JP2008050727A - 土木資材、その施工方法、その資材に用いられるシート - Google Patents

土木資材、その施工方法、その資材に用いられるシート Download PDF

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Abstract

【課題】現場発生した石や砂利などの塊状物を他の現場へ移動させること無くシートに固定できるようにすることで、作業性が良好な土木資材、その施工方法、その資材に用いられるシートを提供する。
【解決手段】土木資材であって、熱可塑性樹脂にて形成されたシートに対して、石や砂利などの塊状物が、前記熱可塑性樹脂の熱融着によって接着されている。また、土木資材の施工方法であって、熱可塑性樹脂にて形成されたシート上に、この熱可塑性樹脂の融点以上の温度に加熱された石や砂利などの塊状物を投入して、この塊状物を、前記熱可塑性樹脂の熱融着によって、前記シートに接着させる。
【選択図】なし

Description

本発明は、土木資材、その施工方法、その資材に用いられるシートに関し、特に、護岸、法面保護および景観装飾などに利用される土木資材、その施工方法、その資材に用いられるシートに関する。
従来から、護岸や法面保護を目的に、コンクリートが使用されている。これに対し、近年、より自然に優しい工法として、自然石や、施工現場で発生した石や砂利などを利用したシートが採用されている。
例えば、特許文献1や特許文献2には、結合子が使用されることで、塊状石材をマット状のシートに固定する方法が開示されている。しかし、この方法では、事前に塊状石材をシートに仮止めするための接着剤を付与する工程や、塊状石材に穴を開ける工程や、結合子により結合する工程が必要となる。さらに、このような工程を施工現場で発生した石材に対して施すことが必要であるが、施工現場であるがゆえにその対応が取りにくいなどの欠点がある。
上記のほかに、特許文献3や特許文献4には、モルタルや接着剤を介して塊状物を網目シートに接着する方法が開示されている。しかし、モルタルや接着剤を介して接着する方法では、モルタルから発生するアルカリ成分や接着剤から発生する環境汚染物質に懸念が残るだけでなく、塊状物を予め別の場所で接着することで作成されたシートを施工現場まで運搬し敷設することが必要で、現場での施工が困難である。
特開2003−321822号公報 特開2005−139708号公報 特開2005−344479号公報 特開平11−303085号公報
上記のような従来法では、上述のように工程が複数で作業性が不良である。さらに勾配がある現場での作業が困難である。
本発明は、この様な現状に鑑みてなされたもので、現場発生した石や砂利などの塊状物を他の現場へ移動させること無くシートに固定できるようにすることで、作業性が良好な土木資材、その施工方法、その資材に用いられるシートを提供することを目的とするものである。
本発明者らは、このような課題を解決するために鋭意検討した結果、熱可塑性樹脂からなるシート上に、この熱可塑性樹脂の融点以上に加熱された石や砂利などの塊状物を投入してシート上に熱融着するという工法を見出し、本発明に到達した。
また本発明者らは、このような課題を解決するために鋭意検討した結果、第1の熱可塑性樹脂からなるシート上に、第2の熱可塑性樹脂と、石や砂利などの塊状物とを、第2の熱可塑性樹脂の融点以上に加熱した状態で投入してシート上に熱融着する工法を見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、下記を要旨とするものである。
(1)熱可塑性樹脂にて形成されたシートに対して、石や砂利などの塊状物が、前記熱可塑性樹脂の熱融着によって接着されていることを特徴とする土木資材。
(2)第1の熱可塑性樹脂にて形成されたシートに対して、石や砂利などの塊状物が、少なくとも第2の熱可塑性樹脂の熱融着によって接着されていることを特徴とする土木資材。
(3)第1の熱可塑性樹脂の融点が第2の熱可塑性樹脂の融点以上であることを特徴とする(2)の土木資材。
(4)シートが、熱可塑性合成繊維の織編物にて構成されていることを特徴とする(1)から(3)までのいずれかの土木資材。
