JP2007516016A - 管腔臓器へ挿入するためのチューブ状装置およびその製造方法 - Google Patents

管腔臓器へ挿入するためのチューブ状装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】人間を含む動物の管腔臓器へ挿入するための装置、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】装置は、第1直径と、近位部と、第1開口を含むように形成した遠位部と、を有する第1チューブ状部材を含む。装置は、第2直径を有し、かつ第2開口を含むように形成した近位部と、前記直径を有する遠位部と、を含むチューブ状アクセスアセンブリをさらに含み、そしてそこでアクセスアセンブリのその遠位部は第1チューブ状部材の近位部に連続して取り付けられ、そしてそこで第2直径は第1直径よりも大きいか、またはそれに等しい。装置は、第1チューブ状部材の遠位部の周りに配置した可膨張式内部保持アセンブリをさらに含み、そしてそこでその可膨張式保持アセンブリはフッ素化シロキサン・エラストマーから成る。
【選択図】図1A

Description

本発明は、人間を含む動物の管腔臓器へ挿入するためのチューブ状装置に関する。いくつかの実施形態では、本発明は胃チューブを含む。いくつかの実施形態では、本発明は経鼻胃チューブを含む。いくつかの実施形態では、本発明は空腸チューブを含む。
1つ以上のチューブを含む医療装置が、人間を含む動物の1つ以上の管腔臓器へ流体を導入するために、および/または、そこから流体を抜くために使用される。例えば、胃腸栄養補給装置は、栄養を経口で取ることができない、長期にわたってチューブから栄養を与えられる患者にしばしば使用される。そのような胃腸栄養補給装置は胃瘻チューブに相互に連結した栄養源を含む。
胃瘻チューブの一端が通常は患者の腹壁に形成した瘻孔を通して患者の胃へ挿入される。その挿入された端部は内部保持アセンブリを含む。内部保持アセンブリは、臓器壁および腹壁を内部保持アセンブリと外部保持アセンブリとの間に捕捉することによって、挿入された胃瘻チューブを所定の位置に保持し、外部保持アセンブリは「巻きバリア」と呼ばれることもあり、患者の外部腹壁の外側にある胃瘻チューブの周りに配置される。1つ以上の管腔を含む中空チューブ状部材がそれぞれの保持アセンブリを貫通する。チューブ状部材は、栄養源に連結した栄養補給セットと患者の胃腸管との間に流体経路を設ける。
胃瘻チューブは「G」チューブと呼ばれることもある。経鼻胃チューブは異なる装置を含む。経鼻胃チューブは、鼻孔、鼻咽頭、中咽頭、および食道を貫通し、胃に達する。経鼻胃チューブは「NG」チューブと呼ばれることもある。空腸チューブは内視鏡技術を用いて小腸内に配置するように設計される。空腸チューブは「J」チューブと呼ばれることもある。NGチューブ、Gチューブ、およびJチューブの長さが異なる。これらの種々の装置は、さまざまな入力ポート、さまざまな入力ポート設計、さまざまな数の管腔などを含むことがある。それにもかかわらず、これらの種々の装置のそれぞれは、一般に内部保持アセンブリを含む。
先行技術による装置では、そのような内部保持アセンブリは、通常は、例えばポリジメチルシロキサンのような、シリコーン・エラストマーから形成した可膨張式バルーン型アセンブリを含む。チューブが管腔臓器へ挿入された後に、内部保持アセンブリは膨らまされて、チューブを管腔臓器内に固定する。したがって、膨張した内部保持アセンブリは種々の体液に連続してさらされる。例えば、胃チューブが患者の胃の中に配置される場合は、膨張した内部保持アセンブリは0.9程度の低いpHを有する流体に連続してさらされる。
必要なものは、胃チューブ、経鼻胃チューブ、空腸チューブなどであろうとなかろうと、体液に対する増大した抵抗力、より具体的にいえば、患者の胃の中に見つけられる酸性流体に対する増大した抵抗力を有する可膨張式内部保持アセンブリを含む、管腔臓器へ挿入するための装置である。出願人らの発明は、人間を含む動物の管腔臓器へ挿入するために形成した種々のチューブ状アセンブリに、フッ素化シロキサン・エラストマーから成る可膨張式内部保持アセンブリを配置することによって、この要求を満たす。
