JP2007335190A - 多方向スライド式電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドつまみの移動時の動きがふらつくことなく確実にスムーズに行える多方向スライド式電子部品を提供する。
【解決手段】スライドつまみ30とつまみ保持部材60とを具備する多方向スライド式電子部品1である。つまみ保持部材60は、スライドつまみ30を取り付けるつまみ取付部61と、つまみ取付部61を囲む枠体63と、枠体63に対してつまみ取付部61が同一面内の多方向にスライド自在となるように連結する可撓性を有するアーム部65と一体に成形して構成される。枠体63中に導電体75を形成したスイッチ押圧部73を設ける。スライドつまみ30にスライドつまみ30がスライド移動した際にスイッチ押圧部73を押圧してスイッチ押圧部73を下方に移動させる押圧部37を設ける。移動するスイッチ押圧部73が当接する位置にスイッチ75を配置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器の入力装置等に用いて好適な多方向スライド式電子部品に関するものである。
従来、各種携帯機器等の中には、操作つまみを平面上で多方向にスライド移動させることで所望の出力を得るものがある(特許文献1参照)。図9はこの種の多方向スライド式電子部品の1例を示す図である。同図(a)に示すようにこの多方向スライド式電子部品500は、ケース510内に弾性体を枠形状であって中央に矩形状の開孔531を設け且つその4隅に外方に延びるアーム部533を設けてなる弾性支持部材530を収納し、弾性支持部材530の開孔531内にスライドつまみ550を収納し、また弾性支持部材530の外周側の4面にそれぞれ導電体535を取り付け、ケース510の内面の各導電体535に対向する位置にそれぞれ一対のスイッチ537を設置して構成されている。そして図9(b)に示すようにスライドつまみ550を1方向にスライド移動させると、弾性支持部材530が変形することでスライド移動した側の導電体535がスイッチ537に当接しこれをオンする。前記スライドつまみ550への押圧を解除すると、弾性支持部材530の元の形への弾性復帰力で、スライドつまみ550は図9(a)に示す元の中立位置に自動復帰する。
しかしながら上記従来の多方向スライド式電子部品500においては、以下のような問題点があった。
(1)スライドつまみ550は枠形状の弾性支持部材530の開孔531内に保持されているだけなので、スライドつまみ550をスライド移動した後のスライドつまみ550の中立位置への自動復帰力は強くなく自動復帰時のスライドつまみ550の動きが緩慢で、スライドつまみ550の早急且つスムーズな自動復帰が望まれる場合にはその要望に答えられなかった。
(2)弾性支持部材530のアーム部533はケース510内に固定されておらず、またスライドつまみ550は枠形状の弾性支持部材530の開孔531内に保持されているだけで固定されていないので、スライドつまみ550をスライド移動させた際にその移動にふらつきが生じ易く、その動きが不正確になってしまう恐れがあった。
(3)ケース510の内周壁面にスイッチ537を設ける必要があるため、構造が複雑となり、小型化・薄型化が阻害されてしまう。
特開2003−31076号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、スライドつまみの中立位置への自動復帰力が早急且つスムーズに行えると共に、スライドつまみの移動時の動きが確実にスムーズに行えてふらつくことなく、さらに部品点数が少なく構造が簡単で小型・薄型化を図ることができる多方向スライド式電子部品を提供することにある。
本願請求項1に記載の発明は、スライドつまみと、前記スライドつまみを取り付けるつまみ取付部と、つまみ取付部の外周を囲む枠体と、つまみ取付部と枠体間を枠体に対してつまみ取付部が所定の方向にスライド自在となるように連結する可撓性を有するアーム部とを有してなるつまみ保持部材と、を具備し、前記枠体中に複数のスイッチ押圧部を設け、一方前記スライドつまみにこのスライドつまみがスライド移動した際に前記何れかのスイッチ押圧部を押圧する押圧部を設け、前記スイッチ押圧部の前記スライドつまみの押圧部が押圧する押圧面を、その押圧方向に対して傾斜する傾斜面とし、これによって前記スライドつまみの押圧部が前記押圧面を押圧することでスイッチ押圧部を前記押圧方向に対して交叉する方向に移動させると共に、前記スイッチ押圧部が移動した位置にスイッチを配置することで、スライドつまみのスライド方向に応じた出力を得ることを特徴とする多方向スライド式電子部品にある。
