JP2007533383A - 吸収性の失禁用品 - Google Patents

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Abstract

本発明は吸収性の失禁用品に関するものであり、前側領域(22)と、裏側領域(24)と、これらの間で長手方向(48)に介在し、利用者の両足の間に位置することになる歩行領域(26)とで構成される本体部分(20)を備えており、本体部分(20)は吸収体(28)を含んでおり、さらに前記失禁用品は、横方向(38)で本体部分(20)の側方の長手縁部(40)を越えて延び、失禁用品が当てつけられた状態のときに前側領域(22)と裏側領域(24)を相互に結合する、裏側領域(24)および/または前側領域(22)に付設された材料区域(34,2)を備えている。製造機械での取扱性と使用時の取扱性を改善するために、この材料区域(34,2)は長手方向(48)に延びる少なくとも1本の折線(50,52,54)を中心としてそれ自体の上に折り畳まれており、相上下して折り畳まれて平面的に互いに密着している材料区域(34,2)の部分区域(60)は、この折り畳まれた形態のときに、接合個所(62)または接合領域で引離し可能に互いに固定されており、このように折り畳まれたそれぞれの材料区域(34,2)は材料区域(34,2)の折り畳みを広げるために握り領域(58,12)を有しており、すべての接合個所(62)または接合領域での引離し可能な固定は、折り畳みを広げるときに、材料区域(34,2)のそれぞれの握り領域(58,12)を持って1回引っ張ることによって分離可能である。

Description

本発明は、特に失禁症状のある成人用の吸収性の失禁用品に関するものであり、前側領域と、裏側領域と、これらの間で長手方向に介在し、利用者の両足の間に位置することになる歩行領域とで構成される本体部分を備えており、本体部分は吸収体を含んでおり、さらに前記失禁用品は、横方向すなわち腰まわり方向で本体部分の側方の長手縁部を越えて延び、失禁用品が当てつけられた状態のときに前側領域と裏側領域を相互に結合する、裏側領域および/または前側領域に付設された材料区域を備えており、これらの材料区域は長手方向に延びる少なくとも1本の折線を中心としてそれ自体の上に折り畳まれている。
このような種類の失禁用品では、特に裏側領域にのみ付設される前述の材料区域は、本体部分または本体部分のコンポーネントとは異なる材料で形成されていてよく、たとえば液体不透過性のバックシートや液体透過性のトップシートであってよい。たとえば、しばしば失禁用品の「耳部」とも呼ばれる側方部分を形成する材料区域は呼吸活動ができるように、特に空気や水蒸気を透過させるように構成することができ、それに対して、しばしばシャーシとも呼ばれる本体部分は液体不透過性に、特に水分不透過性に製作されていてよい。失禁用品を閉じるために、有利には縁部領域に取外し不能に付設された側方部分を形成する材料区域が利用者の横腹に巻きつけられ、そこで本体部分と、有利には本体部分の前側領域の身体と反対側にある外面と、取外し可能なように結合される。そのために、機械的に作用する、または接着作用のある閉止部材が失禁用品の側方部分にしばしば用いられ、この密着部材が、本体部分の前側領域で相応に構成された対面領域と協働する。
特許文献1は、裏側領域から突出する側方部分が前側領域に固定される失禁用品を示しているのではなく、円周方向に連続して閉じられる腰開口部を形成するために裏側領域から突出する側方部分が相互に結合される、いわゆるベルト付きおむつを示している。腰ベルトを形成する、裏面領域から側方へ突出する側方部分はZ形に相上下して折り畳まれており、そのような形態で一時的にのみ互いに固定され、すなわち、機械内部での失禁用品の製造中にのみ固定される。
欧州特許出願公開第1269949A2号明細書
本発明の課題は、本体部分に付設された比較的幅の広い材料区域を備える、冒頭に述べた種類の吸収性の失禁用品を前提としたうえで、一方では、高速運転される機械での製造中におけるこれらの材料区域の取扱性を改善するとともに、他方では、利用者または介護者が使い始めるときに失禁用品の取扱部品をできるだけ操作者に扱いやすく構成することである。
この課題は本発明によれば、冒頭に述べた種類の吸収性の失禁用品において、相上下して折り畳まれて平面的に互いに密着している材料区域の部分区域が、この折り畳まれた形態のときに、接合個所または接合領域で引離し可能に互いに固定されており、このように折り畳まれたそれぞれの材料区域は、材料区域の折り畳みを広げるために、特に横方向で自由端を形成する握り領域を有しており、すべての接合個所または接合領域での引離し可能な固定は、折り畳みを広げるときに、材料区域のそれぞれの握り領域を持って1回引っ張ることによって分離可能であることにより解決される。