出願人らの発明は、人間を含む動物の管腔臓器へ挿入するための装置を含む。出願人らの装置は、第1直径と、近位部と、第1開口を含むように形成した遠位部と、を有するチューブ状部材を含む。出願人らの装置は、第2直径を有し、かつ第2開口を含むように形成した近位部と、第1直径を有する遠位部と、を含むチューブ状アクセスアセンブリをさらに含み、そしてそこでアクセスアセンブリのその遠位部はチューブ状部材の近位部に連続して取り付けられ、そしてそこで第2直径は第1直径よりも大きいか、またはそれに等しい。
出願人らの装置は、チューブ状部材の遠位部の周りに配置した可膨張式内部保持アセンブリをさらに含み、そしてそこでその可膨張式保持アセンブリはフッ素化シロキサンから成る。チューブ状部材と組み合わせたチューブ状アクセスアセンブリは、第1開口および第2開口を相互接続する管腔を規定する。
本発明は、同じ参照番号が同じ要素を示すために使用される図面を併用して行われる、次の詳細な説明を読むことによって、より良く理解されるであろう。
本発明は胃チューブに具体化して説明されるであろう。しかしながら、本願明細書の発明は胃瘻チューブ、NGチューブ、Gチューブ、Jチューブなどに適用され得るので、出願人らの発明の次の説明はその発明を胃チューブだけに限定するように意図されていない。
出願人らの装置の一実施形態は胃チューブを含む。出願人らの胃チューブは可膨張式内部保持アセンブリを含む。そのような膨張したアセンブリは「バルーン」と呼ばれることもある。出願人らの内部保持アセンブリは、出願人らの装置の遠位端、すなわち挿入可能な端部の周りに配置した可膨張式の環状フッ素化シロキサンを含む。この内部保持アセンブリがしぼんだ場合に、出願人らの装置の遠位端は、チューブ状部材自体の直径のそれにほぼ等しい直径を有する。したがって、しぼんだ場合に、出願人らの装置は安全かつ便利に患者へ挿入されたり、患者から取り外されたりする。例えば胃への挿入後、そして膨張後、内部保持アセンブリは、胃チューブの患者からの故意でない取り外しを防止する拡大した形をとり、それによって栄養源と患者との間のスムーズな流体連通を可能にする。
さて、図1Aを参照すると、出願人らの胃チューブ100は、内部保持アセンブリ110、直径128を成すチューブ状部材120、アクセスアセンブリ130、および外部保持アセンブリ150を含む。チューブ状部材120は近位部122および遠位部124を含む。遠位部124は開口126を含むように形成される。
アクセスアセンブリ130は近位部132および遠位部134を含む。遠位部134は直径128を有し、第1チューブ状部材120の近位部122に連続して取り付けられる。近位部132は直径138を有し、開口136を含むように形成される。アクセスアセンブリ130と組み合わせた第1チューブ状部材120は、開口136および開口126を相互接続する第1管腔160を規定する。装置100が患者の胃へ挿入される場合に、流体が管腔160、開口126、および開口136を通して胃の中へ導入されるか、あるいは胃から取り出されることがある。
巻きバリア150はフランジ152を含む。巻きバリア150が部材120に沿って摺動して動かされ得るように、巻きバリア150はチューブ状部材120の周りに動けるように配置される。いくつかの実施形態では、巻きバリア150はポリウレタンから形成される。いくつかの実施形態では、外部保持アセンブリ150は天然ゴムから形成される。いくつかの実施形態では、巻きバリア150は可塑化ビニル・ポリマーから形成される。いくつかの実施形態では、巻きバリア150は非フッ素化シロキサンから形成される。
チューブ状部材120は長さ162を有する。いくつかの実施形態では、長さ162は、例えばいくつかの「低背型」NGチューブの実施形態では1インチ未満であり、いくつかのJチューブの実施形態では約55インチまである。いくつかの実施形態では、長さ162は約6インチと約9インチとの間にある。いくつかの実施形態では、長さ162は約7インチである。アクセス部130は長さ139を有する。いくつかの実施形態では、長さ139は約1.5インチと約3インチとの間にある。いくつかの実施形態では、長さ139は約2.25インチである。
