし、そのうちAZOYは酸化亜鉛と酸化アルミニウムとの混合材料により構成された酸化物膜層とし、ITOはスズを添加した酸化インジウム材料により構成された膜層とし、透明樹脂基板に13層の膜層を成膜する構造は、第1層の膜層をTiO2とし、第2層の膜層をAZOYまたはITOとし、第3層の膜層をAgとし、第4層の膜層をAZOYまたはITOとし、第5層の膜層をTiO2とし、第6層の膜層をAZOYまたはITOとし、第7層の膜層をAgとし、第8層の膜層をAZOYまたはITOとし、第9層の膜層をTiO2とし、第10層の膜層をAZOYまたはITOとし、第11層の膜層をAgとし、第12層の膜層をAZOYまたはITOとし、第13層の膜層をTiO2とし、透明樹脂基板に17層の膜層の膜層を成膜する構造は、第1層の膜層をTiO2とし、第2層の膜層をAZOYまたはITOとし、第3層の膜層をAgとし、第4層の膜層をAZOYまたはITOとし、第5層の膜層をTiO2とし、第6層の膜層をAZOYまたはITOとし、第7層の膜層をAgとし、第8層の膜層をAZOYまたはITOとし、第9層の膜層をTiO2とし、第10層の膜層をAZOYまたはITOとし、第11層の膜層をAgとし、第12層の膜層をAZOYまたはITOとし、第13層の膜層をTiO2とし、第14層の膜層をAZOYまたはITOとし、第15層の膜層をAgとし、第16層の膜層をAZOYまたはITOとし、第17層の膜層をTiO2とすることを特徴とする。
ここで、プラスチックフィルム層は、光透過率が85%を超える、極端には90%を超える、蒸着層の酸化または侵食を阻止することができるプラスチックフィルムを採用することができ、このフィルムは電磁干渉(EMI)シールド蒸着層の侵食と性能の減衰を防止し遅らせることができるだけでなく、性能の優れた光学フィルタであると同時に、PDPディスプレイの保護スクリーンとなり、特に連続マグネトロンスパッタリング法を用いてAg蒸着層とTiO2蒸着層との間に1層のITOまたはAZOY金属酸化物層を成膜し、Ag蒸着層に酸化及び侵食の防止能力を追加し、いわゆる「白点」の問題を解決する。3セットまたは4セットの反復するこの層の蒸着膜により光学フィルタ全体の光透過率の要求を下げることはなく、逆に蒸着膜の表面抵抗率≦1.5Ω/cm2について貢献している。かつ生産性が高く、蒸着膜工程が統一されて便利であり、コストが低い。
前記の13層または17層の構造を有する蒸着層における各層の膜層の厚さは、基板から最も外側の層に向かい順番に、TiO2を10〜150nm(ナノメートル)、AZOYまたはITOを1.0〜30nm(ナノメートル)、Agを5〜30nm(ナノメートル)、AZOYまたはITOを1.0〜30nm(ナノメートル)、TiO2を10〜200nm(ナノメートル)、AZOYまたはITOを1.0〜30nm(ナノメートル)、Agを5〜30nm(ナノメートル)、AZOYまたはITOを1.0〜30nm(ナノメートル)、TiO2を10〜200nm(ナノメートル)、AZOYまたはITOを1.0〜30nm(ナノメートル)、Agを5〜30nm(ナノメートル)、AZOYまたはITOを1.0〜30nm(ナノメートル)、TiO2を10〜200nm(ナノメートル)、AZOYまたはITOを1.0〜30nm(ナノメートル)、Agを5〜30nm(ナノメートル)、AZOYまたはITOを1.0〜30nm(ナノメートル)、TiO2を10〜150nm(ナノメートル)とする厚さの範囲とする。
前記の金属薄膜は、透明樹脂基板の周囲を覆い、かつ金属薄膜上の導電性接着剤を介し蒸着層と貼り合わせ重ね合わせてなすか、または金属導電バインダーとし、印刷、硬化により透明樹脂基板の周囲を覆い、蒸着層と貼り合わせ重ね合わせてなす。金属薄膜はEMIシールド蒸着層に接触させることができるだけでなく、U字型をなして基板の周囲を覆うようにするか、またはEMIシールド蒸着面の周囲だけに貼り合わせ、金属薄膜を引き出し電極とし、EMIシールド蒸着層でシールドされ遮断された電磁波をディスプレイに伝達し直接接地することができる。金属薄膜は、導電金属バインダーを用いて印刷した後、硬化させて形成することもでき、金属薄膜を用いて貼り合わせ重ね合わせる方法と比べ、より高い自動化効率を有し、コストを削減することができ、粘着とEMI蒸着層に対する密封がさらに堅牢になる。
