JP2008021155A - 画面作成方法および画面作成装置 - Google Patents

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大輔 澤井
Junji Ohama
順二 大▲浜▼
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Abstract

【課題】前のスクリーンのベース画面を次のスクリーンのベース画面作成に簡単に利用可能として、画面作成の作成効率の向上を図ること。
【解決手段】本画面作成方法は、編集画面上で操作画面を構成する複数のスクリーンを所定のスクリーン遷移チャートに沿って作成するに際して、その編集画面上に、ユーザー操作されて表示スクリーンを以前のスクリーンに遷移させるスクリーン遷移ボタンを表示し、このスクリーン遷移ボタンによるスクリーン遷移先を、スクリーン名やスクリーン番号等のスクリーン情報の書き込みで設定するか、または、上記書き込み無しで1つ前のスクリーンに自動設定するかをユーザー操作で選択可能とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、編集画面上で、制御用表示器の操作画面を構成する複数の画面(スクリーン)を画面遷移図(スクリーン遷移チャート)に沿って作成する画面作成方法および該画面作成方法を実施するために用いる画面作成装置に関するものである。操作画面はスクリーン遷移チャートに沿って互いに関連付けられる複数のスクリーンから構成されており、本明細書では操作画面を構成する複数の画面(単位画面とも称することができる)個々を説明の都合でスクリーンと称する。
制御システムのHMIとしての制御用表示器にプログラマブル表示器が広く使用されている。このような制御用表示器は、デバイスを制御するプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)と通信して、デバイスの状態を表示/制御しており、デバイスの状態を画面表示する際の動作や、操作に応じてデバイスの状態を制御する際の動作は、操作画面に基づいて特定される。この操作画面は、制御用ホストコンピュータ等の画面作成装置(作画ツール)で作成された後で制御用表示器にインストールされる(特許文献1)。
操作画面は複数(数百以上)の関連付けられたスクリーンから構成されかつ各スクリーンそれぞれは主として、表示内容を変更しないベース画面(背景画面)とそのベース画面上に配設される1つまたは複数のオブジェクト(操作部品)との組合わせで構成されている。この操作部品は、スイッチやランプあるいはメータなどの図形要素で色、点滅状態などの表示状態が変換する部品であり、HMI(ヒューマン・マシーン・インターフェース)部品と称することができる。そしてこれら複数のスクリーンは所定のスクリーン遷移チャートに沿って順次切り替えて制御用表示器の表示画面上で表示される操作画面を構成するものであり、全体で1つのHMIプロジェクトを構成している。
このHMIプロジェクトが組み込まれた制御用表示器においては、電源起動時等においてシステム画面を表示し、次にそのシステム画面上から次々に表示するスクリーンをユーザ操作で切換え選択していくスクリーン遷移を行うことができるようになっている。
図8を参照して制御用表示器上でのスクリーン遷移を説明すると、このスクリーン遷移チャートでは、例えば電源が起動すると、メインスクリーン(スクリーン1)がシステム画面として表示される。このメインスクリーンはスクリーン遷移において上階層のスクリーンである。メインスクリーン上でタッチパネルのタッチスイッチ、マウス、キーボード等の入力装置を用いてスクリーン遷移操作をするとそれより下階層のスクリーン2,4,7,10のいずれかにスクリーンが切り替わる。そして例えばスクリーン2に切り替えた場合、ユーザはさらにスクリーン2上に入力装置を用いてスクリーン送りのスクリーン遷移操作を行うとスクリーン3に切り替えることができ、スクリーンを戻す場合もその戻し先にスクリーン遷移操作を行うとメインスクリーンに戻ることができる。スクリーン4ないしスクリーン6、スクリーン7ないしスクリーン9、スクリーン10、11でも同様である。このようなスクリーン遷移のためにスクリーンにはスクリーン遷移ボタンが表示されている。このスクリーン遷移ボタンにはスクリーン送り用と、スクリーン戻し用とがあり、画面作成者はスクリーンを次以降のスクリーンに切り換える場合はスクリーン送り用のスクリーン遷移ボタンを操作し、以前のスクリーンに切り換える場合はスクリーン戻し用のスクリーン遷移ボタンを操作する。
