JP2007327847A - グラジェント送液方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グラジェント送液に於ける初期溶液のA液がB液側に流入する余地を極力無くし、両液の境界面での液の侵入を抑える。これにより、グラジェント設定の開始時、分離されず検出されるはずのピークが失われるのを避ける。
【解決手段】ポンプユニットとバルブより成る送液部2つ以上を一つのキーバルブにて連結させる。キーバルブの切換えにより、各送液部より交互に又は順番に送液する。キーバルブの2つのポート間に溶液混合部を設ける。キーバルブの切換えにより、溶液混合部にその両端から溶液が入り、両溶液の接触混合が行なわれる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、グラジェント送液方法及び装置に関するものである。特に、高圧グラジェントにおける溶液混合に効果を発揮する改善に関するものである。
液体クロマトグラフィーに於いては、分析時間の短縮や分離の改善、ピーク形状の改善のために移動相の組成を変化させながら、試料成分を分離、溶出させるグラジェント溶離法を用いる。又、グラジェントの作成方法には、低圧混合方式(低圧グラジェント)と高圧混合方式(高圧グラジェント)がある。
低圧グラジェントは、電磁弁などを用いて溶液の混合比率を変化させながらポンプの入口側で溶液を混合して、後にカラムへ送液する方法である。
一方、高圧グラジェントは2つ以上のポンプを用いて、それぞれのポンプの流量を調節し、ポンプの出口側で溶液を混合し送液する方法である。
従来からの方法として、高圧グラジェントに於いては、異なる種類の溶液を送液する複数の送液ユニットの送出口から配管をのばし、その配管同士をコネクタを介し、接合・混合し、カラムなどのクロマトグラフィーシステムに送液している。ここでは、送液部αから送液される初期溶液を「A液」とし、送液部βから送液される第2溶液を「B液」として説明する。
A液:B液が100%:0%からグラジェント送液を開始する場合、まず初期組成であるA:B=100%:0%の状態でクロマトグラフィーシステムに送液を行ない、装置及びカラム等の安定を待つ必要がある。(平衡化行程)。この行程に於いては、送液部αからA液が設定流量の100%送液され、送液部βからはB液が設定流量の0%、つまり送液されていない状態になる。
この際、溶液の合流が起こる溶液混合部に於いては、理想的には図1Aに示すように、コネクタ内部の境界面においてB液は停止している状態で、A液の全量がシステムに送液されるはずである。
しかし、実際はグラジェント送液が、開始時はA液のみが送液される状態であるため、A液がB液を置換し、B液流路内に流入する現象が発生する。又、液の境界においては拡散のために、流路内において相互の液の混合が起こる(図2A)。
この現象によって、理論的には時間経過に沿って、A液:B液の組成を直線的に推移させるプログラム(図1B)を使用しても、実際にはB液の送出され始める段階では、B液の配管内に浸入したA液が送出されるため、A液がほぼ100%の組成でシステムに送液される。これは、グラジェント開始時間(立ち上がり)の遅延を示す。又、この状態で送液を続けると、B液配管内に浸入していたA液が全て送出された後、B液が送出される事になる。しかし、B液側に浸入したA液を送出するまでにかかった時間分、グラジェントプログラムは進行しているため、実質的にシステムにB液が送出し始める時には、プログラムの途中の段階の設定でB液の送液が開始されることになる。
つまり、本来ならば図1Bに示すように直線的な溶液組成で移行するはずが、図2Bに示すようにある時間まではB液の送出はほとんどなく、その後急激に設定流量のB液が送出されるため、B液の割合が急激に増加する事になる。
この現象により、本来ならグラジェント設定の開始付近に分離され、検出されるはずであったピークが、急激なグラジェントの立ち上がりにより、分離されずに検出されてしまうという事になる。
このような現象を回避するためには、最も望ましくは2液の混合部の境界面において、他方への溶液の浸入を完全に防ぐことである。つまり、グラジェント開始以前の相互の溶液の接触を持たせないことである。しかし、実際は境界面での液の相互浸入を完全に防止することは困難である。
