JP2008005318A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像処理装置は第1の処理を受け付けると(S1)、予め決められた第1の処理群を実行する(S2)。そして、画像処理装置は第1の処理群の実行中に、第2の処理を受け付ければ(S3)、実行中の第1の処理群の処理と、第2の処理群のうちの最も優先度の高い処理との優先度を比較し(S5)、前者の方が優先度が高いか否かを判断する(S6)。画像処理装置は、前者の方が優先度が高いと判断すれば、当該処理を継続して実行し(S7)、そうでないと判断すれば実行中の当該処理を停止し(S8)、後者の処理を実行する(S9)。以降、画像処理装置は優先度に従って各処理を行う(S10)。よって、重要度の高い処理を迅速に行うから、重要度の高い消去処理も迅速に行われデータの機密性を保持することもできる。
【選択図】図5
Description
また、本発明の第2及び第8の構成によれば、画像データに対する複数のデータ消去処理と、それらのデータ消去処理以外の処理を優先度に従って実行することができる。
第3の構成によれば、セキュリティレベルを指定することで優先度を設定することができる。
第4の構成によれば、画像データ中のキーワードに応じてセキュリティレベルを設定し、優先度を設定することができる。
第5の構成によれば、擬似画像データが書き込まれた状態でデータ消去処理が完了するから、例えば第3者がその記憶領域を参照したとしても、どのデータが重要なデータかということを判別しづらくなる。
第6の構成によれば、擬似画像も暗号化されるから、情報の漏洩の危険性を低減させることができる。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置1の構成を示すブロック図である。この画像処理装置1は、例えばプリントアウト機能、スキャン(画像読取)機能、コピー(複写)機能及びファクシミリ機能を備えた装置によって実現される。図1に示すように、画像処理装置1は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)や作業用のワークエリアを提供するRAM(Random Access Memory)、各種制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)などを備える制御部11と、各種のボタンやタッチパネル式の液晶ディスプレイのような操作部12と、イントラネットやLAN(Local Area Network)のような通信手段を介して通信を行うためのインターフェース装置である通信部13と、原稿などから画像を読み取る画像読取部14と、画像を記録シート(媒体)に形成する画像形成部15と、制御部11が行う動作手順が記述されたプログラムや各種データを記憶する記憶部16と、各種情報を表示する液晶ディスプレイのような表示部17とを備えている。なお、記憶部16は不揮発性記憶媒体であり、例えば磁気記憶方式でデータを記憶するHDDである。
このような画像形成処理が終了すると、制御部11は、画像データを記憶部16から消去する消去処理を実行するように構成されている。以降、制御部11によって消去処理が実行される記憶領域を「消去領域」と呼ぶ。この消去処理は具体的には、画像データとは異なるデータを上記消去領域に書き込む、という上書き形式の消去処理である。具体的には、制御部11は、消去領域の開始アドレスから終了アドレスへとそのアドレスに従って、「0」(ゼロ)を上書きしたり(ゼロ方式という)、例えば、“0x00”や“0xff”のような乱数を上書きする(乱数方式という)。
図2(a)は、「ゼロ方式」で消去処理を行った場合の記憶領域Mのデータ構造の一例を表している。なお、図2(a)においては、「0」ゼロ以外の値が書き込まれる記憶領域を斜線部で示している(図2(b),(c)においても同じ)。この方式の場合、データ「0」が書き込まれている記憶領域は、消去領域16bのほか、データが一度も書き込まれたことのない未使用領域16dである。一方、「0」ゼロ以外の値が書き込まれる記憶領域は、ファイル形式の画像データの管理情報が記憶された管理情報領域16aと、消去された画像データ以外の画像データが記憶された画像データ領域16cに限定される。よって、悪意のある第3者が「0」以外のデータが書き込まれた領域を特定しさえすれば、その領域には何らかの情報が書き込まれているわけであるから、仮にその情報が暗号化されるなどのセキュリティ対策が採られていたとしても、その情報が閲覧される危険性が高くなる。一方、消去領域16bであっても前述した残留磁気によってデータが残っている可能性もあるから、このような消去領域16bにおいて「0」以外のデータが書き込まれた領域を調べられて、不正にデータが読み出される虞がある。
