JP2008023723A - 印刷検査方法および印刷検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーン印刷装置において印刷不良が生じたときにその原因を判別することができるようにする。
【解決手段】所定パターンの開口部を有するマスクシートと基板との重装部分の所定範囲をX線撮影するX線検査カメラ55等のX線撮像装置と、スキージによるマスクシートへのペースト充填動作の後であって、マスクシートに対する基板離間動作より前に、X線撮像装置による撮像を行わせる撮像装置制御手段67と、検査手段68とを備える。検査手段68は、撮像装置制御手段67により制御されたX線撮像装置による撮像に基づいて取得されたX線透過画像に基づき、上記開口部に対するペーストの充填状態の良否を判定するようになっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、スクリーン印刷装置において印刷が適正に行われたかどうかを検査する方法および装置に関するものである。
従来から、クリーム半田などのペーストをプリント基板上に印刷するスクリーン印刷装置は一般に知られており、このスクリーン印刷装置は、所定パターンの開口部を有するマスクシートと基板とを重装させてから、マスクシート上に供給されたペーストをスキージにより上記開口部に充填する充填動作により、この開口部を通して基板上にペーストを塗布した後、マスクシートから基板を離間させる基板離間動作を経て、ペーストが印刷された基板を得るようになっている。
このようなスクリーン印刷装置により印刷された基板の印刷状態を検査する方法および装置も従来から知られている。
例えば下記特許文献1に示された検査方法は、スクリーン印刷装置に搬入される前の基板とスクリーン印刷装置で印刷が行われた後に搬出された基板とをそれぞれ撮像して、印刷前の基板の画像と印刷後の基板の画像とを取得し、さらに両者の差分画像を求め、その画像から、基板上のペーストの塗布状態(印刷状態)を検査するようにしている。
特開2006−49845号公報
上記の特許文献1に示されるような従来の検査方法では、印刷の良否は判別できるものの、印刷不良があった場合にその原因を特定することができなかった。
すなわち、印刷不良の原因としては、マスクシート上に供給されたペーストをスキージにより開口部に充填する際にその充填が正しく行われなかった場合と、マスクシートから基板を離間させたときにペーストが開口部に残って基板に正しく転写されなかった場合(マスクシートの目詰まり)とがあり得るが、印刷不良がいずれの場合によるものであるかを従来では区別することができなかった。このため、印刷不良の原因に応じた対応処置を取ることが難しいなどの不都合があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、印刷不良が生じたときにその原因を判別することができる印刷検査方法および印刷検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の印刷検査方法は、所定パターンの開口部を有するマスクシートと基板とを重装させてから、マスクシート上に供給されたペーストをスキージにより上記開口部に充填する充填動作により、この開口部を通して基板上にペーストを塗布した後、マスクシートから基板を離間させる基板離間動作を経て、ペーストが印刷された基板を得るようにしたスクリーン印刷装置において、上記充填動作の後であって上記基板離間動作より前に、この開口部を含むマスクシートと基板との重装部分の所定範囲をX線撮像装置により撮像してX線透過画像を取得する検査対象画像取得用のX線撮像工程と、このX線撮像工程で得られたX線透過画像に基づいて上記開口部に対するペーストの充填状態の良否を判定する充填状態検査工程とを有するものである。
この印刷検査方法によると、上記充填動作の後であって上記基板離間動作より前にX線撮像装置により撮像したX線透過画像に基づき、マスクシートの開口部へのペーストの充填が適正に行われたか否かを判定することができる。従って、印刷不良の原因として上記開口部へのペーストの充填不良が生じたときにこれを判別することができる。
この方法において、上記マスクシートと基板とを重装させた後であって上記充填の前に、上記所定範囲をX線撮像装置により撮像してX線透過画像を取得する比較画像取得用のX線撮像工程をさらに備え、上記充填状態検査工程では、上記比較画像取得用のX線撮像工程で取得された画像と上記検査対象画像取得用のX線撮像工程で取得された画像との差分画像を求めて、この差分画像が正常な範囲にあるか否かを判定することが好ましい。