(5)熱可塑性合成繊維は、繊維横断面において芯部と鞘部とを備えた複合繊維であり、前記鞘部の熱融着によって塊状物がシートに接着されていることを特徴とする(4)の土木資材。
(6)芯部と鞘部の熱可塑性樹脂が、芯部および鞘部ともポリエステル系樹脂であるか、または芯部および鞘部ともポリアミド系樹脂であることを特徴とする(5)の土木資材。
(7)熱可塑性樹脂が生分解性を有する熱可塑性樹脂であることを特徴とする(1)から(5)までのいずれかの土木資材。
(8)熱可塑性樹脂が脂肪族ポリエステル系樹脂であることを特徴とする(7)の土木資材。
(9)熱可塑性樹脂がポリ乳酸であることを特徴とする(8)の土木資材。
(10)上記(1)から(9)までのいずれかの土木資材を構成するものであることを特徴とするシート。
(11)熱可塑性樹脂にて形成されたシート上に、この熱可塑性樹脂の融点以上の温度に加熱された石や砂利などの塊状物を投入して、この塊状物を、前記熱可塑性樹脂の熱融着によって、前記シートに接着させることを特徴とする土木資材の施工方法。
(12)第1の熱可塑性樹脂にて形成されたシート上に、第2の熱可塑性樹脂と、石や砂利などの塊状物とを、前記第2の熱可塑性樹脂の融点以上の温度に加熱して投入して、前記塊状物を、少なくとも前記第2の熱可塑性樹脂の熱融着によって、前記シートに接着させることを特徴とする土木資材の施工方法。
(13)第1の熱可塑性樹脂として、第2の熱可塑性樹脂の融点以上の融点を有するものを用いることを特徴とする(12)の土木資材の施工方法。
(14)シートとして、熱可塑性合成繊維の織編物にて構成されたものを用いることを特徴とする(11)から(13)までのいずれかの土木資材の施工方法。
(15)熱可塑性合成繊維として、繊維横断面において芯部と鞘部とを備えた複合繊維を用い、前記鞘部の熱融着によって塊状物をシートに接着させることを特徴とする(14)の土木資材の施工方法。
(16)熱可塑性合成繊維として、芯部と鞘部の熱可塑性樹脂が、芯部および鞘部ともポリエステル系樹脂であるか、または芯部および鞘部ともポリアミド系樹脂であるものを用いることを特徴とする(15)の土木資材の施工方法。
(17)熱可塑性樹脂として、生分解性を有する熱可塑性樹脂を用いることを特徴とする(11)から(15)までのいずれかの土木資材の施工方法。
(18)熱可塑性樹脂として脂肪族ポリエステル系樹脂を用いることを特徴とする(17)の土木資材の施工方法。
(19)熱可塑性樹脂としてポリ乳酸を用いることを特徴とする(18)の土木資材の施工方法。
本発明によれば、良好な作業性のもとで、また現場で発生した石や砂利などの塊状物を他の現場へ移動させること無く、塊状物がシートに固着した土木資材を敷設することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で使用する熱可塑性樹脂にて形成されたシートは、フィルム状物や、繊維を製編織した織編物であって良く、特に制限するものではない。この熱可塑性樹脂の融点以上に加熱された石や砂利などの塊状物が投入された際に融解し、この塊状物と接着するものであれば良い。
あるいは、第1の熱可塑性樹脂にて形成されたシートに対して、石や砂利などの塊状物が、少なくとも第2の熱可塑性樹脂の熱融着によって接着されているものにおいては、同シートは、少なくとも第2の熱可塑性樹脂と接着するものであれば良い。
しかしシートは、好ましくは繊維を製編織した織編物が良く、その場合は、収縮の大きなフィルム状のシートに比べてより良好な接着性を発揮することができる。また織編物のシートであると、雨などに晒された時に、フィルム状のシートに比べて透水性が良好であるために雨水が逃げやすく、溜まり水ができる可能性が低くなる。最も好ましい形態は編物であり、比較的密度が込んだ織物よりも透水性が良好になる可能性がある。織物において、透水性を向上させようとして織物密度を粗くし過ぎると、織物を構成する糸条がずれる可能性があり、見栄えが不良になるだけでなく、塊状物が接着する箇所がランダムになりしっかりと固定しない箇所が生じやすくなる。模紗組織などのある程度ずれない織組織で固定する方法が有用であるが、目合いが3cm以上になると、やはりずれが生じてくる。編物の組織についても特に制限するものではないが、蛙又、無結節編では1箇所が切断されると編み地全体の強力が不良となるため、1箇所の切断が連覇しにくいラッセル編み組織が好ましい。