画像処理装置1は、或る画像データを消去する際には、上述したような上書き消去処理を3回実行する。ところが、画像処理装置1が実行する消去処理の回数が多くなるほど、消去処理の最中に別の処理を受け付ける機会も多くなる。例えば、画像処理装置1が消去処理の最中に受け付けた処理が極めて重要度が高い場合、実行中の消去処理を優先して行ってしまうと、ユーザに不都合が生じたり、装置の動作に重大な障害が起こることがあり得る。このような事態を防止するために、画像処理装置1は、各処理の重要度に応じてその処理に「優先度」を割り当て、その優先度に従って順番に処理を実行する。例えば、画像処理装置1は、或る処理を実行中であっても、更に優先度の高い処理を受け付けると、前者の処理を停止して後者の処理を実行する。すなわち、画像処理装置1は、常に優先度が最高となる処理を実行するのである。
次に、本実施形態の動作例について図を参照しながら説明する。
以下の説明においては、受け付けた要求に応じて、画像処理装置が実行する一連の処理を「処理群」と呼ぶ。例えば、画像形成処理が実行されると、その後に3回の消去処理が実行されることになるが、これらの画像形成処理及び複数回の消去処理を総称して、処理群と呼ぶ。なお、「OS処理」や「通信処理」、「UI操作」については、受け付けた「処理」が「処理群」そのものである。また、「消去処理」とは3回の消去処理を総称したものを言い、各回の消去処理を「1回目の消去処理」という具合に表したり、また、異なる画像形成処理を区別するために「画像形成処理a」や「画像形成処理b」と称し、さらにそれらに対応する2回目の消去処理を「消去処理a2」や「消去処理b2」という具合に表したりする。
まず、動作例1では、「高機密」の画像データに対する第1の処理の開始後に、「中間機密」の画像データに対する第2の処理を受け付けた場合の動作について説明している。すなわち、第1の処理群を実行している最中に、さらに優先度の低い第2の処理が指示された場合である。
また、ステップS6において、制御部11は、実行中の処理の方が優先度が低いと判断した場合には(ステップS6;NO)、実行中の処理を一旦停止させて(ステップS8)、優先度の高い方の処理を実行する(ステップS9)。このときステップS8で処理が停止されたときに、処理を実行中の記憶領域のアドレスを「停止アドレス」と呼ぶ。
また、ステップS11にて、制御部11は、別の処理を受け付けていないと判断すれば(ステップS11;NO)、受け付けた処理の処理群が全て終了したか否かを判断する(ステップS12)。この場合、制御部11は、受け付けた処理が含まれる処理群が全て終了したと判断すれば(ステップS12;YES)、ここで全処理を終了したことになる。一方、制御部11は、受け付けた処理の処理群が全て終了していないと判断すれば(ステップS12;NO)、ステップS10に戻り、処理ステップS10〜S12を繰り返すことになる。
次に動作例2を説明する。この動作例2は、「中間機密」の画像データに対する第1の処理の開始後に、「高機密」の画像データに対する第2の処理を受け付けた場合の動作である。すなわち、第1の処理群を実行している最中に、さらに優先度の高い第2の処理が指示される場合である。
次に動作例3を説明する。この動作例3は、「中間機密」の画像データに対する第1の処理の開始後に、「中間機密」の画像データに対する第2の処理を受け付けた場合の動作について説明する。すなわち、第1の処理群を実行している最中に、優先度が一致する第2の処理が指示される場合である。さらに、本動作例3では、ここまで述べた画像形成処理以外の処理を受け付ける例についても説明する。
