JP2014048693A - 階層型グルーピング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 体系的なグルーピングを行うことが可能であり、ファイル管理の中心的なツールとして使用することのできるタグによるグルーピング装置を提供する。
【解決手段】 記録部2には、タグ4の付されたファイル6が記録されている。また、タグ4の階層構造8も記録されている。階層表示手段10は、記録部2に記録されたタグ4の階層構造8に基づいて、各タグに対応づけられた仮想フォルダを、表示部12に階層表示する。選択手段14は、表示された仮想フォルダの内のいずれかを、ユーザ操作に応じて選択する。ファイル表示手段16は、選択された仮想フォルダのタグ(選択タグと呼ぶ)および当該選択タグより上位階層のタグが全て付されており、当該選択タグより下位階層のタグのいずれもが付されていないファイルを抽出する。さらに、ファイル表示手段16は、抽出したファイルを、当該選択された仮想フォルダに属するものとして表示部12に表示する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、タグなどの付加情報を付したファイルを、グルーピングして表示し、または操作する装置に関するものである。
ファイルにタグを付しておき、このタグを用いてファイルを検索したり抽出したりすることが行われている。たとえば、特許文献1には、タグを用いて柔軟なファイル管理を行うことのできる装置が開示されている。
図32に、特許文献1に開示された装置によるタグ管理の概要を示す。ファイルである「設計書A−1」「設計書A−2」「設計書X−1」のそれぞれには、「設計書」のタグが付されている。一方、フォルダである「過去の設計書」に対して「設計書」のタグが付されている。これにより、ファイル「設計書A−1」「設計書A−2」「設計書X−1」は、「過去の設計書」のフォルダ内にもリンクが張られて現れることになる。これにより、状況に応じて、タグによるファイルの管理を柔軟に行うことができる。
特開2009−223385
しかしながら、上記のようなタグによる管理では、タグによるグルーピングが体系的でなく、あくまでも補助的なものにすぎなかった。
この発明は、上記のような問題点を解決して、体系的なグルーピングを行うことが可能であり、ファイル管理の中心的なツールとして使用することのできるタグによるグルーピング装置を提供することを目的とする。
(1)(2)この発明に係るグルーピング装置は、タグの付されたファイルをグルーピングするためのグルーピング装置であって、それぞれタグの付された複数のファイルと当該タグの階層構造を記録する記録部と、階層構造のタグのそれぞれに対応付けられた仮想フォルダを階層表示する階層表示手段と、ユーザ操作に応じて、表示された仮想フォルダのいずれかを選択する選択手段と、選択された仮想フォルダに対応付けられた選択タグおよび当該選択タグより上位階層にあるタグの全てが付されており、当該選択タグの直下の階層にあるタグが付されていないファイルを抽出し、当該選択された仮想フォルダに属するファイルとして表示するファイル表示手段とを備えている。
したがって、仮想フォルダを用いて、直感的に理解しやすいようにタグによるグルーピングを行うことができる。
(3)この発明に係るグルーピング装置は、ファイル表示手段が、抽出されたファイルだけでなく、選択タグより下位階層のタグに対応する仮想フォルダのうち、少なくとも直下の仮想フォルダも、前記選択された仮想フォルダに属するものとして表示することを特徴としている。
したがって、当該仮想フォルダに含まれる下位の仮想フォルダを容易に認識することができる。
(4)(5)この発明に係るグルーピング装置は、ユーザ操作に応じて、ファイルに付すタグを操作するタグ操作手段を備えることを特徴としている。
したがって、ユーザの種々の操作に対応してタグの変更や付与などの管理を行うことができる。
(6)この発明に係るグルーピング装置は、前記ファイル表示手段は、新規ファイル作成のためのアイコンを、前記選択された仮想フォルダに属するものとして表示し、前記タグ操作手段は、前記新規ファイル作成のためのアイコンがクリックされると、当該ファイルに対して、前記選択タグおよび当該選択タグより上位階層にあるタグを付すことを特徴としている。
したがって、選択された仮想フォルダに応じて、適切なタグを新規作成ファイルに付すことができる。
(7)この発明に係るグルーピング装置は、前記タグ操作手段は、ユーザ操作により前記表示されたファイルが削除されると、以下の(a)(b)のいずれかの処理を行うことを特徴としている。(a)当該ファイルの実体を削除する。(b)当該ファイルが属するものとして表示されている仮想フォルダに対応づけられたタグを、当該ファイルから解除する。
したがって、ファイルの削除操作に対応して、タグに対する適切な操作を行うことができる。
(8)この発明に係るグルーピング装置は、前記タグ操作手段は、ユーザ操作により仮想フォルダが削除されると、以下の(a)(b)のいずれかの処理を行うことを特徴としている。(a)当該仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層のフォルダに属するファイルについて、当該仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層の仮想フォルダに対応するタグの全てを解除する。(b)当該仮想フォルダに対応するタグが付されたファイルについて、当該対応するタグを解除する。
したがって、仮想フォルダの削除に対応して、タグに対する適切な操作を行うことができる。
(9)この発明に係るグルーピング装置は、前記タグ操作手段は、ユーザ操作により前記階層表示された仮想フォルダが他の位置に移動されると、以下の(a)(b)のいずれかの処理を行うことを特徴としている。(a)元の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層に属するファイルについて、当該元の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層の仮想フォルダに対応するタグを解除するとともに、移動先の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層に属する仮想フォルダに対応するタグを付与する。(b)元の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層に属するファイルについて、移動先の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層に属する仮想フォルダに対応するタグを追加して付与する。
したがって、仮想フォルダの移動に対応して、タグに対する適切な操作を行うことができる。
(10)この発明に係るグルーピング装置は、前記タグ操作手段は、前記処理(a)または前記処理(b)のいずれを行うかの選択画面を提示し、これに対するユーザ入力に応じて、いずれかの処理を行うことを特徴としている。
したがって、仮想フォルダやファイルに対する操作に対して、どのようなタグ操作を行うかをユーザが選択することができる。
(11)この発明に係るグルーピング装置は、前記タグ操作手段は、ユーザ操作によりタグが削除されると、当該タグに対応づけられている仮想フォルダを削除することを特徴としている。
したがって、不要な仮想フォルダを整理することができる。
(12)この発明に係るグルーピング装置は、前記ファイル表示手段は、ファイルに付されているタグも併せて表示することを特徴としている。
したがって、各ファイルのいずれのタグが付されているかを容易に知ることができる。