B液側流路への浸入を防ぐ(減少させる)方法として、特開2004−61119(特許文献1)では、「溶媒を送液する溶媒流路の溶媒混合部近傍に、該流路を開閉可能な開閉手段を備えたことを特徴とするグラジェント送液装置」が提案されている。これによれば、「溶媒混合部近傍に開閉手段を設けた事により、前記した課題である初期溶媒の第二溶媒流路への流入を大幅に抑制できる。即ち、初期溶媒の流入はバルブの手前までの小容量の領域に抑えることができ、バルブから定量ポンプ間の比較的大きな容量を占める流路部分へ初期溶媒が流入する事はない。」と主張されている。
しかしながら、この提案に於いてもバルブと溶液混合部間に距離があり、小容量の流入は避けることが出来ない。近時、使用されている毛管カラムを使用するHPLCに於いては、従来のクロマトグラフィーに於いては無視しても良いような微細な流量や溶液組成の変化であっても、ナノ、ミクロの流量を扱う液体クロマトグラフィーにとっては、極めて大きな乱れとなってしまう。従来技術では、毛管カラムを使用する連続した流量変化のない流体流を求められる技術に対処することは困難である。
特開2004−271409(特許文献2)では、第1,第2ポンプからの流路、試料導入部への流路が接続され、且溶液を一時的に保留する第1及び第2のサンプリングループを備えた流路切換手段を有し、この流路切換手段により、第1ポンプから溶液を第1サンプリングループに送液しながら、第2ポンプにより第2サンプリングループ内の溶液を試料導入側へ押し出す第1状態と、第1のポンプから溶液を第2サンプリングループに送液しながら、第2ポンプにより第1サンプリングループ内の溶液を試料導入側へ押し出す第2状態とを交互に繰り返す装置を提案している。
しかし、この装置に於いては、溶液の浸入は第1ポンプのみ、溶液の押し出しは第2ポンプのみと定まっており、この間のグラジェント送液も極めて段階的にならざるを得ず、尚且、前記の問題を解決することは出来ない。
特開2004−61119号公報 特開2004−271409号公報
本発明は、液体クロマトグラフィー分析に於ける移動相の組成を変化させつつ、試料成分の分離、溶出を行なうグラジェント送液に於いて、基本的に移動相たる初期溶液のA液の第2溶液B液側への流入を防止する事を目的とする。このために、初期溶液のA液がB液側に流入する余地を極力無くすこと、即ち初期溶液のA液のB液側への流入の起こり得る空間をほとんど無くすこと、それにより両液の境界面での液の相互浸入を最小限に抑えることを目的とする。
又、本発明は初期溶液の流入の抑制効果を最大にするため、流路の遮断に使用する開閉手段と溶液混合部間に距離を置かない装置を得ることを目的とする。
又、これによりグラジェント開始の遅れを最小限に抑えると共に、B液の割合の急激な増加による急激なグラジェントの立ち上がりを最小限にし、溶液の混合比率を設定値に近づけることを目的とする。
又、このB液の急激な立ち上がりによるグラジェント設定の開始付近に、分離されず、検出されるはずのピークが失われてしまうのを避けることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決し目的を達成するため、第一に、ポンプユニットとバルブより成る送液部2つ以上を1つのキーバルブにて連結し、各送液部より混合比率に従って送液する如く構成したグラジェント送液システムに於いて、キーバルブの二つのポートと連通して溶液混合部を設け、キーバルブの切り換えにより溶液混合部にその両端から溶液が入り、両溶液の接触混合が行われることを特徴とするグラジェント送液方法を提案する。
又、第ニに、ポンプユニットとバルブより成る送液部2つ以上をキーバルブにて連結し、各送液部より混合比率に従って送液する如くしたグラジェント送液システムに於いて、キーバルブの切り換えにより連続的に混合溶液を送液することを特徴とするグラジェント送液方法を提案する。
又、第三に、キーバルブの切り換えにより、初期溶液と第2溶液を隔絶することを特徴とするグラジェント送液方法を提案する。
又、第四に、ポンプユニットとバルブより成る送液部2つ以上を1つのキーバルブにて連結し、両送液部より交互に送液する如く構成したグラジェント送液システムに於いて、キーバルブの2つのポート間に、ポートに連通して溶液混合部を設け、該溶液混合部を介して、分析システムへ送液する如くしたことを特徴とするグラジェント送液装置を提案する。