ベルト付きおむつでは腰ベルトが比較的幅狭に構成されているのに対して、冒頭に述べた種類の吸収性の失禁用品は、かなり幅広い側方の材料区域を備えているのが望ましい。本発明により、すべての接合個所または接合領域がそれぞれの握り領域を持って1回引っ張ることによって引離されるように、相上下して折り畳まれた材料区域が引離し可能に互いに固定されている失禁用品が提供される。それによって失禁用品の操作が楽になり、特に、重度の要介護者で使用する場合に格別に好ましいことが判明している。たとえば失禁用品は、要介護患者が側位の体勢をとっている間に当てつけられることが多い。その場合、本体部分から側方へ突出する材料区域のうちの一方を、患者の下側をくぐらせて通過させなくてはならない。患者の下側をくぐらせて通過させるこのプロセスは、本発明に基づいて引離し可能に固定された材料区域によって大幅に容易になる。
一回の引張で引離すことができる、本体部分に付設された材料区域の相上下して折り畳まれた部分区域の前述した固定部は、たとえば冷間型押し、温度を利用した型押し(熱融着)、ニードルパンチ、特に熱間ニードルパンチ、または超音波溶接、またはレーザ溶接、またはこれらに類似する同様の作用をもつ接合方法によって実現することができる。
もっとも単純な場合、それぞれの材料区域は1本の折線を中心としてそれ自体の上に折り畳まれ、それにより、2つの部分区域が相上下して位置するように、ないし相互に当接するようになっている。しかしながら材料区域は、少なくも2本の折線を中心としてそれ自体の上に折り畳まれ、それにより、断面がZ形の形態が生じるようになっているのが好ましい。別の有利な実施形態では、材料区域は3本の折線を中心としてそれ自体の上に折り畳まれている。別の有利な実施形態では、材料区域は4本の折線を中心としてそれ自体の上に折り畳まれている。
本発明による失禁用品の別の有利な実施形態では、それぞれの握り領域は材料区域の折り畳みが広げられる前には横方向で外方に向いており、すなわち互いに離れるように、かつ、平坦な下敷きの上に広がるおむつ本体部分の長手方向中心軸から離れるように向いており、それにより利用者の左手で左から、また右手で右から、快適なやり方でつかめるようになっている。
相上下して折り畳まれている材料区域の部分区域相互の引離し可能な固定、および場合により本体部分との引離し可能な固定は、実質的に点状の複数の接合個所によって構成されているのが好ましい。上に述べたような種類の点状の接合個所は、接合個所が(本体部分のX−Y平面に投影したときに)5mm2よりも少ない面積、特に2mm2よりも少ない面積、さらに特に1mm2よりも少ない面積を有することを意味している。接合個所は必ずしも点状または円状でなくてもよい。点形状または円形とは異なる形状、たとえば三角形、四角形、多角形、あるいは楕円形なども考えることができ、かつ好ましい。相上下して折り畳まれている材料区域の部分区域相互の引離し可能な固定は、熱または超音波により生成される、有利には点状の接合個所によって構成されるのが好ましい。
接合個所の個数、分布または面積割合、あるいは引離し可能に相互に接合された部分区域の付着力は、すべての接合個所または接合領域との引離し可能な固定が、折り畳みを広げるときに、材料区域のそれぞれの握り領域を持って1回引っ張ることによって引離し可能であるように選択できることが、本発明により見出されている。このことは、接合個所の個数または面積割合、あるいは引離し可能に相互に接合された部分区域の付着力が、材料区域の握り領域から離れるにつれて低減していくことによってサポートされるのが好ましい。材料区域のそれぞれの握り領域を持って1回引っ張ることにより、すなわち折り畳みを広げる1回の運動により、すべての接合個所もしくは接合領域を取外すためには、相上下して折り畳まれている材料区域の部分区域の領域が握り領域から遠く離れるほど、部分区域相互の固定の強さを弱くすることが本発明により見出されている。それに応じて握り領域の近傍では、相上下して折り畳まれた部分区域の引離し可能な固定を、要求事項に応じて、問題なく強く構成することができることも見出されている。このようにして、高速運転されるおむつ製造機械で折り畳まれる、または有利にはすでにその前に折り畳まれる平坦材料ウェブの確実な搬送を保証することができ、失禁用品の本体部分から側方へ突出する材料区域がばたついたり、あるいは、相上下して折り畳まれた部分区域が折り畳みの内部でずれたりすることがない。後から製品全体を折り畳んだときにも、整った外観が得られる。
本発明の別の構成では、折り畳まれた形態部分の平面方向で見て握り領域からもっとも遠く離れた、有利にはもっとも遠くに離れた折線の点の周囲1.5cmでは、互いに当接する部分区域が互いに接合されていないと好ましいことが判明している。もっとも遠く離れているこの点は、材料区域の自由縁部に位置している折線の点である。ただし、特に握り領域からもっとも遠くに離れている当該折線の長さ全体にわたっても、この折線から5mm、特に8mm、さらに特に10mm離れた距離内では、互いに接する部分区域が互いに接合されていないと好ましいことが判明している。
