JP2007524121A - 投射型ディスプレイ装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】投射型ディスプレイ装置及び方法において、イメージ素子と投射レンズとの間に視覚的画素間隔をなくすようにダミーガラスを構成することによって画質を向上させる。
【解決手段】光源と、前記光源から照射される光と、入力された映像信号を用いて映像を形成するイメージ素子と、前記イメージ素子に形成された映像を、スクリーンに拡大投射する投射レンズと、前記イメージ素子とスクリーンとの間に配置され、スクリーンに拡大投射される光の入射角度を周期的に変更する変位器(angle shifter)と、を備えて構成され、イメージ素子の各画素間の離隔部分を視覚的に除去する光変位板を備える。
【選択図】図3A

Description

本発明は、投射型ディスプレイに係り、特に、イメージ素子と投射レンズとの間において視覚的画素間隔(pixel gap)を縮め画質を向上させうるようにした投射型ディスプレイ装置及び方法に関する。
近来、「プロジェクタ」と呼ばれる投射型ディスプレイ装置が広く普及されるに伴い、多種多様な製品が開発・市販されており、かかる投射型ディスプレイ装置は、明るさを強調する形態の開発と小型/軽量化を強調する形態の開発に発展しつつある。
なかでも、小型/軽量化への傾向は、移動性確保の側面と、ディスプレイ素子の製造コスト節減の側面を考慮したものである。
従来の投射型ディスプレイ装置は、光源と使用されるランプと、該ランプから出た光を画像表示素子に照明する照明部と、画像をスクリーンに拡大投射する投射部と、で構成される。
ここで、ランプとしては、高圧水銀ランプが多用され、画像表示素子としては、液晶表示素子(LCD)とデジタル微細ミラー素子(MDM:Digital Micromirror Device)などが広く使用されている。
このような状来技術のディスプレイ装置に用いられるイメージ素子は、直方形の画素が配列され、これら配列された画素の駆動を通じて画像を表示するのか一般的である。
しかしながら、これら配列された画素と隣り合う画素との間には、駆動やその他の理由から、画素間の間隔(pixel gap)が存在することになる。この間隔は、素子ごとに違いはあるものの、必ず存在するものである。
これら画素間の間隔は、スクリーン上に結像される映像の画質を低下させ解像度を低下させる原因となり、よって、この間隔を狭めるための多くの努力がなされてきた。
なかでも、最も簡単な方法には、ディスプレイ装置に使用される各画素の数を増加させ、視聴者により鮮明な画質を提供する方法である。
しかしながら、上記のように画素の個数を増やし画素間の間隔を減らすと、画質の鮮明度を高くすることはできるが、根本的に画素間の間隔を完全になくすことはできない。
また、このように画素の個数を増やすと、画素を駆動するための資源がさらに必要となり、システムの費用を増加させるだけでなく、各画素を駆動するために必要な計算量及び必要な駆動電力もまた大きく増加するという問題点があった。
このように画素の個数のみを増やし画質を高める方法は、諸問題点があるがため、あまり呼応を得ることができなかった。
本発明は上記の問題点を解決するためのもので、その目的は、視覚的画素間隔を減らして画質を向上させることができる投射型ディスプレイ装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、1フレームに使用される画素の個数を同一に維持しながらも、ディスプレイ装置が持つ画素の個数よりも一層高い解像度を具現でき、視聴者により鮮明な映像を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る投射型ディスプレイ装置は、光源と、前記光源から照射される光と、入力された映像信号を用いて映像を形成するイメージ素子と、前記イメージ素子に形成された映像を、スクリーンに拡大投射する投射レンズと、前記イメージ素子とスクリーンとの間に配置され、スクリーンに拡大投射される光の入射角度を周期的に変更する変位器(angle shifter)と、を備えて構成されることを特徴とする。
ここで、前記変位器は、光の反射、光の屈折または光の散乱のうち少なくとも一つを用いて、スクリーンに入射する光の入射角度を変更することが好ましい。
なお、前記変位器で変更される光の入射角度は、スクリーンに入射する映像に使用される各画素とその画素の隣り合う画素間の間隔の距離以内に光が移動可能な角度であることが好ましい。
また、前記変位器で周期的に変更される光の入射角度は、前記スクリーンを基準に水平または垂直のうち少なくとも一方向に変更されることが好ましい。
