JP2007306460A - 情報通信端末、情報共有システム及び情報共有方法 - Google Patents

情報通信端末、情報共有システム及び情報共有方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 受信側の端末に対して発信側端末からの意図を反映させ、さらに、アドホックコミュニティにおいて従来には無い新たな価値を生み出してコミュニケーションの活性化を図る。
【解決手段】
近距離通信制御部24と近距離通信アンテナ25は、他の端末とアドホック通信を行う。メモリ部15には、電話帳データとその電話帳内の登録人物についてのメールや画像の情報が保持されている。そして、携帯電話端末は、他の端末とアドホック通信を行い、当該他の端末が保持している電話帳データを取得し、他の端末から取得した電話帳データにより、両端末ユーザにとって相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定し、その特定した人物の電話帳データやメール、画像等の情報を、アドホック通信により他の端末へ送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば無線LANのようなアドホック通信が可能な携帯電話端末等の情報通信端末間で情報を共有する際に好適な情報通信端末、情報共有システム及び情報共有方法に関する。
例えば無線LANのようなアドホック通信に関連する技術として、例えば特開2005−236598号の公開特許公報(特許文献1)には、データを保存する各アドホックネットワーク端末が、データ送信条件に従いデータを周期的に送信し、データを受信した端末が新たなデータを保持する端末となって以後最初のデータ送信端末と同様にデータを周期的に送信する端末となることを繰り返すことにより、各端末にデータの運搬の役割を持たせるようにした技術が開示されている。
また例えば、特開2006−86989号の公開特許公報(特許文献2)には、送信端末が、通信相手端末のユーザ情報をアドホック通信のための設定情報に反映し、当該設定情報を含む管理所を自端末周辺に報知してアドホックネットワークを解説し、通信相手端末が、周辺からの管理情報の有無を監視してアドホックネットワークの存在を監視し、受信した管理情報に自端末のユーザ情報が含まれるか否か判断し、含まれている場合に自端末への着信と判断し、その管理情報に含まれる設定情報を自端末のアドホック通信のための設定情報に反映した上で、アドホックネットワークに参加して発信端末とアドホック通信を行うようにした技術が開示されている。
特開2005−236598号公報(図1) 特開2006−86989号公報(図6)
ところで、上述した無線LANのようなアドホック通信において、例えばいわゆるP2P(Peer to Peer)ネットワークによるファイル共有が行われているような場合、発信側の端末によるデータの制御は困難であり、例えば、発信側端末から発信されたデータが、受信側端末上でどのように扱われるのかまで、当該発信側端末が制御するようなことは事実上不可能である。すなわち言い換えると、発信側端末では、送信したデータが受信側端末においてどのように扱われるのかを知ることができないため、発信側の意図を受信側に反映させることもできない。
また、アドホック通信を通じたコミュニティが形成されているような場合において、当該アドホックコミュニティは、一般的には各ネットワーク端末間で情報を一時的に共有することが主目的となされており、それ以上の新たな価値を生み出すようなことは未だ何等考えられていない。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、受信側の端末に対して発信側端末からの意図を反映させることができ、さらに、アドホックコミュニティにおいて従来には無い新たな価値を生み出してコミュニケーションの活性化を図ることを可能にする情報通信端末、情報共有システム及び情報共有方法を提供することを目的とする。
本発明の情報通信端末は、アドホック通信を行うための近距離通信部と、少なくとも人物を特定可能な識別情報とその識別情報に対応付けられた関連情報を複数保持する情報保持部と、アドホック通信を行っている他の端末から、当該他の端末が保持している識別情報を取得し、他の端末から取得した識別情報と情報保持部が保持している識別情報とに基づいて、相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定し、当該特定した人物の識別情報に対応付けられた関連情報を、近距離通信部を介して他の端末へ送信する情報管理部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報共有システムは、少なくとも人物を特定可能な識別情報とその識別情報に対応付けられた関連情報を複数保持し、相互にアドホック通信を行う少なくとも二つの情報通信端末により構成された情報共有システムであり、一方の情報通信端末は、アドホック通信を行っている他方の情報通信端末から、当該他方の情報通信端末が保持している識別情報を取得し、他方の情報通信端末から取得した識別情報と自端末が保持している識別情報とに基づいて、相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