(13)この発明に係るグルーピング装置は、前記ファイル表示手段は、階層表示モードにおいて、階層表示部に、選択された仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層の仮想フォルダに対応づけられたタグを表示し、一覧表示部に、当該仮想フォルダに属するファイルの名称および当該ファイルに付されたタグのうち、前記階層表示部に表示されたタグを除いた他のタグを表示し、全表示モードにおいて、対象となる全てのファイルの名称および当該ファイルに付されたタグを表示することを特徴としている。
したがって、それぞれの表示モードにおいて、適切なタグの表示を行うことができる。
(14)この発明に係るグルーピング装置は、前記ファイル表示手段は、前記表示されているタグがユーザ操作によって選択されると、当該タグの付されたファイルを抽出して一覧表示することを特徴としている。
したがって、容易にファイルを検索することができる。
(15)この発明に係るグルーピング装置は、前記ファイル表示手段は、2以上のタグが同時に選択されると、当該2以上のタグの全てが付されたファイルを抽出して一覧表示することを特徴としている。
したがって、容易にアンド検索を行うことができる。
(16)この発明に係るグルーピング装置は、前記表示手段は、各ファイルの先頭ページのサムネイルを一覧として表示するとともに、ユーザ操作によってファイルが選択されると、当該ファイルの複数のページのサムネイルを表示し、ユーザ操作に応じて、表示するページを移動させることを特徴としている。
したがって、ファイルの各ページの内容をサムネイルにて確認することができる。
(17)この発明に係るグルーピング装置は、前記ファイル表示手段は、表示された複数ページの内のいずれかのページが、ユーザ操作によって選択され決定されると、当該選択・決定されたページを初期表示として、当該ファイルを立ち上げるようにすることを特徴としている。
したがって、ファイルを所望のページから開くことができる。
(18)(20)この発明に係るファイル操作装置は、複数のファイルを記録する記録部と、
記録部に記録された各ファイルの先頭ページのサムネイルを一覧として表示する表示手段と、ユーザ操作により表示されたファイルの選択および決定を行う選択決定手段とを備えたファイル操作装置であって、前記ファイル表示手段は、ファイルが選択されると、当該ファイルの複数のページのサムネイルを表示し、ユーザ操作に応じて、表示するページを移動させることを特徴としている。
したがって、ファイルの各ページの内容をサムネイルにて確認することができる。
(19)(21)この発明に係るファイル操作装置は、前記複数ページのサムネイルの内のいずれかのページが選択されて決定されると、当該ページを初期表示ページとして、当該ファイルを開くファイル操作手段を備えたことを特徴としている。
したがって、ファイルを所望のページから開くことができる。
(22)(23)この発明に係るページ送り装置は、ファイルを記録する記録部と、記録部に記録されたファイルのページを、少なくとも表示位置、表示倍率を含む設定パラメータにしたがって表示するファイル表示手段と、ページ送りのユーザ指令を受け付けるユーザ指令受付手段とを備え、前記ファイル表示手段は、ページ送りの指令があると、前記表示位置、表示倍率を変更することなく、他のページを表示することを特徴としている。
したがって、ページ移動した後であっても、パラメータが維持され、描画を行いやすい。
(24)(25)この発明に係る入力装置は、描画面を有する表示部と、表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段とを備えた入力装置であって、前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、前記矩形の第一の長辺の軌跡と第二の長辺の軌跡の色または濃度またはその双方を異ならせるように描画することを特徴としている。
したがって、表現力のある軌跡を描くことができる。
(26)この発明に係る入力装置は、前記軌跡表示手段は、軌跡に応じて、第一の長辺による描画と第二の長辺による描画のいずれを優先するかを決定することを特徴としている。
したがって、ダイナミックな描画を行うことができる。
(27)この発明に係る入力装置は、前記矩形は短辺の長さがゼロであることを特徴としている。
(28)(29)この発明に係る入力装置は、描画面を有する表示部と、表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段とを備えた入力装置であって、前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、前記矩形の角部分の軌跡に対応して枠線を描画することを特徴としている。
したがって、枠線のついた描画を行うことができる。
(30)この発明に係る入力装置は、前記軌跡表示手段は、軌跡に応じて、いずれの角による描画を優先するかを決定することを特徴としている。
したがって、軌跡に応じたダイナミックな描画を行うことができる。
(31)この発明に係る入力装置は、前記軌跡表示手段は、軌跡の重なり部分について、後に描かれた軌跡による描画を先に描かれた軌跡による描画よりも優先するかどうかを決定することを特徴としている。
したがって、軌跡の重なり部分の処理を適切に行うことができる。
(32)この発明に係る入力装置は、前記軌跡表示手段は、ユーザ指令を受けて、描画を行った後に、前記後に描かれた軌跡を優先するかどうかを変更して再描画することを特徴としている。
したがって、描画後に、描画された状態を見ながら、いずれにするかを決定することができる。
(33)(34)この発明に係る入力装置は、描画面を有する表示部と、表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段とを備えた入力装置であって、前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、ユーザ操作に応じて、少なくとも、前記所定の角度、矩形の大きさ、描画色のいずれかを描画後に変更し、再描画できるように構成したことを特徴としている。
したがって、描画後に、描画された状態を見ながらパラメータを変更することができる。
「階層表示手段」は、図4のステップS1、S2がこれに対応する。
「選択手段」は、図5のステップS11aがこれに対応する。
「ファイル表示手段」は、図5のステップS6、S7、S9がこれに対応する。
「タグ操作手段」は、図10bのステップS31や図17のステップS53やS54などがこれに対応する。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
この発明の一実施形態によるグルーピング装置の機能ブロック図である。 グルーピング装置のハードウエア構成である。 グルーピング装置を実装したタブレットコンピュータの外観である。 階層表示処理のフローチャートである。 階層表示処理のフローチャートである。 ファイルの構造を示す図である。 タグの階層構造のデータを示す図である。 ファイル一覧の表示例である。 ファイル一覧の表示例である。 新規ファイル作成処理のフローチャートである。 新規ファイル作成処理のフローチャートである。 ファイル編集基本画面の例である。 ファイル編集変更画面の例である。 ファイル閲覧画面の例である。 ファイル一覧の表示例である。 ファイル一覧の表示例である。 ファイルオープン処理のフローチャートである。 ファイルオープン処理のフローチャートである。 仮想フォルダ削除に対するタグ操作のフローチャートである。 ファイル一覧の表示例である。 仮想フォルダ移動に対するタグ操作のフローチャートである。 ファイル一覧の表示例である。 ページのデータと表示領域との関係を示す図である。 ページのデータと表示領域との関係を示す図である。 ペン先の例である。 パラメータテーブルである。 カリグラフィーペンによる描画のフローチャートである。 カリグラフィーペンによる描画例である。 重なり部分における処理を示す例である。 第一の長辺と、第二の長辺のいずれの色を優先して描画するかを示すための図である。 第一の長辺と、第二の長辺のいずれの色を優先して描画するかを示すための図である。 重なり部分における処理を示す例である。 枠線の処理、グラデーション処理を示す図ための図である。 従来のタグ管理装置を示す図である。