前記変位器は、反復的回転移動を通じて前記スクリーンに拡大投射される光の入射角度を周期的に変更する光変位板と、前記光変位板を反復的回転移動させる偏心カムと、を備えて構成されることが好ましい。
ここで、前記偏心カムは、回転駆動するモーターと、前記モーターの回転中心から偏心(decenter)し、前記光変位板が取り付けられるモーターボスと、を備えてなることが好ましい。
また、前記変位器は、偏心カムによってスクリーンに入射する光の入射角度が周期的に変更されるように所定角度だけ傾いた位置に反復的回動する光変位板と、前記光変位板を駆動するために、前記光変位板が結合されるダミーホルダーと、前記ダミーホルダーの上下面端部にそれぞれ備えられたダミーホルダー回転基準ボスと、前記ダミーホルダー回転基準ボスが挿入されるダミーホルダー回転基準穴を有する基準ホルダーと、前記ダミーホルダーの一側面上に、水平方向に比べて垂直方向への距離がより遠い長方形に形成され、モーターボスが結合されるモーターボス長穴挿入部と、を備えてなることが好ましい。
ここで、前記光変位板は、光の進行方向に対して垂直の位置と、イメージ素子の画素間の離隔距離だけ視覚的に画素を移動させうる角度だけ傾いた位置を反復的に回動することが好ましい。
上記の目的を達成するための本発明に係る投射型ディスプレイ装置の他の特徴は、光源として用いられるランプと、前記ランプから出射される光を分離/変調/集光する照明系と、前記照明系で集光された光に対して各画素別に光の透過度を決定するLCDパネルと、前記LCDパネルに入射したそれぞれのR,G,Bの光を合成して画像を表示するダイクロイックプリズムと、前記ダイクロイックプリズームで合成され表示される画像をスクリーンに拡大投射する投射レンズと、前記LCDパネルとスクリーンとの間に配置され、スクリーンに拡大投射される光の入射角度が周期的に変更されるように駆動し、スクリーンに拡大投射される画像による各画素間の離隔部分を視覚的に減らす変位器と、を備えて構成されることにある。
ここで、前記変位器は、スクリーンと投射レンズとの間に構成される、または、ダイクロイックプリズムと投射レンズとの間に構成されることが好ましい。
上記の目的を達成するための本発明に係る投射型ディスプレイ装置のさらに他の特徴は、光源として用いられるランプと、前記ランプから出射される光を分離/変調/集光する照明系と、前記照明系で集光された光を適当な大きさに結像させ、次の段に位置する画像表示素子のDMDの表示面に均質な光分布を提供するTIRプリズムと、前記DMDで表示される画像をスクリーンに拡大投射する投射レンズ(Projection Lens)と、前記DMDとスクリーンとの間に位置し、スクリーンに拡大投射される光の入射角度が周期的に変更されるように駆動し、スクリーンに拡大投射される画像による各画素間の離隔部分を視覚的に減らす変位器と、を備えて構成されることにある。
ここで、前記変位器は、スクリーンと投射レンズとの間に構成される、TIRプリズームと投射レンズとの間に構成される、あるいは、DMDとTIRプリズームとの間に構成されることが好ましい。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る投射型ディスプレイ方法は、光源から照射される光と、入力された映像信号を用いて映像を形成する段階と、前記形成された映像の進行経路を1フレームの間にイメージ素子の各画素間の離隔範囲内で周期的に変更する段階と、前記周期的に進行経路が変更される映像をスクリーンに投射する段階と、を備えることに特徴がある。
このとき、前記周期的な進行経路の変更は、光の反射、光の屈折または光の散乱のうち少なくとも一つを用いてなることが好ましい。
また、前記周期的な進行経路の変更は、特定画素の上・下・左・右のうち少なくとも一方向に変更することが好ましい。
本発明に係る投射型ディスプレイ装置及び方法によれば、イメージ素子の画素間の離隔距離dx,dyを、ダミーガラスをイメージ素子と投射レンズとの間に挿入構成することによって視覚的になくすことができ、視聴者が感じる画質低下現象を防ぐことが可能になる。
すなわち、画素個数を増加させずに、単純な構造のダミーガラスの挿入だけで、ディスプレイ装置が持つ画素の個数よりも高い解像度を具現し、より鮮明な映像を視聴者に提供できるため、製品の信頼度及び品質を向上させるという効果が得られる。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る投射型ディスプレイ装置及び方法の好適な実施例について詳細に説明する。
ランプ部と、照明部と、投射部とからなる投射型ディスプレイ装置は、照明部で使用される画像表示素子によって区分できる。
