JP2008032928A - 加飾成形品および加飾成形品のハードコート層形成方法 - Google Patents

加飾成形品および加飾成形品のハードコート層形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加飾が施された樹脂成形品に対し必要な箇所に必要な厚さのハードコート層を形成することができるハードコート層形成方法および加飾成形品を提供する。
【解決手段】少なくとも表示用の透明窓部20aとその透明窓部の周囲に着色された加飾部分20bとを有し、上記透明窓部と上記加飾部分に跨がってハードコート層が形成されている加飾成形品において、上記透明窓部に形成されたハードコート層の膜厚が、上記加飾部分に形成されたハードコート層の膜厚に対して相対的に厚く形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の移動端末に備えられている表示画面の保護コートとして好適な加飾成形品およびそのハードコート層形成方法に関するものである。
携帯電話や移動端末の表示部には、各種情報を透過表示するための透明窓部を備えたパネルが組み付けられており、このパネルにおいて透明窓部の周囲には窓枠状に着色を施した加飾部が形成されている。
上記パネルの表面には傷つき防止用のハードコート層が形成されるが、そのハードコート層の形成方法としては、例えば、基材シートの表面に離型層を介してハードコート層を積層しさらに必要に応じて絵柄層等を積層したものを、上記パネルの表面に重ね、加熱ローラで加圧して上記ハードコート層をそのパネルに転写する方法、あるいは、成形型内に転写シートを配置した状態でその成形型内に樹脂を注入成形するいわゆるインモールド成形によってパネルとハードコート層とを同時に形成する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−108695号公報(第(2)頁)
しかしながら、従来のハードコート層形成方法は、パネル表面全体に均一な厚さでハードコート層を形成するものであるため、例えば透明窓部を保護するのに適した膜厚でハードコート層を全面に形成すると、それほど耐摩耗性の要求されない加飾部に形成されるハードコート層の膜厚が過剰になり、ハードコート層の材料を無駄に消費するばかりか、ハードコート層にクラックを発生させる原因にもなる。
また、携帯電話用のパネルに関しては、パネル成形後に上記加飾部にキャリアロゴを入れたいというニーズがあるが、このように後付けされたキャリアロゴはハードコート層を持たないため、耐摩耗性が低いという問題がある。
さらにまた、曲面を有する上記パネルにハードコート層を形成すると、ハードコート層の硬化時において、その曲面部分でハードコート層が引っ張られることによって膜厚不足を生じ、所定の耐摩耗性を奏することができなくなるという問題もある。
本発明は以上のような従来のハードコート層形成方法における課題を考慮してなされたものであり、加飾が施された樹脂成形品に対し必要な箇所に必要な厚さのハードコート層を形成することができるハードコート層形成方法および加飾成形品を提供するものである。
本発明の加飾成形品は、少なくとも表示用の透明窓部とその透明窓部の周囲に着色された加飾部分とを有し、上記透明窓部と上記加飾部分に跨がってハードコート層が形成されている加飾成形品において、上記透明窓部に形成されたハードコート層の膜厚が、上記加飾部分に形成されたハードコート層の膜厚に対して相対的に厚く形成されていることを要旨とする。
本発明において着色された加飾部分は、幾何学模様やベタ塗りパターンを印刷または転写することによって、また、真空蒸着やメッキ等の方法によって金属薄膜のパターンを形成することによって得ることができる。
本発明の加飾成形品は、少なくとも表示用の透明窓部とその透明窓部の周囲に着色された加飾部分とを有する加飾成形品の上記加飾部分に対し、印刷等によって記号、模様が後付けされた加飾成形品において、上記記号、模様が後付けされた部分に対し、ハードコート層が形成されていることを要旨とする。
