JP2008050865A - 取手の取付構造 - Google Patents

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忠司 小澤
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Abstract

【課題】取手の取付部に「がたつき」が生じるのを防止できるとともに、簡単かつ確実に施工できる、取手の取付構造を提供する。
【解決手段】取手の取付構造10は、戸板12の表裏の両主面12a、12bに配設された取手14と、戸板12を厚さ方向へ貫通する座板用貫通孔16と、取手14に接続され、かつ、座板用貫通孔16の軸方向両端部に挿入された筒状の固定部材20と、固定部材20の内部に係止され、固定部材20の少なくとも一部を外方へ押すことによって固定部材20の外面を貫通孔16の内面に押圧する押圧部材22とによって構成されている。したがって、2つの取手14は、互いに独立して戸板12の表裏の主面12a、12bに固定されることになり、戸板12の厚さが薄くなった場合でも、戸板12の主面12a、12bと取手14との間に隙間が生じることはない。
【選択図】図1

Description

本発明は、開戸または引戸等を構成する戸板に取手を取り付けるための取手の取付構造に関する。
従来の「取手の取付構造」の一例が、特開2005−97991号公報(特許文献1)に開示されている。この「取手の取付構造」は、図10に示すように、戸板2の表裏の主面に取手を取り付けるものであり、取手を構成する2つの座板1が戸板2の表裏の主面に配設されており、これらの座板1が雌ねじ軸7および雄ねじ軸8を介して互いに連結されている。したがって、座板1どうしの間隔は、雌ねじ軸7に対する雄ねじ軸8のねじ込み量を変えることによって調整可能であり、工場出荷時には、戸板2に対する座板1の押圧力すなわち固定力が最適となるように、座板1どうしの間隔が設定されている。なお、図10に記載した参照番号は、特許文献1に記載された参照番号に対応するものである。
特開2005−97991号公報
従来の「取手の取付構造」(図10)では、雌ねじ軸7に対する雄ねじ軸8のねじ込み量によって、表裏の座板1の間隔が決まっていたので、座板1の間隔を戸板2の厚さの変動に追従させることができなかった。そのため、気温または湿度等の変化によって戸板2の厚さが薄くなった場合には、戸板2の主面と座板1との間に隙間が生じ、その隙間によって取手の取付部に「がたつき」が生じるおそれがあった。
この問題を解決する手段として、戸板2の主面に座板1を取付ネジで直接取り付けることが考えられるが、この場合には、取付ネジを現場で真っ直ぐにねじ込むのが困難であり、施工性が悪くなるという問題があった。また、現場施工では、取付ネジをねじ込む方向がずれる可能性が高く、取付ネジをねじ込む方向がずれた場合には、十分な取り付け強度が得られないという問題もあった。
それゆえに、本発明の主たる課題は、取手の取付部に「がたつき」が生じるのを防止できるとともに簡単かつ確実に施工できる、取手の取付構造を提供することである。
請求項1に記載した発明は、「戸板12の表裏の両主面12a、12bに配設された取手14、前記戸板12を厚さ方向へ貫通する貫通孔16、前記取手14に接続され、かつ、前記貫通孔16の軸方向両端部に挿入された筒状の固定部材20、および前記固定部材20の内部に係止され、前記固定部材20の少なくとも一部を外方へ押すことによって前記固定部材20の外面を前記貫通孔16の内面に押圧する押圧部材22を備える、取手の取付構造10」である。
この発明では、戸板12に貫通孔16が設けられており、貫通孔16の軸方向両端部に固定部材20が挿入されており、この固定部材20に取手14が接続されている。したがって、押圧部材22によって固定部材20が貫通孔16の内部に固定されると、固定部材20に接続された取手14が戸板12の主面12a、12bに固定されることになる。つまり、2つの取手14は、互いに独立して戸板12の表裏の主面12a、12bに固定されることになる。
なお、戸板の表裏の面は、一般に「表面」または「裏面」と称されるが、本発明では、戸板の表裏を明確に区別する必要がないため、戸板の表裏の面を「主面」と称することにする。