例えば、画像表示素子をLCDとする投射型ディスプレイ装置と、DMDとする投射型ディスプレイ装置とに区分できる。
それ以外にも、種々の形態の投射型ディスプレイ装置がありうるが、本発明では、上記2種類の投射型ディスプレイ装置を実施例として説明する。たたじ、本発明の技術思想を逸脱しない範囲では、上記2種類の投射型ディスプレイ装置に限定されず、投射型のディスプレイ装置のいずれも適用可能である。
図1は、LCDを用いる投射型ディスプレイ装置の構成図で、図2A及び図2Bは、DMDを用いる投射型ディスプレイ装置の構成図である。
まず、図1を参照して、LCDを用いる投射型ディスプレイ装置について説明する。
LCDをイメージ素子とする投射型ディスプレイ装置では、ランプファン1は、反射鏡を有するランプを冷却させる。ランプ(Lamp)2から照射された光が、第1及び第2FLE(Fly Eye Lens)3a,3bを経て偏光ビームスプリッタ(Polarizing Beam Splitter)4、第1集光レンズ5aを通過した後、全反射ミラー7によってその進行方向が90°変更される。
続いて、全反射ミラー7によって反射された光は、第2集光レンズ5bを透過し第1ダイクロイックミラー(Dichroic Mirror)8aに到達し、レッド(Red:R)の光は透過し、グリーン(Green:G)、ブルー(Blue:B)の光は反射される。
反射されたグリーン、ブルーの光は、第2ダイクロイックミラー8bに到達し、ブルーの光は透過し、グリーンの光は反射される。
第2ダイクロイックミラー8bを透過したブルーの光は、リレーレンズ系10を通過する。上記それぞれの光は、R,G,BのLCDパネルの前に在るそれぞれの第3集光レンズ5cにより集光され、R,G,Bパネルに入射し、入射したそれぞれのR,G,Bの光は、ダイクロイックプリズム6で合成される。最終的に、該光は、画像をスクリーンに拡大投射する投射レンズ(Projection Lens)9に入射する。
このとき、LCDパネルとスクリーンとの間に変位器を配置し、スクリーンに拡大投射される光の入射角度が周期的に変わるように駆動し、スクリーンに拡大投射される画像による各画素間の離隔部分を視覚的に減らしている。
ここで、変位器の位置は、スクリーンと投射レンズ9との間にする、ダイクロイックプリズム6と投射レンズ9との間にする、または、LCDパネルとダイクロイックプリズム6との間にすることが好ましい。
本明細書では、説明の簡略化のために、ダイクロイックプリズム6と投射レンズ9との間に変位器が位置するとする。
また、本明細書では、変位器を、光の屈折率を用いて投射レンズ9に入射する光の入射角度を周期的に変更するように投光体のダミーガラスとしたが、これについての詳細説明は後述する。
ここで、変位器は、投光体のダミーガラスに限定されるものではなく、光の反射、光の屈折または光の散乱のいずれを用いても良く、また、全反射のためにミラー、屈折のための屈折物質、または散乱のための手段をいずれのものにしても構わない。すなわち、投射レンズ9に入射する光の入射角度を周期的に変更可能な手段はいずれも使用可能である。
次に、図2A及び図2Bを参照して、DMDを用いる投射型ディスプレイ装置を説明する。
図2Bに示すように、光源として、楕円形反射鏡が取り付けられているランプ24を用いて、ロッドレンズ26の入射面に光を集束させる。
そして、ランプ24とロッドレンズ26との間には、色を順次に、赤、緑、青(R,G,B)に分離するためにカラーホイール25が構成される。
ここで、カラーホイール25は、回転するモーターに、赤、緑、青のフィルタが円盤状に付着され、回転と共に順次に色がフィルタリングされるようにする機能を担う。
このように、色をフィルタリングする部分の面積が最小となる部分が、ランプ24から出た光源がロッドレンズ26の入射面に集光される部分であるため、ロッドレンズ26の入射面以前の経路上にカラーホイール25を配置させる。
カラーホイル25によって特定色にフィルタリングされた光が、ロッドレンズ26に入射すると、光は、内部で数回反射を起こしながらロッドレンズ26を通過し、出射面では面全体に光が均一に広がりながら出射するようになる。
すなわち、光源から出た光が、ロッドレンズ26の出射面に進行し、出射面がまるで第2の均質な輝度分布を有する面光源となる。
ロッドレンズ26から出射した光は、第1及び第2照明レンズ27,28とTIRプリズム29を経由し、画像表示素子面となるDMD21にロッドレンズ26の出射面が適当な大きさに結像されるようにし、よって、画像表示素子であるDMDの表示面に均質な光分布が提供される。
続いて、DMDで表示される画像は、画像をスクリーンに拡大投射する投射レンズ9に入射する。