いくつかの実施形態では、チューブ状部材120はポリウレタンから形成される。いくつかの実施形態では、チューブ状部材120は天然ゴムから形成される。いくつかの実施形態では、チューブ状部材120は可塑化ビニル・ポリマーから形成される。いくつかの実施形態では、チューブ状部材120は非フッ素化シロキサンから形成される。
装置100は管腔160内に配置したチューブ状部材170をさらに含む。いくつかの実施形態では、チューブ状部材170はポリウレタンから形成される。いくつかの実施形態では、チューブ状部材170は天然ゴムから形成される。いくつかの実施形態では、チューブ状部材170は可塑化ビニル・ポリマーから形成される。いくつかの実施形態では、チューブ状部材170は非フッ素化シロキサンから形成される。
チューブ状部材170は、逆止め弁140を含み、かつ開口175を含むように形成した近位部178を含み、そしてそこで逆止め弁140は開口175に隣接して配置される。近位部178はアクセスアセンブリ130を貫通し、外側へ延びる。
チューブ状部材170は閉じた端部176を含む遠位部172をさらに含み、そしてそこで遠位部172は、閉じた端部176に隣接して開口174を含むように形成される。閉じた端部176は開口126に隣接して配置される。いくつかの実施形態では、閉じた端部176は、バリウムを含む材料のような、放射線不透過性材料を含む。チューブ状部材170は、開口174および開口175を相互接続する第2管腔171を包囲する。
図1Bおよび1Cを参照すると、いくつかの実施形態では、チューブ状部材170は図1Bに示すようにチューブ状部材120内に配置される。いくつかの実施形態では、チューブ状部材170は図1Cに示すようにチューブ状部材120の外に配置される。いくつかの実施形態では、出願人らの装置は、チューブ状部材120内に配置した1つ以上のチューブ状部材、および/またはチューブ状部材120の外に配置した1つ以上のチューブ状部材を含む。
図2を参照すると、1つ以上の膨張流体220を開口175を通って、逆止め弁140を通り、チューブ状部材170を通り、開口174を通って、内部保持アセンブリ110へ導入することによって、アセンブリ110は大きさが増加する、すなわち膨張して、膨張したアセンブリ210を形成する。逆止め弁140は、例えば、1つ以上の膨張流体が開口175に注入され、開口174から外側へ流れることを可能にするが、それらの流体が逆方向に、すなわち開口175から外側へ流れることを不可能にする。
そのような膨張流体は、例えば、空気のような1つ以上の気体、水、生理食塩水のような1つ以上の液体などを含む。膨張したアセンブリ210の直径が、開口175を通って導入された流体220の容積によって決定される。膨張した内部保持アセンブリ210は直径230および長さ240を有する。いくつかの実施形態では、直径230は約1インチと約3インチとの間にある。いくつかの実施形態では、長さ240は約1インチと約6インチとの間にある。いくつかの実施形態では、膨張した保持アセンブリ210の壁は約0.005インチと約0.2インチとの間の厚さを有する。
実際に使用する場合に、膨張した内部保持アセンブリ210を含む、出願人らの胃チューブの遠位部は患者の胃の中に続けて配置されたままである。したがって、膨張した内部保持アセンブリ210は胃液に連続してさらされる。そのような胃液はペプシン、塩酸、ムチン、および少量の種々の無機塩類を含む。この胃液は極度に酸性であり、通常約0.9と約1.5との間のpHを有する。
1つのチューブを取り出し交換用チューブを挿入する際に患者の苦痛を最小限に抑えるために、胃チューブを出来るだけ長い期間所定の位置にそのままにしておくことが望ましい。実際問題として、かかる胃チューブの有用寿命が膨張した内部保持アセンブリ210の機械的強度によって決定される。かかる膨張した内部保持アセンブリは、機械的ストレスおよび化学的ストレスの両方に連続してさらされる。
先行技術による可膨張式内部保持アセンブリは、通常、ポリジメチルシロキサンIのようなエラストマー・シロキサン材料を含む。
Figure 2007516016
いくつかの実施形態では、かかる先行技術による内部保持アセンブリは、オリゴマー・ジメチルシロキサンIから形成される架橋エラストマーを含む。「オリゴマー」シロキサンまたは「オリゴマー」フッ素化シロキサンによって、出願人らは、一定の容積を有するが、一定の形状を有しないシロキサン/フッ素化シロキサン、すなわち室温における液体を表す。「フッ素化シロキサン」によって、出願人らは、交互の酸素原子および珪素原子を含む材料、すなわちシロキサンを表し、そしてそれらの珪素原子の1つ以上が、複数の炭素原子を含むペンデントアルキル鎖と共有結合し、そこではそれらのペンデント炭素原子の少なくとも1つが1つ以上のフッ素原子と共有結合する。