本願請求項2に記載の発明は、前記つまみ保持部材を構成するつまみ取付部と枠体とアーム部は、弾性体によって一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多方向スライド式電子部品にある。
本願請求項3に記載の発明は、前記つまみ保持部材はスライドつまみと共に矩形状のケース内に収納され、前記つまみ保持部材の枠体は、前記ケースの4隅に設置される支持部と、各支持部間を連結する可撓性を有する連結部と、連結部の途中に設けられる前記スイッチ押圧部とを具備して構成され、前記アーム部は、枠体の内部に位置する前記つまみ取付部を、前記各支持部に対角線状に連結するように形成され、一方前記スライドつまみは、前記つまみ取付部の上面に設置され、その外周から前記各スイッチ押圧部の押圧面に対向する位置に延びる突出部を突出して設け、各突出部の先端を前記押圧部としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の多方向スライド式電子部品にある。
本願請求項4に記載の発明は、前記スイッチは、前記つまみ保持部材の下面側に設置したスイッチ基板の前記各スイッチ押圧部に対向する位置に設けられ、且つこのスイッチ基板の前記つまみ取付部に対向する位置に、つまみ取付部に取り付けた前記スライドつまみによって押圧される押釦スイッチを設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の多方向スライド式電子部品にある。
請求項1に記載の発明によれば、スライドつまみをつまみ保持部材のつまみ取付部に取り付けており、且つつまみ取付部と枠体間をアーム部によって連結しているので、スライドつまみの中立位置への自動復帰力が強く、その自動復帰が早急且つスムーズに行えると共に、スライドつまみの移動時の動きがふらつくことなくスムーズ且つ確実に行える。またスイッチをスライドつまみの押圧部の押圧方向に対して交叉する方向に設置することができるので、スイッチをスイッチ押圧部の外側に設置しなくても良く、この多方向スライド式電子部品の外形の小型化が図れる。また多方向スライド式電子部品を構成する部品点数が少なく、構造が簡単で、小型・薄型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、つまみ保持部材を構成するつまみ取付部と枠体とアーム部とを一体に形成したので、構造を簡素化することができる。
請求項3に記載の発明によれば、つまみ保持部材に支持部を設けたので、つまみ保持部材をスライドつまみと共に容易且つ確実にケース内に収納することができる。またつまみ取付部をアーム部によって各支持部に対角線状に連結するようにしたので、スライドつまみを容易且つふらつくことなく確実且つ早急且つスムーズに多方向にスライド移動するように保持することができる。またスライドつまみに突出部を設けてその先端を押圧部としたので、つまみ取付部上面に設置されたスライドつまみによる各スイッチ押圧部の押圧面の押圧が容易に行える。
請求項4に記載の発明によれば、スイッチ基板上に、スイッチと押釦スイッチとを設けることができ、それぞれを別のスイッチ基板等に設ける場合に比べて部品点数を少なくでき構造が簡単になり小型・薄型化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1,図2は本発明の1実施形態にかかる多方向スライド式電子部品1の分解斜視図であり、両図を合せて1つの分解斜視図となっている。両図に示すように多方向スライド式電子部品1は、ケース(以下この実施形態では「下ケース」という)110上に、スイッチ基板100と、摺動シート90と、つまみ保持部材60と、スライドつまみ30と、ケース(以下この実施形態では「上ケース」という)10とを取り付けて構成されている。以下各構成部品について説明する。
上ケース10は金属板(この実施形態ではステンレス板)を下面が開放された矩形状の箱型に形成することで構成されており、具体的には矩形状の上面部11の外周4辺に下方向に向かう側壁部13を設けて構成されている。上面部11の中央には略十字型に貫通するつまみ挿通ガイド部15が設けられ、また上面部11の4隅近傍には貫通する小孔からなる挿通部17が設けられている。