このとき、DMD21は、図2Aに示すように、上部に画面の最小単位である画素がマイクロミラー22で構成され、それぞれのマイクロミラー22は、電気的信号によって±θのチルトモード(tilt mode)を有する。現在θは、10°または12°で常用化している。
また、DMD21を投射レンズ23を介してスクリーンに拡大結像する構成において、結像条件として、DMD21面と投射レンズ23の光軸は、垂直に位置しなければならない。このときにも、一般的には、DMDの横方向には、DMD中心と投射レンズ23の光軸は一致させ、縦方向には、使用の便利性のために、上向投射を適用してそれらを偏心(decenter)させる構成を有する。
このような構造を有する投射光学系は、入射する照明光がマイクロミラー22によって反射され投射レンズ23に垂直に入射する状態が゛オン状態:on-state(ホワイト)である。
このとき、照明光の主軸光は、投射レンズ23の中心軸と2θの角を有し、マイクロミラー22は、DMD面21と+θの角を有する。
この状況で、マイクロミラー22が、DMD面21と−θの角を有すると、照明光の主軸光は、投射レンズ23の中心軸から4θの角度で反射される。このときには、照明光が投射レンズ23を透過できないため、遮断光となり、オフ状態:off-state(ブラック)という。
そして、DMD21とスクリーンとの間に変位器を配置し、スクリーンに拡大投射される光の入射角度が周期的に変わるように駆動し、スクリーンに拡大投射される画像による各画素間の離隔部分を視覚的に減らしている。
ここで、変位器の位置は、スクリーンと投射レンズ23との間に位置する、TIRプリズム29と投射レンズ23との間に位置する、または、DMD21とTIRプリズム29との間に位置するように構成することが好ましい。本発明では、説明の簡略化のために、TIRプリズム29と投射レンズ23との間に変位器が位置するとする。
また、本明細書では、変位器を、光の屈折率を用いて投射レン23に入射する光の入射角度を周期的に変更するように投光体のダミーガラスとしているが、その詳細説明は後述する。
ここで、変位器は、投光体のダミーガラスに限定されるものではなく、光の反射、光の屈折、または光の散乱のいずれを用いても良く、また、全反射のためのミラー、屈折のための屈折物質、または、散乱のための手段がいずれで構成されても構わない。すなわち、投射レンズ9に入射する光の入射角度を周期的に変更可能な手段はいずれも使用可能である。
図3A及び図3Bは、投光体のダミーガラスを用いた投射型ディスプレイ装置を示す一実施例であり、図3Aは、ダミーガラスが水平状態である投射型ディスプレイ装置の構成図であり、図3Bは、ダミーガラスが偏心カムによって傾いた(tilted)状態の投射型ディスプレイ装置の構成図である。
図3A及び図3Bに示すように、投射型ディスプレイ装置は、照明光学系を経て照射される光の信号を受けて映像を表示するためのイメージ素子35と、イメージ素子35の映像信号を出射するプリズム34と、プリズム34を経て垂直な方向に入射する信号をスクリーンに投射し、映像を拡大投射する投射レンズ31と、から構成され、イメージ素子35と投射レンズ34との間において投光体として働くダミーガラス32と、該ダミーガラス32を駆動するためのモーター33を有する変位器がさらに備えられる。
このとき、イメージ素子35は、LCDまたはDMDとすることが好ましい。
また、ダミーガラス32は、図7に示すように、回転中心71から偏心(Decenter)したモーターボス(Motor Boss)72を備えてなるモーターである偏心カムによって駆動され、画素間の間隔を視覚的に除去する機能を行う。その原理は、次の通りである。
図3Aは、ダミーガラス32が水平な状態を示すもので、このようにダミーガラス32が水平の場合には、ピクセル状態が、図4Aに示すように画素と画素間の離隔距離dx,dyを有する。
そして、偏心カムの回転によってダミーガラス32が傾き図3Bの状態になると、スクリーン上に結像されるピクセルの状態は、図4Bに示すように画素が少なくとも一方向に一定距離移動した状態を有する。
このとき、図4Bのように画素が移動する一定距離は、隣り合う画素との距離dx,dyよりは小さい距離を有することが好ましい。なぜなら、画素の移動によって隣り合う画素と画素間の間隔を減らし画質の解像度が増加する効果が発生するが、画素の移動によって隣り合う画素同士が重なると、相互干渉によって画質の悪化につながるためである。