出願人らは、フッ素化シロキサンから形成された膨張した内部保持アセンブリ210が、酸に対して増大した抵抗性を有し、それによって出願人らの装置に増長した有用寿命を与えることが分かった。いくつかの実施形態では、出願人らの内部保持アセンブリ110/210はエラストマー・トリフルオロプロピルメチルシロキサンIIを含み、そこではR1が、アルキル基、アルコキシ基、芳香族基、ビニル基、アルケニル基、オキシアルケニル基[−O−(CH−CH=CH]からなる群から選択され、そしてR2が、アルキル基、アルコキシ基、芳香族基、ビニル基、アルケニル基、およびオキシアルケニル基からなる群から選択される。いくつかの実施形態では、R1およびR2は同じである。いくつかの実施形態では、R1およびR2は異なる。「エラストマー」または「エラストマー材料」によって、出願人らは、ASTM 試験D412を用いて室温で百パーセント(100%)以上の伸長を有する材料を表す。
いくつかの実施形態では、出願人らの内部保持アセンブリ110は、オリゴマー・トリフルオロプロピルメチルシロキサンIIから形成される架橋フッ素化エラストマーを含む。
Figure 2007516016
出願人らの内部保持アセンブリ110が、エラストマー・トリフルオロプロピルメチルシロキサンIIを成型することによって形成されるか、またはオリゴマー・トリフルオロプロピルメチルシロキサンIIを架橋し、成型することによって形成される実施形態では、出願人らの内部保持アセンブリは、トリフルオロプロピルメチルシロキサン・リピートユニットIIAを含むフッ素化シロキサンを含む。
Figure 2007516016
いくつかの実施形態では、出願人らの胃チューブは、例えば、エラストマー・シロキサンIIのような、1つ以上のフッ素化シロキサンと組み合わせた、ポリジメチルシロキサンIのような、1つ以上のジアルキル・シロキサンの混合物から成る可膨張式内部保持アセンブリを含む。いくつかの実施形態では、出願人らの胃チューブは、オリゴマーIIのような、フッ素化オリゴマー・シロキサンと組み合わせた、オリゴマー・シロキサンIのような、オリゴマー・ジアルキル・シロキサンの混合物を用いて形成される可膨張式内部保持アセンブリを含み、そこではR1およびR2は上述のようであり、そして(n)は10以下である。いくつかの実施形態では、ジアルキル・シロキサン・オリゴマー/エラストマーの重量パーセントは、約0重量パーセントと約99重量パーセントとの間にあり、フッ素化シロキサン・オリゴマー/エラストマーの重量パーセントは、約1重量パーセントと約100重量パーセントとの間にある。表1は、エラストマー・シロキサンIおよびエラストマー・シロキサンIIの列挙した重量パーセントを含む配合A〜Sを要約する。
Figure 2007516016
いくつかの実施形態では、出願人らの胃チューブは、ジアルキル・シロキサン・リピートユニットおよびフッ素化シロキサン・リピートユニットを有する共重合体を含む可膨張式内部保持アセンブリを含む。いくつかの実施形態では、出願人らの胃チューブは、シロキサン共重合体IIIから成る可膨張式内部保持アセンブリを含む。
Figure 2007516016
いくつかの実施形態では、共重合体IIIはランダム共重合体を含み、そこでは1つ以上のトリフルオロプロピルメチルシロキサン・リピートユニットIIAが、共重合体III内にランダムに分布する。「共重合体III内のランダムな分布」によって、出願人らは、共重合体IIIは全体にわたって分散した複数のリピートユニットIIAを含むことを表し、そしてそこで各リピートユニットIIAは2つのリピートユニットIAの間に配置される。
Figure 2007516016
いくつかの実施形態では、共重合体IIIはブロック共重合体を含む。いくつかの実施形態では、(m)は約10である。いくつかの実施形態では、(m)は約10以上である。いくつかの実施形態では、(m)は約10以下である。いくつかの実施形態では、(n)は約10である。いくつかの実施形態では、(n)は約10以上である。いくつかの実施形態では、(n)は約10以下である。