さらに、相上下して折り畳まれて互いに当接する部分区域の平面的な広がり(仮想的)を、長手方向に延びる直線によって近似的に等しい2つの半体に分けることができ、接合個所もしくは接合領域の個数または面積割合が、あるいは引離し可能に互いに接合された部分区域の付着力が、これら2つの半体で異なっていると好ましいことが判明している。この場合、接合個所の個数または面積割合、あるいは引離し可能に互いに接合された部分区域の付着力が、横方向で見て握り領域のほうを向いているほうの半体で、すなわち握り領域に接している半体で、横方向で見て握り領域と反対を向いている半体よりも大きいと、格別に好ましいことが判明している。
失禁用品の本体部分に付設された材料区域は、すでに冒頭でも述べたように、典型的なベルト付きおむつの場合よりも(腰まわり方向に対して横向きに)幅広く構成されている。幅、すなわち衛生用品の長手方向における材料区域の長さは、本体部分に付設されている領域で有利には少なくとも10cm、特に少なくとも14cm、特に少なくとも18cmであり、さらに特に少なくとも22cmである。
当てつけた状態のときの腰まわり方向に相当する、折り畳みが広げられた状態のとき横方向に本体部分の長手縁部を超える、本体部分に付設された材料区域の長さは、少なくとも10cm、特に少なくとも15cm、さらに特に少なくとも18cmである。この長さは35cm以下、特に30cm以下、さらに特に27cm以下であるのが好ましい。また、本体部分から横方向に突出するこのような材料区域が前側領域にも裏側領域にも付設されていることも考えられ、いくつかの失禁用品については好ましい。このような場合、失禁用品のこの種の材料区域がすべて本発明の意味において折り畳まれ、引離し可能に固定されていると好ましいことが判明している。
利用者に当てつけられた状態で失禁用品を閉じるために、材料区域は閉止部材を有しており、この閉止部材は機械的に付着または接着するように構成されていてよく、それ自体が使用のために広げることができる折り畳まれた形態で材料区域に配置されているのが好ましい。裏側領域の材料区域が、おむつ本体部分にある対面領域と引離し可能に付着または接着するように協働する閉止部材を有していると好都合であることが判明している。
両側に設けられた材料区域が、使用開始前には折り畳まれている失禁用品の前側領域および/または裏側領域で、本体部分の身体のほうを向いている側に折り込まれていても好ましいことが判明している。この場合、折り込まれた材料区域は互いに部分的に重なり合っていてよいが、これらの材料区域の握り領域は同時に把握可能であり、すなわち視覚的に知覚することができ、かつ手でつかむことができるように設けられている。
本体部分に付設された材料区域は不織布で形成されているのが好ましく、特に、かつ有利には、スパンボンド材料(S)、またはスパンボンド・メルトダウン材料(SM)、または両側にスパンボンド材料を備えるメルトダウン層(SMS)、またはカーディングされた不織布材料を使用することができる。積層不織布、すなわち前述した不織布の特に2層、3層、または多層の組み合わせも使用することができる。個々の層の結合は、それ自体周知で通常用いられる方法によって、たとえば熱による接合方法(溶接、特にレーザ溶接、ホットメルト、エアスルー)、あるいは超音波溶接法によって行うことができる。また、不織布材料の冷間プレス、ニードルパンチ、縫製、または接着も考えられる。繊維織物、編物、またはメリヤス生地などとの結合、すなわちもっとも広い意味での繊維結合を有する材料との結合も考えられる。本体部分の側方に付設された材料区域は少なくとも区域的に呼吸活動ができるように構成されるのが好ましく、特に、空気交換だけでなく水蒸気の形態の水分の透過性も可能にする微孔性が好ましいと考えられる。材料区域は10から150g/m2の単位面積あたり重量、特に20−100g/m2の単位面積あたり重量、さらに特に25−50g/m2の単位面積あたり重量を有しているのが好ましい。
本発明の別の実施形態では、本体部分に付設された材料区域は、本体部分または本体部分のシャーシを形成する材料、特に本体部分のバックシートやバックシートとトップシートからなる積層材料よりも、剛性が低くなるように構成することもできる。このようにして、有利には繊維ないし不織布のような印象を与え、利用者に心地よいと感じられる皮膚にやさしい衛生用品の側方区域を実現することができる。
それ自体で独立した発明思想によれば、接合個所または接合領域は、それぞれの握り領域を持って引っ張ることにより材料区域の折り畳みを広げるときに、折り畳みを広げるプロセス全体を通じて平均した2.5N以下のピーク力、特に2.4N以下のピーク力、特に2.3N以下のピーク力、特に2.2N以下のピーク力、特に2.1N以下のピーク力、さらに特に2.0N以下のピーク力を生じるのが格別に好ましいことが判明している。それぞれの握り領域を持って引っ張ることにより折り畳みを広げるプロセスの途中、その際に各時点で発生する引張力を求め、直接接している隣接する領域と少なくとも0.5Nだけ異なる力ピークを考慮すれば、こうして求められた折り畳みを広げるプロセス中のすべての力ピークの平均をとることが可能であり、すなわち、これらの力ピークの数全体を通して平均されたピーク力を算出することが可能である。
