JP2008041224A - 光ディスクへのデータ記録方法及びその装置 - Google Patents

光ディスクへのデータ記録方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008041224A
JP2008041224A JP2006217815A JP2006217815A JP2008041224A JP 2008041224 A JP2008041224 A JP 2008041224A JP 2006217815 A JP2006217815 A JP 2006217815A JP 2006217815 A JP2006217815 A JP 2006217815A JP 2008041224 A JP2008041224 A JP 2008041224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
recording layer
condition
optical disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006217815A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuyuki Miyazawa
冬樹 宮澤
Hiroya Kakimoto
博哉 垣本
Chikao Sekiguchi
慎生 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP2006217815A priority Critical patent/JP2008041224A/ja
Publication of JP2008041224A publication Critical patent/JP2008041224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】複数の記録層を持つ光ディスクの内周側と外周側の特性差や記録層が変化した際の記録特性変化に対し記録条件を最適化でき、良好な記録特性を得ることができる光ディスクへのデータ記録方法及びその装置を提供する。
【解決手段】光ディスク200の各記録層毎にOPCにより記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶し、データ記録対象となる記録層が第k記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して、データ記録エリア201に所定量のデータを記録再生して記録状態を検出し、検出結果及び補正導出条件に基づいて最適記録条件を補正した記録条件を求め、補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスクに対してレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録方法及びその装置に関するものである。
従来、光ディスクにデータの記録を行う際には、光ディスク媒体やディスクドライブ装置のばらつきによる記録特性の悪化を低減するために記録レーザ光パワー最適化(OPC:Optimun Power Control ,以下OPCと称する)を行い、記録ストラテジ(パルス、パワー)の調整を行った後、データ記録を行っている。
複数の記録層を持つ光ディスクにおいては、内周側から外周側へデータ記録を行う記録層と、外周側から内周側へデータ記録を行う記録層とを有するオポジットトラックパス方式の光ディスクが存在する。このようのオポジットトラックパス方式の光ディスクでは、光ディスクの内周に存在する試し書きエリア、すなわち周知のパワーキャリブレーションエリア(PCA:Power Calibration Area,以下、PCAと称する)で記録ストラテジの調整を行った後にデータ記録を行うと、光ディスクの内外差により、外周側から内周側へデータ記録を行う記録層で最適な記録を実行できないことがあった。
このため、特開2005−276390号公報に開示される光ディスク媒体では試し書きエリアを各記録層における記録開始位置側に設けている。すなわち、光ディスクの内周側と外周側にPCAを備えて、内周側から外周側へデータ記録を行う記録層のときには内周側のPCAにてOPCを行った後データ記録を行い、外周側から内周側へデータ記録を行う記録層のときには外周側のPCAにてOPCを行った後にデータ記録を行えるようにしている。
このように、各記録層においては必ず記録開始位置側にPCAが設けられているため、常に記録開始位置に近い場所でOPCを行ってレーザ光のパワーを決定することができるので、適切な初期パワーを設定してデータ記録を行うことができる。
特開2005−276390号公報
しかしながら、前述した従来の光ディスクへのデータ記録方法では、外周側のPCAは光メディアの最外周部に存在するため、ゴミや指紋あるいは付着物を受けやすく、かつ光ディスク媒体のバラツキも大きいため、精度よくOPC動作が実行できないことも多々発生するといった問題が生じる。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の記録層を持つ光ディスクの内周側と外周側の特性差や記録層が変化した際の記録特性変化に対し記録条件を最適化でき、良好な記録特性を得ることができる光ディスクへのでーた記録方法及びその装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対して、レーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録方法であって、前記データ記録装置は、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶し、第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して該第1記録層のデータ記録エリアにデータを記録し、データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行う光ディスクへのデータ記録方法を提案する。
本発明の光ディスクへのデータ記録方法によれば、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録が行われ、該記録したテストデータが再生されて、記録条件の最適化が行われ、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件が決定されて記憶される。
さらに、第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光が光ディスクに照射されて該第1記録層のデータ記録エリアにデータが記録される。また、データ記録対象となる記録層が第k記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を用いて調整されたレーザ光が光ディスクに照射されて、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータが記録される。この後、該記録されたデータが再生されて該データの記録状態が検出され、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件が求められ、該補正した記録条件を用いて調整されたレーザ光が光ディスクに照射されてデータ記録が行われる。
