JP2008038475A - 局部洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価で確実に洗浄ノズルの先端部を清潔に保つことができる局部洗浄装置を提供する。
【解決手段】本局部洗浄装置は、ノズル収容部に収容された状態の洗浄ノズルの先端部に、所定時間紫外線を照射する発光ダイオードを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】本局部洗浄装置は、ノズル収容部に収容された状態の洗浄ノズルの先端部に、所定時間紫外線を照射する発光ダイオードを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は人体局部を洗浄する局部洗浄装置に係り、特に洗浄ノズルの先端部を清潔に保つために、洗浄ノズルの先端部に紫外線を照射する発光ダイオードを備えた局部洗浄装置に関する。
近年、人体の局部を洗浄するために、洗浄水を人体の局部に噴出する洗浄ノズルを備えた衛生洗浄装置が普及している。この衛生洗浄装置は、洗浄水を洗浄ノズルに供給し、この洗浄ノズルから洗浄水を人体局部に向けて噴出するという構成をなす。
このような衛生洗浄装置においては、洗浄時に洗浄ノズルの先端部が局部に接近して洗浄水を噴出するため、洗浄ノズルが洗浄の際に汚水や汚物を浴びやすく、洗浄ノズルの先端部を定期的に洗浄する必要がある。
そこで、薬液を用いて洗浄ノズルを洗浄することも提案されている(特許文献1)が、特許文献1の方法では、薬液のコストがかかるとともに、薬液を補充する手間も発生する。
この問題を解決するために、洗浄水を人体に噴出する洗浄ノズル装置と、この洗浄ノズル装置を加熱された気体状態および/または液体状態の洗浄水で洗浄するノズル洗浄装置と、ノズル洗浄装置におけるスケールの付着を防止するスケール付着防止手段とを備えた衛生洗浄装置が提案されている(特許文献2)。
しかしながら、特許文献2のものは、構造が複雑であり高価である。
特開平8−93034号公報
特開2004−270185号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、安価で確実に洗浄ノズルの先端部を清潔に保つことができる局部洗浄装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る局部洗浄装置は、洗浄水を人体の局部に噴出する洗浄ノズルと、この洗浄ノズルを進退させるノズル進退機構と、前記洗浄ノズルの不使用時、後退した洗浄ノズルを収容するノズル収容部と、このノズル収容部近傍に設けられ、前記洗浄ノズルが前記ノズル収容部に収容された状態で、所定時間前記洗浄ノズルの先端部に紫外線を照射する発光ダイオードを備えたことを特徴とする。
本発明に係る局部洗浄装置によれば、安価で確実に洗浄ノズルの先端部を清潔に保つことができる局部洗浄装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る局部洗浄装置について添付図面を参照して説明する。
図1は本第1実施形態の局部洗浄装置を組み込んだ便座装置の斜視図、図2はその便座装置の裏面図、図3は本第1実施形態の局部洗浄装置の概念図である。
図1及び図2に示すように、本第1実施形態に係る局部洗浄装置1は、便器2に装着される便座装置3に組み込まれて使用される。
便座装置3は、この便座装置3の箱状の本体4と、この本体4に軸着され便器2に載置される便座5と、本体4に軸着され便座5上に開閉自由に設けられる便座蓋6を備える。
本体4には操作パネル7が設けられ、操作パネル7は電気的構成要素を制御するスイッチ組立(図示せず)を覆い、スイッチに対応してその機能をアイコンあるいは文字により表示する洗浄ボタン8a、停止ボタン8bなどを設けた操作銘板8を備える。
図3に示すように、局部洗浄装置1は本体4に内装され、電磁開閉弁9を介して外部から供給される給水を加熱する加熱装置(図示せず)を設けた湯タンク10と、加熱された洗浄水の流量を調節する流量調整バルブ11、この流量調整バルブ11からの洗浄水を人体の局部に噴出する噴出孔12aを先端部に設けた洗浄ノズル12と、この洗浄ノズル12をノズルシリンダ13内で進退させるノズル進退機構14から構成される。
図4及び図5に示すように、本体4の裏面には、洗浄ノズル12が収容される収容部15が設けられ、図1に示す洗浄ノズル12の使用時、伸長した状態から、不使用時の後退した状態(収容状態)の洗浄ノズル12を収容するようになっている。
この収容部15の近傍例えば収容部外壁16には、紫外線を発光する発光ダイオード(以下、LEDという。)17が設けられ、LED17から発光される紫外線を外壁16に設けた透光孔16aを介して、洗浄ノズル12の先端部に照射するようになっている。LED17は殺菌作用を有する波長域の紫外線を発光するものを用いる。
また、本体4の裏面には便座5方向に面して着座センサー18が設けられ、使用者の着座、離座を検知する。
さらに、本体4内には、構成要素を電気的に制御する制御手段(図示せず)が設けられ、構成要素の動作を制御するようになっている。
なお、図中、符号20は温風吹出口、21は脱臭吸込口、22は脱臭カセット/脱臭排気口、23は便座ゴムクッションである。
次に、洗浄ノズル12による洗浄動作及びLED17による殺菌動作について説明する。
図1に示すように、使用者が便座に着座すると、着座センサー18が着座を検知し、局部洗浄装置1を動作可能な状態にする。
用便後、操作パネル7に設けた洗浄ボタン8aが押されると、ノズル進退機構14が作動して、洗浄ノズル12を洗浄位置に前進させる。一方、温水タンク10からの温かい洗浄水は、流量調整バルブ11を介して洗浄ノズル12から人体の局部に噴出し、局部を洗浄する。
図4に示すように、続いて、操作パネル7の停止ボタン8bが押されると、電磁開閉弁9を閉状態とし、洗浄ノズル12からの洗浄水の噴射を止め、さらに、ノズル進退機構14が作動して、洗浄ノズル12が収容部15に配したノズルシリンダ13内に後退して収容状態となる。
図3及び図5に示すように、洗浄ノズル12が収容状態となり、使用者が離座すると、着座センサー18が離座を検知し、制御手段を介してLED17を発光させて、紫外線を洗浄ノズル12の噴出孔12aを設けた先端部に照射して、先端部を殺菌する。この殺菌は所定時間、所定間隔で継続的に行われるのが好ましい。
一方、洗浄ノズル12が伸長した使用状態では、着座を検知する着座センサー18、着座情報信号が入力される制御手段を介してLED17の発光を停止状態にする。
このように、洗浄ノズル12は収容状態で、LED17からの紫外線により殺菌が行われるので、洗浄ノズル12の先端部を常に清潔に保つことができる。また、殺菌にLED17を用いるので、構造が簡単で安価である。
本第1実施形態によれば、安価で確実に洗浄ノズルの先端部を清潔に保つことができる局部洗浄装置が実現される。
また、本発明の第2実施形態に係る局部洗浄装置について説明する。