定し、当該特定した人物の識別情報に対応付けられた関連情報をアドホック通信にて他方の情報通信端末へ送信することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報共有方法は、少なくとも人物を特定可能な識別情報とその識別情報に対応付けられた関連情報を複数保持するステップと、アドホック通信を行っている他の端末から当該他の端末が保持している識別情報を取得するステップと、他の端末から取得した識別情報と自らが保持している識別情報とに基づいて、相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定するステップと、当該特定した人物の識別情報に対応付けられた関連情報を、アドホック通信により他の端末へ送信するステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、アドホック通信を介して、他の端末が保持している識別情報を取得し、他の端末から取得した識別情報と自端末が保持している識別情報とに基づいて、相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定している。そして、当該特定した人物の識別情報に対応付けられた関連情報を、アドホック通信を介して他の端末へ送信する。これにより、本発明では、受信側の端末に対して発信側端末からの意図を反映させている。また、本発明によれば、アドホックコミュニティにおいて互いの意図を反映させて情報の共有を行うことで、従来には無い新たな価値を生み出しいる。
本発明においては、他の端末から取得した識別情報と自端末が保持している識別情報とに基づいて、相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定し、その特定した人物の識別情報に対応付けられた関連情報をアドホック通信を介して他の端末へ送信するようにしているため、受信側の端末に対して発信側端末からの意図を反映させることができ、また、アドホックコミュニティにおいて互いの意図を反映させて情報の共有を行うことができるため、従来には無い新たな価値を生み出してコミュニケーションの活性化を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の情報通信端末、情報共有システム及び情報共有方法の一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の情報通信端末の一例として携帯電話端末を挙げ、本発明の情報共有システムの一例として少なくとも二つ以上の携帯電話端末からなるシステムを挙げているが、勿論それはあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の概略的な内部構成〕
図1には、本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
通信アンテナ12は、例えば内蔵アンテナであり、通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路11は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。なお、パケット通信により送受信されるデータは、電子メールデータ、動画像や静止画の画像データ、音声データ、HTML(Hyper Text Markup Language)データ、プログラムデータ、その他の各種データである。ここで、上記通信アンテナ12及び通信回路11の受信データが通話音声のデータである場合、その通話音声のデータはデータラインを介して音声処理部22へ送られ、それ以外の受信データは一旦、制御部10へ送られて処理された後、必要に応じて当該制御部10から各部へ送られる。
音声処理部22は、上記通信回路11から通話音声の受信データが供給された時には、当該通話音声の受信データを復号化し、その復号化後の通話音声データをデータラインを介してスピーカ20へ送る。
スピーカ20は、携帯電話端末に設けられている受話用のスピーカやリンガ(着信音)、音楽再生、アラーム音等の出力用のスピーカであり、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音,再生音楽のデータを、ディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声やリンガ音,再生音楽が得られることになる。
マイクロホン21は、送話用のマイクロホンであり、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン21を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して音声処理部22へ送られて符号化された後、データラインを介して通信回路11へ送られて変調、周波数変換等の各種処理を受け、通信アンテナ12から送信される。
表示部13は、例えば液晶等からなるディスプレイとそのディスプレイを駆動するためのディスプレイ駆動回路とからなる。ディスプレイ駆動回路は、画像処理部23から供給された画像信号に基づいて、上記ディスプレイを駆動する。これにより、ディスプレイには、画像や文字等が表示される。