又、第五に、2つ以上の送液部をキーバルブに連結すると共に、キーバルブより初期溶液を送液する送液部αをキーバルブのポートを介して、溶液混合部に連通し、第2液を送液する送液部βをキーバルブにて止める第1状態と、初期溶液を送液する送液部αをキーバルブのポートを介して溶液混合部に連通し、第2液を送液する送液部2をキーバルブのポートを介して溶液混合部に連通する第2状態とを交互に実行することを特徴とするグラジェント送液装置を提案する。
又、第六に、キーバルブの初期溶液の出口ポートと第2液の出口ポートに溶液混合部口部を連結させたことを特徴とするグラジェント送液装置を提案する。
又、第七に、受取りシステムへの圧力を測定する圧力センサーを溶液の供給流路に設け、各送液部の少なくとも一のポンプユニットとバルブを介して、連通する溶液の吸入流路にポンプユニット及び吸入流路内の圧力を測定する圧力センサーを設けると共に、送液部βとキーバルブに連通する流路Uの圧力を測定する圧力センサーを設けることを特徴とするグラジェント送液装置を提案する。
又、第八に、受取りシステムの供給流路に設けた圧力センサーとキーバルブ間の供給流路にキーバルブに連通した試料導入ユニットを設けたことを特徴とするグラジェント送液装置を提案する。
又、第九に、キーバルブと各送液部間の流路に、それぞれ3方ジョイントを設置し、該3方ジョイントと各送液部の吸入流路に設けたスイッチングバルブ間に、それぞれ流路を連通形成させたことを特徴とするグラジェント送液装置を提案する。
本発明によれば、液体クロマトグラフィー分析に於ける溶液等の送液、移動相の組成を変化させつつ送液する所謂グラジェント送液に於いて、基本的に移動相たる初期溶液のA液の第2溶液B液側への流入を防止することが出来る。特に、初期溶液A液のB液側への浸入の起こりうる空間をほとんど無くしたキーバルブと溶液混合部の構成により、両液の境界面での液の相互浸入を最小限に抑えることが出来る。
又、これによりグラジェント開始の遅れを最小限に抑えることができ、B液の割合の急激な増加による急激なグラジェントの立ち上がりを最小限にし、溶液の混合比率を設定値に近づけることが出来る。そして、このB液の急激な立ち上がりによるグラジェント設定開始付近に、分離されず、検出されるはずのピークが失われて了うのを防止することが出来る。
以下図に示す実施例により、本発明を説明する。
バルブ18は開閉手段としてのキーバルブで、多方バルブ、ここでは一例として6方スイッチングバルブ(以降、キーバルブと称する)を使用する。それぞれのポートをI,II,III,IV,V,VIとする。バルブポジション1(図3)では、各ポートIIとIII、IVとV、VIとIがそれぞれ連通している状態とする。バルブポジション2(図4)では、各ポートIとII、IIIとIV、VとVIがそれぞれ連通している状態とする。
まず、A液(初期溶液)を送液する送液部αをバルブポートIに接続し、B液(第2溶液)を送液する送液部βをポートVに接続する。ポートIIとVIからの流路2,3をそれぞれ溶液混合具Qの入口部q2,q3に接続し、溶液混合具Qの出口部q4をクロマトグラフィーシステムX1に接続してある。この際、ポートII,VIから溶液混合具Qまでの流路2,3の配管の内容量を十分小さくする事により、溶液の浸入を最小限に抑制することが出来る。最後にバルブポートIIIとIVは、プラグ栓により流路を遮断する。
A液(初期溶液):B液(第2溶液)=100%:0%から始めるグラジェント分析の際のバルブ及び送液部の動作は、以下のように行なわれる。
(1)バルブポジション1の状態で、送液部αからA液を設定流量で送液する(システムの平衡化、図3)。
1)送液部αから送出されたA液は、キーバルブ18のポートIからキーバルブ18内に入り、ポートVIから出て、溶液混合具Qを介して、クロマトグラフィーシステムX1に導入される(図中塗りつぶし矢印)。
2)送液部βからの流路は、キーバルブポートIV,Vが連通するが、ポートIVは閉鎖されているため、B液の流路は遮断されている。この状態で、B液の送液の準備としてシステム圧力と同じ圧力になるようにB液の加圧が行なわれる(B液の予備加圧)(図中縞矢印)。
(2)バルブポジション2に切り換えると同時に、B液を設定流量で送液開始する(グラジェント開始、図4)。
1)A液はバルブのポートIからキーバルブ18内に入り、ポートIIから出て、溶液混合具Qにより、B液と混合しクロマトグラフィーシステムX1に導入される(図中塗りつぶし矢印)。