1.機能ブロック図
図1に、この発明の一実施形態によるグルーピング装置の機能ブロック図を示す。記録部2には、タグ4の付されたファイル6が記録されている。また、タグ4の階層構造8も記録されている。
階層表示手段10は、記録部2に記録されたタグ4の階層構造8に基づいて、各タグに対応づけられた仮想フォルダを、表示部12に階層表示する。選択手段14は、表示された仮想フォルダの内のいずれかを、ユーザ操作に応じて選択する。ファイル表示手段16は、選択された仮想フォルダのタグ(選択タグと呼ぶ)および当該選択タグより上位階層のタグが全て付されており、当該選択タグより下位階層のタグのいずれもが付されていないファイルを抽出する。さらに、ファイル表示手段16は、抽出したファイルを、当該選択された仮想フォルダに属するものとして表示部12に表示する。
このようにして、通常の階層的フォルダによってファイルを管理するときと同じように直感的な操作によって、階層的なタグによるファイルのグルーピングを行うことができる。
2.ハードウエア構成
図2に、一実施形態によるグルーピング装置のハードウエア構成を示す。CPU20には、ハードディスク22、タッチスクリーン24、通信回路26が接続されている。タッチスクリーン24は、文字や画像を表示するとともに、スタイラスペンや指などによって入力を行うものである。通信回路26は、インタンーネットに接続するためのものである。
ハードディスク22には、オペレーティングシステム28、グルーピングプログラム30、タグの付されたファイル32、タグの階層構造34が記録されている。グルーピングプログラム30は、オペレーティングシステム28と共働してその機能を発揮する。
図3に、グルーピング装置を採用したタブレット型コンピュータの外観を示す。タッチスクリーン24の下には、電源スイッチ36が設けられている。
3.グルーピングプログラムの処理
3.1ファイル一覧の表示処理
図4に、グルーピングプログラムのうちの階層表示処理に関するフローチャートを示す。ユーザ操作によって、階層表示が指示されると、この階層表示処理が実行される。
図6に、ハードディスク22に記録されたファイルを示す。ファイルの内容として、各ページのイメージデータが記録されている。各ファイルは、ファイル名によって識別される。また、各ファイルには、タグが付されている。たとえば、ファイル「趣味」については、タグ「タスク」が付されている。
図7に、ハードディスク22に記録されたタグの階層構造34の例を示す。図7において、タグの名称とその階層を示すデータが示されている。タグ「アイディア」は階層「1」であり、1つの数値であることから、ルート階層の直下にあることが示されている。タグ「アイディア」と同じ階層のものは、タグ「広報」である。階層「2」として、同じく1つの数値にて示されている。
タグ「Tiny.note」は、階層「1−1」であり、「−」によって区切られた2つの数値であることから、2階層目にあることが示されている。また、「−」の前に「1」が示されていることから、タグ「アイディア」の直下にあることが分かる。他のタグについても同様である。なお、階層の表現方法は、この例に限られるものでなく、種々の方法を用いることができる。
ステップS1において、CPU20は、ハードディスク22に記録されているタグの階層構造34を取得する。CPU20は、取得したタグの階層構造にもとづいて、タッチスクリーン24の仮想フォルダ表示部40に、各タグに対応する仮想フォルダの階層構造を図として表示する(ステップS2)。図8にその表示例を示す。ここでは、初期表示であるので、ルートの仮想フォルダに選択マーク44が表示されている。
この実施形態では、仮想フォルダ表示部40において選択された仮想フォルダにグルーピングされるファイルが、ファイル一覧表示部42に表示される。
次に、CPU20は、ファイル一覧表示部42の上部46に、選択された仮想フォルダのタグおよびその上位のタグを表示する(ステップS3)。ここでは、初期表示であり、仮想フォルダが選択されていないので、ルートのタグ(実際にはそのようなタグは存在しないが便宜上このようにしている)のみが表示されている。
CPU20は、新規ファイル作成のためのアイコン48をファイル一覧表示部42に表示する(ステップS4)。次に、CPU20は、現在選択されている仮想フォルダ(ここでは「ルート」)の直下にある仮想フォルダを、ファイル一覧表示部42に表示する(ステップS5)。ここでは、「ルート」の直下にある「アイディア」「広報」の仮想フォルダ50、52が表示されることになる。
次に、CPU20は、選択された仮想フォルダのタグおよびそれより上位のタグの全てが付されたファイルを抽出する(ステップS6)。ここでは、仮想フォルダ「ルート」が選択されており、これに対応するタグはない。したがって、すべてのファイルを抽出するようにしている。
さらに、CPU20は、直下の仮想フォルダに対応するタグの付されたファイルを、上記抽出ファイルから外す(ステップS7)。ここでは、タグ「アイディア」「広報」の付されたファイルを外すことになる。図6においては、ファイル「エジソン」「回転機能」「立体視」「ステレオ」「仮想ドライブ」が外され、ファイル「趣味」だけが抽出ファイルとして残されることになる。
CPU20は、抽出した各ファイルの最初のページをサムネイルとして、ファイル名とともに、ファイル一覧表示部42に表示する。ここでは、ファイル「趣味」の1ページ目がサムネイル54として表示されることになる。
次に、CPU20は、抽出したファイルのそれぞれについて、上部46に表示されたタグ以外のタグを、サムネイル54の近傍に表示する(ステップS10)。ここでは、「タスク」のタグ56が表示されることになる。以上のようにして、ファイルおよびタグの初期的な階層表示が行われる。
図8の画面において、ユーザがスタイラスペンなどで、仮想フォルダ「新機能」を選択したとする。CPU20は、これを受けて、選択された仮想フォルダを選択仮想フォルダとして(ステップS11a)、ステップS1以下を再び実行する。
CPU20は、図7に示すタグの階層構造を取得する(ステップS1)。続いて、CPU20は、図9に示すように、仮想フォルダ表示部40に仮想フォルダを表示する(ステップS2)。この際、選択された仮想フォルダについては、選択されたことを示すマーク60を付して表示する。
続いて、CPU20は、ファイル一覧表示部42の上部46に、選択された仮想フォルダに対応するタグおよびそれより上位のタグを表示する(ステップS3)。ここでは、「新機能」「Tiny.note」「アイディア」が表示されることになる。
次に、CPU20は、フィル新規作成のためのアイコン48を、ファイル一覧表部42に表示する(ステップS4)。さらに、選択された仮想フォルダ「新機能」の直下の仮想フォルダを、ファイル一覧表示部42に表示する(ステップS5)。ここでは、「MTG結果」の仮想フォルダ62が表示されることになる。