図3はスライドつまみ30を下面側から見た斜視図である。図1,図3に示すように、スライドつまみ30は合成樹脂(例えば熱可塑性合成樹脂であるABS樹脂やPBT樹脂やPOM樹脂等)の成形品であり、略円板状の基部31の上面中央から上方向に向かって柱状のつまみ部33を立設し、また基部31の外周から等間隔(90°間隔)に四本の平板帯状の突出部35を突出し、各突出部35の先端面を押圧部37とし、また基部31の下面中央に下方向に向かってスイッチ押圧部39を突出して構成されている。つまみ部33は四角柱状であってその上端面には操作つまみ130(図5参照)取付用の係合穴41が設けられている。押圧部37は突出部35の先端面を下方向(つまみ保持部材60方向)に向かってスライドつまみ30の中央に近づく方向の傾斜面として構成されている。各押圧部37の下端辺中央には小突起状に突出するスライド部43が設けられている。各押圧部37の上部の突出部35の上面にも小円弧状に突出するスライド部45が設けられている。またスイッチ押圧部39は基部31の下面中央から突出する小突起によって構成され、その根元部分の外周からは等間隔に複数(4つ)の係合部47を突出している。
図4はつまみ保持部材60を下面側から見た斜視図である。図1,図4に示すようにつまみ保持部材60は、前記スライドつまみ30を取り付けるつまみ取付部61と、つまみ取付部61の外周を囲む枠体63と、つまみ取付部61と枠体63間を枠体63に対してつまみ取付部61が同一面内の多方向にスライド自在となるように連結する可撓性を有する4本のアーム部65とを有し、これら各構成部分を絶縁性の弾性体(この実施形態では絶縁性の合成ゴムであるシリコンゴムを用いている)によって一体成形して構成されている。
つまみ取付部61は薄板円板状であって、その外径寸法は前記スライドつまみ30の基部31の外径寸法と略同一に形成され、その中央には前記スライドつまみ30のスイッチ押圧部39及び係合部47を嵌合する略十字形状の貫通する挿入部67が設けられている。
枠体63は前記つまみ取付部61の周囲を矩形状に囲む形状に形成され、その4隅に設置される支持部69と、各支持部69間を連結する可撓性を有する連結部71とを具備している。連結部71の途中(中央)にはスイッチ押圧部73が設けられ、スイッチ押圧部73の下面には導電体75が設けられている。支持部69は柱状であり、その中央には上下に貫通する支持孔77が設けられている。各支持孔77は前記上ケース10の各挿通部17に対向する位置に各挿通部17よりも大径に形成されている。4本の連結部71は全体として各支持部69間を矩形状に連結するように取り付けられ、平板帯状で可撓性を有するように肉薄に形成されている。そして各連結部71の中央に前記スイッチ押圧部73が設けられている。スイッチ押圧部73はその長手方向を連結部71の長手方向と一致させた略矩形の柱状に形成されており、それらの内側面(つまみ取付部61側を向く面)に前記スライドつまみ30の押圧部37によって押圧される押圧面79を形成している。押圧面79は下方向(スイッチ基板100方向)に向かってつまみ取付部61の中央に近づく方向の傾斜面となっており、前記押圧部37の傾斜面と同一方向に傾斜する傾斜面となっている。スイッチ押圧部73の下面にはその略全体を覆う面積の導電体75が設けられている。導電体75は矩形状の導電性ゴムの平板によって構成されている。導電体75の下面はその両側の連結部71の下面よりも上方に位置するように、両側の連結部71によって少し上方に持ち上げられている。導電体75はつまみ保持部材60を成形する際の金型内に予め設置しておくことで、つまみ保持部材60の成形時に一体成形される。
アーム部65は薄板帯状の平板であって、より可撓性を持たせるためにその中間において平板を上下方向に波打つように湾曲変形させている。各アーム部65は、枠体63の内部に位置するつまみ取付部61と各支持部69間を、各支持部69に対して対角線状に連結している。
摺動シート90は、可撓性を有する絶縁性の合成樹脂フイルムを略矩形状に形成して構成されており、その4隅から舌片状の突出部91を突出し、それらの内部に円形の貫通する取付部93を設けて構成されている。各取付部93は、前記つまみ保持部材60の各支持孔77に対向する位置に各支持孔77とほぼ同一径に形成されている。この摺動シート90は、例えば合成樹脂フイルム上にフッ素樹脂をコーティングすることで、その表面に当接する前記スライドつまみ30のスライド部43やスイッチ押圧部39が抵抗なく摺動できるようにしている。なお摺動シート90はその表面が滑らかなものであれば、他の各種材質・構造のシートを用いても良い。