このような階層構造になっているスクリーン遷移チャートに従い操作画面をパーソナルコンピュータからなる画面作成装置(作画ツール)の編集画面上で作成するに際しては、ユーザーは、スクリーンの作成ごとに、所定のスクリーン遷移に対応して、次のスクリーンの作成に着手する必要がある。この場合、編集画面上にはスクリーン遷移ボタンを表示してそのスクリーン遷移ボタンにスクリーン遷移先としてその戻し先や送り先のプロパティを設定することが必要である。そのプロパティ設定のため編集画面上にスクリーン遷移ボタンのプロパティ設定ウインドウを呼び出し、スクリーンを以前のスクリーンに戻す場合ではスクリーン情報として戻し先のスクリーンのスクリーン名やスクリーン番号を書き込んで登録操作してプロパティ設定を行うことが必要である。
以上のようにして操作画面を作成するに際しては、次に切り替え表示されるスクリーンはそれのベース画面が以前のスクリーンのベース画面と類似ないしは同一であることが多いが、このような場合、以前のスクリーンのベース画面をコピーして貼り付けることができれば操作画面の作成効率が向上する。また、以前のスクリーンを修正する必要が発生することもある。しかしながら、以前のスクリーンにスクリーンを切り換える場合でも、設定ウインドウを呼び出し、現スクリーンのスクリーン遷移ボタンにスクリーン情報として戻し先のスクリーンのスクリーン名やスクリーン番号を書き込んで登録操作してプロパティ設定を行うことが必要となり、画面作成者にとり面倒である。また、以前のスクリーンのスクリーン名やスクリーン番号を忘れないようにする作業も要求され、画面作成者はそれらを意識して記憶して登録操作を行う必要があり、スクリーンの枚数が膨大な数(1000枚近い数)になると、その登録操作に多大な時間が必要となるうえ、戻し先スクリーンのデータ入力を間違う可能性も高くなるなどして、画面作成の効率を低下させる1つの大きな要因となっていた。
特開2002−55749号公報
したがって、本発明により解決すべき課題は、編集画面上でスクリーン遷移ボタンにスクリーン戻し先をプロパティ設定する場合、戻し先が前のスクリーンである場合には、画面作成者が前のスクリーンの情報を意識して記憶する必要もなく、そのプロパティ設定ができるようにし、これによって、前のスクリーンのベース画面を次のスクリーンのベース画面作成に簡単に利用可能として、作画効率の向上を図ることである。
本発明による画面作成方法は、編集画面上で操作画面を構成する複数のスクリーンを所定のスクリーン遷移チャートに沿って作成する画面作成方法において、上記編集画面上に、ユーザー操作されて表示スクリーンを以前のスクリーンに遷移させるスクリーン遷移ボタンを表示し、このスクリーン遷移ボタンによるスクリーン遷移先を、スクリーン名やスクリーン番号等のスクリーン情報の書き込みで設定するか、または、上記書き込み無しで1つ前のスクリーンに自動設定するかをユーザー操作で選択可能としたことを特徴とするものである。
本発明では、制御用表示器用の操作画面を作成するに際して、次に切り替え表示されるスクリーンのベース画面が前のスクリーンのベース画面と類似ないしは同一である場合、あるいは前のスクリーンを修正や変更を行う必要がある場合、上記設定をユーザ操作で選択しておけば、画面作成者は前のスクリーンのスクリーン名やスクリーン番号等のスクリーン情報を意識する必要なく、スクリーン遷移ボタンを操作するだけで、前のスクリーンに戻ることができるようになり、作画効率が向上する。
本発明では特に、第1設定も選択することができるようにしているので、スクリーン番号等を指定しその指定したスクリーンを戻し先として選択することができる。これは、ベース画面が類似ないしは同一であるスクリーンが必ずしも現スクリーンより1つ前のスクリーンではない場合があったり、あるいは修正や変更を行いたスクリーンが現スクリーンより1つ前のスクリーンではない場合があり、このような場合にも対処することができる。