このように、図4A乃至4Cに示すように、プロジェックションシステム(Projection System)の画素と画素間の間隔が画質を悪化させることを抑えるために、イメージ素子35と投射レンズ34との間にダミーガラス32を構成し、投射レンズ34に入射する映像のうち、隣り合う画素に影響を与えない範囲内で画素を周期的に上下、左右に移動させ視覚的に画素間隔をなくすようにしている。
これは、屈折の法則によって説明されるもので、図5に示すように、dxだけの距離を移動させるために計算された‘A’の角度だけダミーガラス32が傾くようにすることによって可能になる。
ここで、角度‘A’は、変位器の厚さ、変位器の傾いた角度(光の入射角)、及び変位器の屈折率によって計算され、スクリーンにおける入射角の変位程度は、計算された‘A’によって決定される。
なお、変位器がどの位置にあるかによっても、ダミーガラス32の傾きが異なってくる。
図5は、ダミーガラスの屈折率による画素移動距離dxを示す構成図である。
図5におけるような原理を用いて、ダミーガラス32が、図3A及び図3Bの状態を1フレームの間に速く反復すると、人間の視覚ではこれが区分できず、図4Cの状態に画面を認知する。
すなわち、本発明による投射型ディスプレイ装置は、イメージ素子と投射レンズとの間に構成されるダミーガラス32の反復的な回転移動によって、画素間の間隔による画質低下を抑え、解像度を高めるようしたものである。
このとき、ダミーガラス32の瞬間的な反復移動は、本明細書では、モーターの駆動によってなされる例を挙げているが、これに限定されす、ダミーガラス32を1フレームの間に瞬間的に反復移動できる駆動装置はいずれも使用可能である。
モーターを用いてダミーガラスを駆動する実施例について説明すると、次の通りである。
図6は、本発明によるダミーガラス駆動装置の構成図であり、図7は、本発明によるダミーガラス駆動のためのモーターの構成図である。
図7に示すように、偏心カムは、回転中心71から偏心したモーターボス72と、モーターとで構成される。
このように、偏心カムが、モーターの回転中心71からモーターボス72が偏心することによって回転すると、モーターボス72は、dc量だけ回転運動をするようになる。
このように構成されたモーターが、図6のモーターボス長穴挿入部64にはめ込まれた状態でモーターが駆動するとき、長穴挿入の垂直方向には、モーターボスが逃げる余裕空間があり、モーターボスの回転がダミーホルダー(Dummy Holder)65の変位に影響を与えない。
しかし、水平方向には自由度がないため、結局としてモーターボス72によって押されてダミーホルダー回転基準ボス66を回転軸として回り、A角度だけ往復運動する。
ここで、ダミーホルダー回転基準ボス66は、基準ホルダー63のダミーホルダー回転基準穴67に締付けられ、ダミーガラス61は、ダミーホルダー65に結合される。
具体的に、ダミーホルダー65には、ダミーガラス61がはめ込まれて結合され、ダミーガラス61が結合されたダミーホルダー65は、その上下面端部にそれぞれ備えられたダミーホルダー回転基準ボス66が、これらに対応して基準ホルダー63に形成されたダミーホルダー回転基準穴67に挿入され、ダミーホルダー65の一側面上には、水平方向に比べて垂直方向への距離がより遠い長方形のモーターボス長穴挿入部64が形成されている。
そして、ダミーホルダー65のモーターボス長穴挿入部64には、モーターの回転中心に対して偏心したモーターボス72が挿入し結合される。
これにより、モーターボス長穴挿入部64に結合された状態でモーターが駆動すると、偏心したモーターボス72は、基準ホルダー63を基準にダミーホルダー65が水平方向に回動させる。
このように投光体のダミーガラス61の駆動装置が構成されると、ダミーガラスの駆動によって視覚的に画素が移動して実際的には視聴者が図4Cのように画面を認識するようになる。
このように、本発明の実施例では、ダミーガラス61の駆動装置が、基準ホルダー63を基準に一方向である水平方向に駆動されるものとされているが、簡単な駆動装置の構造変更だけで垂直にすることも可能である。すなわち、画像表示素子の特性に応じて適宜に構成すれば良い。
例えば、画素の移動を図4AにおいてX軸方向の画素間隔dxのみをなくすものではなく、ダミーガラス61が反復的回転移動する方向性によってy軸方向の画素間隔dyをなくすこともでき、また、x,y軸の画素間隔dx,dyと共に画素の対角線に位置する画素間間隔に至るまで全ての方向の画素間隔をなくすことができる。
このようにダミーガラス61が傾く方向性を変化させるための方法には、次のような実施例が挙げられる。
まず、図6のように構成されるダミーガラス61を一つのみ使用しながら、モーターの駆動を通じてダミーガラス61の傾きを様々な方向性を有するように変化させる方法であって、次の2通りが考えられる。