また、本発明は前記目的を達成するために、複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対して、光ディスクの内周側データ記録エリアにデータ記録を行うときの記録レーザ光パワーと外周側データ記録エリアにデータ記録を行うときの記録レーザ光パワーとの差に関するパワー差情報を各記録層毎に保持している記憶手段を有するデータ記録装置によりレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録方法であって、前記データ記録装置は、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶し、第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して該第1記録層のデータ記録エリアにデータを記録し、データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を前記パワー差情報によって補正した条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行う光ディスクへのデータ記録方法を提案する。
本発明の光ディスクへのデータ記録方法によれば、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録が行われ、該記録したテストデータが再生されて、記録条件の最適化が行われて、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件が決定されて記憶される。
さらに、第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整されたレーザ光が光ディスクに照射されて該第1記録層のデータ記録エリアにデータが記録される。また、データ記録対象となる記録層が第k記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を前記パワー差情報によって補正した条件を用いて調整されたレーザ光が光ディスクに照射されて、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータが記録される。この後、該記録されたデータが再生されて該データの記録状態が検出され、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件が補正された記録条件が求められ、該補正した記録条件を用いて調整されたレーザ光が光ディスクに照射されてデータ記録が行われる。
また、本発明は前記目的を達成するために、複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対して、レーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録方法であって、前記データ記録装置は、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶し、第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して該第1記録層のデータ記録エリアにデータを記録し、データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに隣接するデータ記録エリア外の所定エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行う光ディスクへのデータ記録方法を提案する。
本発明の光ディスクへのデータ記録方法によれば、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録が行われ、該記録したテストデータが再生されて、記録条件の最適化が行われ、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件が決定されて記憶される。
さらに、第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整されたレーザ光が光ディスクに照射されて該第1記録層のデータ記録エリアにデータが記録される。また、データ記録対象となる記録層が第k記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を用いて調整されたレーザ光が光ディスクに照射されて、該記録層のデータ記録エリアに隣接するデータ記録エリア外の所定エリアに所定量のデータが記録される。この後、該記録したデータが再生されて該データの記録状態が検出され、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件が補正された記録条件が求められ、該補正した記録条件を用いて調整されたレーザ光が光ディスクに照射されてデータ記録が行われる。
また、本発明は前記目的を達成するために、複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対してレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録装置であって、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶する条件決定手段と、データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときに、該記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を光ディスクに照射して、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を前記光ディスクに照射してデータ記録を行うデータ記録手段とを備えている光ディスクへのデータ記録装置を提案する。
また、本発明は前記目的を達成するために、複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対してレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録装置であって、光ディスクの内周側データ記録エリアにデータ記録を行うときの記録レーザ光パワーと外周側データ記録エリアにデータ記録を行うときの記録レーザ光パワーとの差に関するパワー差情報を各記録層毎に保持している記憶手段と、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶する条件決定手段と、データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときに、該記録層の最適記録条件を前記パワー差情報によって補正した条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行うデータ記録手段とを備えている光ディスクへのデータ記録装置を提案する。
