JP2008052215A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レジストセンサ34を十分に冷却しつつ、定着器80が過度に冷却されてしまうことを防止する。
【解決手段】 第1隔壁部101(排気ダクト100)の下端部100Aを、搬送ベルト33から定着器80に至る用紙の搬送経路より上方側であって、かつ、定着器80の上端部80Bより下方側に位置させ、かつ、吸気口104の下端部104Aを、定着器80の下端部80Aより下方側に位置させる。これにより、吸気口104から定着器側空間101Bに取り込まれた冷却用の空気の多くは、第1隔壁部101の下端部100Aを向かって流通して排気ファン側空間101Aに到達した後、排気ファン120にて筐体3外に排出される。したがって、吸気口104から取り込まれた冷却用の空気が加熱されてしまうことを抑制しつつ、冷却用の空気をレジストセンサ34に導くことができるので、レジストセンサ34を効果的に冷却することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザプリンタや複写機等の電子写真方式の画像形成装置に関するものであり、特に、ダイレクトタンデム方式の画像形成装置に適用して有効である。
ダイレクト方式の画像形成装置では、通常、搬送ベルトにより搬送される記録用紙に感光ドラムに形成された現像剤像が記録シートに転写された後、その転写された現像剤像が定着器にて加熱されて記録シートに定着(溶着)されることにより、記録シートに画像が形成されていく。
このように、電子写真方式の画像形成装置では定着器から多量の熱が発生するので、例えば、特許文献1に記載の発明では、定着器の下方側に冷却用空気を筐体内に取り入れる吸気口を設けるとともに、定着器の上方側に定着器等の内部機器を冷却した空気を筐体外に排出する排気ファンを設けている。
特開平10−268735号公報
ところで、通常、画像形成装置では、搬送ベルトに所定パターンの補正用パッチマーク画像を定期的に形成し、この補正用パッチマーク画像を光学式センサ等のセンサにて読み取るとともに、このセンサによる読み取り結果に基づいて各種機器の作動制御を補正することにより記録シートに形成される画像の画質が低下することを未然に防止している。
また、搬送ベルトの挙動が安定する駆動ローラ上で補正用パッチマーク画像を読み取ることができるように、通常、センサは駆動ローラの近傍に配設されている。そして、駆動ローラは定着器の近傍に配設されているので、駆動ローラの近傍に配設されているセンサは、定着器から熱の影響を強く受けてしまい、センサが誤作動する等の不具合が発生し易い。そのため、センサへの熱の影響を抑えるため、センサを冷却する手段が必要となる。
この問題に対しては、特許文献1に記載の発明のごとく、定着器の下方側に吸気口を設けて冷却用の空気を取り込み、センサを冷却するといった解決手段が考えられる。
しかし、定着器とセンサとが互いに近接して配設されている場合は、センサだけを冷却することができず、定着器も冷却されてしまう。
前述したように、定着器は、記録シートに転写された現像剤像を加熱して現像剤像を記録シートに定着させるものであるので、定着器とセンサとが互いに近接して配設されている場合に、定着器の下方側に吸気口を設けると、冷却用空気を取り込む量を増してセンサを十分に冷却しようとするときに、その副作用で定着器が過度に冷却されてしまい、現像剤像を十分に加熱することができなくなるおそれがある。
本発明は、上記点に鑑み、光学センサ等の読み取り手段を十分に冷却しつつ、定着器が過度に冷却されてしまうことを防止することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、現像剤像を記録シートに転写することにより記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、記録シートを搬送する搬送ベルト(33)と、搬送ベルト(33)を回転駆動する駆動ローラ(31)と、記録シートに転写される現像剤像が形成される感光ドラム(71)と、駆動ローラ(31)の近傍に配設され、記録シートに転写された現像剤像を加熱することにより現像剤像を記録シートに定着させる定着器(80)と、駆動ローラ(31)の近傍に配設され、搬送ベルト(33)に形成された所定パターンの補正用パッチマーク画像を読み取る読み取り手段(34)と、搬送ベルト(33)、駆動ローラ(31)、感光ドラム(71)、定着器(80)及び読み取り手段(34)を収納する筐体(3)と、筐体(3)内の上方側に設けられ、筐体(3)内の空気を筐体(3)外に排出する排気ファン(120)と、筐体(3)内の上方側空間を、排気ファン(120)が設けられている排気ファン側空間(101A)と定着器(80)が配設されている定着器側空間(101B)とに仕切る隔壁(101)とを備え、隔壁(101)の下端部(100A)は、搬送ベルト(33)から定着器(80)に至る記