本発明の加飾成形品のハードコート層形成方法は、少なくとも表示用の透明窓部とその透明窓部の周囲に着色された加飾部分とを有する加飾成形品に対し、上記透明窓部と上記加飾部分に跨がってハードコート層を形成する加飾成形品のハードコート層形成方法において、上記透明窓部に形成するハードコート層の膜厚を、上記加飾部分に形成するハードコート層の膜厚に対して相対的に厚く形成することを要旨とする。
本発明の加飾成形品のハードコート層形成方法は、少なくとも表示用の透明窓部とその透明窓部の周囲に着色された加飾部分とを有する加飾成形品の上記加飾部分に対し、印刷等によって記号、模様を後付けし、上記記号、模様が付加された部分に対してハードコート層を形成することを要旨とする。
本発明の加飾成形品のハードコート層形成方法において、上記ハードコート層はジェットプリンタを用いて形成することができる。
また、上記加飾部分が曲面を有する場合、その曲面に沿って上記ジェットプリンタのヘッドの角度を変位させるか、または固定されたヘッドに対して上記加飾成形品の姿勢を変位させることにより、上記曲面にコートするハードコート層の厚みを調整することができる。
また、上記加飾部分は熱転写フィルムまたは加飾フィルムを用いたインモールド成形によって形成することができる。
本発明の加飾成形品によれば、加飾成形品の透明窓部および加飾部分に対し、過不足なくハードコート層が形成されているため、加飾成形品の耐摩耗性を的確に高めることができる。
本発明の加飾成形品のハードコート層形成方法によれば、加飾が施された樹脂成形品に対し必要な箇所に必要な厚さのハードコート層を形成することができるという長所を有する。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
本発明の加飾成形品に施されるハードコート層は、ジェットプリンタによって形成することができる。
a.ジェットプリンタの構成
ハードコート層を形成するためのジェットプリンタとしては、インクジェット方式や気泡ジェット方式を使用することができるが、中でも、多くの印刷ヘッドを備え、特定のプログラムされた所定の移動パターンにしたがってジェットが継続的に動作するデジタルインクジェットプリンタを使用することが好ましい。
図1は上記デジタルインクジェットプリンタ(以下、ジェットプリンタと略称する)の基本構成を示したものである。
同図において、ジェットプリンタ1は、ハードコート層用の溶液を噴射するヘッド2と、そのヘッド2に対してハードコート層溶液を供給する複数のカートリッジ(図示しない)と、ヘッド2をX軸方向に走査させるキャリッジ3とを備えている。
上記キャリッジ3はX軸方向に沿って配置されているスライディングシャフト4をガイドとして往復動するように構成されている。
また、このキャリッジ3は、プーリ5に張架されているベルト6と接続されており、プーリ5はステッピングモータ7によって正逆回転可能に構成されている。
したがって、ステッピングモータ7の回転方向と回転量をプリンタドライバで制御することによりヘッド2のX軸方向の位置を制御することができる。
なお、図中、8はヘッド2のX方向の位置を決めるための位置決めレールであり、9はヘッド2の移動に追従するフレキシブル基板である。
一方、上記ヘッド2の下方には図示しないボールねじによって駆動する搬送テーブル10が備えられており、そのボールねじの回転方向と回転量を制御することにより、搬送テーブル10のY軸方向の位置を制御することができるようになっている。
この搬送テーブル10の上面に、図2に示すように加飾成形品としての表示パネル20がセットされる。
b.表示パネルの構成
本実施形態では携帯電話の表示パネルを例に取り説明する。