折り畳みを広げるただ1回のプロセスだけでなく、同一に形成されて折り畳まれた6つの材料区域の6回の折り畳みを広げるプロセスを考慮し、前述したようにして求めた平均ピーク力を6回の折り畳みを広げるプロセスにわたって平均すると、この平均ピーク力は2.0N以下であり、特に1.8N以下、特に2.3N以下、特に1.7N以下、特に1.6N以下、さらに特に1.5N以下である。
さらに、それ自体として独立した別の発明思想によれば、材料区域は、一回の引張で材料区域の折り畳みを広げるときに必要な仕事が、6回の折り畳みを広げるプロセスを通じて平均したときに120Nmm以下、特に115Nmm以下、特に110Nmm以下、特に105Nmm以下、特に100Nmm以下、特に95以下、特に90Nmm以下であるように折り畳まれて、予備固定されているのが格別に好ましいことが判明している。
さらに、請求項23から25に互いに独立して記載された失禁用品についても権利保護を申請する。これらの請求項によれば、引離し可能な固定は、一方では高速運転される製造機械での要求事項を満たすように具体化され、また他方では、材料区域の折り畳みを広げるのに必要な力およびその結果として生じる仕事が各請求項に記載の範囲内に収まることによって、利用者または介護者による簡単な取扱性を可能にするように具体化されている
次に、それ自体の上に折り畳まれた材料区域の折り畳みを広げるときに克服すべき力を調べるため、および、一回の引張で材料区域の折り畳みを広げる検査をするためのテストについて説明する。ENISO527−1(1996年4月)に定める引張試験機を用いて、各瞬間に発生する力を開放経路全体にわたって求めて記録する。
試料の準備:
衛生用品から、本体部分に付設されてそれ自体の上に折り畳まれた材料区域を、本体部分の側方長手縁部に沿って付設部を破りながら切り取る。そのためにナイフやハサミを用いることができる。該当する側方部分を形成する材料区域2の長手側方縁部4を、図1aと図1bに示すように、引張試験機の下側クランプ6へ、以前に本体部分に付設されていた長さ全体(失禁用品の長手方向)にわたってしっかり挟み込む。したがって引張試験機8の下側クランプ6は相応の長さを有していなくてはならず、300mmの長さを有しているのが好都合である。その部位で握り領域12を形成する、切り離された材料区域2の向かい合う自由な長手側方縁部10は、引張試験機8の可動クランプ14に60mmの長さにわたって挟み込まれる。材料区域の長手方向の長さが160mmを下回るときは、材料区域2を自由な長手側方縁部10のところで、30mmの長さにわたって可動クランプ14に挟み込む。縮尺に忠実ではない図1bは、折り畳まれた形態の材料区域2を示しており、クランプ6に挟み込むことができる長手側方縁部10の領域16と、クランプ14に挟み込むことができる握り領域12とが斜線で図示されている。矢印は引張試験機の引張方向を示している。図1aには、さらに挟み込み長さLSPが図示されている。
このような可動クランプ14を制御下で動かすことにより、引張試験が行われる。
試験パラメータ:
−可動クランプの試験速度:300mm/min
−挟み込み長さ:10mm
−測定距離:折り畳みが広げられた材料区域の横方向の長さ
−予荷重:0.01N
評価:
引張試験の試験結果を、材料区域で発生して各クランプの間で求められた引張力として、小数点第2位に丸めて単位Nで表す。力/距離のグラフを作成する。
そのような力/距離のグラフを図2に示す。図2には、後でまた説明する失禁用品での6回の引張試験の結果と、これらを平均した曲線Mが太い線で示されている。下に掲げる表には、ピーク力Fmaxと、そのつどの折り畳みを広げるプロセスについて求められたFmaxの平均値と、6回の引張試験から得られた平均値X(n=6)とがそれぞれ掲げられている。力ピークFmaxが隣接する力最小値と0.5Nだけ異なっている場合を前提としている。
さらにこの表には、開放のために必要な仕事が単位Nmmで掲げられており、これは得られた引張力と距離から計算で求めたものである。
番号 平均値Fmax(N) Fmax(N) W(Nmm)
1 1,78 3,24 95,69
2 1,41 2,41 91,63
3 1,61 2,25 89,91
4 1,16 1,39 62,66
5 1,12 1,62 60,84
6 1,69 2,86 95,40
X(n=6) 1,46 2,29 82,69
図2および前掲の表の結果は、以下でまた説明する本発明の衛生用品の裏側領域に設けられた材料区域の折り畳みを広げるときに得られたものであり、この材料区域は剛性を高める閉止部材を同時に有している。
上記に準ずる測定を、衛生用品の前側領域に設けられた、長手方向の長さが短く、剛性を高める閉止部材のない材料区域について実施した。その結果を図3と下に掲げる表に、上記と同様のかたちで示す。
番号 平均値Fmax(N) Fmax(N) W(Nmm)
1 1,05 1,48 64,67
2 1,20 1,77 73,73
3 1,52 2,54 105,45
4 1,73 2,49 93,93
5 1,32 1,88 59,04
6 1,10 1,30 66,19
X(n=6) 1,32 1,91 77,17
本発明の上記以外の構成要件、具体的事項、および利点は、添付の特許請求の範囲、図面の表示、および本発明の有利な実施形態についての以下の説明から明らかである。