録シートの搬送経路より上方側であって、かつ、定着器(80)の上端部(80B)より下方側に位置しており、さらに、筐体(3)には、定着器側空間(101B)と筐体(3)外とを連通させる吸気口(104)が設けられているとともに、この吸気口(104)の下端部(104A)が、定着器(80)の下端部(80A)より下方側に位置していることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、吸気口(104)から定着器側空間(101B)に取り込まれた冷却用の空気の多くは、隔壁(101)の下端部(100A)を向かって流通して排気ファン側空間(101A)に到達した後、排気ファン(120)にて筐体(3)外に排出される。
このとき、隔壁(101)の下端部(100A)は、搬送ベルト(33)から定着器(80)に至る記録シートの搬送経路より上方側であって、かつ、定着器(80)の上端部(80B)より下方側に位置し、さらに、吸気口(104)の下端部(104A)が、定着器(80)の下端部(80A)より下方側に位置しているので、隔壁(101)の下端部(100A)を向かって流通する冷却用空気の多くは、定着器(80)に衝突することなく、定着器(80)の下方側を流通して読み取り手段(34)を冷却しながら排気ファン側空間(101A)に到達する。したがって、請求項1に記載の発明では、読み取り手段(34)を十分に冷却しつつ、定着器(80)が過度に冷却されてしまうことを防止できる。
請求項2に記載の発明では、現像剤像を記録シートに転写することにより記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、記録シートを搬送する搬送ベルト(33)と、搬送ベルト(33)を回転駆動する駆動ローラ(31)と、搬送ベルト(33)により搬送される記録シートの搬送方向に沿って直列に並んで配設され、外周面に現像剤像が形成される複数本の感光ドラム(71)と、駆動ローラ(31)の近傍に配設され、記録シートに転写された現像剤像を加熱することにより現像剤像を記録シートに定着させる定着器(80)と、駆動ローラ(31)の近傍に配設され、搬送ベルト(33)に形成された所定パターンの補正用パッチマーク画像を読み取る読み取り手段(34)と、搬送ベルト(33)、駆動ローラ(31)、感光ドラム(71)、定着器(80)及び読み取り手段(34)を収納する筐体(3)と、筐体(3)内の上方側に設けられ、筐体(3)内の空気を筐体(3)外に排出する排気ファン(120)と、筐体(3)内の上方側空間を、排気ファン(120)が設けられている排気ファン側空間(101A)と定着器(80)が配設されている定着器側空間(101B)とに仕切る隔壁(101)とを備え、隔壁(101)の下端部(100A)は、搬送ベルト(33)から定着器(80)に至る記録シートの搬送経路より上方側であって、かつ、定着器(80)の上端部(80B)より下方側に位置しており、さらに、筐体(3)には、定着器側空間(101B)と筐体(3)外とを連通させる吸気口(104)が設けられているとともに、この吸気口(104)の下端部(104A)が、定着器(80)の下端部(80A)より下方側に位置していることを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明においても、請求項1に記載の発明と同様に、読み取り手段(34)を十分に冷却しつつ、定着器(80)が過度に冷却されてしまうことを防止できる。
請求項3に記載の発明では、吸気口(104)の上端部(104B)は定着器(80)の下端部(80A)より下方側に位置していることを特徴としているので、吸気口(104)から取り込まれた冷却用の空気を確実に定着器(80)の下方側に導くことができる。
一方、定着器(80)に加熱された空気は定着器(80)の上方側に溜まっているので、吸気口(104)から取り込まれた冷却用の空気が定着器(80)の下方側に導かれれば、定着器(80)の上方側に溜まっている加熱された空気が、吸気口(104)から取り込まれた冷却用の空気に巻き込まれることを抑制できる。
したがって、請求項3に記載の発明によれば、吸気口(104)から取り込まれた冷却用の空気が加熱されてしまうことを抑制しつつ、冷却用の空気を読み取り手段(34)に導くことができるので、読み取り手段(34)を効果的に冷却することができる。
請求項4に記載の発明では、読み取り手段(34)は、駆動ローラ(31)の軸方向に複数個並んで配設されており、複数個の読み取り手段(34)のうち軸方向一端側に配設された読み取り手段(34)から軸方向他端側に配設された読み取り手段(34)までの距離(X)は、吸気口(104)のうち軸方向と平行な部位の寸法(Y)より小さいことを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の発明では、吸気口(104)から取り込まれた冷却用の空気の流路内に読み取り手段(34)が位置することとなるので、読み取り手段(34)を効果的に冷却することができる。