また、本発明は前記目的を達成するために、複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対してレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録装置であって、データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶する条件決定手段と、データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときに、該記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに隣接するデータ記録エリア外の所定エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行うデータ記録手段とを備えている光ディスクへのデータ記録装置を提案する。
本発明の光ディスクへのデータ記録方法及びその装置によれば、データ記録中に他の記録層に移動した場合も、ゴミや指紋あるいは付着物を受けやすい外周側のPCAを使用することなく記録条件を最適調整可能となると共に、複数の記録層を持つ光ディスクの内外特性差や記録層が変化した際の記録特性変化に対し記録条件を最適化できるので、良好な記録特性を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態における光ディスクへのデータ記録装置の構成及び光ディスクを示す図である。図において、200は光ディスクで、周知のDVD、HD−DVD、Blu−rayディスク等の2層以上の記録層を有する多層の光ディスクである。
100は光ディスク200へのデータ記録装置で、光ピックアップ110と、レーザダイオード(以下、LDと称する)ドライバ121、スライサ122、復調回路123、特性値検出部124、ワンチップCPU素子(以下、CPUと称する)125、メモリ127、インタフェース(以下、I/Fと称する)128、光ピックアップ駆動制御回路129とを備えている。尚、ここでは、本発明に特に関係する構成部分のみを記載して説明する。
また、光情報記録装置100には、パーソナルコンピュータやディスプレイ等からなる表示部131とキーボード等からなる操作部132が接続されている。
光ピックアップ110は、レーザダイオード(以下、LDと称する)111と、フォトディテクタ(以下、PDと称する)112、コリメートレンズ113、対物レンズ114、検出レンズ115、ビームスプリッタ116を有している。LD111から射出されたレーザ光はコリメートレンズ113とビームスプリッタ116と対物レンズ114を透過して光ディスク200に照射される。また、光ディスク200によって反射されたレーザ光は対物レンズ114を透過した後にビームスプリッタ116によって反射され、検出レンズ115を介してPD112に入射される。PD112は入射した光の光量に対応した値の電流を出力する。
LDドライバ121はCPU素子125から入力した記録信号に基づいてLD111に駆動電流を供給してLD111を発光させる。
スライサ122は、PD112から出力電流を所定の閾値でスライスして2値化電圧信号に変換して出力する。
復調回路123は、スライサ122から出力される符号化されている2値化信号を復調してCPU125に出力する回路であり、例えば、スライサ122から出力された2値化電圧信号である3T〜11Tのパルス幅でEFM変調されて符号化された信号を復調したディジタル信号をCPU125に出力する。
特性値検出部124は、PD112から出力された電流信号を入力し、この電流値に基づいて光ディスク200からの反射光からRF信号を再生し、このRF信号から特性値を検出してディジタル情報としてCPU125に出力する。この反射光から検出する特性値としては、トラッキングサーボ状態のときのRF信号の最小ピット振幅値及び最大ピット振幅値を含み、その他の特性値としては周知の特性値、例えば、記録レーザパワーや記録パルス条件に依存し、且つ記録パルス条件を最適化するのに相応しい特性値であるβ、アシンメトリ(Asymmetry)、位相、振幅等を検出している。
CPU125は、周知のワンチップCPU素子で、内部にCPUを動作させるためのコンピュータプログラムが格納されているメモリ回路125aと、検出値演算部125b、最適化判断部125c、ストラテジ決定部125dを備えている。また、CPU125は、駆動機構部(図示せず)を制御して光ピックアップ110の位置、トラッキング、フォーカスの調整及び光ディスク200の回転駆動制御を行うと共に、メモリ127に蓄積されているデータテーブルに基づいて外部から入力された情報を光ディスク200に記録する(書き込む)、或いは光ディスク200に記録されている情報を読み出して外部装置に出力する。また、光ディスク200への情報記録時におけるテストを行い最適なレーザ光条件を求めて、情報の記録を行えるようにしている。
メモリ127は、CPU125に接続され、内部にはストラテジテーブルとして多種類の光ディスクに対応したデータがデータテーブルに記録されている。
I/F128はCPUと外部の表示部131及び操作部132を接続するためのインタフェースであると共に、外部装置とCPU125との間の記録・再生情報の転送を行う。
光ピックアップ駆動制御回路129は、CPU125からの制御指示を受けて、光ピックアップ110の駆動を制御する。この駆動制御には、トラッキング制御、フォーカス制御、チルト制御等を含む。
上記構成では、LD111から出力されたレーザ光を用いて、光ディスク200に対する情報の記録再生を行い、パーソナルコンピュータ(PC)等の外部装置との間で情報の送受信を行う。
光ディスク200に対して情報の記録を行う場合は、記録情報を符号化し、この符号化した記録情報をCPU125で処理することで、光ディスク200に対する記録条件となるストラデジを決定し、このストラテジをLDドライバ121で記録パルスに変換し、この記録パルスに基づいてパルス化されたレーザ光をLD111から出力する。
LDドライバ121は、入力された記録パルスに基づいてLD111を駆動し、LD111はこの記録パルスに対応して出力レーザ光を制御し、この制御されたレーザ光をコリメートレンズ113、ビームスプリッタ116、対物レンズ114を介して、線速度一定若しくは回転速度一定で回転する光ディスク200に照射し、これにより光ディスク200に、所望の記録情報に対応したピットとスペース(ランド)列からなる記録パターンが記録される。
また、光ディスク200に情報を記録する際には、周知のように光ディスク200のテスト領域にテスト情報の記録及びその再生を行って最適なレーザ光の照射条件を決定する。
光ディスク200は、図2に示すように複数の記録層、例えばレーザ光入射側の第1記録層乃至第N記録層を有し、各記録層の中央部分にデータ記録エリア201が設けられている。また、各記録層の内周側と外周側のそれぞれにPCAが設けられている。
さらに、第1記録層には内周側PCAとデータ記録エリア201との間にリードインエリア202が設けられ、外周側PCAとデータ記録エリア201との間にはデータ記録エリア201に隣接してミドルエリア204が設けられている。
最終層である第N記録層には内周側PCAとデータ記録エリア201との間にリードアウトエリア2032が設けられ、外周側PCAとデータ記録エリア201との間にはデータ記録エリア201に隣接してミドルエリア204が設けられている。
その他の記録層には内周側PCAとデータ記録エリア201との間にデータ記録エリア201に隣接してミドルエリア204が設けられていると共に、外周側PCAとデータ記録エリア201との間にデータ記録エリア201に隣接してミドルエリア204が設けられている。