第一に、ダミーガラス61の傾きを変化させるモーターボス長穴挿入部64の形状を、モーターボス72が逃げうるような余裕空間を有するように、図6のように垂直方向だけでなく、水平方向にもモーターボス72が逃げうるように余裕空間をさらに形成することによって、基準ホルダー63を基準に水平または垂直のうち少なくと1以上の方向性を有するようにダミーガラス61の傾きを変化させることが可能になる。このとき、モーターボス長穴挿入部64は、モーターの回転によってモーターボス72が連続して動くことから、滑らかな曲線形態を有するように構成することが好ましい。
第二に、ダミーガラス61の傾きを変化させるモーターボス長穴挿入部64を、ダミーホルダーに互いに平行にならないように少なくとも2個以上形成し、それぞれ形成されたモーターボス長穴挿入部64に、モーターの回転中心71から偏心したモーターボス72がそれぞれはめ込まれるように構成する。そして、ダミーガラス61の傾き変化に相応して複数個のモーター駆動を制御することによって、少なくとも一つの方向性を有するようにダミーガラス61の傾きを変化させることが可能になる。
このとき、ダミーホルダーに互いに平行にならないように形成されるモーターボス長穴挿入部64は、該当のモーターが駆動される際にダミーガラス61が互いに異なる傾きに変化されるように、モーターボス72が逃げられるような余裕空間をそれぞれ異なる形状にし、好ましくは、ダミーガラス61が互いに直角の傾きを有するようにモーターボス長穴挿入部64の形状を形成すると良い。
それ以外にも、ダミーガラス及びモーターを少なくとも2以上構成し、それらダミーガラスが相異なる傾きを有するように独立的に駆動させ、2つのダミーガラスを通じて屈折される屈折率を計算し、スクリーンに表示される映像の画素と隣り合う画素間の間隔を減らして画質の解像度を増加させても良い。
以上説明してきた内容から、当業者なら本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更及び修正が可能であることは明らかである。したがって、本発明の技術的範囲は、上記実施例に記載された内容に限定されるものではなく、添付する特許請求の範囲によって定められるべきものである。
LCDを用いる投射型ディスプレイ装置の構成図である。 DMDを用いる投射型ディスプレイ装置の構成図である。 DMDを用いる投射型ディスプレイ装置の構成図である。 ダミーガラスが水平状態の本発明による投射型ディスプレイ装置の構成図である。 ダミーガラスが偏心カムによって駆動された状態の本発明による投射型ディスプレイ装置の構成図である。 本発明によるダミーガラスの駆動によって使用者に認識される画素の状態を示す構成図である。 本発明によるダミーガラスの駆動によって使用者に認識される画素の状態を示す構成図である。 本発明によるダミーガラスの駆動によって使用者に認識される画素の状態を示す構成図である。 ダミーガラスの屈折率による画素の移動距離を示す構成図である。 本発明によるダミーガラス駆動装置の構成図である。 本発明によるダミーガラス駆動のためのモーターの構成図である。
符号の説明
31 投射レンズ
32 ダミーガラス
33 モーター
34 プリズム
35 イメージ素子

Claims (38)

  1. 光源と、
    前記光源から照射される光と、入力された映像信号を用いて映像を形成するイメージ素子と、
    前記イメージ素子に形成された映像を、スクリーンに拡大投射する投射レンズと、
    前記イメージ素子とスクリーンとの間に配置され、スクリーンに拡大投射される光の入射角度を周期的に変更する変位器(angle shifter)と、
    を備えて構成されることを特徴とする、投射型ディスプレイ装置。
  2. 前記変位器は、
    反復的回転移動を通じて前記スクリーンに拡大投射される光の入射角度を周期的に変更する光変位板と、
    前記光変位板を反復的回転移動させる偏心カムと、
    を備えて構成されることを特徴とする、請求項1に記載の投射型ディスプレイ装置。
  3. 前記光変位板は、光が透過する投光物質から構成されることを特徴とする、請求項2に記載の投射型ディスプレイ装置。
  4. 前記偏心カムは、
    回転駆動するモーターと、
    前記モーターの回転中心から偏心(decenter)し、前記光変位板が取り付けられるモーターボスと、を備えてなることを特徴とする、請求項2に記載の投射型ディスプレイ装置。
  5. 前記変位器は、光の反射、光の屈折または光の散乱のうち少なくとも一つを用いて、スクリーンに入射する光の入射角度を変更することを特徴とする、請求項1に記載の投射型ディスプレイ装置。