好ましい態様は上記スクリーン遷移ボタンによるスクリーン戻し先の設定を、スクリーン遷移ウインドウを呼び出し、このスクリーン遷移ウインドウ内で行うことである。
より好ましい態様は上記ウインドウに第1設定を選択するためのチェックボックスと、戻し先情報の書き込み欄とを設けたことである。この態様によれば、戻し先のスクリーンを第1設定により任意に選択することができる。
より好ましい態様は、上記ウインドウに第2設定を選択するためのチェックボックスを設けたことである。この態様では第2設定の選択を単にチェックボックスにチェックを入れるだけで行うことができる。
本発明による画面作成装置は、編集画面上で操作画面を構成する複数のスクリーンを所定のスクリーン遷移チャートに沿って作成する画面作成装置において、上記ウインドウを編集画面上に表示して上記画面作成方法を実施することが可能になっていることを特徴とするものである。
本発明によれば、画面作成の効率向上を図ることができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る画面作成方法を説明する。図1は、制御用表示器を用いた制御システムのシステム構成、図2は制御用表示器のブロック構成を示す。これらの図を参照して、制御用ホストコンピュータ(外部PC)1と、制御用表示器2と、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)3と、1つないし複数のデバイスを含むターゲットシステム4とが示されている。これらにより工場に設備された複数のターゲットシステム4を制御する制御システムが構築される。
外部PC1は、一般の汎用パーソナルコンピュータと同様に、CPU、メモリ(RAM、ROMなど)、外部記憶装置(ハードディスクドライブ、MOドライブなど)、表示装置および入力装置(キーボード、マウスなど)を有している。外部PC1は、表示器2との間の通信を行うために共通ネットワークに接続されている。外部PC1は、共通ネットワークを介した表示器2との間のデータ通信処理を行うとともに、作成した操作画面を表示器2に転送したり、表示器2から配信されたPLC3の入力データや出力データを収集したりする処理を行うことができる。外部PC1は、作成した操作画面およびPLC3の入出力データをデータベースに登録したり、データベースに登録されたそれらのデータを読み出したりすることができるようになっている。以上の外部PC1は、操作画面を作成するための作画ソフトを内蔵ないしはインストールされており、このソフトにより画面作成を実行することができるようになっている。
制御用表示器2はHMI機器としてのプログラマブル表示器やパネルコンピュータのような制御用表示器である。この制御用表示器は、ドット表示画面、操作用入力スイッチ、PLC3とのインターフェース、画面上での操作入力のような制御のためのプログラムメモリなどを備え、グラフィック表示を行うため、操作盤、スイッチ、表示灯などの部品2dを操作画面2aに表示することができる機能を備えることができる他、デバイスの稼働状況や作業指示のような管理のための各種のモニタ、機器に対する設定値をタッチパネルを介して入力する端末としての機能を備えている。制御用表示器2は上記機能の実行のための表示プログラムがインストールされ、その表示プログラムに従い、表示動作を行うようになっている。制御用表示器2は、ターゲットシステム4を制御するPLC3に接続される。
制御用表示器2においては、操作画面2aを表示するために、タッチパネル装置2b(タッチパネルとタッチパネルコントローラ)、表示装置2c(表示パネルと表示パネルコントローラ)を備える。タッチパネル装置2bにおいて図示略のタッチパネルは透明な積層パネルの間に多数の電極配線を交差状に配列したものであり、積層パネルの上からペン先や指先で圧力を加える(タッチする)ことにより、その押圧点直下の縦電極配線と横電極配線とが接触するものであり、タッチパネルの接触配線の番号の組み合わせからタッチ位置の座標値を特定することができる。表示装置2cにおいて図示略の表示パネルは、タッチパネルにより密着状態で覆われ、タッチパネルに対する押圧操作による指示は、タッチパネルコントローラで取り込まれて座標解析され、運転開始時前の初期設定時あるいは運転中における指先による各種手動操作を可能としている。表示パネルコントローラは、表示パネルに対する操作画面2aの表示を制御する。