請求項2に記載した発明は、「戸板62の表裏の主面62a、62bの少なくとも一方に配設された取手64、前記戸板62の少なくとも一方の前記主面62a、62bに設けられた凹状の穴66、前記取手64に接続され、かつ、前記穴66の内部に挿入された筒状の固定部材68、および前記固定部材68の内部に係止され、前記固定部材68の少なくとも一部を外方へ押すことによって前記固定部材68の外面を前記穴66の内面に押圧する押圧部材70を備える、取手の取付構造60」である。
この発明では、戸板62の少なくとも一方の主面62a、62bに凹状の穴66が設けられており、穴66の内部に固定部材68が挿入されており、この固定部材68に取手64が接続されている。したがって、押圧部材70によって固定部材68が穴66の内部に固定されると、固定部材68に接続された取手64が戸板62の主面62a、62bに固定されることになる。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した「取手の取付構造10、60」において、「前記固定部材20、68の側壁には、軸方向へ延びるスリット52が形成されており、前記固定部材20、68の少なくとも一部の内径は、奥側へ向かって徐々に小さくなるように設定されている」ことを特徴とする。
この発明において、固定部材20、68の内部に押圧部材22、70を挿入していくと、内径が小さくなった部分に押圧部材22、70が押し当てられて固定部材20、68が拡径され、固定部材20、68の外面が貫通孔16または穴66の内面に押圧される。
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載した「取手の取付構造10、60」において、「前記固定部材20、68の内面には、雌ネジ48が形成されており、前記押圧部材22、70の外面には、前記雌ネジ48と螺合する雄ネジ54が形成されている」ことを特徴とする。
この発明は、固定部材20、68の内部に押圧部材22、70をネジ構造によって係止するようにしたものである。
請求項5に記載した発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載した「取手の取付構造10、60」において、「前記固定部材20、68の外面には、係止用の突起50が形成されている」ことを特徴とする。
この発明では、固定部材20、68の外面に形成された突起50が貫通孔16または穴66の内面に係止されることになる。
請求項1〜5に記載した発明では、押圧部材22、70によって固定部材20、68が貫通孔16または穴66の内部に固定され、それと同時に、固定部材20、68に接続された取手14、64が戸板12、62の主面に固定される。つまり、戸板12、62の表裏の両主面に取手14、64が取り付けられる場合でも、表裏の取手14、64は互いに独立して取り付けられることになる。したがって、気温または湿度等の変化によって戸板12、62の厚さが変動した場合には、その変動に表裏の取手14、64の間隔を追従させることができ、取手14、64の取付部に「がたつき」が生じるのを防止できる。
また、戸板12、62の貫通孔16または穴66については、予め工場において高精度に形成することができる。したがって、現場では、貫通孔16または穴66に固定部材20、68を挿入し、その後、固定部材20、68の内部に押圧部材22、70を係止するだけでよく、簡単かつ確実に施工できる。
図1は、本発明が適用された取手の取付構造10を示す斜視図であり、図2は、取手の取付構造10を示す分解斜視図である。
取手の取付構造10(図1、図2)は、主として開戸に適用されるものであり、戸板12の表裏の両主面12aおよび12bに配設された取手14と、戸板12を厚さ方向へ貫通する座板用貫通孔16と、戸板12を厚さ方向へ貫通するレバー用貫通孔18と、座板用貫通孔16の軸方向両端部に挿入された筒状の固定部材20と、固定部材20の内部に係止された押圧部材22とによって構成されている。
ここで、戸板12は、開戸等を構成する板状部材であり、戸板12の幅方向一方端面には、開口部に設けられた凹部(図示省略)に着脱自在に嵌合される突起状の金具24が取り付けられており、戸板12の幅方向他方端面には、蝶番(図示省略)が取り付けられている。そして、戸板12の幅方向一方端部における金具24の近傍に、座板固定用の2つの座板用貫通孔16が上下方向に間隔を隔てて穿設されており、2つの座板用貫通孔16の間に、レバー固定用の1つのレバー用貫通孔18が穿設されている。