本実施形態における表示パネル20は、各種情報を透過表示するための透明窓部20aを有し、その透明窓部20aの周囲に、表示の視認性を高めるため窓枠状に黒塗りされた内縁部20bが形成され、その内縁部20bのさらに外側にメタリック調で塗られた外縁部20cが形成されている。なお、上記内縁部20bおよび外縁部20cは加飾部を構成している。
上記加飾部は、熱転写フィルムまたは加飾フィルムを用いたインモールド成形によって形成することができる。
また、上記外縁部20cの表面には、“AAAA”で示すキャリアロゴ20dが形成されている。ただし、このキャリアロゴ20dは表示パネル20成形後において必要に応じて形成される、いわゆる後付けされるものである。
このキャリアロゴ20dの形成方法としては、グラビア、オフセット、スクリーン印刷によるパターン印刷方法、水洗・エッチング等による金属薄膜層のパターニング方法、カラーコピーによる印刷方法等を利用することができる。
なお、搬送テーブル10の上面には表示パネル20の外周縁と当接してその表示パネル20を位置決めするための位置決め治具21が4箇所設けられており、表示パネル20の中心位置を基点としてハードコート層形成範囲S(例えば表示パネル20の輪郭)をコントローラ(図示しない)に座標入力すると、コントローラは位置決め治具21の中心位置(既知)を基点としてハードコート層形成範囲Sの座標を計算し直し、上記ボールねじと上記ステッピングモータ7とを協働させることによりハードコート層形成範囲S内にハードコート層を所定の膜厚でコートするようヘッド2を制御するようになっている。
c.ハードコート層
c-1.ハードコート層の材質
透明ハードコート層の材質としては、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、シアノアクリレート系樹脂、ウレタンアクリレート系樹脂などが示されるが、これらは単独で用いてもよく、または2種以上併用することもできる。
上記ハードコート層用の溶液または懸濁液は、カートリッジからヘッド2に至る搬送路中で適性な粘度が得られるよう、例えば、回転式粘度計(アントンバール社製レオラボQC)を用い、20rpm、25℃で測定された粘度が2〜60cpとなるように調整することが好ましい。
また、ハードコート層用のインキとして使用するバインダー樹脂は、コート後、空気乾燥、紫外線または熱によって架橋し硬化する材料を選択することが好ましい。
c-2.ハードコート層の厚み
ハードコート層の厚みは、1〜200μmの範囲で適宜設定することができる。
1μm未満ではハードコート層としての耐摩耗性が得られにくく、また、200μmを超えるとクラックの発生する虞れがあり生産性も低下する。
d.曲面を備えた表示パネルに対するハードコート層の形成方法
表示パネル20が曲面に形成されている場合、その曲面の曲率半径が15〜500mmであれば、一般のジェットプリンタによって問題なくコーティングが可能であり、500mm以上であれば、実質的に平面上にコーティングするのと同様であるため、勿論、ハードコート層を形成する上で問題は発生しない。
ところが、曲率半径が15mm未満の曲面になると、従来のように一方向からのコーティングではハードコート層の厚みが一定にならず、コーティング不良が発生する。
この場合、曲面に対し二方向以上の角度からインクを塗布することができるように、ヘッド2の角度を変更する。
図3(a)〜(c)は、ヘッド2の角度を変えてハードコート層を形成する方法を具体的に示したものである。
まず、図3(a)に示すように、ヘッド2をX軸方向に移動させるとともに、テーブル10を矢印Y方向に移動させることにより、表示パネル30の平坦部30bに対してハードコート層をコートする。
次に、図3(b)に示すように、ヘッド2を90°回転させ、表示パネル30の側壁に対して(矢印B方向)ハードコート層をコートする。
さらに、図3(c)に示すように、ヘッド2の回転角度を45°戻し、表示パネル30の曲面30aに対して斜め方向(矢印C方向)からハードコート層をコートする。