2)B液はバルブポートVからキーバルブ18内に入り、ポートVIから出て、溶液混合Qにより、A液と混合しクロマトグラフィーシステムX1に導入される(図中縞矢印)。
(3)以降、A液,B液共にグラジェントプログラムに沿って送液される。
今回使用したキーバルブ18は、流路としての溝が掘られたローターを回転することにより、ポート間を連通する。そのローターの回転により、バルブポジション1もしくはバルブポジション2の何れかの形態をとる。
この回転をバルブポジション1から2への切替えは、反時計回り(60度)で行ない、バルブポジション2から1への切替えを時計回り(60度)で行なう事により、ポジション1の時にポートIV,Vを連通していた流路は、バルブポジション2の時はポートV,VIを連通するようになる。B液はポートVから入るため、上記の流路は、ポジション1および2の両ポジションともに同一溶液(B液)の流路となる。
同様の関係はバルブポジション1におけるポートVI,I間の流路(バルブポジション2ではポートI,II間)でも、同様に切替えが起こってもA液しか流れない。
このように、バルブの流路に同じ溶液しか通過しないため、流路に残存した異なる溶液同士がバルブ流路内で接触することが防げる。
つまり、このバルブを用いる事により、A液とB液の接触はバルブの切り替わりによって初めて行なわれる事になるため、従来のようにA液のみ送液されている状態における境界面において、溶液同士の置換や拡散による混合などの現象は発生しない。
つまり、バルブを切り替え、B液も送液される状態になって初めて、A液,B液の接触境界面が発生する。この段階においては、液の相互置換が起こる可能性があるが、A液,B液ともに送出されている段階であり、また合流部たる溶液混合部Qに到達するまで配管容量を小さくする事により、混合・置換は短時間しかおき得ない。
これにより、図2Bで示したような多段階のグラジェントカーブにはなり得ず、図1Bの如き直線状のグラジェントカーブが実現できる。この構造を用いた場合に、グラジェントカーブに及ぼす影響としては、バルブポジションが2に切替わり、B液が送液開始され、その液が溶液混合部Qに到達するまでにかかる時間分、グラジェント開始時間(立ち上がり)の遅延となる事である。然し、溶液混合具の溶液混合部Qまでの配管による遅延であるため、配管の容量を微小にする事により、遅延も微小とできる。
本発明の送液機構は、基本機構を示す図5により説明する。本発明高圧グラジェント送液システムにおける送液装置の基本機構は、キーバルブ18により連結された送液部αと送液部βから構成される。前記送液部αは、流路Wを介して多方弁としての8方スイッチングバルブ50のポートAから前記キーバルブ18のポートIに接続される。また、前記送液部βは流路Uを介して、8方スイッチングバルブ51のポートIから前記キーバルブ18のポートVに接続される。
又、本発明の送液機構は、送液部βは単数について説明するが、複数を用いることは可能である。
圧力センサー30,40,41,31は、圧力を電気的な信号に変換する半導体素子またはピエゾ素子(圧電素子)からなる検知部、前記検知部をケーシングするケース、検知した信号を出力・増幅するための内蔵回路から構成されている。また、該圧力センサーは、流体の流れる流路、インレットとアウトレット、配管接続部を有する。この圧力センサーは、圧力を計測しようとする流路に用いられる配管の一部として接続してもよく、その配管にかかる圧力を測定し、電気的な信号として出力される。
制御部80は、圧力センサー30,40,41,31からの圧力情報(センサーからの信号)、プランジャーの位置情報(駆動部からの信号)、ユーザーが指定した流速などの入力情報(インターフェースからの信号)を基に記憶し、内部での演算を行ない、プランジャーを駆動するリニアアクチュエーター90,91,92,93及びスイッチングバルブ50,51,18を動作させる信号を出力する機構の全体を合わせたコンピューターを制御部80と呼ぶ。
送液部αは、ポンプユニット100,101及びスイッチングバルブ50より成り、ポンプユニット100,101は夫々のポンプチャンバー110,120内を往復動し、且ポンプシール150,151されるプランジャー130,131と該プランジャー130,131を駆動するリニアアクチュエーター90,91により構成される。これらポンプユニット100,101のプランジャー130,131を駆動するリニアアクチュエーター90,91は、外部からの電気的信号により駆動させ、ステップモーター、マイクロステップモーター等を使用し、減速歯車モジュールや軸受、ナット等による直線運動変換機構等の従来各種公知機構を使用して、往復動を行なう。