取手14は、戸板12の表裏の両主面12aおよび12bに配設された2つの座板26と、座板26の表面を覆う2つの座板カバー28と、座板カバー28に対して回動自在に取り付けられた2つのレバー30とによって構成されている。
座板26は、金属(ステンレス、鉄、アルミニウム等)またはプラスチック(塩化ビニル、ABS等)からなる板状部材であり、座板26には、戸板12に穿設された座板用貫通孔16に対応する2つの貫通孔32と、レバー用貫通孔18に対応する1つの貫通孔34とが形成されている。そして、座板26の戸板12と対向する面における貫通孔32の周縁部には、筒状の固定部材20が接続されている。
座板カバー28は、金属(ステンレス、鉄、アルミニウム等)またはプラスチック(塩化ビニル、ABS等)からなるキャップ状の部材であり、座板カバー28の形状は、座板26の外周部に嵌合可能なように、座板26の形状とほぼ同じ形状に設定されている。そして、座板カバー28の中央部には、戸板12に穿設されたレバー用貫通孔18に対応する貫通孔36が形成されている。
レバー30は、棒状の把持部38aと、把持部38aの一方端部に形成された回動軸38bとを有する略L状のレバー本体38を有しており、レバー本体38における回動軸38bの先端部には、座板カバー28の貫通孔36に回動自在に嵌合される円柱状の嵌合部40が形成されている。そして、一方のレバー30における嵌合部40の先端部には、嵌合部40の軸方向へ延びる連結棒42が形成されており、他方のレバー30における回動軸38bおよび嵌合部40には、連結棒42の先端が挿入される孔40aが形成されている。また、他方のレバー30における回動軸38bには、ネジ孔44が形成されており、このネジ孔44には、離脱防止ネジ46が螺合されている。したがって、一方のレバー30の連結棒42が他方のレバー30の孔40aに挿入されることによって、2つのレバー30が連結され、ネジ孔44に離脱防止ネジ46がねじ込まれることによって、連結棒42の離脱が防止される。
座板用貫通孔16は、上述のように、戸板12に穿設されたものであり、この座板用貫通孔16を用いて、戸板12に取手14が取り付けられる。
固定部材20は、図3および図4に示すように、取手14を構成する座板26と一体的に形成された筒状部材であり、固定部材20の内面には、雌ネジ48が形成されており、固定部材20の外面には、係止用の突起50が形成されている。また、固定部材20の側壁には、軸方向へ延びる少なくとも1つのスリット52が形成されている。
雌ネジ48は、固定部材20の後端から先端へ向かって徐々に縮径されるテーパ雌ネジであり、この雌ネジ48に押圧部材22が螺合されることによって、固定部材20が拡径される。
突起50は、固定部材20の周方向へ延びる環状の突条であり、この実施例では、複数の突起50が軸方向へ間隔を隔てて配設されている。固定部材20が拡径される前の状態において、突起50の外径は、座板用貫通孔16の内径とほぼ同じかそれよりもやや小さく設定されており、押圧部材22によって固定部材20が拡径されると、突起50の外径が座板用貫通孔16の内径よりも大きくなり、突起50が座板用貫通孔16の内面に食い込んで係止される。なお、突起50の形状は、環状の他、点状または線状であってもよく、突起50の数は、必要に応じて適宜増減されてもよい。
スリット52は、固定部材20を拡径させるために形成された線状の窓であり、この実施例では、2つのスリット52が互いに対向して配設されている。
押圧部材22は、図3および図4に示すように、固定部材20の少なくとも一部を外方へ押すことによって固定部材20の外面を座板用貫通孔16の内面に押圧する円柱状の部材であり、押圧部材22の外面には、固定部材20に形成された雌ネジ48に螺合される雄ネジ54が形成されており、押圧部材22の後端部には、ドライバー等の工具を係止するための係止部55が形成されている。
取手の取付構造10を構成する際には、図5に示すように、まず、座板26に接続された固定部材20を戸板12の座板用貫通孔16に挿入することによって、2つの座板26を戸板12の表裏の両主面12aおよび12bに配置する。続いて、固定部材20の内面に形成された雌ネジ48(図3、図4)に押圧部材22の外面に形成された雄ネジ54を螺合して、固定部材20の内部に押圧部材22を係止する。