このようにすると、X線透過画像のうちでマスクシートや基板の配線パターン等は打ち消されて、マスクシートの開口部に充填されたペーストのみの画像が抽出されるため、上記充填状態の検査を正確に行うことができる。
また、上記マスクシートと基板とを重装させる前にマスクシートの上記所定範囲を撮像する重装前マスクシート撮像工程と、上記基板離間動作の後にマスクシートの上記所定範囲を撮像する離間後マスクシート撮像工程と、上記離間後マスクシート撮像工程で取得された画像と重装前マスクシート撮像工程で取得された画像との差分画像を求めて、この差分画像によりマスクシートの目詰まりを判定する目詰まり検査工程とをさらに備えることが好ましい。
このようにすると、基板離間動作が行われたときに開口部からのペーストの離脱(基板へのペーストの転写)が良好に行われたか否かを判定し、ペーストの離脱不良(マスクシートの目詰まり)が生じた場合にこれを判別することができる。従って、上記充填状態検査工程と目詰まり検査工程とにより、印刷不良の原因がペーストの充填不良であるか離脱不良であるかを、正確に判定することができる。
また、上記基板離間動作の後に基板を撮像して、ペーストが印刷された基板の画像を取得する基板撮像工程と、この基板撮像工程で取得された基板の画像に基づいて基板の印刷状態の良否を判定する印刷状態検査工程とをさらに備えることが好ましい。
このようにすると、印刷不良の有無が印刷状態検査工程で判定されるとともに、印刷不良の原因が上記充填状態検査工程(および目詰まり検査工程)によって判定される。
また、本発明の印刷検査装置は、所定パターンの開口部を有するマスクシートと基板とを重装させてから、マスクシート上に供給されたペーストをスキージにより上記開口部に充填する充填動作により、この開口部を通して基板上にペーストを塗布した後、マスクシートから基板を離間させる基板離間動作を経て、ペーストが印刷された基板を得るようにしたスクリーン印刷装置において、上記開口部を含むマスクシートの所定範囲をX線撮影するX線撮像装置と、上記充填動作の後であって基板離間動作より前に上記X線撮像装置による撮像を行わせる撮像装置制御手段と、上記X線撮像装置による撮像に基づき、上記充填動作の後であって基板離間動作より前における上記所定範囲のX線透過画像である検査対象画像を取得する画像処理手段と、上記画像処理手段により取得された検査対象画像に基づいて上記開口部に対するペーストの充填状態の良否を判定する検査手段とを備えているものである。
この検査装置によると、上記の検査方法が効果的に実行され、印刷不良の原因としてマスクシートの開口部へのペーストの充填不良が生じたときにこれを判別することができる。
この検査装置において、上記撮像装置制御手段は、上記マスクシートと基板とを重装させた後であって上記充填の前にも上記X線撮像装置による撮像を行わせ、上記画像処理手段は、上記充填の前の上記X線撮像装置による撮像により得られる比較画像と上記検査対象画像とをそれぞれ取得し、上記検査手段は、上記検査対象画像と上記比較画像との差分画像が正常な範囲にあるか否かにより充填状態の良否を判定するようになっていることが好ましい。
このようにすると、上記検査手段による検査の際に、マスクシートの開口部に充填されたペーストのみの画像が抽出されることにより、上記充填状態の検査を正確に行うことができる。
また、基板離間動作後においてペーストが印刷された基板の画像を取得するために当該基板を撮像する基板撮像手段をさらに備えることが好ましい。
このようにすると、上記基板撮像手段により撮像された印刷後の基板の画像に基づいて印刷不良の有無が判定されるとともに、検査手段によるペーストの充填状態の良否の判定により、印刷不良の原因が判別される。
以上のように、本発明の印刷検査方法および印刷検査装置によると、スクリーン印刷装置における印刷不良の原因を判別することができ、その原因に応じた適切な対応処置を取ることが可能となる。
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
図1、図2は、スクリーン印刷装置1を概略的に示しており、図1はカバーを取外した状態の要部側面図で、図2は正面図でそれぞれスクリーン印刷装置1を示している。