尚、第1記録層を含む奇数番目の記録層には内周側から外周側に向かってデータ記録が行われ、偶数番目の記録層には外周側から内周側に向かってデータ記録が行われる。
以下に、本実施例における光ディスクへのデータ記録動作に関して図3に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。ここではk(k≧1)の記録層を持つ光ディスクへデータ記録を行う際の記録レーザ光の最適化方法を説明する。
光ディスク200にデータ記録を行う際には、データを記録する前に各記録層においてOPCを行い最適記録条件を求めて記録レーザ光の最適化を行うと共に(SA1)、各記録層における補正導出条件を求めて、最適記録条件と補正導出条件をメモリ127に記憶する(SA2)。
(各記録層におけるOPC)
各記録層におけるOPCでは、内周側のPCAのみを使用してテストデータの記録再生を行い、記録状態を検出し、この検出結果に基づいて記録レーザ光のパワー調整とパルス調整を行う。
記録レーザ光のパワー調整では、内周側PCAにおいて基準となる記録パルス出射タイミング設定(以下、ストラテジと称する)を用いて記録レーザ光のパワーを変化させて記録し、記録レーザ光の最適パワーを求めると同時に記録パワー設定に対するアシンメトリまたはβの変化傾向関数を取得する。例えば、図4に示すように、記録パワー設定に対するアシンメトリの変化傾向関数y1は、y1=Ap×x+Bpで表される。このとき、目標アシンメトリ=0とした場合、記録レーザ光の最適パワーは (0−Bp)/Ap より算出される。ここで、y1はアシンメトリ値、xは記録パワー値、Ap及びBpは定数である。
上記アシンメトリの値は、DVDの場合図5に示すRF信号における3Tピットの振幅値I3L、3Tランドの振幅値I3H、14Tピットの振幅値I14L、14Tランドの振幅値I14Hを用いて次の式によって表される。
アシンメトリ値=[(I14H+I14L)-(I3H+I3L)]/[2×(I14H-I14L)]
また、βの値は、図6に示すRF信号における正側の最大振幅値Aと負側の最大振幅値Bを用いて次の式によって表される。
β値=(A−B)/(A+B)
同時に記録レーザ光のパワーを変化させた際の各記録パワーにおけるピット位相値もしくは振幅値を検出し、上記により検出したアシンメトリまたはβとピット位相検出値もしくは振幅値の変化傾向関数を取得する。例えば、図7及び図8に示すように、アシンメトリに対するピット位相値y2あるいはアシンメトリに対する振幅値y2は、y2=Aq×x+Bqで表される。ここで、y2はピット位相値あるいは振幅値、xはアシンメトリ値、Aq及びBqは定数である。また、記録パルスの位相とピット位相との関係は図9に示すようになり、記録パルスの位相ズレは図10に示すようにPitxT、LandyT、PitzTが連続するパターンにおいてPitxTとLandyTの長さを固定してPitzTの長さを変化させる複数のPitzTを形成する記録パルス長にて光ディスク上にピットを形成し、これを再生したそのときのLandyTの長さを測定し、この測定結果の相対関係よりピットの立ち上がり部における記録パルスの位相ズレ量(ここではFPS)を検出している。立ち下がり部の場合も同様である。
上記のようにして得られた最適パワーにて基準ストラテジの前後位相を変化させ、図11及び図12に示すようにストラテジ位相設定に対するピット位相もしくは振幅値の変化関数y3=Ar×x+Brを取得する。ここで、y3はピット位相値あるいは振幅値、xはストラテジ位相設定値、Ar及びBrは定数である。
また、得られた関数より最適なストラテジ位相設定を求める。ピット位相目標値を0とした場合、ストラテジ位相設定値は(0−Br)/Arより算出される。
次に、補正導出条件を求めてメモリ127に記憶する(SA2)。この補正導出条件としては、パワー補正、ピット位相補正、ストラテジ位相補正に関する補正導出条件を次のように求める。
(パワー補正)
図13に示すように、アシンメトリと記録パワーとの関係はy4=Ap×x+Bpで表される。ここで、y4はアシンメトリ値、xは記録パワー値、Ap及びBpは定数である。アシンメトリ目標値=0に対して最終記録部分のアシンメトリ=Ypであるため、(0−Yp)/Apから現状のアシンメトリのズレに対する補正パワーが算出される。補正後の記録パワーはXp+(0−Yp)/Apによって算出される。この演算式がパワー補正における補正導出条件となる。
(ピット位相補正)
図14に示すように、ピット位相とアシンメトリとの関係はy5=Aq×x+Bqで表される。ここで、y5はピット位相値、xはアシンメトリ値、Aq及びBqは定数である。ピット位相は、ストラテジ位相設定を変更して補正するが、同時にパワー補正を行うため、パワー補による ピット位相変動量を算出する。最終記録部分のアシンメトリ値=Ypを目標アシンメトリ値=0まで変化させるためアシンメトリ変動量は(0−Yp)となる。βの変動によるピット位相変動量はAq×(0−Yp)により算出される。また、検出されたピット位相値=Yrであるため、ストラテジ位相設定により調整すべきピット位相量はYr+Aq×(0−Yp)により算出される。これらの演算式がピット位相補正における補正導出条件となる。
(ストラテジ位相補正)
図15に示すように、ピット位相とストラテジ位相設定との関係はy6=Ar×x+Brで表される。ここで、y6はピット位相値、xはストラテジ位相設定値、Ar及びBrは定数である。上記ピット位相補正により求められた調整すべきピット位相量=Yr+Aq×(0−Yp)から、ストラテジ位相補正量={Yr+Aq×(0−Yp)}/Arとなり、ストラテジ位相設定値はXr+{Yr+Aq*(0−Yp)}/Arにより算出される。この演算式がストラテジ位相補正における補正導出条件となる。
上記のように補正導出条件を求めた後、変数kを1に設定して(SA3)、上記OPCによる記録条件調整を完了して得られた最適パワー及びストラテジにて複数の記録層を持つ光ディスクの第k記録層のデータ記録エリア201にユーザーデータを記録する(SA4)。
第k記録層のデータ記録エリア201へのデータ記録が完了したら、第k記録層から第k+1記録層にジャンプし(SA5)、第k+1記録層のデータ記録エリア201に所定量のデータを記録する(SA6)。ここで、第k記録層と第k+1記録層ではデータの記録方向が逆方向であるため、第k+1記録層のデータ記録エリア201において最初にデータを記録する位置は、第k記録層のデータ記録エリア201において最後にデータを記録した位置に最も近い位置となる。
次に、上記記録したデータを再生し(SA7)、再生結果に基づいて記録レーザ光を上記補正導出条件を用いて補正する(SA8)。この補正を行った記録レーザ光を用いて第k+1記録層のデータ記録エリア201にデータ記録を行う(SA9)。
次に、全てのデータを記録したか否かを判定し(SA10)、データの記録が完了せず且つ第k+1記録層のデータ記録エリアへのデータ記録が完了したときは、変数kに1を加算して(SA11)、上記SA5の処理に移行する。また、全てのデータ記録が完了したときは、データ記録処理を終了する。
上記の光ディスクへのデータ記録方法及びその装置によれば、データ記録中に他の記録層に移動した場合も、ゴミや指紋あるいは付着物を受けやすい外周側のPCAを使用することなく記録条件を最適調整可能となると共に、複数の記録層を持つ光ディスクの内外特性差や記録層が変化した際の記録特性変化に対し記録条件を最適化できるので、良好な記録特性を得ることができる。