熱可塑性樹脂からなるシートの素材についても、特に限定するものではなく、熱可塑性物質であれば良い。コスト面やシート材の入手しやすさを考えると汎用の熱可塑性樹脂であることが良く、たとえば、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、芳香族・脂肪族のポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ABS系樹脂、フッ素系樹脂、塩化ビニルやビニリデンを含む塩素系樹脂およびこれらの共重合体や混合物が挙げられる。織編物を構成するために、これら樹脂の溶融紡糸繊維を用いることが好ましい。さらに好ましくは繊維化する際に比較的高い強度が得られるポリエステル系樹脂やポリアミド系樹脂を用いることができる。この合成繊維の繊度についても、特に制限するものではないが、単糸繊度が4dtex以上で、かつトータル繊度が500dtex以上の繊維であると、機械的物性が良好であるため好ましい。
シートを構成する繊維として、たとえば、繊維横断面において芯部と鞘部とを備えた複合繊維であり、前記鞘部の熱融着によって塊状物がシートに接着されているものを用いることもできる。この場合は、熱融着の際に鞘部が溶融して塊状物の接着に供され、かつ芯部は溶融せずに繊維形態を保持するものであれば、確実な接着性とシートの形態保持性とを兼備させることができる。そのためには、鞘部を構成する熱可塑性樹脂の融点が、芯部を構成する熱可塑性樹脂の融点よりも10℃以上低いことが好ましい。
芯鞘構造の複合繊維である場合に、具体的には、芯部と鞘部の熱可塑性樹脂が、芯部および鞘部ともポリエステル系樹脂であるか、または芯部および鞘部ともポリアミド系樹脂であることが、すなわち同系列の樹脂であることが、再生時や廃棄時において好都合である。具体的には、上記のポリエステル系樹脂やポリアミド系樹脂のような汎用樹脂であれば、芯部がポリエチレンテレフタレートかつ鞘部がそのコポリマーである組み合わせや、芯部がナイロン66かつ鞘部がナイロン6である組み合わせなどを挙げることができる。芯部と鞘部とが、ともに生分解性樹脂であることも好適である。
生分解性樹脂すなわち生分解性を有する熱可塑性物質としては、コスト面やシート材の入手しやすさを考えると脂肪族ポリエステル樹脂が良く、ポリ乳酸やポリブチレンサクシネート樹脂およびこれらの共重合体や混合物を利用することができる。なかでも、繊維化する際に比較的高い強度が得られるポリ乳酸が特に好ましい。
第1の熱可塑性樹脂にて形成されたシートに対して、石や砂利などの塊状物が、少なくとも第2の熱可塑性樹脂の熱融着によって接着されているものにおいて、第1の熱可塑性樹脂は、シートを形成するものであるため、上述のとおりのものを用いることができる。第2の熱可塑性樹脂は、加熱により溶融するものであれば良く、特に限定されるものではない。その成分についても、熱可塑性物質あれば良い。コスト面やシート材の入手しやすさを考えると汎用の熱可塑性プラスチックが良く、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、芳香族・脂肪族のポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ABS系樹脂、フッ素系樹脂、塩化ビニルやビニリデンを含む塩素系樹脂およびこれらの共重合体や混合物が挙げられる。上述の芯鞘複合構造の場合と同様に、第1の熱可塑性樹脂と第2の熱可塑性樹脂とが同系列の樹脂であれば、再生時や廃棄時において好都合である。両者をともに生分解性樹脂で構成することもできる。
第1の熱可塑性樹脂と第2の熱可塑性樹脂とは、融点が同じかもしくは第2の熱可塑性樹脂の融点が第1の熱可塑性樹脂の融点よりも低いことが好適である。この条件を満足しない場合は、すなわち第2の熱可塑性樹脂の融点が第1の熱可塑性樹脂の融点より高い場合は、第1の熱可塑性樹脂からなるシート上に溶融した第2の熱可塑性樹脂と石や砂利などの塊状物との混合物を投入してシートに固着する際に、第1の熱可塑性樹脂のシートが溶融してシートの形態を失う可能性がある。