制御部11は、通信処理を受け付けたと判断すれば(ステップS11)、ステップS5に戻り、実行中の消去処理a3と、消去処理b3と、通信処理との優先度を比較する。そして、制御部11は実行中の消去処理a3の優先度(優先度“64”)が、その他の処理群の最優先の処理である消去処理b3(優先度“64”)、通信処理(優先度“30”)に対して優先度が高いか否かを判断する(ステップS6)。すると、制御部11は、通信処理の方が優先度が高いと判断するから(ステップS6;NO)、実行中である消去処理a3を一旦停止して(ステップS8)、通信処理を実行する(ステップS9)。そして、制御部11は通信処理を終了すれば、一旦停止していた消去処理a3を再開した後に、消去処理b3を実行する。制御部11が、更に多くの処理を受け付けた場合であっても優先度が最も高い処理を実行することには変わりない。
(5)変形例
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々の態様にて実施することが可能である。具体的には、例えば以下のような変形が挙げられる。なお、これらの変形は、各々を適宜に組み合わせることも可能である。
上述した実施形態においては、「画像形成処理」の優先度は、画像データのセキュリティレベルによらず一定の“50”としていたが、セキュリティレベルに応じて「画像形成処理」の優先度を異ならせてもよい。ここで、図9、10は、記憶部16に記憶された管理テーブルの記述例を示す図である。まず図9は、制御部11が実行する各処理の優先度を示している。各処理は「OS処理」、「通信処理」、「UI処理」であり、優先度と共に実施形態に等しいから、その説明を割愛する。図10は、画像データのセキュリティレベルに応じた優先度を、画像形成処理と各回の消去処理毎に示している。セキュリティレベルの分類方法は上述した実施形態と同じであるが、例えば、セキュリティレベルが「最高機密」である画像データの優先度について説明すると、画像形成処理の優先度を“39”とし、1回目の消去処理の優先度を“35”とし、2回目の消去処理の優先度を“41”とし、3回目の消去処理の優先度を“47”とする。セキュリティレベルが「高機密」の画像データについては、画像形成処理の優先度を“44”とし、1回目の消去処理の優先度を“40”とし、2回目の消去処理の優先度を“46”とし、3回目の消去処理の優先度を“52”とする。また、「中間機密」の画像データについては、画像形成処理の優先度を“49”とし、1回目の消去処理の優先度を“50”とし、2回目の消去処理の優先度を“51”とし、3回目の消去処理の優先度を“57”とする。「低機密」の画像データについては、画像形成処理の優先度を“54”とし、1回目の消去処理の優先度を“55”とし、2回目の消去処理の優先度を“56”とし、3回目の消去処理の優先度を“62”とする。画像形成処理の優先度も画像データのセキュリティレベルに応じて異なるから、セキュリティレベルの高い画像データほど処理群に含まれる一連の処理が、実施形態よりも迅速に行われることになる。
また、実施形態では、各々の画像データに設定されるセキュリティレベルは、ユーザが画像データの重要度を判断して設定するようにしていたが、画像処理装置1が設定するようにしてもよい。例えば、画像処理装置1は、ユーザ情報とセキュリティレベルを対応付けて記憶部16に記憶しておき、画像データの入力を受け付けた際にログインしているユーザに対応したセキュリティレベルを割り当てるようにしても良い。例えば、会社においてユーザの役職が高くなるほどセキュリティレベルを高くしたり、機密性の高い情報を扱っている業務を行っている者のセキュリティレベルをそれ以外の者よりも高くするといった具合である。
また、画像処理装置1が、「丸秘」、「人事」、「重要」のような、画像に機密性を有する情報が含まれると推測できるキーワードと、セキュリティレベルを対応付けて記憶部16に記憶しておく。そして、画像処理装置1は画像データが表す画像に含まれるキーワードを光学的に読み取って抽出し、その結果に基づいて画像データのセキュリティレベルを設定してもよい。また、画像処理装置1が隠し印刷を読み取る機能を備え、隠し印刷として埋め込まれたユーザ情報やキーワード、またセキュリティレベルなどを示す情報を読み取って、それらに応じたセキュリティレベルを設定するようにしてもよい。画像データのデータ量の大きいほど、消去処理に要する時間も大きくなるから、データ量の小さな画像データほどセキュリティレベルを高くしてもよい。