画像処理部23は、表示部13に表示される画像やテキストの処理を行う。また、画像処理部23は、制御部10による制御の元で内蔵メモリから読み出された圧縮符号化されている画像データや、インターネット等を介して取得した画像データ等を伸張復号化等し、その伸張復号後の画像データをデータラインを介して表示部13へ送って表示させる。その他、画像処理部23は、図示しないカメラ部により撮像された静止画像や動画像のデータの圧縮符号化等を行い、その圧縮符号化された画像データを、制御部10による制御の元で必要に応じて内蔵メモリに送り、記憶させる。
操作部14は、本実施形態の携帯電話端末の筐体上に設けられているキーボード等の操作デバイスと、それら操作デバイスの操作に応じた操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。
メモリ部15は、ROM(Read Only Memory)からなる。当該メモリ部15は、OS(Operating System)、制御部10が各部を制御するための制御プログラムコード、各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、着信音やキー操作音等の音データ、本実施形態にかかる後述するアドホック通信による情報共有機能を実現するため情報共有アプリケーション16、メールアプリケーション、電話帳アプリケーション、静止画管理アプリケーション、スケジューラアプリケーション、顔認証アプリケーション、履歴管理アプリケーション等の各種アプリケーションプログラムコード、当該端末のIDなどを記憶している。また、当該メモリ部15のROMは、NAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、電話帳(アドレス帳も含む)データ、スケジュール帳データ、通信履歴等の様々なデータ、ユーザ辞書データ、静止画や動画データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。
一時メモリ部17は、RAM(Random Access Memory)からなる。当該RAMは、制御部10が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。また、本実施形態の場合、当該一時メモリ部17には、アドホック通信により別の情報通信端末(例えば携帯電話端末)から送られてきた情報も一時的に蓄積される。
近距離通信制御部24は、本実施形態の携帯電話端末の周囲近傍に存在する別の情報通信端末(例えば携帯電話端末)との間で、近距離通信アンテナ25を介して、アドホック通信を実現するための制御を行う。なお、本実施形態における近距離通信としては、例えば無線LANやいわゆるブルートゥース(BlueTooth:登録商標)などの何れの方式が採用されていても良い。
制御部10は、CPUからなり、メモリ部15に記憶されているOSや各種プログラムに基づいて、当該端末の様々な制御を行う。特に、本実施形態の場合、制御部10は、上記メモリ部15に記憶されている情報共有アプリケーション16のプログラムを実行することにより、後述するように、アドホック通信による情報共有処理を実現する。
その他、図1には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、カメラ部、LED部、外部メモリインターフェース、外部ケーブル用コネクタ、非接触通信による電子財布機能、本人認証機能、バイブレータ、バッテリ、電源及び電力制御機能など、一般的な携帯電話端末が備えている各構成要素についても備えている。なお、それら一般的な携帯電話端末が備えている回路構成やその他の構成の説明については省略する。
〔情報共有アプリケーションの説明〕
本実施形態において、上記情報共有アプリケーション16は、図2に示すように、本実施形態の携帯電話端末が備えているメールアプリケーション30や電話帳アプリケーション31,静止画アプリケーション32,スケジューラアプリケーション33,顔認証アプリケーション34,履歴管理アプリケーション35等の他のアプリケーションを統括し、それらアプリケーションが扱う情報を元に、アドホック通信により他の携帯電話端末との間で各種の情報を共有するための処理を実行するアプリケーションとなされている。
以下、制御部10が情報共有アプリケーション16を実行することにより実現可能な機能について説明する。なお、本実施形態では、上記他の携帯電話端末も、図1と同じ構成を有しているものとする。
〔共通の友人の抽出とコミュニケーションの活性化〕
本実施形態の情報共有システムの一方の携帯電話端末(以下、自端末と表記する)において、上記近距離通信制御部24及び近距離通信アンテナ25を通じて他の相手先携帯電話端末(以下、相手先端末と表記する)との間のアドホック通信が可能となされている状態の時、自端末の情報共有アプリケーション16は、電話帳アプリケーション31により管理されている電話番号やメールアドレス(本発明にかかる相手方を識別可能な情報、以下これらをまとめて電話番号等と表記する)の情報を、上記相手先端末との間で相互にやり取りし、自端末内に保持されている電話番号等と上記相手先端末内に保持されている電話番号等との一致判定を行い、相互に一致した電話番号等が幾つか存在する場合には、更に、履歴管理アプリケーション35が管理している通話履歴やメール送受信履歴を元に、上記相互に一致した電話番号等の中で優先度の高い電話番号等を求め、そして、電話帳アプリケーションを参照して、当該優先度の高い電話番号等に対応した人物を特定する。