上記の熱可塑性樹脂には、目的に応じて各種の添加剤を添加することができる。具体的には、フェノール系、有機ホスファイト系、ナスナイトなどの有機リン系およびチオエーテル系などの酸化防止剤;ヒンダードアミン系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系やベンゾエート系などの耐侯剤;ノニオン系、カチオン系、アニオン系などの帯電防止剤;ビスアミド系、ワックス系や有機金属塩系などの分散剤;アミド系、ワックス系、有機金属塩系やエステル系などの滑剤;含臭素有機系、リン酸系、三酸化アンチモン系、水酸化マグネシウム系、リン酸アンモニウム系や赤燐などの難燃剤;カーボンブラックや顔料などの着色剤などを挙げることができる。これらの添加剤は、適宜組み合わせて、材料組成物を製造するいずれかの工程で配合することができる。添加剤の配合方法としては、従来から公知の1軸もしくは2軸スクリュー押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ミキシングロールなどの混練装置を用いて所定割合に混合し、これを溶融混練して調整しても良いし、高濃度のいわゆるマスターバッチを作製し、これを希釈して使用しても良い。
本発明で用いる石や砂利などの塊状物としては、玉石、割栗石、現場発生した砕石およびコンクリート塊などが挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。
石や砂利などの塊状物を加熱する方法についても、特に制限せず、直接バーナーなどの火源を用いて加熱する方法や、乾燥機などのように雰囲気温度を加熱して塊状物を間接的に加熱する方法などが挙げられる。現場での対応として、アスファルト道路を施工する際に使用されるアスファルト混合装置などを用いることもできる。
次に本発明の実施例について詳細に説明する。
人工的に作った5分勾配法面に下記の各実施例のシートを用いた土木資材を敷設する試験を行った。このとき、塊状物には15cm程度の割栗石を用いた。また加熱装置としてはアスファルトリサイクルマシーン(開盛機械工業社製、「アス太郎」)を用い、塊状物としての割栗石や熱可塑性樹脂を、後述のように各実施例ごとに異なる温度まで加熱した。土木資材の敷設に際しては、あらかじめ上記の勾配法面に各実施例のシートを2m×2mの大きさで敷設して、50cmピッチで金属性杭にて固定した。そして、その上方より加熱しておいた割栗石を約100kg投入し、冷却後にその接着状態を確認した。
(実施例1)
ナイロン6チップ(融点:215℃)に、チタンブラック10質量%とヨウ化銅1質量%とを混合して、マスターチップを製造した。このマスターチップ4質量部と、マスターチップに用いたのと同じナイロン6チップ96質量部とを混合し、エクストルダー型紡糸機を用いて溶融紡糸し延伸して、強度が8.2cN/dtex、伸度が25%、乾熱収縮率が10%の、1590T210および3120T420の原着ナイロン繊維を得た。
得られた3120T420の原着ナイロン繊維を鎖編糸とし、1590T210の原着ナイロン繊維を挿入糸として用い、9Gのラッセル編機を使用して編成した。この経編地を180℃で1分間熱処理して、実施例1のシートとしての、網目の一辺が25mmのネットを得た。
(実施例2)
実施例1と同じ方法で作製した糸条1670T192の原着ナイロン繊維を54本撚り合わせて、網目の大きさが25mm×25mmである蛙又網のネットを編網して、実施例2のシートとしてのネットを得た。
(実施例3)
実施例1と同じ方法で作製した糸条1670T192の原着ナイロン繊維を80T/mで撚糸し、織物密度24本/2.54cm×24本/2.54cmの平組織で製織し、実施例3のシートとしての織物を得た。
(実施例4)
実施例1と同じ方法で作製した糸条1670T192の原着ナイロン繊維を80T/mで撚糸し、この撚糸を用いて織物密度33本/2.54cm×33本/2.54cmの6本1完全の模紗組織で製織し、実施例4のシートとしての織物を得た。
(実施例5)
ナイロン6(ユニチカ社製、品番:A1030BRF、融点:215℃)を乾燥後、押出機に投入し、270℃に加熱したシリンダー内で溶融後、Tダイオリフィスからシート状に押出し、10℃に冷却されたドラム上に密着させて、厚み150μmの未延伸フィルムを得た。次に、この未延伸フィルムを温水槽に導き、200℃×12秒で熱処理したうえで、延伸処理により厚み15μmの二軸延伸フィルムを得た。なお、延伸条件として、縦方向に3.3倍、横方向に3.0倍の延伸倍率で同時二軸延伸を施し、その後の熱処理工程において横方向に5%の弛緩処理を施した。これにより、実施例5のシートとしてのフィルムを得た。