ところで、定着器(80)が過度に冷却されると、記録シートに転写された現像剤像を十分に加熱することができなくなるものの、定着器(80)の温度が過度に上昇すると、定着器(80)が熱損傷してしまうおそれがある。
これに対して、請求項5に記載の発明では、排気ファン(120)は、排気ファン側空間(101A)のうち、駆動ローラ(31)の軸方向と直交する水平方向から見て、駆動ローラ(31)の軸方向一端側に対応する部位に設けられており、さらに、隔壁(101)のうち駆動ローラ(31)の軸方向他端側に対応する部位には、定着器側空間(101B)と排気ファン側空間(101A)とを連通させる連通口(103)が設けられていることを特徴としているので、定着器側空間(101B)に溜まった温度の高い空気の一部を筐体(3)外に排出することができる。
したがって、請求項5に記載の発明では、定着器(80)を適度に冷却することができるので、定着器(80)が過度に冷却されることを防止しつつ、定着器(80)の温度が過度に上昇することを防止できる。
また、請求項6に記載の発明では、読み取り手段(34)は光学式センサであり、さらに、吸気口(104)は、帯板状の鎧板(104C)が複数枚組み付けられて鎧窓状に構成されていることを特徴としている。
これにより、吸気口(104)から外部光が入射することにより、読み取り手段(34)が補正用パッチマーク画像を読み取ることができなくなってしまうといった不具合の発生を防止でき得る。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は本発明に係る電子写真方式の画像形成装置を、コンピュータに接続されて使用される、いわゆるレーザプリンタに適用したものであり、以下に本実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.レーザプリンタの外観構成
図1はレーザプリンタ1の要部を示す側断面図であり、このレーザプリンタ1は、紙面上側を重力方向上方側として設置され、通常、紙面右側を前側として使用される。
また、図2はレーザプリンタ1を後方側から見たときのレーザプリンタ1の特徴を示す図であり、図3はレーザプリンタ1を上方側から見たときのレーザプリンタ1の特徴を示す図であり、図4は排気ダクト100の斜視図であり、図5は吸気口104の断面図である。
そして、レーザプリンタ1の筐体3は略箱状(立方体状)に形成されており、図1に示すように、この筐体3の上面側には、印刷を終えて筐体3から排出される用紙やOHPシート等(以下、単に用紙という。)が載置される排紙トレイ5が設けられている。
なお、本実施形態では、筐体3の内側には、金属又は樹脂等からなるフレーム部材(図示せず。)が設けられており、後述するプロセスカートリッジ70や定着器80等は、筐体3の内側に設けられたフレーム部材に着脱可能に組み付けられている。
2.レーザプリンタの内部構成の概略
画像形成ユニット10は筐体3内に収納されて用紙に画像を形成する画像形成手段であり、フィーダ部20は、画像形成ユニット10に用紙を供給する搬送手段の一部を構成するものであり、ベルトユニット30は、画像形成ユニット10を構成する4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cに用紙を搬送する搬送手段である。
なお、画像形成ユニット10にて画像形成が終了した用紙は、中間搬送ローラ90及び排出シュート(図示せず。)にてその搬送方向が上方側に略180°転向された後、排出ローラ91により排出部7から排紙トレイ5に排出される。
2.1.フィーダ部
フィーダ部20は、筐体3の最下部に収納された給紙トレイ21、給紙トレイ21の前端部上方に設けられて給紙トレイ21に載置された用紙を画像形成ユニット10に給紙(搬送)する給紙ローラ22、及び用紙に所定の搬送抵抗を与えることにより給紙ローラ22により給紙される用紙を1枚毎に分離する分離パッド23等を有して構成されている。そして、給紙トレイ21に載置されている用紙は、筐体3内の前方側にてUターンするようにして、筐体3内の略中央部に配設された画像形成ユニット10に搬送される。
2.2.ベルトユニット
ベルトユニット30は、画像形成ユニット10の作動と連動して回転する駆動ローラ31、駆動ローラ31と離隔した位置に回転可能に配設された従動ローラ32、及び駆動ローラ31及び従動ローラ32間に巻き付けられた搬送ベルト33等から構成されている。
駆動ローラ31は、その回転軸の位置が固定された状態でベルトユニット30のフレーム(図示せず。)に回転可能に支持され、一方、従動ローラ32は、その回転軸が変位可能にフレームに回転可能に支持されている。
そして、従動ローラ32は、バネ等の弾性手段(図示せず。)により、直接的又は間接的に駆動ローラ31から離隔する向きに押圧され、搬送ベルト33に所定の張力を付与する。