スイッチ基板100は、可撓性を有する絶縁性の合成樹脂フイルム(この実施形態ではポリエチレンテレフタレートフイルム)を略矩形状に形成してなる絶縁基板101の表面中央に押釦スイッチ103を設け、その周囲の各辺に沿う其々の中央位置に一対ずつの接点パターン107からなるスイッチ105を設け、その4隅に円形に貫通する取付挿通部109を設けて構成されている。押釦スイッチ103は、下記する図6に示すように、一対の接点パターン103a,b上に反転板(この実施形態では可動接点板)103cを取り付けて構成されている。反転板103cは摺動シート90をスイッチ基板100上に貼り付けることで固定される。言い換えれば摺動シート90は反転板103cの貼付け用シートを兼用している。各取付挿通部109は、前記つまみ保持部材60の各支持孔77に対向する位置に各支持孔77とほぼ同一径で形成されている。絶縁基板101の外周には引出部103が一体に接続されており、前記押釦スイッチ103や各スイッチ105から引き出されている図示しない回路パターンをこの引出部103に引き出している。
下ケース110は、合成樹脂(例えば熱可塑性合成樹脂であるABS樹脂やPBT樹脂やPOM樹脂等)を略矩形の板状であって、その上面の4隅から上方向に向けて円柱状の固定部111を突出するように成形して構成されている。各固定部111の上端面にはさらにその外径を小さくした挿入部113が設けられている。各固定部111は、前記つまみ保持部材60の各支持孔77に対向する位置に設けられ、各固定部111の外径は各支持孔77がちょうど挿入できる寸法に形成され、また前記挿入部113の外径は前記上ケース10の挿通部17がちょうど挿入できる寸法に形成されている。
次にこの多方向スライド式電子部品1を組み立てるには、まずつまみ保持部材60のつまみ取付部61上にスライドつまみ30の基部31を接着材によって接着・載置し、つまみ保持部材60の挿入部67にスライドつまみ30のスイッチ押圧部39を挿入する。このときスイッチ押圧部39の周囲に設けた略十字形状の係合部47を略十字形状の挿入部67に嵌合する。次に下ケース110上に、スイッチ基板100と、摺動シート90と、前記スライドつまみ30を取り付けたつまみ保持部材60とを載置する。その際、下ケース110に設けた各固定部111を、スイッチ基板100の各取付挿通部109と、摺動シート90の各取付部93と、つまみ保持部材60の各支持孔77とに挿入する。摺動シート90はスイッチ基板100上に摺動シート90の下面に設けた接着層で貼り付けられる(必ずしも貼り付けなくても良い)。次にその上に上ケース10を被せ、その際、スライドつまみ30のつまみ部33をつまみ挿通ガイド部15に挿入するとともに、下ケース110の各挿入部113を上ケース10の各挿通部17に挿入する。次に上ケース10上に突出する各挿入部113の先端を熱カシメすることで上ケース10を下ケース110に固定する。そして上ケース10上に図5に示す操作つまみ130を設置して上ケース10から突出するスライドつまみ30のつまみ部33を操作つまみ130の下面中央に設けた図示しない穴に嵌合して固定すれば、図5に示す多方向スライド式電子部品1が完成する。
図6は多方向スライド式電子部品1の中央部分を切断した断面斜視図である(但し、操作つまみ130の記載は省略)。同図においてスライドつまみ30のつまみ部33を同一平面上で直交するX軸又はY軸方向(挿通ガイド部15の十字の方向)に押圧すると、つまみ部33が上ケース10のつまみ挿通ガイド部15内を移動することで押圧された方向にスライド移動する。このときスライドつまみ30に設けたスライド部43が滑らかな表面を有する摺動シート90上を摺動するのでそのスライド移動には抵抗が少なく、スムーズなスライド移動が行える。なおスライド部43は静止状態では摺動シート90の上面には当接しないで少し浮いているが、スライドつまみ30を移動する際にスライドつまみ30が少し傾くと摺動シート90の上面に当接する。そしてスライドつまみ30が移動していく方向を向く突出部35の先端の押圧部37の傾斜面が、これに対向するスイッチ押圧部73の押圧面79に当接し、このスイッチ押圧部73の両側の連結部71が撓むことでスイッチ押圧部73は前記押圧方向に交叉(直交)する下方向に移動する。