(実施例1〜5のまとめ)
実施例1〜5のシートについて、塊状物を220℃まで加熱したうえで試験を行った。その結果、これら実施例1〜5のシートは、ともに割栗石がシートに良好に固定されていることが確認された。
なお、実施例2では、ネットの一部が完全に溶解した箇所が存在し、その箇所については網目が完全に固定されずに、シートに若干の浮き上り現象が確認された。実施例3では、試験時には特に問題は無かったが、降雨時に若干のたまり水が見られた。実施例4では、法面への敷設時に若干の目ずれが生じた。実施例5では、加熱した割栗石の投入時に瞬間的に収縮が発生して、割栗石が均一に固定されにくかった。フィルム形状が残った箇所では、試験時には特に問題は無かったが、降雨時に若干のたまり水が見られた。これらに対し、実施例1のラッセル編地のシートが最良であった。
(実施例6)
芯鞘複合繊維の芯部として、カーボンブラックを1%含有したポリエチレンテレフタレート(融点260℃)を用いた。同繊維の鞘部として、テレフタル酸成分とエチレングリコール成分とのモル比が1:1.13のポリエチレンテレフタレートオリゴマーに、ε−カプロラクトンを全酸成分に対して15モル%、および1,4−ブタンジオールを全ジオール成分に対して50モル%の割合で添加して重合された共重合ポリエステル(融点160℃)を用いた。上記の各ポリエステル系重合体を芯部と鞘部に配して、芯/鞘の質量比を50/50とした芯鞘複合繊維からなるマルチフィラメントを、常用の複合紡糸機を用いて得た。得られた3330T360の原着ポリエステル芯鞘複合繊維を鎖編糸とし、1670T120の原着ポリエステル芯鞘複合繊維を挿入糸として用い、9Gのラッセル編機を使用して編成した。この経編地を120℃で1分間熱処理して、網目の一辺が25mmの、実施例6のシートとしてのネットを得た。
(実施例7)
実施例6と同じ製造方法で作製した糸条1670T120の原着ポリエステル芯鞘複合繊維を54本撚り合わせて、実施例7のシートとしての、網目の大きさが25mm×25mmである蛙又網のネットを得た。
(実施例8)
実施例7と同じ製造方法で作製した糸条1670T120の原着ポリエステル芯鞘複合繊維を80T/mで撚糸し、この撚糸を用いて織物密度24本/2.54cm×24本/2.54cmの平組織で製織し、実施例8のシートとしての織物を得た。
(実施例9)
実施例7と同じ製造方法で作製した糸条1670T120の原着ポリエステル複合芯鞘繊維を80T/mで撚糸し、この撚糸を用いて織物密度33本/2.54cm×33本/2.54cmの6本1完全の模紗組織で製織し、実施例9のシートとしての織物を得た。
(実施例10)
芯鞘複合繊維の芯部として、カーボンブラックを1%含有するナイロン66(融点260℃)を用いた。同繊維の鞘部として、ナイロン6(融点215℃)を用いた。そして、各ナイロン重合体を芯部および鞘部に配して、芯/鞘の質量比を50/50とした芯鞘複合繊維からなるマルチフィラメントを、常用の複合紡糸機を用いて得た。得られた3120T360の原着ナイロン芯鞘複合繊維を鎖編糸として用い、また1590T90の原着ナイロン芯鞘複合繊維を挿入糸として用いて、9Gのラッセル編機を使用し編成した。この経編地を120℃で1分間熱処理して、実施例10のシートとしての、網目の一辺が25mmのネットを得た。
(実施例6〜10のまとめ)
実施例6〜9のシートについて、塊状物を170℃の設定温度で加熱した。また実施例10のシートについて、塊状物や熱可塑性樹脂を220℃の設定温度で加熱した。その結果、実施例6〜10のシートともに塊状物としての割栗石が良好にシートに固定されていることが確認された。
なお、実施例7では、ネットの一部分が完全に溶解した箇所が存在し、その箇所については網目が完全に固定されずに、シートに若干の浮き上り現象が確認された。実施例8では、試験時には特に問題は発生しなかったが、降雨時に若干のたまり水が見られた。実施例9では、法面への敷設時に若干の目ずれが生じた。これらに対し、実施例6および10の、熱可塑性を有する素材からなる繊維で構成されたラッセル編地のシートが最良であった。