それにより、曲面を有する表示パネル30に対しても過不足なくハードコート層を形成することが可能になる。
なお、ジェットプリンタがヘッド2の回転機構を備えていない場合には、表示パネル30を支持しているテーブル10を、水平姿勢(0°)→垂直姿勢(90°)→傾斜姿勢(45°戻す)の順に変位させることにより、上記と同様に過不足なくハードコート層を形成することができる。
e.透明窓部上に形成するハードコート層の膜厚を、加飾部上に形成するハードコート層の膜厚よりも厚くする方法
ヘッド2は図2に示した表示パネル20全体にハードコート層を形成するが、透明窓部20a上を移動するときのヘッドの速度を、加飾部(内縁部20b、外縁部20c)上を移動するときのヘッドの速度よりも遅く制御する。それにより、透明窓部20aに形成されるハードコート層の膜厚を、加飾部分に形成されたハードコート層の膜厚に対して相対的に厚く形成することができる。
なお、加飾部にハードコート層を形成する必要がない場合は、透明窓部20aのみハードコート層を形成してもよい。また、キャリアロゴ20dのみにハードコート層をコートすることもできる。
〈ハードコート層の形成〉
透明ハードコート層の形成は加飾成形品全面とし、加飾成形品は図4に示すものを使用した。
ハードコート層の材質は、透明樹脂としての紫外線硬型ウレタンアクリレート樹脂に酸化鉄20%含有したもの(大日本インキ(株)製HT−100)を使用した。
ハードコート層の膜厚は、図4に示した加飾成形品40の曲面部40a(曲率半径12mm)については5μm、平面部40bについては2μmとした。
なお、加飾成形品40は、透明窓部40cの周囲に窓枠状に着色された加飾部(図中、着色部分)を有し、平面部40bと側壁部40dとの間に上記曲面部40aが形成されているものである。また、40eはキャリアロゴである。
加飾成形品40の位置決めは、その加飾成形品40の外形に沿って予め配置されている位置決め治具に加飾成形品40を嵌合することによって行なった。
ハードコート層の形成はデジタルインクジェットプリンタ(セイコーエプソン(株)製マルチフォトカラリオPM−A750)によって行い、ヘッド2から塗布されるハードコート層溶液を、20rpm、25℃で測定された粘度が12cpの溶液となるように調整した。
〈加飾部の作成〉
加飾成形品40の加飾部は転写フィルムを用いたインモールド成形によって形成した。
転写フィルムの構成は、38μmポリエステルフィルム(東洋紡績(株)T6140)からなる基体シート上にアクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)BR−83)を加飾層として形成し、ウレタン系樹脂(インクテック(株)ECOS)をアンカー層とし、塩化ビニル系樹脂(大日精化(株)VM−PEARL)を接着層としたものであり、この転写フィルムが転写される成形樹脂としてはポリカーボネート系樹脂(帝人(株)パンライト)を使用した。また、水洗によるアルミ真空蒸着薄膜層によってパターン化された金属光沢を有する金属薄膜層を形成した。
〈ヘッドの位置合せ〉
加飾成形品40の輪郭について、上述したようにXY座標を読み取り、その座標に基づいてジェットプリンタのヘッド2をX軸方向に移動させるとともにテーブル10をY軸方向に移動させた。
〈曲面部へのハードコート層形成方法〉
ヘッド2の角度は固定であるため、加飾成形品40を載置している搬送テーブル10の姿勢を変位させる。
水平姿勢にある搬送テーブル10上に載置された加飾成形品40の平面部40bに対し、直交する方向(垂直方向)からハードコート層を2μmコートし、次にテーブル10を90°回転させて垂直姿勢とし、加飾成形品40の側壁部40dに対し、ハードコート層を2μmコートした。
最後に、搬送テーブル10を45°戻して傾斜姿勢とし、加飾成形品40の曲面部40aにハードコート層を重ね塗りし膜厚を5μmとした。