本発明による失禁用品が図4から図7に模式的に示されている。この失禁用品は、しばしばシャーシとも呼ばれる、全体として符号20が付された本体部分を含んでいる。本体部分20は、前側領域22と、裏側領域24と、その間に介在する、衛生用品が利用者に当てつけられたときに利用者の両足の間に位置することになる歩行領域26とを含んでいる。本体部分20は、体液を吸収して恒久的に蓄積するために適当な仕方で寸法決めされた吸収体28を含んでいる。吸収体には、失禁用品の外部から見える側も形成することができる、液体不透過性の層30が下にあてがわれている。吸収体28の上には、図5の断面図に示す液体透過性のトップシート32が設けられていてよい。
裏側領域24では、本体部分20の両側に、側方フラップまたは側方区域を形成する材料区域34が本体部分20の長手縁部区域36に付設されている。あるいは両側の側方区域を形成するために、横方向38に連続する材料区域が設けられており、これが失禁用品の両方の側方区域を形成することも考えられる。
図4は、図面右側の材料区域34を完全に折り畳みが広げられた状態で示している。この材料区域は横方向38で、本体部分20の該当する長手縁部40を越えて腰まわり方向に延びている。材料区域は、衛生用品を閉じるために本体部分20の前側領域22の外面46と引離し可能に付着するように協働する、それ自体の上に折り畳まれて用途に応じた利用のために広げることができる閉止テープ44の形態をとる、2つの閉止部材42を支持している。
本体部分の裏側領域24にあるそれぞれの材料区域34は、図4の左上および図5の断面図に見られるように、長手方向48に延びる3本の折線50,52,54に沿って連続用紙のようにそれ自体の上に折り畳まれている。
それぞれの材料区域34の自由な長手縁部区域56は、折り畳まれた材料区域34を手で把持してこれを広げるための握り領域58を形成している。末端消費者の手に渡るとき、それぞれの材料区域34は図5の図面を初期状態として、図6に示す位置へと内方へ折り込まれている。図面からわかるように、材料区域34の自由な長手縁部区域56すなわち握り領域58は、失禁用品の長手中心軸から離れるように外方を向いており、その結果、衛生用品を下敷きの上に広げると、握り領域58を利用者の左手で左から楽に把持することができ、また、他方の材料区域の相応に位置決めされた握り領域を、利用者の右手で右から把持することができる。内方に向かって本体部分の上面に折り畳まれた材料区域が部分的に互いに重なり合っていることも考えられ、この場合には、この重なり合った形態のときに材料区域のそれぞれの握り領域を同時に把持可能であると、好ましいことが判明している。
材料区域34の相上下して折り畳まれた部分区域60は、折り畳まれた形態のとき、超音波溶接により生成される図4に示した直径0.35mm、面積0.0962mm2の点状の接合個所62によって、引離し可能なように互いに固定されている。この引離し可能な固定は、材料区域34のそれぞれの握り領域58を持って1回引っ張ることで完全に折り畳みを広げることができ、その際にすべての接合個所62が分離され、すなわち引離されるように構成されていてよいことが判明している。この場合、折線50,54から少なくとも5mm、有利には少なくとも8mm、さらに有利には少なくとも10mmの距離だけ離れたところには、部分区域60の接合個所が設けられていないと好ましいことが判明している。接合個所のないこの領域は、図7に符号66が付されている。握り領域58からもっとも遠くに離れた折線50,54上の点68を起点として、模式的に図示する周囲70の中には接合個所が設けられていない。握り領域58から非常に遠く離れて折線の近傍に配置されたこの領域は、折り畳みを完全に広げるという観点から、すなわちすべての接合個所を引離すという観点から、特別にクリティカルである。したがって、このクリティカルな領域にはわずかな接合個所しか設けないか、または有利にはまったく接合個所を設けず、折り畳まれた材料区域を一回の引張で、すなわち握り領域58を何度も握りなおしたり何度も勢いをつけて引っ張らなくても引離し可能なように、ないしは折り畳みを広げることができるようになっていると、好ましいことが判明している。
図8を参照すると、材料区域34の部分区域60の寸法が明らかにわかる。本体部分20の長手縁部40から、折線50までの横方向38の長さL1は90mmである。折線50−52−54の間の長さL2はそれぞれ35mmであり、自由端までの長さL3は65mmである。したがって、折り畳みが広げられた材料区域の横方向全体の長さは横方向38で225mmとなる。長手方向の長さL4は260mmである。
図4から明らかなように、衛生用品の前側領域22にも同じようにそれ自体の上に折り畳まれた、長手方向の長さLがわずか200mm、横方向の長さが225mmの材料区域34が設けられているが、この材料区域は、材料区域の剛性を高め、それによって隣接して配置された接合個所を剛性に基づいて引離すのにも貢献する閉止部材は有していない。すなわち、このような剛性を高める閉止部材のすぐ近傍であれば、剛性に基づいて良好に引離すことができる接合個所または接合領域を設けることができる。