尚、光ディスク200として周知のDVDを用いたときは、OPCによりパワー調整とパルス調整を行うと共に、他の記録層に移動した際にβまたはアシンメトリを検出してパワー補正を行い、前後位相ずれ量を検出してパルス補正を行えばよい。また、光ディスク200として周知のHD−DVD或いはBlu−rayを用いたときは、OPCによりパワー調整とパルス調整を行うと共に、他の記録層に移動した際にアシンメトリを検出してパワー補正を行い、記録パターンに応じた振幅ずれ量を検出してパルス補正を行えばよい。
また、本実施例では最適記録条件と補正導出条件をメモリ127に記憶するようにしたが、光ディスク200に記録しておいて用いるようにしても良い。
次に、本実施形態における実施例2を説明する。
実施例2における装置構成は前述した実施例1とほぼ同様であり、異なる点はメモリ127に予め測定して求めた内外感度差テーブルを記憶させておき、補正時においてこの内外感度差テーブルを用いていることである。
即ち、実施例2では、図16のフローチャートに示すように光ディスクへのデータ記録処理を行っている。また、メモリ127には図17又は図18に示す内外感度差テーブルが格納されている。図17に示す内外感度差テーブルには各記録層ごとに内周側の最適レーザ光パワーPWαと外周側の最適レーザ光パワーPWβ並びにこれらの比の値PWα/PWβの情報が格納されている。また、図18に示す内外感度差テーブルには各記録層ごとに内周側の最適レーザ光パワーPWαと外周側の最適レーザ光パワーPWβ並びにこれらの差の値(PWα−PWβ)の情報が格納されている。
以下に、本実施形態における光ディスクへのデータ記録動作に関して図16に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。ここではk(k≧1)の記録層を持つ光ディスクへデータ記録を行う際の記録レーザ光の最適化方法を説明する。
光ディスク200にデータ記録を行う際には、実施例1と同様にして、データを記録する前に各記録層においてOPCを行い最適記録条件を求めて記録レーザ光の最適化を行うと共に(SB1)、各記録層における補正導出条件を求めて、最適記録条件と補正導出条件をメモリ127に記憶する(SB2)。
補正導出条件を求めた後、変数kを1に設定して(SB3)、上記OPCによる記録条件調整を完了して得られた最適パワー及びストラテジにて複数の記録層を持つ光ディスクの第k記録層のデータ記録エリア201にユーザーデータを記録する(SB4)。
第k記録層のデータ記録エリア201へのデータ記録が完了したら、第k記録層から第k+1記録層にジャンプし(SB5)、上記内外感度差テーブルの情報に基づいて記録レーザ光の補正を行う(SB6)。
この後、補正した記録レーザ光を用いて第k+1記録層のデータ記録エリア201に所定量のデータを記録する(SB7)。ここで、第k記録層と第k+1記録層ではデータの記録方向が逆方向であるため、第k+1記録層のデータ記録エリア201において最初にデータを記録する位置は、第k記録層のデータ記録エリア201において最後にデータを記録した位置に最も近い位置となる。
次に、上記記録したデータを再生し(SB8)、再生結果に基づいて記録レーザ光を上記補正導出条件を用いて補正する(SB9)。この補正を行った記録レーザ光を用いて第k+1記録層のデータ記録エリア201にデータ記録を行う(SB10)。
次に、全てのデータを記録したか否かを判定し(SB11)、データの記録が完了せず且つ第k+1記録層のデータ記録エリアへのデータ記録が完了したときは、変数kに1を加算して(SB12)、上記SB5の処理に移行する。また、全てのデータ記録が完了したときは、データ記録処理を終了する。
上記の光ディスクへのデータ記録方法及びその装置によれば、データ記録中に他の記録層に移動した場合も、ゴミや指紋あるいは付着物を受けやすい外周側のPCAを使用することなく記録条件を最適調整可能となると共に、複数の記録層を持つ光ディスクの内外特性差や記録層が変化した際の記録特性変化に対し記録条件を最適化できるので、良好な記録特性を得ることができる。
尚、光ディスク200として周知のDVDを用いたときは、OPCによりパワー調整とパルス調整を行うと共に、他の記録層に移動した際にβまたはアシンメトリを検出してパワー補正を行い、前後位相ずれ量を検出してパルス補正を行えばよい。また、光ディスク200として周知のHD−DVD或いはBlu−rayを用いたときは、OPCによりパワー調整とパルス調整を行うと共に、他の記録層に移動した際にアシンメトリを検出してパワー補正を行い、記録パターンに応じた振幅ずれ量を検出してパルス補正を行えばよい。
また、本実施例では最適記録条件と補正導出条件をメモリ127に記憶するようにしたが、光ディスク200に記録しておいて用いるようにしても良い。
次に、本実施形態における実施例3を説明する。
実施例3における装置構成は前述した実施例1とほぼ同様であり、異なる点は他の記録層に移動した際に移動位置近傍のミドルエリア204を用いてOPCを行った後に上記の補正導出条件を用いてさらに記録レーザ光の補正を行うようにしたことである。
即ち、実施例3では、図19のフローチャートに示すように光ディスクへのデータ記録処理を行っている。
上記2つの実施例ではともに他の記録層に移動した場合、データ記録エリア201にデータを記録して記録レーザ光の補正を行っていた。層間の記録特性差が少ない場合は、上記2つの実施例で対応可能であるが、他の記録層に移動したときにデータを読み出せないほど記録特性が劣化する場合、データ記録エリア201にデータ記録を行って記録レーザ光を補正するのでは、補正を行う前にデータ記録を失敗する可能性がある。そのため、データ記録エリア201に隣接するミドルエリアを用いてテストデータの記録を行い、第k記録層から第k+1記録層へ移動した後もミドルエリア204で記録条件補正を行い、補正が完了した後で第k+1記録層のデータ記録エリア201にデータ記録を行う。
以下に、本実施形態における光ディスクへのデータ記録動作に関して図19に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。ここではk(k≧1)の記録層を持つ光ディスクへデータ記録を行う際の記録レーザ光の最適化方法を説明する。
光ディスク200にデータ記録を行う際には、実施例1と同様にして、データを記録する前に各記録層においてOPCを行い最適記録条件を求めて記録レーザ光の最適化を行うと共に(SC1)、各記録層における補正導出条件を求めて、最適記録条件と補正導出条件をメモリ127に記憶する(SC2)。
補正導出条件を求めた後、変数kを1に設定して(SC3)、上記OPCによる記録条件調整を完了して得られた最適パワー及びストラテジにて複数の記録層を持つ光ディスクの第k記録層のデータ記録エリア201にユーザーデータを記録する(SC4)。
第k記録層のデータ記録エリア201へのデータ記録が完了したら、データ記録エリア201に隣接するミドルエリア204にテストデータを記録して(SC5)、このデータを再生する(SC6)ことによりOPCを行い、記録レーザ光の最適化補正を行う。
次に、第k記録層から第k+1記録層にジャンプし(SC7)、第k+1記録層のミドルエリア204にテストデータを記録して(SC8)、このデータを再生する(SC9)ことによりOPCを行い、記録レーザ光の最適化補正を行う。ここで用いる第k+1記録層のミドルエリア204は上記第k記録層で用いたミドルエリア204に重なる位置に存在するエリアである。