前記の蒸着層と重ね合わせ蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層は、バインダー層を介し蒸着層と貼り合わせ重ね合わせる。プラスチックフィルム層は、バインダー層を介して蒸着層と貼り合わせ重ね合わせ、プラスチックフィルム自体を必要に応じてバインダー層とし他の基板と貼り合わせて重ね合わせ光学フィルタ部材に一体化することもでき、PDPディスプレイと貼り合わせて一体化しディスプレイをさらに薄くすることもできる。
前記のプラスチックフィルム層は、二軸延伸ポリエステルフィルムまたはポリカーボネートフィルムまたはポリビニルブチラールフィルムとし、バインダーに青色顔料を添加してディスプレイが発する596nm(ナノメートル)の黄色特徴光を調節して減衰し、紫色、赤色、黒色の顔料のうち少なくとも1種を添加してディスプレイの色温度及び光透過率を調節する。プラスチックフィルム層は、二軸延伸ポリエステルフィルム(BOPET)とし、ポリカーボネートフィルム(PCフィルム)、ポリビニルブチラールフィルム(PVB)またはポリエステルフィルム(PETフィルム)とすることもできる。バインダーに青色顔料を添加して596nmの黄色特徴光を調節し減衰し、赤色をより鮮やかにすることができ、紫色及び/または赤色及び/または黒色の顔料など、その他の顔料を添加してディスプレイの色温度及び可視光透過率を調節することもできる。必要に応じて、バインダーに紫外線吸収剤と抗酸化剤とを加え、劣化防止能力を増加させることもできる。
前記のプラスチックフィルム層には反射防止機能膜層(AR膜層)が成膜してあり、その反射防止機能膜層は少なくともSiO2及びNb2O2またはTiO2の2層により構成される。SiO2/Nb2O2またはTiO2/SiO2/Nb2O2またはTiO2の4層の膜により構成することもでき、AR膜のあるプラスチックフィルムをEMIシールド蒸着膜面に貼り合わせ、光学フィルタ部材が透過する可視光線により高い透過率をもたせ、ディスプレイの輝度を向上させることができる。電磁波防止及び光フィルタリング機能がある蒸着層を成膜し、AR膜が成膜されたプラスチックフィルムをその上に貼り合わせ、この面を観視面とすることもでき、EMIシールド作用と光フィルタリング作用をもたせるだけでなく、環境光の反射を防止し、観視品質を向上させることもできる。
前記の透明樹脂基板の他面には連続マグネトロンスパッタリング法によって成膜した反射防止機能膜層を有し、反射防止機能膜層は少なくともSiO2及びNb2O2またはTiO2の2層により構成される。前記のように4層で構成することもでき、そのうちSiO2/Nb2O2(またはTiO2)はいずれも対向ターゲット中周波反応性マグネトロンスパッタリング法によって製造し、製造されるAR膜の性能は、4層の成膜を例にすると、その反射曲線において知り得る可視光線範囲の反射率は<0.5%であり、両面に積み重ねた後の反射率も3%未満である。さらに重要なことは、AR膜面を人に直接向け、基板面の周囲環境に対する反射を減少させ、画質を向上させ、現在の多くのPDPディスプレイの観視面の反射による深刻な問題を解決することができることである。
前記の光学フィルタ部材は、透明樹脂基板の蒸着層上に重ね合わせた蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層をバインダーとし、その中に少なくともディスプレイの色温度を調節する顔料とディスプレイが発する596nm(ナノメートル)の黄色特徴光を減衰する青色顔料とを添加し、該透明樹脂基板と他の基板とを貼り合わせ光学フィルタ部材を一体形成する。プラスチックフィルム層をバインダー層として利用した場合、EMIシールド機能と光フィルタリング機能とを有する透明樹脂基板と別の透明樹脂基板、プラスチック基板とを貼り合わせてさらに多くの機能を有する光学フィルタ部材とするのに便利である。
特に、連続マグネトロンスパッタリング巻取蒸着機を利用して成膜したEMIシールド膜と光フィルタリング機能膜とを有する巻き取り可能なプラスチックフィルムに対し、さらに高い蒸着効率とさらに低いコストを有し、該巻き取り可能な蒸着フィルム上の蒸着層に対し重ね合わせるプラスチックフィルムをバインダーとして利用すると、各種のガラス基板を貼り合わせて機能がさらに多い光学フィルタとするのに便利である。