(実施例11)
ポリ乳酸チップ(ネイチャーワークス社製、品番:6400、融点:180℃)に、チタンブラック10質量%とヨウ化銅1質量%とを混合して、マスターチップを製造した。このマスターチップ4質量部と、マスターチップに用いたのと同じポリ乳酸チップ96質量部とを混合し、エクストルダー型紡糸機を用いて溶融紡糸し延伸して、強度が5.1cN/dtex、伸度が30%、乾熱収縮が15%の、1590T210および3120T/420の原着ポリ乳酸繊維を得た。得られた3120T/420の原着ポリ乳酸繊維を鎖編糸とし、1590T210の原着ポリ乳酸繊維を挿入糸として、9Gのラッセル編機を使用して編成した。この経編地を120℃で1分間熱処理して、実施例11のシートとしての、網目の一辺が23mmのネットを得た。
(実施例12)
実施例11と同じ製造方法で作製した糸条1670T192の原着ポリ乳酸繊維を54本撚り合わせて、実施例12のシートとしての、網目の大きさが25mm×25mmである蛙又網のネットを編網した。
(実施例13)
実施例11と同じ製造方法で作製した糸条1670T192の原着ポリ乳酸繊維を80T/mで撚糸し、織物密度24本/2.54cm×24本/2.54cmの平組織で製織して、実施例13のシートとしての織物を得た。
(実施例14)
実施例11と同じ製造方法で作製した糸条830T70の原着ポリ乳酸繊維を80T/mで撚糸し、この撚糸を用いて織物密度33本/2.54cm×33本/2.54cmの6本1完全の模紗組織で製織し、実施例14のシートとしての織物を得た。
(実施例15)
ポリ乳酸系重合体(ネイチャーワークス社製、品番:6400、融点:180℃)を、コートハンガータイプのTダイを具備した50mmφ押出機を使用して、滞留時間5分、Tダイ温度230℃で溶融押出し、25℃に温度制御されたキャストロールに密着させて急冷することで、厚さ300μmの未延伸シートを得た。次に、この未延伸シートを予熱ロールにより60℃で予熱した後、延伸ロールによって75℃で3.0倍に縦方向に延伸し、引き続いてテンター内で80℃の延伸温度で横方向に4.0倍延伸した。その後、横方向のリラックス率を4%として125℃で熱処理を施し、実施例15のシートとしての厚さ25μmの二軸延伸フィルムを得た。
(実施例16)
芯鞘複合繊維の芯部に配するポリ乳酸系重合体として、乳酸のL体が99モル%、D体が1モル%の比率で共重合された共重合ポリ乳酸(カーギルダウ社製、品番:6200、融点:170℃)にカーボンブラックを1質量%含有させたものを用意した。一方、鞘部に配するポリ乳酸系重合体として、乳酸のL体が92モル%、D体が8モル%の比率で共重合された共重合ポリ乳酸(カーギルダウ社製、品番:6300、融点;130℃)を用意した。これらのポリ乳酸系重合体を用いて、溶融複合紡糸機にて、芯/鞘の質量比が50/50である芯鞘複合繊維のマルチフィラメント(強度:4.0cN/dtex、伸度:30%、乾熱収縮率:14%)を得た。得られた3120T420の原着ポリ乳酸繊維を鎖編糸として用い、1590T210の原着ポリ乳酸繊維を挿入糸として用い、9Gのラッセル編機を使用して編成した。この経編地を100℃で1分間熱処理して、実施例16のシートとしての、網目の一辺が23mmのネットを得た。
(実施例11〜16のまとめ)
実施例11〜16のシートについて、塊状物を実施例11〜15では185℃まで加熱し、また実施例16では145℃まで加熱したうえで試験を行った。その結果、これらの実施例11〜16のシートは、ともに割栗石がシートに良好に固定されていることが確認された。
なお、実施例12のシートでは、ネットの一部が溶解した箇所が発生し、その箇所については網目が完全に固定されずに、シートに若干の浮き上り現象が確認された。実施例13では、試験時には特に問題は無かったが、降雨時に若干のたまり水が見られた。実施例14では法面敷設時に若干の目ずれが生じた。実施例15では、加熱した割栗石の投入時に瞬間的に収縮が発生して、割栗石が均一に固定されにくかった。またフィルム形状が残った箇所では降雨時に若干の溜まり水が見られた。これらに対し、実施例11および16の生分解性を有する熱可塑性素材からなる繊維で構成されたラッセル編地のシートが最良であった。