すなわち、本実施形態の情報共有システムでは、自端末及び相手先端末の両者において、電話帳アプリケーションにて管理されている電話番号等をキーワードとして上記相互に一致した電話番号等を見つけることにより、自端末のユーザと相手先端末のユーザとの間で共通の友人を抽出し、さらに、通話やメールの履歴を元に、それら共通の友人の中で特に通話やメールのやり取りが多い人物を優先度の高い人物として特定するようになされている。
ここで、例えば自端末のユーザと相手先端末のユーザとの間の共通の友人が何人か存在する場合において、それら共有の友人の中の或る友人Xと自端末のユーザとの間で行われた通話等の履歴が過去に10件あり、一方、当該或る友人Xと相手先端末のユーザとの間で行われた通話等の履歴が過去に1件あったとし、また、上記共有の友人の中の別の友人Yと自端末のユーザとの間で行われた通話等の履歴が過去に5件あり、一方、当該別の友人Yと相手先端末のユーザとの間で行われた通話等の履歴が過去に5件あったような場合、本実施形態では、後者の友人Yの方が、共通の優先度が高い人物として特定される。
上述のようにして優先度の高い人物が特定できた場合、自端末及び相手先端末の両者において、情報共有アプリケーション16は、当該優先度の高い人物に関連する情報を、自端末と相手先端末との間で相互にやり取りする。そして、自端末の情報共有アプリケーション16、及び、相手先端末の情報共有アプリケーション16は、それら相互にやり取りした情報を用いてミックスした同一の情報を作成し、その情報を例えば表示部13のディスプレイ上に表示する。なお、上記優先度の高い人物に関連する情報及び上記ミックスした同一の情報としては、例えば顔認証アプリケーション34が顔認証機能により求め且つ静止画アプリケーション32が管理している静止画データや、メールアプリケーション30が管理しているメールのデータなど、及びそれらをミックスした情報を挙げることができる。
これにより、本実施形態の情報共有システムによれば、自端末のユーザ及び相手先端末のユーザの共通の友人で且つ、上記自端末のユーザ及び相手先端末のユーザの両者が共に頻繁に通話等を行っている優先度の高い友人を見つけることができる。さらに、本実施形態によれば、上記共通且つ優先度の高い友人に関連する情報をミックスした情報を、上記自端末及び相手先端末の両者において共に表示部13のディスプレイ上に表示することにより、自端末のユーザと相手先端末のユーザとの間で、上記共通の優先度の高い友人に関する話題を導き出すことができ、両者のコミュニケーションの活性化を図ることが可能となる。
〔空きスケジュールの共有と連携〕
また、本実施形態の携帯電話端末において、自端末と相手先端末との間のアドホック通信が可能となされている時、情報共有アプリケーション16は、スケジューラアプリケーション33により管理されているスケジュールの情報を、上記相手先端末との間で相互にやり取りし、自端末内に保持されているスケジュール情報と上記相手先端末内に保持されているスケジュール情報とから互いの空き時間を見つけ、当該空き時間が存在する場合には、その空き時間内に両者のスケジュールを設定することが可能となされている。
さらに、本実施形態の携帯電話端末において、上述のような共通の優先度の高い友人が存在する場合(当該友人は一人だけでなく複数であっても良い)、情報共有アプリケーション16は、上記設定したスケジュールの情報を、当該共通の優先度の高い友人に対して送信することも可能となされている。
これにより、本実施形態の情報共有システムによれば、自端末のユーザ及び相手先端末のユーザとの間でスケジュールの調整が可能となり、また、自端末のユーザ及び相手先端末のユーザの共通且つ優先度の高い友人に対して、自端末のユーザ及び相手先端末のユーザの間で調整したスケジュールの情報を知らせることも可能となる。したがって、本実施形態によれば、共通の友人を含めた複数人でのスケジュールの共有が可能となる。なお、この場合の共通の友人は、自端末のユーザ及び相手先端末のユーザの近くに居る必要はない。上記共通の友人が遠距離に居る場合、スケジュール情報は例えばメール等を通じて送信することができる。
〔共有するデータの補完〕
また、本実施形態の携帯電話端末において、自端末と相手先端末との間のアドホック通信が可能となされている時、情報共有アプリケーション16は、上述のような共通の優先度の高い友人が存在する場合(当該友人は一人だけでなく複数であっても良い)、電話帳アプリケーション31により管理されている電話番号やメールアドレス、自宅住所等の電話帳情報の中からその友人に関する電話帳情報を抽出し、当該友人に関する電話帳情報を上記相手先端末との間で相互にやり取りし、自端末内に保持されている当該友人に関する電話帳情報と上記相手先端末内に保持されている当該友人に関する電話帳情報とから互いに不足する情報を見つけ、当該不足する情報が存在する場合には、その不足する情報を両者の電話帳情報から相互に補完することが可能となされている。