特に、連続マグネトロンスパッタリング巻取蒸着機を利用して成膜したEMIシールド膜と光フィルタリング機能膜とを有する巻き取り可能なプラスチックフィルムに対し、さらに高い蒸着効率とさらに低いコストを有し、該巻き取り可能な蒸着フィルム上の蒸着層に対し重ね合わせるプラスチックフィルムをバインダーとして利用すると、各種のガラス基板を貼り合わせて機能がさらに多い光学フィルタとするのに便利である。
前記のこの光学フィルタ部材は、蒸着層と重ね合わせた蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層を介し、このプラスチックフィルム層をバインダーとし、色温度を調節する顔料と紫外線吸収剤とを添加し、プラズマディスプレイに直接貼り合わせ一体化し、ディスプレイの厚さを薄くし、側面の広視野角の観視品質をさらに向上させる。
前記の蒸着層の表面抵抗率は≦1.5Ω/cm2とする(Ω/□の単位で表示するものと同じである)。
前記の光学フィルタ部材の透明樹脂基板は、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)またはポリエステル(PET)またはポリカーボネート(PC)材料の巻き取り可能な基板を採用し、光学フィルタ基板は巻き取り可能な透明樹脂基板を採用し、ディスプレイの重量を軽減することができ、他の基板と重ね合わせるのに便利である。巻取蒸着機は連続マグネトロンスパッタリング蒸着とすることができるため、蒸着工程の信頼性と効率をさらに高めることにより、光学フィルタ製品のコストをさらに低くすることができる。
前記の光学フィルタ部材は、ディスプレイの観視面において、光学フィルタ部材を測定したとき、可視光線380〜780nm時の光透過率は30%を超え、75%未満であり、赤外線850nm時の光透過率は18%未満であり、950nm時の透過率は10%未満である。
前記の光学フィルタ部材における透明樹脂基板の反射防止機能膜層がない他面において光学フィルタ部材を測定したとき、可視光線380〜780nm時の反射率は6%未満である。
前記の透明樹脂基板の他面に反射防止機能膜層が成膜されている場合、この面で光学フィルタ部材を測定したとき、可視光線380〜780nm時の反射率は4%未満である。
本発明のAg層の基層はITO膜またはAZOY膜層であり、Ag層の面の上を覆っているものもITO膜またはAZOY膜層である。本発明のITO膜層またはAZOY膜層は、蒸着工程においてさらに制御がしやすいため、本発明は工程が制御しやすく、歩留まりが高く、光学指標も安定しており、光透過率がさらによく、膜層をさらに厚くすることができ、Ag層に対する保護と酸素バリア能力がさらに高い。さらに重要なことは、Ag層の両面がITO及び/またはAZOYであり、すなわち対称の膜層であり、この光学フィルタ部材は両面ともPDPディスプレイと組み立てることができ、EMIシールドと紫外線、近赤外線及び遠赤外線のフィルタ機能とをもつ。また、膜厚を対称に設計しており、蒸着時に、設備がAgのみの4層の蒸着工程を実施することができさえすれば、反復蒸着法で3Agまたは4Agの反復膜層構造を便利に獲得することができ、蒸着に便利であり、設備投資を節約することができる。
本発明の光学フィルタ部材は、EMIシールド蒸着層を成膜した蒸着ガラスまたは透明樹脂基板と、蒸着層の酸化と侵食を阻止するプラスチックフィルム及びEMI蒸着層と接触する引き出し電極を有する金属薄膜とを貼り合わせ重ね合わせてなし、PDPディスプレイの最も基本的な光学フィルタ部材とする。貼り合わせられたプラスチックフィルム上にAR膜を成膜することにより、光学フィルタ部材の可視光線の透過率を増加させ、観視者に対する可視光線の反射率を下げ、膜を貼った面を観視者側に組み立てて使用することもできる。
EMIシールド膜が成膜された巻き取り可能な薄い基板を利用し、その上のEMI蒸着層を遮断しその酸化または侵食を防止するプラスチック層(またはバインダー層に変える)と別の基板とを貼り合わせて、機能がさらに全面的であり安全保護機能を有する光学フィルタとすることができ、またはPDPディスプレイに直接貼り合せて一体化し、ディスプレイの重量を軽減しPDPの厚さを薄くすることができる。