図4(b)はハードコート層が形成された加飾成形品40の断面図であり、曲面部40aにハードコート層が厚く形成されている。それにより、曲面部40aのハードコート層が引っ張られて膜厚不足となる問題を解消することができた。
〈ハードコート層の性能〉
得られたハードコート層の鉛筆硬度は、加飾成形品の平面部40bで3Hであり、曲面部40aで4Hであった。
また、ハードコート層の耐摩耗性(金属ブラシで擦りつける)を試験した結果、平面部40bでは30回に耐え、曲面部40aについては100回まで耐えることができた。ちなみに特許文献1に示した方法で形成されたハードコート層では、曲面部について30回擦っただけで加飾層が剥がれ始めた。
〈ハードコート層の形成〉
透明ハードコート層を透明窓部と加飾部にコートし、透明窓部の膜厚を5μm、加飾部の膜厚を2μmとした。
ハードコート層の材質は、透明樹脂として紫外線硬化型ウレタンアクリレート(実施例1と同じ)を使用した。
加飾成形品の位置決めは、その加飾成形品の外形に沿って配置されている位置決め治具に加飾成形を嵌合させることによって行なった。
ハードコート層の形成はデジタルインクジェットプリンタ(キャノン(株)製PIXUS MP500)によって行い、ヘッド2から塗布されるハードコート層溶液を、20rpm、25℃で測定された粘度が12cpの溶液となるように調整した。なお、希釈溶剤としてメチルイソブチルケトンを使用した。
〈加飾層の作成〉
加飾部の図柄はグラビア印刷によって形成した。なお、グラビア印刷に代えてオフセット印刷、スクリーン印刷等によるパターン印刷も可能である。
〈加飾部への位置合せ〉
加飾成形品の輪郭についてXY座標を読み取り、その座標に基づいてジェットプリンタのヘッド2をX軸方向に移動させるとともに搬送テーブル10をY軸方向に移動させた。
〈透明窓部に対するハードコート層形成方法〉
透明窓部上を移動するヘッド2の時間を1.6秒とし、加飾部上を移動するヘッド2の時間を0.6秒に制御し、透明窓部に形成するハードコート層の膜厚を、加飾部上に形成するハードコート層の膜厚よりも厚く形成した。
〈ハードコート層の性能〉
得られたハードコート層の鉛筆硬度は、透明窓部で4Hであり、加飾部で3Hであった。
また、ハードコート層の耐摩耗性(金属ブラシで擦りつける)を試験した結果、透明窓部では100回に耐え、加飾部については80回まで擦りに耐えることができた。
透明ハードコート層を加飾成形品の平面部と曲面部に形成する。
上記平面部におけるハードコート層の膜厚は1μm、曲面部(曲率半径12mm)は5μmとした。
〈ハードコート層の形成〉
ハードコート層の材質は、透明樹脂としての紫外線硬型ウレタンアクリレート樹脂に酸化鉄20%含有したもの(大日本インキ(株)製HT−100)を使用した。
ハードコート層の形成はデジタルインクジェットプリンタ(セイコーエプソン(株)製マルチフォトカラリオPM−A750)によって行い、ヘッド2から塗布されるハードコート層用溶液を、20rpm、25℃で測定された粘度が60cpの溶液となるように調整した。
加飾部を形成するための転写フィルムの構成は、38μmポリエステルフィルム(東洋紡績(株)T6140)からなる基体シート上にアクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)BR−83)を加飾層として形成し、ウレタン系樹脂(インクテック(株)ECOS)をアンカー層とし、塩化ビニル系樹脂(大日精化(株)VM−PEARL)を接着層とし、剥離層としてハードコート性を有するウレタンアクリレート系樹脂(大日本インキ(株)HT−100)を備えたものであり、この転写フィルムが転写される成形樹脂としてはポリカーボネート系樹脂(帝人(株)パンライト)を使用した。
また、アルミ真空蒸着薄膜層を部分的にエッチングすることによってパターン化された金属光沢を有する金属薄膜層を形成した。
〈ハードコート層の性能〉