  6. 前記変位器で変更される光の入射角度は、スクリーンに入射する映像に使用される各画素と該画素との隣り合う画素間の間隔の距離以内に光が移動可能な角度であることを特徴とする、請求項1に記載の投射型ディスプレイ装置。
  7. 前記変位器で周期的に変更される光の入射角度は、前記スクリーンを基準に水平または垂直のうち少なくとも一方向に変更されることを特徴とする、請求項1に記載の投射型ディスプレイ装置。
  8. 前記変位器は、
    偏心カムによってスクリーンに入射する光の入射角度が周期的に変更されるように所定角度だけ傾いた位置に反復的回動する光変位板と、
    前記光変位板を駆動するために、前記光変位板が結合されるダミーホルダーと、
    前記ダミーホルダーの上下面端部にそれぞれ備えられたダミーホルダー回転基準ボスと、
    前記ダミーホルダー回転基準ボスが挿入されるダミーホルダー回転基準穴を有する基準ホルダーと、
    前記ダミーホルダーの一側面上に、水平方向に比べて垂直方向への距離がより遠い長方形に形成され、モーターボスが結合されるモーターボス長穴挿入部と、を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の投射型ディスプレイ装置。
  9. 前記光変位板は、光の進行方向に対して垂直の位置と、イメージ素子の画素間の離隔距離だけ視覚的に画素を移動させうる角度だけ傾いた位置を反復的に回動することを特徴とする、請求項8に記載の投射型ディスプレイ装置。
  10. 前記偏心カムは、前記光変位板を駆動するために回転中心から偏心したモーターボスを有するモーターを備えることを特徴とする、請求項8に記載の投射型ディスプレイ装置。
  11. 前記偏心する大きさは、光変位板の移動距離と比例することを特徴とする、請求項10に記載の投射型ディスプレイ装置。
  12. 光源として用いられるランプと、
    前記ランプから出射される光を分離/変調/集光する照明系と、
    前記照明系で集光された光に対して各画素別に光の透過度を決定するLCDパネルと、
    前記LCDパネルに入射したそれぞれのR,G,Bの光を合成して画像を表示するダイクロイックプリズムと、
    前記ダイクロイックプリズームで合成され表示される画像をスクリーンに拡大投射する投射レンズと、
    前記LCDパネルとスクリーンとの間に配置され、スクリーンに拡大投射される光の入射角度が周期的に変更されるように駆動し、スクリーンに拡大投射される画像による各画素間の離隔部分を視覚的に減らす変位器と、
    を備えて構成されることを特徴とする、投射型ディスプレイ装置。
  13. 前記変位器は、スクリーンと投射レンズとの間に構成されることを特徴とする、請求項12に記載の投射型ディスプレイ装置。
  14. 前記変位器は、ダイクロイックプリズムと投射レンズとの間に構成されることを特徴とする、請求項12に記載の投射型ディスプレイ装置。
  15. 前記変位器は、LCDパネルとダイクロイックプリズムとの間に構成されることを特徴とする、請求項12に記載の投射型ディスプレイ装置。
  16. 前記変位器は、光の反射、光の屈折または光の散乱のうち少なくとも一つを用いることを特徴とする、請求項12に記載の投射型ディスプレイ装置。
  17. 前記変位器で変更される光の入射角度は、スクリーンに入射する映像に用いられる各画素とその画素の隣接する画素間間隔の距離以内に光が移動可能な角度であることを特徴とする、請求項12に記載の投射型ディスプレイ装置。
  18. 前記変位器で周期的に変更される光の入射角度は、前記スクリーンを基準に水平または垂直のうち少なくとも1方向に変更されることを特徴とする、請求項12に記載の投射型ディスプレイ装置。
  19. 前記変位器は、
    偏心カムによってスクリーンに入射される光の入射角度が周期的に変更されるように所定角度だけ傾いた位置に反復的に回動する光変位板と、
    前記光変位板の駆動のために、前記光変位板が結合されるダミーホルダーと、
    前記ダミーホルダーの上下面端部にそれぞれ備えられたダミーホルダー回転基準ボスと、
    前記ダミーホルダー回転基準ボスが挿入されるダミーホルダー回転基準穴を有する基準ホルダーと、
    前記ダミーホルダーの一側面上に、水平方向に比べて垂直方向への距離がより遠い長方形に形成され、モーターボスが結合されるモーターボス長穴挿入部と、を備えてなることを特徴とする、請求項12に記載の投射型ディスプレイ装置。
  20. 前記光変位板は、光が透過する投光物質からなることを特徴とする、請求項19に記載の投射型ディスプレイ装置。