基板のEMIシールド蒸着膜の他面にもAR膜を成膜して、観視者に対しても反射、特に環境の画面に対する光の反射を防止し、観視する画質を向上させることもできる。この蒸着層は、従来の多層機能膜を重ね合わせ積層しなければ解決できなかったEMIシールド及び紫外線、近赤外線、遠赤外線のフィルタリングの難題を解決し、かつ生産性が高く、コストが低く、寿命が長く、性能がより完全である。
本発明の光学フィルタ部材は、生産性が高く、強度が高く、光透過率が高く、電磁波防止及び光フィルタリングの効果に優れ、寿命が長い。
基板のEMIシールド蒸着膜の他面にもAR膜を成膜して、観視者に対しても反射、特に環境の画面に対する光の反射を防止し、観視する画質を向上させることもできる。この蒸着層は、従来の多層機能膜を重ね合わせ積層しなければ解決できなかったEMIシールド及び紫外線、近赤外線、遠赤外線のフィルタリングの難題を解決し、かつ生産性が高く、コストが低く、寿命が長く、性能がより完全である。
本発明の光学フィルタ部材は、生産性が高く、強度が高く、光透過率が高く、電磁波防止及び光フィルタリングの効果に優れ、寿命が長い。
図1は、本実施例1を示す説明図である。
図示のように、透明樹脂基板1は、厚さ2mmのポリメタクリル酸メチル(PMMA)プラスチック基板を採用し、脱イオン水で洗浄した後、連続したマグネトロンスパッタリング蒸着製造ラインに入れて図2に示す3銀膜系(4銀膜系とすることもできる)、すなわちTiO2/ITOまたはAZOY/Ag/ITOまたはAZOY/TiO2の反復構造により構成された13層の膜(隣接構造層の隣接TiO2層の重ね合わせ)の電磁波防止と光フィルタリング機能の蒸着膜(すなわちEMIシールド蒸着膜)2を成膜し、そのうちTiO2は対向ターゲット中周波反応性マグネトロンスパッタリング法によって、Ag及びITOまたはAZOYは平面直流マグネトロンスパッタリング法によって製造した。
図示のように、透明樹脂基板1は、厚さ2mmのポリメタクリル酸メチル(PMMA)プラスチック基板を採用し、脱イオン水で洗浄した後、連続したマグネトロンスパッタリング蒸着製造ラインに入れて図2に示す3銀膜系(4銀膜系とすることもできる)、すなわちTiO2/ITOまたはAZOY/Ag/ITOまたはAZOY/TiO2の反復構造により構成された13層の膜(隣接構造層の隣接TiO2層の重ね合わせ)の電磁波防止と光フィルタリング機能の蒸着膜(すなわちEMIシールド蒸着膜)2を成膜し、そのうちTiO2は対向ターゲット中周波反応性マグネトロンスパッタリング法によって、Ag及びITOまたはAZOYは平面直流マグネトロンスパッタリング法によって製造した。
AZOYは、亜鉛酸化物とアルミニウム酸化物との混合材料により構成された酸化物膜層であり、このZnO及びAl2O3材料により構成されたターゲット材は、ドイツのGfE Metalle und Materralien GmbH社製の公知のターゲット材である。ZnO及びAl2O3は材料の99.95%を占め、ITO膜層と比較して類似の性能を有し、同様の厚さでさらに高い光透過率を有する。直流パルスマグネトロンスパッタリングを用いると、薄膜積層工程の条件制御に便利であり、材料コストはITOに比べ3/4節約することができ、優れた応用価値を有する。
3層のTiO2/ITOまたはAZOY/Ag/ITOまたはAZOY/TiO2の反復構造膜層(すなわち3銀)にTiO2/ITOまたはAZOY/Ag/ITOまたはAZOY/TiO2の膜層を追加すると4層重ね合わせ構造(すなわち4銀)となり、最終的に17層とすると、各種の性能指標がさらに保証され、特に表面抵抗率を≦1.5Ω/cm2から≦1.3Ω/cm2以下まで下げることができた。
3層のTiO2/ITOまたはAZOY/Ag/ITOまたはAZOY/TiO2の反復構造膜層(すなわち3銀)にTiO2/ITOまたはAZOY/Ag/ITOまたはAZOY/TiO2の膜層を追加すると4層重ね合わせ構造(すなわち4銀)となり、最終的に17層とすると、各種の性能指標がさらに保証され、特に表面抵抗率を≦1.5Ω/cm2から≦1.3Ω/cm2以下まで下げることができた。