この後、上記SC5,SC6におけるOPCと上記SC7,SC8におけるOPCの結果に基づいて、上記補正導出条件を用いて補正する(SC10)。この補正を行った記録レーザ光を用いて第k+1記録層のデータ記録エリア201にデータ記録を行う(SC11)。
次に、全てのデータを記録したか否かを判定し(SC12)、データの記録が完了せず且つ第k+1記録層のデータ記録エリアへのデータ記録が完了したときは、変数kに1を加算して(SC13)、上記SC5の処理に移行する。また、全てのデータ記録が完了したときは、データ記録処理を終了する。
上記の光ディスクへのデータ記録方法及びその装置によれば、データ記録中に他の記録層に移動した場合も、ゴミや指紋あるいは付着物を受けやすい外周側のPCAを使用することなく記録条件を最適調整可能となると共に、複数の記録層を持つ光ディスクの内外特性差や記録層が変化した際の記録特性変化に対し記録条件を最適化できるので、良好な記録特性を得ることができる。
尚、光ディスク200として周知のDVDを用いたときは、OPCによりパワー調整とパルス調整を行うと共に、他の記録層に移動した際にβまたはアシンメトリを検出してパワー補正を行い、前後位相ずれ量を検出してパルス補正を行えばよい。また、光ディスク200として周知のHD−DVD或いはBlu−rayを用いたときは、OPCによりパワー調整とパルス調整を行うと共に、他の記録層に移動した際にアシンメトリを検出してパワー補正を行い、記録パターンに応じた振幅ずれ量を検出してパルス補正を行えばよい。
また、本実施例では最適記録条件と補正導出条件をメモリ127に記憶するようにしたが、光ディスク200に記録しておいて用いるようにしても良い。
本発明の一実施形態における光ディスクへのデータ記録装置の構成及び光ディスクを示す図 本発明の一実施形態における光ディスクの構成を示す図 本発明の実施例1における光ディスクへのデータ記録動作を説明するフローチャート 本発明の一実施形態における記録パワー設定に対するアシンメトリの変化傾向関数を説明する図 本発明の一実施形態におけるアシンメトリの算出方法を説明する図 本発明の一実施形態におけるβの算出方法を説明する図 本発明の一実施形態におけるアシンメトリに対するピット位相値の関係を説明する図 本発明の一実施形態におけるアシンメトリに対する振幅値の関係を説明する図 本発明の一実施形態における記録パルス位相に対するピット位相の関係を示す図 本発明の一実施形態における記録パルスの位相ズレ量検出方法を説明する図 本発明の一実施形態におけるストラテジ位相設定に対するピット位相の関係を説明する図 本発明の一実施形態におけるストラテジ位相設定に対する振幅値の関係を説明する図 本発明の一実施形態におけるアシンメトリと記録パワーの関係を説明する図 本発明の一実施形態におけるピット位相とアシンメトリの関係を説明する図 本発明の一実施形態におけるピット位相とストラテジ位相設定の関係を説明する図 本発明の実施例2における光ディスクへのデータ記録動作を説明するフローチャート 本発明の実施例2における内外感度差テーブルを示す図 本発明の実施例2における内外感度差テーブルを示す図 本発明の実施例3における光ディスクへのデータ記録動作を説明するフローチャート
符号の説明
100…光情報記録装置、110…光ピックアップ、111…レーザダイオード(LD)、112…フォトディテクタ(PD)、113…コリメートレンズ、114…対物レンズ、115…検出レンズ、116…ビームスプリッタ、121…LDドライバ、122…スライサ、123…復調回路、124…特性値検出部、125…ワンチップCPU素子(CPU)、125a…メモリ回路、125b…検出値演算部、125c…最適化判断部、125d…ストラテジ決定部、127…メモリ、128…インタフェース(I/F)、129…光ピックアップ駆動制御回路、131…表示部、132…操作部、200…光ディスク、201…データ記録エリア、202…リードインエリア、203…リードアウトエリア、204…ミドルエリア。

Claims (11)

  1. 複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対して、レーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録方法であって、
    前記データ記録装置は、
    データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶し、
    第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して該第1記録層のデータ記録エリアにデータを記録し、
    データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行う
    ことを特徴とする光ディスクへのデータ記録方法。
  2. 複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対して、光ディスクの内周側データ記録エリアにデータ記録を行うときの記録レーザ光パワーと外周側データ記録エリアにデータ記録を行うときの記録レーザ光パワーとの差に関するパワー差情報を各記録層毎に保持している記憶手段を有するデータ記録装置によりレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録方法であって、
    前記データ記録装置は、
    データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶し、
    第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して該第1記録層のデータ記録エリアにデータを記録し、
    データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を前記パワー差情報によって補正した条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行う
    ことを特徴とする光ディスクへのデータ記録方法。
  3. 複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対して、レーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録方法であって、
    前記データ記録装置は、
    データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶し、
    第1記録層にデータ記録を行うときには、該第1記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して該第1記録層のデータ記録エリアにデータを記録し、
    データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときには、該記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに隣接するデータ記録エリア外の所定エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行う
    ことを特徴とする光ディスクへのデータ記録方法。