また、実施形態では、擬似画像データはそのまま消去領域や未使用領域に記憶されるようにしていたが、暗号化して記憶させても良い。ユーザが特に機密性の高い情報が含まれると判断した画像データについては、当該画像データを暗号化して記憶させることもある。よって、暗号化されたデータが発見されると、特に機密性を有するデータであると判断される虞が暗号化されていないデータに比べて高くなる。したがって、擬似画像データも暗号化して記憶されていれば、機密性を有する画像データがさらに発見されにくくなる。暗号化方式としては、例えば時刻情報が反映された暗号鍵を適用したりすれば、各々の擬似画像データの暗号化方式が異なることになるから、それらが復号される場合には、暗号化方式が変わらない場合よりも時間を要することになる。
なお、実施形態では、プリントアウト機能、スキャン(画像読取)機能、コピー(複写)機能及びファクシミリ機能を備えた装置によって画像処理装置1が実現される例を説明したが、これに限らず、これらの機能のうち少なくとも1つを備えた装置によって実現されてもよい。また、画像処理を行うコンピュータのような情報処理装置に画像処理装置1が内蔵されていても良い。
なお、画像処理装置1の制御部11が実行するプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な磁気記録媒体、光記録媒体あるいはROMなどの記録媒体に記録して画像処理装置1に提供することができる。また、インターネットのような通信手段で画像処理装置1にダウンロードさせることも可能である。
Claims (8)
- 画像データが記憶された記憶領域に対して当該画像データとは異なるデータを書き込むことで当該画像データを当該記憶領域から消去するデータ消去処理を複数回繰り返す場合に、これら複数回のデータ消去処理の各々に対して優先度を割り当てる割当手段と、
第1の画像データに対する前記複数回のデータ消去処理を、前記割当手段により各データ消去処理に割り当てられた優先度に従って順番に実行する第1の消去手段と、
前記第1の画像データとは異なる第2の画像データに対する前記複数回のデータ消去処理を、前記割当手段により各データ消去処理に割り当てられた優先度に従って順番に実行する第2の消去手段と、
前記第1の消去手段によって前記第1の画像データに対する前記複数回のデータ消去処理のうちのいずれかが実行されているときに、前記第2の画像データに対するデータ消去処理が要求されると、前記第1の消去手段によって実行されているデータ消去処理に対する優先度と、前記第1の消去手段によって未だ実行されていないデータ消去処理に対する優先度と、前記第2の画像データに対する複数のデータ消去処理の各々に割り当てられた優先度とを比較し、それぞれのデータ消去処理に対する優先度に従って、実行する順番を決定し、決定した順番に従って前記第1の消去手段又は前記第2の消去手段にデータ消去処理を実行させるよう制御する制御手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 画像データが記憶された記憶領域に対して当該画像データとは異なるデータを書き込むことで当該画像データを当該記憶領域から消去するデータ消去処理を複数回繰り返す場合に、これら複数回のデータ消去処理の各々に対して優先度を割り当てるとともに、前記画像データに対するデータ消去処理以外の処理に対して優先度を割り当てる割当手段と、
画像データに対する前記複数回のデータ消去処理を、前記割当手段により各データ消去処理に割り当てられた優先度に従って順番に実行する消去手段と、
前記画像データに対するデータ消去処理以外の処理を、前記割当手段により割り当てられた優先度に従って順番に実行する実行手段と、
前記消去手段によって前記複数回のデータ消去処理のうちのいずれかが実行されているときに、前記画像データに対するデータ消去処理以外の処理が要求されると、前記消去手段によって実行されているデータ消去処理に対する優先度と、前記消去手段によって未だ実行されていないデータ消去処理に対する優先度と、前記画像データに対するデータ消去処理以外の処理の各々に割り当てられた優先度とを比較し、それぞれの処理に対する優先度に従って、実行する順番を決定し、決定した順番に従って前記消去手段又は前記処理手段に処理を実行させるよう制御する制御手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 予め決められた機密度と、前記複数回のデータ消去処理の各々に対する優先度とを対応付けて記憶した機密度記憶手段と、
前記機密度を指定する機密度指定手段を備え、