製造されたEMIシールド膜層の性能は図3のとおりであり、可視光線の透過率は75%を上回り、近赤外線の範囲で急速に下降し、596ナノメートルの箇所、すなわちディスプレイのネオンが発する黄色特徴光の範囲で、青色顔料を添加したために吸収が発生し光透過率が最低値となり、光透過率はわずか約30%であった。表面抵抗R=1.3±0.02Ω/cm2であり、表面抵抗が小さくなるほど電磁波防止の能力が強くなった。
EMIシールド蒸着層2の表面に、光透過率が85%を超え蒸着層の酸化と侵食を阻止する二軸延伸ポリエステルフィルム(BOPET)製のプラスチックフィルム4をアクリル酸エステルバインダー層3を介して貼り合せた。プラスチックフィルム層を貼り青色顔料及び色温度を調節する顔料を添加した後、光透過率を30%を超え75%未満とする指標を満たすことができた。
EMIシールド膜層が成膜された基板面の周囲に沿って幅約10mmの箇所で、EMIシールド蒸着層と接触し、かつ引き出し電極とする金属薄膜(箔片)5を導電性接着剤7で貼り合わせた。
EMIシールド膜層が成膜された基板面の周囲に沿って幅約10mmの箇所で、EMIシールド蒸着層と接触し、かつ引き出し電極とする金属薄膜(箔片)5を導電性接着剤7で貼り合わせた。
この光学フィルタ部材のEMI膜がPDPディスプレイ10の方を向いているか否かに基づき、金属薄膜(箔片)5は、EMIシールド蒸着膜に接触するだけでなく、基板の縁に沿ってU型に覆うようにするか、またはEMIシールド蒸着層面の周囲だけに貼り合わせることができる。
基板の縁に沿ってU型に覆い、この光学フィルタ部材を、電磁波防止及び光フィルタリング機能だけのために使用する場合、光学フィルタ部材の両面ともPDPディスプレイ側に取り付けるのに便利である。プラスチックフィルムと基板の他面に、対向ターゲット中周波反応性マグネトロンスパッタリング法によってそれぞれ反射防止機能(AR)膜層6を成膜した。
基板の縁に沿ってU型に覆い、この光学フィルタ部材を、電磁波防止及び光フィルタリング機能だけのために使用する場合、光学フィルタ部材の両面ともPDPディスプレイ側に取り付けるのに便利である。プラスチックフィルムと基板の他面に、対向ターゲット中周波反応性マグネトロンスパッタリング法によってそれぞれ反射防止機能(AR)膜層6を成膜した。
反射防止機能膜層の構造は図4のとおりであり、SiO2/Nb2O2またはTiO2により構成された4層構造とした。
製造されたAR膜層の性能は、反射曲線が図5のとおりであり、可視光線範囲の反射率はR<0.5%で、2つの層の面を重ねた後の反射率も3%未満であった。この実施例における、TiO2/ITOまたはAZOY/Ag/ITOまたはAZOY/TiO2の3層または4層の反復構造の連続マグネトロンスパッタリング法を利用して成膜した膜層は、膜層が堅牢であり、可視光線の透過率が高く、家電の電磁波防止基準を満たし、表面抵抗率が1.5Ω/cm2未満であり、製造性が高く、歩留まりが高く、コストが低いだけでなく、観視面に反射防止蒸着層が追加されているため、画質が向上し、さらに重要なことは、EMIシールド蒸着層の寿命を向上させることである。
本実施例、すなわち13層または17層のEMIシールド膜の膜厚のパラメータは下表のとおりであった。
図6は、本実施例2の構造図である。
本実施例2は基本的に実施例1と同じであり、異なる箇所は、EMIシールド蒸着層のプラスチックフィルム層にAR膜層がないことである。
本実施例2は基本的に実施例1と同じであり、異なる箇所は、EMIシールド蒸着層のプラスチックフィルム層にAR膜層がないことである。
図7は、本実施例3の構造図である。
本実施例3は基本的に実施例1と同じであり、異なる箇所は、基板の他面にAR膜層がないことである。AR面がないこの面を測定すると、反射率は5%未満であり、4銀構造とした場合、反射率は4%未満であり、光学フィルタ部材の使用要求を満たすことができた。光透過率も反射率も可視光線の平均値をいう。この光学フィルタ部材は、プラスチックフィルムを貼った面を観視者側に向けて使用し取り付けることができる。その場合、観視面の反射率は3%未満であり、光透過率も30%を超え75%未満とするという要求を満たすことができた。