また、駆動ローラ31の近傍には、搬送ベルト33に形成された補正用パッチマーク画像を読み取るレジストセンサ34が配設されており、このレジストセンサ34は、搬送ベルト33に赤外光等の光を照射し、その反射光を読み取る光学式の読み取り手段である。
また、レジストセンサ34は、図2に示すように、駆動ローラ31の軸方向に複数個(本実施形態では、軸方向両端に各1個づつ)並んで配設されており、これらレジストセンサ34は、搬送ベルト33のうち駆動ローラ31と接触している部分に対応する部分に光を照射して補正用パッチマーク画像を読み取るように配置されている。
なお、補正用パッチマーク画像とは、各色相互の色ずれ量を検出するためのテストパターンであり、レーザプリンタ1の制御装置(図示せず。)は、レジストセンサ34で読み取られた各色相互の色ずれ量に基づいて、後述するスキャナユニット60による露光タイミング等を補正制御する。
2.2.画像形成ユニット
画像形成ユニット10は、スキャナユニット60、プロセスカートリッジ70及び定着器80等を有して構成されている。
また、本実施形態に係る画像形成ユニット10はカラー印刷が可能な、いわゆるダイレクトタンデム方式のものである。そして、このダイレクトタンデム方式の画像形成装置は、用紙の搬送方向上流側からブラック、イエロー、マゼンダ、シアンの4色の現像剤(トナー)に対応した4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cが、用紙の搬送方向に沿って直列に並んで配設され、各色毎の現像剤像を用紙に直接転写する。
なお、4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cは現像剤の色が異なるのみで、その他は同一である。そこで、4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cを総称してプロセスカートリッジ70と記す。
2.2.1.スキャナユニット
スキャナユニット60は、筐体3内の上部に設けられて4つのプロセスカートリッジ70K、70Y、70M、70Cそれぞれに設けられた感光ドラム71を露光し、その表面に静電潜像を形成するものであり、具体的には、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ及び反射鏡等から構成されている。
そして、画像データに基づいてレーザ光源から発光されるレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向されて、fθレンズを通過した後、反射鏡によって光路が折り返された後、反射鏡によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、感光ドラム71の表面上に照射され、静電潜像が形成される。
2.2.2.プロセスカートリッジ
以下、プロセスカートリッジ70Cを例にその構造を説明する。
プロセスカートリッジ70Cは、スキャナユニット60の下方側において着脱可能に筐体3内に配設されており、このプロセスカートリッジ70Cは、感光ドラム71、帯電器72、及び現像剤収容部74等を有して構成されている。
そして、感光ドラム71は、用紙に転写される画像を担持する画像担持手段をなすもので、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成される円筒状のものである。
帯電器72は、感光ドラム71の表面を帯電させる帯電手段をなすもので、感光ドラム71の後側斜め上方において、感光ドラム71と接触しないように所定間隔を有して感光ドラム71と対向配設されている。
なお、本実施形態に係る帯電器72は、タングステン等からなる帯電用ワイヤからコロナ放電を行うことにより感光ドラム71の表面に略均一に正電荷を帯電させるスコロトロン型帯電器を採用している。
転写ローラ73は、搬送ベルト33を挟んで感光ドラム71と反対側にてフレーム部材に回転可能に支持されており、この転写ローラ73は、感光ドラム71と対向して配設されて転写ベルト33の回転と連動して回転する。
そして、転写ローラ73は、用紙が感光ドラム71近傍を通過する際に、感光ドラム71に帯電した電荷と逆極性の電圧(本実施形態では、負電圧)を印刷面と反対側から用紙に印加(作用)させることにより、感光ドラム71の表面に付着した現像剤を用紙の印刷面に転写させる転写手段をなすものである。
現像剤収容部74は、現像剤が収容された現像剤収容室74A、現像剤を感光ドラム71に供給する現像剤供給ローラ74B及び現像ローラ74C等を有して構成されている。
そして、現像剤収容室74Aに収容されている現像剤は、現像剤供給ローラ74Bの回転によって現像ローラ74C側に供給され、さらに、現像ローラ74C側に供給された現像剤は、現像ローラ74Cの表面に担持されるとともに、層厚規制ブレード74Dにより担持された現像剤の厚みが所定の厚みにて一定(均一)となるよう調整された後、スキャナユニット60にて露光された感光ドラム71の表面に供給される。