これにより、本実施形態の情報共有システムによれば、自端末のユーザと相手先端末のユーザとの間の共通する優先度の高い友人が存在する場合において、例えば、自端末の電話帳内には、上記友人の自宅の住所は登録されているが会社の電話番号は登録されておらず、上記相手先端末の電話帳内には、上記友人の会社の電話番号は登録されているが自宅の住所は登録されていないような場合、自端末の電話帳には上記友人の会社の電話番号が登録され、上記相手先端末の電話帳には上記友人の自宅の住所が登録されることになる。なお、上記実際の登録は、ユーザからの手動による登録指示を待って行っても良く、各端末が自動で登録処理を行っても良い。また、この例では電話帳情報の補完を例に挙げたが、例えば画像情報やメール情報などの補完にも当然本発明は適用可能である。その他、本実施形態の情報共有システムの場合、上記不足する情報が補完により登録されるのは、両端末のユーザの共通の友人に関する情報のみとなされており、両端末のユーザの何れか一方のユーザのみの友人に関する情報については相互に補完登録されることはない。
〔データ共有のシーケンス〕
図3には、本実施形態の情報共有システムにおいて、例えばユーザAの携帯電話端末とユーザBの携帯電話端末との間でアドホック通信が行われ、それら両携帯電話端末の間で、それらユーザAとユーザBの共通の友人に関するデータの共有と補完が行われる際のシーケンス図を示す。
図3において、ユーザAの携帯電話端末とユーザBの携帯電話端末が共にアドホック通信を開始すると、ステップS11の処理としてユーザAの携帯電話端末の情報共有アプリケーション16が起動し、また、ステップS21の処理としてユーザBの携帯電話端末の情報共有アプリケーション16が起動する。なお、以下の説明では、ユーザAの携帯電話端末側の情報共有アプリケーション16を、特に情報共有アプリケーション16Aと表記し、ユーザBの携帯電話端末側の情報共有アプリケーション16を、特に情報共有アプリケーション16Bと表記することにする。
次に、ユーザA,ユーザB側の何れかにおいて、データ共有のための通信処理が開始される。図3の例では、ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aが、ステップS12の処理としてデータ共有のための通信処理を開始したとする。この場合、情報共有アプリケーション16Aは、ユーザBの携帯電話端末へデータ(人物に関するデータ)の提供を行う。
上記データ提供を受けたユーザB側の情報共有アプリケーション16Bは、ステップS22の処理として、上記ユーザA側から提供されたデータと共通するデータを自端末内に保存されているデータ(人物に関するデータ)の中から抽出し、そして、その抽出したデータを共通データとしてユーザAの携帯電話端末へ提供する。
次に、情報共有アプリケーション16Aと情報共有アプリケーション16Bは、ステップS31の処理として、両方の共通するデータ(共通する人物)について優先度を判定し、その優先順にデータを並べる。なおこの時、本実施形態によれば、例えばチェックボックスにチェックを入れる等の操作により、上記優先順のデータのうち何れのデータを共有するかについて両携帯電話端末のユーザが指定可能となされている。図3の例では、人物C〜人物Fのデータが優先順並び、その中から人物Cと人物Dに関するデータがユーザにより指定された場合を挙げている。
次に、ユーザA,ユーザB側の何れかにおいて、複数種類のデータのうち共有するデータを何れのデータにするかの特定処理が行われる。図3の例では、ユーザA側の携帯電話端末でデータの特定が行われる場合を挙げている。当該ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aは、ステップS13の処理として、データ特定を行うと、その特定されたデータがユーザBの携帯電話端末へ送られる。これにより、情報共有アプリケーション16Aと情報共有アプリケーション16Bは、ステップS32の処理として、特定データの共有が可能となる。図3の例の場合は、人物Cと人物Dに関するデータが特定された場合を挙げている。
次に、ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aは、ステップS14の処理として、自端末内に保存されているデータ(人物に関するデータ)の中から、上記特定された人物C及び人物Dに関連したデータ(例えば画像a,画像b,メールc,メールdのデータ)を収集し、さらに、ステップS15の処理として、それら収集したデータの中から相手方へ提供可能なデータの許可をユーザAに求めた後、当該ユーザAにより許可されたデータをユーザB側の携帯電話端末へ送信する。なお、本実施形態の場合、例えばチェックボックスにチェックを入れる等の操作により、ユーザAが上記データ提供の許可を与えるようになされている。図3の例では、画像a,画像b,メールcのデータについて提供の許可が与えられた場合を挙げている。