これによってスイッチ押圧部73の真下に取り付けている導電体75がこれに対向するスイッチ基板100上の一対の接点パターン107に同時に当接し、スイッチ105を導通(オン)する。前記つまみ部33への押圧を解除すれば、スライドつまみ30を移動したことで撓んでいた4本のアーム部65の元の形状に戻ろうとする復帰力によってスライドつまみ30はつまみ取付部61と一体に元の位置、つまり枠体63の中央に自動復帰し、同時に押圧部37による押圧面79の押圧が解除され且つ連結部71が元の形状に戻る力によってスイッチ押圧部73が上昇し、その導電体75がスイッチ105から離れ、スイッチ105がオフする。つまりこの多方向スライド式電子部品1によれば、スライドつまみ30のスライド方向に応じた出力を得ることができる。
以上のように本実施形態にかかる多方向スライド式電子部品1は、スライドつまみ30と、スライドつまみ30を取り付けるつまみ取付部61とつまみ取付部61の外周を囲む枠体63とつまみ取付部61と枠体63間を枠体63に対してつまみ取付部61が所定の方向(この実施形態では同一面内の多方向)にスライド自在となるように連結する可撓性を有するアーム部65とを有してなるつまみ保持部材60とを具備し、前記枠体63中に複数のスイッチ押圧部73を設け、一方スライドつまみ30にこのスライドつまみ30がスライド移動した際に何れかのスイッチ押圧部73を押圧する押圧部37を設け、さらにスライドつまみ30の押圧部37によって押圧されて移動したスイッチ押圧部73(その導電体75)が当接する位置にスイッチ105を配置して構成されている。つまりこの実施形態によれば、多方向スライド式電子部品1を構成する部品点数が少なくて済み、このことから多方向スライド式電子部品1の構造が簡単で、その小型・薄型化を図ることができる。
またこの多方向スライド式電子部品1においては、スライドつまみ30をつまみ保持部材60のつまみ取付部61に取り付けており、且つつまみ取付部61と枠体63間をアーム部65によって連結しているので、スライドつまみ30の中立位置への自動復帰力が強く、その自動復帰が早急且つスムーズに行えると共に、スライドつまみ30の移動時の動きがふらつくことなくスムーズ且つ確実に行える。またスイッチ105をスライドつまみ30の押圧部37の押圧方向に対して交叉する方向に設置することができるので、スイッチ105をスイッチ押圧部73の外側に設置しなくても良く、この多方向スライド式電子部品1の外形の小型化が図れる。
またこの多方向スライド式電子部品1においては、スイッチ押圧部73のスライドつまみ30の押圧部37が押圧する押圧面79を、その押圧方向に対して傾斜する傾斜面とし、これによってスライドつまみ30の押圧部37が押圧面79を押圧することでスイッチ押圧部73が押圧方向に対して交叉する方向に移動するように構成しているので、スイッチ105をスライドつまみ30の押圧部37の押圧方向に対して交叉する方向(この実施形態ではスイッチ押圧部73の下側であるが、スイッチ押圧部73の上側でもよい)に設置できる。即ちスイッチ105をスイッチ押圧部73の外側(枠体63の外周側)に設置しなくても良くなり、この多方向スライド式電子部品1の外形の小型化が図れる。
またこの多方向スライド式電子部品1においては、つまみ保持部材60はスライドつまみ30と共に矩形状のケース(上下ケース)10,110内に収納され、つまみ保持部材60の枠体63は、ケース10,110の4隅に設置される支持部69と、各支持部69間を連結する可撓性を有する連結部71と、連結部71の途中に設けられるスイッチ押圧部73とを具備して構成され、アーム部65は、枠体63の内部に位置するつまみ取付部61を、各支持部69に対角線状に連結するように形成され、一方スライドつまみ30は、つまみ取付部61の上面に設置され、その外周から各スイッチ押圧部73の押圧面79に対向する位置に延びる突出部35を突出して設け、各突出部35の先端を押圧部37としている。そして上述のようにつまみ保持部材60に支持部69を設けたので、支持部69をケース10,110の4隅に配置することで容易且つ確実につまみ保持部材60をスライドつまみ30と共にケース10,110内に収納することができる。またスイッチ押圧部73の下面に導電体75を形成したので、スイッチ押圧部73の下側に設置したスイッチ105に容易に対向させることができる。