2.2.3.定着器
定着器80は、図1に示すように、用紙の搬送方向において駆動ローラ31(ベルトユニット30)より後流側のうち、駆動ローラ31(レジストセンサ34)の近傍に配設され、用紙に転写された現像剤を加熱溶融させて定着させるものであり、この定着器80は、前記したフレーム部材に着脱可能に組み付けられている。
具体的には、定着器80は、用紙の印刷面側に配設されて現像剤を加熱しながら用紙に搬送力を付与する加熱ローラ81、及び用紙を挟んで加熱ローラ81と反対側に配設されて用紙を加熱ローラ81側に押圧する加圧ローラ82等を有して構成されている。
なお、加熱ローラ81は、現像ローラ74Cや搬送ベルト33等と同期して回転駆動され、一方、加圧ローラ82は、加熱ローラ81に接触する用紙を介して加熱ローラ81から回転力を受けて従動回転する。
2.3.排気ダクト
排気ダクト100は、図1に示すように、筐体3の上方側(本実施形態では、排出部7又は排紙トレイ5の近傍)に設けられた排気ファン120に筐体3内の空気を導くダクト手段であり、排気ファン120は、排気ダクト100により導かれた筐体3内の空気を筐体3外に排出する排気手段である。因みに、本実施形態では、排気ファン120として、気流が軸方向に貫流する軸流ファン(JIS B 0132番号1012等参照)を採用している。
また、排気ダクト100は、筐体3内の上方側空間を、排気ファン120が設けられている排気ファン側空間101Aと定着器80が配設されている定着器側空間101Bとに仕切る第1隔壁部101、並びにプロセスカートリッジ70側から第1隔壁部101及び排気ファン120を覆うようにして、排気ファン側空間101Aを下方側から上方側(排気ファン120)に至る管状の排気通路とする第2隔壁部102等を有して構成されている。
そして、第1隔壁部101及び第2隔壁部102は、図3に示すように、駆動ローラ31の軸方向(レーザプリンタ1の幅方向)と平行な方向に拡がって、筐体3内のうちベルトユニット30より上方側の空間を定着器80側とベルトユニット30側とに区画している。
また、排気ダクト100は、その下方側(レジストセンサ34側)にて筐体3内の空間と連通しているとともに、第1隔壁部101及び第2隔壁部102(排気ダクト100)の下端100Aは、図1に示すように、搬送ベルト33から定着器80に至る用紙の搬送経路より上方側であって、かつ、定着器80の上端部80Bより下方側に位置している。
そして、排気ファン120は、図4(a)に示すように、排気ダクト100内の空間(排気ファン側空間101A)の上方側のうち、駆動ローラ31の軸方向一端側(幅方向右端側)に対応する部位に設けられている。
また、第1隔壁部101の下方側のうち駆動ローラ31の軸方向他端側(幅方向左端側)に対応する部位には、定着器側空間101Bと排気ファン側空間101Aとを連通させる第1連通口103が設けられ、一方、第2隔壁部102の上方側には、図4(b)に示すように、排気ファン側空間101Aとベルトユニット30やスキャナユニット60等が配設された空間とを連通させる第2連通口105が設けられている。
なお、本実施形態では、第1連通口103は幅方向左端に設けられた1つの開口部により構成され、一方、第2連通口105は、駆動ローラ31の軸方向と平行な方向に直列に並んだ複数個の開口部により構成されている。
また、筐体3の後側には、図1に示すように、排気ファン側空間101Aと筐体3外とを連通させる吸気口104が設けられており、この吸気口104の下端部104Aは、定着器80の下端部80Aより下方側に位置し、一方、吸気口104の上端部104Bも定着器80の下端部80Aより下方側に位置している。
また、吸気口104のうち駆動ローラ31の軸方向と平行な部位の寸法、つまり吸気口104の左端側から右端側までの寸法Yは、図2に示すように、2本のレジストセンサ34のうち軸方向一端側(幅方向右端側)に配設されたレジストセンサ34Aから軸方向他端側(幅方向左端側)に配設されたレジストセンサ34Bまでの距離Xより大きく設定されている。
なお、2本のレジストセンサ34全ては、図2及び図3に示すように、駆動ローラ31の軸方向と直交する方向から見て、吸気口104の左端を通る左端基準線L1と吸気口104の右端を通る右端基準線L2との間に位置するように配設されている。
また、吸気口104は、図5に示すように、帯板状の鎧板(ルーバ)104Cが複数枚組み付けられて鎧窓状に構成されており、各鎧板104Cは、その板面と平行な方向であって、筐体3の内側から外側に向かう向き(以下、この方向を鎧板104Cの向きDという。)が水平方向から下向きに傾いている。
3.本実施形態に係るレーザプリンタ1の特徴
本実施形態では、第1隔壁部101(排気ダクト100)の下端部100Aは、搬送ベルト33から定着器80に至る用紙の搬送経路より上方側であって、かつ、定着器80の上端部80Bより下方側に位置し、かつ、吸気口104の下端部104Aが、定着器80の下端部80Aより下方側に位置しているので、吸気口104から定着器側空間101Bに取り込まれた冷却用の空気の多くは、第1隔壁部101の下端部100Aを向かって流通して排気ファン側空間101Aに到達した後、排気ファン120にて筐体3外に排出される。