また、ユーザB側においても同様に、情報共有アプリケーション16Bは、ステップS23の処理として、自端末内に保存されているデータ(人物に関するデータ)の中から、上記特定された人物C及び人物Dに関連したデータ(例えば画像e,画像f,メールg,メールhのデータ)を収集し、さらに、ステップS24の処理として、それら収集したデータの中から相手方へ提供可能なデータの許可をユーザBに求めた後、当該ユーザBにより許可されたデータをユーザA側の携帯電話端末へ送信する。なお、本実施形態の場合、例えばチェックボックスにチェックを入れる等の操作により、ユーザBが上記データ提供の許可を与えるようになされている。図3の例では、画像f,画像gのデータについて提供の許可が与えられた場合を挙げている。
その後、情報共有アプリケーション16Aと情報共有アプリケーション16Bは、ステップS33の処理として、相互に提供されたデータをミックスし、それぞれディスプレイ上に表示する。すなわち図3の例の場合、ユーザAの携帯電話端末とユーザBの携帯電話端末において共に、人物Cと人物Dに関連したデータとして、画像a,画像b,画像f,メールc,メールgのデータが表示される。
〔スケジュール共有と友人へのスケジュール情報送信のシーケンス〕
図4には、本実施形態の情報共有システムにおいて、例えばユーザAの携帯電話端末とユーザBの携帯電話端末との間でアドホック通信が行われ、それら両携帯電話端末のユーザA,B間でスケジュール調整が行われ、さらに、ユーザAとユーザBの共通の友人に対して上記スケジュール情報が送信される場合のシーケンス図を示す。
図4において、ユーザAの携帯電話端末とユーザBの携帯電話端末が共にアドホック通信を開始し、ステップS41の処理としてユーザAの携帯電話端末の情報共有アプリケーション16Aが起動し、さらに当該情報共有アプリケーション16Aによりスケジューラアプリケーションが起動され、同様に、ステップS51の処理としてユーザBの携帯電話端末の情報共有アプリケーション16Bが起動し、さらに当該情報共有アプリケーション16Bによりスケジューラアプリケーションが起動される。
次に、ユーザA,ユーザB側の何れかにおいて、スケジュール調整のための通信処理が開始される。図4の例では、ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aが、ステップS42の処理としてスケジュール調整のための通信処理を開始したとする。この場合、情報共有アプリケーション16Aは、空きスケジュールのデータを、ユーザBの携帯電話端末へ提供する。
上記空きスケジュールのデータ提供を受けたユーザB側の情報共有アプリケーション16Bは、ステップS52の処理として、上記ユーザA側から提供された空きスケジュールのデータと共通する空きスケジュールを求め、そして、その空きスケジュールのデータをユーザAの携帯電話端末へ提供する。
次に、情報共有アプリケーション16Aと情報共有アプリケーション16Bは、ステップS61の処理として、両方の空きスケジュールを求める。なお、図4の例では、ユーザA,Bの両者の空きスケジュールとして、3月3日、3月5日、3月6日が見つかった場合を挙げている。
次に、ユーザA,ユーザB側の何れかにおいて、複数の空きスケジュールのデータのうち何れかの日程の特定処理が行われる。なお、日程の特定は、ユーザからの指示によりなされるが、端末自身が自動的に行っても良い。図4の例では、ユーザA側の携帯電話端末において日程の特定が行われる場合を挙げている。当該ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aは、ステップS43の処理として上記日程の特定が行われると、その特定された日程のデータをユーザBの携帯電話端末へ送る。これにより、情報共有アプリケーション16Aと情報共有アプリケーション16Bは、ステップS62の処理として、決定された日程のデータの共有が可能となる。なお、図4の例の場合は、3月5日が決定された日程となされた場合を挙げている。
次に、本実施形態の情報共有システムでは、上述のように調整されたスケジュールのデータを、ユーザAとユーザBの共通且つ優先度の高い友人に送信するための通信処理が開始される。
図4の例では、先ず、ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aが、ステップS44の処理として共通の友人を見つけるための通信処理を開始したとする。この場合、情報共有アプリケーション16Aは、ユーザBの携帯電話端末へデータ(例えば電話帳データ)の提供を行う。
上記電話帳データの提供を受けたユーザB側の情報共有アプリケーション16Bは、ステップS53の処理として、上記ユーザA側から提供された電話帳データと共通するデータを自端末内に保存されている電話帳データの中から抽出し、そして、その抽出したデータを共通データとしてユーザAの携帯電話端末へ提供する。
次に、情報共有アプリケーション16Aと情報共有アプリケーション16Bは、ステップS63の処理として、上記電話帳データを元に、両方の共通するデータ(共通する人物)について優先度を判定し、その優先順にデータを並べる。この時、前述同様に、本実施形態によれば、例えばチェックボックスにチェックを入れる等の操作により、上記優先順の人物のうち何れの人物のデータについて共有するかについて両携帯電話端末のユーザが指定可能となされている。図4の例では、人物Cと人物Dに関するデータがユーザにより指定された場合を挙げている。