得られたハードコート層の鉛筆硬度は、加飾成形品の平坦部で3Hであり、加飾成形品の曲面部で4Hであった。
また、ハードコート層の耐摩耗性(金属ブラシで擦りつける)を試験した結果、加飾成形品の平坦部では30回に耐え、曲面部については100回擦っても外観上変化は見られなかった。ちなみに特許文献1に示した方法で形成されたハードコート層(膜厚5μm)では、曲面部について30回擦っただけで図柄層が剥がれ始めた。
透明ハードコート層を加飾成形品の平面部と曲面部に形成する。平面部におけるハードコート層の膜厚は2μm、曲面部(曲率半径12mm)は5μmとした。
〈ハードコート層の形成〉
ハードコート層の材質は、透明樹脂として紫外線硬化型ウレタンアクリレート(実施例1と同じ)を使用する。
加飾成形品の位置決めは、その加飾成形品の外形に沿って配置されている位置決め治具に加飾成形を嵌合することによって行なった。
ハードコート層の形成はデジタルインクジェットプリンタ(キャノン(株)製PIXUS MP500)によって行い、ヘッド2から塗布されるハードコート層用溶液を、20rpm、25℃で測定された粘度が60cpとなるように調整した。なお、希釈溶剤としてメチルイソブチルケトンを使用した。
〈ヘッドの位置合せ〉
ハードコート層を形成する加飾成形品の輪郭について、XY座標を読み取り、その座標に基づいてヘッド2をX軸方向に移動させるとともにテーブル10をY軸方向に移動させた。
〈曲面部へのハードコート層形成方法〉
ヘッド2の角度は固定であるため、加飾成形品を載置している搬送テーブル10の姿勢を変位させる。
水平姿勢にある搬送テーブル10上に載置された加飾成形品の平面部に対し、直交する方向(垂直方向)からハードコート層を塗布し、次にテーブル10を90°回転させて垂直姿勢とし、加飾成形品の側壁部に対してハードコート層をコートした。最後に、テーブル10を45°戻して傾斜姿勢とし、加飾成形品の曲面部分にハードコート層を重ね塗りした。
〈加飾部の作成〉
加飾成形品の加飾部は転写フィルムを用いたインモールド成形によって形成した。
転写フィルムの構成は、38μmポリエステルフィルム(東洋紡績(株)T6140)からなる基体シート上にアクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)BR−83)を加飾層として形成し、ウレタン系樹脂(インクテック(株)ECOS)をアンカー層とし、塩化ビニル系樹脂(大日精化(株)VM−PEARL)を接着層とし、ハードコート性を有するウレタンアクリレート系樹脂(大日本インキ(株)HT−100)を剥離層として備えたものであり、この転写フィルムが転写される成形樹脂としてはポリカーボネート系樹脂(帝人(株)パンライト)を使用した。
〈ハードコート層の性能〉
得られたハードコート層の鉛筆硬度は、加飾成形品の曲面部で4Hであり、平坦部で3Hであった。
また、ハードコート層の耐摩耗性(金属ブラシで擦りつける)を試験した結果、加飾成形品の曲面部では100回擦っても外観に変化はなく、平坦部については30回まで擦りに耐えることができた。ちなみに特許文献1に示した方法で形成されたハードコート層(膜厚5μm)では、曲面部について30回擦っただけで加飾部が剥がれ始めた。
図4に示したキャリアロゴ40e上にのみ透明ハードコート層を形成する。
ハードコート層の膜厚は5μmとした。
〈ハードコート層の形成〉
ハードコート層の材質は、透明樹脂としての紫外線硬型ウレタンアクリレート樹脂に酸化鉄20%含有したもの(大日本インキ(株)製HT−100)を使用した。
ハードコート層の形成はデジタルインクジェットプリンタ(セイコーエプソン(株)製マルチフォトカラリオPM−A750)によって行い、ヘッド2から塗布されるハードコート層用溶液を、20rpm、25℃で測定された粘度が60cpの溶液となるように調整した。
〈ハードコート層の性能〉