またつまみ取付部61をアーム部65によって各支持部69に対角線状に連結したので、スライドつまみ30を容易且つふらつくことなく確実且つ早急且つスムーズに多方向にスライド移動するように保持することができる。またこの実施形態のように前記対角線状に連結した各アーム部65に対してそれぞれのアーム部65の中間方向に向かってスライドつまみ30をスライド移動するように構成すれば、圧縮又は引き伸ばされる各アーム部65の力がスライド方向に対して左右対称となり、スライドつまみ30はスライド方向に対して左右に移動することなく、ふらつくことなく確実にスライド方向に向かって移動でき、また確実にスライド方向に向かって自動復帰させることができる。またスライドつまみ30に突出部35を設けてその先端を押圧部37としたので、つまみ取付部61上面に設置されたスライドつまみ30による各スイッチ押圧部73の押圧面79の押圧が容易に行える。
またこの多方向スライド式電子部品1においては、スイッチ105は、つまみ保持部材60の下面側に設置したスイッチ基板100の各スイッチ押圧部73に対向する位置に設けられ、一方このスイッチ基板100のつまみ取付部61に対向する位置に、つまみ取付部61に取り付けたスライドつまみ30によって押圧される押釦スイッチ103を設けている。これによってスイッチ基板100上に、スイッチ105と押釦スイッチ103とを設けることができ、それぞれを別のスイッチ基板等に設ける場合に比べて部品点数を少なくでき構造が簡単になりこの点からも多方向スライド式電子部品1の小型・薄型化を図ることができる。
図7は本発明の他の実施形態にかかるスイッチ基板100−2を示す斜視図である。このスイッチ基板100−2は前記スイッチ基板100に代えて使用するものであり、前記図1,図2に示す他の各構成部品と共に多方向スライド式電子部品1を構成できるものである。即ちこのスイッチ基板100−2は、可撓性を有する絶縁性の合成樹脂フイルム(この実施形態ではポリエチレンテレフタレートフイルム)を略矩形状に形成してなる一対の絶縁基板101−2a,101−2bの対向する側の面の対向する位置にそれぞれスイッチ接点パターンを設け、絶縁層又は絶縁フイルムからなるスペーサを介してこれらスイッチ接点パターンを所定の間隙を介して対向することで、その中央に押釦スイッチ103−2、その周囲の各辺に沿う其々の中央位置にスイッチ105−2を設け、またその4隅に円形に貫通する取付挿通部109−2を設けて構成されている。即ち押釦スイッチ103−2とスイッチ105−2はいわゆるメンブレンスイッチである。押釦スイッチ103−2上に、反転板(この実施形態ではクリック板)103c−2を取り付けている点や、各取付挿通部109−2が前記つまみ保持部材60の各支持孔77に対向する位置に各支持孔77とほぼ同一径で形成されている点や、絶縁基板101−2bの外周に引出部103−2が一体に接続されて前記押釦スイッチ103−2や各スイッチ105−2から引き出されている図示しない回路パターンがこの引出部103−2に引き出されている点などは、前記スイッチ基板100と同様である。なお反転板103c−2は必ずしも必要ない。このように構成されたスイッチ基板100−2でも、前記スイッチ基板100と同様の機能を発揮することはいうまでもない。
図8は前記スイッチ基板100−2に対応して変形したつまみ保持部材60−2をその下面側から見た斜視図である。同図において前記つまみ保持部材60と同一部分には同一符号を付して(但し「−2」の符号を付す)その説明は省略する。同図に示すつまみ保持部材60−2において、前記つまみ保持部材60と相違する点は、前記つまみ保持部材60においてスイッチ押圧部73の下面に設けた導電体75を省略し、このつまみ保持部材60−2では各スイッチ押圧部73−2の下面に下方向に向かって突出する柱状の押圧部76−2を設けた点のみである。これら押圧部76−2はそれぞれ前記スイッチ基板100−2の各スイッチ105−2に対向する位置に設けられ、スイッチ押圧部73−2が下方向に移動することで押圧部76−2がスイッチ105−2を押圧してこれをオンする。なおスイッチ105−2を押圧できるのであれば、必ずしも押圧部76−2は設けなくても良い。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えばつまみ保持部材60を構成するつまみ取付部61と枠体63とアーム部65とは、必ずしも一体に成形する必要はなく、必要に応じて別部材で構成してこれらを連結しても良い。また上記実施形態では押圧部37を傾斜面とし、同時にスイッチ押圧部73の押圧面79も傾斜面としたが、何れか一方のみを傾斜面としても良い。上記実施形態では、アーム部65をつまみ取付部61が各支持部69に対角線状に連結されるように設置したが、要はつまみ取付部61と枠体63間を枠体63に対してつまみ取付部61が多方向にスライド自在となるように連結する可撓性を有するアーム部65であれば、他の各種連結構造であっても良い。上記実施形態では、スイッチ105,105−2の上に反転板を取り付けなかったが、押釦スイッチ103,103−2と同様に反転板を取り付けてこれらがオンする際にクリック感覚を生じるようにしても良い。