雌ネジ48に雄ネジ54をねじ込んでいくと、固定部材20の少なくとも一部が押圧部材22によって外方へ押され、固定部材20の外面が座板用貫通孔16の内面に押圧される。これにより、固定部材20の突起50が座板用貫通孔16の内面に食い込んで係止され、固定部材20の離脱が防止されるとともに、戸板12の主面12aおよび12bに対して座板26が固定される。
そして、座板26に座板カバー28を装着し、座板カバー28の貫通孔36にレバー30の嵌合部40を嵌合する(図2参照)。このとき、一方のレバー30の連結棒42を、一方の座板26の貫通孔34、戸板12のレバー用貫通孔18および他方の座板26の貫通孔34に挿通し、これを他方のレバー30の孔40aに挿入する。その後、他方のレバー30の離脱防止ネジ46をねじ込むことによって連結棒42の離脱を防止する。
上述の実施例によれば、2つの取手14が、固定部材20および押圧部材22を介して互いに独立して戸板12に取り付けられているので、戸板12の厚さが薄くなった場合でも、戸板12の主面12aまたは12bと座板26(取手14)との間に隙間が生じることはなく、座板26(取手14)の取付部に「がたつき」が生じるのを防止できる。また、座板用貫通孔16については、予め工場において高精度に形成することができるので、現場では、座板用貫通孔16に固定部材20を挿入し、その後、固定部材20の内部に押圧部材22を係止するだけでよい。したがって、簡単かつ確実に施工できる。
なお、上述の実施例では、雌ネジ48と雄ネジ54との螺合構造によって固定部材20に押圧部材22を係止しているが、図6に示すように、突部56と凹部58との嵌合構造によって固定部材20に押圧部材22を係止してもよい。この場合、固定部材20の内部に押圧部材22を挿入していくと、凹部58の先端部58aによって突部56が外方へ押され、固定部材20が弾性的に拡径される。そして、さらに押圧部材22を挿入していくと、凹部58の先端部58aが突部56を乗り越えて突部56と凹部58とが嵌合される。
また、固定部材20を拡径させるためには、押圧部材22によって押圧され得るように、固定部材20の少なくとも一部の内径が奥側へ向かって徐々に小さくなるように設定されていればよい。したがって、図6に示すような嵌合構造を採用する場合には、突部56の内径が奥側へ向かって徐々に小さくなるように設定されるとともに、この突部56が外方へ押されて固定部材20が拡径され得るように、凹部58の最小外径aが突部56の最小内径bよりも大きく(a>b)設定されていればよい。
また、固定部材20は、取手14に「接続」されたものであればよく、「接続」の態様は、上述の実施例のような「固定部材20と取手14とが一体的に形成された態様」の他、「別々に形成された固定部材20と取手14とが係合された態様」や、「別々に形成された固定部材20と取手14とが接合(ネジ接合、接着等)された態様」等であってもよい。「固定部材20と取手14とが係合された態様」としては、図7に示すように、「固定部材20に形成された鍔部20aを座板26(取手14)に形成された係止部26aに係止する態様」を例示することができる。
図8は、本発明が適用された他の取手の取付構造60を示す分解斜視図であり、図9は、取手の取付構造60の構成方法を示す断面図である。
取手の取付構造60(図8、図9)は、主として引戸に適用されるものであり、戸板62の表裏の主面62aおよび62bに配設された取手64と、戸板62の表裏の主面62aおよび62bに設けられた凹状の穴66と、穴66の内部に挿入された筒状の固定部材68と、固定部材68の内部に係止された押圧部材70とによって構成されており、固定部材68が取手64に接続されている。
取手64は、手を掛ける凹部64aを有する皿状の部材であり、取手64における凹部64aを挟んだ箇所には、戸板62の穴66に対応する貫通孔72が形成されている。固定部材68および押圧部材70は、上述の実施例における固定部材20および押圧部材22と同様に構成されている。
取手の取付構造60を構成する際には、まず、取手64に接続された固定部材68を戸板62の穴66に挿入することによって、2つの取手64を戸板62の表裏の主面62aおよび62bに配置する。続いて、固定部材68の内面に形成された雌ネジ(図示省略)に押圧部材70の外面に形成された雄ネジ(図示省略)を螺合して、固定部材68の内部に押圧部材70を係止する。