すでに述べたとおり、表1と図2の測定結果は裏側領域24の材料区域34の折り畳みを広げるプロセスで求めたものであり、表2と図3の測定結果は前側領域22の材料区域34の折り畳みを広げるプロセスで求めたものである。
引張試験機に材料区域を挟み込んだ模式図である。 折り畳まれた形態の材料区域を示す縮尺に忠実ではない図である。 引張試験で得られた力/距離のグラフである。 引張試験で得られた力/距離のグラフである。 本発明による衛生用品を模式図として示す平面図である。 図4の衛生用品を示す断面図(A−A)である。 材料区域が折り込まれている、図5に準ずる断面図である。 折り畳まれた形態の材料区域を示す拡大図である。 折り畳まれた材料区域を示す模式的な断面図である。
符号の説明
20 本体部分
22 前側領域
24 裏側領域
26 歩行領域
28 吸収体
32 トップシート
2、34 材料区域
40 長手縁部
12、58 握り領域
60 部分区域
62 接合個所

Claims (25)

  1. 吸収性の失禁用品において、前側領域(22)と、裏側領域(24)と、これらの間で長手方向(48)に介在し、利用者の両足の間に位置することになる歩行領域(26)とで構成される本体部分(20)を備えており、前記本体部分(20)は吸収体(28)を含んでおり、さらに前記失禁用品は、横方向(38)で前記本体部分(20)の側方の長手縁部(40)を越えて延び、失禁用品が当てつけられた状態のときに前記前側領域(22)と前記裏側領域(24)を相互に結合する、前記裏側領域(24)および/または前記前側領域(22)に付設された材料区域(34,2)を備えており、前記材料区域(34,2)は長手方向(48)に延びる少なくとも1本の折線(50,52,54)を中心としてそれ自体の上に折り畳まれており、相上下して折り畳まれて平面的に互いに密着している前記材料区域(34,2)の部分区域(60)は、この折り畳まれた形態のときに、接合個所(62)または接合領域で引離し可能に互いに固定されており、このように折り畳まれたそれぞれの前記材料区域(34,2)は前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるために握り領域(58,12)を有しており、すべての前記接合個所(62)または前記接合領域での引離し可能な固定は、折り畳みを広げるときに、前記材料区域(34,2)のそれぞれの前記握り領域(58,12)を持って1回引っ張ることによって分離可能である失禁用品。
  2. 折り畳まれた前記材料区域(34,2)は少なくとも2本の折線(50,52,54)を中心としてそれ自体の上に折り畳まれていることを特徴とする、請求項1に記載の失禁用品。
  3. 折り畳まれた前記材料区域(34,2)は3本または4本の折線(50,52,54)を中心としてそれ自体の上に折り畳まれていることを特徴とする、請求項1に記載の失禁用品。
  4. 使用開始前にそれぞれの前記握り領域(58,12)は横方向(38)で外方を向いており、すなわち互いに離れるように向いており、それによって利用者の左手で左から、および右手で右から楽なやり方で把持可能であることを特徴とする、請求項1,2または3に記載の失禁用品。
  5. 前記材料区域(34,2)の相上下して折り畳まれた前記部分区域(60)の引離し可能な固定部は実質的に点状の複数の前記接合個所(62)によって構成されていることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  6. 前記材料区域(34,2)の相上下して折り畳まれた前記部分区域(60)の引離し可能な固定部は熱または超音波により生成された接合個所(62)によって構成されていることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  7. 前記接合個所(62)の個数または面積割合が、もしくは引離し可能に互いに接合された前記材料区域の前記部分区域の付着力が前記長手方向(48)で前記握り領域から離れるにつれて低減する、折り畳まれた形態における前記材料区域(34,2)の領域を有していることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  8. 前記接合個所(62)の個数または面積割合が、もしくは引離し可能に互いに接合された前記材料区域の前記部分区域の付着力が前記横方向(38)で前記握り領域(58,12)から離れるにつれて低減する、折り畳まれた形態における前記材料区域(34,2)の領域を有していることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  9. もっとも遠くに離れた前記折線(50,54)の、前記握り領域(58,12)からもっとも遠く離れた点(68)の周囲(70)1.5cmでは、互いに当接する前記部分区域(60)は互いに接合されていないことを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  10. 