ポンプユニット100,101は、スイッチングバルブ50の夫々ポートC,Gに接続してある。スイッチングバルブ50は、ここでは多方弁たる8方弁を使用している。スイッチングバルブ50のポートEには、吸入流路Yが接続され、該吸入流路Yには、内部圧力センサー40を介してスイッチングバルブ60がそのポートaに接続され、スイッチングバルブ60のポートcには、溶液Aを貯蔵する溶液貯蔵槽70を連通してある。スイッチングバルブ60には、そのポートeに排出流路Z、例えばトレインチューブが連結してある。
送液部βは、ポンプユニット102,103及びスイッチングバルブ51より成り、ポンプユニット102,103は夫々ポンプチャンバー111,121内を往復動し、且ポンプシール160,161されるプランジャー140,141と該プランジャー140,141を駆動するアクチュエーター92,93により構成される。これらポンプユニット102,103のプランジャー140,141を駆動するリニアアクチュエーター92,93は、ステップモーター、マイクロステップモーター等を使用し、減速歯車モジュールや軸受、ナット等による直線運動変換機構等の従来各種公知機構を使用して、往復動を行なう。
ポンプユニット102,103は、スイッチングバルブ51のポートK,Oに夫々接続してある。スイッチングバルブ51は、ここでは多方弁たる8方弁を使用している。スイッチングバルブ51のポートMには、吸入流路Y1が接続され、該吸入流路Y1には内部圧力センサー41を介して、スイッチングバルブ61がそのポートfに接続され、スイッチングバルブ61のポートhには、溶液Bを貯蔵する溶液貯蔵槽71が連通してある。スイッチングバルブ61には、そのポートjには排出流路Z1、例えばドレインチューブが連結してある。
送液部αは、流体またはその混合物を送るポンプユニット100、ポンプユニット101、流路Yの内部圧力およびポンプユニット100とポンプユニット101の内部圧力を観測する内部圧力センサー40、流路Yと前記ポンプユニット100もしくは前記ポンプユニット101、または前記流路Yと前記ポンプユニット100もしくは前記ポンプユニット101を接続するための8方スイッチングバルブ50、前記流路Yと溶液貯蔵槽70の接続、または前記流路Yと前記溶液貯蔵槽70の隔離を可能とする1−4方または1−3方スイッチングバルブ60、前記ポンプユニット100と前記ポンプユニット101とのポンプチャンバー110と120内に往復運動するプランジャー130と140を駆動するリニアアクチュエーター90と91、前記スイッチングバルブ50と前記スイッチングバルブ60の切り換え、前記プランジャー130と131の往復運動を制御部80により、制御されるように構成されている。
送液部βは、流体またはその混合物を送る前記ポンプユニット102、前記ポンプユニット103、流路Y1の内部圧力およびポンプユニット102またはポンプユニット103の内部圧力を観測する圧力センサー41、流路Uと前記ポンプユニット102もしくは前記ポンプユニット103、または前記流路Y1と前記ポンプユニット102もしくは前記ポンプユニット103を接続するためのスイッチングバルブ51、前記流路Y1と溶液貯蔵槽71の接続、または前記流路Y1と前記溶液貯蔵槽71の隔離を可能とする1−4方または1−3方スイッチングバルブ61、前記ポンプユニット102と前記ポンプユニット103とのポンプチャンバー111と121内に往復運動するプランジャー131と141を駆動するリニアアクチュエーター92と93、前記キーバルブ51と前記キーバルブ61の切り換え、前記プランジャー140と141の往復運動を制御する制御部80により、制御されるように構成されている。
高圧グラジェント送液システムにおける送液システムの基本機構の動作および制御キーバルブ18により連結された送液部αと送液部βにより、構成されるグラジェント送液システムにおける送液装置の基本機構に関した基本動作および制御は、制御部80によりロジック的に制御される。