これらの図に示すように、スクリーン印刷装置1(以下、印刷装置1と略す)の基台2上には、印刷ステージ10が設けられ、この印刷ステージ10を挟んで両側に、被処理基板であるプリント基板P(以下、基板Pと略す)を印刷ステージ10上に搬入および搬出するための上流側コンベア11および下流側コンベア12が搬送ラインに沿って配置されている。なお、以下の説明では、これらコンベア11、12による基板Pの搬送方向をX軸方向、これと水平面上で直交する方向をY軸方向、X軸およびY軸方向の双方に直交する方向をZ軸方向として説明を進めることにする。
印刷ステージ10は、基板Pを保持してこれを後記マスクシート35に対してその下側から位置決めするもので、主に後述するメインコンベア13、昇降テーブル28およびクランプ機構14等により構成されている。
この印刷ステージ10は、4軸ユニット20に支持されており、同ユニット20の作動によりX軸、Y軸、Z軸およびR軸(Z軸回りの回転)に移動するようになっている。
詳しく説明すると、基台2上には、水平面内においてY軸方向に沿ってレール21が配設されるとともに、このレール21にY軸テーブル22がスライド自在に取り付けられている。そして、基台2上に設けられたボールねじ機構(図示省略)がY軸テーブル22に連結され、このボールねじ機構が駆動されることによりY軸テーブル22が基台2に対しY軸方向に移動するように構成されている。
Y軸テーブル22上にはX軸方向に沿ってレール23が配設されるとともに、このレール23にX軸テーブル24がスライド自在に取り付けられる。そして、Y軸テーブル22上に設けられたボールねじ機構(図示省略)がX軸テーブル24に連結され、このボールねじ機構が駆動されることによりX軸テーブル24がY軸テーブル22に対しX軸方向に移動するように構成されている。
X軸テーブル24にはR軸テーブル26が鉛直線(Z軸方向)の軸線回りに回転自在に設けられており、このR軸テーブル26が図外の駆動手段によりX軸テーブル24に対してZ軸回りに回転駆動されるようになっている。
R軸テーブル26にはスライド支柱27が上下方向(Z軸方向)に沿ってスライド自在に取り付けられるとともに、このスライド支柱27の上部に昇降テーブル28が取り付けられている。そして、昇降テーブル28とR軸テーブル26との間にボールねじ機構29が設けられ、このボールねじ機構29が駆動されることにより昇降テーブル28がスライド支柱27によりガイドされながらR軸テーブル26に対しZ軸方向(上下方向)に移動するよう構成されている。
このように4軸ユニット20は、上記各テーブル22,24,26,28を個別に駆動することにより印刷ステージ10をX軸、Y軸、Z軸およびR軸(Z軸回りの回転)に移動させるように構成されている。
昇降テーブル28上には、X軸方向に沿って一対のメインコンベア13が設けられるとともに、クランプ機構14、位置決め機構15および載置テーブル30等が設けられている。そして、上記の通り昇降テーブル28、メインコンベア13等により、基板Pを保持するための上記印刷ステージ10が構成されている。
メインコンベア13は、昇降テーブル28の昇降に伴いこれと一体に移動し、昇降テーブル28が所定のホームポジション(下降端位置であって、かつX軸、Y軸およびR軸方向の予め定められた原点位置)にセットされた状態で、上流側コンベア11および下流側コンベア12に対してX軸方向に並ぶように構成されている。そして、このように昇降テーブル28がホームポジションにセットされることにより上流側コンベア11から印刷ステージ10(メインコンベア13)への基板Pの搬入、および印刷ステージ10から下流側コンベア12への基板Pの搬出が行われるようになっている。
クランプ機構14は、作業中、基板Pを固定的に保持するもので、Y軸方向に接離可能な一対のクランプ片14aを有し、これらクランプ片14aにより基板PをY軸方向両側から挟み込むことにより固定するように構成されている。このクランプ機構14はエアシリンダを駆動源とし、このエアシリンダの作動によりクランプ片14aが互いに接近したクランプ状態と、両クランプ片14aが互いに離間したクランプ解除状態とに切換えられるように構成されている。
位置決め機構15は、詳しく図示していないが、上記クランプ機構14により基板Pをクランプするのに先立ち、基板Pの撓み等を規制して基板Pを位置決めするものである。
載置テーブル30は、メインコンベア13上の基板Pをその下側から持上げることにより基板Pを支持するものである。この載置テーブル30は、スライド支柱31により昇降テーブル28上に昇降可能に支持されるとともに、同テーブル30と昇降テーブル28との間に設けられるボールねじ機構(図示省略)に連結されており、このボールねじ機構の駆動により昇降テーブル28に対してZ軸方向(上下方向)に移動するよう構成されている。