CPU20は、選択された仮想フォルダのタグおよび、それより上位のタグの全てが付されたファイルを抽出する(ステップS6)。ここでは、タグ「新機能」「Tiny.note」「アイディア」が付されたファイルを抽出することになる。したがって、図6の場合であれば、ファイル「回転機能」「立体視」「ステレオ」「仮想ドライブ」が選択される。
次に、CPU20は、上記抽出したファイルのうち、選択された仮想フォルダのタグの直下のタグが付されたファイルを外す(ステップS7)。ここでは、タグ「新機能」の直下のタグ「MTG結果」が付されたファイルを外すことになる。したがって、ファイル「回転機能」「立体視」「ステレオ」「仮想ドライブ」のうち、「MTG結果」の付されたファイル「ステレオ」が外されることになる。結果として、「回転機能」「立体視」「仮想ドライブ」が、仮想フォルダ「新機能」に属するファイルとして抽出されることになる。
なお、この実施形態においては、選択された仮想フォルダに属するファイルを表示する際、その直下のタグが付されたファイルを表示しないようにしている。これは、選択された仮想フォルダのタグより下位のタグが付されたファイルについては、下位の仮想フォルダに属するものとして表示するようにしたからである。
たとえば、図9において、ファイル一覧表示部42には、ファイル「ステレオ」(図6参照)のサムネイルは表示されていない。この状態で、仮想フォルダ62がユーザ操作によって選択されると、「MTG結果」の仮想フォルダに属するファイル「ステレオ」のサムネイルが、ファイル一覧表示部42に表示されることになる。このようにして、仮想ファイルに属するファイルを表示する際には、その下位の仮想ファイルに属するファイルを表示しないようにして、直感的な理解を容易にしている。
なお、この実施形態では、条件が満足されれば、一つのファイルが複数の仮想ファイルに属するものとして表示される場合もある。たとえば、図9において、ファイル「立体視」は、「新機能」の仮想フォルダ60に属するものとして表示されるとともに、「タスク」の仮想フォルダ61に属するものとしても表示される。このように、2つの仮想フォルダにおいて表示れるが、その実体としてのファイルは一つである。
上記では、階層表示処理について説明した。この実施形態では、タグの階層とは関係なく、全てのファイルを一覧で表示することもできるようにしている。図9の仮想フォルダ表示部40の一覧90をクリックすることにより、CPU20は、ファイル一覧表示部42に、全てのファイルのサムネイルを表示する。なお、この際には、各ファイルに付されているタグをそれぞれのサムネイルの近傍に表示する。たとえば、ファイル「立体視」であれば、「タスク」のタグだけでなく、「アイディア」、「Tiny.note」、「新機能」のタグも表示される。
なお、この実施形態では、ユーザの操作により、仮想フォルダ表示部40の任意の場所に、新たなタグに対応する新たな仮想フォルダを生成することができる。また、ファイルのそれぞれに、ユーザ操作によってタグを付すことができる。
3.2ファイル編集処理
図9の画面において、ユーザが、ファイル新規作成のアイコン48をタッチして離すと、CPU20は新規ファイル作成の処理を行う。図10a、図10bに、グルーピングプログラムのうちの新規ファイル作成処理のフローチャートを示す。
CPU20は、ステップS21において、ファイル編集画面をタッチスクリーン24に表示する。ファイル編集基本画面の例を、図11に示す。アイコン66の絵柄が「ペン」になっており、現在のモードが編集モードであることを表している。
この状態にて、ユーザがスタイラスペンや指などを移動させてその軌跡により、入力画面68に文字70や絵を入力することができる。なお、アイコン66が入力の邪魔になる場合には、任意の位置に移動させることができる。
図11の状態において、アイコン66がタッチされると(ステップS22)、CPU20は、図12に示すようなファイル編集変更画面を表示する(ステップS23)。アイコン66の絵柄は「ペン」であり、依然として編集モードであることを示している。アイコン66の周囲には、描画を消去するための消しゴムアイコン72、ペン先の色、太さや形状を選択するためのアイコン74a、74b、74c、74d、74eが表示されている。
現在選択されているアイコンは太線にて囲われている。図12においては、アイコン74eが現在選択されているペン先である。ペン先を変更したり、消しゴム機能などを使用する場合には、ユーザは対応するアイコンを選択する。
図12の状態で、閲覧ボタン76がタッチされると(ステップS24)、CPU20は、図13に示すファイル閲覧画面を表示する(ステップS25)。ファイル閲覧画面では、文字や図形の入力はできないようになっている。したがって、ファイルの内容を閲覧するために、ピンチインやピンチアウト操作によって、拡大や縮小をしたり、ページを送ったりするために画面にタッチした場合に、不必要な描画が行われるおそれがない。なお、このファイル閲覧画面においては、アイコン66の絵柄は「目」に変わるようなっている。
図13のファイル閲覧画面において、アイコン66をタッチすると(ステップS26)、再び、図11のファイル編集基本画面に戻る(ステップS21)。
作成したファイルに名称(ファイル名)を付す場合には、ユーザは図12のファイル編集変更画面において、タイトル入力ボタン78をタッチする。タイトル入力ボタン78がタッチされると、CPU20は、タイトル入力画面(図示せず)を表示する(ステップS28)。ユーザは、タイトル入力画面において表示されているキーボードをタッチして、ファイル名を入力する。ユーザが入力完了ボタンをタッチすると(ステップS29)、CPU20は、図12のファイル編集変更画面を表示する。この際、タイトル入力ボタン78の位置に、入力されたファイル名が表示される。たとえば、「特許」というファイル名を入力したのであれば、この「特許」が表示されることになる。
ファイルに対する編集を終了する場合には、図12の終了ボタン80をタッチする。終了ボタン80がタッチされると(ステップS30)、CPU20は、当該ファイルに対して、ファイルの新規作成アイコン48の属する選択仮想フォルダのタグおよびその上位のタグを、自動的に付して記録する(ステップS31)。そして、ファイル編集処理を終了する。
これにより、CPU20は、図14の画面に戻る。新しく作成されたファイル「特許」のサムネイル82が追加されている。つまり、ファイルの新規作成アイコン48を選択して新たなファイルを作成すると、その際の選択仮想フォルダのタグおよびその上位のタグが、当該ファイルに自動的に付されるようになっている。
なお、この実施形態では、上記のように自動的に付されるタグに加えて、ユーザが任意に入力してタグを付与することもできるようにしている。
上記では、ファイルの新規作成について説明したが、作成済みのファイルの編集についても同様である。この場合、ファイル一覧表示部46に表示されているサムネイルをタッチして離すことにより、編集対象となるファイルを開くことができる。
この実施形態では、ファイル一覧表示46のサムネイルにタッチすると、そのファイルの各ページのサムネイルが表示されるようになっている。ファイルを開く処理のフローチャートを、図16a、図16bに示す。
たとえば、図14の画面において、ファイル一覧のサムネイルにユーザがタッチすると、CPU20は、当該ファイルの各ページを取得する(ステップS41)。たとえば、ファイル「立体視」のサムネイル84にスタイラスペンなどでタッチがされると、CPU20は、図6のファイル「立体視」のページ内容を取得する。
次に、CPU20は、ファイル一覧のサムネイルの上に、各ページのサムネイルを表示する(ステップS42)。ここでは、図15に示すように、「立体視」のサムネイルの上部に1ページ目のサムネイル86、2ページ目のサムネイル88が表示されることになる。