したがって、本実施形態では、第1隔壁部101の下端部100Aを向かって流通する冷却用空気の多くは、定着器80に衝突することなく、定着器80の下方側を流通してレジストセンサ34を冷却しながら排気ファン側空間101Aに到達するので、レジストセンサ34を十分に冷却しつつ、定着器80が過度に冷却されてしまうことを防止できる。
また、本実施形態では、吸気口104の上端部104Bは定着器80の下端部80Aより下方側に位置しているので、吸気口104から取り込まれた冷却用の空気を確実に定着器80の下方側に導くことができる。
一方、定着器80に加熱された空気は定着器80の上方側に溜まっているので、吸気口104から取り込まれた冷却用の空気が定着器80の下方側に導かれれば、定着器80の上方側に溜まっている加熱された空気が、吸気口104から取り込まれた冷却用の空気に巻き込まれることを抑制できる。
したがって、本実施形態によれば、吸気口104から取り込まれた冷却用の空気が加熱されてしまうことを抑制しつつ、冷却用の空気をレジストセンサ34に導くことができるので、レジストセンサ34を効果的に冷却することができる。
また、2本のレジストセンサ34のうち軸方向一端側に配設されたレジストセンサ34Aから軸方向他端側に配設されたレジストセンサ34Bまでの距離Xは、吸気口104のうち軸方向と平行な部位の寸法Yより小さいので、本実施形態では、吸気口104から取り込まれた冷却用の空気の流路内にレジストセンサ34が位置することとなり、レジストセンサ34を効果的に冷却することができる。
ところで、定着器80が過度に冷却されると、用紙に転写された現像剤像を十分に加熱することができなくなるものの、定着器80の温度が過度に上昇すると、定着器80が熱損傷してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、定着器側空間101Bと排気ファン側空間101Aとを連通させる第1連通口103が、駆動ローラ31の軸方向と直交する水平方向から見て、排気ファン120と反対側の下方部に設けられているので、定着器側空間101Bに溜まった温度の高い空気の一部を筐体3外に排出することができる。
したがって、本実施形態では、定着器80を適度に冷却することができるので、定着器80が過度に冷却されることを防止しつつ、定着器80の温度が過度に上昇することを防止できる。
また、第2隔壁部102に第2連通口105が設けられているので、プロセスカートリッジ70の上方側に滞留している空気を筐体3外に効率よく排出することができる。
また、第2隔壁部102の下端100Aは、搬送ベルト33から定着器80に至る用紙の搬送経路より上方側であって、かつ、定着器80の上端部80Bより下方側に位置しているので、ベルトユニット30周りに滞留している空気を筐体3外に効率よく排出することができる。
また、本実施形態では、吸気口104が鎧窓状に構成されているので、吸気口104から外部光が入射することにより、レジストセンサ34が補正用パッチマーク画像を読み取ることができなくなってしまうといった不具合の発生を防止でき得る。
なお、本実施形態では、吸気口104は、筐体33の下方側に設けられているので、水平方向より上方側から吸気口104に外部光が入射する可能性が高い。これに対して、本実施形態では、鎧板104Cの向きDが水平方向から下向きに傾いているので、鎧板104Cにて外部光を確実に遮ることができる。
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、第1隔壁部101が特許請求の範囲に記載された隔壁に相当し、レジストセンサ34が特許請求の範囲に記載された読み取り手段に相当する。
(第2実施形態)
図6は、本実施形態に係るレーザプリンタ1の特徴を示す図である。
そして、第1実施形態では、2本のレジストセンサ34が、駆動ローラ31の軸方向(幅方向)両端側それぞれに対応する部位に配設されていたが、本実施形態は、図6に示すように、2本のレジストセンサ34が幅方向一端側(右端側)に配設されているレーザプリンタ1に適用したものである。
なお、本実施形態においても、吸気口104の左端側から右端側までの寸法Yは、図2に示すように、2本のレジストセンサ34のうち軸方向一端側(幅方向右端側)に配設されたレジストセンサ34Aから軸方向他端側(幅方向左端側)に配設されたレジストセンサ34Bまでの距離Xより大きく設定されている。
因みに、本実施形態では、2本のレジストセンサ34が幅方向一端側に配設されているので、図6では、吸気口104の寸法Yがベルトユニット30の幅方向寸法より小さくなっているが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、吸気口104の寸法Yをベルトユニット30の幅方向寸法より大きくしてもよい。