一方、印刷ステージ10等の上方には、マスク保持ユニット16、スキージユニット17、撮像ユニット18等が配置されている。
マスク保持ユニット16は、マスクシート35を保持するものであり、基台2の上方に配置されたフレーム40にそれぞれ固定されるマスク支持台およびこれに設けられるマスククランプ(図示省略)等で構成され、マスクシート35を前記印刷ステージ10の上方において水平に張り渡した状態でクランプするように構成されている。
スキージユニット17は、図外のノズルから前記マスクシート35上に供給されるクリームはんだ、導電ペースト等のペーストをマスクシート35上でローリング(混練)させながら拡張するものである。
このスキージユニット17は、Y軸方向に延びるレール41と、これらレール41に跨った状態で装着され、図外の駆動機構によりY軸方向に移動するビーム42と、マスクシート35上でペーストを拡張させるための一対のスキージ43,43と、ビーム42に設けられてこれらスキージ43,43を個別に昇降させる昇降機構とを備えており、印刷時には、ビーム42がY軸方向に往復移動しながらこれらスキージ43,43を交互にマスクシート35の表面に沿って摺動させることにより、マスクシート35上でペーストを拡張するように構成されている。
撮像ユニット18は、基板Pおよびマスクシート35を撮像するためのもので、マスク保持ユニット16の下側に設けられている。
撮像ユニット18は、マスク認識カメラ51および基板認識カメラ52を一体的に備えたカメラヘッド50と、このカメラヘッド50を移動させる駆動機構とを有しており、前記カメラヘッド50をX軸方向およびY軸方向に平面的に移動させることによりマスクシート35および基板Pを撮像するように構成されている。
マスク認識カメラ51および基板認識カメラ52は、共に照明装置を備えたCCDカメラ等から構成されている。これらのカメラのうち、マスク認識カメラ51は、マスクシート35の下面に設けられる位置認識用のフィデューシャルマークを撮像するもので、上向きに設けられている。一方、基板認識カメラ52(基板撮像手段)は、基板Pに設けられる位置認識用のフィデューシャルマークやバッドマーク等の各種マークを撮像するとともに、基板の印刷状態の検査(印刷検査)の際に基板Pの各印刷位置を撮像するもので、下向きに設けられている。
さらに印刷装置1には、X線撮像装置が設けられている。このX線撮像装置は、X線検査カメラ55と、X線発生装置56とを備えている。X線検査カメラ55は、マスクシート35の上方に移動可能に配置され、例えば図1および図2に示すように、スキージユニット17の下端部に下向きに取り付けられている。一方、X線発生装置56は、マスクシート35の下方に配置され、例えば図1に示すように、載置テーブル30の下方の昇降テーブル28上に設置されている。上記載置テーブル30はX線透過率の高い材料で形成され、X線発生装置56から上方に向けて照射されるX線が載置テーブル30および基板Pを透過し得るようになっている。
X線検査カメラ55およびX線発生装置56の配置としては、図示の例とは逆にマスクシート35の下方にX線検査カメラ55、上方にX線発生装置56が位置するようにしてもよい。
図3は、上記印刷装置に組み込まれたコントローラ60等からなる制御系をブロック図で概略的に示している。
この図に示すように、印刷装置に設けられているコントローラ60には、4軸ユニット20に設けられたX軸、Y軸、Z軸、R軸等の各サーボモータ71、撮像ユニット18に設けられているX軸、Y軸等の各サーボモータ72、およびスキージユニット17に設けられているサーボモータ73が接続されるとともに、印刷装置に具備されている各種アクチュエータ74および各種センサー75が接続され、また、前述のX線発生装置56、マスク認識カメラ51、基板認識カメラ52およびX線検査カメラ55が接続されている。さらに、ディスプレーなどからなる表示装置76も接続されている。
このコントローラ60は、演算処理部61、モータ駆動部62、I/O処理部63、画像処理部64、記憶部65および表示出力部66を有している。
上記モータ駆動部62は、上記各サーボモータ71,72,73を制御することにより、印刷に先立っての4軸ユニット20による基板Pの位置調整、マスクシート35および基板Pを撮像するための撮像ユニット18の移動、および印刷時等におけるスキージユニット17の移動を制御し得るようになっている。