多方向スライド式電子部品1の分解斜視図(上側部分)である。 多方向スライド式電子部品1の分解斜視図(下側部分)である。 スライドつまみ30を下面側から見た斜視図である。 つまみ保持部材60を下面側から見た斜視図である。 多方向スライド式電子部品1の斜視図である。 多方向スライド式電子部品1の断面斜視図である。 スイッチ基板100−2を示す斜視図である。 つまみ保持部材60−2を下面側から見た斜視図である。 従来の多方向スライド式電子部品500の1例を示す図である。
符号の説明
1 多方向スライド式電子部品
10 上ケース(ケース)
15 つまみ挿通ガイド部
30 スライドつまみ
31 基部
33 つまみ部
35 突出部
37 押圧部
39 スイッチ押圧部
60 つまみ保持部材
61 つまみ取付部
63 枠体
65 アーム部
69 支持部
71 連結部
73 スイッチ押圧部
75 導電体
79 押圧面
90 摺動シート
100 スイッチ基板
103 押釦スイッチ
105 スイッチ
110 下ケース(ケース)
100−2 スイッチ基板
103−2 押釦スイッチ
105−2 スイッチ
60−2 つまみ保持部材
76−2 押圧部

Claims (4)

  1. スライドつまみと、
    前記スライドつまみを取り付けるつまみ取付部と、つまみ取付部の外周を囲む枠体と、つまみ取付部と枠体間を枠体に対してつまみ取付部が所定の方向にスライド自在となるように連結する可撓性を有するアーム部とを有してなるつまみ保持部材と、を具備し、
    前記枠体中に複数のスイッチ押圧部を設け、
    一方前記スライドつまみにこのスライドつまみがスライド移動した際に前記何れかのスイッチ押圧部を押圧する押圧部を設け、
    前記スイッチ押圧部の前記スライドつまみの押圧部が押圧する押圧面を、その押圧方向に対して傾斜する傾斜面とし、これによって前記スライドつまみの押圧部が前記押圧面を押圧することでスイッチ押圧部を前記押圧方向に対して交叉する方向に移動させると共に、
    前記スイッチ押圧部が移動した位置にスイッチを配置することで、スライドつまみのスライド方向に応じた出力を得ることを特徴とする多方向スライド式電子部品。
  2. 前記つまみ保持部材を構成するつまみ取付部と枠体とアーム部は、弾性体によって一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多方向スライド式電子部品。
  3. 前記つまみ保持部材はスライドつまみと共に矩形状のケース内に収納され、
    前記つまみ保持部材の枠体は、前記ケースの4隅に設置される支持部と、各支持部間を連結する可撓性を有する連結部と、連結部の途中に設けられる前記スイッチ押圧部とを具備して構成され、
    前記アーム部は、枠体の内部に位置する前記つまみ取付部を、前記各支持部に対角線状に連結するように形成され、
    一方前記スライドつまみは、前記つまみ取付部の上面に設置され、その外周から前記各スイッチ押圧部の押圧面に対向する位置に延びる突出部を突出して設け、各突出部の先端を前記押圧部としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の多方向スライド式電子部品。
  4. 前記スイッチは、前記つまみ保持部材の下面側に設置したスイッチ基板の前記各スイッチ押圧部に対向する位置に設けられ、
    且つこのスイッチ基板の前記つまみ取付部に対向する位置に、つまみ取付部に取り付けた前記スライドつまみによって押圧される押釦スイッチを設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の多方向スライド式電子部品。
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