本送液システムはグラジェント送液を行なうために、条件によってポンプユニット100とポンプユニット101から構成されている送液部α、またはポンプユニット102とポンプユニット103から構成されている送液部βは、クロマトグラフィーシステムX1へ送液する際に、一方のプランジャーが送液しない時には、もう一方のプランジャーが必ずしも送液するとは限らない。
高圧グラジェント送液の初期組成が、溶液A:溶液B=100%:0%になる場合
グラジェントプログラムをスタートさせる際に、溶液Aだけがクロマトグラフィーシステムへ供給され、溶液Bを送液する送液部が、送液中の前記送液部とクロマトグラフィーシステムから隔絶されている。但し、溶液Bの送液部は、システム圧力を目標としてプランジャーの前進により2つのポンプチャンバー内の溶液Bとも加圧し、待機する。図5に示しているシステムを例としてグラジェント送液システムにおける送液システムの基本機構の動作および制御を述べる。
キーバルブ18のポートIIIとIVが、プラグ線で密栓され、ポートI,VI間が連通の状態で、溶液Aが流路Wと流路Xを順次に経て、送液部αのポンプユニット100またはポンプユニット101からクロマトグラフィーシステムX1へ供給される。この時、送液部αのポンプユニット100またはポンプユニット101のどちらかが圧力センサー30により、モニタリングされたシステム圧力を目標としながら、流路Xとポンプユニット100またはポンプユニット101のどちらか一方の加圧された内部圧力が同等になるように、プランジャー130またはプランジャー131の前進により、ポンプチャンバー110またはポンプチャンバー120内の溶離液Aを加圧し、待機する。この際、この内部圧力は圧力センサー40により測定され、制御部80に送られている。
同時に、送液部βのポンプユニット102がポートI,J、K,L間が連通されたスイッチングバルブ51を介して、流路Uに連通している。流路Uは、スイッチングバルブ18に連結するが、前記キーバルブ18のポートV,VI間が連通しておらず、ポートIVが密栓されているため、送液部αとクロマトグラフィーシステムX1から隔絶されている。送液部βのポンプユニット103がポートM,N,P,O間が連通されたスイッチングバルブ51を介して、流路Y1に連通している。送液部βのポンプユニット102とポンプユニット103ともシステムへの送液が開始していないが、前記のシステム圧力を目標として、プランジャーの前進によりポンプチャンバー111またはポンプチャンバー121内の溶離液Bを加圧し、待機する。システム圧力が平衡化または再平衡化され、グラジェントプログラムをスタートさせると、キーバルブ18は切り換わり、ポートV,VI間が連通し、流路Uと流路Wがキーバルブ18を介して連通されると同時に、送液部αと送液部βともグラジェントプログラムに従って、ロジック的に制御部80により制御され、流路X(クロマトグラフィーシステムX1)へ送液される。
高圧グラジェント送液の初期組成が、溶液A:溶液B=100%:0%にならない場合
グラジェントプログラムをスタートさせる際に、溶液Aと溶液Bともプログラムの所定割合に従って、クロマトグラフィーシステムへ供給される。図5に示しているシステムを例として、グラジェント送液システムにおける送液システムの基本機構の動作および制御を述べる。
6方スイッチングバルブたるキーバルブ18のポートIIIとIVが、プラグ栓で密栓され、ポートI,II間が連通の状態で、溶液Aが流路Wと流路Xを順次に経て、送液部αのポンプユニット100またはポンプユニット101からクロマトグラフィーシステムへ供給される。また、キーバルブ18のポートV,VI間も連通の状態で、溶液Bが流路Uと圧力センサー31を経て、送液部βのポンプユニット102またはポンプユニット103から送出され、溶液混合部Qで溶液Aと合流し、溶液Aと溶液Bが溶液混合部Qから混合しながら、クロマトグラフィーシステムへ供給される。
そのときに、送液部αのポンプユニット100またはポンプユニット101のどちらかが圧力センサー30により、モニタリングされたシステム圧力を目標としながら、流路Xとポンプユニット100またはポンプユニット101のどちらかの内部圧力が同等になるように、プランジャー130またはプランジャー131の前進により、溶液Aを加圧し待機する。
同時に、送液部βのポンプユニット102またはポンプユニット103のどちらかが圧力センサー31により、モニタリングされたシステム圧力を目標としながら、流路Xとポンプユニット102またはポンプユニット103のどちらかの内部圧力が同等になるように、プランジャー140またはプランジャー141の前進により、溶液Bを加圧し待機する。
