JP2008029097A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヨークに設けられる磁極を永久磁石により構成し、該永久磁石を加工することにより、回転電機に生じるコギングトルクを低減するにあたり、加工により永久磁石が破損しないように構成する。
【解決手段】ヨーク2に形成される磁極を、周回り方向少なくとも二つに分割された磁石体5aと5b、6aと6bを備えた第一、第二永久磁石ユニット5、6により構成し、これら磁石体5aと5b、6aと6bのあいだに、予め設定される周回り方向長さに設定されたギャップGが形成されるように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】ヨーク2に形成される磁極を、周回り方向少なくとも二つに分割された磁石体5aと5b、6aと6bを備えた第一、第二永久磁石ユニット5、6により構成し、これら磁石体5aと5b、6aと6bのあいだに、予め設定される周回り方向長さに設定されたギャップGが形成されるように構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載される電装品等を構成する回転電機の技術分野に属するものである。
一般に、この種回転電機のなかには、外周に複数のティースが形成されたコア材を回転軸に複数枚積層し、ティース間に形成されたスロットにコイルを巻装して電機子を構成し、該電機子の回転軸を、少なくとも一対の磁極を備えたヨークに回転自在に軸承するように構成したものがある。
ところで、電動モータのような回転電機において、回転時のコギングトルクを低減することが課題であるが、該コギングトルクの主な発生原因の一つは、ヨーク側磁極を形成するために設けられる永久磁石の周回り方向端部となる磁極端において、ティースの磁束密度が変化(磁気抵抗変化)することに基づくことが知られている。これに対処するため、コア材を積層させるときに、スロット対応部位に形成されるコイル溝をアーマチュア軸とは変位する状態、即ちスキューさせる状態とすることが提唱され、このようにすることで、永久磁石の端部とティースとのあいだで生じる磁束密度変化を緩和させるようにしたものが提唱されている。しかるに、このようにスキューさせた場合では、有効磁束の低下に伴い特性劣化が生じ、さらには、コイルの巻線性が悪くなるという不具合が生じて問題があるうえ、コギング低下の効果を充分に得ることができないという問題も残される。そこで、永久磁石の周回り方向両端部を薄板状(偏芯状)として、該部位における磁石とティースとの対向間隔が広くなるようにすることも提唱されるが、このようにすると、磁束低下が生じてモータの小型化が難しいうえ、出力不足を巻線等で補充した場合では重量化、発熱等の問題も生じる。
ところで、電動モータのような回転電機において、回転時のコギングトルクを低減することが課題であるが、該コギングトルクの主な発生原因の一つは、ヨーク側磁極を形成するために設けられる永久磁石の周回り方向端部となる磁極端において、ティースの磁束密度が変化(磁気抵抗変化)することに基づくことが知られている。これに対処するため、コア材を積層させるときに、スロット対応部位に形成されるコイル溝をアーマチュア軸とは変位する状態、即ちスキューさせる状態とすることが提唱され、このようにすることで、永久磁石の端部とティースとのあいだで生じる磁束密度変化を緩和させるようにしたものが提唱されている。しかるに、このようにスキューさせた場合では、有効磁束の低下に伴い特性劣化が生じ、さらには、コイルの巻線性が悪くなるという不具合が生じて問題があるうえ、コギング低下の効果を充分に得ることができないという問題も残される。そこで、永久磁石の周回り方向両端部を薄板状(偏芯状)として、該部位における磁石とティースとの対向間隔が広くなるようにすることも提唱されるが、このようにすると、磁束低下が生じてモータの小型化が難しいうえ、出力不足を巻線等で補充した場合では重量化、発熱等の問題も生じる。
これを改善するため、永久磁石の内周面に凹部を形成し、これによって、永久磁石の端部で発生するコギングトルクを相殺することにより低減させるように構成したものが提唱され、これによって、磁束低下を抑制しつつ、コギングトルクの低減が図れることが確認されている。
特開2006−115578