得られたハードコート層の鉛筆硬度は4Hであり、ハードコート層の耐摩耗性(金属ブラシで擦りつける)を試験した結果、100回擦っても外観に変化はなく、耐摩耗性の高められたことが確認された。
なお、加飾成形品に対して異なる角度からハードコート層用溶液をコートする方法としは、搬送テーブル10の姿勢を変位させる以外にロボットアームを使用することによって実現することもできる。
具体的には、減圧回路と連通する吸盤を備えたロボットアームを使用し、その吸盤を加飾成形品に接触させて加飾成形品を吸着し、ロボットアームの姿勢を所望の角度に制御することによっても任意の部位に任意の厚さでハードコート層を形成することができる。
また、加飾成形品を水平から垂直姿勢に変位させるだけの場合は、例えば、加飾成形品の側壁をその両側から把持し得る把持爪を2対使用し、水平姿勢の場合は2対の把持爪で加飾成形品の側壁4箇所を固定し、垂直姿勢の場合は一対の把持爪を取り外すことにより一対の把持爪を支点として加飾成形品を自重で回転させ垂直姿勢にすることもできる。
本発明に係るハードコート層形成方法に使用するジェットプリンタの要部の構成を示す斜視図である。 ハードコート層が形成される加飾成形品の位置決め方法を説明する斜視図である。 (a)〜(c)は加飾成形品の曲面部に対するハードコート層形成方法を示す説明図である。 曲面部を有する加飾成形品の外形を示す斜視図である。
符号の説明
1 ジェットプリンタ
2 ヘッド
3 キャリッジ
4 スライディングシャフト
5 プーリ
6 ベルト
7 ステッピングモータ
8 位置決めレール
9 フレキシブル基板
10 搬送テーブル
20 加飾成形品
20a 透明窓部
20b 加飾部
21 位置決め治具

Claims (7)

  1. 少なくとも表示用の透明窓部とその透明窓部の周囲に着色された加飾部分とを有し、上記透明窓部と上記加飾部分に跨がってハードコート層が形成されている加飾成形品において、
    上記透明窓部に形成されたハードコート層の膜厚が、上記加飾部分に形成されたハードコート層の膜厚に対して相対的に厚く形成されていることを特徴とする加飾成形品。
  2. 少なくとも表示用の透明窓部とその透明窓部の周囲に着色された加飾部分とを有する加飾成形品の上記加飾部分に対し、印刷等によって記号、模様が後付けされた加飾成形品において、
    上記記号、模様が後付けされた部分に対し、ハードコート層が形成されていることを特徴とする加飾成形品。
  3. 少なくとも表示用の透明窓部とその透明窓部の周囲に着色された加飾部分とを有する加飾成形品に対し、上記透明窓部と上記加飾部分に跨がってハードコート層を形成する加飾成形品のハードコート層形成方法において、
    上記透明窓部に形成するハードコート層の膜厚を、上記加飾部分に形成するハードコート層の膜厚に対して相対的に厚く形成することを特徴とする加飾成形品のハードコート層形成方法。
  4. 少なくとも表示用の透明窓部とその透明窓部の周囲に着色された加飾部分とを有する加飾成形品の上記加飾部分に対し、印刷等によって記号、模様を後付けし、上記記号、模様が付加された部分に対してハードコート層を形成することを特徴とする加飾成形品のハードコート層形成方法。
  5. 上記ハードコート層をジェットプリンタを用いて形成する請求項3または4記載の加飾成形品のハードコート層形成方法。
  6. 上記加飾部分が曲面を有し、その曲面に沿って上記ジェットプリンタのヘッドの角度を変位させるか、または固定されたヘッドに対して上記加飾成形品の姿勢を変位させることにより、上記曲面にコートするハードコート層の厚みを調整する請求項5記載の加飾成形品のハードコート層形成方法。
  7. 熱転写フィルムまたは加飾フィルムを用いたインモールド成形によって上記加飾部分を形成する請求項3〜6のいずれか1項に記載の加飾成形品のハードコート層形成方法。
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