また実施例11〜16のシートは、生分解性を有していることから、長期間放置することにより、シート自体が分解され、より自然に近い景観を生み出すことが可能となるだけでなく、環境にも優しい施工が可能であった。
(実施例17)
ナイロン66チップ(融点:260℃)にチタンブラック10質量%とヨウ化銅1質量%とを混合して、マスターチップを製造した。このマスターチップ4重量部と、マスターチップに用いたのと同じナイロン66チップ96質量%とを混合し、エクストルダー型紡糸機を用いて溶融紡糸し延伸して、強度が8.2cN/dtex、伸度が25%、乾熱収縮率が10%の、1590T210および3120T420の原着ナイロン繊維を得た。
得られた3120T420の原着ナイロン繊維を鎖編糸とし、1590T210の原着ナイロン繊維を挿入糸として用い、9Gのラッセル編機を使用して編成した。この経編地を180℃で1分間熱処理して、実施例17のシートとしての、網目の一辺が25mmのネットを得た。
投入材料としては、割栗石の質量に対してナイロン6チップ(融点:215℃)を1質量%の割合で混合し、225℃×2分間加熱したものを使用した。
(実施例18)
実施例17と同じ製造方法で作製した糸条1670T192の原着ナイロン繊維を54本撚り合わせて、実施例18のシートとしての、網目の大きさが25mm×25mmである蛙又網のネットを編網した。投入材料は、実施例17と同じものを使用した。
(実施例19)
実施例17と同じ製造方法で作製した糸状1670T192の原着ナイロン繊維を80T/mで撚糸し、織物密度24本/2.54cm×24本/2.54cmの平組織で製織して、実施例19のシートとしての織物を得た。投入材料は、実施例17と同じものを使用した。
(実施例20)
実施例17と同じ製造方法で作製した糸状1670T192の原着ナイロン繊維を80T/mで撚糸し、織物密度33本/2.54cm×33本/2.54cmの6本1完全の模紗組織で製織し、実施例20のシートとしての織物を得た。投入材料は、実施例17と同じものを使用した。
(実施例21)
ナイロン66チップ(融点:260℃)を乾燥させた後、押出機に投入し、330℃に加熱したシリンダー内で溶融した。その後、Tダイオリフィスからシート状に押出し、10℃に冷却されたドラム上に密着させて、厚み150μの未延伸フィルムを得た。次に、この未延伸フィルムを温水槽に導いて240℃×12秒で熱処理したうえで、延伸処理により厚み15μmの二軸延伸フィルムを得た。なお、延伸条件は、縦方向に3.3倍、横方向に3.0倍の延伸倍率で同時二軸延伸し、その後の熱処理工程において横方向に5%の弛緩処理を施して、実施例21のシートとしてのフィルムを得た。投入材料は、実施例17と同じものを使用した。
(実施例22)
実施例6と同じ製造製法で作製したネットを、実施例22のシートとした。このネットは、実施例6と同様に、芯部のポリエチレンテレフタレートの融点は260℃であり、鞘部の共重合ポリエステルの融点は160℃であった。投入材料としては、割栗石と、共重合ポリエステル(融点160℃)チップとを用いた。共重合ポリエステルチップは、テレフタル酸成分とエチレングリコール成分とのモル比が1:1.13のPETオリゴマーに、ε−カプロラクトンを全酸成分に対して15モル%、および1,4−ブタンジオールを全ジオール成分に対して50モル%の割合で添加して重合されたものであった。そして、割栗石に対して共重合ポリエステルチップを1質量%の割合で混合し、190℃×2分間加熱したものを使用した。
(実施例23)
実施例11と同じ製造製法で作製したネットを、実施例23のシートとした。このネットに用いた重合体であるポリ乳酸の融点は、180℃であった。投入材料としては、割栗石の質量に対して、乳酸のL体が92モル%、D体が8モル%の比率で共重合された共重合ポリ乳酸(カーギルダウ社製、品番:6300、融点130℃)チップを1質量%の割合で混合し、145℃×2分間加熱したものを使用した。
(実施例17〜23のまとめ)
実施例17〜23のシートは、ともに割栗石がシートに良好に固定されていることが確認された。