本第2実施形態は、第1実施形態のLEDの他に便器に紫外線を照射するLEDを設けたものである。
例えば、図6に示すように、本第2実施形態の局部洗浄装置1Aは、洗浄ノズル12の先端部に紫外線を照射するLED17の他に、便器内に紫外線を照射するLED17A1を本体4及び/または、LED17A2を便座蓋6に設ける。
なお、他の構成は図2に示す便座装置と異ならないので、同一符号を付して説明は省略する。
これにより、洗浄ノズルの先端部に加えて、便器の殺菌も行うことができ衛生的である。
また、本発明の第3実施形態に係る局部洗浄装置について説明する。
本第3実施形態は、第1実施形態に洗浄ノズルを超音波洗浄する超音波洗浄装置を設けたものである。
例えば、図7(a)に示すように、本第3実施形態の局部洗浄装置1Bは、洗浄ノズル12の下方に超音波洗浄槽31を設け、この超音波洗浄槽31を使用時、洗浄ノズル12の伸長に伴って洗浄ノズル12の傾斜角度だけ回動させる。図7(b)に示すように、収容状態では洗浄ノズル12の先端部が、超音波洗浄槽31に収容された洗浄水に浸漬され、超音波発生装置(図示せず)によって、洗浄水に局部的に激しい振動を発生させて、空洞を発生させ、この空洞がつぶれるときの力を利用して汚水や汚物が除去され、さらに、洗浄ノズル12の上方に設けられたLED17によって、洗浄ノズル12の先端部に紫外線が照射され、殺菌される。
これにより、洗浄ノズルの先端部はより清潔になる。
なお、洗浄ノズルはおしり洗浄ノズル、ビデノズルであってもよく、また、両者を同時に用いる場合でもよい。
1 局部洗浄装置
2 便器
3 便座装置
4 本体
5 便座
6 便座蓋
7 操作パネル
8 操作銘板
8a 洗浄ボタン
8b 停止ボタン
12 洗浄ノズル
12a 噴出孔
14 ノズル進退機構
15 収容部
16 収容部外壁
16a 透光孔
17 発光ダイオード(LED)
18 着座センサー
20 温風吹出口
2 便器
3 便座装置
4 本体
5 便座
6 便座蓋
7 操作パネル
8 操作銘板
8a 洗浄ボタン
8b 停止ボタン
12 洗浄ノズル
12a 噴出孔
14 ノズル進退機構
15 収容部
16 収容部外壁
16a 透光孔
17 発光ダイオード(LED)
18 着座センサー
20 温風吹出口
Claims (3)
- 便器に装着される便座装置に組み込まれて使用される局部洗浄装置において、
洗浄水を人体の局部に噴出する洗浄ノズルと、
この洗浄ノズルを進退させるノズル進退機構と、
前記洗浄ノズルの不使用時後退した洗浄ノズルを収容し、便座装置の本体に設けられたノズル収容部と、
このノズル収容部近傍に設けられ、前記洗浄ノズルが前記ノズル収容部に収容された状態で、所定時間前記洗浄ノズルの先端部に紫外線を照射する発光ダイオードを備えたことを特徴とする局部洗浄装置。 - 前記便座装置の本体および便座の少なくとも一方に設けられ、便器に紫外線を照射する発光ダイオードを備えたことを特徴とする請求項1に記載の局部洗浄装置。
- 前記洗浄ノズルのノズル収容部への収容時、前記洗浄ノズルの先端部を超音波発生装置を設けた水槽に浸漬して、超音波洗浄を行うとともに、発光ダイオードにより洗浄ノズルの先端部に紫外線を照射することを特徴とする請求項1または2に記載の局部洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006214367A JP2008038475A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 局部洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006214367A JP2008038475A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 局部洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008038475A true JP2008038475A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39173825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006214367A Pending JP2008038475A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 局部洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008038475A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103041413A (zh) * | 2011-10-12 | 2013-04-17 | 科勒诺维达株式会社 | 温水洁身器的喷嘴组件杀菌方法 |
JP2019170523A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | Toto株式会社 | 便座装置 |
JP2019210656A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP2019210802A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP2021085309A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
2006
- 2006-08-07 JP JP2006214367A patent/JP2008038475A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019170523A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | Toto株式会社 | 便座装置 |
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JP7124463B2 (ja) | 2018-06-01 | 2022-08-24 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP7398039B2 (ja) | 2018-06-01 | 2023-12-14 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP2021085309A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP7398048B2 (ja) | 2019-11-29 | 2023-12-14 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
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