本実施例3は基本的に実施例1と同じであり、異なる箇所は、基板の他面にAR膜層がないことである。AR面がないこの面を測定すると、反射率は5%未満であり、4銀構造とした場合、反射率は4%未満であり、光学フィルタ部材の使用要求を満たすことができた。光透過率も反射率も可視光線の平均値をいう。この光学フィルタ部材は、プラスチックフィルムを貼った面を観視者側に向けて使用し取り付けることができる。その場合、観視面の反射率は3%未満であり、光透過率も30%を超え75%未満とするという要求を満たすことができた。
図8は、本実施例4の構造概略図である。
本実施例4は基本的に実施例1と同じであり、異なる箇所は、プラスチックフィルム層にも基板の他面にもAR膜層がないことである。この光学フィルタ部材は、ARプラスチックフィルムを貼っていない面を観視者側に向けて使用し取り付け、可視光線の光透過率は30%を超え75%未満とし、反射率が6%未満とするという要求を満たした(4銀構造の場合、反射率は5%未満)。光透過率も反射率も可視光線の平均値をいう。
本実施例4は基本的に実施例1と同じであり、異なる箇所は、プラスチックフィルム層にも基板の他面にもAR膜層がないことである。この光学フィルタ部材は、ARプラスチックフィルムを貼っていない面を観視者側に向けて使用し取り付け、可視光線の光透過率は30%を超え75%未満とし、反射率が6%未満とするという要求を満たした(4銀構造の場合、反射率は5%未満)。光透過率も反射率も可視光線の平均値をいう。
図9は本実施例5の構造概略図である。
図示のとおり、EMIシールド蒸着膜が成膜された透明樹脂基板1は、アクリル酸エステルバインダー3を利用してPDPディスプレイと貼り合わせ一体化し、AR膜6が成膜されたBOPETプラスチックフィルム8を基板1の観視面に貼り合わせ、ディスプレイの厚さを薄くした。前記実施例のPDPディスプレイ側のプラスチックフィルムをバインダーに変更しても、EMIシールド膜の酸化と侵食を防止する機能があった。反射率の要求が6%以下である場合、この実施例ではAR膜が成膜されたプラスチックフィルム8を観視面に貼らなくてもよく、さらにコストを節約することができる。
図示のとおり、EMIシールド蒸着膜が成膜された透明樹脂基板1は、アクリル酸エステルバインダー3を利用してPDPディスプレイと貼り合わせ一体化し、AR膜6が成膜されたBOPETプラスチックフィルム8を基板1の観視面に貼り合わせ、ディスプレイの厚さを薄くした。前記実施例のPDPディスプレイ側のプラスチックフィルムをバインダーに変更しても、EMIシールド膜の酸化と侵食を防止する機能があった。反射率の要求が6%以下である場合、この実施例ではAR膜が成膜されたプラスチックフィルム8を観視面に貼らなくてもよく、さらにコストを節約することができる。
図10は本実施例5の構造概略図である。
図示のとおり、巻き取り蒸着機を利用し、EMIシールド膜層2が成膜され、他面にAR膜層6が成膜されたBOPETの薄い基板1について、光硬化が可能なアクリル酸エステルバインダー3を利用してEMI蒸着層2をガラス基板(またはポリメタクリル酸エステルPMMA板)9と貼り合わせ、一緒に重ね合わせて光学フィルタとした。この方法で得られたEMIシールド膜が成膜された巻き取り可能なBOPETフレックス基板は、巻き取り蒸着速度が速いため、連続生産して貼り合わせる光学フィルタのコストがさらに低くなり、かつ大きさの異なる板に使用し貼り合わせることができ、光学フィルタの両面とも、必要に応じて観視者側にして取り付けることができる。
図示のとおり、巻き取り蒸着機を利用し、EMIシールド膜層2が成膜され、他面にAR膜層6が成膜されたBOPETの薄い基板1について、光硬化が可能なアクリル酸エステルバインダー3を利用してEMI蒸着層2をガラス基板(またはポリメタクリル酸エステルPMMA板)9と貼り合わせ、一緒に重ね合わせて光学フィルタとした。この方法で得られたEMIシールド膜が成膜された巻き取り可能なBOPETフレックス基板は、巻き取り蒸着速度が速いため、連続生産して貼り合わせる光学フィルタのコストがさらに低くなり、かつ大きさの異なる板に使用し貼り合わせることができ、光学フィルタの両面とも、必要に応じて観視者側にして取り付けることができる。