なお、実施例18では、ネットの一部が完全に溶解した箇所が存在し、その箇所については網目が完全に固定されずに、シートに若干の浮き上り現象が確認された。実施例19は、試験時には特に問題は無かったが、降雨時に若干のたまり水が見られた。実施例20では、法面への敷設時に目ずれが生じ、施工性が完全に良好とはいえないものであった。実施例21では、加熱した割栗石の投入時に瞬間的に収縮が発生して、割栗石が均一に固定されにくかった。またフィルム形状が残った箇所では降雨時に若干の溜まり水が見られた。これらに対し、実施例17、22、23の、熱可塑性を有する素材からなる繊維で構成されたラッセル編地のシートが最良であった。

Claims (19)

  1. 熱可塑性樹脂にて形成されたシートに対して、石や砂利などの塊状物が、前記熱可塑性樹脂の熱融着によって接着されていることを特徴とする土木資材。
  2. 第1の熱可塑性樹脂にて形成されたシートに対して、石や砂利などの塊状物が、少なくとも第2の熱可塑性樹脂の熱融着によって接着されていることを特徴とする土木資材。
  3. 第1の熱可塑性樹脂の融点が第2の熱可塑性樹脂の融点以上であることを特徴とする請求項2記載の土木資材。
  4. シートが、熱可塑性合成繊維の織編物にて構成されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の土木資材。
  5. 熱可塑性合成繊維は、繊維横断面において芯部と鞘部とを備えた複合繊維であり、前記鞘部の熱融着によって塊状物がシートに接着されていることを特徴とする請求項4記載の土木資材。
  6. 芯部と鞘部の熱可塑性樹脂が、芯部および鞘部ともポリエステル系樹脂であるか、または芯部および鞘部ともポリアミド系樹脂であることを特徴とする請求項5記載の土木資材。
  7. 熱可塑性樹脂が生分解性を有する熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の土木資材。
  8. 熱可塑性樹脂が脂肪族ポリエステル系樹脂であることを特徴とする請求項7記載の土木資材。
  9. 熱可塑性樹脂がポリ乳酸であることを特徴とする請求項8記載の土木資材。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項に記載の土木資材を構成するものであることを特徴とするシート。
  11. 熱可塑性樹脂にて形成されたシート上に、この熱可塑性樹脂の融点以上の温度に加熱された石や砂利などの塊状物を投入して、この塊状物を、前記熱可塑性樹脂の熱融着によって、前記シートに接着させることを特徴とする土木資材の施工方法。
  12. 第1の熱可塑性樹脂にて形成されたシート上に、第2の熱可塑性樹脂と、石や砂利などの塊状物とを、前記第2の熱可塑性樹脂の融点以上の温度に加熱して投入して、前記塊状物を、少なくとも前記第2の熱可塑性樹脂の熱融着によって、前記シートに接着させることを特徴とする土木資材の施工方法。
  13. 第1の熱可塑性樹脂として、第2の熱可塑性樹脂の融点以上の融点を有するものを用いることを特徴とする請求項12記載の土木資材の施工方法。
  14. シートとして、熱可塑性合成繊維の織編物にて構成されたものを用いることを特徴とする請求項11から13までのいずれか1項記載の土木資材の施工方法。
  15. 熱可塑性合成繊維として、繊維横断面において芯部と鞘部とを備えた複合繊維を用い、前記鞘部の熱融着によって塊状物をシートに接着させることを特徴とする請求項14記載の土木資材の施工方法。
  16. 熱可塑性合成繊維として、芯部と鞘部の熱可塑性樹脂が、芯部および鞘部ともポリエステル系樹脂であるか、または芯部および鞘部ともポリアミド系樹脂であるものを用いることを特徴とする請求項15記載の土木資材の施工方法。
  17. 熱可塑性樹脂として、生分解性を有する熱可塑性樹脂を用いることを特徴とする請求項11から15までのいずれか1項記載の土木資材の施工方法。
  18. 熱可塑性樹脂として脂肪族ポリエステル系樹脂を用いることを特徴とする請求項17記載の土木資材の施工方法。
  19. 熱可塑性樹脂としてポリ乳酸を用いることを特徴とする請求項18記載の土木資材の施工方法。
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