上記I/O処理部63は、アクチュエータ74への駆動信号の出力およびセンサ75からの信号の入力を行うものである。また、上記画像処理部64は、上記カメラ51,52,53による撮像が行われたときに、その画像を処理するものである。また、上記表示出力部66は、表示装置76に表示を行わせるための信号を出力するものである。
上記演算処理部61は、モータ駆動部62等を統括的に制御するとともに、各種の演算処理を行う。さらにこの演算処理部61は、撮像装置制御手段67と、検査手段68とを含んでいる。
撮像装置制御手段67は、所定時に、開口部を含むマスクシート35の所定範囲をX線撮影するように、X線撮像装置を制御する。この場合、当実施形態では、X線発生装置56を作動するとともに、マスクシート35の上方においてスキージユニット17をY方向に移動させて、スキージユニット17に取り付けられたX線検査カメラ55によりX線撮影を行わせる。そして、少なくとも半田(ペースト)の充填動作(マスクシート35と基板Pとを重装させた状態でマスクシート35上に供給されたペーストをスキージ43によりマスクシート35の開口部に充填する動作)の後であって基板離間動作(マスクシート35から基板Pを離間させる動作)の前の時期に、上記X線撮影を行わせる。
また、上記検査手段68は、上記X線撮影により画像処理部64を介して取得されるX線透過画像(検査画像)に基づき、マスクシート35の開口部に対する半田(ペースト)の充填状態の良否を判定する。
当実施形態では、上記充填動作の後であって基板離間動作の前の時期に行うX線撮影のほかに、充填動作の直前(マスクシート35と基板Pとを重装させた後であって充填動作の前)にもX線撮影を行って比較画像を取得し、検査画像と比較画像の差分画像に基づいて充填状態の良否を判定するようにしている。さらに、マスクシート35と基板Pとを重装させる前と、基板離間動作の後とにおいてもそれぞれX線撮像を行い、これらによるX線透過画像の差分画像からマスクシート35の目詰まりの判定も行うようにしている。
なお、このようなX線撮影による検査は、印刷が行われる各基板毎に行ってもよいが、周期的に、例えば基板数枚置きに行うようにしてもよい。
上記コントローラ60により行われる印刷の制御および検査のための処理の一例を、図4のフローチャートによって説明する。
この処理がスタートすると、コントローラ60は、先ずステップS1で、基板Pを印刷ステージ10上に搬入して、クランプ機構14により基板Pを固定する。続いてステップS2で、カメラヘッド50を移動させて、基板認識カメラ52による基板Pのマークの撮像、認識と、マスク認識カメラ51によるマスクシート35のフィデューシャルマークの撮像、認識とを行わせる。
次にステップS3で、X線検査(X線撮影による検査)を行うべきであるか否かを判定する。ここでは、例えばX線検査を周期的に行う場合にはX線検査を行う時期か否かを判定する。
ステップS3の判定がYESの場合は、ステップS4〜S14によるX線検査の処理を行う。
すなわち、後記マスク合わせよりも前に、X線撮像装置の制御(X線発生装置56の作動およびX線検査カメラ55の移動、撮影)により、第1のX線透過撮像(X線撮影)を行う(ステップS4)。それから、マスクシート35に対して基板Pを位置合わせするとともに重装するマスク合わせを行い(ステップS5)、その後に、第2のX線透過撮像を行う(ステップS6)。
次に、マスクシート35上に供給された半田(ペースト)をスキージ43によりマスクシートの開口部に充填する半田充填動作(印刷)を行わせ(ステップS7)、続いて、第3のX線透過撮像を行う(ステップS8)。そして、この第3のX線透過撮像により取得された検査対象画像と上記第2のX線透過撮像により取得された比較画像との差分画像を取得し(ステップS9)、この差分画像によってマスクシート35の開口部への半田充填状態を検査する(ステップS10)。この場合、マスクシート35の各開口部における半田の充填範囲が予め調べられた正常な範囲にあるか否かにより、充填状態の良否を判定する。
この検査で半田の充填不良があったことを判定したときには、その旨を表示装置76により表示するとともに、履歴として記憶部65に記憶する。