前記の各実施例は、本発明の前記内容に対しさらに説明を行ったものであるが、本発明の範囲は前記実施例のみに限られず、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で、従来技術を援用して適宜設計変更可能である。
1 透明樹脂基板
2 EMIシールド蒸着膜
3 アクリル酸エステルバインダー層
4 プラスチックフィルム
5 金属薄膜
6 反射防止機能(AR)膜層
7 導電性接着剤
8 BOPETプラスチックフィルム
9 ガラス基板
10 PDPディスプレイ
2 EMIシールド蒸着膜
3 アクリル酸エステルバインダー層
4 プラスチックフィルム
5 金属薄膜
6 反射防止機能(AR)膜層
7 導電性接着剤
8 BOPETプラスチックフィルム
9 ガラス基板
10 PDPディスプレイ
Claims (14)
- 透明樹脂基板を含み、連続マグネトロンスパッタリング法によって、ガラス基板の片面に、電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する蒸着層と、蒸着層と重ね合わせ蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層と、蒸着層と接触し引き出し電極とする金属薄膜とを成膜し、
蒸着層は3セットまたは4セットのTiO2/AZOY/Ag/AZOY/TiO2またはTiO2/ITO/Ag/AZOY/TiO2またはTiO2/ITO/Ag/ITO/TiO2またはTiO2/AZOY/Ag/ITO/TiO2に相当する膜系の反復により形成された13層または17層の構造とし、
そのうちAZOYは酸化亜鉛と酸化アルミニウムとの混合材料により構成された酸化物膜層とし、ITOはスズを添加した酸化インジウム材料により構成された膜層とし、
透明樹脂基板に13層の膜層を成膜する構造は、第1層の膜層をTiO2とし、第2層の膜層をAZOYまたはITOとし、第3層の膜層をAgとし、第4層の膜層をAZOYまたはITOとし、第5層の膜層をTiO2とし、第6層の膜層をAZOYまたはITOとし、第7層の膜層をAgとし、第8層の膜層をAZOYまたはITOとし、第9層の膜層をTiO2とし、第10層の膜層をAZOYまたはITOとし、第11層の膜層をAgとし、第12層の膜層をAZOYまたはITOとし、第13層の膜層をTiO2とし、
透明樹脂基板に17層の膜層の膜層を成膜する構造は、第1層の膜層をTiO2とし、第2層の膜層をAZOYまたはITOとし、第3層の膜層をAgとし、第4層の膜層をAZOYまたはITOとし、第5層の膜層をTiO2とし、第6層の膜層をAZOYまたはITOとし、第7層の膜層をAgとし、第8層の膜層をAZOYまたはITOとし、第9層の膜層をTiO2とし、第10層の膜層をAZOYまたはITOとし、第11層の膜層をAgとし、第12層の膜層をAZOYまたはITOとし、第13層の膜層をTiO2とし、第14層の膜層をAZOYまたはITOとし、第15層の膜層をAgとし、第16層の膜層をAZOYまたはITOとし、第17層の膜層をTiO2とする
ことを特徴とするプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 13層または17層の構造を有する蒸着層における各層の膜層の厚さは、
基板から最も外側の層に向かい順番に、TiO2を10〜150nm、AZOYまたはITOを1.0〜30nm、Agを5〜30nm、AZOYまたはITOを1.0〜30nm、TiO2を10〜200nm、AZOYまたはITOを1.0〜30nm、Agを5〜30nm、AZOYまたはITOを1.0〜30nm、TiO2を10〜200nm、AZOYまたはITOを1.0〜30nm、Agを5〜30nm、AZOYまたはITOを1.0〜30nm、TiO2を10〜200nm、AZOYまたはITOを1.0〜30nm、Agを5〜30nm、AZOYまたはITOを1.0〜30nm、TiO2を10〜150nmとする
請求項1に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 金属薄膜は、
透明樹脂基板の周囲を覆い、かつ金属薄膜上の導電性接着剤を介し蒸着層と貼り合わせ重ね合わせてなすか、または金属導電バインダーとし、印刷、硬化を介し透明樹脂基板の周囲を覆い、蒸着層と貼り合わせ重ね合わせてなす