固定部材68の雌ネジに押圧部材70の雄ネジをねじ込んでいくと、固定部材68の少なくとも一部が押圧部材70によって外方へ押され、固定部材68の外面が穴66の内面に押圧される。これにより、固定部材68の外面に形成された突起(図示省略)が穴66の内面に食い込んで係止され、固定部材68の離脱が防止されるとともに、戸板62の主面62aおよび62bに対して取手64が固定される。
なお、本実施例では、戸板62の表裏の両主面62aおよび62bに取手64が配設されているが、いずれか一方の主面62aまたは62bにだけ取手64が配設されてもよい。つまり、取手は、戸板62の表裏の主面62aまたは62bの少なくとも一方に配設されていればよい。
また、本実施例では、戸板62に凹部64aを収容するための収容部74(図8)が形成されているが、この収容部74は、図8および図9に示すような「貫通孔」であってもよいし、「有底の穴」であってもよい。
また、固定部材68および押圧部材70については、上述の実施例における固定部材20および押圧部材22と同様に適宜変形して構成されてもよい。たとえば、固定部材68の外面に形成される突起は、環状の突条の他、点状または線状であってもよい。また、固定部材68に押圧部材70を係止する手段としては、雌ネジと雄ネジとの螺合構造の他、突部と凹部との嵌合構造(図6)であってもよい。さらに、固定部材68と取手64との「接続」の態様は、「固定部材68と取手64とが一体的に形成された態様」の他、「固定部材68と取手64とが係合された態様」や、「固定部材68と取手64とが接合(ネジ接合、接着等)された態様」等であってもよい。
取手の取付構造を示す斜視図 取手の取付構造を示す分解斜視図 座板、固定部材および押圧部材を示す斜視図 固定部材および押圧部材を示す一部断面図 取手の取付構造の構成方法を示す一部断面図 他の固定部材および押圧部材を示す一部断面図 座板と固定部材とが別々に形成された状態を示す一部断面図 他の取手の取付構造を示す分解斜視図 他の取手の取付構造の構成方法を示す一部断面図 従来技術を示す一部断面図
符号の説明
10、60… 取手の取付構造
12、62… 戸板
12a、12b、62a、62b… 主面
14、64… 取手
16… 座板用貫通孔
18… レバー用貫通孔
20、68… 固定部材
22、70… 押圧部材
26… 座板
28… 座板カバー
30… レバー
32、34、36、72… 貫通孔
38… レバー本体
38a… 把持部
38b… 回動軸
40… 嵌合部
40a… 孔
42… 連結棒
44… ネジ孔
46… 離脱防止ネジ
48… 雌ネジ
50… 突起
52… スリット
54… 雄ネジ
56… 突部
58… 凹部
58a… 先端部
66… 穴
74… 収容部

Claims (5)

  1. 戸板の表裏の両主面に配設された取手、
    前記戸板を厚さ方向へ貫通する貫通孔、
    前記取手に接続され、かつ、前記貫通孔の軸方向両端部に挿入された筒状の固定部材、および
    前記固定部材の内部に係止され、前記固定部材の少なくとも一部を外方へ押すことによって前記固定部材の外面を前記貫通孔の内面に押圧する押圧部材を備える、取手の取付構造。
  2. 戸板の表裏の主面の少なくとも一方に配設された取手、
    前記戸板の少なくとも一方の前記主面に設けられた凹状の穴、
    前記取手に接続され、かつ、前記穴の内部に挿入された筒状の固定部材、および
    前記固定部材の内部に係止され、前記固定部材の少なくとも一部を外方へ押すことによって前記固定部材の外面を前記穴の内面に押圧する押圧部材を備える、取手の取付構造。
  3. 前記固定部材の側壁には、軸方向へ延びるスリットが形成されており、前記固定部材の少なくとも一部の内径は、奥側へ向かって徐々に小さくなるように設定されている、請求項1または2記載の取手の取付構造。
  4. 前記固定部材の内面には、雌ネジが形成されており、前記押圧部材の外面には、前記雌ネジと螺合する雄ネジが形成されている、請求項3記載の取手の取付構造。
  5. 前記固定部材の外面には、係止用の突起が形成されている、請求項1ないし4のいずれかに記載の取手の取付構造。
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