  4. 第k+1記録層における前記データ記録エリア外のエリアは、第k記録層におけるデータの記録方向が内周側から外周側に向けた方向のときはデータ記録エリアの外周側に隣接するエリアであり、第k記録層におけるデータの記録方向が外周側から内周側に向けた方向のときはデータ記録エリアの内周側に隣接するエリアである
    ことを特徴とする請求項3に記載の光ディスクへのデータ記録方法。
  5. 記録層変化後の記録状態の検出は、アシンメトリまたはβによる記録レーザ光のパワー過不足の検出と、再生RF信号のピット前後の位相もしくは振幅量のズレによる記録レーザ光パルスのズレの検出による
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の光ディスクへのデータ記録方法。
  6. 上記記録パワーの最適調整は、各記録層の内周側の試し書きエリアで求めた記録パワーに対するアシンメトリまたはβの変化量に基づいて行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の光ディスクへのデータ記録方法。
  7. 上記記録パルスの調整は、各記録層の内周側の試し書きエリアで求めたアシンメトリまたはβに対するピット前後の位相または振幅変化量を用いて、検出されたアシンメトリまたはβを最適に調整した際の位相または振幅変化を、前記検出されたピット前後の位相または振幅量より差分して得られたピット前後の位相または振幅量に対して、内周側の試し書きエリアで求めた記録パルス設定に対するピット前後の位相または振幅変化量に基づいて行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の光ディスクへのデータ記録方法。
  8. 前記条件決定手段によって決定した条件を記録ドライブ内のメモリまたはデータ記録対象となる光ディスクに記録する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の光ディスクへのデータ記録方法。
  9. 複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対してレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録装置であって、
    データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶する条件決定手段と、
    データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときに、該記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を光ディスクに照射して、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を前記光ディスクに照射してデータ記録を行うデータ記録手段とを備えている
    ことを特徴とする光ディスクへのデータ記録装置。
  10. 複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対してレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録装置であって、
    光ディスクの内周側データ記録エリアにデータ記録を行うときの記録レーザ光パワーと外周側データ記録エリアにデータ記録を行うときの記録レーザ光パワーとの差に関するパワー差情報を各記録層毎に保持している記憶手段と、
    データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶する条件決定手段と、
    データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときに、該記録層の最適記録条件を前記パワー差情報によって補正した条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行うデータ記録手段とを備えている
    ことを特徴とする光ディスクへのデータ記録装置。
  11. 複数の記録層を備えると共に各記録層の内周側に試し書きエリアが設けられている多層構造を有するデータ書き込み可能な光ディスクに対してレーザ光を照射してデータを記録する光ディスクへのデータ記録装置であって、
    データ記録を行う前に光ディスクの各記録層毎に該記録層の内周側の試し書きエリアにテストデータの記録を行い、該記録したテストデータを再生して、記録条件の最適化を行い、各記録層毎の最適記録条件と所定の関数からなる補正導出条件とを決定して記憶する条件決定手段と、
    データ記録対象となる記録層が第k(kは1以上の整数)記録層から第k+1記録層に移行した直後にデータ記録を行うときに、該記録層の最適記録条件を用いて調整したレーザ光を照射して、該記録層のデータ記録エリアに隣接するデータ記録エリア外の所定エリアに所定量のデータを記録した後、該記録したデータを再生して該データの記録状態を検出し、該検出結果及び前記補正導出条件に基づいて前記最適記録条件を補正した記録条件を求め、該補正した記録条件を用いて調整したレーザ光を照射してデータ記録を行うデータ記録手段とを備えている
    ことを特徴とする光ディスクへのデータ記録装置。
JP2006217815A 2006-08-10 2006-08-10 光ディスクへのデータ記録方法及びその装置 Pending JP2008041224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217815A JP2008041224A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 光ディスクへのデータ記録方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217815A JP2008041224A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 光ディスクへのデータ記録方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008041224A true JP2008041224A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39176044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006217815A Pending JP2008041224A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 光ディスクへのデータ記録方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008041224A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010050144A1 (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 パナソニック株式会社 情報記録媒体、記録装置および再生装置