いくつかの実施形態では、出願人らの装置は、LS5−8725という商品名でダウコーニング(Dow Corning)によって販売されている、フッ素化シロキサン・オリゴマーから形成した可膨張式内部保持アセンブリ110を含む。いくつかの実施形態では、内部保持アセンブリ110はLS5−8725から形成され、そこではLS5−8725はオリゴマー・シロキサンIIを含み、そこではR1およびR2はビニル、すなわち−CH=CHであり、そしてそこでは(n)は3である。これらの実施形態では、内部保持アセンブリ110は、約37重量パーセントのフッ素原子を含むフッ素化シロキサン・エラストマーから本質的に成る。これらの実施形態では、出願人らの内部保持アセンブリ110は少量の酸化防止剤、成形助剤などを含むことがある。
図3は、出願人らの装置を製造するために用いる工程を要約する。工程305で、出願人らの方法はフッ素化シロキサン・オリゴマーまたはエラストマーを準備する。いくつかの実施形態では、工程305は構造IIを有するオリゴマーを準備する工程を含む。いくつかの実施形態では、工程305は構造IIIを有するオリゴマーを準備する工程を含む。いくつかの実施形態では、工程305は構造IIを有するエラストマーを準備する工程を含む。いくつかの実施形態では、工程305は構造IIIを有するエラストマーを準備する工程を含む。
工程310で、出願人らの方法はチューブ状部材120を形成する。いくつかの実施形態では、工程310は、非フッ素化シロキサン・オリゴマー/エラストマーからチューブ状部材120を成形する工程を含む。いくつかの実施形態では、工程310は、第1管腔160および第2管腔171のような、少なくとも2つの管腔を含むチューブ状部材を形成する工程を含む。
工程320で、出願人らの方法はアクセスアセンブリ130を形成する。いくつかの実施形態では、工程320はアクセスアセンブリ130を成形する工程を含む。いくつかの実施形態では、アクセスアセンブリ130はチューブ状部材120の上に重ねて成形される。
工程330で、出願人らの方法は可膨張式のフッ素化内部保持アセンブリ110を形成する。いくつかの実施形態では、工程330はフッ素化エラストマーを成形して内部保持アセンブリ110を形成する工程を含む。いくつかの実施形態では、工程330は可膨張式内部保持アセンブリ110を封入成形する工程を含む。いくつかの実施形態では、工程330は他の成形プロセスを用いる工程を含む。
いくつかの実施形態では、工程330は、硬化剤と組み合わせた、オリゴマーIIまたはオリゴマーIIIのような、フッ素化シロキサン・オリゴマーを含む成形材料を形成する工程を含む。硬化剤の量は約0重量パーセントと約1.5重量パーセントとの間にある。
いくつかの実施形態では、硬化剤は1つ以上の遷移金属を含む。いくつかの実施形態では、硬化剤はプラチナを含む。いくつかの実施形態では、硬化剤は1つ以上の過酸化物を含む。いくつかの実施形態では、硬化剤はビス−(2、4−ジクロロベンゾイル)過酸化物を含む。
これらの成形材料の実施形態では、工程330は出願人らの成形材料を加熱金型に導入する工程をさらに含む。金型は約華氏125度と約華氏375度との間の温度に加熱される。いくつかの実施形態では、加熱金型のために用いる型締め圧は約5,000psiである。いくつかの実施形態では、加熱金型のために用いる型締め圧は約40,000psiである。約0psiと約10,000psiとの間のトランスファ圧力が用いられる。最大約6分の成形時間が用いられる。
加熱金型は硬化剤を活性化する。次いで活性化した硬化剤は、フッ素化シロキサン・オリゴマーII/IIIの連鎖伸長および架橋を引き起こして、架橋フッ素化シロキサン・エラストマーを形成する。
下の反応順序Iを参照すると、硬化剤が過酸化物を含み、そしてそこではフッ素化シロキサン・オリゴマーIIおよび/またはフッ素化シロキサン・オリゴマーIIIのR1およびR2部分がメチル基のようなアルキル基を含む実施形態では、過酸化物Vが反応(1)で分解して、2つのアルコキシ・ラジカルVIを形成する。反応(2)で、アルコキシ・ラジカルVIは、シロキサン・オリゴマーII/IIIのメチル基から水素原子を抽出して、高エネルギーフッ素化シロキサン・ラジカルVIIを形成する。反応(3)で、かかる高エネルギーフッ素化シロキサン・ラジカルVIIの2つが結合、すなわち連鎖伸長/架橋して、より大きい分子量の化合物VIIIを形成する。反応順序Iは複数回繰り返されて、ポリマー架橋フッ素化エラストマーを形成する。