前記握り領域(58,12)からもっとも遠くに離れた折線(50,54)から5mm、特に8mm、さらに特に10mmの距離内では、互いに接する前記部分区域(60)が互いに接合されていないことを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  11. 相上下して折り畳まれて互いに当接する前記部分区域(60)の平面的な広がりは長手方向(48)に延びる直線(52)によって近似的に等しい2つの半体に分割可能であり、前記接合個所(62)の個数または面積割合は、もしくは引離し可能に互いに接合された前記部分区域(60)の付着力は2つの前記半体でそれぞれ異なっていることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  12. 前記接合個所(62)の個数または面積割合は、もしくは引離し可能に互いに接合された前記部分区域(60)の付着力は、横方向(38)で見て前記握り領域(58,12)のほうを向いている前記半体のほうが、横方向で見て前記握り領域と反対を向いている前記半体よりも大きいことを特徴とする、請求項11に記載の失禁用品。
  13. 前記本体部分(20)に付設された領域における前記材料区域(34,2)の長手方向(48)の長さは少なくとも10cm、特に少なくとも14cm、特に少なくとも18cm、さらに特に少なくとも22cmであることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  14. 前記本体部分(20)の前記長手縁部(40)を越えて折り畳みが広げられた状態における前記材料区域(34,2)の横方向(38)の長さは少なくとも10cm、特に少なくとも15cm、特に少なくとも18cm、特に少なくとも22cmであることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  15. 前記材料区域(34,2)は、有利には使用するために広げることが可能な折り畳まれた形態で前記材料区域に配置された閉止部材(42)を有していることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  16. 使用開始前には折り畳まれている失禁用品の前記前側領域(22)および/または前記裏側領域(24)で両側に設けられた前記材料区域(34,2)が、前記本体部分(20)の身体のほうを向いた側に折り込まれていることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  17. 折り込まれた前記材料区域(34,2)は部分的に互いに重なり合っているが、それでも、それぞれの前記握り領域(58,12)を同時に把持可能であることを特徴とする、請求項16に記載の失禁用品。
  18. 前記本体部分(20)に付設された前記材料区域(34,2)は不織布で形成されていることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  19. 前記本体部分(20)に付設された前記材料区域(34,2)は前記本体部分(20)よりも剛性が低いことを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  20. 前記接合個所(62)または前記接合領域は、それぞれの前記握り領域(58,12)を持って引っ張ることで前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるときに、折り畳みを広げるプロセス全体を通じて平均した2.5N以下のピーク力、特に2.4N以下のピーク力、特に2.3N以下のピーク力、特に2.2N以下のピーク力、特に2.1N以下のピーク力、さらに特に2.0N以下のピーク力を生じることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  21. 前記接合個所(62)または前記接合領域は、それぞれの前記握り領域(58,12)を持って引っ張ることで前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるときに、折り畳みを広げる6回のプロセスにわたって平均された2.0N以下のピーク力、特に1.8N以下のピーク力、特に2.3N以下のピーク力、特に1.7N以下のピーク力、特に1.6N以下のピーク力、さらに特に1.5N以下のピーク力を生じることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  22. 1回の引張で前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるときに必要な仕事は、折り畳みを広げる6回のプロセスを通じて平均したときに120Nmm以下、特に115Nmm以下、特に110Nmm以下、特に105Nmm以下、特に100Nmm以下、特に95以下、特に90Nmm以下であることを特徴とする、前記請求項のうちいずれか1項または複数項に記載の失禁用品。