(第3実施形態)
上述の実施形態では、レジストセンサ34が2本であったが、本実施形態は、レジストセンサ34を3本としたものである。
なお、図7は本実施形態に係るレーザプリンタ1の特徴を示す図であり、図7に示すように、本実施形態においても、吸気口104の左端側から右端側までの寸法Yは、複数個のレジストセンサ34のうち軸方向一端側(幅方向右端側)に配設されたレジストセンサ34Aから軸方向他端側(幅方向左端側)に配設されたレジストセンサ34Bまでの距離Xより大きく設定されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1隔壁部101に加えて、第2隔壁部102が設けられて排気ダクト100が構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2隔壁部102を廃止してもよい。
また、上述の実施形態では、第1隔壁部101に第1連通口103が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1連通口103を廃止してもよい。
また、上述の実施形態では、第2隔壁部102に第2連通口105が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2連通口1034廃止してもよい。
また、上述の実施形態では、排気ファン120が幅方向(駆動ローラ31の軸方向)一端側のみに設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、幅方向両端側に排気ファン120を設けてもよい。
また、上述の実施形態では、排気ファン120として軸流ファンを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ターボファンやシロッコファン等の遠心式多翼ファン(JIS B 0132番号1004等参照)又は横流ファン(JIS B 0132番号1017等参照)等を用いてもよい。

また、上述の実施形態では、読み取り手段として、光学センサからなるレジストセンサ34を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、読み取り手段として、搬送ベルト33に形成された補正用パッチマーク画像の濃度を検出する濃度センサを用いてもよい。
また、上述の実施形態では、鎧板104Cを吸気口104に設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば鎧板104Cを廃止する、又は多数個の穴からなる網状の部材を吸気口104に配設する等してもよい。
また、鎧板104Cの向きD、又は鎧板104Cの長手方向は、図5に示された方向に限定されるものではない。
また、定着器80の構成部品うち、加熱ローラ81及び加圧ローラ82等を収納する定着器ケーシングの外表面に突起部が設けられている場合において、定着器80の上端側とは、上側に設けられた突起部の根元側をいい、同様に、定着器80の下端側とは、下側に設けられた突起部の根元側をいう。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタ1の要部を示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係るレーザプリンタ1を後方側から見たときのレーザプリンタ1の特徴を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るレーザプリンタ1を上方側から見たときのレーザプリンタ1の特徴を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る排気ダクト100の斜視図である。 本発明の実施形態に係る吸気口104の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るレーザプリンタ1を後方側から見たときのレーザプリンタ1の特徴を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るレーザプリンタ1を後方側から見たときのレーザプリンタ1の特徴を示す図である。
符号の説明
1…レーザプリンタ、3…筐体、5…排紙トレイ、7…排出部、
10…画像形成ユニット、20…フィーダ部、21…給紙トレイ、
22…給紙ローラ、30…ベルトユニット、
31…駆動ローラ、32…従動ローラ、33…転写ベルト、33…搬送ベルト、
33…筐体、34…レジストセンサ、60…スキャナユニット、
70…プロセスカートリッジ、71…感光ドラム、72…帯電器、
73…転写ローラ、74…現像剤収容部、74A…現像剤収容室、
74B…現像剤供給ローラ、74C…現像ローラ、74D…層厚規制ブレード、
80…定着器、81…加熱ローラ、82…加圧ローラ、