Figure 2007516016
R3は、アルキル基、アルコキシ基、芳香族基、ビニル基、アルケニル基、オキシアルケニル基[−O−(CH−CH=CH]からなる群から選択される。R4は、アルキル基、芳香族基、およびそれの組み合わせからなる群から選択される。いくつかの実施形態では、R1、R2、およびR3は同じである。いくつかの実施形態では、R1、R2、およびR3は異なる。
反応順序IおよびIIを参照すると、硬化剤が過酸化物を含み、そしてそこではフッ素化シロキサン・オリゴマーII/フッ素化シロキサン・オリゴマーIIIのR1および/またはR2および/またはR3成分が1つ以上のビニル基を含む実施形態では、過酸化物硬化剤Vは反応(1)で分解して、2つのアルコキシ・ラジカルVIを形成する。反応(4)で、アルコキシ・ラジカルVIは、フッ素化シロキサン・オリゴマーIXのペンデント・ビニル基に添加する。反応(5)で、その高エネルギーフッ素化シロキサン・ラジカルXが、別のフッ素化シロキサン・オリゴマーII/IIIと反応して、より大きい分子量/架橋フッ素化シロキサンXIおよびアルコールを形成する。反応順序IIは複数回繰り返されて、ポリマー架橋フッ素化エラストマーを形成する。
Figure 2007516016
図3を再び参照すると、工程330は、成形内部保持アセンブリを加熱金型から取り外す工程をさらに含む。いくつかの実施形態では、出願人らの方法は、成形内部保持アセンブリが金型から取り外された後に後硬化される工程350を含む。かかる後硬化は成形直後に、または成形後数ヶ月以内に実行され得る。任意の熱発生源がかかる後硬化のために使用され得る。いくつかの実施形態では、成形内部保持アセンブリは、約華氏100度と約華氏600度との間の後硬化温度で最大約500分間後硬化される。
工程360で、出願人らの方法は、チューブ状部材120内に配置したチューブ状部材170の、遠位端176のような、遠位端を裏込めする。いくつかの実施形態では、遠位端176は放射線不透過性材料で裏込めされる。いくつかの実施形態では、放射線不透過性材料はバリウムを含む。
工程370で、出願人らの方法は、工程330で形成した内部保持アセンブリを工程310で形成した第1チューブ状部材の周りに配置する。いくつかの実施形態では、工程350は、チューブ状部材の遠位端を環状フッ素化内部保持アセンブリの中心部を通って進める工程を含む。工程380で、出願人らの方法はしぼんだフッ素化内部保持アセンブリ110を第1チューブ状部材120に付着する。工程390で、出願人らの方法は、外部保持アセンブリ150のような、摺動可能な巻きバリアをチューブ状部材120の周りに配置する。
次の例が、本発明を作り、使用し、そしてそれの好ましい実施形態をいま識別する方法を当業者にさらに示すために提示される。この例は、しかしながら、本明細書に添付した特許請求の範囲によって規定される、出願人らの発明の範囲に対する制限として意図されない。
先行技術による胃チューブが図3の方法を用いて作られ、そこでは可膨張式内部保持アセンブリ110は、R1および/またはR2がビニルであるオリゴマー・シロキサンIのような、ビニル基を末端にもつジメチル・シロキサン・オリゴマーを用いて形成された。このジメチル・シロキサンを基剤にしている内部保持アセンブリは上述の過酸化物硬化を用いて形成された。
出願人らの胃チューブ100は図3の方法を用いて作られ、そこでは可膨張式内部保持アセンブリ110は、R1および/またはR2がビニルであり、かつR3がメチルである、約37重量パーセントのフッ素原子を含むオリゴマーフッ素化シロキサンIIを用いて形成された。出願人らのフッ素化シロキサン内部保持アセンブリは上述の過酸化物硬化を用いて形成された。