次に、4軸ユニット20の制御によりマスクシート35から基板Pを離間させる基板離間動作(ステップS11)を行った後、第4のX線透過撮像(X線撮影)を行う(ステップS12)。そして、この第4のX線透過撮像により取得された画像と上記第1のX線透過撮像により取得された画像との差分画像を取得し(ステップS13)、この差分画像によって半田の版離れ(目詰まり)を検査する(ステップS14)。この場合、差分画像によってマスクシート35の各開口部における半田の残存の有無が調べられることにより、開口部からの半田の離脱(基板Pへの転写)が良好に行われたか、それとも半田が残って開口部が目詰まりしているかを判定する。
この検査で半田の版離れ不良があったことを判定したときには、その旨を表示装置76により表示するとともに、履歴として記憶部65に記憶する。
以上の印刷およびX線検査を含む処理の後は、ステップS15に移り、基板認識カメラ52による基板Pの撮像に基づいて基板P上の半田の印刷状態を検査する。次に、ステップS16で、クランプ機構14による基板Pの固定を解除し、基板Pを搬出する。そして、基板の生産を終了する。
なお、上記ステップS3での判定がNOのときは、マスク合わせ(ステップS17)を行ってから、スキージ43によるマスクシート35の開口部への半田充填動作(印刷)を行わせ(ステップS18)、次に基板離間動作(ステップS19)を行った後、ステップS15に移る。
以上のような当実施形態の装置及び方法によると、半田充填後のX線透過撮像等に基づく半田充填状態の検査(ステップS10)により、マスクシート35の開口部への半田の充填が適正に行われたか否かが判定されるため、作業者が印刷不良の原因を知ることができる。
つまり、基板P上に半田が正しく印刷されたかどうかはステップ15での印刷検査(基板認識カメラ52による撮像に基づく検査)で判別でき、この印刷検査は従来から行われているが、この印刷検査だけでは、印刷不良があった場合に、その原因がマスクシート35への半田充填不良によるものか半田の版離れ不良によるものかを判別することができない。これに対し、当実施形態では、X線透過撮像に基づく半田充填状態の検査(ステップS10)により、印刷不良が半田充填不良による場合にこれを判別することができる。そして、半田充填不良があった場合に、表示装置76に表示されることにより、作業者がこれを知り、適切な対応処置をとることができる。
この検査の際に、上述のように第3のX線透過撮像(半田充填後の撮像)と第2のX線透過撮像(半田充填前の撮像)との差分画像を取得するようにすれば、X線透過画像のうちでマスクシート35や基板Pの配線パターン等は打ち消されて、マスクシート35の開口部に充填された半田のみの画像が抽出されるため、正確に検査を行うことができる。
さらに当実施形態では、第4のX線透過撮像(基板離間後の撮像)と第1のX線透過撮像(マスク合わせ前の撮像)との差分画像に基づいて半田の版離れ(目詰まり)の検査(ステップS14)を行っているので、印刷不良が半田の版離れ不良によるものである場合に、これを正確に判別することができる。そして、版離れ不良があった場合もこれが表示装置76に表示されることにより、作業者がこれを知り、適切な対応処置をとることができる。
なお、本発明の方法および装置の具体的構成は上記実施形態に限定されず、種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では半田の充填状態の検査とともに版離れの検査を行っているが、版離れの検査(ステップS14)とそのための第1のX線透過撮像(ステップS4)および第4のX線透過撮像(ステップS12)を省略してもよい。この場合、ステップ15の印刷検査において印刷不良であることが判定された場合で、かつ、ステップ10の検査において半田の充填状態が良好であることが判定された場合は、版離れの不良であると推定される。
あるいは、X線撮影による半田の充填状態の検査と版離れの検査の両方を行う場合には、ステップ15の印刷検査を省略することもできる。
本発明に係る印刷検査装置が組み込まれたスクリーン印刷装置の一例を示す側面図である。 上記スクリーン印刷装置を示す正面図である。 上記スクリーン印刷装置に設けられたコントローラ等の制御系を示すブロック図である。 印刷および検査の方法の一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
P プリント基板
1 スクリーン印刷装置
18 撮像ユニット
35 マスクシート
52 基板認識カメラ
55 X線検査カメラ
56 X線発生装置
60 コントローラ
64 画像処理部
67 撮像装置制御手段
68 検査手段

Claims (7)