  21. 前記光変位板は、光の進行方向に対して垂直の位置と、イメージ素子の画素間の離隔距離だけ視覚的に画素を移動させうる角度だけ傾いた位置を反復的に回動することを特徴とする、請求項19に記載の投射型ディスプレイ装置。
  22. 前記偏心カムは、光変位板を駆動するために、回転中心から偏心したモーターボスを有するモーターを備えることを特徴とする、請求項19に記載の投射型ディスプレイ装置。
  23. 前記偏心する大きさは、光変位板の移動距離に比例することを特徴とする、請求項22に記載の投射型ディスプレイ装置。
  24. 光源として用いられるランプと、
    前記ランプから出射される光を分離/変調/集光する照明系と、
    前記照明系で集光された光を適当な大きさに結像させ、次の段に位置する画像表示素子のDMDの表示面に均質な光分布を提供するTIRプリズムと、
    前記DMDで表示される画像をスクリーンに拡大投射する投射レンズ(Projection Lens)と、
    前記DMDとスクリーンとの間に位置し、スクリーンに拡大投射される光の入射角度が周期的に変更されるように駆動し、スクリーンに拡大投射される画像による各画素間の離隔部分を視覚的に減らす変位器と、
    を備えて構成されることを特徴とする、投射型ディスプレイ装置。
  25. 前記変位器は、スクリーンと投射レンズとの間に構成されることを特徴とする、請求項24に記載の投射型ディスプレイ装置。
  26. 前記変位器は、TIRプリズームと投射レンズとの間に構成されることを特徴とする、請求項24に記載の投射型ディスプレイ装置。
  27. 前記変位器は、DMDとTIRプリズームとの間に構成されることを特徴とする、請求項24に記載の投射型ディスプレイ装置。
  28. 前記変位器は、光の反射、光の屈折または光の散乱のうち少なくとも一つを用いることを特徴とする、請求項24に記載の投射型ディスプレイ装置。
  29. 前記変位器で変更される光の入射角度は、スクリーンに入射する映像に用いられる各画素とその画素の隣接する画素間間隔の距離以内に光が移動可能な角度であることを特徴とする、請求項24に記載の投射型ディスプレイ装置。
  30. 前記変位器で周期的に変更される光の入射角度は、前記スクリーンを基準に水平または垂直のうち少なくとも1方向に変更されることを特徴とする、請求項24に記載の投射型ディスプレイ装置。
  31. 前記変位器は、
    偏心カムによってスクリーンに入射する光の入射角度が周期的に変更されるように所定角度だけ傾いた位置に反復的に回動する光変位板と、
    前記光変位板を駆動するために、前記光変位板が結合されるダミーホルダーと、
    前記ダミーホルダーの上下面端部にそれぞれ備えられたダミーホルダー回転基準ボスと、
    前記ダミーホルダー回転基準ボスが挿入されるダミーホルダー回転基準穴を有する基準ホルダーと、
    前記ダミーホルダーの一側面上に、水平方向に比べて垂直方向への距離がより遠い長方形に形成され、モーターボスが結合されるモーターボス長穴挿入部と、を備えてなることを特徴とする、請求項24に記載の投射型ディスプレイ装置。
  32. 前記光変位板は、光が透過する投光物質からなることを特徴とする、請求項31に記載の投射型ディスプレイ装置。
  33. 前記光変位板は、光の進行方向に対して垂直の位置と、イメージ素子の画素間の離隔距離だけ視覚的に画素を移動させうる角度だけ傾いた位置を反復的に回動することを特徴とする、請求項31に記載の投射型ディスプレイ装置。
  34. 前記偏心カムは、光変位板を駆動するために、回転中心から偏心したモーターボスを有するモーターを備えることを特徴とする、請求項31に記載の投射型ディスプレイ装置。
  35. 前記偏心する大きさは、光変位板の移動距離に比例することを特徴とする、請求項34に記載の投射型ディスプレイ装置。
  36. 光源から照射される光と、入力された映像信号を用いて映像を形成する段階と、
    前記形成された映像の進行経路を1フレームの間にイメージ素子の各画素間の離隔範囲内で周期的に変更する段階と、
    前記周期的に進行経路が変更される映像をスクリーンに拡大投射する段階と、
    を備えることを特徴とする、投射型ディスプレイ方法。
  37. 前記周期的な進行経路の変更は、光の反射、光の屈折または光の散乱のうち少なくとも一つを用いてなることを特徴とする、請求項36に記載の投射型ディスプレイ方法。
  38. 前記周期的な進行経路の変更は、特定画素の上・下・左・右のうち少なくとも一方向に変更することを特徴とする、請求項36に記載の投射型ディスプレイ方法。
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