しかるに、前記従来のものは、永久磁石の内周面を切削加工等による加工を施して凹部を形成し、磁石端部で生じるコギングトルクに対し、凹部により逆位相のコギングトルクを発生させる構成であるが、凹部の加工を精度良く行うことは難しいためバラツキが生じやすく、このようになると、要求されるコギングトルクの低減率を確保できないことがある。これに対応するには、凹部の溝深さを深くすることが考えられるが、このようにした場合では、永久磁石にひびが入ったり、欠けたり、さらには、割れたりすることもあって、製品の不良率が高まって製造コストが上昇するという問題が発生し、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、外周に複数のティースが形成されたコア材を回転軸に複数枚積層し、ティース間に形成されたスロットにコイルを巻装してなる電機子を、少なくとも一対の磁極を備えたヨークに回転自在に軸承してなる回転電機において、前記各磁極のうち、少なくとも一つの磁極は、周回り方向少なくとも二つに分割され、分割部位に所定間隙が設けられた同極の永久磁石により構成されている回転電機である。
請求項2の発明は、各磁極は、少なくとも周回り方向両端部に、板厚を切り落として構成した薄板部が形成されている請求項1に記載の回転電機である。
請求項3の発明は、各磁極の分割部位には、絶縁材が充填されている請求項1または2に記載の回転電機である。
請求項2の発明は、各磁極は、少なくとも周回り方向両端部に、板厚を切り落として構成した薄板部が形成されている請求項1に記載の回転電機である。
請求項3の発明は、各磁極の分割部位には、絶縁材が充填されている請求項1または2に記載の回転電機である。
請求項1の発明とすることにより、有効磁束量を低下させることなくコギングトルクの低減率を高めることができるものでありながら、永久磁石の加工を精度良く行うことができて、安定した品質の電動モータを低コストで提供することができる。
請求項2の発明とすることにより、磁極の周回り方向端部部位において発生するコギングトルク自体を低減する。
請求項3の発明とすることにより、永久磁石の組み込み性が向上する。
請求項2の発明とすることにより、磁極の周回り方向端部部位において発生するコギングトルク自体を低減する。
請求項3の発明とすることにより、永久磁石の組み込み性が向上する。
つぎに、本発明の第一の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は車両に搭載する電装品を構成する電動モータ(回転電機)のアーマチュア(本発明の電機子に相当する)であって、該アーマチュア1は、回転中心となる回転軸(アーマチュア軸)1aの両端部が、有底筒状のヨーク2に回転自在に軸承されている等の基本的な構成は従来通りである。
図面において、1は車両に搭載する電装品を構成する電動モータ(回転電機)のアーマチュア(本発明の電機子に相当する)であって、該アーマチュア1は、回転中心となる回転軸(アーマチュア軸)1aの両端部が、有底筒状のヨーク2に回転自在に軸承されている等の基本的な構成は従来通りである。
3はアーマチュア1を構成する薄板状のコア材であって、該コア材3は、リング状のボス部3aの外周に、外径側に放射状に突出する基部3bの先端に周回り方向に長く延出する爪部3cが形成された略T字状のティース3dが周回り方向に複数形成されたものに構成されている。
そして、複数枚のコア材3のボス部3aを、アーマチュア軸1aに回り止め状に外嵌せしめることでアーマチュアコア4を構成するように設定されている。ここで、コア材3は、図1に示すように、周回り方向に22個のティース3dが形成されたものになっており、これによって、コア材3を積層して構成されるアーマチュアコア4の外周には、隣接するティース3d間に、22個のスロット(コイル溝)4aが軸方向に長く形成されている。そして、これらスロット4aにコイル(図示せず)を巻装することにより、アーマチュア1が構成されるように設定されている。尚、前記各コイルの両端部は、アーマチュア軸1aに一体的に外嵌されるコンミテータ(図示せず)に接続され、該コンミテータを介してコイルに外部電源が供給されるように設定されている。