可膨張式内部保持アセンブリ部分、すなわち先行技術による胃チューブおよび出願人らの胃チューブの両方の「バルーン部分」が、20mlかそれとも24mlの水で充填、すなわち膨らまされた。次いで先行技術によるチューブおよび出願人らのチューブのそれらの膨張バルーン部分は、約1.2のpHを有する模擬胃液溶剤に浸された。この模擬胃液は、2.0グラムのNaCl、3.2グラムのペプシン、および7.0mlの10%HCl溶液から成るUSP処方を用いて調整された。水が加えられて、全容積を100mlにした。
先行技術による膨張バルーンの最初の破裂の日が記載されている。さらに、全ての先行技術による膨張バルーンの故障の平均日数が決定された。表2は先行技術による胃チューブの浸し試験データを要約する。
Figure 2007516016
同様に、フッ素化膨張バルーンの最初の破裂の日が記載されている。さらに、全ての膨張フッ素化バルーンの故障の平均日数が決定された。表3は出願人らの胃チューブの浸し試験データを要約する。
Figure 2007516016
表2および3のデータが明確に示すように、フッ素化シロキサン・エラストマーIIから成る出願人らの内部保持アセンブリ110は、膨張した場合に、先行技術による装置に比べて非常に増強された耐酸性を有する。かかる増大した耐酸性は、先行技術による胃チューブに比べて出願人らの装置の増大した有用寿命を生じる。出願人らの装置のかかる増大した有用寿命は、胃型であろうと経鼻胃型であろうと空腸であろうと、かかる装置を用いる患者に対して苦痛および不快の低下をもたらす。
本発明の好ましい実施形態が詳細に例示されたものの、それらの実施形態に対する変更および改作が、特許請求の範囲で述べる本発明の範囲を逸脱することなしに、当業者に起きることがあることは明らかなはずである。
しぼんだ内部保持アセンブリを有する出願人らの胃チューブの断面図である。 第1チューブ状部材の内側に配置した第2チューブ状部材を含む、図1の胃チューブの一実施形態の断面図である。 第1チューブ状部材の外側に配置した第2チューブ状部材を含む、図1の胃チューブの別の実施形態の断面図である。 内部保持アセンブリがしぼんでいる、図1の胃チューブの断面図である。 図1の胃チューブを製造するための出願人らの方法の工程を要約する流れ図である。

Claims (19)

  1. 動物の管腔臓器へ挿入するための装置であって、
    第1直径と、近位部と、第1開口を含むように形成された遠位部と、を含む第1チューブ状部材、
    第2直径を有しかつ第2開口を含むように形成された近位部と、前記第1直径を有する遠位部と、を含むチューブ状アクセスアセンブリ、および、
    前記第1チューブ状部材の前記遠位部の周りに配置された可膨張式内部保持アセンブリを備え、
    前記アクセスアセンブリの前記遠位部は前記第1チューブ状部材の前記近位部に連続して取り付けられ、
    前記第2直径は前記第1直径よりも大きいかまたはそれに等しく、
    前記可膨張式保持アセンブリはフッ素化シロキサン・エラストマーを含み、
    前記第1チューブ状部材と組み合わせた前記チューブ状アクセスアセンブリは、前記第1開口および前記第2開口を相互接続する第1管腔を規定する装置。
  2. 前記チューブ状部材の周りに動かせるように配置された巻きバリアをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記フッ素化シロキサン・エラストマーが約37重量パーセントのフッ素原子を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記フッ素化シロキサン・エラストマーが次の構造を含むオリゴマーから形成される、請求項3に記載の装置。
    Figure 2007516016
  5. 前記可膨張式内部保持アセンブリが、ジアルキルシロキサン・エラストマーおよびフッ素化シロキサン・エラストマーの混合物を含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記フッ素化シロキサンがポリトリフルオロプロピルメチルシロキサンを含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記フッ素化シロキサン・エラストマーが、トリフルオロプロピルメチルシロキサン・リピートユニットおよびジメチルシロキサン・リピートユニットを含む共重合体を含む、請求項1に記載の装置。
  8. 前記トリフルオロプロピルメチルシロキサン・リピートユニットが、前記共重合体全体にわたってランダムに分散された、請求項7に記載の装置。