次に、ユーザA,ユーザB側の何れかにおいて、上記各人物のデータのうち、共有するデータを何れの人物のデータとするかの特定処理が行われる。図4の例では、ユーザA側の携帯電話端末でデータの特定が行われる場合を挙げている。当該ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aは、ステップS45の処理として、人物のデータ特定を行うと、その特定された人物のデータがユーザBの携帯電話端末へ送られる。これにより、情報共有アプリケーション16Aと情報共有アプリケーション16Bは、ステップS64の処理として、上記特定された人物のデータの共有が可能となる。図4の例の場合は、人物Cと人物Dに関するデータが特定された場合を挙げている。
次に、ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aは、ステップS46の処理として、上記調整されたスケジュールのデータを、ユーザBと上記特定された人物C,Dの携帯電話端末へ送信する。なお、ユーザBの携帯電話端末に対しては近距離通信によりデータが送信され、近傍に存在しないユーザC,ユーザDの携帯電話端末に対しては例えばメール等を通じてデータの送信が行われる。
その後、ユーザA側の情報共有アプリケーション16Aは、ステップS47の処理として、スケジューラアプリケーションを通じて、スケジュールのデータをスケジュール帳に登録する。
また、ユーザB側の情報共有アプリケーション16Bは、ステップS54の処理として、上記ユーザA側から送られてきたデータを、スケジューラアプリケーションを通じて、そのデータをスケジュール帳に登録する。
一方、人物Cの携帯電話端末では、ステップS71にて、上記ユーザAの携帯電話端末からスケジュールのデータを受信すると、情報共有アプリケーションが起動し、さらに当該情報共有アプリケーションによりスケジューラアプリケーションが起動されて、ステップS72の処理として、上記受信したスケジュールのデータをスケジュール帳に登録する。
同様に、人物Dの携帯電話端末では、ステップS81にて、上記ユーザAの携帯電話端末からスケジュールのデータを受信すると、情報共有アプリケーションが起動し、さらに当該情報共有アプリケーションによりスケジューラアプリケーションが起動されて、ステップS82の処理として、上記受信したスケジュールのデータをスケジュール帳に登録する。
〔まとめ〕
以上説明したように、本実施形態の携帯電話端末及び情報共有システムによれば、情報共有アプリケーション16の実行により、アドホック通信を行っている端末間で共通し且つ優先度の高いデータを特定でき、さらに、当該共通し且つ優先度の高いデータをミックスして両端末にて表示等することができ、それにより、両端末のユーザ間に共通の話題を提供でき、両者のコミュニケーションの活性化を図ることが可能となっている。
また、本実施形態によれば、アドホック通信を行っている端末のユーザ間のスケジュール調整が可能となり、さらに、両ユーザの共通且つ優先度の高い友人に対してスケジュールのデータを知らせることが可能となっている。
また、本実施形態によれば、アドホック通信を行っている端末間で、両ユーザの共通且つ優先度の高い友人に関する情報について相互に不足する情報を補完可能となされている。さらに、本実施形態の場合、両ユーザの共通する友人に関するデータのみが共有されるため、それ以外の人物のデータの情報については外部に流出することはない。
すなわち、本実施形態の携帯電話端末及び情報共有システムによれば、アドホック通信を行っている両端末間で相互にユーザの意図を反映させたデータ共有ができ、また、アドホックコミュニティにおいて従来には無い新たな価値を生み出してコミュニケーションの活性化を図ることが可能となっている。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
また、上述の実施形態では、人物を特定して、その人物に関するデータを共有する例を挙げたが、特定されるのは人物以外であっても良く、共有されるデータについても人物以外のものに関連するデータであっても良い。
その他、本発明は上述した実施形態に挙げた携帯電話端末に限定されず、アドホック通信機能を備えたPDA(PDA:Personal Digital Assistants)等にも適用可能である。
本発明実施形態の携帯電話端末における概略的な内部構成を示すブロック図である。 本発明にかかる情報共有アプリケーションと、そのアプリケーションにより統括される他のアプリケーションの一例を示す図である。 本実施形態の情報共有システムにおいて、アドホック通信が行われる両携帯電話端末の間で、両端末のユーザの共通の友人に関するデータの共有と補完が行われる際の流れを説明するためのシーケンス図である。 本実施形態の情報共有システムにおいて、アドホック通信が行われる両携帯電話端末の間でスケジュール調整が行われ、それら両端末のユーザの共通の友人に対してスケジュール情報が送信される場合の流れを説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
10 制御部、11 通信回路、12 通信用のアンテナ、13 表示部、14 操作部、15 メモリ部、16 情報共有アプリケーション、17 一時メモリ部、20 スピーカ、21 マイクロホン、22 音声処理部、23 画像処理部、24 近距離通信制御部、25 近距離通信アンテナ、30 メールアプリケーション、31 電話帳アプリケーション、32 静止画アプリケーション、33 スケジューラアプリケーション、34 顔認証アプリケーション、35 履歴管理アプリケーション