制御用表示器2は、操作画面2aに、ターゲットシステム4の操作状況を表示したりターゲットシステム4を操作したりする操作部品(HMI部品)2d等が表示されている。各HMI部品2dは様々な形状、カラー、文字、フォント、等の各種プロパティが設定されている。このHMI部品は、ターゲットシステム4と操作者とのインタフェースを形成し、ターゲットシステム4を構成する個々のデバイスに対応している。
制御用表示器2は、さらに、RAM、ROM、フラッシュROM、VRAMなどのメモリ2eや、演算処理であるCPU2f、入力装置2g、外部PC1やPLC3とのインターフェース(I/F)2hを有しており、これらによって制御用表示器2の各部の動作を制御している。制御用表示器2は、CPU2fにおいて操作画面2aの表示制御、プロトコル変換およびデータ配信の処理を行うために各種のデータ処理を行うことができる。制御用表示器2は、外部PC1で作成された操作画面2aに基づいてVRAMなどのメモリ2eを用いて操作画面2aを描画させることができる。
PLC3にはシーケンスプログラムがインストールされている。このシーケンスプログラムは外部PC1によりインストールすることができる。PLC3はそのシーケンスプログラムに従い、ターゲットシステム4に対して所要の制御動作を行うようになっている。PLC3はCPUユニット3a、メモリユニット3b、電源ユニット3c、I/Oユニット3d、通信ユニット3e、各種の高機能ユニットなどの必要とする個別の機能毎に回路がユニット化され、各ユニットを必要に応じて適宜増減可能に並列接続することにより、PLC3における全体として達成される機能を変更可能とする構成のものである。また、ターゲットシステム4に対して入力または出力される各種情報の格納場所が、制御あるいは表示すべきターゲットシステム4上に備えたレベル計やリミットスイッチ等の受動部品あるいはリレーやモータ等の能動部品毎にメモリユニット上に確保され、入力ないしは出力されるデータが数値のごときワードデータに対してはワードデバイスが、オンオフ情報のようなビットデータに対してはビットデバイスが指定され、各ターゲットシステム4に対して機種固有のデバイスネームをあらかじめ設定することにより、デバイスネームの指定により特定可能に必要なデータがメモリユニット内に格納されている。
ターゲットシステム4にはセンサ、リレー、その他の機器がある。ターゲットシステム4からPLC3にはデバイスの状況を示すデータが入力される。PLC3はそのデータを制御用表示器2に、また、制御用表示器2を介して、外部PC1に送信することができる。
以上において、外部PC1は、上記制御システムにおけるホストコンピュータとしての機能以外に、制御用表示器2の操作画面の設計製作を行う作画ツールとして機能することができる。なお、作画ツールを外部PC1ではなく別途のパーソナルコンピュータで構成し、この作画ツールで作画した操作画面データを制御用表示器2に転送するようにしてもよい。また、制御用表示器2に作画ソフトを記憶させておき、外部PC1にその作画ソフトをインストールすることができるようにしてもよい。この作画ソフトはGUI形式であり、例えばマッキントッシシュ、MS−Windows(登録商標)、UNIX(登録商標)のX−WINDOWである。これらGUIはユーザがコンピュータを現実の作業環境に近い感覚で操作できるインターフェースを提供することができる。
操作画面の設計にはHMI部品の配置、プロパティの設定、プロパティの変更等が含まれる。外部PC1は、表示設計に際しては、内蔵の作画ソフトや記録媒体からインストールされた作画ソフトにより行うことができる。この作画ソフトはスイッチ、ランプ、テンキー、メータ表示器、グラフ表示器などのHMI部品、タグ設定機能、描画機能、テキスト入力機能などを用いて所望の画面を構成するためのソフトである。上記HMI部品は単一機能だけでなく複数機能を備えた複合部品、例えば複合スイッチ、カウンタ、タイマ等もある。これら部品は編集領域にドラッグアンドドロップ等の操作で配置することができるようライブラリ形式で登録されている。外部PC1で作成した操作画面データは制御用表示器2に転送される。この場合、外部PC1で作成された操作画面データは、制御用表示器2が解読可能なデータ形式として制御用表示器2に転送される。