そして、複数枚のコア材3のボス部3aを、アーマチュア軸1aに回り止め状に外嵌せしめることでアーマチュアコア4を構成するように設定されている。ここで、コア材3は、図1に示すように、周回り方向に22個のティース3dが形成されたものになっており、これによって、コア材3を積層して構成されるアーマチュアコア4の外周には、隣接するティース3d間に、22個のスロット(コイル溝)4aが軸方向に長く形成されている。そして、これらスロット4aにコイル(図示せず)を巻装することにより、アーマチュア1が構成されるように設定されている。尚、前記各コイルの両端部は、アーマチュア軸1aに一体的に外嵌されるコンミテータ(図示せず)に接続され、該コンミテータを介してコイルに外部電源が供給されるように設定されている。
さて、前記ヨーク2の内周面には、四個の磁極が形成されるべく、N極に磁化された第一永久磁石ユニット5と、S極に磁化された第二永久磁石ユニット6とのそれぞれ二つづつ(二対)のものが、周回り方向交互に固定されている。そして、前記それぞれ二つづつの第一、第二永久磁石ユニット5、6とは、ヨーク2の内周面に沿う円弧形状に形成されるが、各第一、第二永久磁石ユニット5、6は、各磁極固定部位を二等分する直線を基準線Hとして、該基準線Hに互いに平行面となる分断面Fを存して二分割された一対の磁石体5aと5b、6aと6bにより構成されており、これら周回り方向に隣接する磁石体5aと5b、6aと6b同士のあいだには、予め設定される長さに設定されたギャップ(隙間)がそれぞれ形成されている。
ここで、磁石体5aと5b、6aと6b間に形成されるギャップは、本実施の形態では空気層により構成されており、該ギャップの対向間距離(長さ)Gは、前記コア材3のティース3d先端に形成される周回り方向に延出する爪部3cの周回り方向長さTよりも短く(T>G)設定されており、第一、第二永久磁石ユニット5、6とのあいだに形成される隙間Sよりも狭く(S>G)なるように設定されている。
これによって、第一、第二永久磁石ユニット5、6の周回り端部部位にティース3aが対向することにより生じるコギングトルクを、ギャップにティース3aが対向することにより生じるコギングトルクにより相殺することができて、電動モータのコギングトルクの低減を図ることができるように設定されている。
ここで、磁石体5aと5b、6aと6b間に形成されるギャップは、本実施の形態では空気層により構成されており、該ギャップの対向間距離(長さ)Gは、前記コア材3のティース3d先端に形成される周回り方向に延出する爪部3cの周回り方向長さTよりも短く(T>G)設定されており、第一、第二永久磁石ユニット5、6とのあいだに形成される隙間Sよりも狭く(S>G)なるように設定されている。
これによって、第一、第二永久磁石ユニット5、6の周回り端部部位にティース3aが対向することにより生じるコギングトルクを、ギャップにティース3aが対向することにより生じるコギングトルクにより相殺することができて、電動モータのコギングトルクの低減を図ることができるように設定されている。
さらに、各第一、第二永久磁石ユニット5、6とは、周回り方向両端部に位置する部位、即ち、周回り方向に隣接する一対の磁石体5aと5b、6aと6bのうち、一方の磁石体5a、6a、即ち、時計回り方向手前側の磁石体5a、6aには、時計回り方向手前側の端縁部における内径側部位および外径側部位をそれぞれ切り落とすことにより、該時計回り方向手前側端縁部の板厚が薄い薄板部5c、6cが形成されている。さらに、時計回り方向先側の磁石体5b、6bには、時計回り方向先側の端縁部における内径側および外径側部位をそれぞれ切り落とすことにより、該時計回り方向先側端縁部の板厚が薄い薄板部5d、6dが形成されている。これによって、第一、第二永久磁石ユニット5、6の周回り方向量端部部位においてティース3aが対向することにより生じるコギングトルクを低減することができるように構成されている。
ここで、これら一対の磁石体5aと5b、6aと6b同士は、ギャップの周回り方向中間位置となる前記基準線Hを基準として左右対称状に形成されており、それぞれ同極同士のものにおいて軸方向に反転させることにより、時計回り方向手前側の磁石体5a、6aと先側の磁石体5b、6bとを、共通化することが可能となるように構成されている。