CPU20は、図15に示すように、ページ送りボタン90、92を表示する(ステップS43)。ページ送りボタン90、92にタッチが行われると(サムネイル84にタッチしてから離されずにスライドしてページ送りボタン90、92にタッチされると)(ステップS44)、CPU20は、ページのサムネイルのページを進めたり、戻したりする(ステップS45)。
図15の例では、ファイルに2ページの内容しか含まれていないので、ページ送りボタン90、92による表示の変化はない。しかし、ファイルに多数のページが含まれており、前ページを表示しきれない場合には、上述のようにページ送り、戻しがされて表示が行われる。
次に、CPU20は、ファイル一覧のサムネイルにてタッチが途切れたかどうかを判断する(ステップS46)。たとえば、図15のサムネイル84にタッチが行われた後、その位置でタッチが離れた場合には、ファイル一覧のサムネイルにてタッチが途切れたと判断する。この場合、CPU20は、1ページを初期表示として当該ファイルを開いて表示する(ステップS47)。
また、CPU20は、ページのサムネイルにてタッチが途切れたかどうかを判断する(ステップS48)。たとえば、図15の2ページのサムネイル88の上でタッチが途切れたと判断すると、CPU20は、2ページを初期表示ページとして、当該ファイルを開いて表示する(ステップS49)。
したがって、ユーザは、各ページの内容をサムネイルにて確認して、所望のページを初期ページとしてファイルを開くことができる。
3.3タグ操作処理
この実施形態においては、仮想フォルダを操作すると、これに対応してタグを自動的に操作するようにしている。
図17に、仮想フォルダを削除した場合のタグ操作のフローチャートを示す。たとえば、図14の画面において、ユーザ操作により、「新機能」の仮想フォルダ60が削除されたとする。
この時、CPU20は、画面上に、当該仮想フォルダのファイルを対象とするか(処理(a))、全ファイルを対象とするか(処理(b))を選択するための表示を行う(ステップS51)。ユーザは、スタイラスペンなどによっていずれかを選択する。CPU20は、ユーザがいずれを選択したかを判断する(ステップS52)。
ユーザによって、処理(a)が選択された場合、CPU20は、削除された仮想フォルダおよびその下位の仮想フォルダに属するファイルを対象として、削除されたタグおよびその下位のタグを解除する(ステップS53)。なお、タグの解除とは、図6のようにして記録されているタグを削除することをいう(ファイルの実態は削除しない)。ここでは、「新機能」の仮想フォルダと、「MTG結果」の仮想フォルダに属しているファイル「回転機能」「立体視」「仮想ドライブ」「特許」「ステレオ」について、タグ「新機能」「MTG結果」を解除することになる。したがって、表示画面は図18のようになる。
ユーザによって、処理(b)が選択された場合、CPU20は、全てのファイルを対象として、削除されたタグを解除する(ステップS54)。ここでは、タグ「新機能」の付されたファイルの全てから、タグ「新機能」を解除することになる。
上記実施形態では、処理(a)(b)のいずれを実行するかをユーザに選択させるようにしている。しかし、あらかじめ定めたいずれかの処理を自動的に実行するようにしておいてもよい。
図19に、仮想フォルダを移動した場合のタグ操作のフローチャートを示す。たとえば、図14の画面において、ユーザ操作により、「新機能」の仮想フォルダ60が、図20に示すように、「広報」の仮想フォルダ59の下位階層に移動されたものとする。なお、この実施形態では、仮想フォルダをドラッグすることにより、移動を行うことができるようにしている。仮想フォルダの移動がなされると、当該仮想フォルダおよびそのファイル、下位の仮想フォルダおよびそのファイルが移動されることになる。
この時、CPU20は、画面上に、タグのつけ直しをするか(処理(a))、タグの追加付与をするか(処理(b))を選択するための表示を行う(ステップS61)。ユーザは、スタイラスペンなどによっていずれかを選択する。CPU20は、ユーザがいずれを選択したかを判断する(ステップS62)。
ユーザによって処理(a)が選択されると、CPU20は、元の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層に属するファイルについて、当該元の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層の仮想フォルダに対応するタグを解除する。さらに、移動先の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層に属する仮想フォルダに対応するタグを付与する(ステップS63)。つまり、元の位置におけるタグを解除して、新たな位置におけるタグを付与する。
ここでは、元の位置における「アイディア」「Tiny.note」のタグが削除され、新たな位置における「広報」のタグが付与されることになる。その結果、図20のような表示画面となる。
ユーザによって処理(b)が選択されると、CPU20は、既に付与されているタグはそのまま残して、移動先の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層に属する仮想フォルダに対応するタグを付与する(ステップS64)。つまり、新たな位置におけるタグを追加する。
ここでは、新たな位置における「広報」のタグが追加して付与されることになる。
上記実施形態では、処理(a)(b)のいずれを実行するかをユーザに選択させるようにしている。しかし、あらかじめ定めたいずれかの処理を自動的に実行するようにしておいてもよい。
なお、仮想フォルダを他の場所に複製した場合には、当該仮想フォルダおよびそのファイル、下位の仮想フォルダおよびそのファイルが他の場所に複製されることになる。この時、CPU20は、これらの各ファイルについて、元の場所に対応するタグに加えて、他の場所に対応するタグを追加して付与する(重複する場合は追加しない)。
上記では、仮想フォルダを削除したときのタグ操作について説明した。この実施形態では、ファイル自体を削除しようとした場合にも、以下の処理(a)(b)のいずれかを選択するようにしている。
処理(a)が選択された場合には、当該ファイルの実体を削除する。
処理(b)が選択された場合には、当該ファイルは削除せず、現在選択されている仮想フォルダに対応するタグを削除する。たとえば、図14の画面において、「立体視」のファイル84に対する削除処理がなされた場合には、ファイル84に付された「新機能」のタグが削除される。
上記実施形態では、処理(a)(b)のいずれを実行するかをユーザに選択させるようにしている。しかし、あらかじめ定めたいずれかの処理を自動的に実行するようにしておいてもよい。
3.4ページ移動処理
図21Aに、ファイルのページの表示領域と、ページ全体の領域との関係を示す。この実施形態では、ページ全体を表示することだけでなく、その一部を拡大して表示することもできるようにしている。たとえば、図21Aの場合であれば、ページ全体の領域が100であり、その一部がタッチスクリーン24の表示領域102に表示されている。
この状態において、ユーザがページ送りの操作(所定のアイコンをタッチするなど)を行うと、CPU20は次のページを表示する。この時、従来であれば、次ページの表示の際に、図21Bに示すように、ディフォルトで設定されている倍率、位置で表示を行っていた。これは、新規ページ作成の際も同様であった。
たとえば、新規ページ作成の際であれば、直前に編集していたページと倍率が異なったり、表示位置が異なることの把握ができない。新規ページは白紙だからである。