送液部αのポンプユニット100またはポンプユニット101のどちらかが、1ストロークの送液を終えた直後に,待機側のポンプユニット101又は100が送液し始め、グラジェントプログラムに従いながら、連続的にクロマトグラフィーシステムX1へ溶液Aを供給する。同様に、送液部βのポンプユニット102またはポンプユニット103のどちらかが1ストロークの送液を終えた直後に、待機側のポンプユニットが送液し始め、グラジェントプログラムに従いながら、連続的にクロマトグラフィーシステムX1へ溶液Bを供給する。
高圧グラジェント送液システムにおける送液装置の基本機構における圧力センサーの相互校正について、説明する。
クロマトグラフィーシステム圧力をモニタリングするシステム圧力センサーと各ポンプユニットの内部圧力を観測する内部圧力センサーは、圧力センサー校正のための流路を利用して、実際に使用されるクロマトグラフィーシステムX1の分離・分析条件で校正することができる。
高圧グラジェント送液システムに於いて、送液装置の圧力センサーの相互校正を行なうことが出来る。図6に示すように、キーバルブたるバルブ18と各送液部α,βのスイッチングバルブ50及び51間の流路W及び流路Uに、それぞれ3方ジョイント190,191を設ける。該3方ジョイント190,191とそれぞれ送液部α,βの給入流路Y及びY1に設けたスイッチングバルブ60及び61の間に、流路S及び流路Tを接続させる。
圧力センサー30,31,40,41の相互校正が、下記の手順に基づいたプログラムにより自動的に行える。
(a)スイッチングバルブ50とスイッチングバルブ51とは、ポートF,G間、A,H間、B,C間、D,E間およびポートN,O間、I,P間、J,K間、L,M間がそれぞれ連通される状態に切替える。スイッチングバルブ50と51が切り換えられた後に、スイッチングバルブ60と61も直ちにポートa,c間、f,h間が連通される状態に切り換えられ、ポンプユニット100と102がプランジャー130と140の後退により、それぞれ溶液貯蔵槽70と71から溶液を吸引する。
(b)ポンプユニット100と102が吸引を終えた後に、プランジャー130と140が停止した後にスイッチングバルブ50と51が切り換えられ、ポートG,H間、E,F間およびポートO,P間、M,N間がそれぞれ連通される。スイッチングバルブ60と61は切り換えなく、ポートa,c間およびf,h間が連通されたままで、ポンプユニット101と103がプランジャー131と141の後退により、それぞれ溶液貯蔵槽70と71から溶媒を吸引する。ポンプユニット101と103が吸引を終える。
(c)スイッチングバルブ60と61は、ポートa,c間およびf,h間が連通された状態からポートa,b間およびf,g間が連通される状態に切り換えられる。
(d)キーバルブ18は、ポートI,II間とV,VI間が連通される状態に切り替わる。
(e)ポンプユニット100とポンプユニット102、またはポンプユニット101とポンプユニット103のどちらかまたは両方が溶液貯蔵槽70と71をそれぞれクロマトグラフィーシステムに連続に送出する。
(f)そのときに、圧力センサー30,31,40,41が連通するので、同一システム圧力を感受する。システム圧力が安定した後に、圧力センサー30,31,40,41の出力を比較し、同一出力レベルに校正する。
高圧グラジェント溶出システムにおける本システムにおいては、サンプルバンドの拡散に悪影響を与えることがないように、内ボリュームの小さいシステム圧力センサー30と溶液混合具Qの間に、試料導入ユニット17を設けて構成している(図7)。前記の試料導入ユニット17は、マニュアルインジェクターまたは自動的に試料をクロマトグラフィーシステムに注入できるオートサンプラーであり、送液部αと(または)送液部βから送出される溶液(移動相)により、試料導入ユニットにロードされたサンプルを分離カラムへ導入させる。
試料導入ユニット17以外に、本システムの基本構成は図5に示したシステムの基本機構1とは同じとなる。また、図6に示したようにシステムの基本機構にも圧力センサーの構成流路を導入することも可能となる。