  9. 前記共重合体が、ポリジメチルシロキサンの1つ以上のブロックと組み合わせて、ポリトリフルオロプロピルメチルシロキサンの1つ以上のブロックを含む、請求項7に記載の装置。
  10. 前記第1管腔内に配置された第2チューブ状部材をさらに備え、
    前記第2チューブ状部材は、開放端部および前記開放端部に隣接して配置された逆止め弁を含む近位部と、閉じた端部を含む遠位部と、を含み、
    前記閉じた端部は前記閉じた端部に隣接して前記遠位部を貫通する開口を含むように形成され、
    前記第2チューブ状部材の前記近位部は前記アクセスアセンブリを貫通し、外側へ延び、
    前記第2チューブ状部材の前記閉じた端部は、前記第1チューブ状部材の前記第2開放端部に隣接して配置される、請求項1に記載の装置。
  11. 動物の管腔臓器へ挿入するための装置を製造するための方法であって、
    フッ素化シロキサンを準備する工程と、
    第1直径と、近位部と、第1開口を含むように形成された遠位部と、を含むチューブ状部材を成形する工程と、
    第2直径を有しかつ第2開口を含むように形成した近位部と、前記第1直径を有する遠位部と、を含むチューブ状アクセスアセンブリを成形する工程と、
    前記アクセスアセンブリの前記遠位部を前記第1チューブ状部材の前記近位部に連続して取り付ける工程と、
    前記フッ素化シロキサンを含む内部保持アセンブリを形成する工程と、
    前記可膨張式内部保持アセンブリを前記チューブ状部材の前記遠位部に付着する工程と、
    巻きバリアを前記チューブ状部材上に摺動するように配置する工程と、を含み、
    前記第2直径は前記第1直径よりも大きいか、またはそれに等しい方法。
  12. 前記内部保持アセンブリを後硬化する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. フッ素化シロキサンを準備する前記工程が、約37重量パーセントのフッ素原子を含むフッ素化シロキサンを準備する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 内部保持アセンブリを形成する前記工程が、次の構造を含むオリゴマーから前記内部保持アセンブリを形成する工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。
    Figure 2007516016
  15. ジアルキルシロキサンを準備する工程をさらに含み、
    内部保持アセンブリを形成する前記工程が、前記ジアルキルシロキサンおよび前記フッ素化シロキサンの混合物から前記内部保持アセンブリを形成する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. フッ素化シロキサンを準備する前記工程が、ポリトリフルオロプロピルメチルシロキサンを準備する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  17. フッ素化シロキサンを準備する前記工程が、トリフルオロプロピルメチルシロキサン・リピートユニットおよびジメチルシロキサン・リピートユニットを含む共重合体を準備する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  18. 準備する工程が、トリフルオロプロピルメチルシロキサン・リピートユニットおよびジメチルシロキサン・リピートユニットを含む共重合体を準備する工程をさらに含み、
    前記トリフルオロプロピルメチルシロキサン・リピートユニットは、前記共重合体全体にわたってランダムに分散された、請求項17に記載の方法。
  19. 準備する工程が、トリフルオロプロピルメチルシロキサン・リピートユニットおよびジメチルシロキサン・リピートユニットを含む共重合体を準備する工程をさらに含み、
    前記共重合体は、ポリジメチルシロキサンの1つ以上のブロックと組み合わせて、ポリトリフルオロプロピルメチルシロキサンの1つ以上のブロックを含む、請求項17に記載の方法。
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