そこで、この実施形態では、CPU20は、ページ移動があった際、移動前のページの表示パラメータ(倍率、位置など)をそのまま引き継いで表示するようにしている。したがって、図22のような表示がなされることになる。また、新規ページの場合においても、パラメータが引き継がれるので、描画処理が容易となる。
3.5カリグラフィーペン
この実施形態では、スタイラスペンや指などによって入力を行う際に、その軌跡をカリグラフィーペンのように描くことができるようにしている。図23に、この実施形態において用いる仮想的なカリグラフィーペンのペン先の形状を示す。長辺a、短辺bおよび角度cによって、ペン先のパラメータを設定している。角度cは、基準線ST(この実施形態では表示領域の上辺、下辺に平行な線)との角度である。これらのパラメータは、図24に示すように、パラメータテーブルとしてハードディスク22に記録されている。
ユーザがスタイラスペンなどで図11の画面にタッチすると、CPU20は、図23に示す矩形を描画する。さらに、ユーザがスタイラスペンを、画面にタッチさせながら移動させると、この矩形の軌跡を描画する。この描画処理のフローチャートを、図25に示す。
CPU20は、ユーザの入力した軌跡を、図23の点dの軌跡として描く(ステップS71)。次に、CPU20は、図24のパラメータa、b、cに基づいて、他の頂点e、f、gの軌跡を描く(ステップS72)。ただし、ここでは、これら軌跡は目視可のな線として描くのではなく、計算上描くものである。さらに、CPU20は、これらの軌跡によって囲われた図形内を、所定の色、所定の透明度(パラメータによって設定されている)によって塗りつぶす。以上の処理が繰り返し実行される。
上記処理により、たとえば、図26Aに示すように、軌跡に沿って線が描かれる。
この実施形態では、パラメータ設定画面にて、長辺a、短辺b、角度cをそれぞれ変更できるようにしている。たとえば、長辺aの長さを短くすると、同じ軌跡であったとしても、図26Bのように、全体が細く描かれることになる。また、角度cを大きくすると、図26Cのように横線が太く描かれることになる。また、短辺bを長くすると、図26Dのように全体として太く描かれることになる。
このように、パラメータを変更することにより、描画される線による表現を変更することができる。また、この実施形態では、CPU20は、設定されたパラメータによって描画するだけでなく、軌跡を描画した後で、パラメータを変更することを可能にしている(以下の実施形態においても同様である)。
上記実施形態では、基準点として頂点dを用いたが、他の頂点e、f、gを用いてもよいし、矩形の中央の点eなどを用いてもよい。
また、パラメータの設定により、軌跡が重なった部分の濃度を濃くするか(図27A参照)、あるいは、同じ濃度とするか(図27B参照)を選択することができる。CPU20は、パラメータに応じていずれかの処理を実行する。
また、パラメータ設定により、図23のペン先における面120と面122による描画色(描画濃度)を異なるようにしてもよい。この場合、CPU20は、図29に示すように、軌跡αに関して前方側になる面の色を優先して塗りつぶしを行うようにする。たとえば、図29Aに示す場合には、軌跡αに対して面122が前方面であるから、面122に設定された色が、面120に設定された色に対して優先して塗りつぶしに用いられる。つまり、面120による軌跡と、面122による軌跡が重なる部分では、面120の色が用いられることになる。
たとえば、図28Aに示すような描画がなされることになる。ここでは、面120に赤色(図では濃色で示されている)、面122に緑色(図では淡色で示されている)が設定されているとする。軌跡の方向によって、描画色が異なることが示されている。なお、この実施形態では、ペン先の短辺bを0としている。
上記とは異なり、連続した軌跡において、軌跡の最初の移動方向を面120を優先し、これを基準として、移動方向が面120に対して反対方向になったときには面122を優先するようにしてもよい。この場合には、図28Aと同じ軌跡であっても、図28Bに示すような描画が行われる。
なお、図28Aのような描画を行うか、図29Aのような描画を行うかは、パラメータによって設定することができる。また、他のパラメータと同じく、描画した後にパラメータを変更して、再描画を行うこともできる。
この実施形態では、図23のペン先において、パラメータ設定により、4つの面のうちのいずれか1面を主面として、描画を行うことができるようにしている。たとえば、図23の面122を主面として赤色に設定し、その他の3面を黒色に設定することができる。
CPU20は、図30Aに示すように、軌跡が重なる部分において、後で描いた方を優先して表示するようにしている。図では、軌跡α1、α2、α3の順で描かれている。
上記とは異なり、軌跡が重なる部分においては、後で描いたか、先に描いたかに関係なく、主面がそれ以外の面に優先するようにしてもよい。図において、部分130、132などは、主面が優先して表示されている箇所である。
なお、図30Aのような描画を行うか、図30Aのような描画を行うかは、パラメータによって設定することができる。また、他のパラメータと同じく、描画した後にパラメータを変更して、再描画を行うこともできる。
また、図31Aに示すように、ペン先の矩形の頂点によって線を描き、枠線を表示するようにしてもよい。図31Aの例では、枠線は黒色、軌跡全体は黄色で表示されている。また、短辺の長さを0としている。
また、図31Bに示すように、軌跡の移動に従い色が変化するように、つまりグラデーションを付けて描画を行うこともできる。
上記枠線の表示や、グラデーションの有無もパラメータによって予め、あるいは描画後に設定ないし変更可能である。
また、上記各実施形態において、異なる色を用いた場合について、同じ色の濃度の異なるものを用いるようにしてもよい。
4.その他の実施形態
(1)上記実施形態において、仮想フォルダとは関係なく、タグに基づいてファイルを検索できるようにしてもよい。さらに、図8の画面において、「タスク」のタグ56がスタイラスペンなどにより選択されると、「タスク」の付されたファイルを検索して表示するようにしてもよい。また、この時、2以上のタグが同時に選択されると、この2つのタグが付されたファイルを検索するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、各機能(たとえば、図1に示す機能など)の全てが、タブレットコンピュータに保持されている場合について説明した。しかしながら、各機能一部または全部を、サーバ装置に置くようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、手書きで入力を行う装置について説明した。しかし、キーボードでテキストを入力するような装置にも適用することができる。









Claims (34)

  1. タグの付されたファイルをグルーピングするためのグルーピング装置であって、
    それぞれタグの付された複数のファイルと当該タグの階層構造を記録する記録部と、
    階層構造のタグのそれぞれに対応付けられた仮想フォルダを階層表示する階層表示手段と、
    ユーザ操作に応じて、表示された仮想フォルダのいずれかを選択する選択手段と、
    選択された仮想フォルダに対応付けられた選択タグおよび当該選択タグより上位階層にあるタグの全てが付されており、当該選択タグの直下の階層にあるタグが付されていないファイルを抽出し、当該選択された仮想フォルダに属するファイルとして表示するファイル表示手段と、
    を備えたグルーピング装置。