  23. 吸収性の失禁用品において、前側領域(22)と、裏側領域(24)と、これらの間で長手方向(48)に介在し、利用者の両足の間に位置することになる歩行領域(26)とで構成される本体部分(20)を備えており、前記本体部分(20)は吸収体(28)を含んでおり、さらに前記失禁用品は、横方向(38)で前記本体部分(20)の側方の長手縁部(40)を越えて延び、失禁用品が当てつけられた状態のときに前記前側領域(22)と前記裏側領域(24)を相互に結合する、前記裏側領域(24)および/または前記前側領域(22)に付設された材料区域(34,2)を備えており、前記材料区域(34,2)は長手方向(48)に延びる少なくとも1本の折線(50,52,54)を中心としてそれ自体の上に折り畳まれており、相上下して折り畳まれて平面的に互いに密着している前記材料区域(34,2)の部分区域(60)は、この折り畳まれた形態のときに、接合個所(62)または接合領域で引離し可能に互いに固定されており、このように折り畳まれたそれぞれの前記材料区域(34,2)は前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるために握り領域(58,12)を有しており、前記接合個所(62)または前記接合領域は、それぞれの前記握り領域(58,12)を持って引っ張ることで前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるときに、折り畳みを広げるプロセス全体を通じて平均した2.5N以下のピーク力、特に2.4N以下のピーク力、特に2.3N以下のピーク力、特に2.2N以下のピーク力、特に2.1N以下のピーク力、さらに特に2.0N以下のピーク力を生じる失禁用品。
  24. 吸収性の失禁用品において、前側領域(22)と、裏側領域(24)と、これらの間で長手方向(48)に介在し、利用者の両足の間に位置することになる歩行領域(26)とで構成される本体部分(20)を備えており、前記本体部分(20)は吸収体(28)を含んでおり、さらに前記失禁用品は、横方向(38)で前記本体部分(20)の側方の長手縁部(40)を越えて延び、失禁用品が当てつけられた状態のときに前記前側領域(22)と前記裏側領域(24)を相互に結合する、前記裏側領域(24)および/または前記前側領域(22)に付設された材料区域(34,2)を備えており、前記材料区域(34,2)は長手方向(48)に延びる少なくとも1本の折線(50,52,54)を中心としてそれ自体の上に折り畳まれており、相上下して折り畳まれて平面的に互いに密着している前記材料区域(34,2)の部分区域(60)は、この折り畳まれた形態のときに、接合個所(62)または接合領域で引離し可能に互いに固定されており、このように折り畳まれたそれぞれの前記材料区域(34,2)は前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるために握り領域(58,12)を有しており、前記接合個所(62)または前記接合領域は、それぞれの前記握り領域(58,12)を持って引っ張ることで前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるときに、6回の折り畳みを広げるプロセスにわたって平均された2.0N以下のピーク力、特に1.8N以下のピーク力、特に2.3N以下のピーク力、特に1.7N以下のピーク力、特に1.6N以下のピーク力、さらに特に1.5N以下のピーク力を生じる失禁用品。
  25. 吸収性の失禁用品において、前側領域(22)と、裏側領域(24)と、これらの間で長手方向(48)に介在し、利用者の両足の間に位置することになる歩行領域(26)とで構成される本体部分(20)を備えており、前記本体部分(20)は吸収体(28)を含んでおり、さらに前記失禁用品は、横方向(38)で前記本体部分(20)の側方の長手縁部(40)を越えて延び、失禁用品が当てつけられた状態のときに前記前側領域(22)と前記裏側領域(24)を相互に結合する、前記裏側領域(24)および/または前記前側領域(22)に付設された材料区域(34,2)を備えており、前記材料区域(34,2)は長手方向(48)に延びる少なくとも1本の折線(50,52,54)を中心としてそれ自体の上に折り畳まれており、相上下して折り畳まれて平面的に互いに密着している前記材料区域(34,2)の部分区域(60)は、この折り畳まれた形態のときに、接合個所(62)または接合領域で引離し可能に互いに固定されており、このように折り畳まれたそれぞれの前記材料区域(34,2)は前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるために握り領域(58,12)を有しており、1回の引張で前記材料区域(34,2)の折り畳みを広げるときに必要な仕事は、折り畳みを広げる6回のプロセスを通じて平均したときに120Nmm以下、特に115Nmm以下、特に110Nmm以下、特に105Nmm以下、特に100Nmm以下、特に95以下、特に90Nmm以下である失禁用品。
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