WO2010050143A1 (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 パナソニック株式会社 情報記録媒体、記録装置および再生装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003288759A (ja) * 2002-01-22 2003-10-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多層情報記録媒体、記録装置および記録方法
WO2005004119A2 (en) * 2003-07-01 2005-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Recording methods and devices for recording information on dual layer recordable disks
JP2005276390A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Sony Corp 光ディスク媒体、記録再生装置、レーザパワー決定方法
JP2006024246A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Hitachi Ltd 光ディスクのレーザー強度の調整方法及び光ディスク記録再生装置
JP2006164443A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Sanyo Electric Co Ltd 光記録再生装置
WO2006075266A1 (en) * 2005-01-12 2006-07-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus and method for optimized write strategy control

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003288759A (ja) * 2002-01-22 2003-10-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多層情報記録媒体、記録装置および記録方法
WO2005004119A2 (en) * 2003-07-01 2005-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Recording methods and devices for recording information on dual layer recordable disks
JP2005276390A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Sony Corp 光ディスク媒体、記録再生装置、レーザパワー決定方法
JP2006024246A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Hitachi Ltd 光ディスクのレーザー強度の調整方法及び光ディスク記録再生装置
JP2006164443A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Sanyo Electric Co Ltd 光記録再生装置
WO2006075266A1 (en) * 2005-01-12 2006-07-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus and method for optimized write strategy control

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010050144A1 (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 パナソニック株式会社 情報記録媒体、記録装置および再生装置
WO2010050143A1 (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 パナソニック株式会社 情報記録媒体、記録装置および再生装置
US20110096643A1 (en) * 2008-10-27 2011-04-28 Atsushi Nakamura Information recording medium, recording device and reproducing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4407623B2 (ja) 再生装置、球面収差補正値及びフォーカスバイアス調整方法
JP4581825B2 (ja) 光ディスク装置、フォーカスバイアス及び球面収差補正値調整方法
JP2007018582A (ja) 光情報記録装置および光情報記録方法
JP2007200435A (ja) 光ディスク装置およびその記録方法
JP4083761B2 (ja) 記録パワー値決定方法、および光ディスク装置
JP2008041224A (ja) 光ディスクへのデータ記録方法及びその装置
JP2011018388A (ja) 記録再生装置、レーザ駆動パルス調整方法
JP4381456B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法
KR20070097568A (ko) 광학 저장매체에 기록시의 포커스 관리 방법 및 장치
CN101154402B (zh) 盘驱动设备和用于调整聚焦偏移和球面象差校正值的方法
JP2007207286A (ja) 光ディスク装置
US20100322051A1 (en) Recording and reproducing apparatus, method of calculating temperature characteristic compensation operation coefficient, and reproducing apparatus
US20110305128A1 (en) Recording device, recording method, and program
JP4531012B2 (ja) 光情報記録再生装置
JP4833912B2 (ja) 光ディスクの反り検出方法及び光ディスクの記録方法並びに光ディスク記録再生装置
JP2009009656A (ja) 光ディスク装置及び情報記録方法
JP5142975B2 (ja) 光ディスクドライブ装置の制御方法及び装置、光ディスクドライブ装置を備えた電子機器
JP2007213731A (ja) 光情報記録装置および光情報記録方法
JP4561699B2 (ja) 記録再生装置
JP2007200381A (ja) 光ディスク装置運転方法および光ディスク装置
JP4695585B2 (ja) 光ディスク記録方法及び光ディスク記録装置
JP2009054233A (ja) 光ディスクのフォーカス位置調整方法及びそれを利用した光ディスク装置
JP2009043297A (ja) 光ディスク装置
JP2011134366A (ja) 光ディスク記録装置
JP2007042261A (ja) 記録パルス最適化装置及び記録パルス最適化方法並びにコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100624