  2. タグの付されたファイルをグルーピングするためのグルーピング装置をコンピュータによって実現するためのグルーピングプログラムであって、前記コンピュータを、
    タグの階層構造を記録した記録部を参照して、階層構造のタグのそれぞれに対応付けられた仮想フォルダを階層表示する階層表示手段と、
    ユーザ操作に応じて、表示された仮想フォルダのいずれかを選択する選択手段と、
    前記記録部に記録されたファイルのうち、選択された仮想フォルダに対応付けられた選択タグおよび当該選択タグより上位階層にあるタグの全てが付されており、当該選択タグの直下の階層にあるタグが付されていないファイルを抽出し、当該選択された仮想フォルダに属するファイルとして表示するファイル表示手段ととして機能させるためのグルーピングプログラム。
  3. 請求項1の装置または請求項2のプログラムにおいて、
    前記ファイル表示手段は、前記抽出されたファイルだけでなく、前記選択タグより下位階層のタグに対応する仮想フォルダのうち、少なくとも直下の仮想フォルダも、前記選択された仮想フォルダに属するものとして表示することを特徴とする装置またはプログラム。
  4. 請求項1〜3のいずれかの装置において、さらに
    ユーザ操作に応じて、ファイルに付すタグを操作するタグ操作手段を備えることを特徴とするグルーピング装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかのプログラムにおいて、コンピュータを、
    ファイルに付すタグを操作するタグ操作手段としてさらに機能させることを特徴とするグルーピングプログラム。
  6. 請求項1〜5のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記ファイル表示手段は、新規ファイル作成のためのアイコンを、前記選択された仮想フォルダに属するものとして表示し、
    前記タグ操作手段は、前記新規ファイル作成のためのアイコンがクリックされると、当該ファイルに対して、前記選択タグおよび当該選択タグより上位階層にあるタグを付すことを特徴とする装置またはプログラム。
  7. 請求項4〜6のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記タグ操作手段は、ユーザ操作により前記表示されたファイルが削除されると、以下の(a)(b)のいずれかの処理を行うことを特徴とする装置またはプログラム。
    (a)当該ファイルの実体を削除する。
    (b)当該ファイルが属するものとして表示されている仮想フォルダに対応づけられたタグを、当該ファイルから解除する。
  8. 請求項4〜7のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記タグ操作手段は、ユーザ操作により仮想フォルダが削除されると、以下の(a)(b)のいずれかの処理を行うことを特徴とする装置またはプログラム。
    (a)当該仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層のフォルダに属するファイルについて、当該仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層の仮想フォルダに対応するタグの全てを解除する。
    (b)当該仮想フォルダに対応するタグが付されたファイルについて、当該対応するタグを解除する。
  9. 請求項4〜8のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記タグ操作手段は、ユーザ操作により前記階層表示された仮想フォルダが他の位置に移動されると、以下の(a)(b)のいずれかの処理を行うことを特徴とする装置またはプログラム。
    (a)元の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層に属するファイルについて、当該元の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層の仮想フォルダに対応するタグを解除するとともに、移動先の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層に属する仮想フォルダに対応するタグを付与する。
    (b)元の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより下位階層に属するファイルについて、移動先の位置における仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層に属する仮想フォルダに対応するタグを追加して付与する。
  10. 請求項7〜9のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記タグ操作手段は、前記処理(a)または前記処理(b)のいずれを行うかの選択画面を提示し、これに対するユーザ入力に応じて、いずれかの処理を行うことを特徴とする装置またはプログラム。
  11. 請求項4〜10のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記タグ操作手段は、ユーザ操作によりタグが削除されると、当該タグに対応づけられている仮想フォルダを削除することを特徴とする装置またはプログラム。
  12. 請求項1〜11のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記ファイル表示手段は、ファイルに付されているタグも併せて表示することを特徴とする装置またはプログラム。
  13. 請求項12の装置またはプログラムにおいて、
    前記ファイル表示手段は、階層表示モードにおいて、階層表示部に、選択された仮想フォルダおよび当該仮想フォルダより上位階層の仮想フォルダに対応づけられたタグを表示し、一覧表示部に、当該仮想フォルダに属するファイルの名称および当該ファイルに付されたタグのうち、前記階層表示部に表示されたタグを除いた他のタグを表示し、
    全表示モードにおいて、対象となる全てのファイルの名称および当該ファイルに付されたタグを表示することを特徴とする装置またはプログラム。
  14. 請求項12の装置またはプログラムにおいて、
    前記ファイル表示手段は、前記表示されているタグがユーザ操作によって選択されると、当該タグの付されたファイルを抽出して一覧表示することを特徴とする装置またはプログラム。
  15. 請求項14の装置またはプログラムにおいて、
    前記ファイル表示手段は、2以上のタグが同時に選択されると、当該2以上のタグの全てが付されたファイルを抽出して一覧表示することを特徴とする装置またはプログラム。
  16. 請求項1〜15のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記表示手段は、各ファイルの先頭ページのサムネイルを一覧として表示するとともに、ユーザ操作によってファイルが選択されると、当該ファイルの複数のページのサムネイルを表示し、ユーザ操作に応じて、表示するページを移動させることを特徴とする装置またはプログラム。
  17. 請求項16の装置またはプログラムにおいて、
    前記ファイル表示手段は、表示された複数ページの内のいずれかのページが、ユーザ操作によって選択され決定されると、当該選択・決定されたページを初期表示として、当該ファイルを立ち上げるようにすることを特徴とする装置またはプログラム。
  18. 複数のファイルを記録する記録部と、
    記録部に記録された各ファイルの先頭ページのサムネイルを一覧として表示する表示手段と、