  1. 所定パターンの開口部を有するマスクシートと基板とを重装させてから、マスクシート上に供給されたペーストをスキージにより上記開口部に充填する充填動作により、この開口部を通して基板上にペーストを塗布した後、マスクシートから基板を離間させる基板離間動作を経て、ペーストが印刷された基板を得るようにしたスクリーン印刷装置において、
    上記充填動作の後であって上記基板離間動作より前に、この開口部を含むマスクシートと基板との重装部分の所定範囲をX線撮像装置により撮像してX線透過画像を取得する検査対象画像取得用のX線撮像工程と、
    このX線撮像工程で得られたX線透過画像に基づいて上記開口部に対するペーストの充填状態の良否を判定する充填状態検査工程と
    を有することを特徴とするスクリーン印刷装置における印刷検査方法。
  2. 上記マスクシートと基板とを重装させた後であって上記充填の前に、上記所定範囲をX線撮像装置により撮像してX線透過画像を取得する比較画像取得用のX線撮像工程をさらに備え、
    上記充填状態検査工程では、上記比較画像取得用のX線撮像工程で取得された画像と上記検査対象画像取得用のX線撮像工程で取得された画像との差分画像を求めて、この差分画像が正常な範囲にあるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷装置における印刷検査方法。
  3. 上記マスクシートと基板とを重装させる前にマスクシートの上記所定範囲を撮像する重装前マスクシート撮像工程と、上記基板離間動作の後にマスクシートの上記所定範囲を撮像する離間後マスクシート撮像工程と、
    上記離間後マスクシート撮像工程で取得された画像と重装前マスクシート撮像工程で取得された画像との差分画像を求めて、この差分画像によりマスクシートの目詰まりを判定する目詰まり検査工程とをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載のスクリーン印刷装置における印刷検査方法。
  4. 上記基板離間動作の後に基板を撮像して、ペーストが印刷された基板の画像を取得する基板撮像工程と、
    この基板撮像工程で取得された基板の画像に基づいて基板の印刷状態の良否を判定する印刷状態検査工程とをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスクリーン印刷装置における印刷検査方法。
  5. 所定パターンの開口部を有するマスクシートと基板とを重装させてから、マスクシート上に供給されたペーストをスキージにより上記開口部に充填する充填動作により、この開口部を通して基板上にペーストを塗布した後、マスクシートから基板を離間させる基板離間動作を経て、ペーストが印刷された基板を得るようにしたスクリーン印刷装置において、
    上記開口部を含むマスクシートの所定範囲をX線撮影するX線撮像装置と、
    上記充填動作の後であって基板離間動作より前に上記X線撮像装置による撮像を行わせる撮像装置制御手段と、
    上記X線撮像装置による撮像に基づき、上記充填動作の後であって基板離間動作より前における上記所定範囲のX線透過画像である検査対象画像を取得する画像処理手段と、
    上記画像処理手段により取得された検査対象画像に基づいて上記開口部に対するペーストの充填状態の良否を判定する検査手段と
    を備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置における印刷検査装置。
  6. 上記撮像装置制御手段は、上記マスクシートと基板とを重装させた後であって上記充填の前にも上記X線撮像装置による撮像を行わせ、
    上記画像処理手段は、上記充填の前の上記X線撮像装置による撮像により得られる比較画像と上記検査対象画像とをそれぞれ取得し、
    上記検査手段は、上記検査対象画像と上記比較画像との差分画像が正常な範囲にあるか否かにより充填状態の良否を判定するようになっていることを特徴とする請求項5記載のスクリーン印刷装置における印刷検査装置。
  7. 基板離間動作後においてペーストが印刷された基板の画像を取得するために当該基板を撮像する基板撮像手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5又は6記載のスクリーン印刷装置における印刷検査装置。
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