制御用表示器2ではこの操作画面データをフラッシュメモリなどのメモリ2eに記憶可能なファイル形式で記憶し、画面を表示するときに、必要に応じて読み出す。また、制御用表示器2は操作画面データをバックアップファイルとして保存するために、メモリ2eに記憶された操作画面データをバックアップ用のファイル形式に変換して、制御用表示器2に着脱可能な記録媒体に記憶することができる。この記録媒体としては例えばメモリカードが好適である。制御用表示器2は、PLC3の稼働時に、PLC3との間でやり取りされるデータに基づいて、デバイス4の動作状態に応じて画面上に各部品や図形を表示する。
外部PC1は作画ツールとして操作画面の作画処理のために図3に示す処理ブロックを備える。この処理ブロックで表す作画ツールは、スクリーン遷移チャート、編集画面、スクリーン遷移ボタンのプロパティの設定ウインドウおよびスクリーン戻しボタンのプロパティ設定、操作画面、その他のスクリーン情報等を記憶している記憶処理部1a、操作画面の作成および表示に用いる表示画面を備える表示処理部1b、操作画面を制御用表示器2にダウンロードさせたり、その他の通信を制御用表示器2との間で行う通信処理部1c、操作画面の作成、修正等を行うためにマウスやキーボード等の入力デバイスや、編集作業や表示制御を行うCPU等を含む操作画面作成処理部1dを備える。
スクリーン遷移チャートは、図8に簡略に示すものであり、上述したので、その詳細説明は略する。このスクリーン遷移チャートは、操作画面作成中に順次に記憶処理部1aに記憶させるようにして、操作画面作成後に表示部1b上に表示可能として操作画面の再修正等に利用することができるようにしてもよい。また、上記機能ブロックにさらにスクリーン遷移チャートを管理する管理処理部を設け、操作画面作成後に画面作成者がスクリーン遷移チャートを変更することができるようにしてもよい。さらに、印刷処理部を設け、スクリーン遷移チャートを印刷可能としてもよい。スクリーン遷移チャートを作成するときスクリーン切り換え条件を示す記号等を用いて作成してもよい。例えば、図8の電源起動時に最初に表示される初期画面であるメインスクリーンの形状、他のスクリーン2,4,7,10,…の形状とに区別をつけたりしてもよい。
編集画面および設定ウインドウは、図4、図5に示す。記憶部1aはスクリーン遷移チャート、編集画面、設定ウインドウのデータを記憶しており、操作画面作成部1dは記憶部1aからそのデータを読み出して表示部1bの表示画面上に編集画面を表示し、この編集画面上に設定ウインドウを呼び出して必要な操作画面を作成することができるようになっている。
操作画面作成部1dは、以上の操作画面の作成に際して各種の処理を実行することができるものであり、この処理には、例えば、編集画面やウインドウに対して、入力イベント処理、メニュー処理、キーボード処理、マウス処理、ツールバー処理、作画処理、ウインドウ処理、コマンド処理、表示処理等がある。入力イベント処理は、入力した各種イベントに応じて、メニュー処理、キーボード処理、マウス処理、ツールバー処理、ウインドウ処理、作画処理等を行う。作画処理は、編集画面の作画領域に生じた入力イベントを処理する。ウインドウ処理では入力イベントに応じて編集画面に表示したウインドウのスクローリング、拡大縮小、切替、その他、等を行う。コマンド処理は入力イベントに応じてコマンドを実行し編集画面に含まれるオブジェクトの描画操作を行う。コマンド処理は外部PC1のOS上で動作するソフトウエアにより実現することができる。表示部は1b、上記処理に従い、編集画面を表示し、この編集画面にオブジェクトを表示する。
以上の構成を備えた画面作成においては、編集画面上に、スクリーンを以前のスクリーンに戻し操作するためのスクリーン戻しボタン(各種のスクリーン遷移ボタンのうちスクリーンを以前のスクリーンに戻すためのボタン)を表示すると共にこのスクリーン戻しボタンによるスクリーン戻し先を設定するに際しては、スクリーン遷移ボタンのプロパティを設定するための設定ウインドウを呼び出し、その設定ウインドウ内で戻し先情報の書き込みで設定(第1設定)するか、または、予め定めた戻し先に自動設定(第2設定)するかをユーザー操作で選択することができるようにしたものである。