    ユーザ操作により表示されたファイルの選択および決定を行う選択決定手段とを備えたファイル操作装置であって、
    前記ファイル表示手段は、ファイルが選択されると、当該ファイルの複数のページのサムネイルを表示し、ユーザ操作に応じて、表示するページを移動させることを特徴とするファイル操作装置。
  19. 請求項18の装置において、さらに
    前記複数ページのサムネイルの内のいずれかのページが選択されて決定されると、当該ページを初期表示ページとして、当該ファイルを開くファイル操作手段を備えたことを特徴とする操作装置。
  20. ファイル操作装置をコンピュータによって実現するためのファイル操作プログラムであって、コンピュータを、
    記録部に記録された各ファイルの先頭ページのサムネイルを一覧として表示するファイル表示手段と、
    ユーザ操作により表示されたファイルの選択および決定を行う選択決定手段として機能させるものであり、
    前記ファイル表示手段は、ファイルが選択されると、当該ファイルの複数のページのサムネイルを表示し、ユーザ操作に応じて、表示するページを移動させることを特徴とするファイル操作プログラム。
  21. 請求項20のプログラムにおいて、コンピュータを、
    前記複数ページのサムネイルの内のいずれかのページが選択されて決定されると、当該ページを初期表示ページとして、当該ファイルを開くファイル操作手段としても機能させるファイル操作プログラム。
  22. ファイルを記録する記録部と、
    記録部に記録されたファイルのページを、少なくとも表示位置、表示倍率を含む設定パラメータにしたがって表示するファイル表示手段と、
    ページ送りのユーザ指令を受け付けるユーザ指令受付手段とを備え、
    前記ファイル表示手段は、ページ送りの指令があると、前記表示位置、表示倍率を変更することなく、他のページを表示することを特徴とするページ送り装置。
  23. コンピュータによってページ送り装置を実現するためのページ送りプログラムであって、コンピュータを
    記録部に記録されたファイルのページを、少なくとも表示位置、表示倍率を含む設定パラメータにしたがって表示するファイル表示手段と、
    ページ送りのユーザ指令を受け付けるユーザ指令受付手段として機能させるものであり、
    前記ファイル表示手段は、ページ送りの指令があると、前記表示位置、表示倍率を変更することなく、他のページを表示することを特徴とするページ送りプログラム。
  24. 描画面を有する表示部と、
    表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、
    軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段とを備えた入力装置であって、
    前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、前記矩形の第一の長辺の軌跡と第二の長辺の軌跡の色または濃度またはその双方を異ならせるように描画することを特徴とする入力装置。
  25. コンピュータによって入力装置を実現するための入力プログラムであって、コンピュータを、
    表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、
    軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段として機能させるものであり、
    前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、前記矩形の第一の長辺の軌跡と第二の長辺の軌跡の色または濃度またはその双方を異ならせるように描画することを特徴とする入力プログラム。
  26. 請求項24の装置または請求項25のプログラムにおいて、
    前記軌跡表示手段は、軌跡に応じて、第一の長辺による描画と第二の長辺による描画のいずれを優先するかを決定することを特徴とする装置またはプログラム。
  27. 請求項24〜26いずれかのの装置またはプログラムにおいて、
    前記矩形は短辺の長さがゼロであることを特徴とする装置またはプログラム。
  28. 描画面を有する表示部と、
    表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、
    軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段とを備えた入力装置であって、
    前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、前記矩形の角部分の軌跡に対応して枠線を描画することを特徴とする入力装置。
  29. コンピュータによって入力装置を実現するための入力プログラムであって、コンピュータを、
    表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、
    軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段として機能させるものであり、
    前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、前記矩形の角部分の軌跡に対応して枠線を描画することを特徴とする入力プログラム。
  30. 請求項28の装置または請求項29のプログラムにおいて、
    前記軌跡表示手段は、軌跡に応じて、いずれの角による描画を優先するかを決定することを特徴とする装置またはプログラム。
  31. 請求項24〜30のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記軌跡表示手段は、軌跡の重なり部分について、後に描かれた軌跡による描画を先に描かれた軌跡による描画よりも優先するかどうかを決定することを特徴とする装置またはプログラム。
  32. 請求項26、30または31の装置またはプログラムにおいて、
    前記軌跡表示手段は、ユーザ指令を受けて、描画を行った後に、前記後に描かれた軌跡を優先するかどうかを変更して再描画することを特徴とする装置またはプログラム。
  33. 描画面を有する表示部と、
    表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、
    軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段とを備えた入力装置であって、
    前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、ユーザ操作に応じて、少なくとも、前記所定の角度、矩形の大きさ、描画色のいずれかを描画後に変更し、再描画できるように構成したことを特徴とする入力装置。
  34. コンピュータによって入力装置を実現するための入力プログラムであって、コンピュータを、
    表示部の描画面に描かれた軌跡によって入力を行う軌跡入力手段と、
    軌跡入力手段によって入力された軌跡に対応して、当該軌跡を表示部に表示する軌跡表示手段として機能させるものであり、
    前記軌跡表示手段は、前記描画面の基準線に対して所定の角度にて傾斜した矩形の移動として軌跡の描画を行うものであり、ユーザ操作に応じて、少なくとも、前記所定の角度、矩形の大きさ、描画色のいずれかを描画後に変更し、再描画できるように構成したことを特徴とする入力プログラム。











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