溶液混合部の模式図 上記模式図による溶液の組成変化図 従来の溶液混合部の模式図 上記模式図による溶液の組成変化図 本発明一実施例要部拡大一作動説明図 同上他作動説明図 本発明一実施例概略説明図 本発明他実施例概略説明図 本発明他実施例概略説明図
符号の説明
2 流路
3 流路
17 試料導入ユニット
18 キーバルブ
30 圧力センサー
31 圧力センサー
40 圧力センサー
41 圧力センサー
50 スイッチングバルブ
51 スイッチングバルブ
60 スイッチングバルブ
61 スイッチングバルブ
70 溶液貯蔵槽
71 溶液貯蔵槽
80 制御部
90 リニアアクチュエーター
91 リニアアクチュエーター
92 リニアアクチュエーター
93 リニアアクチュエーター
100 ポンプユニット
101 ポンプユニット
102 ポンプユニット
103 ポンプユニット
110 ポンプチャンバー
111 ポンプチャンバー
120 ポンプチャンバー
121 ポンプチャンバー
130 プランジャー
131 プランジャー
140 プランジャー
141 プランジャー
150 ポンプシール
151 ポンプシール
190 3方ジョイント
191 3方ジョイント
Q 溶液混合具
U 流路
W 溶液流路
X 供給流路
X1 クロマトグラフィーシステム
Y 吸入流路
Z 排出流路
Z1 排出流路
a ポート
c ポート
e ポート
f ポート
h ポート
j ポート
q2 入口部
q3 入口部
q4 出口部
α 送液部
β 送液部
I ポート
II ポート
III ポート
IV ポート
V ポート
VI ポート

Claims (9)

  1. ポンプユニットとバルブより成る送液部2つ以上を1つのキーバルブにて連結し、各送液部より混合比率に従って送液する如く構成したグラジェント送液システムに於いて、キーバルブの二つのポートと連通して溶液混合部を設け、キーバルブの切り換えにより溶液混合部にその両端から溶液が入り、両溶液の接触混合が行われることを特徴とするグラジェント送液方法。
  2. ポンプユニットとバルブより成る送液部2つ以上をキーバルブにて連結し、各送液部より混合比率に従って送液する如くしたグラジェント送液システムに於いて、キーバルブの切り換えにより連続的に混合溶液を送液することを特徴とする請求項1記載のグラジェント送液方法。
  3. キーバルブの切り換えにより、初期溶液と第2溶液を隔絶することを特徴とする請求項1又は2に記載のグラジェント送液方法。
  4. ポンプユニットとバルブより成る送液部2つ以上を1つのキーバルブにて連結し、両送液部より混合比率に従って、送液する如く構成したグラジェント送液システムに於いて、キーバルブの2つのポート間に、ポートに連通して溶液混合部を設け、該溶液混合部を介して分析システムへ送液する如くしたことを特徴とするグラジェント送液装置。
  5. 2つ以上の送液部をキーバルブに連結すると共に、キーバルブより初期溶液を送液する送液部αをキーバルブのポートを介して、溶液混合部に連通し、第2液を送液する送液部βをキーバルブにて止める第1状態と、初期溶液を送液する送液部αをキーバルブのポートを介して溶液混合部に連通し、第2液を送液する送液部βをキーバルブのポートを介して溶液混合部に連通する第2状態とを交互に実行することを特徴とする請求項4記載のグラジェント送液装置。
  6. キーバルブの初期溶液の出口ポートと第2液の出口ポートに溶液混合部口部を連結させたことを特徴とする請求項4及び5記載のグラジェント送液装置。
  7. 受取りシステムへの圧力を測定する圧力センサーを溶液の供給流路に設け、各送液部の少なくとも一のポンプユニットとキーバルブを介して、連通する溶液の吸入流路にポンプユニット及び吸入流路内の圧力を測定する圧力センサーを設けると共に、送液部βとキーバルブに連通する流路Uの圧力を測定する圧力センサーを設けることを特徴とする請求項4乃至6記載のグラジェント送液装置。
  8. 受取りシステムの供給流路に設けた圧力センサーとキーバルブ間の供給流路にキーバルブに連通した試料導入ユニットを設けたことを特徴とする請求項4乃至7記載のグラジェント送液装置。
  9. キーバルブと各送液部間の流路に、それぞれ3方ジョイントを設置し、該3方ジョイントと各送液部の吸入流路に設けたスイッチングバルブ間に、それぞれ流路を連通形成させたとを特徴とする請求項4乃至8記載のグラジェント送液装置。
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