前記割当手段は、前記機密度指定手段によって指定された機密度に対応付けて前記機密度記憶手段に記憶されている優先度を割り当てる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - キーワードと、前記複数回のデータ消去処理の各々に対する優先度とを対応付けて記憶したキーワード記憶手段を備え、
前記割当手段は、前記画像データが表す画像に含まれる文字画像からキーワードを抽出し、抽出したキーワードに対応付けて前記キーワード記憶手段に記憶されている優先度を割り当てる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 予め決められた画像データを擬似画像データとして記憶する擬似画像記憶手段を備え、
画像データに対する前記複数回のデータ消去処理のうち最後に実行されるデータ消去処理は、前記擬似画像記憶手段によって記憶されている擬似画像データを前記記憶領域に書き込む処理であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記画像データが暗号化されているか否かを判断する判断手段を備え、
前記第1及び第2の制御手段は、前記判断手段によって前記画像データが暗号化されていると判断された場合には、前記画像データに対する前記複数回のデータ消去処理のうち最後に実行されるデータ消去処理は、前記擬似画像記憶手段によって記憶されている擬似画像データ又は乱数を前記記憶領域に書き込み、且つ、暗号化する処理であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - コンピュータに、
画像データが記憶された記憶領域に対して当該画像データとは異なるデータを書き込むことで当該画像データを当該記憶領域から消去するデータ消去処理を複数回繰り返す場合に、これら複数回のデータ消去処理の各々に対して優先度を割り当てる割当機能と、
第1の画像データに対する前記複数回のデータ消去処理を、前記割当機能により各データ消去処理に割り当てられた優先度に従って順番に実行する第1の消去機能と、
前記第1の画像データとは異なる第2の画像データに対する前記複数回のデータ消去処理を、前記割当機能により各データ消去処理に割り当てられた優先度に従って順番に実行する第2の消去機能と、
前記第1の消去機能によって前記第1の画像データに対する前記複数回のデータ消去処理のうちのいずれかが実行されているときに、前記第2の画像データに対するデータ消去処理が要求されると、前記第1の消去機能によって実行されているデータ消去処理に対する優先度と、前記第1の消去機能によって未だ実行されていないデータ消去処理に対する優先度と、前記第2の画像データに対する複数のデータ消去処理の各々に割り当てられた優先度とを比較し、それぞれのデータ消去処理に対する優先度に従って、実行する順番を決定し、決定した順番に従って前記第1の消去機能又は前記第2の消去機能にデータ消去処理を実行させるよう制御する制御機能と
を実現させるプログラム。 - コンピュータに、
画像データが記憶された記憶領域に対して当該画像データとは異なるデータを書き込むことで当該画像データを当該記憶領域から消去するデータ消去処理を複数回繰り返す場合に、これら複数回のデータ消去処理の各々に対して優先度を割り当てるとともに、前記画像データに対するデータ消去処理以外の処理に対して優先度を割り当てる割当機能と、
画像データに対する前記複数回のデータ消去処理を、前記割当機能により各データ消去処理に割り当てられた優先度に従って順番に実行する消去機能と、
前記画像データに対するデータ消去処理以外の処理を、前記割当機能により割り当てられた優先度に従って順番に実行する実行機能と、
前記消去機能によって前記複数回のデータ消去処理のうちのいずれかが実行されているときに、前記画像データに対するデータ消去処理以外の処理が要求されると、前記消去機能によって実行されているデータ消去処理に対する優先度と、前記消去機能によって未だ実行されていないデータ消去処理に対する優先度と、前記画像データに対するデータ消去処理以外の処理の各々に割り当てられた優先度とを比較し、それぞれの処理に対する優先度に従って、実行する順番を決定し、決定した順番に従って前記消去機能又は前記処理機能に処理を実行させるよう制御する制御機能と
を実現させるプログラム。
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