請求項1または2に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 蒸着層と重ね合わせ蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層は、
バインダー層を介し蒸着層と貼り合わせ重ね合わせる
請求項1ないし3に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - プラスチックフィルム層は、
二軸延伸ポリエステルフィルムまたはポリカーボネートフィルムとし、バインダーに青色顔料を添加してディスプレイが発する596nmの黄色特徴光を調節し減衰し、紫色、赤色、黒色の顔料のうち少なくとも1種を添加してディスプレイの色温度及び光透過率を調節する
請求項1ないし4に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - プラスチックフィルム層に、反射防止機能膜層を成膜してあり、その反射防止機能膜層は少なくともSiO2及びNb2O2またはTiO2の2層により構成される
請求項1ないし5に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 透明樹脂基板の他面に、連続マグネトロンスパッタリング法によって成膜した反射防止機能膜層を有し、反射防止機能膜層は少なくともSiO2及びNb2O2またはTiO2の2層により構成される
請求項1ないし6に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 透明樹脂基板の蒸着層上に重ね合わせた蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層をバインダー層とし、その中に少なくともディスプレイの色温度及び光透過率を調節する顔料とディスプレイが発する596nmの黄色特徴光を減衰する青色顔料とを添加する
請求項1ないし7に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 光学フィルタ部材は、
蒸着層と重ね合わせた蒸着層の酸化または侵食を阻止するプラスチックフィルム層を介し、このプラスチック層をバインダー層とし、色温度及び光透過率を調節する顔料と紫外線吸収剤とを添加し、プラズマディスプレイに直接貼り合わせ一体化する
請求項1ないし8に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 蒸着層の表面抵抗率が1.5Ω/cm2以下である
請求項1ないし9に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 光学フィルタ部材の透明樹脂基板を、
ポリメタクリル酸メチルまたはポリカーボネート材料の巻き取り可能な基板とし、その厚さは0.3mmとする
請求項1ないし10に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - ディスプレイの観視面を測定したとき、光学フィルタ部材の可視光線380〜780nmの光透過率は30%を超え、75%未満であり、赤外線850nmの光透過率は18%未満であり、950nmの透過率は10%未満である
請求項1ないし11に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 反射防止機能膜層が成膜された透明樹脂基板の他面で光学フィルタを測定し、光学フィルタ部材の可視光線380〜780nmの反射率は6%未満である
請求項1ないし12に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。 - 透明樹脂基板の他面に反射防止機能膜層を成膜し、該面において光学フィルタ部材を測定したとき、可視光線380〜780nmの反射率は4%未満である
請求項1ないし13に記載のプラズマディスプレイの電磁波防止及び光フィルタリング機能を有する光学フィルタ部材。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100406 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100921 |