91…排出ローラ、100…排気ダクト、101…第1隔壁部、
101A…排気ファン側空間、101B…定着器側空間、103…第1連通口、
104…吸気口、105…第2連通口、104C…鎧板、120…排気ファン。

Claims (6)

  1. 現像剤像を記録シートに転写することにより記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、
    記録シートを搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
    記録シートに転写される現像剤像が形成される感光ドラムと、
    前記駆動ローラの近傍に配設され、記録シートに転写された現像剤像を加熱することにより現像剤像を記録シートに定着させる定着器と、
    前記駆動ローラの近傍に配設され、前記搬送ベルトに形成された所定パターンの補正用パッチマーク画像を読み取る読み取り手段と、
    前記搬送ベルト、前記駆動ローラ、前記感光ドラム、前記定着器及び前記読み取り手段を収納する筐体と、
    前記筐体内の上方側に設けられ、前記筐体内の空気を前記筐体外に排出する排気ファンと、
    前記筐体内の上方側空間を、前記排気ファンが設けられている排気ファン側空間と前記定着器が配設されている定着器側空間とに仕切る隔壁とを備え、
    前記隔壁の下端部は、前記搬送ベルトから前記定着器に至る記録シートの搬送経路より上方側であって、かつ、前記定着器の上端部より下方側に位置しており、
    さらに、前記筐体には、前記定着器側空間と前記筐体外とを連通させる吸気口が設けられているとともに、この吸気口の下端部が、前記定着器の下端部より下方側に位置していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 現像剤像を記録シートに転写することにより記録シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、
    記録シートを搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
    前記搬送ベルトにより搬送される記録シートの搬送方向に沿って直列に並んで配設され、外周面に現像剤像が形成される複数本の感光ドラムと、
    前記駆動ローラの近傍に配設され、記録シートに転写された現像剤像を加熱することにより現像剤像を記録シートに定着させる定着器と、
    前記駆動ローラの近傍に配設され、前記搬送ベルトに形成された所定パターンの補正用パッチマーク画像を読み取る読み取り手段と、
    前記搬送ベルト、前記駆動ローラ、前記感光ドラム、前記定着器及び前記読み取り手段を収納する筐体と、
    前記筐体内の上方側に設けられ、前記筐体内の空気を前記筐体外に排出する排気ファンと、
    前記筐体内の上方側空間を、前記排気ファンが設けられている排気ファン側空間と前記定着器が配設されている定着器側空間とに仕切る隔壁とを備え、
    前記隔壁の下端部は、前記搬送ベルトから前記定着器に至る記録シートの搬送経路より上方側であって、かつ、前記定着器の上端部より下方側に位置しており、
    さらに、前記筐体には、前記定着器側空間と前記筐体外とを連通させる吸気口が設けられているとともに、この吸気口の下端部が、前記定着器の下端部より下方側に位置していることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記吸気口の上端部は、前記定着器の下端部より下方側に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記読み取り手段は、前記駆動ローラの軸方向に複数個並んで配設されており、
    前記複数個の読み取り手段のうち前記軸方向一端側に配設された前記読み取り手段から前記軸方向他端側に配設された前記読み取り手段までの距離は、前記吸気口のうち前記軸方向と平行な部位の寸法より小さいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記排気ファンは、前記排気ファン側空間のうち、前記駆動ローラの軸方向と直交する水平方向から見て、前記駆動ローラの軸方向一端側に対応する部位に設けられており、
    さらに、前記隔壁のうち前記駆動ローラの軸方向他端側に対応する部位には、前記定着器側空間と前記排気ファン側空間とを連通させる連通口が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 前記読み取り手段は光学式センサであり、
    さらに、前記吸気口は、帯板状の鎧板が複数枚組み付けられて鎧窓状に構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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