ここで、これら一対の磁石体5aと5b、6aと6b同士は、ギャップの周回り方向中間位置となる前記基準線Hを基準として左右対称状に形成されており、それぞれ同極同士のものにおいて軸方向に反転させることにより、時計回り方向手前側の磁石体5a、6aと先側の磁石体5b、6bとを、共通化することが可能となるように構成されている。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、アーマチュアコア4の各スロット4aに巻装されるコイルに通電することで、アーマチュア1の回転がなされるが、このとき、アーマチュア1と第一、第二永久磁石ユニット5、6の磁極端とのあいだにおいて生じるコギングトルクは、第一、第二永久磁石ユニット5、6に形成されているギャップとのあいだにおいて生じるコギングトルクにより相殺されることで低減を図ることができて、コイル溝をスキューさせるもののように有効磁束量を低減させることなくコギングトルクの低減を図れる。しかも、このものでは、各磁極を、二つに分割された磁石体5aと5b、6aと6bにより第一、第二永久磁石ユニット5、6を構成し、これら磁石体5aと5b、6aと6bのあいだに形成したギャップGにより、第一、第二永久磁石ユニット5、6の周回り方向端部において発生するコギングトルクを相殺するコギングトルクを発生させる構成となっているため、従来の永久磁石の内周面に凹部を切削加工して形成するもののように、加工精度が低下して、コギングトルクの低減率を確保できなくなってしまうような不具合がない。そのうえ、凹部を形成するべく永久磁石を切削加工する際に、ひびが入ったり、欠けたり、割れたりする惧れもなく、第一、第二永久磁石ユニット5、6を、目的とする大きさのギャップを精度が良く加工することができて、安定した品質の電動モータを安価に提供することができる。
さらに、本発明が実施されたものにあっては、各第一、第二永久磁石ユニット5、6の周回り方向両端部において薄板部5c、5d、6c、6dが形成されているので、前記周回り方向端部部位において発生するコギングトルク自体の低減を図れる。
しかも、このものにあっては、一対の磁石体5a、5b、6a、6bとは、軸方向の向きを反転させることで、周回り方向手前側、先側の何れに配置することもできて、部材の共通化を図ることができる。
しかも、このものにあっては、一対の磁石体5a、5b、6a、6bとは、軸方向の向きを反転させることで、周回り方向手前側、先側の何れに配置することもできて、部材の共通化を図ることができる。
ここで、図3は、本発明が実施されたアーマチュアを用いた電動モータMの回転角に対するコギングトルク値と、永久磁石形状は薄板部を形成することのない均一板厚の永久磁石を備えたヨークに、コイル溝がスキューされることなく軸方向に平行に形成されたアーマチュアを回転自在に軸承させた従来型の電動モータM1の回転角に対するコギングトルク値とを比較したグラフ図である。前記グラフ図からも解るように、本発明に基づくアーマチュアを用いることで、コギングトルクが有効に低減されていることが確認できる。
また、本発明に基づく電動モータMにおけるコギングトルクの低減率は、従来型の電動モータM1における低減率よりも大きいにもかかわらず、有効磁束量の低減率は小さくすることができることが確認され、コギングトルクの低減手段として有効であると判断できる。
また、本発明に基づく電動モータMにおけるコギングトルクの低減率は、従来型の電動モータM1における低減率よりも大きいにもかかわらず、有効磁束量の低減率は小さくすることができることが確認され、コギングトルクの低減手段として有効であると判断できる。
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、図4に示す第二の実施の形態のようにすることもできる。
このものは、ヨーク2の内周面に四個の磁極を形成するべく、N極に磁化された第一永久磁石ユニット7とS極に磁化された第二永久磁石ユニット8との二対が周回り方向交互に固定されている。そして、この場合に、第一、第二永久磁石ユニット7、8は、それぞれ放射方向を抜く分断面F1を備えた二つの磁石体7aと7b、8aと8bによりそれぞれ構成されている。これら各磁石体7aと7b、8aと8bの周回り方向両端部における内外径部位はそれぞれ切り落とされており、周回り方向両端部においてそれぞれ薄板部7c、7d、7e、7f、8c、8d、8e、8fが形成されている。そして、これら各磁石体7aと7b、8aと8bとは、同形状に形成されていて、コア材3の軸芯Pを基準として点対称状態になるように形成されるとともに、各磁極固定部位を二等分する基準線H1を基準として線対称状態になるように形成されている。
さらに、このものでは、各磁極における磁石体7aと7b、8aと8bとのあいだに形成されるギャップには絶縁材としての樹脂材9が充填されている。
そして、このように構成した場合でも、有効磁束量を確保しながら、コギングトルクの低減を図れ、しかも、第一、第二永久磁石ユニット7、8の組み付け性が向上するという利点がある。