Claims (11)

  1. アドホック通信を行うための近距離通信部と、
    少なくとも人物を特定可能な識別情報とその識別情報に対応付けられた関連情報を複数保持する情報保持部と、
    上記アドホック通信を行っている他の端末から、当該他の端末が保持している識別情報を取得し、上記他の端末から取得した識別情報と上記情報保持部が保持している識別情報とに基づいて、相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定し、当該特定した人物の識別情報に対応付けられた関連情報を、上記近距離通信部を介して上記他の端末へ送信する情報管理部と、
    を有することを特徴とする情報通信端末。
  2. 自端末のユーザのスケジュール情報を保持するスケジュール情報保持部と、
    上記アドホック通信を行っている他の端末から、当該他の端末のユーザのスケジュール情報を取得し、上記他の端末から取得したスケジュール情報と上記スケジュール情報保持部が保持しているスケジュール情報とに基づいて、上記他の端末のユーザのスケジュールと自端末のユーザのスケジュールの調整を行うスケジュール調整部とを有し、
    上記情報管理部は、上記特定した人物の端末へ上記スケジュール調整部により調整されたスケジュール情報を送信することを特徴とする請求項1記載の情報通信端末。
  3. 上記情報管理部は、上記特定した人物の識別情報に対応付けられて上記情報保持部に保持されている関連情報と、上記近距離通信部を介して上記他の端末から取得した識別情報に対応付けられた関連情報とを比較し、上記情報保持部に保持されている関連情報に不足が有るときには上記他の端末から取得した識別情報に対応付けられた関連情報により当該不足分を補完することを特徴とする請求項1記載の情報通信端末。
  4. 上記情報管理部は、上記識別情報の使用履歴に基づいて、上記優先度を決定することを特徴とする請求項1記載の情報通信端末。
  5. 情報を表示するための表示部を有し、
    上記他の端末との間でアドホック通信により送受信した上記関連情報を、上記表示部により表示することを特徴とする請求項1記載の情報通信端末。
  6. 少なくとも人物を特定可能な識別情報とその識別情報に対応付けられた関連情報を複数保持し、相互にアドホック通信を行う少なくとも二つの情報通信端末により構成された情報共有システムであって、
    一方の情報通信端末は、上記アドホック通信を行っている他方の情報通信端末から、当該他方の情報通信端末が保持している識別情報を取得し、上記他方の情報通信端末から取得した識別情報と自端末が保持している識別情報とに基づいて、相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定し、当該特定した人物の識別情報に対応付けられた関連情報を、上記アドホック通信により上記他方の情報通信端末へ送信する、
    ことを特徴とする情報共有システム。
  7. 上記情報通信端末は、自端末のユーザのスケジュール情報を保持すると共に、上記アドホック通信を行っている他方の情報通信端末から、当該他方の情報通信端末のユーザのスケジュール情報を取得し、上記他方の情報通信端末から取得したスケジュール情報と自端末が保持しているスケジュール情報とに基づいて、上記他方の情報通信端末のユーザのスケジュールと自端末のユーザのスケジュールの調整を行い、上記特定した人物の情報通信端末へ上記調整したスケジュール情報を送信することを特徴とする請求項6記載の情報共有システム。
  8. 上記情報通信端末は、上記特定した人物の識別情報に対応付けて保持している関連情報と、上記アドホック通信により上記他方の情報通信端末から取得した識別情報に対応付けられた関連情報とを比較し、自端末が保持している関連情報に不足が有るときには上記他方の情報通信端末から取得した識別情報に対応付けられた関連情報により当該不足分を補完することを特徴とする請求項6記載の情報共有システム。
  9. 上記情報通信端末は、上記識別情報の使用履歴に基づいて、上記優先度を決定することを特徴とする請求項6記載の情報共有システム。
  10. 上記情報通信端末は、情報を表示するための表示部を有し、上記他方の情報通信端末との間でアドホック通信により送受信した上記関連情報を、上記表示部により表示することを特徴とする請求項6記載の情報共有システム。
  11. 少なくとも人物を特定可能な識別情報とその識別情報に対応付けられた関連情報を複数保持するステップと、
    アドホック通信を行っている他の端末から、当該他の端末が保持している識別情報を取得するステップと、
    上記他の端末から取得した識別情報と上記自ら保持している識別情報とに基づいて、相互に一致し且つ優先度の高い人物を特定するステップと、
    当該特定した人物の識別情報に対応付けられた関連情報を、上記アドホック通信により上記他の端末へ送信するステップと、
    を有することを特徴とする情報共有方法。
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