図4に編集画面10を示し、図5に設定ウインドウを示す。図6に第1設定を行うために編集画面上に設定ウインドウを呼び出した状態を示し、図7に第2設定を行うために編集画面上に設定ウインドウを呼び出した状態を示す。図4の編集画面10にはスクリーン遷移ボタンのうちスクリーン戻しボタンのみを表示し、また、操作部品等は図解の簡略化のため図示を略している。
この編集画面10において、その上部にメニューバー12が表示されている。メニューバー12にはFile(ファイル)、Edit(編集)、View(表示)、Tool(ツール)、Object(オブジェクト)、Screen(スクリーン)、Database(データベース)、SetUp(セットアップ)、Panel(パネル)、Window(ウインドウ)、Help(ヘルプ)のメニュー項目が含まれている。所望のメニュー項目を選択するとプルダウンリストが開き、当該項目に含まれるコマンドの一覧が表示される。コマンド一覧から所望のコマンドを選択して実行する。実施の形態ではそのコマンドの一覧の図示は略する。メニューバー12の下方にはツールバー14が表示されている。ツールバー14に含まれるアイコンをクリックすると、所望のコマンドを起動することができる。
さらに編集画面10はナビゲーションウインドウ16を備える。このナビゲーションウインドウ16は、プレビュー部18と、設定操作部20とから構成されている。プレビュー部18はスクリーン、背景スクリーンをプレビューするものである。設定操作部20は、同一の作画領域上にスクリーン、その背景スクリーンおよびその背景カラーの3つのスクリーン要素を組み合わせた最終的な状態を表示可能としている。
編集画面10には、作画領域22、オブジェクトリスト領域24、パーツリスト領域26およびオブジェクトヘルプ領域28が配置されている。オブジェクトリスト領域24には、作画編集に用いる線、四角形、ボタン等のオブジェクトがリストされている。パーツリスト領域26には作画編集に用いるボタン,ラベル,入力エリア,スケール,スイッチ,ラジオボックス,メニュー,セパレータ等の部品(図示略)がリストされている。作画領域22には、オブジェクトリスト領域24からドラッグアンドドロップ等により選択して貼り付けたオブジェクトが表示されている。オブジェクトリスト領域24のオブジェクトはあらかじめ定義された属性(機能)を有している。作画領域22に表示したオブジェクトは、この作画領域22における編集加工により具体的な属性値(形状、サイズ、機能、等)が設定される。この作画領域22上にオブジェクトを組み合わせて、操作画面を構成する1つのスクリーンを作成する。
編集画面10にはスクリーン遷移ボタン17が表示されている。このスクリーン遷移ボタン17のプロパティは設定ウインドウ30により設定される。
設定ウインドウ30は、スクリーン遷移ボタン17のプロパティ設定のためのものであり、スクリーン遷移ボタン名の記入欄30a、スクリーン遷移ボタンのプレビュー部30b、スクリーン遷移ボタンのテキスト記入欄30c、スクリーン遷移ボタンによる切り替え先のスクリーンの選択用チェックボックス30d、を有する。テキスト記入欄30cは、スクリーン遷移ボタンの文字記入部、色、背景色、文字サイズ、等の設定が可能となっている。
スクリーンの選択用チェックボックス30dは、パワーアップスクリーンとしてPowerUpScreenのチェックボックスA、送り先(移動先)スクリーンとしてForwardScreenのチェックボックスB、戻し先前スクリーンとしてPreviousScreenのチェックボックスC、戻し先他スクリーンとしてOtherScreenのチェックボックスDから構成される。そのうち、PreviousScreenチェックボックスCは戻し先スクリーンが前スクリーンである第2設定用のチェックボックスであり、OtherScreenのチェックボックスDは戻し先スクリーンがスクリーン名、スクリーン番号で指定することができる第1設定用のチェックボックスである。また、OtherScreenには戻り先のスクリーン番号の記入欄Eとスクリーン名の記入欄Fを備える。