このものは、ヨーク2の内周面に四個の磁極を形成するべく、N極に磁化された第一永久磁石ユニット7とS極に磁化された第二永久磁石ユニット8との二対が周回り方向交互に固定されている。そして、この場合に、第一、第二永久磁石ユニット7、8は、それぞれ放射方向を抜く分断面F1を備えた二つの磁石体7aと7b、8aと8bによりそれぞれ構成されている。これら各磁石体7aと7b、8aと8bの周回り方向両端部における内外径部位はそれぞれ切り落とされており、周回り方向両端部においてそれぞれ薄板部7c、7d、7e、7f、8c、8d、8e、8fが形成されている。そして、これら各磁石体7aと7b、8aと8bとは、同形状に形成されていて、コア材3の軸芯Pを基準として点対称状態になるように形成されるとともに、各磁極固定部位を二等分する基準線H1を基準として線対称状態になるように形成されている。
さらに、このものでは、各磁極における磁石体7aと7b、8aと8bとのあいだに形成されるギャップには絶縁材としての樹脂材9が充填されている。
そして、このように構成した場合でも、有効磁束量を確保しながら、コギングトルクの低減を図れ、しかも、第一、第二永久磁石ユニット7、8の組み付け性が向上するという利点がある。
1 アーマチュア
1a アーマチュア軸
2 ヨーク
3 コア材
3b ティース
4 アーマチュアコア
4a スロット
5 第一永久磁石ユニット
5a 磁石体
5c 切り欠き部
1a アーマチュア軸
2 ヨーク
3 コア材
3b ティース
4 アーマチュアコア
4a スロット
5 第一永久磁石ユニット
5a 磁石体
5c 切り欠き部
Claims (3)
- 外周に複数のティースが形成されたコア材を回転軸に複数枚積層し、ティース間に形成されたスロットにコイルを巻装してなる電機子を、少なくとも一対の磁極を備えたヨークに回転自在に軸承してなる回転電機において、前記各磁極のうち、少なくとも一つの磁極は、周回り方向少なくとも二つに分割され、分割部位に所定間隙が設けられた同極の永久磁石により構成されている回転電機。
- 各磁極は、少なくとも周回り方向両端部に、板厚を切り落として構成した薄板部が形成されている請求項1に記載の回転電機。
- 各磁極の分割部位には、絶縁材が充填されている請求項1または2に記載の回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006197644A JP2008029097A (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006197644A JP2008029097A (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | 回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008029097A true JP2008029097A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39119188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006197644A Pending JP2008029097A (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008029097A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010178493A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Mitsuba Corp | アウターロータ型ブラシレスモータ |
-
2006
- 2006-07-20 JP JP2006197644A patent/JP2008029097A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010178493A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Mitsuba Corp | アウターロータ型ブラシレスモータ |
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