さらに、スクリーン遷移ボタンのプレビュー部30bでスクリーン遷移ボタンGがプレビューされている。また、このスクリーン遷移ボタンのオブジェクトスタイルはObjectStyle30eで選択可能になっている。実施の形態では矩形スタイルHが選択されている。
第1設定を行う場合は、図6で示すように、編集画面10上にスクリーン遷移ボタン17のプロパティ設定用の設定ウインドウ30を呼び出し、他スクリーン(OtherScreen)のチェックボックスDにチェックを入れるとともに、戻り先のスクリーン番号とスクリーン名とを記入する記入欄E,Fに記入する。これにより、スクリーン遷移ボタン(例としてボタン名がScreenChangePB1)17にメインスクリーン(例ではスクリーン番号「1」、スクリーン名「MAINSCREEN」)を戻り先とするプロパティを設定する。
第2設定を行う場合は、図7で示すように、編集画面10上にウインドウ30を呼び出し、PreviousScreenのチェックボックスCにチェックを入れる。これにより、スクリーン遷移ボタン(例ではボタン名がScreenChangePB1)17に前スクリーンを戻り先とするプロパティを設定する。
以上により実施の形態では、制御用表示器用の操作画面を作成するに際して、次に切り替え表示されるスクリーンのベース画面が前のスクリーンのベース画面と類似ないしは同一である場合、第2設定をユーザ操作で選択しておけば、前のスクリーンを意識する必要なく、スクリーン戻しボタンを操作し前のスクリーンのベース画面を現スクリーンにコピーして貼り付けることができる。また、前のスクリーンを修正したい場合でも、簡単に前のスクリーンに戻ってその修正を行うことができる。
図1は本発明の実施の形態に係る画面作成方法を実施することができる制御用表示器を含む制御システムのブロック構成を示す図である。 図2は図1の制御用表示器のブロック構成を示す図である。 図3は画面作成装置の機能ブロックの構成を示す図である。 図4は編集画面を示す図である。 図5はスクリーン遷移ボタンのプロパティ設定ウインドウを示す図である。 図6は編集画面上に上記ウインドウを呼び出し第1設定を行った状態を示す図である。 図7は編集画面に上記ウインドウを呼び出し第2設定を行った状態を示す図である。 図8はスクリーン遷移チャートを示す図である。
符号の説明
1 外部PC
2 制御用表示器
3 PLC
4 デバイス
10 編集画面
17 スクリーン遷移ボタン
30 スクリーン遷移ボタンプロパティ設定ウインドウ
C PreviousScreen(第2設定用)のチェックボックス
D OtherScreen(第1設定用)のチェックボックス
E スクリーン番号記入欄
F スクリーン名記入欄
G ウインドウ30でプレビューされているスクリーン遷移ボタン

Claims (3)

  1. 編集画面上で操作画面を構成する複数のスクリーンを所定のスクリーン遷移チャートに沿って作成する画面作成方法において、上記編集画面上に、ユーザー操作されて表示スクリーンを以前のスクリーンに遷移させるスクリーン遷移ボタンを表示し、このスクリーン遷移ボタンによるスクリーン遷移先を、スクリーン名やスクリーン番号等のスクリーン情報の書き込みで設定するか、または、上記書き込み無しで1つ前のスクリーンに自動設定するかをユーザー操作で選択可能とした、ことを特徴とする画面作成方法。
  2. 上記スクリーン遷移ボタンによるスクリーン遷移先を設定するに際しては、編集画面上に遷移先プロパティを設定するためのウインドウを呼び出すと共に、このウインドウ上で上記設定をユーザー操作で行えるようにした、ことを特徴とする請求項1に記載の画面作成方法。
  3. 編集画面上で操作画面を構成する複数のスクリーンを所定のスクリーン遷移チャートに沿って作成する画面作成装置において、上記ウインドウを編集画面上に表示して請求項1または2に記載の画面作成方法を実施することが可能になっている、ことを特徴とする画面作成装置。
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